JPH0582629A - 静電吸着電極 - Google Patents
静電吸着電極Info
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- JPH0582629A JPH0582629A JP24089891A JP24089891A JPH0582629A JP H0582629 A JPH0582629 A JP H0582629A JP 24089891 A JP24089891 A JP 24089891A JP 24089891 A JP24089891 A JP 24089891A JP H0582629 A JPH0582629 A JP H0582629A
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- electrostatic attraction
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Abstract
温度分布の均一化を図る。 【構成】プラズマ9によりエッチング処理されるウエハ
1を支持する静電吸着電極2をウエハ1と同一のオリフ
ラ3を有する形状とし、さらに、静電吸着電極2の直径
をウエハ1の直径の0.97から1.0倍の範囲とす
る。
Description
却,加熱処理されるウエハの面内の温度分布の均一化を
図るのに好適な静電吸着電極に関する。
300517号に記載のようにエッチングされるウエハ
の直径より大きな直径を有する静電吸着電極を使用する
ことが提案されている。また、第2の従来技術として
は、静電吸着電極がウエハから露出しないように静電吸
着電極の直径をウエハのオリフラに内接する円の直径と
等しくすることが提案されている。
を、連続して処理される対象物たとえばエッチング処理
されるウエハを載置する電極に適用することを想定する
と、次のような解決すべき課題がある。ウエハの直径に
対して静電吸着電極の直径の方が大きいために、ウエハ
を吸着していない部分の絶縁膜がプラズマによりエッチ
ングされて削られ、絶縁膜の寿命が短くなるとともに安
定した吸着力が得られなくなるという問題がある。
は生じないが、ウエハの静電吸着電極に吸着されていな
い外周部分が真空断熱状態となって冷却されないため
に、外周部での温度上昇が中央に比べて大きくなりウエ
ハ内の温度分布が不均一になるという問題がある。この
傾向は、ウエハの大口径化が進むにつれて冷却されない
部分の面積が大きくなるために顕著になる。
されるウエハの面内の温度分布の均一化を図ることを目
的とする。
に、静電吸着電極をウエハと同一のオリフラを有する形
状とし、その直径をウエハの直径の0.97から1.0
倍の範囲としたものである。
より絶縁膜がプラズマによりエッチングされて削られる
ことを防止でき、しかも、ウエハ外周部の真空断熱状態
となる面積を少なくできるのでウエハ内の温度分布の均
一化が図れる。6インチと8インチウエハについて静電
吸着電極の直径をパラメターとしてウエハ内の温度分布
についてシミュレーションした結果、第2の従来技術で
はウエハ内に約15℃の温度分布を生じるのに対して、
本発明の範囲では約5℃以内であることが明らかになっ
た。
有磁場マイクロ波エッチング装置の構成を図1から図3
により説明する。図1および図2は静電吸着電極の形状
を示したものであり、図3は装置の全体構成を示したも
のである。
着電極2のオリフラ3とウエハ1のオリフラ4が一致す
るようにあらかじめオリフラ合わせを行った後、搬送装
置(図示省略)によりエッチング処理室の静電吸着電極
2上に載置される。その後、ウエハ1のエッチング処理
は放電管5内に導入したプロセスガス6をマイクロ波7
とソレノイド8の相互作用によりプラズマ9化し、さら
に、静電吸着電極2を固定している下部電極10に高周
波電源11により高周波を印加してウエハ1に入射する
イオンのエネルギ−を制御しながら行われる。
は、スイッチ12をオンして静電吸着電極2上に設けた
絶縁膜13に直流電源14により直流電圧を印加した
後、プラズマ9を発生させてウエハ1を接地することに
より絶縁膜13とウエハ1の間に生じる静電吸着力によ
りウエハ1を支持した状態で、マスフロ−コントロ−ラ
−15を開いてHeガス16をウエハ1裏面に導入する
ことにより行われる。また、下部電極10はサ−キュレ
−タ17により冷媒を循環することにより温度が調節さ
れている。
すると、ウエハ1は押し上げ機構18を上昇せしめるこ
とにより静電吸着電極2から取り外された後、搬送装置
(図示省略)に移され他の場所に搬送される。
リフラ3を有する形状となっており、その直径dはウエ
ハ1の直径Dの0.97から1.0倍の範囲となってい
る。また、表面にはウエハ1を静電吸着するためにアル
ミナ等の絶縁膜13がコ−ティングされている。
度分布を計算した結果を図4に示す。計算は、ウエハ1
のサイズ8インチ、ウエハ1への入熱量200W、He
ガス16の熱通過率200W/m2K、ウエハ1と静電
吸着電極2の初期温度−60℃の条件で、ウエハ1の静
電吸着電極2に吸着されてない部分は真空断熱状態であ
ると仮定して行った。この結果から明らかなように、ウ
エハ1内の温度分布は静電吸着電極2の直径dがウエハ
1の直径Dに等しくなるにつれて均一になり、第2の従
来技術の電極形状(直径0.94D)の場合における約
15℃の温度分布を、本発明のような形状、すなわち、
直径0.97D〜Dとすることにより約5℃以内に低減
することができる。
ハの温度分布の均一化を図ることができる。
る。
る。
全体構成を示す図である。
る。
3…絶縁膜。
Claims (1)
- 【請求項1】プラズマにより処理されるウエハを絶縁膜
との間に発生させた静電吸着力により支持する静電吸着
電極において、電極形状をウエハと同一のオリフラを有
する形状とし、その直径をウエハの直径の0.97から
1.0倍の範囲としたことを特徴とする静電吸着電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24089891A JP2846157B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 静電吸着電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24089891A JP2846157B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 静電吸着電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582629A true JPH0582629A (ja) | 1993-04-02 |
JP2846157B2 JP2846157B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=17066326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24089891A Expired - Lifetime JP2846157B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 静電吸着電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2846157B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013033940A (ja) * | 2011-07-07 | 2013-02-14 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02110925A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-04-24 | Hitachi Ltd | 真空処理装置 |
JPH03194948A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-26 | Tokyo Electron Ltd | 静電チャック |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP24089891A patent/JP2846157B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02110925A (ja) * | 1989-09-27 | 1990-04-24 | Hitachi Ltd | 真空処理装置 |
JPH03194948A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-26 | Tokyo Electron Ltd | 静電チャック |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013033940A (ja) * | 2011-07-07 | 2013-02-14 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2846157B2 (ja) | 1999-01-13 |
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