JPH0582733U - 単軌条運搬機の乗車確認装置 - Google Patents

単軌条運搬機の乗車確認装置

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JPH0582733U
JPH0582733U JP3277592U JP3277592U JPH0582733U JP H0582733 U JPH0582733 U JP H0582733U JP 3277592 U JP3277592 U JP 3277592U JP 3277592 U JP3277592 U JP 3277592U JP H0582733 U JPH0582733 U JP H0582733U
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JP
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passenger
door bar
hydraulic
stop
hydraulic pressure
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JP3277592U
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利昭 佐竹
啓二 広岡
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Fujii Denko Co Ltd
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Fujii Denko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 人員輸送単軌条運搬機において、作業員の乗
車確認が出き、積み残しをなくすことと、非常時の避難
を容易にし、運搬機を衝突等から守る。 【構成】 発生する油圧を駆動車下部のピニオン車輪2
に直結した油圧モーターに配管すると共に、乗用台車1
にも配管して成る人員輸送用単軌条運搬機において、乗
用台車の乗車ドアバー9 を閉鎖することにより施錠部に
設けたスイッチが入り、油圧回路の電磁バルブを開放し
て前後発進可能となり、1個所でも乗車ドアバー9 を開
放すれば、施錠部に設けたスイッチが切れ、電磁バルブ
が働き、油圧を止め、油圧モーターの回転を止め走行停
止する。 【効果】 又走行中においては軌条上に落石や倒木があ
っても、乗車員の一人がドアバーを開放すれば運搬機が
停止し、避難すると同時に、運搬機を停止させることが
でき、運搬機を衝突等の2次災害から守る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は果樹園等の急傾斜地に設置して、果実,肥料等の運搬に使用されて いた農業用単軌条運搬機より発展した人員輸送用の運搬機に関するものであり、 特にその駆動系の乗車確認装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より果樹園で使用される単軌条運搬機には、エンジンの回転を歯車により 回転を下げピニオン車輪を回転させる機械式駆動が用いられ、安全装置としてピ ニオン車輪に歯車を介して逸走防止機構やサイドブレーキを設けるものであった 。 又台車の全長も短く、高さも低いものであった。これは運搬物が比較的軽量な果 実や肥料,薬剤等を対象としたものであり、単軌条運搬機に乗り込む者は、運転 者1人であり、同乗者の乗車の具合を確認する必要はなかった。
【0003】 しかし、今回の人員輸送を目的とする運搬機に乗車する者は、一般的に作業員 兼運転者と作業員7人の合計8人が1編成の車両に乗り込むのであるが、この時 に乗り遅れる者がなきにしもあらずで、定員に未たずして発進してしまうことも 考えられ、又、最大斜度45°の登降坂部では、どうしても着座姿勢が不安定と なり、転げ落ちることも考えられた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記した様に多人数を安全に輸送しようとすれば少なからず問題が発生するも のであり、不安定な乗車姿勢を助ける手摺が必要となり、又、定員に未たずして 発進してしまう人為的ミスも解消すること、又、例えば着衣が軌条近辺の樹木に 引っかかった様な際にも、ドアバーを開ければ緊急停車できるので、運転者だけ の意志ではなく乗車全員の意志によって、停車が可能となることを目的とするも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
よって本案は、人員輸送を目的とする単軌条運搬機の乗用台車の手摺兼用乗車 ドアバー9 の施錠部にスイッチを設け、このスイッチをドアバー9 の開閉によっ て「入,切り」し、この単軌条運搬機の駆動系の油圧回路に設けた電磁バルブを 開閉することにより、ピニオン車輪に直結した油圧モーターの回転,停止を行う ものである。
【0006】
【実施例】
