JPH0584438U - 拡管装置 - Google Patents

拡管装置

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JPH0584438U
JPH0584438U JP6351891U JP6351891U JPH0584438U JP H0584438 U JPH0584438 U JP H0584438U JP 6351891 U JP6351891 U JP 6351891U JP 6351891 U JP6351891 U JP 6351891U JP H0584438 U JPH0584438 U JP H0584438U
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謙治 戸倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、熱交換器のエンドプレートより段差
を有して突出した前後二列の管に沿って該エンドプレー
トが段差を有してなる場合に於いても、該エンドプレー
トより突出した前後二列の管を支持するレシーバーの脱
着、交換が不要で、しかも該前後二列の管を同時に、且
つ確実に支持して適切な拡管を行うことが出来る作業性
と生産効率を極めて高い拡管装置を提供するものであ
る。 【構成】熱交換器のエンドプレートより突出した管を支
持するレシーバーが、該熱交換器に貫通された管の貫通
方向に移動自在に設けられてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として熱交換器の拡管、更に詳しくは多数枚の放熱フィンと複数 の管とを拡管により固着させるための拡管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の拡管装置としては、例えば第4図に示す様に、シリンダー8等 により昇降自在な往復作動体9の裏面部9aに複数の拡管用マンドレル10…を 挿着し、しかも下方には、複数枚の放熱フィン11…に、下端部が略U字状に形 成された拡管対象の管12…を前後二列同方向に貫通し、且つ該管12…が貫通 された放熱フィン11…の両端に所望のエンドプレート13a,13bが設けら れた熱交換器14をセットし、その後前記往復作動体9の降下によるマンドレル 10…の圧入によって前記エンドプレート13a,13bと前記複数枚の放熱フ ィン11…とに前記管12…を拡管させて固着するものが存在し適宜用いられて なる。
【0003】 尚、上記拡管装置15に於いては、上記熱交換器14下方側のエンドプレート 13bより突出した略U字状の管部12a…を、上記拡管装置15に具備された レシーバー台16…に着脱自在で、且つ一体的に設けられてなる複数のレシーバ ー17…によって支持することにより、拡管時に於けるエンドプレート13b及 び突出した管12…の略U字状の管部12a…を保護することが出来るものであ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の様なレシーバーを具備する拡管装置に於いては下記 の様な問題点があった。
【0005】 即ち、上記従来の熱交換器は、複数の放熱フィンに下端部が略U字状に形成さ れた拡管対象の管を前後二列同方向に貫通して構成されるものだけではなく、納 品先等からの注文によっては上記突出した前後の管に沿ってエンドプレートに段 差を有したもの、更に下端部より突出した略U字状の管部の突出長が一定ではな くばらついたもの等、用途によって若干の違いがある。
【0006】 従って、上記の様にエンドプレートの下端部より突出した略U字状の管部12 a…の突出長が一定ではなくばらついた構成からなる熱交換器14等を拡管する 場合には、第5図に示す様に前記突出した管部12a…の突出長に応じたレシー バー17a…に交換するか、又は不必要なレシーバー17b…を取外す作業を行 わなければならず、更にエンドプレート13bに段差を有した熱交換器14を拡 管する際には、第6図の様に前記レシーバー17…とレシーバー台16間にスペ ーサー18を取付ける必要があることからその脱着作業等に時間ロスが発生し、 よって拡管装置の稼働時間が著しく阻害されて生産性及び作業能率の低下等を引 き起こすという種々の難儀な問題が生じていた。
