JPH0583805U - コイル車運転制御装置 - Google Patents

コイル車運転制御装置

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JPH0583805U
JPH0583805U JP2336992U JP2336992U JPH0583805U JP H0583805 U JPH0583805 U JP H0583805U JP 2336992 U JP2336992 U JP 2336992U JP 2336992 U JP2336992 U JP 2336992U JP H0583805 U JPH0583805 U JP H0583805U
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
vehicle
wheel
load current
coil vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2336992U
Other languages
English (en)
Inventor
秀則 新宅
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本考案は、コイル車駆動電動機に流れるコイ
ル車負荷電流を検出するコイル車負荷電流検出器と、コ
イル車の定常走行中におけるコイル車負荷電流のサンプ
リング値から平均負荷電流を求めて、コイル車の停止状
態を検出するコイル車停止検出手段備えたコイル車運転
制御装置である。 【効果】 本考案により、コイルを落下させることなく
容易にコイル車を停止させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コイルを巻戻機のマンドレルにそう入するコイルカー速度を制御す るコイル車運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動運転にてコイルを巻戻機のマンドレルに挿入するコイル車(コイル カー)運転制御装置においては、コイルがマンドレルに衝突した際は操作員によ る手動介入にてコイル車を停止していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来のコイル連運転制御装置においては、コイルが巻戻機のマンド レルに衝突した際オペレータによるコイル車停止を実施しなかった場合はコイル 車からコイルが落下するという極めて重大な問題があった。
【0004】 本考案は上記事情を考慮してなされたもので、コイル落下を未然に防止するこ とのできるコイル車運転制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、搭載したコイルを搬送して巻戻機のマンドレルに挿入するコイル車 と、このコイル車を駆動するコイル車駆動電動機と、コイル車の運転速度を予め 設定するコイル車速度設定手段と、コイル車駆動電動機に流れるコイル車負荷電 流を検出するコイル車負荷電流検出器と、コイル車の定常走行中におけるコイル 車負荷電流のサンプリング値から平均負荷電流を求めて、コイル車の停止状態を 検出するコイル車停止検出手段と、このコイル車停止検出手段からの停止信号ま たはコイル車速度設定手段からの速度設定信号によってコイル車の停止指令また は搬送速度基準を算出するコイル車速度演算手段と、このコイル車速度演算手段 からの搬送速度基準によってコイル車駆動電動機を運転制御するコイル車駆動電 動機制御手段とを具備してなるコイル車運転制御装置である。
【0006】
【作用】
本考案のコイル車運転制御装置においては、搭載したコイルを搬送して巻戻機 のマンドレルに挿入し、コイル車の運転速度を予め設定し、コイル車駆動電動機 に流れるコイル車負荷電流を検出し、コイル車の定常走行中におけるコイル車負 荷電流のサンプリング値から平均負荷電流を求めてコイル車の停止状態を検出し 、コイル車停止検出手段からの停止信号またはコイル車速度設定手段からの速度 設定信号によってコイル車の停止指令または搬送速度基準を算出し、コイル車速 度演算手段からの搬送速度基準によってコイル車駆動電動機を運転制御する。
【0007】
【実施例】
次に本考案の一実施例を説明する。図1において、4は搭載したコイル3を搬 送して巻戻機1のマンドレル2に挿入するコイル車、5はコイル車4を駆動する コイル車駆動電動機、8はコイル車4の運転速度を予め設定するコイル車速度設 定手段、6はコイル車駆動電動機5に流れるコイル車負荷電流を検出するコイル 車負荷電流検出器、7はコイル車4の定常走行中におけるコイル車負荷電流のサ ンプリング値から平均負荷電流を求めて、コイル車4の停止状態を検出するコイ ル車停止検出手段、9はコイル車停止検出手段7からの停止信号またはコイル車 速度設定手段8からの速度設定信号によってコイル車4の停止指令または搬送速 度基準Vを算出するコイル車速度演算手段、10はコイル車速度演算手段9から の搬送速度基準Vによってコイル車駆動電動機5を運転制御するコイル車駆動電 動機制御手段であり、自動運転にてコイル3を巻戻機1のマンドレル2に挿入す るコイル車運転制御装靴において、 コイル車負荷電流に基づいてコイル3が巻戻機1のマンドレル2に衝突したこ とを検出し、コイル車4を自動停止させることを特徴とするコイル車運転制御装 置である。
