JP3158462B2 - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JP3158462B2 JP04478791A JP4478791A JP3158462B2 JP 3158462 B2 JP3158462 B2 JP 3158462B2 JP 04478791 A JP04478791 A JP 04478791A JP 4478791 A JP4478791 A JP 4478791A JP 3158462 B2 JP3158462 B2 JP 3158462B2
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forming
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俊樹 薮
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/318DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタとそ
の製造方法、及び容量セルの読み書き用スイッチングト
ランジスタとする半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置は記憶容量が3年
で4倍と集積度を増し、それに伴いセルの微細化も図ら
れている。しかしながらDRAM(Dynamic R
andom Access Memory)のメモリセ
ルの構成は、4kbitで1トランジスタ・1キャパシ
タタイプが採用されて以来64Mbitに至る8世代に
わたって使われ続けている。この間キャパシタについて
はプレーナ型、トレンチ型、スタック型と、また絶縁膜
についても酸化珪素膜からONO膜へと変わってきた
が、スイッチングトランジスタについては単結晶基板内
に設けられた不純物拡散層をチャンネルとするMOSF
ETを単に微細化することにより対応してきた。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
半導体記憶装置の一例について説明する。図5は従来の
スタックトキャパシタ型DRAMのメモリーセルアレー
の要部断面図を示すものである。
【0004】図5において、容量素子は電荷蓄積電極
(ストレージノード)31a、31bと固定電位印加電
極(セルプレート)32と、これらの電極31a、31
b、32に挟まれた容量絶縁膜33より構成され、電荷
はこの容量素子に蓄えられる。また34はスイッチ用M
OSFETであり、Si基板80の表面に形成された不
純物拡散領域37、スイッチング用MOSFET34の
ゲート電極となるワード線35より構成される。また3
6はビット線である。
【0005】以上のように構成された半導体装置におい
て、スイッチング用MOSFET34のゲート電極35
に印加された電圧により、スイッチ用MOSFET34
がオンし、ストレージノード電極31a、31bに蓄積
された電荷が不純物拡散層37とチャンネル領域を介し
てビット線36に流れ、情報の書き込み、読みだしを可
能にする(例えば、T.Ema et.al.:"3-Dimensional Stac
ked Capacitor Cell for 16M and 64M DRAMs" アイイーテ゛ーエ
ム タ゛イシ゛ェスト オフ゛ テクニカル ヘ゜ーハ゜ース゛(IEDM Dig. ofTech.Pap
ers)(1988)p.592参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ストレージ電極が基板内の不純物拡散層
37に接続され、さらに基板電位はトランジスタのパル
ス動作により不安定になることを考慮し通常−2〜−3
Vにバックバイアスされている。この為接合リークが増
大しセルキャパシタの全リークの内、接合リークの占め
る割合が支配的となりこれにより保持特性が決まる。ま
た基板に注入されたアルファー線により電離した小数キ
ャリアがストレージ電極に収集されることによりキャパ
シター電荷の放電が起こり、ソフトエラーが生ずるなど
の問題点を有していた。
【0007】また、集積化の面からは1セル当り、1本
のワード線と1/2本のビット線および、1個のストレ
ージ電極コンタクトと1/2個のビット線コンタクトが
必要であり、更にこれらにプロセスマージンを加えるこ
とによりセルの最小寸法が決まる。この為より微細化を
進めるためには、これらの数をより減らす必要がある。
さらに、セルの微細化を進める上でスイチング用MOS
FETのゲート長つまりワード線幅の微細化も必要であ
るが、この寸法は微細加工技術だけで決まるものではな
くチャンネルのリーク電流やホットキャリアなどの特性
劣化等の問題を考慮してきめられる。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、スイッチング
トランジスタとしてストレージノードコンタクト内に設
けられた縦型のTFTを用いることによって、基板との
接合を持たないため接合リークがなくこの為保持特性の
良い、基板内でアルファー線などにより電離して発生す
