JPH0583969A - モータ駆動用制御装置 - Google Patents

モータ駆動用制御装置

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JPH0583969A
JPH0583969A JP3237856A JP23785691A JPH0583969A JP H0583969 A JPH0583969 A JP H0583969A JP 3237856 A JP3237856 A JP 3237856A JP 23785691 A JP23785691 A JP 23785691A JP H0583969 A JPH0583969 A JP H0583969A
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JP
Japan
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current
control
speed
processing
signal
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JP3237856A
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English (en)
Inventor
Hironori Suzuki
浩徳 鈴木
Hirohiko Kazeto
裕彦 風戸
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電流制御処理がスタートしてから、すぐに電
流フィードバック信号が扱え、処理時間の無駄が省ける
とともに、電流制御の処理時間を短くし、位置・速度制
御、電流制御、及びメイン制御の各処理をより短い周期
で実行できるモータ駆動用制御装置とする。 【構成】 電流フィードバック信号に必要な電流ループ
処理部34よりも前段階のソフトウェア処理(位置・速
度ループ処理部33、メイン処理部35)の部分で、前
もって電流サンプリングとしてのADコンバータ25の
コンバージョン・スタート信号37を出力し、電流のサ
ンプリングを電流制御処理の開始タイミングの前に行な
い、電流ループ処理部34が開始してすぐに電流フィー
ドバック信号を読取り、電流制御に使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ駆動用制御装置
に関するものであり、特に、ディジタル制御を行なうモ
ータ駆動用制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のモータ駆動用制御装置と
して、特開昭58−123391号公報に掲載の技術を
挙げることができる。
【0003】図4は従来例のモータ駆動用制御装置の制
御系を示すブロック図であり、サーボモータ用の同期電
動機のモータ駆動用制御装置である。
【0004】図4において、1は位置指令、2は位置指
令1に対する位置フィードバック信号、3は位置指令1
と位置フィードバック信号2とを比較する比較部、4は
比較部3を経た信号を増幅する位置制御系増幅部、5は
位置制御系増幅部4で増幅後の速度指令、6は前記速度
指令5が入力される比較部、7は速度指令5に対する速
度フィードバック信号、8は比較部6を経た信号を増幅
する速度制御系増幅部、9は速度制御系増幅部8で増幅
後の電流指令、10は前記電流指令9が入力される比較
部、11は電流指令9に対する電流フィードバック信
号、12は比較部10を経た信号を増幅する電流制御系
増幅部、13は電流制御系増幅部12で増幅後の電流制
御信号、14は電流制御信号13が入力されるPWM制
御部、15はPWM制御用の三角波信号、16は本装置
による主たる制御対象である同期電動機、17は同期電
動機16を駆動するインバータ、18は同期電動機16
に取付られた速度センサ、19は同期電動機16によっ
て移動される移動物等の変位量を検出する位置センサ、
20はインバータ17から同期電動機16に供給される
電流を検出する電流センサである。
【0005】図5は従来例のモータ駆動用制御装置のハ
ードウェア構成を示すブロック回路図であり、前記図4
の制御系を実現する一装置例である。図中、図4と同一
符号及び記号は図4の構成部分と同一または相当する構
成部分を示す。
【0006】図5において、21は本装置の制御中枢を
なすCPU、22は読出し専用の記憶手段であるRO
M、23は読み書き可能な記憶手段であるRAM、24
は電流センサ20からの信号を受ける絶縁アンプ、25
はアナログ信号をディジタル信号に変換する変換器のA
