JP2869384B2 - プラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理方法

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JP2869384B2
JP2869384B2 JP16371096A JP16371096A JP2869384B2 JP 2869384 B2 JP2869384 B2 JP 2869384B2 JP 16371096 A JP16371096 A JP 16371096A JP 16371096 A JP16371096 A JP 16371096A JP 2869384 B2 JP2869384 B2 JP 2869384B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理体に対し
て、エッチング処理を始めとする各種のプラズマ処理を
施す際のプラズマ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体製造プロセスにおけるエッ
チング処理を例にとると、半導体ウエハ(以下、「ウエ
ハ」という)などの表面の絶縁膜をエッチングして、コ
ンタクトホールを形成する際、従来からプラズマを利用
するエッチング装置が使用されている。その中でもとり
わけ処理室内の上下に電極を対向配置したいわゆる平行
平板型のエッチング装置は、比較的大口径のウエハの処
理に適していることから数多く使用されている。
【0003】ところでエッチング処理中は、ウエハを電
極上に保持する必要があるため、従来のエッチング装置
においては、例えば特開平4−51542にも開示され
ているような静電チャックが、下部電極上に設けられて
いる。この静電チャックは、絶縁体に静電電極が内設さ
れた構成を有しており、直流電圧をこの静電電極に印加
した際に生ずる静電気力(クーロン力)によって、ウエ
ハを吸着保持するようになっている。
【0004】この場合、被処理体の吸着回数が多くなっ
てくると、静電チャックの絶縁体表面に電荷が次第に残
留するようになり、その結果直流電圧を印加してもウエ
ハを確実に吸着できなくなるおそれがある。そのため従
来からそのような静電チャックの残留電荷を除去する方
法が提案されており、例えば特公昭63−36138に
おいてはウエハを離脱させた後に放電圧力のガスを処理
室内に導入し、処理室内の電極で高周波放電させて、静
電チャック表面の電荷を除去する方法が提案され、前出
特開平4−51542においては、その際に不活性ガス
を導入して放電させることが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記従来のエ
ッチング装置は、上下いずれかの電極に高周波電流を供
給してプラズマを発生させる方式であるため、より微細
でかつ高いエッチングレートを実現するには、パワーを
上げるしかないが、そうすると今度はエッチャントイオ
ンの入射エネルギーのコントロールが難しく、ウエハが
ダメージを受けるおそれがある。
【0006】これを解決するため、出願人は、プラズマ
を発生するための高周波電力と、イオンの入射エネルギ
ーをコントロールするための高周波電力とを夫々個別に
供給する方式を新たに採用するが、この場合でも、静電
チャック上の残留電荷の問題を解決する必要がある。
【0007】この点に関する前記開示技術は、上下いず
れか単独の電極に高周波電力を供給する場合にのみ適用
されているものであり、本発明で採用した上部電極と下
部電極の双方に高周波電力を供給する方式の装置に対し
ては、最適なものではなかった。そのため、例えば静電
チャックの表面に反応生成物が堆積するおそれがあった
(いわゆる「デポ」の付着)。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、例えばエッチング処理の場合には、高密度プラズ
マの下で高いエッチングレートを確保できると共に、静
電チャック上の残留電荷を除去するにあたっても、効率
よく除電し、さらに静電チャック表面にデポが付着しな
いプラズマ処理方法を提供することを第1の目的をとす
る。また本発明はさらにウエハ上の残留電荷を除去でき
るプラズマ処理方法を提供することを第2の目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(手段)前記第1の目的を達成するため、請求項1の発
明は、処理室内の上下に上部電極と下部電極とを対向し
