JPH0582691B2 - - Google Patents

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JPH0582691B2
JPH0582691B2 JP60205935A JP20593585A JPH0582691B2 JP H0582691 B2 JPH0582691 B2 JP H0582691B2 JP 60205935 A JP60205935 A JP 60205935A JP 20593585 A JP20593585 A JP 20593585A JP H0582691 B2 JPH0582691 B2 JP H0582691B2
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JP
Japan
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push button
button switch
fixed contacts
circuit board
printed circuit
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JP60205935A
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JPS6266512A (ja
Inventor
Yoichi Hatsutori
Kazuyoshi Kagawa
Kyobumi Deguchi
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication of JPS6266512A publication Critical patent/JPS6266512A/ja
Publication of JPH0582691B2 publication Critical patent/JPH0582691B2/ja
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  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、TV,VTR,カセツトデツキ等
の電子機器における操作スイツチとして使用する
押釦スイツチの製造方法に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
TV等のチヤンネル選択または音量のUP,
DOWNの操作を2個の押釦スイツチで行なう方
式のものがある。
第11図〜第13図は、このような操作用とし
て組込まれる従来の押釦スイツチを示している。
これらの図中符号11は、プリント基板12への
取付足11aを有する補強ケースで、この補強ケ
ース11にそれぞれ、押釦スイツチ(タクトスイ
ツチ)13が支持されている。
押釦スイツチ13は、スイツチケース体中に固
定接点と、カツプ状の可動接点とが対向配設さ
れ、可動接点上に、当該可動接点押圧用のステム
13aが配設されている。スイツチケース体から
は、固定接点および可動接点に接続された各端子
13b,13cが、取付足11a側に突設されて
いる。
補強ケース11は、このような押釦スイツチ1
3を補強し、且つ当該押釦スイツチ13をプリン
ト基板12に仮止めするためのもので、取付足1
1aは弾力を有していく“く”の字形に屈曲され
ている。
押釦スイツチ13,13をプリント基板12に
取付ける際は、まず補強ケース11の取付足11
a,11aを、スナツプイン式でプリント基板1
2に挿入して仮止めをしたのち、押釦スイツチ1
3の端子13b,13cがプリント基板12側に
半田付けされる。このようにして2個の押釦スイ
ツチ13,13が、プリント基板12上に並設さ
れる。並設された押釦スイツチ13,13の前面
部には操作パネル14が配置され、この操作パネ
ル14に押込み可能に取付けられた各キートツ
プ、15a,15bの背面突起が、当該押釦スイ
ツチ13,13のステム13a,13aにそれぞ
れ対接される。
押釦スイツチが、TVのチヤンネル選択用とし
て適用されたとき。2個の押釦スイツチ13,1
3のうちの一方は、チヤンネルUP操作用に対応
し、他方はチヤンネルDOWN操作用に対応して
いる。
しかしながら、このような従来の押釦スイツチ
にあつては、2個の押釦スイツチ13,13は各
別の補強ケース11に支持され、またプリント基
板12への取付け作業は、1個ずつ行なうように
していたため、部品の組立て工数、およびプリン
ト基板12への取付け作業工数が増えてコスト高
につくという問題点があつた。
ついで第14図および第15図は、他の従来例
を示している。この従来例は、2個の押釦スイツ
チ13,13を、プリント基板12に対して縦形
に並設したものである。2個の押釦スイツチ1
3,13は、補強プリント基板16に取付けられ
たのち、メインのプリント基板12に取付けられ
る。第15図に示すようにキートツプ15a,1