Dコンバータであり、このADコンバータ25に絶縁ア
ンプ24の出力が入力される。26は速度センサ18か
らの信号を受ける速度センサ用インターフェイス、27
は速度センサ用インターフェイス26に接続されている
速度フィードバック信号変換用回路、28はインバータ
部を構成しているトランジスタ、29はトランジスタ2
8を駆動するPWM制御回路、30は位置センサ19か
らの信号を受ける位置センサ用インターフェイス、31
は位置センサ用インターフェイス30に接続されている
位置フィードバック信号変換用回路である。
【0007】ここで、上記構成のモータ駆動用制御装置
の動作タイミングについて説明する。図6は従来のモー
タ駆動用制御装置の動作タイミングと三角波等との関係
を示す特性図である。
【0008】図6において、15は前記図4及び図5中
の三角波信号と同様の三角波信号である。32は本装置
のソフトウェア処理のタイミングの流れを示すソフトウ
ェア処理タイミング図である。33はソフトウェア処理
タイミング図32中の位置・速度ループ処理部、34は
ソフトウェア処理タイミング図32中の電流ループ処理
部、35はソフトウェア処理タイミング図32中のメイ
ン処理部である。36はモータに流れるモータ電流、3
7はADコンバータ25用のコンバージョン・スタート
信号である。
【0009】また、図7は従来のモータ駆動用制御装置
の動作タイミングを示すタイムチャートであり、ADコ
ンバータ25まわりの電流制御の詳細な動作タイミング
を示す。
【0010】図7において、32〜35,37は上記図
6と同様であり、38はADコンバータ変換中信号、3
9はADコンバータ・リード信号である。また、t1 は
電流ループ処理部34がスタートしてからコンバージョ
ン・スタート信号37が出るまでの時間、t2 はADコ
ンバージョン中の時間、t3 はADコンバージョンが完
了してからデータを読終えるまでの時間、t4 は電流ル
ープ処理部34がスタートしてからデータを読終えるま
での時間であり、t0 は電流ループ処理部34全体の処
理時間である。
【0011】次に、上記構成のモータ駆動用制御装置の
動作を各図を用いて説明する。図4において、まず、位
置指令1と位置フィードバック信号2とが比較部3で比
較され、その偏差が位置制御系増幅部4で増幅され、速
度指令5として比較部6に入力される。このとき同時
に、速度指令5は比較部6で速度フィードバック信号7
と比較され、その偏差が速度制御系増幅部8で増幅さ
れ、電流指令9として比較部10に入力される。また、
このとき同時に、電流指令9は比較部10で電流フィー
ドバック信号11と比較され、その偏差が電流制御系増
幅部12で増幅され、電流制御信号13としてPWM制
御部14に入力される。更に、このとき同時に、電流制
御信号13はPWM制御部14で三角波信号15と比較
されてPWM制御を行ない、同期電動機16の交流電源
たるインバータ17を制御し、同期電動機16に供給さ
れる交流電圧を制御する。なお、上記の速度フィードバ
ック信号7は速度センサ18で、位置フィードバック信
号2は位置センサ19で、そして、電流フィードバック
信号11は電流センサ20で各々検出される。
【0012】図5は上記動作を実現する回路であり、C
PU21はこの回路の制御プログラムを格納したROM
22及び各種のデータが格納されているRAM23を管
理する。また、電流検出のルートとしては、電流センサ
20で検出し、これを絶縁アンプ24で絶縁して取込ん
だ後、ADコンバータ25でAD変換を行ない、電流フ
ィードバック信号11を生成する。このときの動作タイ
ミングは図6に示されている。
【0013】即ち、図6のソフトウェア処理タイミング
図32の流れのように、図4の位置制御系増幅部4の処
理及び速度制御系増幅部8の処理の両方を行なう位置・
速度ループ処理部33に続き、電流制御系増幅部12か
らPWM制御部14までに至る電流ループ処理部34が
行なわれた後、その他アラーム処理等を行なうメイン処
理部35が実行される。また、位置・速度ループ処理部
33とメイン処理部35は電流ループ処理部34の間を
ぬって交互に行なわれる。また、電流ループ処理部34
のスタートタイミングと三角波信号15とのタイミング
は三角波信号15のピークに同期させる。これは、三角
波信号15の零クロス点でインバータ17がスイッチン
グ・オンしてモータ電流36が流れるが、このモータ電
流36の突頭ピークを検出しないようにするためであ
る。電流ループ処理部34内の更に細かい処理の流れと
しては、後述の図8で説明するが、電流ループ処理部3
4がスタートすると、まず、始めにADコンバータ25
に対しコンバージョン・スタート信号37を発し、AD