て有し、下部電極上には直流電圧の印加によって発生す
る静電気力を利用した静電チャックが設けられ、高周波
電力の供給によって所定の真空度の下で前記処理室内に
プラズマを発生させて前記静電チャック上の被処理体に
対して処理を施す如く構成されたプラズマ処理装置にお
いて、上部電極と下部電極の各々に高周波電力を供給自
在とすると共に、下部電極に供給される高周波電力の周
波数は、上部電極に供給される高周波電力の周波数より
も低く設定し、処理ガスを前記処理室内に導入すると共
に上部電極と下部電極の各々に前記所定の高周波電力を
供給して、所定の真空度の処理室内にプラズマを発生さ
せて被処理体に対して所定の処理を施し、前記処理終了
後に前記被処理体を処理室から搬出した後、処理室内に
不活性ガス若しくは窒素ガス雰囲気を導入して処理室内
を不活性ガス雰囲気若しくは窒素ガス雰囲気とし、さら
に前記上部電極と下部電極との間のギャップを前記処理
時よりも広くすると共に、前記処理の際の出力よりも小
さい出力で上部電極のみに高周波電力を供給して所定時
間プラズマを発生させ、その後次に処理に付すべき被処
理体を処理室内に搬入することを特徴とするものであ
る。
【0010】前記第2の目的を達成するため、請求項2
の発明は、処理室内の上下に上部電極と下部電極とを対
向して有し、下部電極上には直流電圧の印加によって発
生する静電気力を利用した静電チャックが設けられ、高
周波電力の供給によって所定の真空度の下で前記処理室
内にプラズマを発生させて前記静電チャック上の被処理
体に対して処理を施す如く構成されたプラズマ処理装置
において、上部電極と下部電極の各々に高周波電力を供
給自在とすると共に、下部電極に供給される高周波電力
の周波数は、上部電極に供給される高周波電力の周波数
よりも低く設定し、処理ガスを前記処理室内に導入する
と共に上部電極と下部電極の各々に前記所定の高周波電
力を供給して、所定の真空度の処理室内にプラズマを発
生させて被処理体に対して所定の処理を施し、前記処理
終了後、処理室内に不活性ガス若しくは窒素ガスを導入
して処理室内を不活性ガス雰囲気若しくは窒素ガス雰囲
気とし、さらに前記上部電極と下部電極との間のギャッ
プを前記処理時よりも広くすると共に、前記処理の際の
出力よりも小さい出力で下部電極のみに高周波電力を供
給して処理室内にプラズマを所定時間発生させ、その後
この処理済みの被処理体を処理室から搬出することを特
徴とするものである。
【0011】(作用)請求項1、2のプラズマ処理方法
において使用する各プラズマ処理装置は、いずれも上部
電極と下部電極の各々に高周波電力を供給し、下部電極
の方に上部電極よりも低い周波数の高周波電力を供給す
る構成となっている。従って、処理ガスを処理室内に導
入し、上部電極の方に供給した高周波によって当該処理
ガスをプラズマ化させ、該プラズマ中のイオンを、下部
電極の方に供給した高周波電力、換言すれば相対的低周
波電力で被処理体に引き寄せることが可能になる。即
ち、イオンの入射エネルギーを制御することができるの
である。
【0012】かかる作用に鑑みれば、上部電極に供給す
る高周波電力の周波数は、微細な処理を可能にするため
の高密度プラズマを発生させる、10MHz以上が好ま
しく、他方、下部電極の方に供給する高周波電力、即ち
相対的低周波電力の周波数は、イオンが追従できる周波
数、例えば1MHz以下の周波数が適している。
【0013】そして請求項1のプラズマ処理方法では、
そのようなプラズマ雰囲気の下で被処理体に対して所定
の処理を施し、その後この被処理体を処理室から搬出し
た後で、処理室内に不活性ガスを導入し、さらに前記上
部電極と下部電極との間のギャップを前記処理時よりも
広くすると共に、前記プラズマ処理の際の出力よりも小
さい出力で上部電極のみに前記相対的高周波の電力を供
給してプラズマを発生させるようにしたので、より放電
が着火しやすい状態が創出され、静電チャック上の残留
電荷はこのいわば2次プラズマによって除去される。ま
た静電チャックにセルフバイアスかけないようにするこ
とで、効率よく静電チャック上の残留電荷を除去するこ
とができる。
【0014】この場合、処理室内は不活性ガス雰囲気で
あって、上部電極のみに小さい出力でプラズマを発生さ
せているので、静電チャック上にデポ、即ち反応生成物
が付着することはなく、また上下電極間のギャップも処
理中よりも広く設定されているので、該2次プラズマは
安定したものとすることができる。この場合、例えば後