5bも、縦形配置の押釦スイツチ13,13に対
応して、縦形に配置されている。 しかしながら
上記のような縦形配置の従来例にあつては、補助
プリント基板16を必要とし、また、組付け作業
が、まず補助プリント基板16に2個の押釦スイ
ツチ13,13を取付けて所要の半田付けをした
のち、改めてこの補助プリント基板16を、メイ
ンのプリント基板12に取付け作業を行なうとい
うものであつたため、部品点数および作業工数が
ともに多く、前記と同様にコスト高につくという
問題点を免れ得なかつた。
加えて、個々の押釦スイツチとしての機能だけ
でなく、複数の押釦スイツチが相互に関係する機
能を持たせるためには、複数の押釦スイツチを取
り付けるプリント基板上にそのための配線が必要
であつた。例えば、複数の押釦スイツチが同時に
ONされた時にのみ機能するような押釦スイツチ
を得たい場合、すなわち複数の押釦スイツチが並
列に接続された押釦スイツチを得たい場合など、
従来の押釦スイツチでは、複数の押釦スイツチを
プリント基板に取り付けた後でジヤンパー線等で
各々の押釦スイツチの端子を適宜接続しなければ
ならなかつた。
本願発明は、上記のような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、本願発明の目的は、複数
の押釦スイツチのそれぞれを直列または並列に接
続して用いる機能の異なる押釦スイツチをほとん
ど同じ製造工程で製造することができ、製造効率
が良く低コストの押釦スイツチを提供することの
できる製造方法を実現することである。
[問題点を解決するための手段] 一枚の金属板に、可動接点の接続により互いに
導通される一対づつ複数組の固定接点と該固定接
点に接続される端子とを打抜き加工により形成し
た後、前記金属板に樹脂を一体形成し、固定接点
の上に可動接点を取り付ける押釦スイツチの製造
方法において、 前記金属板には前記打抜き加工により前記複数
組の固定接点を一方向に並べて形成するととも
に、固定接点と同一個数の端子を該金属板の一端
に並べて形成し、さらに各固定接点と端子および
隣接する組の固定接点間をそれぞれ接続する複数
の接続帯を形成し、 前記樹脂の一体形成後、前記複数組の固定接点
が直列、並列またはそれらの組み合わせ等の所望
の接続状態をなすように前記接続帯の所定箇所を
切除することを特徴としている。
[作用] 上記製法は、一方向に並べて形成された複数組
の固定接点の各々と、金属板の一端に並べて形成
された端子の各々とを、接続帯によりあみだ状に
接続された状態で打ち抜き加工して、樹脂との一
体形成後、所定箇所の接続帯を切除するものであ
るため、個々の押釦スイツチとしての機能だけで
なく、複数の押釦スイツチが相互に関係する機能
を持つた押釦スイツチを製造することができる。
すなわち複数の押釦スイツチが直列または並列ま
たはその組合せ等の所望の接続状態をなすような
回路を有する押釦スイツチを製造することができ
る。その結果、押釦スイツチを取り付けるプリン
ト基板上に端子と端子とを接続するための配線が
不必要になり、押釦スイツチを取り付ける側の回
路構成を簡単にすることができる。
また、相互の押釦スイツチの配線の異なる多品
種の押釦スイツチの製造方法であるにも関わら
ず、金属板の打ち抜き加工および樹脂との一体形
成までのほとんどの工程を共通して製造すること
ができる。
〔発明の実施例〕
以下まずこの発明の実施例の説明に先立つてこ
の発明が適用される縦形2段に並設した押釦スイ
ツチについて第1図〜第4図を参照して説明す
る。
なお第1図〜第4図において、前記第11図〜
第15図における部材または部位と同一ないし均
等のものは、前記と同一符号を以つて示し、重複
した説明を省略する。
まず構成を説明すると、この考案においては、
2個の押釦スイツチS1,S2に対して縦形の単一の
補強ケース1が用いられ、その下端部の4辺に、
それぞれ取付足1a〜1dが突設されている。
各押釦スイツチS1,S2は、固定接点2と、カツ
プ状の可動接点3とが対向配設され、可動接点3
上に、当該可動接点3押圧用のステム4が配設さ
れている。各押釦スイツチS1,S2に対する固定接
点2および可動接点3の基部片3a等は、補強ケ
ース1内にインサート成形により一つの工程で同
時に形成され、また両押釦スイツチS1,S2の固定
接点2および可動接点3からの各端子5a〜5d
は、全て、取付足1a〜1d側に整列して突設さ
れている。
両押釦スイツチS1,S2のステム4は、共通のケ
ース体6により支持されている。
押釦スイツチを、プリント基板12に取付ける
際は、まず補強ケース1の取付足1a〜1dを、
スナツプイン式でプリント基板12に挿入して仮
止めする。このとき複数個の端子5a〜5dも、
プリント基板12の所要箇所に整列して挿入され
る。次いで端子5a〜5dのプリント基板12側
への半田付けが行なわれるが、複数個の端子5a
〜5dは、互いに接近した位置に整列して挿入さ
れているので、半田付け作業は極めて能率的に行
なわれる。
プリント基板12に取付けられた押釦スイツチ