る少数キャリアによる容量電荷の放電の起こらないソフ
トエラーフリーの半導体記憶装置を提供することを目的
とする。
【0009】また本発明は、スイッチングトランジスタ
としてストレージノードコンタクト内に設けられた縦型
のTFTを用いることによって、1セル当りコンタクト
の数を1/2個減らし、ゲート長の寸法が平面的な微細
化に影響しない、微細化に向いた半導体記憶装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、基板(8)上に形成された第1絶縁膜(13)と、
第1絶縁膜(13)上に形成された配線層(5)と、配
線層(5)上に形成された第2絶縁膜(12)と、第2
絶縁膜(12)、配線層(5)および第1絶縁膜(1
3)を貫いて形成された開口部(10)と、開口部(1
0)の内壁部の少なくとも配線層(5)表面上に形成さ
れた第3絶縁膜(9)と、開口部(10)の内壁部の第
1、第2および第3絶縁膜(13,12,9)表面を覆
うように形成された半導体層(1a)からなり、配線層
(5)をゲート電極、第3絶縁膜(9)をゲート絶縁
膜、半導体層(1a)のうち配線層(5)に対向する部
分をチャンネル、半導体層(1a)のうちチャンネルに
隣接する両側の領域をソースまたはドレインとし、チャ
ンネルは隣接するソースおよびドレインと同時に形成さ
れた薄膜トランジスタ(4)と、薄膜トランジスタ
(4)のゲート電極に接続されたワード線(5)と、薄
膜トランジスタ(4)の半導体層(1a)に接続された
ストレージ電極(1)と、ストレージ電極(1)表面上
に形成された容量絶縁膜(3)と、容量絶縁膜(3)上
に形成され、ストレージ電極(1)に対向したセルプレ
ート電極(2)と、ストレージ電極(1)と接続された
ビット線(6)とを備え、薄膜トランジスタ(4)の半
導体層(1a)がストレージ電極(1)の一部を兼ねて
いる。
【0011】また本発明の半導体記憶装置の製造方法
は、基板(8)上に素子分離領域(7)を形成する工程
と、素子分離領域(7)上にビット線(6)を形成する
工程と、ビット線(6)上に第1絶縁膜(13)を形成
する工程と、第1絶縁膜(13)上に配線層(5)を形
成する工程と、配線層(5)上に第2絶縁膜(12)を
形成する工程と、第2絶縁膜(12)、配線層(5)お
よび第1絶縁膜(13)を貫いてビット線(6)に達す
る開口部(10)を形成する工程と、開口部(10)の
底面を除く内壁部の少なくとも配線層(5)表面上に第
3絶縁膜(9)を形成する工程と、開口部(10)の内
壁部の第1、第2および第3絶縁膜(13,12,9)
表面を覆い、かつ開口部(10)の底面でビット線
(6)に接続する半導体層(1)を形成する工程と、半
導体層(1)表面上に容量絶縁膜(3)を形成する工程
と、容量絶縁膜(3)上にセルプレート電極(2)を形
成する工程とを備えている。
【0012】また本発明の半導体記憶装置の製造方法
は、基板(8)上に第1絶縁膜(7)を形成する工程
と、第1絶縁膜(7)上に配線層(5)を形成する工程
と、配線層(5)上に第2絶縁膜(13)を形成する工
程と、第2絶縁膜(13)、配線層(5)および第1絶
縁膜(7)を貫いて開口部(10’)を形成する工程
と、開口部(10’)の底面を含む内壁部表面上に第3
絶縁膜(12)を形成する工程と、第3絶縁膜(12)
表面を覆う半導体層(6)を形成すると同時に半導体層
(6)に接続するビット線(6)を形成する工程と、半
導体層(6)表面上に容量絶縁膜(3)を形成する工程
と、容量絶縁膜(3)上にセルプレート電極(2)を形
成する工程とを備えている。
【0013】本発明の半導体記憶装置が備える薄膜トラ
ンジスタは、上記した構成によりスルーホールの外壁部
の一部に形成された配線層に電圧を印加することによ
、スルーホール内壁部の一部に設けられた絶縁膜層を
介して形成された半導体層のキャリア密度をコントロー
ルすることにより、半導体層の導通を制御する。この
為、チャネル長は配線層の厚みで決まるため平面方向の
微細化に影響されない。また、チャネル幅はスルーホー
ルの内周により決められるため、基板表面に形成された
トランジスタに比べチャネル幅を一方向に広げることに
よるスルーホールの平面的な広がりは、1/2に抑える
ことができる。この為、微細化に向いた薄膜トランジス
タを実現することが可能となる。
【0014】本発明の半導体記憶装置およびその製造方
は、上記した構成によって、バックバイアスされた基
板に設けられた不純物拡散層を介することなく、情報記
憶用キャパシタをスルーホール内に縦型に形成されたス
イッチ用TFTにより直接ビットラインに接続すること
により、基板と接合を持たないため接合リークを考える
必要がなく、さらにアルファー線により基板内で発生す
る電荷による放電に起因したソフトエラーのない半導体
記憶装置を実現することが可能となる。また同時にノー
ドコンタクト内に縦型にTFTを設けるため、ゲート長
に当たるワード線の膜厚は微細化とは直接関係なく決め
られるため、微細化に向いた半導体記憶装置を実現する
ことが可能となる。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例の半導体