本案の実施例を詳記すると、乗用台車1 下部の前方(図1の正面図において左 側)にピニオン車輪2 と油圧モーター3 を設けた駆動車輪4 と、後方に車輪5 を 設けたアイドル車輪6 を設け、乗用台車1 上には門型のフレーム7 を長さ方向に 等間隔で設け、その間にシート8 を立設して成る乗用台車の門型フレーム7 間の 両サイドを回動自在に設けたドアバー9 により連結した乗用台車である。
【0007】 ドアバー9 は、上側に開放でき、施錠部は図3の様に、コ字状に折曲した施錠 部フレーム71に施錠プレート72と、スイッチ14の取付プレート73を溶着し、プレ ート73にはストッパー13と、スイッチ14を取付ける。 この施錠部にドアバー9 を降ろし施錠すると、ドアバー9 の先端部内に設けた ピン10が施錠プレート72の穴に嵌入し、バネ12の附勢によりピン10は抜けない。 この時にスイッチ14は、ドアバー9 の下端で押し下げスイッチ14を「入り」状態 にする構造である。 ドアバー9 を開放する時は操作ピン11をバネ12に抗してスライドさせれば施錠 プレート72よりピン10が抜け、ドアバー9 は上方へ回動させることができる。 この施錠部は、乗用台車2台分で合計16個所あり、16個のスイッチ14が直列 に配線されているものである。
【0008】 前記、乗用台車の施錠部とドアバー9 の関係を詳記したのであるが、全体とし ての人員輸送用の単軌条運搬機の構成は、駆動車1台,乗用台車2台の3両で1 編成とし、駆動は油圧駆動としたものである。 駆動車には、エンジン及びポンプ等の油圧発生機器並びにバッテリー等の電装 機器類を積載し、そこで発生された油圧は、駆動車自体を動かす台車下部のピニ オン車輪に直結した油圧モーターに配管されると共に、連なった乗用台車2台に も配管され、同じく台車下部のピニオン車輪に直結した油圧モーターに各々配管 されたものである。
【0009】
【考案の効果】
以上のように、人員輸送を目的とする単軌条運搬機の乗用台車の乗車ドアバー 9 の施錠部にスイッチ14を設け、このスイッチ14全てが「入り」の状態にならな いと発進できない電気,油圧回路にしているので、運転者がコントローラーの前 進又は後進のボタンを押したとしても、ドアバー9 が開放状態であれば発進せず 作業員の乗車確認が出来ると共に、手摺を兼用するドアバー9 が確実に閉鎖され ていなければ発進しないので、安定した手摺が得られ、急傾斜地の軌条上を通過 する際にも乗車姿勢の安定が計れるものである。 又、走行中に軌条上に落石や倒木があった場合には、コントローラーの停止ボ タンを押してもよいし、ドアバー9 を開放しても運搬機を停止させることができ 、運搬機を止めることと、避難することが容易に行えると共に、運搬機を衝突等 の2次災害から守る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案実施例の乗用台車正面図。
【図2】本案実施例の乗用台車左側面図。
【図3】本案実施例の施錠部の一部切欠した正面図。
【図4】本案実施例の施錠部の一部切欠した右側面図。
【図5】本案実施例の電気回路図。
【符号の説明】
1 乗用台車 2 ピニオン車輪 3 油圧モーター 4 駆動車輪 5 車 輪 6 アイドル車輪 7 フレーム 8 シート 9 ドアバー 10 ピ ン 11 操作ピン 12 バ ネ 13 ストッパー 14 スイッチ 71 施錠部フレーム 72 施錠プレート 73 取付プレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動車に、エンジン及びポンプ等の油圧
    発生機器並びにバッテリー等の電装機器を積載し、ここ
    で発生する油圧を駆動車下部のピニオン車輪に直結した
    油圧モーターに配管すると共に、乗用台車にも配管し、
    同じく台車下部のピニオン車輪に直結した油圧モーター
    に各々配管して成る駆動車と複数の乗用台車を連結した
    編成の人員輸送用単軌条運搬機において、乗用台車の乗
    車ドアバー9 を閉鎖することにより施錠部に設けたスイ
    ッチ14が入り、油圧回路の電磁バルブを開放して前後発
    進可能となり、たとえ1個所でも乗車ドアバー9 が開放
    すれば、施錠部に設けたスイッチ14が切れ、電磁バルブ
    が働き、油圧を止め、油圧モーターの回転を止め走行が
    不可能となることを特徴とする単軌条運搬機の乗車確認
    装置。
JP3277592U 1992-04-17 1992-04-17 単軌条運搬機の乗車確認装置 Expired - Lifetime JP2554227Y2 (ja)

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JPH0582733U true JPH0582733U (ja) 1993-11-09
JP2554227Y2 JP2554227Y2 (ja) 1997-11-17

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