JPH0584217A - 食器乾燥機 - Google Patents

食器乾燥機

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Publication number
JPH0584217A
JPH0584217A JP24922991A JP24922991A JPH0584217A JP H0584217 A JPH0584217 A JP H0584217A JP 24922991 A JP24922991 A JP 24922991A JP 24922991 A JP24922991 A JP 24922991A JP H0584217 A JPH0584217 A JP H0584217A
Authority
JP
Japan
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humidity
drying
tableware
heater
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP24922991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomoto Enozono
智基 榎園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP24922991A priority Critical patent/JPH0584217A/ja
Publication of JPH0584217A publication Critical patent/JPH0584217A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥行程終了後にも乾燥室内の相対湿度を低
く保って、被乾燥食器に結露を生じさせないようにす
る。 【構成】 乾燥室内の湿度を判定し、乾燥行程終了後の
その判定結果で乾燥室内の湿度が所定値以上であると判
断されたときに、ヒータを発熱させて乾燥室内の温度を
上げることにより、該乾燥室内の相対湿度を低下させる
制御をするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾燥室内に配置した被
乾燥食器をヒータの発熱によって乾燥させる食器乾燥機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、食器乾燥機においては、被乾
燥食器を乾燥室内に配置して、同乾燥室内の一般に底部
に配設したヒータの発熱、並びにそれに併せたファンの
送風作用等により、乾燥させるようにしたものが供され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のものの場合、被
乾燥食器の乾燥を夜間に行ない、その後、放置すると、
朝になって気温が下がったときに、一旦蒸発していた水
分が凝縮されて再び結露し、被乾燥食器をぬらすことか
ら、朝になってその食器を使用しようとしたときや、収
納しようとしたときに困るという問題点を有していた。
特に食器洗浄機等では、洗浄行程後に洗浄室(乾燥室)
の底部に残った水が、その後の乾燥行程中から乾燥行程
後まで残り、乾燥室内の湿度を上げるため、上述のよう
な問題を生じやすい傾向にあった。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、被乾燥食器を夜間に乾燥さ
せて朝まで放置しても、結露の問題を生じない優れた食
器乾燥機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食器乾燥機においては、被乾燥食器を配置
する乾燥室内にあってその被乾燥食器を乾燥させる発熱
をするヒータを具えたものにおいて、上記乾燥室内の湿
度を判定する湿度判定手段を有し、そして、乾燥行程終
了後のその湿度判定手段による判定結果で上記乾燥室内
の湿度が所定値以上であると判断されたときに上記ヒー
タを発熱させる制御をする制御手段を有したことを特徴
とする。
【0006】
【作用】上記手段によれば、乾燥行程終了後に乾燥室内
の湿度が所定値以上になれば、そのたびにヒータを発熱
させるのであるから、それによって乾燥室内の相対湿度
が低下し、被乾燥食器の結露が防止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を食器洗浄機に適用した一実施
例につき、図1ないし図3を参照して説明する。
【0008】まず図2には食器洗浄機全体の外箱1を示
しており、内部に内箱2によって乾燥室でもある洗浄室
3を形成している。又、外箱1及び内箱2に共通の前面
部には、洗浄室3に対して図示しない被洗浄食器(被乾
燥食器)を出し入れするための出入口4を形成すると共
に、該出入口4を開閉する扉5を枢設している。
【0009】洗浄室3の内部には、前記被洗浄食器を配
置する食器かご6,7と、この食器かご6,7内の被洗
浄食器に対して洗い行程及びすすぎ行程時に洗浄水を噴
射する噴水アーム8,9とを、それぞれ上下に配設して
いる。又、洗浄室3の底部には、貯水部10と、該部1
0の水を吸入して上記噴水アーム8,9に圧送する洗浄
ポンプ11、洗い及びすすぎ時に貯水部10内の水を加
熱し乾燥時に周辺の空気を加熱するヒータ12、及び排
水時に貯水部10内の水を機外に排出する排水ポンプ1
3を配設している。
【0010】そして、洗浄室3の天井部には空気吸出口
14を形成しており、一方、洗浄室3の背下部には空気
送入口15を形成していて、これらの間を、吸気ダクト
16と、第1のケーシング17、共通ダクト18の熱交
換器19によって仕切られた前後両側のうちの前側、及
び送気ダクト20により接続し、もって洗浄室(乾燥
室)内空気循環路21を形成している。
【0011】これに対して、外箱1の背板部には、上部
に外気吸込口22を、中間部に外気排出口23を形成し
