JP2021146192A - 乾燥機、制御装置、及び制御方法 - Google Patents

乾燥機、制御装置、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乾燥機の乾燥効率を向上させる。【解決手段】食器洗浄乾燥機1は、筐体と、筐体の内部に設けられ、被乾燥物が収納される槽と、槽内の空気と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気に接触可能な位置に設けられた湿度センサ30と、湿度センサ30により検知された湿度に基づいて、槽内の空気の湿度と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気の湿度を取得する湿度取得部と、湿度取得部により取得された槽内の空気の湿度と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気の湿度に基づいて、槽内に収納された被乾燥物の乾燥を制御する乾燥制御部60とを備える。【選択図】図4

Description

本開示は、食器などの被乾燥物を乾燥するための乾燥機、その乾燥機を制御するための制御装置及び制御方法に関する。
システムキッチンのキャビネットなどに組み込まれる食器洗い機が提供されている(例えば、特許文献1参照)。一般的な食器洗浄機は、内部に収納された食器などの被洗浄物に洗浄水を噴射して洗浄する。洗浄後、ファンなどを用いて庫内の湿った空気を換気することにより被洗浄物を乾燥する。
特開平8−112231号公報
従来の一般的な食器洗浄機では、予め設定された乾燥時間が経過するまで、ファンなどを駆動させて被洗浄物を乾燥していた。そのため、乾燥が不十分であるのに乾燥を終了してしまったり、十分乾燥できているのに設定時間まで運転を継続してしまったりしていた。
本開示は、上記従来の課題を解決するもので、乾燥機の乾燥効率を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の乾燥機は、筐体と、筐体の内部に設けられ、被乾燥物が収納される槽と、槽内の空気と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気に接触可能な位置に設けられた湿度センサと、湿度センサにより検知された湿度に基づいて、槽内の空気の湿度と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気の湿度を取得する湿度取得部と、湿度取得部により取得された槽内の空気の湿度と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気の湿度に基づいて、槽内に収納された被乾燥物の乾燥を制御する乾燥制御部と、を備える。
本開示の別の態様は、制御装置である。この装置は、乾燥機の筐体の内部に設けられた被乾燥物が収納される槽の内部の空気と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気に接触可能な位置に設けられた湿度センサから、検知された湿度を示すデータを取得する検知データ取得部と、湿度センサにより検知された湿度に基づいて、槽内の空気の湿度と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気の湿度を取得する湿度取得部と、湿度取得部により取得された槽内の空気の湿度と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気の湿度に基づいて、槽内に収納された被乾燥物の乾燥を制御する乾燥制御部と、を備える。
本開示のさらに別の態様は、制御方法である。この方法は、乾燥機の筐体の内部に設けられた被乾燥物が収納される槽の内部の空気と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気に接触可能な位置に設けられた湿度センサから、検知された湿度を示すデータを取得するステップと、湿度センサにより検知された湿度に基づいて、槽内の空気の湿度と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気の湿度を取得するステップと、取得された槽内の空気の湿度と、筐体の外部の空気又は槽内に導入される空気の湿度に基づいて、槽内に収納された被乾燥物の乾燥を制御するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、乾燥機の乾燥効率を向上させることができる。
