JPH0582753A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPH0582753A
JPH0582753A JP3241532A JP24153291A JPH0582753A JP H0582753 A JPH0582753 A JP H0582753A JP 3241532 A JP3241532 A JP 3241532A JP 24153291 A JP24153291 A JP 24153291A JP H0582753 A JPH0582753 A JP H0582753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
charge storage
storage capacitor
thin film
film transistor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3241532A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nagayama
宏 永山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0582753A publication Critical patent/JPH0582753A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は半導体記憶装置のα線によるソフトエ
ラーの発生を防止して信頼性を向上させることを目的と
する。 【構成】一つの電荷蓄積容量1と該電荷蓄積容量1の蓄
積電極に接続された一つの転送ゲート用MOSトランジ
スタ2とから一つの記憶セルを構成し、前記記憶セルを
多数配列してセルアレイを構成し、前記転送ゲート用M
OSトランジスタ2はそのソース及びドレインに拡散層
を用いない薄膜トランジスタで構成し、該薄膜トランジ
スタ2のソースもしくはドレインとなる第一の電極12
に前記電荷蓄積容量1の蓄積電極を接続し、該薄膜トラ
ンジスタ2のドレインもしくはソースとなる第二の電極
13にビット線11を接続し、該薄膜トランジスタ2の
ゲート電極9をワード線に接続して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はDRAMの記憶セルの
構成に関するものである。近年のDRAMでは空中に存
在するα線によるソフトエラーの発生を防止することが
要請されているため、ソフトエラーに対する信頼性を向
上させ得る記憶セルを構成することが必要となってい
る。
【0002】
【従来の技術】DRAMの記憶セルは一つの転送ゲート
用MOSトランジスタと一つの電荷蓄積容量とから構成
され、同トランジスタのドレイン及びソースは拡散層で
形成されるとともに電荷蓄積容量と同トランジスタのソ
ースもしくはドレインとを接続する電極も拡散層で形成
されている。このようなDRAMでは空中に存在するα
線が拡散層内を通過することにより拡散層内に電子と正
孔との対が発生し、その正孔が基板に流れるとともに電
子が電荷蓄積容量の蓄積電極に流れて蓄積電荷と結合す
る。この結果、電荷蓄積容量の蓄積電荷量が減少してセ
ル情報が誤データとなるソフトエラーが発生することが
ある。
【0003】このようなソフトエラーの発生を抑制する
ために従来の記憶セルでは電荷蓄積容量をトレンチ型あ
るいはスタックト型としてその大容量化を図るととも
に、スタックト型においては蓄積電極及び対向電極を基
板表面上に積み上げて基板上における占有面積を小さく
することにより、電荷蓄積容量と前記転送ゲート用MO
Sトランジスタとを接続する電極として電荷蓄積容量の
下方で基板上に形成される拡散層の面積を縮小する構成
が提案されている。
【0004】また、従来では多数の転送ゲート用MOS
トランジスタのドレインを接続するビット線が拡散層で
形成されているが、このビット線をポリSi やアルミ等
の金属配線で形成して拡散層の面積を縮小する構成も提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なセル構造を採用した記憶セルにおいても転送ゲート用
トランジスタ及び電荷蓄積容量を構成するために拡散層
が存在するため、ソフトエラーによる誤データの読出し
が依然として発生することがあって、充分な信頼性を確
保することができないという問題点があった。
【0006】この発明の目的は、α線によるソフトエラ
ーの発生を防止して信頼性を向上させ得る半導体記憶装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。すなわち、一つの電荷蓄積容量1と該電荷蓄
積容量1の蓄積電極に接続された一つの転送ゲート用M
OSトランジスタ2とから一つの記憶セルを構成し、前
記記憶セルを多数配列してセルアレイを構成し、前記転
送ゲート用MOSトランジスタ2はそのソース及びドレ
インに拡散層を用いない薄膜トランジスタで構成し、該
薄膜トランジスタ2のソースもしくはドレインとなる第
一の電極12に前記電荷蓄積容量1の蓄積電極を接続
し、該薄膜トランジスタ2のドレインもしくはソースと
なる第二の電極13にビット線11を接続し、該薄膜ト
ランジスタ2のゲート電極9をワード線に接続した。
【0008】また、図5に示すように前記電荷蓄積容量
1はトレンチ構造で形成し、該電荷蓄積容量1の蓄積電
極と前記薄膜トランジスタ2の第一の電極12とを同一
層のポリSi 膜8で形成した。
【0009】
【作用】転送ゲート用MOSトランジスタ2は薄膜トラ
ンジスタで構成されて拡散層が存在しないため、電荷蓄
積容量1の蓄積電荷のα線による減少が防止される。
【0010】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図2
〜図5に従って説明する。この実施例のDRAMの記憶
セルは図5に示すようにトレンチ構造の電荷蓄積容量1
と薄膜トランジスタで構成される転送ゲート用トランジ
スタ2とから構成される。
【0011】その記憶セルの製造工程を図2〜図5に従
って説明すると、図2に示すように先ずP型基板3の表
面にN型不純物をイオン注入してN型拡散層4を形成し
て、P型基板3とN型拡散層4とでPN接合を形成す
る。次いで、図3に示すように拡散層4上に絶縁膜5と
してSi O2 膜を形成し、図4に示すように電荷蓄積容
量1を形成するための溝6をエッチングにより形成す
る。
【0012】次いで、絶縁膜5及び溝6内にコンデンサ
の絶縁体に相当する高誘電膜7として例えばSi3N4 膜
を形成し、さらに高誘電膜7上にポリSi 膜8を形成し
て溝6を埋めるとともに前記絶縁膜5上のポリSi膜8
は2000〜3000Åの膜厚で形成して、同ポリSi
膜8をパターニングする。さらに、ポリSi 膜8上に薄
い絶縁膜9aとポリSi 膜9bを形成してパターニング
することにより前記薄膜トランジスタ2のゲート電極9
を形成し、そのポリSi 膜9bがワード線となってい
る。
【0013】次いで、図5に示すように絶縁膜10を形
成してパターニングし、さらに例えばアルミ層をパター
ニングしてビット線11を形成する。このような構成に
よりN型拡散層4と高誘電膜7と溝6内のポリSi 膜8
で電荷蓄積容量1が構成され、ゲート電極9とその両側
のポリSi 膜8とで薄膜トランジスタ2が構成される。
すなわち、ゲート電極9にゲート電圧を印加することに
より溝6上のポリSi膜8がドレインもしくはソースと
なる第一の電極12となり、ビット線11が接続された
部分のポリSi 膜8がソースもしくはドレインとなる第
二の電極13となる薄膜トランジスタ2が構成される。
【0014】さて、上記のように構成されたDRAMの
記憶セルではゲート電極9をワード線に接続して同ワー
ド線を選択すれば薄膜トランジスタ2がオン状態となっ
てビット線11を介して電荷蓄積容量1に対するセル情
報の書き込みあるいはセル情報の読出しが行われる。
【0015】そして、転送ゲート用トランジスタとして
動作する薄膜トランジスタ2は拡散層を設けることなく
形成され、その薄膜トランジスタ2の第一の電極12と
電荷蓄積容量1の蓄積電極であるポリSi 膜8とは拡散
層を介することなく同ポリSi 膜8で接続されている。
従って、電荷蓄積容量1の蓄積電極と薄膜トランジスタ
2に拡散層が存在しないため、α線による蓄積電荷の減
少を防止してソフトエラーの発生を抑制することができ
る。
【0016】また、α線による蓄積電荷の減少を防止す
ることができることから、電荷蓄積容量1の容量を縮小
することができるので、上記のようなトレンチ構造の電
荷蓄積容量1の製造も容易となってプロセスの簡略化及
び製造コストの低減を図ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はα線に
よるソフトエラーの発生を防止して信頼性を向上させ得
る半導体記憶装置を提供することができる優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例の記憶セルの製造工程を示す
断面図である。
【図3】本発明の一実施例の記憶セルの製造工程を示す
断面図である。
【図4】本発明の一実施例の記憶セルの製造工程を示す
断面図である。
【図5】本発明の一実施例の記憶セルの製造工程を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 電荷蓄積容量 2 転送ゲート用MOSトランジスタ(薄膜トランジ
スタ) 9 ゲート電極 11 ビット線 12 第一の電極 13 第二の電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9056−4M 311 S