変換をスタートさせる。そして、ADコンバータ25が
AD変換を完了した後、ADコンバータ25のデータ、
つまり電流フィードバック信号11を読取り、以後、一
連の電流ループ制御処理を行なう。また、電流ループ処
理中にAD変換が完了したか否かを知らせるADコンバ
ータ変換中信号38が、ADコンバータ25に対してデ
ータを読取るADコンバータ・リード信号39が各々7
のような順序でCPU21に出力される。
【0014】再び、図5に戻り、残りの部分の説明をす
る。速度フィードバック信号7は速度センサ18からの
信号を速度センサ用インターフェイス26で受け、これ
を速度フィードバック信号変換用回路27を通して作り
出される。位置フィードバック信号2も同様に位置セン
サ19からの信号を位置センサ用インターフェイス30
で受け、これを位置フィードバック信号変換用回路31
を通して作り出される。また、電流制御信号13はPW
M制御回路29に入力され、三角波信号15と比較さ
れ、トランジスタ28をPWM制御でスイッチングす
る。
【0015】なお、図4の各処理の流れを図8で説明す
る。図8は図7の従来のモータ駆動用制御装置の各処理
動作を示すフローチャートである。
【0016】図8において、(a)は電流制御処理動作
を示し、(b)は位置・速度制御処理動作を示し、
(c)はメイン制御処理動作を示す。
【0017】まず、電流制御処理動作(a)について述
べる。電流制御がスタートすると、ステップS1でAD
コンバータ・データ変換指令を出し、ステップS2でA
Dコンバータ変換時間をタイマで測定した後、ステップ
S3でADコンバータ・リード信号39を発して電流フ
ィードバック信号11を取込み、ステップS4で所定の
電流制御を行ない、この一連の電流制御処理動作が終了
する。
【0018】そして、位置・速度制御処理動作(b)で
は、位置・速度制御がスタートすると、ステップS5で
所定の位置・速度制御を行ない、一連の位置・速度制御
処理動作を終了する。また、メイン制御処理動作(c)
では、メイン制御がスタートすると、ステップS6で所
定のメイン制御を行ない、一連のメイン制御処理動作を
終了する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のモ
ータ駆動用制御装置では、電流制御処理がスタートして
から電流フィードバック信号を取扱えるようになるま
で、所定の時間を必要としており、電流制御処理時間の
短縮化を促進する上で障害となる無駄な時間となってい
た。このため、電流制御処理の速度を速くすることがで
きなかった。
【0020】また、この無駄な時間を含んだ処理を早く
実行するためには、高速処理が可能な特別のCPUを使
用する必要があった。
【0021】そこで、この発明は、電流制御処理がスタ
ートしてから、すぐに電流フィードバック信号が扱え、
処理時間の無駄が省けるとともに、電流制御の処理時間
を短くし、位置・速度制御、電流制御、及びメイン制御
の各処理をより短い周期で実行できるモータ駆動用制御
装置の提供を課題とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるモータ駆
動用制御装置は、周期的に電機子電流を検出する電流検
出手段と、前記電機子電流の検出値に基づきモータ電流
を制御する電流制御手段と、前記電流制御が開始される
前に前記電機子電流の検出を終了し、電流制御中におい
ては電機子電流の検出が不要となるように電機子電流検
出動作と電流制御開始動作とのタイミングを設定する動
作タイミング設定手段とを具備するものである。
【0023】
【作用】本発明のモータ駆動用制御装置においては、周
期的に電流制御が開始される前に電機子電流の検出を終
了し、この電機子電流の検出値に基づきモータ電流を制
御し、電流制御中においては電機子電流の検出が不要に
なるものであるから、電流制御の処理動作に時間的な余
裕が生じ、各制御動作の周期を短くできる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明をする。
【0025】図1は本発明の一実施例であるモータ駆動
用制御装置の動作タイミングを示すタイムチャート、図
2は図1の本発明の一実施例であるモータ駆動用制御装
置の各処理動作を示すフローチャート、図3は本発明の
一実施例であるモータ駆動用制御装置の動作タイミング
と三角波等との関係を示す特性図である。図中、上記従
来例と同一符号及び記号は上記従来例の構成部分と同一
または相当する構成部分を示す。なお、図4及び図5は
従来例と共通である。
【0026】図のように、本実施例のモータ駆動用制御