実施の形態1に係る食器洗浄乾燥機の構成を示す図である。 排気口付近を拡大した部分斜視図である。 被洗浄物を乾燥しているときの湿度の変化の例を示す図である。 実施の形態1に係る食器洗浄乾燥機の機能構成を概略的に示す図である。 実施の形態1に係る食器洗浄乾燥機の制御方法の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る食器洗浄乾燥機の排気口付近を拡大した部分斜視図である。 被洗浄物を乾燥しているときの湿度の変化の例を示す図である。 実施の形態2に係る食器洗浄乾燥機の制御方法の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る食器洗浄乾燥機の排気口付近を拡大した部分斜視図である。 実施の形態4に係る食器洗浄乾燥機の排気口付近を拡大した部分斜視図である。 実施の形態5に係る食器洗浄乾燥機の断面を示す図である。 実施の形態6に係る食器洗浄乾燥機の断面の斜視図である。 実施の形態7に係る食器洗浄乾燥機の断面を示す図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本開示が限定されるものではない。また、複数の実施の形態のそれぞれに記載された技術的特徴は、可能な範囲で組み合わされてもよい。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に係る食器洗浄乾燥機の構成を示す。図1(a)は、食器洗浄乾燥機1の前面を示し、図1(b)は、前蓋4を取り外した食器洗浄乾燥機1の前面を示し、図1(c)は、図1(b)のA−A断面の斜視図である。
食器洗浄乾燥機1は、筐体2と、筐体2の内部に設けられた洗浄槽3を備える。洗浄槽3は、引き出しレール等の手段(図示せず)により、筐体2の前方開口部から前後に引き出し可能に支持される。洗浄槽3は、上方に開口部を有し、開口部から食器等の被洗浄物の出し入れが可能となっている。
洗浄槽3の手前側の側面には、被洗浄物を乾燥させるときに筐体2の外部の空気を洗浄槽3の内部に吸気するための吸気部、洗浄槽3の内部の空気を筐体2の外部に排気するための排気部、食器洗浄乾燥機1における洗浄や乾燥などの動作を制御する制御装置50などが設けられる。
吸気部は、ファン10、吸気口11、吸気風路12、導入口13、及びヒータ14を含む。ファン10は、吸気口11から筐体2の外部の空気を吸気して洗浄槽3の内部に導入するために駆動される。吸気口11から吸気された筐体2の外部の空気は、吸気風路12においてヒータ14により加温され、導入口13から洗浄槽3の内部に導入される。洗浄槽3の内部の空気よりも湿度の低い筐体2の外部の空気を洗浄槽3内に導入するので、被洗浄物の乾燥を促進することができる。また、筐体2の外部の空気を加温してから洗浄槽3内に導入するので、被洗浄物の乾燥を更に促進することができる。
排気部は、導出口20、排気流路21、及び排気口22を含む。導出口20は、洗浄槽3の下方に設けられる。排気口22は、洗浄槽3の上方に設けられる。排気流路21は、ほぼ鉛直方向に沿って設けられる。導出口20から排気流路21に導出された洗浄槽3の内部の空気は、周囲の空気よりも温度が高いので、煙突効果によって排気流路21内を上昇し、排気口22から筐体2の外部に排気される。これにより、洗浄槽3内への吸気を促進することができる。また、水蒸気を多く含む洗浄槽3内の空気を筐体2の外部に排気するので、被洗浄物の乾燥を促進することができる。なお、導出口20は、洗浄槽3の上方に設けられ、排気口22は、洗浄槽3の下方に設けられていてもよい。
排気口22付近の排気流路21内に湿度センサ30が設けられる。後述するように、本実施の形態の制御装置50は、1つの湿度センサ30により検知された湿度に基づいて、筐体2の外部の空気の湿度(機外湿度)と、洗浄槽3の内部の空気の湿度(槽内湿度)の双方を取得する。これにより、食器洗浄乾燥機1の製造コストを抑えつつ、乾燥効率を向上させることができる。
洗浄工程において、使用者が洗浄槽3を筐体2から前方に引き出し、洗浄槽3内に被洗浄物を載置する。使用者は、洗浄槽3内に洗剤を投入し、洗浄槽3を筐体2に収納して洗浄を開始させる。制御装置50は、給水弁を介して外部から洗浄槽3内に水又は湯を供給し、洗浄ポンプによって洗浄水を循環させながら被洗浄物を洗浄する。制御装置50は、設定された洗浄時間が経過すると、洗浄工程を終了し、すすぎ工程に移る。
すすぎ工程において、制御装置50は、給水弁を介して外部から洗浄槽3内に水又は湯を供給し、被洗浄物をすすぐ。制御装置50は、設定されたすすぎ時間が経過すると、すすぎ工程を終了し、乾燥工程に移る。制御装置50は、被洗浄物の表面の親水性を高め、付着した水滴の蒸発を促進するために、リンス剤(乾燥仕上剤)をすすぎ水に注入してもよい。
乾燥工程において、制御装置50は、ファン10を駆動して、筐体2の外部の空気を洗浄槽3内に導入する。洗浄槽3内で蒸発した水蒸気を含む空気は、排気口22から排気される。制御装置50は、乾燥工程中に、湿度センサ30により検知された湿度に基づいて、機外湿度及び槽内湿度を算出し、算出された機外湿度及び槽内湿度に基づいて乾燥を制御する。制御装置50は、機外湿度及び槽内湿度に基づいて、ヒータ14の出力やファン10の回転速度などを制御する。また、制御装置50は、機外湿度及び槽内湿度に基づいて、乾燥工程の終了を判定する。
図2は、排気口22付近を拡大した部分斜視図である。本実施の形態の食器洗浄乾燥機1では、排気口22の近傍の排気流路21にダンパ23が設けられ、ダンパ23と排気口22の間に湿度センサ30が設けられる。ダンパ23は、湿度センサ30の近傍に流入する空気を切り替えるための切替部の一例である開閉部として機能する。