記憶装置について、図面を参照しながら説明する。図
1,図2は、それぞれスタックトキャパシタ型DRAM
のメモリセルアレー部の要部断面図、要部平面図を示す
ものである。図1の要部断面図は、図2の要部平面図に
おいてI−I’部で切断したときの断面を示している。
【0016】図1において、1はストレージ電極で導電
膜1a、1bが導電型の側壁1cにより接続されてい
る。2はセルプレート電極、3は容量絶縁膜でストレー
ジ電極1とセルプレート電極2に挟まれ容量素子を構成
する。4はスイッチング用TFTであり、10のコンタ
クトホール内に形成され、5のワード線、9のサイドウ
ォール絶縁膜、及びストレージ電極1aにより構成され
それぞれゲート電極、ゲート絶縁膜、チャネル部として
働く。6はビット線で、スイッチング用TFTを介し容
量素子に接続されている。7はLOCOS酸化膜、8は
Si基板でLOCOS酸化膜7によりメモリセルアレー
と電気的に分離されている。11はシリコン窒化膜で容
量素子部を形成する際にエッチングが12、13のシリ
コン酸化膜層より下の層に及ばないようエッチング時の
ストッパーとして働く。
【0017】まず導電膜1a及び1bは導電型の側壁1
cにより接続されており、導電膜1aはコンタクトホー
ル10を通じワード線5の中心部を貫くかたちでビット
線6と接続されており、コンタクトホール10内でワー
ド線5をゲートとするTFT4を構成している。ストレ
ージノード電極1は、小面積で高容量を得る為に容量絶
縁膜3としてONO(酸化珪素膜−窒化珪素膜−酸化珪
素膜)の多層膜を用い、この容量絶縁膜3を介してプレ
ート電極2が設けられている。
【0018】以上のように構成された半導体記憶装置に
おける動作を図6を用いて説明する。図6(a)は図1
におけるFET部4を抜きだした図である。FETのチ
ャネル部となるストレージノード1aは、n型の半導体
層で形成されている。その等価回路を同図(b)に示
す。Vd,Vg,Vsはそれぞれドレイン、ゲート、ソ
ース電圧を示す。ドレインに一定電圧が印加された状態
でゲートに負の電圧を印加していくとFETのチャンネ
ル部は徐々に空乏化されてゆき、それと共にドレイン電
流Idも徐々に減少すし、やがてチャネル部が完全に空
乏化した時点でドレイン電流Idも0となる。この特性
を示したのが同図(c)である。
【0019】このスイッチング用TFT4をオン・オフ
することにより、ストレージノード1とビット線6との
間で電荷の蓄積・放電を行い情報の読みだし、書き込み
を行う。
【0020】また、ワード線5とストレージノード1と
の両方に半導体層を用いて、一方をp型、他方をn型と
言うように多数キャリアの異なる半導体層を用い、スト
レージノード1側を低濃度とすることにより、ワード線
を無バイアス時にoffする(ノーマルオフ)TFTを
形成することが出来る。
【0021】さらに、ビット線6とのコンタクト穴10
とストレージノード1とのコンタクト穴10が共用でき
るだけでなく、メモリセルとしてSi基板8を用いない
ことでメモリセルをコントロールするための周辺論理回
路をメモリセルの下に構成することが可能となり、一層
の集積化を図ることも可能となる。
【0022】以上のように本実施例によれば、ワード線
5を貫きビット線6に到達するように形成されたスルー
ホール10内に、ストレージノード1と一括同時形成さ
れたTFT4を設けることにより、基板と接する接合を
持たないトランジスタをスイッチング素子として用いる
ことにより、従来のセル容量の保持特性を決定していた
基板漏れ電流を生じない。また基板にpn接合を有さな
いためアルファー線によるソフトエラーの生じにくい半
導体記憶装置を実現することができる。またノードコン
タクト内に縦型にTFT4を設けるため、ゲート長に当
たるワード線の膜厚は微細化とは直接関係なく決められ
るため、微細化に向いた半導体記憶装置を実現すること
が可能となる。
【0023】次に、本発明の製造方法を第1の実施例で
述べた半導体メモリ装置について図3に示した工程断面
図を用いて説明する。
【0024】まず図3aでは、周知の方法でp型シリコ
ン基板8に、素子分離領域7及びメモリセルをコントロ
ールするための周辺回路用MOSFET(不図示)を形
成する。その後、WSi(W:Siを1:2.7とする
タングステンシリサイド)を250nm堆積し、レジス
トを堆積後周知のホトリソグラフィ工程によりビット線
6になる配線を形成する。次に、層間絶縁膜としてシリ
コン酸化膜13を250nm堆積した後、ワード線5と
するためのポリシリコン層を700nm堆積し、周知の
リソグラフィ方法により所定の形状に加工し、この上に
シリコン酸化膜12及びシリコン窒化膜11をそれぞれ
300nm及び50nm堆積する。
【0025】次に図3bでは、ワード線5とビット線6
が交差する点にホト工程によりパターンニングされたレ
ジストをマスクにシリコン窒化膜11、シリコン酸化膜
12、ポリシリコン膜5、シリコン酸化膜13の順にワ
ード線5を貫きビット線6に到達するようにコンタクト
穴10を異方性エッチングにより形成する。コンタクト
穴10を形成するために用いたレジストを除去した後、