装置は、電機子電流の検出動作と電流制御動作とのタイ
ミングを変更したものである。
【0027】次に、本実施例のモータ駆動用制御装置の
動作を図1乃至図5を用いて説明する。
【0028】まず、図1において、電流ループ処理部3
4及びその前処理について述べる。本実施例では、電流
ループ処理部34がスタートする前の処理段階、即ち、
位置・速度ループ処理部33またはメイン処理部35の
中で、電流ループ処理部34に移行する直前にADコン
バータ25に対しコンバージョン・スタート信号37を
発し、AD変換をスタートさせる。そして、ADコンバ
ータ25がAD変換を完了した後に、電流ループ処理部
34がスタートするような動作タイミングで各処理動作
を行なう。この場合の電流ループ処理部34の処理は、
単にADコンバータ25のデータ、つまり電流フィード
バック信号11を読取るだけで、後の一連の電流ループ
制御を行なうことができる。したがって、電流ループ処
理部34の時間t0 が従来例と同一時間とした場合に、
電流フィードバック信号11を読取った後の電流ループ
制御に使用できる時間は本実施例の方が長時間使用する
ことができる。また、この電流フィードバック信号11
を読取った後の電流ループ制御に使用する時間を従来技
術の時間と同一にした場合には、電流ループ処理部34
及び位置・速度ループ処理部33及びメイン処理部35
の各処理の動作サイクルが短くなり、全体として高応
答、高速度での制御が可能になる。
【0029】また、この高応答、高速度で処理できると
ころを従来の処理速度に合わせた場合には、この制御装
置に使用しているCPUとして低速度処理のCPUを使
用することができる。通常、処理速度が低いCPU程安
価であるため、本実施例の方が従来に比べ安価なモータ
駆動用制御装置となる。
【0030】続いて、図1の各処理の流れを図2で説明
する。図2は図1の本発明の一実施例であるモータ駆動
用制御装置の各処理動作を示すフローチャートである。
【0031】図2において、(a)は電流制御処理動作
を示し、(b)は位置・速度制御処理動作を示し、
(c)はメイン制御処理動作を示す。
【0032】まず、電流制御処理動作(a)について述
べる。電流制御がスタートすると、ステップS11でA
Dコンバータ・リード信号39を発して電流フィードバ
ック信号11を取込んだ後、ステップS12で所定の電
流制御を行ない、この一連の電流制御処理動作を終了す
る。
【0033】そして、位置・速度制御処理動作(b)で
は、位置・速度制御がスタートすると、ステップS13
で位置・速度制御の前半部を行ない、ステップS14で
ADコンバータ・データ変換指令を出した後、ステップ
S15で位置・速度制御の後半部を行ない、一連の位置
・速度制御処理動作を終了する。
【0034】また、メイン制御処理動作(c)では、メ
イン制御がスタートすると、ステップS16でメイン制
御の前半部を行ない、ステップS17でADコンバータ
・データ変換指令を出した後、ステップS18でメイン
制御の後半部を行ない、一連のメイン制御処理動作を終
了する。
【0035】更に、図3のように、各ソフトウェア制御
ループ処理部とADコンバータ25のコンバージョン・
スタート信号37のタイミングを比較すると、各電流ル
ープ処理部34のスタートのタイミングより若干前にコ
ンバージョン・スタート信号37が出ている。
【0036】こうして、電流フィードバック信号11に
必要な電流ループ処理部34よりも前段階のソフトウェ
ア処理(位置・速度ループ処理部33、メイン処理部3
5)の部分で、前もって電流サンプリングとしてのAD
コンバータ25のコンバージョン・スタート信号37を
出力することにより、電流ループ処理部34が開始して
すぐに電流フィードバック信号11を読取ることがで
き、電流制御に使用できる。このため、電流のサンプリ
ングを電流制御処理の開始タイミングの前に行なえ、電
流のサンプリングがデータ化に費す時間による電流制御
の無駄な時間が減少する。
【0037】このように、本実施例のモータ駆動用制御
装置は、周期的に電機子電流を検出する電流センサ20
及びADコンバータ25からなる電流検出手段と、前記
電機子電流の検出値に基づき生成される電流制御信号1
3によりモータ電流36を制御する電流制御手段と、前
記周期的な電流制御が開始される前に前記電機子電流の
検出を終了し、電流制御中においては電機子電流の検出
が不要になるように図1乃至図3の如く電機子電流検出
動作と電流制御開始動作との各動作処理のタイミングを
設定する動作タイミング設定手段とを備えている。
【0038】即ち、本実施例のモータ駆動用制御装置
は、周期的に電流制御が開始される前に電機子電流の検