図2(a)に示すように、ダンパ23が閉じられているときは、洗浄槽3の内部の空気が湿度センサ30の近傍に流入しないので、湿度センサ30には筐体2の外部の空気が接触する。したがって、このときに検知された湿度を機外湿度とすることができる。湿度センサ30によって機外湿度をより精確に検知するために、湿度センサ30は排気口22の近傍に設けられることが好ましい。
図2(b)に示すように、ダンパ23が開かれているときは、洗浄槽3の内部の空気が湿度センサ30の近傍に流入し、筐体2の外部の空気はほとんど排気流路21内に流入しない。したがって、このときに検知された湿度を槽内湿度とすることができる。本実施の形態では、乾燥工程において筐体2の外部の空気を洗浄槽3の内部に導入するので、槽内湿度は、筐体2の外部から洗浄槽3内に導入された空気と、洗浄槽3内で蒸発した水蒸気を含む空気の湿度となる。乾燥工程において筐体2の外部の空気を洗浄槽3の内部に導入せずに、筐体2の内部で空気を循環させる場合は、槽内湿度は、洗浄槽3内で蒸発した水蒸気を含む空気の湿度となる。
乾燥工程において、制御装置50は、ダンパ23を開いて、槽内湿度を湿度センサ30から取得しつつ、洗浄槽3の内部の空気を排気口22から排気する。制御装置50は、機外湿度を取得するときには、ダンパ23を閉じて、洗浄槽3の内部の空気が湿度センサ30の近傍に流入しないように遮断し、所定時間の経過後に湿度センサ30から取得した湿度を機外湿度とする。
本実施の形態の食器洗浄乾燥機1では、湿度センサ30と洗浄槽3との間にダンパ23を設けるので、運転停止中に、洗浄槽3内や排気流路21内に残っている水の蒸発によって、湿度センサ30に結露が生じるのを抑えることができる。また、洗浄工程中に、洗浄水や洗剤の泡などが湿度センサ30に付着するのを抑えることができる。したがって、湿度センサ30の検知精度を長期にわたって維持することができる。
図3は、被洗浄物を乾燥しているときの湿度の変化の例を示す。制御装置50は、洗浄工程の開始前、又は乾燥工程の開始前に、ダンパ23を閉じた状態で、機外湿度を湿度センサ30から取得する。機外湿度は、短期間に大きく変化しないと考えられるので、運転開始前に取得した機外湿度を運転終了まで使用してもよい。制御装置50は、乾燥工程中に、所定のタイミングで湿度センサ30から槽内湿度を取得する。被洗浄物が完全に乾燥し、洗浄槽3内に水滴が残っていない状態になると、湿度センサ30により検知される槽内湿度は機外湿度と同じ値になる。制御装置50は、槽内湿度と機外湿度との差が所定値未満となったときに、乾燥工程を終了すると判定する。図3に示した例では、乾燥工程中に槽内湿度が徐々に低下し、時刻t1に槽内湿度と機外湿度との差が所定値未満となる。制御装置50は、時刻t1以降に、乾燥工程を終了すると判定し、ファン10及びヒータ14を停止させる。
図4は、実施の形態1に係る食器洗浄乾燥機1の機能構成を概略的に示す。食器洗浄乾燥機1は、湿度センサ30、操作部31、及び制御装置50を備える。制御装置50は、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ、集積回路などのハードウェアにより実現される。
制御装置50は、工程制御部51、洗浄制御部52、すすぎ制御部53、及び乾燥制御部60を備える。これらの構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIなどにより実現され、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、またはハードウエアとソフトウエアの組合せなど、いろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
工程制御部51は、食器洗浄乾燥機1により実行される洗浄、すすぎ、乾燥などの工程を制御する。工程制御部51は、食器洗浄乾燥機1の筐体2に設けられたボタンやスイッチなどにより構成される操作部31から使用者による指示を受け付け、指示にしたがって工程を制御する。工程制御部51は、洗浄工程、すすぎ工程、及び乾燥工程を連続的に実行してもよいし、いずれかの工程のみを実行してもよいし、いずれか2以上の工程の組合せを任意の順序で実行してもよい。
洗浄制御部52は、洗浄工程を制御する。洗浄制御部52は、洗浄工程において、給水弁、洗浄ポンプなどの構成を制御する。
すすぎ制御部53は、すすぎ工程を制御する。すすぎ制御部53は、すすぎ工程において、給水弁、洗浄ポンプなどの構成を制御する。
乾燥制御部60は、乾燥工程を制御する。乾燥制御部60は、検知データ取得部61、機外湿度取得部62、槽内湿度取得部63、ファン制御部64、ヒータ制御部65、ダンパ制御部66、及び乾燥終了判定部67を備える。
検知データ取得部61は、湿度センサ30により検知された湿度を示すデータを湿度センサ30から取得する。
機外湿度取得部62は、検知データ取得部61により取得された湿度を示すデータに基づいて、機外湿度を取得する。機外湿度取得部62は、例えば、食器洗浄乾燥機1を運転する前、又は、ダンパ23が閉じられているときに湿度センサ30により検知された湿度を機外湿度とする。
槽内湿度取得部63は、検知データ取得部61により取得された湿度を示すデータに基づいて、槽内湿度を取得する。槽内湿度取得部63は、例えば、ダンパ23が開かれているときに湿度センサ30により検知された湿度を槽内湿度とする。