TFTのゲート絶縁膜9を形成するためHTO(高温で
堆積されるシリコン酸化膜)を50nm膜厚で堆積す
る。
【0026】続いて図3cでは、このHTO膜をその膜
厚分だけ異方性エッチングを行い、コンタクト穴10の
側壁にのみにHTOを残渣させることによりゲート絶縁
膜9を形成する。次にストレージノード電極として用い
るn型のドープトポリシリコン層(シリコンを堆積しな
がら同時にP等の不純物をドーピングする方法により)
を100nm堆積する。この時コンタクト穴10の側壁
に堆積するポリシリコンは約50nmとなるよう堆積条
件を設定する。このストレージノードは高容量を得るた
めに多層にしてもよく、その場合は同図に示すようにN
SG膜などの絶縁膜層14を介し再びドープトポリシリ
コン層1bを堆積する。
【0027】この後図3dでは、このポリシリコン層を
必要な形状にエッチングしてストレージノード電極1を
形成するが、ストレージノード部を多層化した場合はポ
リシリコンサイドウォール1cにより各ストレージノー
ドを接続する。このときストレージノード形状として
は、従来例の図5で示したようなコンタクト穴の底で2
層目以降がつながるような形状ではなく本実施例に示し
たようなコンタクト穴の外で接続されるタイプが望まし
い。これは、2層目以降のストレージノード1bがスル
ーホール内で一層目のストレージノード1aあるいは、
ビット線6につながった場合、ワード線4で2層目以降
のストレージノードのスイッチングを行うことが困難と
なるためである。この後、セルノードを多層化した場合
はサイドウォールの一部を除去し、層間膜としてつけた
NSG膜等を除去、容量絶縁膜3、セルプレート電極
2、配線層等を周知の方法で形成し、図1に示した半導
体記憶装置ができる。
【0028】以上のように、本実施例によればコンタク
ト穴10の中に縦型のTFT4を形成することができ、
またゲート絶縁膜9をHTO膜の異方性エッチングによ
り形成されるコンタクト穴内壁の残渣を利用するため、
コンタクト穴の底部すなわちビット線とのコンタクト部
を埋めることなく側壁のみに絶縁膜層を形成することが
できる。
【0029】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。図4は本発明の
第2の実施例における半導体記憶装置のメモリセルアレ
ー部の要部断面図を示すものである。本実施例では半導
体記憶装置としては、スタックトトレンチキャパシタ型
DRAMを用いている。同図において、10’はスタッ
クトトレンチキャパシタ用穴で、他の構成は図1の構成
と同様である。本実施例が実施例1と異なる点は、スト
レージノード電極1をトレンチ10’内に設けた点であ
る。
【0030】まずLOCOS酸化膜7上に形成されたワ
ード線5の中心部を貫くかたちでスタックトトレンチキ
ャパシタ用穴10’が設けられており、このスタックト
トレンチキャパシタ用穴10’の側面及び底部は、シリ
コン酸化膜12を介してビット線6と同時形成されたス
トレージノード電極1、容量絶縁膜3、セルプレート2
で覆われている。スタックトトレンチキャパシタ用穴1
0’はワード線を貫く部分でTFT4を構成している。
ここで、15はシリコン酸化膜を示す。
【0031】以上のように構成された半導体記憶装置に
おいて、このスイッチング用TFT4をオン・オフする
ことによりストレージノード1とビット線6との間で電
荷の蓄積・放電を行い情報の読みだし、書き込みを行
う。
【0032】以上のように本実施例によれば、ワード線
5を貫き基板8に到達するように形成されたスタックト
トレンチキャパシタ用穴10’内にビット線形成時にス
トレージノード1と一括同時形成されたTFT4を設け
ることにより、従来のセル容量の保持特性を決定してい
た基板漏れ電流を生じない、また基板にpn接合を有さ
ないためアルファー線によるソフトエラーの生じにく
い、半導体記憶装置を実現することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は、容量セルの読み
書き用スイッチングトランジスタとしてスルーホール内
に形成された縦型の薄膜トランジスタを用いることによ
り、メモリセルの高集積化及び接合漏れ電流の低減をす
ることができる。また、ビット線とのコンタクト穴とス
トレージノードとのコンタクト穴が共用できることによ
り高集積化する事も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
の要部断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
の要部平面図である。
【図3】本発明の第1の実施例における半導体記憶装置
の製造方法を示す工程断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例における半導体記憶装置
の要部断面図である。
【図5】従来の半導体記憶装置の要部断面図である。
【図6】本発明の薄膜トランジスタの動作を説明した図
である。
【符号の説明】