ていて、これらの間を、第2のケーシング24と、上記
共通ダクト18の熱交換器19によって仕切られた前後
両側のうちの残り後側、及び排気口体25により接続
し、もって機外空気循環路26を形成している。
【0012】しかして、上記第1のケーシング17内に
は、洗浄室(乾燥室)内空気循環用ファン27を配設し
ており、これに対して、第2のケーシング24内には、
機外空気循環用ファン28を配設していて、その間に、
それら両ファン27,28を駆動するいわゆる両軸形の
モータ29を配設している。
【0013】更に、前記洗浄室内空気循環路21の吸気
ダクト16内には湿度センサ30を設けており、一方、
前記内箱2の背部外面には温度センサ31を設けてい
る。
【0014】ここで、図3には前記乾燥室内の湿度を判
定する湿度判定手段として機能すると共に運転の制御を
する制御手段として機能する例えばマイクロコンピュー
タから成る制御装置32を示しており、これには上記湿
度センサ30から洗浄室3の湿度についての検出信号が
入力されると共に、温度センサ31から洗浄室3の温度
についての検出信号が入力され、更に、操作部33から
各種操作信号が入力されると共に、前記扉5の開閉に応
動するドアスイッチ34からスイッチ信号が入力される
ようになっている。そして、制御装置32は、それらの
入力並びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づ
いて、前記排水ポンプ13を駆動する駆動回路35、及
びヒータ12を駆動する駆動回路36、並びにモータ2
9を駆動する駆動回路37に、それぞれ駆動制御信号を
与えるようになっている。
【0015】そこで、以下には上記制御装置32による
制御内容について述べる。
【0016】すなわち、本構成のものの場合、運転を開
始させると、行程が「洗い」から「すすぎ」へと進み、
最後に「乾燥」へと進む。この「乾燥」行程時には、図
1のステップA1に示すように、ヒータ12とモータ2
9とが通電駆動されるもので、それにより、ヒータ12
は発熱し、モータ29は洗浄室内空気循環用ファン27
と機外空気循環用ファン28とを回転させる。
【0017】しかしてそのうち、洗浄室内空気循環用フ
ァン27は、洗浄室3内の空気を空気吸出口14から吸
出して、洗浄室内空気循環路21を通し、熱交換器19
に接触させて空気送入口15からヒータ12の存する洗
浄室3内に戻す循環を行なわしめるものであり、一方、
機外空気循環用ファン28は、機外の空気を外気吸込口
22から吸入して、機外空気循環路26を通し、熱交換
器19に接触させて外気排出口23から機外に戻す循環
を行なわしめる。よって、熱交換器19部分では洗浄室
内空気が機外空気と熱交換して除湿され、この除湿され
た空気が洗浄室3内に戻されてヒータ12により加熱さ
れ温風化されるものであり、この除湿温風が逐次被乾燥
食器に触れてこれを乾燥させる。
【0018】そして、この乾燥行程中、制御装置32は
乾燥行程終了時間に達したか否かの判断をし(ステップ
A2)、達したと判断されたところで、前記ヒータ12
とモータ29との通電駆動を停止し(ステップA3)、
次に洗浄室3内の湿度の判定をする。この場合、判定す
る洗浄室3内の湿度は相対湿度であり、湿度センサ30
からの検出信号と、温度センサ31からの検出信号とに
よって、それの算出をし判定をする。そして、その判定
湿度が所定値以上この場合80[%]以上であるか否か
の判断をする(ステップA4)。
【0019】上記ステップA4で、洗浄室3内の相対湿
度が80[%]以上であると判断されれば、次にヒータ
12を通電して発熱させる(ステップA5)。このよう
にヒータ12を発熱させれば、洗浄室3内の温度が上昇
し、それによって洗浄室3内の相対湿度が低下する。
【0020】又、この場合、洗浄室3内の温度が過度に
上昇すると、洗浄室3内の底部に残った水の蒸発が盛ん
になるので、次に洗浄室3内の温度が所定値以上この場
合40[℃]以上になったか否かの判断をし(ステップ
A6)、40[℃]以上になったと判断されれば、モー
タ29を通電駆動して前記洗浄室内空気循環用ファン2
7と機外空気循環用ファン28とを回転させることによ
る除湿を行なう(ステップA7)。
【0021】そしてその後、洗浄室3内の湿度(この場
合も相対湿度)が所定値以下この場合60[%]以下に
なったか否かの判断をするもので(ステップA8)、6
0[%]以下になったと判断されれば、ステップA3に
戻ってヒータ12及びモータ29の通電駆動を停止す
る。
【0022】なお、前記ステップA4で、洗浄室3内の
相対湿度が80[%]以上ではないと判断された場合、
又、ステップA6で洗浄室3内の温度が40[℃]以上
になっていないと判断された場合、更に、ステップA8
で、洗浄室3内の湿度が60[%]以下になっていない
と判断され場合には、それぞれ、ドアスイッチ34から
のスイッチ信号並びに操作部33からの操作信号により
扉5が開閉されたか又は何らかの入力操作があったか否
かの判断をする(ステップA9)。しかして、この場
合、扉5の開閉又は何らかの入力操作があったと判断さ
れれば、ヒータ12及びモータ29の通電駆動を停止し
て(ステップA10)、終了に至るが、なかったと判断
されれば、ステップA4に戻る。すなわち、本構成のも
のの場合、乾燥行程終了後、扉5の開閉又は何らかの入
力操作がなかったときに限り、上述の制御を続けるので
ある。
【0023】このように本構成のものでは、被乾燥食器
を洗浄室3内で乾燥させた後放置しても、洗浄室3内の
温度が低下し且つ該洗浄室3内底部の残水の蒸発等によ
り、該洗浄室3内の相対湿度が上昇して例えば80
[%]以上に達すれば、ヒータ12を発熱させて洗浄室
3内の温度を上げ相対湿度を低下させるので、被乾燥食
器の結露を防止できるものであり、従って、被乾燥食器
の乾燥を夜間に行ない、朝になってその食器を使用する
ことや、収納することも、結露に悩まされず所望に行な
うことができる。又、この場合、ヒータ12は洗浄室3