【0008】 このように構成されたコイルカー停止検出装置によれば、コイルが巻戻機のマ ンドレルに衝突した際オペレータによるコイルカー停止を実施しなかった場合に おけるコイル落下を未然に防止することができる。
【0009】 即ち、本実施例のコイル車運転制御装置は、コイル車速度設定手段8と、コイ ル車速度演算手段9と、コイル車駆動電動機制御手段10と、コイル車負荷電流 検出器6と、コイル車停止検出手段7とを備えており、 コイル3はコイルカー4にて搬送され、巻戻機1のマンドレル2に挿入され、 コイル車4はコイル車駆動電動機によって駆動される。
【0010】 コイル車負荷電流検出器6はコイル車駆動電動機5からコイル車4の走行中に おけるコイル車負荷電流Ifを検出し、 コイル車停止検出手段7はコイル車4の定常走行中(コイル車加速完了からコ イル3が巻戻機1のマンドレル2に到達するまで)のコイル車負荷電流Ifを所 定時間毎に所定数サンプリングしそのコイル車負荷電流平均値IAVを下記の(1 )式を用いて求める。
【0011】 IAV=(If1+If2+If3+Ifn)/n …(1) 次に、コイル車負荷電流平均値IAVに基づいて(2)式を用いてコイル車4の 停止タイミングを検出し、コイル車速度演算手段9にコイル車4の停止指令を出 力する。
【0012】 IAV・K<If …(2) ここでKは補正定数である。
【0013】 コイル車速度設定手段8はコイル車4の速度基準Vsを設定する。コイル車速 度演算手段9は設定された速度基準Vsの値となるようにコイル車4の搬送速度 基準Vを演算する。また、コイル車停止検出手段7からコイル車4の停止指令が あった場合は、その時点で搬送速度基準Vを零にするようにも演算している。
【0014】 コイル車駆動電動機制御手段10はコイル車4の搬送速度が演算された搬送速 度基準Vとなるようにコイル車駆動電動機5を制御する。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、コイル車からのコイルの落下を未然に防止することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すコイル車運転制御装置
の構成図である。
【図2】コイルがマンドレルに衝突する状態を表わした
説明図である。
【図3】コイルの衝突状態を示す説明図である。
【図4】コイルの落下寸前を示す説明図である。
【図5】コイルカー負荷電流からコイルカー停止指令を
検出する関係を示すチャート説明図である。
【符号の説明】
6 コイル車負荷電流検出器 7 コイル車停止検出手段 8 コイル車速度設定手段 9 コイル車速度演算手段 10 コイル車駆動電動機制御手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭載したコイルを搬送して巻戻機のマン
    ドレルに挿入するコイル車と、このコイル車を駆動する
    コイル車駆動電動機と、前記コイル車の運転速度を予め
    設定するコイル車速度設定手段と、前記コイル車駆動電
    動機に流れるコイル車負荷電流を検出するコイル車負荷
    電流検出器と、前記コイル車の定常走行中における前記
    コイル車負荷電流のサンプリング値から平均負荷電流を
    求めて、前記コイル車の停止状態を検出するコイル車停
    止検出手段と、このコイル車停止検出手段からの停止信
    号または前記コイル車速度設定手段からの速度設定信号
    によって前記コイル車の停止指令または搬送速度基準を
    算出するコイル車速度演算手段と、このコイル車速度演
    算手段からの搬送速度基準によって前記コイル車駆動電
    動機を運転制御するコイル車駆動電動機制御手段とを具
    備してなるコイル車運転制御装置。
JP2336992U 1992-04-14 1992-04-14 コイル車運転制御装置 Pending JPH0583805U (ja)

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JPH0583805U true JPH0583805U (ja) 1993-11-12

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