述の実施例のように、処理室内の真空度についても10
mTorr〜100mTorrと、従来よりも低圧とす
ることにより、デポの付着をさらに抑えることができ
る。従って、前記した静電チャックを始めとして処理室
内壁や処理室内の部材に悪影響を与えることなく、静電
チャックの残留電荷の除去を好適に実施することが可能
である。
【0015】請求項2のプラズマ処理方法では、プラズ
マ雰囲気の下で被処理体に対して所定の処理を施した
後、この被処理体を処理室から搬出する前に、上下電極
間のギャップを処理時よりも広くした状態(即ち、放電
が着火しやすい状態)で、前記プラズマ処理の際の出力
よりも小さい出力で上部電極のみに前記相対的高周波の
電力を供給してプラズマを発生させるようにしたので、
被処理体上の残留電荷はこの2次プラズマによって効率
よく除去される。
【0016】この場合、請求項1の場合と同様、上部電
極のみに小さい出力でプラズマを発生させる(より好ま
しくは、処理室内の真空度についても10mTorr〜
100mTorrと、従来よりも低圧とする)ので、被
処理体上にデポ、即ち反応生成物が付着することはな
く、また処理室内の真空度も処理時より緩和しているの
で、該2次プラズマは安定している。従って、被処理体
に悪影響を与えることなく、被処理体上の残留電荷の除
去を好適に実施することが可能である。
【0017】なお本発明における不活性ガスとしては、
例えばAr(アルゴン)ガス、He(ヘリウム)ガスな
どのいわゆる希ガスを用いることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をエッチング処理方
法に適用した実施の形態を添付図面に基づき説明する
と、図1は本実施の形態にかかるエッチング処理方法を
実施するために用いたエッチング装置1の断面を模式的
に示しており、このエッチング装置1における処理室2
は、気密に閉塞自在な酸化アルマイト処理されたアルミ
ニウムなどからなる円筒形状の処理容器3内に形成さ
れ、当該処理容器3自体は接地線4を介して接地されて
いる。前記処理室2内の底部にはセラミックなどの絶縁
支持板5が設けられており、この絶縁支持板5の上部
に、被処理体例えば直径8インチの半導体ウエハ(以
下、「ウエハ」という)Wを載置するための下部電極を
構成する略円柱状のサセプタ6が、上下動自在に収容さ
れている。
【0019】前記サセプタ6は、前記絶縁支持板5及び
処理容器3の底部を遊貫する昇降軸7によって支持され
ており、この昇降軸7は、処理容器3外部に設置されて
いる駆動モータ8によって上下動自在となっている。従
ってこの駆動モータ8の作動により、前記サセプタ6
は、図1中の往復矢印に示したように、上下動自在とな
っている。なお処理室2の気密性を確保するため、前記
サセプタ6と絶縁支持板5との間には、前記昇降軸7の
外方を囲むように伸縮自在な気密部材、例えばベローズ
9が設けられている。
【0020】前記サセプタ6は、表面が酸化処理された
アルミニウムからなり、その内部には、温度調節手段、
例えばセラミックヒータなどの加熱手段(図示せず)
や、外部の冷媒源(図示せず)との間で冷媒を循環させ
るための冷媒循環路(図示せず)が設けられており、サ
セプタ6上のウエハWを所定温度に維持することが可能
なように構成されている。またかかる温度は、温度セン
サ(図示せず)、温度制御機構(図示せず)によって自
動的に制御される構成となっている。
【0021】前記サセプタ6上には、ウエハWを吸着保
持するための静電チャック11が設けられている。この
静電チャック11は、図2に示したように、導電性の薄
膜12をポリイミド系の樹脂13によって上下から挟持
した構成を有し、処理容器3の外部に設置されている高
圧直流電源14からの電圧、例えば1.5kV〜2kV
の電圧が前記薄膜に印加されると、そのクーロン力によ
ってウエハWは、静電チャック11の上面に吸着保持さ
れるようになっている。
【0022】また前記サセプタ6内には、図2に示した
ように、サセプタ6内を上下動してウエハWを静電チャ
ック11上からリフトアップ自在な複数のリフターピン
15が内設されている。
【0023】前記サセプタ6上の周辺には、静電チャッ
ク11を囲むようにして、平面が略環状の内側フォーカ
スリング21が設けられている。この内側フォーカスリ
ング21は導電性を有する単結晶シリコンからなってい
る。この内側フォーカスリング21は、プラズマ中のイ
オンを効果的にウエハWに入射させる機能を有してい
る。
【0024】前記内側フォーカスリング21の外周に