【0007】 而して、本考案は上記の問題を全て解決するものであり、熱交換器のエンドプ レートが、該エンドプレートより突出した前後二列の管に沿って段差を有してな る場合等に於いても、該エンドプレートより突出した前後二列の管を支持するレ シーバーの脱着、交換が不要で、しかも該前後二列の管を同時に、且つ確実に支 持して適切な拡管を行うことが出来る非常に作業性に優れた、しかも生産効率の 極めて高い拡管装置を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は熱交換器を構成する多数の放熱フィンに貫通された管の一端側 より拡管用のマンドレルを圧入し、しかも他端側には該管を支持するレシーバー が設けられた拡管装置に於いて、該レシーバー1が前記放熱フィン11に貫通す る管12の貫通方向に移動自在に設けられた構成にある。
【0009】
【作用】 上記構成からなる拡管装置に於いては、熱交換器を構成する多数の放熱フィン に貫通された管の他端側を支持するレシーバーが、該管の貫通方向に移動自在に 設けられてなるために、上記熱交換器の他端側に設けられたエンドプレートに段 差を有したものや該エンドプレートから突出した管の突出長に関係無くレシーバ ーを移動させて該管の突出した管部12aを確実に支持することが出来る。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
【0011】 第1図に於いて、1は上記拡管装置(図示せず)にセットされる熱交換器(図 示せず)の他端部に設けられたエンドプレート13bより突出する前後二列の略 U字状の管部12aを支持するレシーバーを示す。
【0012】 2a,2bは上記レシーバー1…が連設されるレシーバー台を示し、前記拡管 装置(図示せず)に設けられたベッドプレート6の上方側に油圧シリンダー3a ,3bを介して前後二列に設けられてなる。
【0013】 尚、上記略U字状の管部12aを支持するレシーバー1の上部には、該管部1 2aを嵌入脱自在とすべく平面長丸状で、且つ断面略半円状の孔からなる管受部 1bが形成されてなり、しかも該レシーバー1の底部には該レシーバー1を前記 レシーバー台2a,2bの上面に設けられた穿設孔2cに嵌入脱自在とするため の凸部1aが形成されてなる。
【0014】 4a,4bは上記レシーバー台2a,2bが、シリンダー3a,3bの伸長に よってベッドプレート6の上面より上方へ移動した際に該レシーバー台2a,2 bと、ベッドプレート6との間に挿入されるスペーサーを示し、上記ベッドプレ ート6に具備されたスペーサー用油圧シリンダー5a,5bを介して上記レシー バー台2a,2bに対応し前後一対に設けられてなる。
【0015】 本実施例に係る拡管装置は以上の構成からなるが、次に係る装置を用いてエン ドプレートに段差を有する熱交換器の拡管を行う場合について説明する。
【0016】 先ず、第1図及び第2図に示す様に、上記エンドプレート13の段差に応じて 、例えば油圧シリンダー3a側を伸長(矢印A)させると該シリンダー3aに取 付けられたレシーバー2aは上方へと移動することになる。
【0017】 次に、スペーサー用油圧シリンダー5aを伸長(矢印B)させることで該スペ ーサー用油圧シリンダー5aに取付けられたスペーサー4aを上記レシーバー台 2aの底部と、ベッドプレート6との間に挿入させて拡管時に於けるレシーバー 台2aの下降を阻止することが出来ると共に、段差を有するエンドプレートから 突出した管部12aを確実に支持することが出来る。
【0018】 更に、拡管時に於いて、熱交換器14に設けられたエンドプレート13bより 突出した管部12aの各々の突出長が異なる場合にはレシーバー台2a,2bよ り所定のレシーバー1を瞬時に取外したり、又交換することで突出長の異なる管 部12aの各々を支持することが出来る。
【0019】 更に、第3図の様にレシーバー台2a,2bをベッドプレート6の上方で移動 自在とさせる移動手段に、サーボモーター3cと、該サーボモーター3cの作動 によって前記レシーバー台2a,2bを昇降自在に移動させる伸縮装置7と組合 わせることで該レシーバー台2a,2bの移動ストローク(矢印C)の微調整が 可能となり、よって多種多様の熱交換器に対応すべくNC化させることが出来る 。
【0020】 尚、上記実施例に於いて、エンドプレートから突出した管部を支持するレシー バーは、前記拡管装置の正面方向に前後二列に設けられたレシーバー台に複数個 連設され、しかも移動手段により前列、後列の各々を別々に移動させて昇降させ る構成からなるが、本考案は決してこれに限定されず、例えば各レシーバー自体 が個々に昇降又は伸縮して移動する機構でもよく、又その配列パターンも前後二 列に限定されないのは言うまでもなく、更に該配列パターンも直線上に限らず、 非直線上や千鳥式等の種々のパターンであってもよい。
【0021】 更に、上記実施例に於いて、レシーバー台を昇降させる移動手段は油圧シリン ダーからなるが、要はレシーバー台を昇降させて移動するものであればエアーシ リンダー、サーボモータ等からなる装置でもよく、その具体的な手段は決して限 定されない。