ファン制御部64は、ファン10を制御する。ファン制御部64は、乾燥工程において、ファン10を駆動して筐体2の外部の空気を洗浄槽3内に送風する。ファン制御部64は、機外湿度と槽内湿度との差に応じて、ファン10の回転速度を制御してもよい。例えば、機外湿度と槽内湿度との差が所定値以上であるときには、差が所定値未満であるときよりもファン10の回転速度を速くしてもよい。これにより、乾燥効率を向上させることができる。
ヒータ制御部65は、ヒータ14を制御する。ヒータ制御部65は、乾燥工程において、ヒータ14を駆動して洗浄槽3内に導入される空気を加温する。ヒータ制御部65は、機外湿度と槽内湿度との差に応じて、ヒータ14の出力を制御してもよい。例えば、機外湿度と槽内湿度との差が所定値以上であるときには、差が所定値未満であるときよりもヒータ14の出力を高くしてもよい。これにより、乾燥効率を向上させることができる。
ダンパ制御部66は、湿度センサ30に接触する空気を切り替えるために、ダンパ23の開閉を制御する。ダンパ制御部66は、ファン10のオンオフによってダンパ23を開閉してもよい。上述したように、洗浄工程の開始前、又は乾燥工程の開始前に取得された機外湿度を運転終了まで使用し続ける場合は、ダンパ制御部66は、洗浄工程の開始前、又は乾燥工程の開始前に、湿度センサ30から機外湿度を取得する際には、ファン10を停止させてダンパ23を閉じ、乾燥工程中は、ファン10を駆動させてダンパ23を開く。乾燥工程中にも機外湿度を取得する場合は、ダンパ制御部66は、所定のタイミングでファン10を停止させてダンパ23を閉じる。この場合、ダンパ23は、ファン10が停止されたときに煙突効果によって排気流路21を上昇してくる排気の圧力では開かず、ファン10が駆動されたときの排気の圧力で開くように構成される。ダンパ23は、モータなどの駆動部によって開閉されてもよい。この場合、ダンパ制御部66は、駆動部を制御することによりダンパ23を開閉する。この場合、ファン10は設けられなくてもよい。
乾燥終了判定部67は、機外湿度取得部62により取得された機外湿度と、槽内湿度取得部63により取得された槽内湿度に基づいて、乾燥工程の終了を判定する。本実施の形態では、図3を参照して説明したように、槽内湿度と機外湿度との差が所定値未満となったときに、乾燥工程を終了すると判定する。所定値は、使用者が設定できるようにしてもよい。所定値は、被洗浄物の種類、量、用途や、外気温などの気象条件や、季節、月日、時間などの時期的条件などに応じて定められてもよい。
図5は、実施の形態1に係る食器洗浄乾燥機1の制御方法の手順を示すフローチャートである。機外湿度取得部62は、乾燥工程の開始前に、ダンパ制御部66によりダンパ23が閉じられた状態で検知データ取得部61が湿度センサ30から取得した湿度を機外湿度として取得する(S10)。乾燥制御部60は、ファン制御部64及びヒータ制御部65にファン10及びヒータ14を駆動させて、筐体2の外部の空気を洗浄槽3内に導入し、被洗浄物を乾燥する(S12)。乾燥制御部60は、設定された最低乾燥時間が経過するまで(S14のN)、乾燥を継続する(S12)。最低乾燥時間が経過すると(S14のY)、槽内湿度取得部63は、ダンパ制御部66によりダンパ23が開かれた状態で検知データ取得部61が湿度センサ30から取得した湿度を槽内湿度として取得する(S16)。乾燥終了判定部67は、槽内湿度取得部63により取得された槽内湿度と、機外湿度取得部62により取得されていた機外湿度との差を算出し、差が所定値以上であれば(S18のY)、乾燥時間を所定時間延長し(S20)、S16に戻る。差が所定値未満であれば(S18のN)、乾燥終了判定部67は、乾燥工程を終了すると判定する(S22)。
本実施の形態では、ダンパ23が排気流路21に設けられる例について説明したが、ダンパ23に代えて、又はダンパ23に加えて、洗浄槽3の内部と湿度センサ30の間の排気流路21に、湿度センサ30の近傍に流入する洗浄槽3内の空気の流量を抑えるための流入抑制部が設けられてもよい。流入抑制部は、排気流路21内に設けられた仕切り板などであってもよいし、排気流路21の内面に設けられたリブなどであってもよい。また、湿度センサ30の近傍の排気流路21の内面が、管路抵抗の高い材質や形状で形成されてもよい。この場合も、湿度センサ30の近傍に流入する洗浄槽3内の空気の流量が流入抑制部により抑えられているときに湿度センサ30により検知された湿度を機外湿度とすることができ、ファン10が駆動されてより多くの洗浄槽3内の空気が湿度センサ30の近傍に流入しているときに湿度センサ30により検知された湿度を槽内湿度とすることができる。
[実施の形態2]
実施の形態2では、洗浄槽3内に空気を吸気するためのファン10のオンオフ又は回転方向を切り替えることにより、湿度センサ30が湿度を検知する対象となる空気を切り替える。
図6は、実施の形態2に係る食器洗浄乾燥機1の排気口22付近を拡大した部分斜視図である。本実施の形態の食器洗浄乾燥機1でも、排気口22の近傍の排気流路21にダンパ23が設けられ、ダンパ23と排気口22の間に湿度センサ30が設けられる。