1 電荷蓄積電極(ストレージノード電極) 2 固定電位印加電極(セルプレート電極) 3 容量絶縁膜 4 スイッチ用TFT 5 ワード線 6 ビット線 9 側壁酸化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 晋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 岡田 昌三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−179570(JP,A) 特開 昭60−57973(JP,A) 特開 平2−14563(JP,A) 特開 平2−20061(JP,A) 特開 平2−63160(JP,A) 特開 平3−274761(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/8242 H01L 29/784

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された第1絶縁膜と、前記
    第1絶縁膜上に形成された配線層と、前記配線層上に形
    成された第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜、配線層および
    第1絶縁膜を貫いて形成された開口部と、前記開口部の
    内壁部の少なくとも前記配線層表面上に形成された第3
    絶縁膜と、前記開口部の内壁部の前記第1、第2および
    第3絶縁膜表面を覆うように形成された半導体層からな
    り、前記配線層をゲート電極、前記第3絶縁膜をゲート
    絶縁膜、前記半導体層のうち前記配線層に対向する部分
    をチャンネル、前記半導体層のうち前記チャンネルに隣
    接する両側の領域をソースまたはドレインとし、前記チ
    ャンネルは隣接するソースおよびドレインと同時に形成
    された薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタのゲ
    ート電極に接続されたワード線と、前記薄膜トランジス
    タの半導体層に接続されたストレージ電極と、前記スト
    レージ電極表面上に形成された容量絶縁膜と、前記容量
    絶縁膜上に形成され、前記ストレージ電極に対向したセ
    ルプレート電極と、前記ストレージ電極と接続されたビ
    ット線とを備え、前記薄膜トランジスタの半導体層が前
    記ストレージ電極の一部を兼ねていることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のビット線を、ワード線の
    上部に設けたことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のビット線を、ワード線の
    下部に設けたことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のワード線を、ストレージ
    電極と多数キャリアの型が異なる半導体層としたことを
    特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 基板上に素子分離領域を形成する工程
    と、前記素子分離領域上にビット線を形成する工程と、
    前記ビット線上に第1絶縁膜を形成する工程と、前記第
    1絶縁膜上に配線層を形成する工程と、前記配線層上に
    第2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜、配線層
    および第1絶縁膜を貫いて前記ビット線に達する開口部
    を形成する工程と、前記開口部の底面を除く内壁部の少
    なくとも前記配線層表面上に第3絶縁膜を形成する工程
    と、前記開口部の内壁部の前記第1、第2および第3絶
    縁膜表面を覆い、かつ前記開口部の底面で前記ビット線
    に接 続する半導体層を形成する工程と、前記半導体層表
    面上に容量絶縁膜を形成する工程と、前記容量絶縁膜上
    にセルプレート電極を形成する工程とを備えていること
    を特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 基板上に第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜上に配線層を形成する工程と、前記配線
    層上に第2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜、
    配線層および第1絶縁膜を貫いて開口部を形成する工程
    と、前記開口部の底面を含む内壁部表面上に第3絶縁膜
    を形成する工程と、前記第3絶縁膜表面を覆う半導体層
    を形成すると同時に該半導体層に接続するビット線を形
    成する工程と、前記半導体層表面上に容量絶縁膜を形成
    する工程と、前記容量絶縁膜上にセルプレート電極を形
    成する工程とを備えていることを特徴とする半導体記憶
    装置の製造方法。
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