は、さらに平面が略環状の外側フォーカスリング22が
設けられている。この外側フォーカスリング22は絶縁
性を有する石英からなり、またその外周上縁部は、外側
に凸の湾曲形状に成形され、ガスが澱まず円滑に排出さ
れるようになっている。この外側フォーカスリング22
は、後述のシールドリング53と共に、サセプタ6と後
述の上部電極51との間に発生したプラズマの拡散を抑
制する機能を有している。
【0025】前出サセプタ6の周囲には、絶縁性の材質
からなるバッフル板23が配され、さらにこのバッフル
板23の内周部は、石英の支持体等を介してボルト等の
手段によってサセプタ6に固定されている。従って、サ
セプタ6の上下動に伴ってこのバッフル板23も上下動
する構成となっている。このバッフル板23には多数の
透孔23aが形成されており、ガスを均一に排出する機
能を有している。
【0026】前出処理室2の上部には、アルミナからな
る絶縁支持材31、アルミニウムからなる冷却プレート
32を介して、エッチングガスやその他のガスを処理室
2内に導入するための拡散部材33が設けられている。
またこの冷却プレート32の上部には図2に示したよう
に、冷媒循環路34が形成されており、外部から供給さ
れるチラー(冷媒)が循環することによって、後述の上
部電極51を所定温度にまで冷却する機能を有してい
る。
【0027】前記拡散部材33は、図2にも示したよう
に、下面側にバッフル板35を持った中空構造を有して
おり、さらにこのバッフル板35には、多数の拡散孔3
5aが形成されている。この拡散部材33の中央にはガ
ス導入口36が設けられ、さらにバルブ37を介してガ
ス導入管38が接続されている。そしてこのガス導入管
38には、バルブ39、40、41、42、及び対応し
た流量調節のためのマスフローコントローラ43、4
4、45、46を介して、各々処理ガス供給源47、4
8、49、50が各々接続されている。本実施の形態で
は、処理ガス供給源47からはAr(アルゴン)ガス、
処理ガス供給源48からはC48、処理ガス供給源49
からはCO(一酸化炭素)ガス、処理ガス供給源50か
らはO2(酸素)ガスが夫々供給されるようになってい
る。
【0028】また前記ガス導入管38には、バルブ5
5、マスフローコントローラ56を介して、パージガス
供給源57からのN2(窒素)ガスが供給自在になって
いる。
【0029】これら各処理ガス供給源47、48、4
9、50、及びパージガス供給源57からの前記ガス
は、前記ガス導入管38から前記導入口36、拡散部材
33の拡散孔35aを通じて処理室2内に導入されるよ
うになっている。また冷却プレート32にも、図2に示
したように、吐出口32aが多数形成されており、拡散
部材33のバッフル板35と冷却プレート32との間に
形成されたバッフル空間S内のガスを下方に吐出させる
ようになっている。
【0030】前記拡散部材33の下方には、前出サセプ
タ6と対向するように、上部電極51が、前出冷却プレ
ート32の下面に固定されている。この上部電極51は
導電性を有する単結晶シリコンからなり、ボルト52に
よって前記冷却プレート32の下面周辺部に固着され、
この冷却プレート32と導通している。またこの上部電
極51にも、多数の吐出口51aが形成されており、前
記冷却プレート32の吐出口32aと接続されている。
従ってバッフル空間S内のガスは、吐出口32a、51
aを通じて、静電チャック11上のウエハWに対して均
一に吐出されるようになっている。
【0031】上部電極51の下端周辺部には、前出固定
用のボルト52を被うようにして、シールドリング53
が配置されている。このシールドリング53は、石英か
らなり、前出外側フォーカスリング22とで、静電チャ
ック11と上部電極51との間のギャップよりも狭いギ
ャップを形成し、プラズマの拡散を抑制する機能を有し
ている。なおこのシールドリング53の上端部と処理容
器3の天井壁との間には、フッ素系の合成樹脂からなる
絶縁リング54が設けられている。
【0032】処理容器3の下部には、真空ポンプなどの
真空引き手段61に通ずる排気管62が接続されてお
り、サセプタ6の周囲に配置された前出バッフル板23
を介して、処理室2内は、たとえば数mTorrまでの
任意の真空度にまで真空引きすることが可能となってい
る。
【0033】次にこのエッチング装置1の高周波電力の
供給系について説明すると、まず下部電極となるサセプ
タ6に対しては、周波数が数百kHz程度、例えば80