【0022】 而して、本考案に於けるレシーバーやレシーバー台の移動手段、更に拡管装置 の具体的な形状、数量、機構等は決して限定されるものではなく、要は拡管時に 於いて熱交換器の他端側より突出した管部を支持するレシーバーが該熱交換器に 貫通する管の貫通方向に移動自在に設けられていればその具体的な構成は全て本 考案の意図する範囲内で任意に設計変更自在である。
【0023】
【考案の効果】
叙上の様に、本考案は熱交換器を構成する多数の放熱フィンに貫通された管の 一端側より拡管用のマンドレルを圧入し、しかも他端側には該管を支持するレシ ーバーが設けられた拡管装置に於いて、該レシーバーが、前記放熱フィンに貫通 する管の貫通方向に移動自在に設けられてなることから拡管時に、熱交換器のエ ンドプレートが、該エンドプレートより突出した前後二列の管に沿って段差を有 してなる場合等に於いても、該エンドプレートより突出した前後二列の管を支持 するレシーバーの脱着、交換が不要で、しかも該前後二列の管を同時に、且つ確 実に支持して適切な拡管を行うことが出来る為に、従来の様な所定レシーバーの 煩雑な脱着作業が不必要となるだけでなく、作業時間等の時間ロスが解消される と共に非常に作業性の優れた、しかも生産効率の極めて高い拡管装置を提供する ことが出来るという格別な効果を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に於ける拡管装置のレシーバーを示す斜
視図
【図2】本考案の拡管装置に於けるレシーバーの拡管時
の状態を示す側面図
【図3】本考案の拡管装置に於ける他の移動手段を用い
ての拡管時の状態を示す斜視図
【図4】従来のレシーバーを有する拡管装置の正面図
【図5】従来の拡管装置に於けるレシーバーの脱着状態
を示す斜視図
【図6】従来の拡管装置に於けるレシーバーの拡管時の
状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 レシーバー 2a レシーバー台 2b レシーバー台 3a 油圧シリンダー(移動手段) 3b 油圧シリンダー(移動手段) 6 ベッドプレート

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器を構成する多数の放熱フィンに貫
    通された管の一端側より拡管用のマンドレルを圧入し、
    しかも他端側には該管を支持するレシーバーが設けられ
    た拡管装置に於いて、該レシーバー1…が、前記放熱フ
    ィン11に貫通する管12…の貫通方向に移動自在に設
    けられた構成にしてなることを特徴とする拡管装置。
  2. 【請求項2】前記レシーバー1…は、拡管装置置15に
    設けられた移動手段によって前記管12…の貫通方向に
    移動自在なレシーバー台2a,2b…に一体的に設けら
    れてなることを特徴とする請求項1記載の拡管装置。
  3. 【請求項3】前記移動手段がシリンダー3a,3b…で
    ある請求項1又は2記載の拡管装置。
  4. 【請求項4】前記移動手段がサーボモーター3c…であ
    る請求項1又は2記載の拡管装置。
  5. 【請求項5】前記レシーバー台2a,2bに連設された
    レシーバー1…は該レシーバー台2a,2b…に着脱自
    在に設けられた構成にしてなること特徴とする請求項1
    乃至4何れかに記載の拡管装置。
  6. 【請求項6】前記レシーバー台2a,2b…が、該レシ
    ーバー台2a,2b…に連設されたレシーバー1…と交
    差する方向に複数並設されてなることを特徴とする請求
    項1乃至5何れかに記載の拡管装置。
JP6351891U 1991-05-10 1991-05-10 拡管装置 Expired - Lifetime JPH0747155Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108031755A (zh) * 2017-12-12 2018-05-15 宁波精达成形装备股份有限公司 多工位胀管机旋转平台
CN108246904A (zh) * 2017-11-30 2018-07-06 珠海格力智能装备有限公司 接收座调节机构及具有其的胀管机

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CN108246904B (zh) * 2017-11-30 2024-04-02 珠海格力智能装备有限公司 接收座调节机构及具有其的胀管机
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