JPH02301672A - 内燃機関の点火栓電流検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、多気筒の内燃機関の点火栓電流検出装置に
関するものである。

［従来の技術］ 内燃機関の燃焼状態を測定する方法として。

イオン電流検出装置が一般に知られている。内燃機関の
燃焼時には化学反応により火炎等に気体イオンが多量に
発生する。そこで、燃焼室内にエアーギャップを有する
電極を設置し、この電極に電圧を印加することにより、
気体イオンの！極間移動による電流（これをイオン電流
という）を検出することができる。このイオン電流は気
体イオン濃度に比例し、燃焼状態と深く関係するため１
種々の燃焼状態の検出に利用されている。

第２図は、従来の単気筒の内燃機関の点火栓電流検出装
置の構成を示す図である０図において。

（１）は機関であり燃焼室部分を示す、（２）は点火コ
イルであり９図示しない点火制御装置により１次側コイ
ルの通電を機関の動作に同期して断続し。

２次側コイル出力端から負極性の高電圧を発生する。（
３）は点火プラグであり、中心電極が点火コイル（２）
の２次側出力端に接続され、他方の電極が接地されてい
る。そして１点火プラグ電極間の飛火により混合気が着
火し、爆発する。（４）はイオンプラグであり、エアー
ギャップを有する２つの電極を持ち、一方の電極が接地
されている。（５）は直流電源であり、負極がイオンプ
ラグ（４）の接地されていない電極に、正極が抵抗（６
）の一端に接続されている。抵抗（６）の他端は接地さ
れ、抵抗（６）の両端から出力端子（７）が出ている。

従来の内燃機関の点火栓電流検出装置は上記のように構
成され、いま１機関が爆発状態にない場合、イオンプラ
グ（４）にはエアーギャップがあるため、抵抗（６）に
は電流が流れない、しかし。

混合気が爆発するとイオンプラグ（４）の電極間のイオ
ン濃度が増加し、エアーギャップの空気抵抗が低下する
ため、直流電源（５）とイオンプラグ（４）と抵抗（６
）の両端の電圧降下による電圧を出力端子（７）から取
り出すことにより、イオン電流が電圧値として検出でき
る。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の内燃機関の点火栓電流検出装置では
、単一の気筒の点火栓電流検出はできるが、複数の気筒
を有する内燃機関の各気筒毎の点火栓電流は検出できな
いという問題点があった。

この発明は、かがる問題点を解決するためになされたも
ので、複数の気筒を有する内燃機関の各気筒毎の点火栓
電流を検出して２各気筒の燃焼状態を検知することがで
きる内燃機関の点火栓電流検出装置を得ることを目的と
する。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る内燃機関の点火栓電流検出装置は、複数
の気筒を有する内燃機関の点火栓の電極に電圧を印加し
、前記電極間に流れる電流を検出する内燃機間の電流検
出装置において、ｔ！４間を点火するための高電圧を各
気筒に配電するディストリビュータに接続された高電圧
部から前記電圧を得る電圧発生手段と、各気筒の点火栓
に接続された前記高電圧部がらダイオードを介して得ら
れる各気筒の点火栓電流を検出する電流検出手段とを備
えたものである。

［作用］ この発明においては、を流検出手段は各気筒の点火栓に
接続された高電圧部から得られる各気筒の点火栓電流を
検出する。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例による多気筒の内燃機関の
点火栓電流検出装置の構成を示す図である１図において
、（１０）はパワートランジスタ等から構成される装置 一次側コイルと接続されている．（１１）はディストリ
ビュータで，点火コイル（２》の二次側コイルと接続さ
れている．（１　２ａ）、（１　２ｂ）、（１　２ｃ）
。

（１２ｄ）は、それぞれ第１気筒．第３気筒，第４気筒
，第２気筒の点火栓の電極である．（１３）は、抵抗で
，その一端が点火コイル（２）の二次側コイルと．その
他端がダイオード（１４）のカソードとそれぞれ接続さ
れている，　（１　５）はツェナーダイオードで，その
アノードがダイオード（ｌ４》のアノードと，そのカソ
ードが後述のツェナーダイオード（１７）のカソードと
それぞれ接続されている。