出を終了し、この電機子電流の検出値に基づきモータ電
流を制御し、電流制御中においては電機子電流の検出が
不要なものである。
【0039】したがって、電流制御の処理動作に時間的
な余裕が生じ、各制御動作の周期を短くできる。特に、
電流検出と電流制御ループ処理部とが分離しているの
で、電流制御ループ処理部中の電流制御に使用する時間
を長時間とることができるので、複雑な制御が可能にな
る。また、従来通りの制御内容の場合には、制御処理動
作が短時間で終了するので、従来に比べ高速度で高応答
な処理を実行できる。更に、処理ステップ数も減少し、
処理速度の遅いCPUを使っても差支えなく、より安価
なモータ駆動用制御装置を実現できる。
【0040】なお、本実施例の電機子電流検出手段、電
流制御手段、タイミング設定手段の各構成手段は各々ハ
ードウェア回路で構成しても、ソフトウェア処理によっ
て達成しても構わない。また、ソフトウェアを利用して
プログラマブルに可変可能なハードウェア回路によって
達成することもでき、斯かる場合には、電流制御等の処
理周期を変更した場合にも、上記と同様の効果を奏す
る。
【0041】ところで、上記実施例では、位置ループを
含んだモータ駆動用制御装置について説明をしたが、速
度ループまでの所謂インバータといわれるモータ駆動用
制御装置についても応用でき、同様の目的、効果を達成
できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモータ駆
動用制御装置は、電機子電流検出手段と、電流制御手段
と、処理タイミング設定手段とを備え、周期的に電流制
御が開始される前に電機子電流の検出を終了し、この電
機子電流の検出値に基づきモータ電流を制御し、電流制
御中においては電機子電流の検出が不要になることによ
り、電流制御の処理動作に時間的な余裕が生じ、各制御
動作の周期を短くできるので、複雑な制御が可能にな
り、高速度で高応答な処理を実行できるとともに、処理
速度の遅いCPUを使用することもできるので、安価な
モータ駆動用制御装置になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例であるモータ駆動用制
御装置の動作タイミングを示すタイムチャートである。
【図2】図2は図1の本発明の一実施例であるモータ駆
動用制御装置の各処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】図3は本発明の一実施例であるモータ駆動用制
御装置の動作タイミングと三角波等との関係を示す特性
図である。
【図4】図4は本発明の一実施例及び従来例のモータ駆
動用制御装置の制御系を示すブロック図である。
【図5】図5は本発明の一実施例及び従来例のモータ駆
動用制御装置のハードウェア構成を示すブロック回路図
である。
【図6】図6は従来のモータ駆動用制御装置の動作タイ
ミングと三角波等との関係を示す特性図である。
【図7】図7は従来のモータ駆動用制御装置の動作タイ
ミングを示すタイムチャートである。
【図8】図8は図7の従来のモータ駆動用制御装置の各
処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
31 位置フィードバック信号変換用回路 33 位置・速度ループ処理部 34 電流ループ処理部 35 メイン処理部 36 モータ電流 37 コンバージョン・スタート信号 38 ADコンバータ変換中信号 39 ADコンバータ・リード信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的に電機子電流を検出する電流検出
    手段と、 前記電機子電流の検出値に基づきモータ電流を制御する
    電流制御手段と、 前記電流制御が開始される前に前記電機子電流の検出を
    終了し、電流制御中においては電機子電流の検出が不要
    となるように電機子電流検出動作と電流制御開始動作と
    のタイミングを設定する動作タイミング設定手段とを具
    備することを特徴とするモータ駆動用制御装置。
JP3237856A 1991-09-18 1991-09-18 モータ駆動用制御装置 Pending JPH0583969A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010074902A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Ricoh Co Ltd モータ駆動装置の制御方法
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