0kHzの高周波電力を出力する高周波電源63からの
電力が、整合器64を介して供給される構成となってい
る。一方上部電極51に対しては、整合器65を介し
て、周波数が前記高周波電源63よりも高い1MHz以
上の周波数、例えば27.12MHzの高周波電力を出
力する高周波電源66からの電力が、前出冷却プレート
32を通じて供給される構成となっている。
【0034】前記処理容器3の側部には、ゲートバルブ
71を介してロードロック室72が隣接している。この
ロードロック室72内には、被処理体であるウエハWを
処理容器3内の処理室2との間で搬送するための、搬送
アームなどの搬送手段73が設けられている。
【0035】次にこのエッチング装置1の制御系につい
て説明すると、サセプタ6を上下動させる駆動モータ
8、高圧直流電源14、サセプタ6内のリフターピン1
5、バルブ39〜42、55、マスフローコントローラ
47〜50、56、真空引き手段61、高周波電源6
3、66はそれぞれコントローラ74によって制御され
ている。
【0036】本実施の形態にかかるエッチング処理方法
を実施するためのエッチング装置1の主要部は以上のよ
うに構成されており、例えばシリコンのウエハWの酸化
膜(SiO2)に対してエッチング処理する場合の作用
等について説明すると、まずゲートバルブ71が開放さ
れた後、搬送手段73によってウエハWが処理室2内に
搬入される。このとき駆動モータ8の作動により、サセ
プタ6は下降してウエハW受け取りの待機状態にある。
そして搬送手段73によって処理室2内に搬入されたウ
エハWは、静電チャック11上に突き出るリフターピン
15によって支持された後、搬送手段73は待避してゲ
ートバルブ71は閉鎖される。
【0037】他方、駆動モータ8の作動によってサセプ
タ6は所定の処理位置、例えば上部電極51とサセプタ
6と間のギャップが10mm〜20mmとなる位置まで上昇
し、同時にウエハWを支持しているリフターピン15は
サセプタ6内に下降して、該ウエハWは静電チャック1
1上に載置される。そして高圧直流電源14から所定の
電圧が静電チャック11内の導電性の薄膜12に印加さ
れて、ウエハWは静電チャック11上に吸着、保持され
る。
【0038】次いで処理室2内が、真空引き手段61に
よって真空引きされていき、所定の真空度になった後、
処理ガス供給源47〜50から所定の処理ガスが所定の
流量比で供給され、処理室2の圧力が所定の真空度、例
えば20mTorrに設定、維持される。
【0039】次いで上部電極51に対して高周波電源6
6から周波数が27.12MHz、パワーが例えば2k
Wの高周波電力が供給されると、上部電極51とサセプ
タ6との間にプラズマが生起される。また同時にサセプ
タ6に対して高周波電源64から周波数が800kH
z、パワーが例えば1kWの高周波電力が供給される。
このように上部電極51とサセプタ6とに同時に高周波
電力を供給することにより、安定したプラズマが即、生
成され、過大な電圧によってウエハWがダメージを受け
ることを防止できる。
【0040】そして発生したプラズマによって処理室2
内の処理ガスが解離し、その際に生ずるエッチャントイ
オンが、サセプタ6側に供給された相対的に低い周波数
の高周波によってその入射速度がコントロールされつ
つ、ウエハW表面のシリコン酸化膜(SiO2)をエッ
チングしていく。
【0041】この場合サセプタ6には、ウエハWを取り
囲むように配置された内側フォーカスリング21の外周
に外側フォーカスリング22が設けられ、該外側フォー
カスリング22の上方には、上部電極51の周辺に配置
されたシールドリング53が位置して、既述のように両
者で静電チャック11の上面と上部電極51の下面との
間よりも短いギャップを構成しているので、サセプタ6
と上部電極51との間に発生したプラズマの拡散は抑え
られ、該プラズマの密度は高くなっている。もちろん処
理室2内の圧力が、20mTorrという高い真空度で
あっても、プラズマの拡散を効果的に抑制することがで
きる。
【0042】しかもウエハWの周囲には、内側フォーカ
スリング21が配置されているので、前記フッ素ラジカ
ルは均一にウエハWに入射し、ウエハW表面のシリコン
酸化膜(SiO2)のエッチングレートは、均一でしか
も高くなっている。
【0043】そのようにして所定のエッチングが終了す
ると、上部電極51及びサセプタ6への高周波電力の供
給は停止されると共に、処理室2内への処理ガスの供給
が停止され、また静電チャック11の導電性の薄膜12