ファン10が筐体2の外部の空気を導入する方向に回転されているときは、筐体2の外部から導入された空気が洗浄槽3の内部で蒸発した水分を伴って排気流路21から排気される。このとき、図6(a)に示すように、ダンパ23は排気によって開かれる。このときに湿度センサ30により検知された湿度は、筐体2の外部から導入された空気と洗浄槽3内で蒸発した水蒸気を含む空気の湿度である。
ファン10が停止されているときは、洗浄槽3の内部の空気が煙突効果によって排気流路21から排気される。このとき、図6(b)に示すように、ダンパ23は排気による風圧と自重との関係で開いたり閉まったりする。洗浄槽3の内部から筐体2の外部へ排気された分の空気が吸気口11などから洗浄槽3の内部に流入するが、ファン10が正回転されているときに比べると少量であるから、このときに湿度センサ30により検知された湿度は、概ね、機外湿度を含まない槽内湿度とみなすことができる。
ファン10が逆回転されているときは、排気口22から筐体2の外部の空気が排気流路21内に流入する。このとき、図6(c)に示すように、ダンパ23は閉じられる。このときに湿度センサ30により検知された湿度は、筐体2の外部の空気の湿度、すなわち機外湿度である。
以上の3つのファン10の状態のうち任意の2つ以上の状態の間でファン10を切り替えることにより、1つの湿度センサ30によって機外湿度と槽内湿度の双方を取得することができる。
図7は、被洗浄物を乾燥しているときの湿度の変化の例を示す。制御装置50は、乾燥工程中に、所定のタイミングでファン10を一時的に停止させ、湿度センサ30により検知される湿度の変化を確認する。上述したように、ファン10が駆動されている間は、機外湿度と槽内湿度の間の値が湿度センサ30により検知されるが、ファン10が停止されると、槽内湿度が湿度センサ30により検知される。洗浄槽3内に水分が多く残っている状態では、槽内湿度は機外湿度よりも高いので、ファン10が停止されると、湿度センサ30により検知される湿度が上昇する。制御装置50は、ファン10が停止されるときの湿度とファン10が停止されて所定時間経過した後の湿度との差、すなわち、ファン10が停止される前後の湿度の上昇分が所定値未満となったときに、乾燥工程を終了すると判定する。図7に示した例では、ファン10が停止されたときの湿度の上昇分が徐々に減少し、時刻t2に上昇分が所定値未満となる。制御装置50は、時刻t2以降に、乾燥工程を終了すると判定し、ファン10及びヒータ14を停止させる。
図8は、実施の形態2に係る食器洗浄乾燥機1の制御方法の手順を示すフローチャートである。乾燥制御部60は、ファン制御部64及びヒータ制御部65にファン10及びヒータ14を駆動させて、筐体2の外部の空気を洗浄槽3内に導入し、被洗浄物を乾燥する(S32)。乾燥制御部60は、設定された最低乾燥時間が経過するまで(S34のN)、乾燥を継続する(S32)。最低乾燥時間が経過すると(S34のY)、機外湿度取得部62は、ファン10が駆動されている状態で、検知データ取得部61が湿度センサ30から取得した湿度を、ファン停止時湿度Hiとして取得する(S36)。ファン停止時湿度Hiは、ファン10により筐体2の外部から吸気された空気と洗浄槽3内の空気を含む空気の湿度である。ファン制御部64は、ファン10を所定時間停止する(S38)。槽内湿度取得部63は、ファン10が停止された状態で、検知データ取得部61が湿度センサ30から取得した湿度を、ファン停止後湿度Heとして取得する(S40)。ファン停止後湿度Heは、筐体2の外部の空気を含まない洗浄槽3内の空気の湿度である。乾燥終了判定部67は、ファン停止後湿度Heとファン停止時湿度Hiとの差を算出し、差が所定値以上であれば(S42のY)、乾燥時間を所定時間延長し(S44)、S36に戻る。差が所定値未満であれば(S42のN)、乾燥終了判定部67は、乾燥工程を終了すると判定する(S46)。
なお、本実施の形態の食器洗浄乾燥機1において、ダンパ23は、湿度センサ30の近傍に流入する空気を切り替えるための切替部として設けられるのではなく、湿度センサ30に結露が生じたり洗浄水などが付着したりするのを抑えたり、排気口22から排気流路21内に異物などが落下するのを防止したりするために設けられる。本実施の形態の食器洗浄乾燥機1において、ダンパ23は設けられなくてもよい。
[実施の形態3]
実施の形態3に係る食器洗浄乾燥機1は、洗浄槽3内の空気を筐体2の外部に吸い出すためのファンが排気部を備える。
図9は、実施の形態3に係る食器洗浄乾燥機1の排気口22付近を拡大した部分斜視図である。本実施の形態の食器洗浄乾燥機1では、排気口22の近傍の排気流路21にファン24が設けられ、ファン24の内部に湿度センサ30が設けられる。ダンパ23は、設けられても設けられなくてもよい。湿度センサ30は、ファン24の周辺に設けられてもよいし、排気口22の外側の筐体2などに設けられてもよい。