S1,S2の前面部には、キートツプ15a,15b
が取付けられた操作パネル14が配置される。
この発明は、例えば上述した押釦スイツチの製
造に適用されるもので、第5図はフープ状に形成
された接点端子16を示し、16aは前記可動接
点2に相当する固定接点、16bは前記可動接点
3を載置する固定接点、16cはこれらの接点に
連結する端子である。
接点端子16は第6図に示す如く所定絶縁部材
17に対しインサート成形する。次に固定接点1
6b上に前記可動接点3とステム4を載置し、補
強ケース1を被せ、インサート成形により設けら
れた突起17aをめることにより絶縁部材17
がケース1に固定される。そして接点端子16の
切断予定部分16d,16eを切断すると共に例
えば第6図のような位置に穴17bを絶縁部材1
7の裏側から形成し、第7図aに示す如くこの穴
を介して接点端子16の×印の個所を切断する。
これにより第7図bに示すように独立2回路の押
釦スイツチS1,S2が得られる。
同様にして直列2回路スイツチを製造するため
には、たとえは第8図に示すように、隣接する組
の固定接点間を接続している接続帯の端子に近い
固定接点寄りの所と、端子に近い固定接点と端子
との別の接続帯とを切断すればよい。このような
押釦スイツチは、2つの押釦スイツチが同時に
ONされた時のみ機能するようなスイツチ、例え
ば録音ボタンのようにうつかり押してまわらない
ように保護しておく必要のあるスイツチなどに最
適である。
また片側共通2回路スイツチを製造するために
は、たとえば第9図に示すように、隣接する組の
固定接点間を接続している接点帯の端子に近い固
定接点寄りの所を切断すればよい。このようなス
イツチは、例えばデジタル回路などにおいて、片
側共通の端子に加えられている電圧を、押釦スイ
ツチが押された時にそれぞれ押釦スイツチのもう
一方の端子に与えるようなスイツチに用いること
ができる。
そして並列2回路スイツチを製造するために
は、たとえば第10図に示すように、接続帯を切
断しなければよい。このような押釦スイツチは、
2つの押釦スイツチのどちらかがONされた時に
機能するようなスイツチに用いられる。
このように、第10図に示すような配線の所定
箇所を切除することにより、第7図から第9図に
示すような、様々な機能の異なる押釦スイツチを
製造することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、電子機
器の操作スイツチとして様々な機能を持つた押釦
スイツチをほとんど共通の製造工程により提供す
ることができる。そのため、不要な製造設備が要
らないため、製造コストを低減させることがで
る。そのため、多品種の押釦スイツチの低コスト
で量産性の高い製造方法を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの発明が適用される押釦
スイツチを示すもので、第1図は側面図、第2図
は正面図、第3図は平面図、第4図はキートツプ
部分の正面図、第5図乃至第10図はこの発明の
製造方法を説明するための接点端子に係わる部分
の図、第11図は従来の押釦スイツチを示す一部
破断側面図、第12図は第11図の−線から
みた図、第13図は同上従来例のキートツプ部分
の正面図、第14図は他の従来例を示す正面図、
第15図は同上従来例のキートツプ部分の正面図
である。 1……補強ケース、2……固定接点、3……可
動接点、4……ステム、12……プリント基板、
16……接点端子、17……絶縁部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一枚の金属板に、可動接点の接続により互い
    に導通される一対づつ複数組の固定接点と該固定
    接点に接続される端子とを打抜き加工により形成
    した後、前記金属板に樹脂を一体成形し、固定接
    点の上に可動接点を取り付ける押釦スイツチの製
    造方法において、 前記金属板には前記打抜き加工により前記複数
    組の固定接点を一方向に並べて形成するととも
    に、固定接点と同一個数の端子を該金属板の一端
    に並べて形成し、さらに各固定接点と端子および
    隣接する組の固定接点間をそれぞれ接続する複数
    の接続帯を形成し、 前記樹脂の一体成形後、前記複数組の固定接点
    が直列、並列またはそれらの組み合わせ等の所望
    の接続状態をなすように前記接続帯の所定箇所を
    切除することを特徴とする押釦スイツチの製造方
    法。
JP20593585A 1985-09-18 1985-09-18 押釦スイツチの製造方法 Granted JPS6266512A (ja)

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JPS6266512A JPS6266512A (ja) 1987-03-26
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