への高圧直流電源14からの電圧印加も停止される。次
いで処理室2内には、パージガス供給源57から窒素ガ
スが供給されて、残存処理ガスが処理室2内からパージ
され、処理室2内の圧力は約50mTorrとなる。次
いでサセプタ6が下降すると同時にリフターピン15が
上昇して、静電チャック11上のウエハWを静電チャッ
ク11からリフトアップする。そしてゲートバルブ71
が開放して搬送手段73が処理室2内に前進してウエハ
Wの下面に入り込んだ後、リフターピン15が下降して
ウエハWを搬送手段73に移載する。
【0044】その後搬送手段73がロードロック室72
内に待避した後、ゲートバルブ71は閉鎖され、リフタ
ーピン15がサセプタ6内に下降しつつサセプタ6を再
び上昇させ、サセプタ6と上部電極51との間のギャッ
プが前記エッチング処理時よりも広い位置、例えばサセ
プタ6と上部電極51との間のギャップが25mm〜35
mmとなる位置で停止させる。そして処理ガス供給源47
からAr(アルゴン)ガスが処理室2内に供給されて、
処理室2内は、10mTorr〜100mTorrの真
空度に設定される。次いで高周波電源66から、例えば
パワーが50W、周波数が27.12MHzの高周波電
力が上部電極51に供給され、サセプタ6との間に、電
荷除去のための2次プラズマが発生する。この2次プラ
ズマによって静電チャック11上の残留電荷は除去され
る。
【0045】前記2次プラズマは、相対的に高い周波数
の高周波電力が、エッチング処理時よりも小さいパワー
でサセプタ6のみに供給されて生起されたものであり、
また処理室2内は、Ar(アルゴン)ガス雰囲気であっ
てかつその真空度も10mTorr〜100mTorr
に設定されているから、静電チャック11上に反応性生
物が付着することはない。しかも放電ギャップは、前記
したようにエッチング処理時のギャップよりも広くなっ
ているので、前記2次プラズマは安定したものとなって
いる。
【0046】以上のようにして静電チャック11の残留
電荷が除去された後、処理室2内には再びパージガスで
ある窒素ガスが供給され、その後サセプタ6が下降し
て、次のウエハWの待機状態となる。
【0047】以上の処理プロセスにおける主要部の動作
をタイミングチャートで示すと、図3に示したようにな
る。図中(a)は上部電極51への27.12MHzの
高周波電力の供給を示し、(b)はサセプタ6への80
0kHzの高周波電力の供給を示し、(c)は処理室2
内への処理ガス(エッチングガス)の導入を示し、
(d)は処理室2内へのAr(アルゴン)ガスの導入を
示し、(e)は静電チャック11への直流電圧の印加を
示している。
【0048】このタイミングチャートにも示されたよう
に、エッチング処理終了後に処理済みのウエハWを搬出
した後、処理室2内の圧力は10mTorr〜100m
Torrに設定され、上部電極51にのみ、エッチング
処理時の出力よりも小さい出力の高周波電力が供給され
て、残留電荷の除去プロセスが行われている。発明者の
検証によれば、この上部電極51にのみ給電して残留電
荷を除去する時間T1は、1秒〜15秒程度で十分であ
ることが確認されている。
【0049】実際に静電チャック11上の残留電荷を、
表面電位計を用いて測定した実験結果を表1に示す。な
お本実験では、かかる除電プロセスを行うに際し、他の
方式と比較するため、表1にも示したように、上部電極
51にのみ高周波電力を供給する場合、サセプタ6にの
み高周波電力を供給する場合、及び上部電極51とサセ
プタ6の双方に高周波電力を供給する場合との3通りに
ついて、それぞれ除電プロセスを実施した。
【0050】なお前記各3つの場合に供給する高周波電
力のパワーは、いずれも50Wであり(上部電極51と
サセプタ6の双方に供給する場合には、夫々50W)、
高周波電力の供給時間は、いずれの場合も2秒間とし
た。さらにArガス導入時の処理室2内の圧力について
は、上部電極51にのみ高周波電力を供給する場合は、
50mTorrであり、サセプタ6にのみ高周波電力を
供給する場合は200mTorrであり、上部電極51
とサセプタ6の双方に高周波電力を供給する場合には5
0mTorrである。これはサセプタ6のみに印加する
場合、高周波電力の周波数が800kHzであるから、
200mTorrより低い圧力では放電が起こらないた
めである。
【0051】
【表1】
【0052】この結果をみれば、まずエッチング処理前
の静電チャック11上の電位は、80Vとなっている。
このように0Vにならないのは、静電チャック11表面