内の相対湿度が80[%]以上に達したときのみ発熱さ
せるもので、乾燥行程後連続して発熱させるものに比し
て、電力の消費を極力少なく抑えることができる。
【0024】図4は本発明の異なる実施例を示したもの
で、ファン27,28を、洗浄室3内の温度上昇を待た
ず、洗浄室3内の相対湿度が80[%]以上になったと
きのヒータ12の発熱と同時に回転させるようにしたも
のであり(ステップB5)、そのほかのステップB1〜
B4は前述のステップA1〜A4と、又、ステップB6
〜B7は前述のステップA8〜A10とそれぞれ同様
で、前述同様の効果を得ることができる。
【0025】このほか、乾燥行程後に前述のようにヒー
タ12を発熱させるもととなる洗浄室3内の湿度は、相
対湿度でなく、それと比例関係にあって湿度センサ30
からの検出信号で判定される絶対湿度であっても良い。
【0026】又、乾燥行程後に扉5が開閉されたか又は
何らかの入力操作があったか否かの判断をすることは、
電力の消費を更に少なく抑える上で有効なことではある
が、必ずしも必要なことではない。
【0027】更に、乾燥行程後にヒータ12を発熱させ
るときや、それによって洗浄室3内の温度が上がったと
き等に、ファン27,28を回転させて除湿を行なうこ
とも、洗浄室3内の相対湿度の上昇を抑える上で有効な
ことではあるが、これらも必ずしも必要なことではな
い。
【0028】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、特に食器の洗
浄機能の有無や、除湿のための内外空気の循環路及びフ
ァンの有無、並びに具体的な数値等の点につき、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0029】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
食器乾燥機は、被乾燥食器を配置する乾燥室内にあって
その被乾燥食器を乾燥させる発熱をするヒータを具えた
ものにおいて、上記乾燥室内の湿度を判定する湿度判定
手段を有し、そして、乾燥行程終了後のその湿度判定手
段による判定結果で上記乾燥室内の湿度が所定値以上で
あると判断されたときに上記ヒータを発熱させる制御を
する制御手段を有したことを特徴とするものであり、そ
れによって、乾燥行程終了後にも相対湿度を低く保ち
得、被乾燥食器に結露を生じることを防止できるから、
被乾燥食器を夜間に乾燥させて朝まで放置しても、結露
に悩まされることなくそれらの使用や収納が所望にで
き、又、それでいて、電力の消費も極力少なく抑えるこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す作用説明用のフローチ
ャート
【図2】全体の縦断側面図
【図3】概略電気構成図
【図4】本発明の異なる実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
3は洗浄室(乾燥室)、12はヒータ、30は湿度セン
サ、31は温度センサ、32は制御装置(湿度判定手段
・制御手段)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥食器を配置する乾燥室を具えると
    共に、この乾燥室内にあって前記被乾燥食器を乾燥させ
    る発熱をするヒータを具えたものであって、前記乾燥室
    内の湿度を判定する湿度判定手段を有すると共に、乾燥
    行程終了後の前記湿度判定手段による判定結果で前記乾
    燥室内の湿度が所定値以上であると判断されたときに前
    記ヒータを発熱させる制御をする制御手段を有したこと
    を特徴とする食器乾燥機。
JP24922991A 1991-09-27 1991-09-27 食器乾燥機 Pending JPH0584217A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24922991A JPH0584217A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 食器乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

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JP24922991A JPH0584217A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 食器乾燥機

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Publication Number Publication Date
JPH0584217A true JPH0584217A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17189845

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24922991A Pending JPH0584217A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 食器乾燥機

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JP (1) JPH0584217A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104586337A (zh) * 2013-10-31 2015-05-06 美的集团股份有限公司 一种洗碗机及其洗涤烘干控制方法和系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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