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの電荷蓄積容量(1)と該電荷蓄積
    容量(1)の蓄積電極に接続された一つの転送ゲート用
    MOSトランジスタ(2)とから一つの記憶セルを構成
    し、前記記憶セルを多数配列してセルアレイを構成した
    半導体記憶装置であって、 前記転送ゲート用MOSトランジスタ(2)はそのソー
    ス及びドレインに拡散層を用いない薄膜トランジスタで
    構成し、該薄膜トランジスタ(2)のソースもしくはド
    レインとなる第一の電極(12)に前記電荷蓄積容量
    (1)の蓄積電極を接続し、該薄膜トランジスタ(2)
    のドレインもしくはソースとなる第二の電極(13)に
    ビット線(11)を接続し、該薄膜トランジスタ(2)
    のゲート電極(9)をワード線に接続したことを特徴と
    する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記電荷蓄積容量(1)はトレンチ構造
    で形成し、該電荷蓄積容量(1)の蓄積電極と前記薄膜
    トランジスタ(2)の第一の電極(12)とを同一層の
    ポリSi 膜(8)で形成したことを特徴とする請求項1
    記載の半導体記憶装置。
JP3241532A 1991-09-20 1991-09-20 半導体記憶装置 Withdrawn JPH0582753A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3241532A JPH0582753A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3241532A JPH0582753A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 半導体記憶装置

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JPH0582753A true JPH0582753A (ja) 1993-04-02

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ID=17075754

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3241532A Withdrawn JPH0582753A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 半導体記憶装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203