が高絶縁体であるので、非常に帯電しやすいためであ
る。しかしながらこのレベルは、吸着に関しては全く問
題がない低い値である。
【0053】またエッチング処理後の値をみると、静電
チャック11上の電位は420Vに上昇している。この
レベルの電荷のチャージ量になると、次のウエハの吸着
不良を起こすのに十分な値となっている。
【0054】そして表1の結果をみれば明らかなよう
に、本実施の形態のように、上部電極51にのみ高周波
電力を供給して2次プラズマを発生させ、これによって
除電を行うことが、最も静電チャック11上の電荷を除
去するのに有効であることが確認できる。これは他の2
つの方式では、静電チャック11上にセルフバイアスが
かかるのに比べ、本実施の形態では、静電チャック11
上にセルフバイアスがかからないため、効率よく静電チ
ャック11上の電荷が2次プラズマによって中和される
ためであると考えられる。
【0055】なお前記実施の形態では、エッチング処理
済みのウエハW搬出の前に、処理室2内雰囲気を、パー
ジガスである窒素ガスで一旦パージしたが、これはゲー
トバルブ71を開放した際に、通常、窒素ガス雰囲気に
なっているロードロック室72内に、処理室2内の残留
ガスが流入するのを防止するためである。したがって、
ロードロック室72内の圧力を処理室2内の圧力よりも
高く設定しておけば、ゲートバルブ71を開放した際
に、処理室2内の残留ガスがロードロック室72内に流
入することを防止できることになる。それゆえかかる場
合には、前記実施の形態のようにエッチング処理済みの
ウエハW搬出の前に、処理室2内雰囲気を窒素ガスでパ
ージする必要はない。
【0056】前記実施の形態では、エッチング処理終了
後のウエハWをそのまま処理室2から搬出するようにし
たが、ウエハWを搬出する前に、ウエハW上の電荷を除
去するプロセスを行ってもよい。図4はかかる場合のタ
イミングチャートを示しており、同図中の(a)〜
(e)は、図3と同じものを示している。そしてエッチ
ング処理終了後、処理室2内へのパージガスの導入を切
り替えて、Ar(アルゴン)ガスのみを導入し、さらに
上部電極51とサセプタ6との間のギャップをエッチン
グ処理時よりも広げ、また処理室2内の圧力が10mT
orr〜100mTorrになった時点で、上部電極5
1に周波数27.12MHzの高周波電力を、エッチン
グ処理時よりも小さいパワー、例えば50W〜250W
で所定時間(T0)、例えば1〜10秒間供給する。こ
れによって発生した2次プラズマにより、ウエハW上の
電荷は前記静電チャック11の除電プロセスと同様に、
効率よく除去される。もちろんウエハW上にデポは付着
しない。
【0057】この場合、前記静電チャック11の残留電
荷除去プロセスと同様、発生したプラズマは、相対的に
高い周波数の高周波電力が、エッチング処理時よりも小
さいパワーで上部電極51のみに供給されて生起された
ものであり、また処理室2内は、Ar(アルゴン)ガス
雰囲気であってかつその真空度も10mTorr〜10
0mTorrと従来よりも低圧であり、また放電ギャッ
プも広げられて放電が着火しやすい状態に設定されてい
るから、ウエハW上に反応性生物が付着することはな
く、また安定した2次プラズマの下で除電プロセスを実
施することができる。
【0058】また図4のタイミングチャートによれば、
そのようにして除電されたウエハWを搬出した後、次の
ウエハW搬入の前に一旦静電チャック11の残留電荷除
去プロセスを行っている。
【0059】前記実施の形態では、静電チャック11の
残留電荷除去プロセスやウエハWの除電プロセスを行う
にあたり、処理室2内の雰囲気をAr(アルゴン)ガス
雰囲気としたが、これに代えて、他の不活性ガス雰囲気
としてもよく、例えば処理室2内を窒素ガス雰囲気とし
て、上部電極51に高周波電力を供給してこれら除電プ
ロセスを実施してもよい。
【0060】なお前記した実施の形態は、シリコンの半
導体ウエハ表面のシリコン酸化膜(SiO2)をエッチ
ングする処理であったが、これに限らず、本発明は他の
プラズマ処理、例えばアッシング処理、スパッタリング
処理、CVD処理においても実施できる。さらに被処理
体も、ウエハに限らず、LCD基板であってもよい。
【0061】
【発明の効果】請求項1のプラズマ処理方法によれば、
静電チャックを始めとして処理室内の各種部材に反応生
成物を付着させることなく、該静電チャック上の残留電
荷を除去することが可能である。また請求項2のプラズ
マ処理方法によれば、同様に被処理体上の電荷を除去す