（１６）はコンデンサで．ツェナーダイオード（１５）
の両端間に接続されている．ツェナーダイオード（１７
）のアノードは接地されている。

以上の構成要素（１３）〜（１７）により電圧発生手段
（１８）を構成している。

（１　９ａ）、（１　９ｂ）、（１　９ｃ）、（１　９
ｄ）は１ダイオードで，その各アノードが各気筒の点火
栓のｔｉＩＮ　２ａ）、（１　２ｂ）、（１　２ｃ）、
（１　２ｄ）の一端とそれぞれ接続され，その各アノー
ドが共通にダイオード（１４）のアノードとツェナーダ
イオード（１５）のアノードとの直列接続体に接続され
ている．（２０）は抵抗で．その一端がツェナーダイオ
ード（１５）のカソードとツェナーダイオード（１７）
のカソードとの直列接続体に接続され，その他端が一端
が接地されている電流検出信号出力端子（２４）に接続
されている．（２１）は抵抗で，ツェナーダイオード（
１７）の両端間に接続されている。

（２２）は抵抗で．その一端が電流検出信号出力端子（
２４）の一端と．その他端が接地されている。

以上の抵抗（２　０　）、（２　１　）、（２　２　）
によって電流検出手段（２３）が構成されている。

上記のように構成された内燃機関の点火栓電流検出装置
において．いま、点火袋Ｒ（１０）が動作され，点火コ
イル（２）の通電が断続されると。

点火コイル（２）の二次側に負極性の電圧が発生され、
破線の矢印方向に電流がアース側からツェナーダイオー
ド（１７）、コンデンサ＜１６）、ダイオード（１４）
および抵抗（１３）を介して点火コイル（２）に至るル
ートで流れる。これによって、コンデンサ（１６）が充
電され、電圧発生手段（１８）に高電圧が発生される。

この高電圧はディストリビュータ（１１）によって各気
筒に配電され、各点火栓の電極（１２ａ）、（１２ｂ）
、（１２ｃ）、　（１２ｄ）にそれぞれ加えられる。Ｐ
Ａえば、第４気筒の混合気の燃焼状態が正常であるとイ
オン濃度が増加して。

実線の矢印方向にイオン電流が流れ、を液検出手段（２
３）により電流検出信号出力端子（２４）から検出され
る。また、第４気筒の混合気の燃焼状態が異常であると
点火栓の電極（１２ｃ）にエアーギャップがあるためイ
オン電流が流れないため電流検出手段（２３）では電流
が検出されない、なお、ツェナーダイオード（１５）は
コンデンサ（１６）の両端の電圧を一定に保持するため
に設けられたものである。

［発明の効果１ この発明は以上説明したとおり、複数の気筒を有する内
燃機関の点火栓の電極に電圧を印加し。

前記電極間に流れる電流を検出する内燃機関の電流検出
装置において、ｆｉ閏を点火するための高電圧を各気筒
に配電するディストリビュータに接続された高電圧部か
ら前記電圧を得る電圧発生手段と、各気筒の点火栓に接
続された前記高電圧部からダイオードを介して得られる
各気筒の点火栓電流を検出する電流検出手段とを備えて
いるので。

気筒毎の燃焼状態および失火が検出できるためきめの細
かい制御ができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による内燃機関の点火栓電
流検出装置の構成図、第２図は従来の内燃機関の点火栓
電流検出装置の構成図である。 図において、（２）・・・点火コイル、（１０）・・・
点火装置、（１１）・・・ディストリビュータ。 （１２）・・・点火栓の電極、（１８）・・・電圧発生
手段、（２３）・・・電流検出手段である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を水心１図 １２に人村η電拵

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　複数の気筒を有する内燃機関の点火栓の電極に電圧を
   印加し、前記電極間に流れる電流を検出する内燃機関の
   電流検出装置において、機関を点火するための高電圧を
   各気筒に配電するディストリビュータに接続された高電
   圧部から前記電圧を得る電圧発生手段と、各気筒の点火
   栓に接続された前記高電圧部からダイオードを介して得
   られる各気筒の点火栓電流を検出する電流検出手段とを
   備えたことを特徴とする内燃機関の点火栓電流検出装置
   。