実施の形態3に係る食器洗浄乾燥機1は、実施の形態1に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよいし、実施の形態2に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよい。すなわち、乾燥工程の前に湿度センサ30から取得した湿度を機外湿度として使用し、乾燥工程中に湿度センサ30から取得した槽内湿度と機外湿度との差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。また、乾燥工程中に所定のタイミングでファン10を停止し、停止前後に湿度センサ30から取得した湿度の差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。
[実施の形態4]
実施の形態4に係る食器洗浄乾燥機1は、洗浄槽3内と連通し、洗浄槽3内の空気を除湿するための除湿部を備える。
図10は、実施の形態4に係る食器洗浄乾燥機1の排気口22付近を拡大した部分斜視図である。本実施の形態の食器洗浄乾燥機1では、排気口22の近傍の排気流路21に除湿部25が設けられ、除湿部25の内部に湿度センサ30が設けられる。
除湿部25は、洗浄槽3の内部の空気を除湿する。除湿部25は、洗浄槽3の内部の空気を空冷又は水冷などによって冷却して結露させてもよいし、ゼオライトなどの多孔性の材料や塩化カルシウムなどの潮解性を有する材料によって除湿してもよい。
湿度センサ30は、除湿部25の周辺に設けられてもよいし、排気口22の外側の筐体2などに設けられてもよい。除湿部25と排気口22の間に、除湿部25を通過した空気を筐体2の外部に吸い出すためのファン24が設けられてもよい。吸気部に、筐体2の外部の空気を洗浄槽3内に吸い込むためのファン10が設けられてもよい。ダンパ23は、設けられても設けられなくてもよい。
実施の形態4に係る食器洗浄乾燥機1は、実施の形態1に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよいし、実施の形態2に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよい。すなわち、乾燥工程の前に湿度センサ30から取得した湿度を機外湿度として使用し、乾燥工程中に湿度センサ30から取得した槽内湿度と機外湿度との差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。また、乾燥工程中に所定のタイミングでファン10を停止し、停止前後に湿度センサ30から取得した湿度の差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。吸気部又は排気部にファンが設けられる場合は、実施の形態4に係る食器洗浄乾燥機1は、実施の形態2に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよい。すなわち、乾燥工程中に所定のタイミングでファンを停止し、停止前後に湿度センサ30から取得した湿度の差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。
[実施の形態5]
実施の形態5に係る食器洗浄乾燥機1は、洗浄槽3内と連通し、開閉可能な開口を有する容器を備える。
図11は、実施の形態5に係る食器洗浄乾燥機1の断面を示す。食器洗浄乾燥機1には、洗浄槽3の内部と連通し、洗浄槽3の内部の水分などを貯留するための容器40が設けられる。容器40は、蓋42によって開閉可能な開口41を有する。湿度センサ30は、開口41の上方で、筐体2の外部とれ連通する位置に設けられる。蓋42は、図示しない制御部によって開閉を制御される。
蓋42は、湿度センサ30の近傍に流入する空気を切り替えるための切替部として機能する。蓋42が閉じられているときは、湿度センサ30により機外湿度が検知される。蓋42が開かれているときは、湿度センサ30により槽内湿度が検知される。ファン10、ファン24、ダンパ23は、設けられても設けられなくてもよい。
実施の形態5に係る食器洗浄乾燥機1は、実施の形態1に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよい。すなわち、蓋42が閉じられているときに湿度センサ30から取得した湿度を機外湿度として使用し、乾燥工程中に蓋42が開かれているときに湿度センサ30から取得した槽内湿度と機外湿度との差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。吸気部又は排気部にファンが設けられる場合は、実施の形態5に係る食器洗浄乾燥機1は、実施の形態2に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよい。すなわち、乾燥工程中に所定のタイミングでファンを停止し、蓋42が開かれた状態で停止前後に湿度センサ30から取得した湿度の差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。
[実施の形態6]
実施の形態6に係る食器洗浄乾燥機1は、排気部を備えず、洗浄工程及びすすぎ工程の終了後に洗浄槽3の開口を開き、洗浄槽3の開口から水蒸気を筐体2の外部に逃がして被洗浄物を乾燥する。
図12は、実施の形態6に係る食器洗浄乾燥機1の断面の斜視図である。湿度センサ30は、洗浄槽3の上方の開口に設けられる。湿度センサ30は、洗浄槽3と筐体2との間の隙間など、洗浄槽3の内部の空気が筐体2の外部へ流出する任意の位置に設けられてもよい。