ることが可能である。また請求項1、2のプラズマ処理
方法とも、被処理体にダメージを与えることなく、高速
かつ微細な処理を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に用いたエッチング装置の
断面説明図である。
【図2】図1のエッチング装置における上部電極付近の
要部拡大説明図である。
【図3】本発明の実施の形態のタイミングチャートを示
す説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態のタイミングチャート
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 エッチング装置 2 処理室 3 処理容器 6 サセプタ 11 静電チャック 47、48、49、50 処理ガス供給源 51 上部電極 61 真空引き手段 63、66 高周波電源 71 ゲートバルブ 72 ロードロック室 73 搬送手段 W ウエハ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05H 1/46 H05H 1/46 M // C23C 16/50 C23C 16/50 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/3065 C23F 4/00 H01L 21/68 C23C 16/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理室内の上下に上部電極と下部電極と
    を対向して有し、下部電極上には直流電圧の印加によっ
    て発生する静電気力を利用した静電チャックが設けら
    れ、高周波電力の供給によって所定の真空度の下で前記
    処理室内にプラズマを発生させて前記静電チャック上の
    被処理体に対して処理を施す如く構成されたプラズマ処
    理装置において、上部電極と下部電極の各々に高周波電
    力を供給自在とすると共に、下部電極に供給される高周
    波電力の周波数は、上部電極に供給される高周波電力の
    周波数よりも低く設定し、処理ガスを前記処理室内に導
    入すると共に上部電極と下部電極の各々に前記所定の高
    周波電力を供給して、所定の真空度の処理室内にプラズ
    マを発生させて被処理体に対して所定の処理を施し、前
    記処理終了後に前記被処理体を処理室から搬出した後、
    処理室内に不活性ガス若しくは窒素ガスを導入して処理
    室内を不活性ガス雰囲気若しくは窒素ガス雰囲気とし、
    さらに前記上部電極と下部電極との間のギャップを前記
    処理時よりも広くすると共に、前記処理の際の出力より
    も小さい出力で上部電極のみに高周波電力を供給して所
    定時間プラズマを発生させ、その後次に処理に付すべき
    被処理体を処理室内に搬入することを特徴とする、プラ
    ズマ処理方法。
  2. 【請求項2】 処理室内の上下に上部電極と下部電極と
    を対向して有し、下部電極上には直流電圧の印加によっ
    て発生する静電気力を利用した静電チャックが設けら
    れ、高周波電力の供給によって所定の真空度の下で前記
    処理室内にプラズマを発生させて前記静電チャック上の
    被処理体に対して処理を施す如く構成されたプラズマ処
    理装置において、上部電極と下部電極の各々に高周波電
    力を供給自在とすると共に、下部電極に供給される高周
    波電力の周波数は、上部電極に供給される高周波電力の
    周波数よりも低く設定し、処理ガスを前記処理室内に導
    入すると共に上部電極と下部電極の各々に前記所定の高
    周波電力を供給して、所定の真空度の処理室内にプラズ
    マを発生させて被処理体に対して所定の処理を施し、前
    記処理終了後、処理室内に不活性ガス若しくは窒素ガス
    を導入して処理室内を不活性ガス雰囲気若しくは窒素ガ
    ス雰囲気とし、さらに前記上部電極と下部電極との間の
    ギャップを前記処理時よりも広くすると共に、前記処理
    の際の出力よりも小さい出力で上部電極のみに高周波電
    力を供給して所定時間プラズマを発生させ、その後この
    処理済みの被処理体を処理室から搬出することを特徴と
    する、プラズマ処理方法。
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