洗浄槽3の開口が閉じられているときは、湿度センサ30により機外湿度が検知される。洗浄槽3の開口が開かれているときは、湿度センサ30により槽内湿度が検知される。ファン10、ファン24、ダンパ23は、設けられても設けられなくてもよい。
実施の形態6に係る食器洗浄乾燥機1は、実施の形態1に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよい。すなわち、洗浄槽3の開口が閉じられているときに湿度センサ30から取得した湿度を機外湿度として使用し、乾燥工程中に洗浄槽3の開口が開かれているときに湿度センサ30から取得した槽内湿度と機外湿度との差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。吸気部にファン10が設けられる場合は、実施の形態6に係る食器洗浄乾燥機1は、実施の形態2に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよい。すなわち、乾燥工程中に所定のタイミングでファン10を停止し、停止前後に湿度センサ30から取得した湿度の差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。
[実施の形態7]
実施の形態7に係る食器洗浄乾燥機1は、2以上の湿度センサ30を備える。
図13は、実施の形態7に係る食器洗浄乾燥機1の断面を示す。湿度センサ30aは、排気口22の近傍又は外部に設けられる。湿度センサ30bは、吸気口11の近傍又は外部に設けられる。湿度センサ30aにより槽内湿度が検知され、湿度センサ30bにより機外湿度が検知される。3以上の湿度センサが設けられてもよい。ファン10、ファン24、ダンパ23は、設けられても設けられなくてもよい。
実施の形態7に係る食器洗浄乾燥機1は、実施の形態1に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよい。すなわち、乾燥工程中に湿度センサ30aから取得した槽内湿度と湿度センサ30bから取得した機外湿度との差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。吸気部又は排気部にファンが設けられる場合は、実施の形態7に係る食器洗浄乾燥機1は、実施の形態2に係る制御方法で乾燥工程を制御してもよい。すなわち、乾燥工程中に所定のタイミングでファンを停止し、停止前後に湿度センサ30aから取得した湿度の差が所定値未満になったときに乾燥工程を終了してもよい。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、上方に開口部を有する洗浄槽3が、前方に前方開口部を有する筐体2から前後に出し入れ可能に設けられる例を示したが、別の例では、洗浄槽3の開閉扉が洗浄槽3の上方に設けられていてもよい。この場合、洗浄槽3は筐体2から前後に出し入れ可能に設けられてもよいし、筐体2の内部に固定的に収納されてもよい。
実施の形態では、食器洗浄乾燥機がキッチンの内部に収納される例を示したが、別の例では、食器洗浄乾燥機は独立した装置として構成されてもよい。
実施の形態では、食器を洗浄して乾燥する食器洗浄乾燥機の例を示したが、本開示は、衣類などの他の被乾燥物を乾燥するための乾燥機にも適用可能である。
本開示は、食器などの被乾燥物を乾燥するための乾燥機に利用可能である。
1 食器洗浄乾燥機、2 筐体、3 洗浄槽、4 前蓋、10 ファン、11 吸気口、12 吸気風路、13 導入口、14 ヒータ、20 導出口、21 排気流路、22 排気口、23 ダンパ、24 ファン、25 除湿部、30 湿度センサ、31 操作部、40 容器、41 開口、42 蓋、50 制御装置、51 工程制御部、52 洗浄制御部、53 制御部、60 乾燥制御部、61 検知データ取得部、62 機外湿度取得部、63 槽内湿度取得部、64 ファン制御部、65 ヒータ制御部、66 ダンパ制御部、67 乾燥終了判定部。

Claims (16)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、被乾燥物が収納される槽と、
    前記槽内の空気と、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気に接触可能な位置に設けられた湿度センサと、
    前記湿度センサにより検知された湿度に基づいて、前記槽内の空気の湿度と、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気の湿度を取得する湿度取得部と、
    前記湿度取得部により取得された前記槽内の空気の湿度と、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気の湿度に基づいて、前記槽内に収納された被乾燥物の乾燥を制御する乾燥制御部と、
    を備える乾燥機。
  2. 前記湿度センサの近傍に流入する空気を切り替えるための切替部を更に備える請求項1に記載の乾燥機。
  3. 前記切替部は、前記槽の内部と前記筐体の外部との間の流路に設けられた開閉部であり、
    前記湿度センサは、前記開閉部よりも前記筐体の外部側に設けられる
    請求項2に記載の乾燥機。
  4. 前記開閉部は、前記流路から前記筐体の外部に空気を排出するための排気口の近傍に設けられる請求項3に記載の乾燥機。
  5. 前記流路に空気を送風する送風部を更に備え、
    前記開閉部は前記送風部により送風された空気により開閉される
    請求項3又は4に記載の乾燥機。
  6. 前記開閉部を開閉する駆動部を更に備える請求項3から5のいずれかに記載の乾燥機。
  7. 前記湿度センサは、前記槽の内部と前記筐体の外部との間の流路に設けられ、
    前記槽の内部と前記湿度センサの間の前記流路に設けられ、前記湿度センサの近傍に流入する前記槽内の空気の流量を抑えるための流入抑制部を更に備える
    請求項1から6のいずれかに記載の乾燥機。
  8. 前記切替部は、前記槽内に空気を吸い込み、又は、前記槽内の空気を前記筐体の外部に吸い出すための送風部であり、
    前記湿度取得部は、前記送風部により前記槽内から前記湿度センサへ向かう方向に空気が流されているときに前記湿度センサにより検知された湿度と、前記送風部が停止されているとき又は前記送風部により前記湿度センサから前記槽内へ向かう方向に空気が流されているときに前記湿度センサにより検知された湿度とに基づいて、前記槽内の空気の湿度と、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気の湿度を取得する
    請求項2に記載の乾燥機。
  9. 前記湿度取得部は、前記送風部により前記槽内から前記湿度センサへ向かう方向に空気が流されているときに前記湿度センサにより検知された湿度に基づいて、前記槽内の空気と前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気とを含む空気の湿度を取得し、前記送風部が停止されているときに前記湿度センサにより検知された湿度に基づいて、前記槽内の空気の湿度を取得し、又は、前記送風部により前記湿度センサから前記槽内へ向かう方向に空気が流されているときに前記湿度センサにより検知された湿度に基づいて、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気の湿度を取得する
    請求項8に記載の乾燥機。
  10. 前記送風部は、前記槽内に空気を吸い込むために設けられ、
    前記湿度センサは、前記筐体の外部に空気を排出するための排気口の周辺に設けられる
    請求項8又は9に記載の乾燥機。
  11. 前記送風部は、前記槽内の空気を前記筐体の外部に吸い出すために設けられ、
    前記湿度センサは、前記送風部の内部又は周辺に設けられる
    請求項8又は9に記載の乾燥機。
  12. 前記槽内と連通し、前記槽内の空気を除湿するための除湿部を更に備え、
    前記湿度センサは、前記除湿部の内部又は周辺に設けられる
    請求項1から11のいずれかに記載の乾燥機。
  13. 前記槽内と連通し、開閉可能な開口を有する容器を更に備え、
    前記湿度センサは、前記開口の近傍で、前記筐体の外部と連通する位置に設けられる
    請求項1から12のいずれかに記載の乾燥機。
  14. 前記湿度センサは、前記筐体と前記槽との間、又は前記槽の開口の周辺に設けられる請求項1から13のいずれかに記載の乾燥機。
  15. 乾燥機の筐体の内部に設けられた被乾燥物が収納される槽の内部の空気と、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気に接触可能な位置に設けられた湿度センサから、検知された湿度を示すデータを取得する検知データ取得部と、
    前記湿度センサにより検知された湿度に基づいて、前記槽内の空気の湿度と、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気の湿度を取得する湿度取得部と、
    前記湿度取得部により取得された前記槽内の空気の湿度と、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気の湿度に基づいて、前記槽内に収納された被乾燥物の乾燥を制御する乾燥制御部と、
    を備える制御装置。
  16. 乾燥機の筐体の内部に設けられた被乾燥物が収納される槽の内部の空気と、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気に接触可能な位置に設けられた湿度センサから、検知された湿度を示すデータを取得するステップと、
    前記湿度センサにより検知された湿度に基づいて、前記槽内の空気の湿度と、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気の湿度を取得するステップと、
    取得された前記槽内の空気の湿度と、前記筐体の外部の空気又は前記槽内に導入される空気の湿度に基づいて、前記槽内に収納された被乾燥物の乾燥を制御するステップと、
    を備える制御方法。
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