JPH058261U - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JPH058261U
JPH058261U JP5383591U JP5383591U JPH058261U JP H058261 U JPH058261 U JP H058261U JP 5383591 U JP5383591 U JP 5383591U JP 5383591 U JP5383591 U JP 5383591U JP H058261 U JPH058261 U JP H058261U
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JP
Japan
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heat exchanger
groove
pressure
tube
hot water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5383591U
Other languages
English (en)
Inventor
晋 小島
猛司 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5383591U priority Critical patent/JPH058261U/ja
Publication of JPH058261U publication Critical patent/JPH058261U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は冷媒及び給湯水の双方の漏洩を適確
かつ迅速に検知可能な熱交換器を提供することを目的と
する。 【構成】 本考案はヒートポンプ式給湯装置に装備され
二重管式の伝熱管を用いてなる熱交換器において、上記
伝熱管の内管と外管との間の隔壁に設けた溝内に封入さ
れた所定圧力のガスと、同溝内の圧力を検出する圧力ス
イッチとを具備してなることを特徴とする熱交換器を構
成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はヒートポンプ式給湯装置に装備される熱交換器、詳しくは冷媒や給湯 水の漏洩を検知する手段を備えた熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来のヒートポンプ式給湯装置の一例を示す系統図であり、圧縮機11 から吐出された冷媒ガスは、冷媒回路1を循環する過程で熱交換器12で凝縮液 化した後、絞り装置13で断熱膨張し、次いで蒸発器14で蒸発気化した後、圧 縮機11に戻って圧縮される。一方ポンプ22により給湯経路2内を通流する給 湯水は、熱交換器12を通過する過程で上記冷媒と熱交換することによって過熱 され、次いで貯湯槽21内に収納された後、需要先へ供給される。
【0003】 上記熱交換器12には図3に示すように二重管式伝熱管3が用いられ、この伝 熱管3には冷媒・給湯水の漏洩の有無を検知する機構が備えられている。これは 給湯水が飲料、浴湯等に用いられる場合もあり、伝熱管3の破損、腐食等により 冷媒が給湯水側に漏れて混入すると衛生、安全等の面から問題となるためである 。
【0004】 即ち、給湯水が通流する内管31と、冷媒が通流する外管32との間の隔壁3 3には内周上に多数の溝34が管長に沿って設けられ、この溝34内は通常大気 圧の状態に保持されている。
【0005】 従って、伝熱管3の破損、ピンホール、腐食等により溝34内に冷媒又は給湯 水が侵入した場合、これに伴って上昇した溝34内の圧力をこの溝34に取り付 けた圧力スイッチ等により検知したり、或いは溝34内に侵入した給湯水を外部 に設置した容器に集め、この容器内の水位をフロートスイッチ等によって検知し たりして冷媒や給湯水の漏洩有無が確認される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の熱交換器には解決すべき次の課題があった。
【0007】 即ち、従来の熱交換器においては、伝熱管3における冷媒や給湯水の漏洩有無 を溝34内の圧力により検知する場合、通常冷媒が通流する外管32側は10Kg /cm2G前後の高圧状態にあるが給湯水が通流する内管31側の圧力は0.5〜1 Kg/cm2G程度であり、特に内管31側の圧力が低く大気圧との差圧が小さく、溝 34内の圧力検知精度は悪くこれを適確に検知できない欠点があった。
【0008】 一方、溝34内に侵入した給湯水を容器内の水位により検知する場合、冷媒の 漏洩を検知することができない他、容器を配備するスペースを確保しなければな らずコストが嵩むとともに水位の上昇までに時間遅れが生ずるため迅速に検知で きない欠点があった。
【0009】 本考案は上記事情に鑑み、冷媒及び給湯水の双方の漏洩を適確かつ迅速に検知 可能な熱交換器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題の解決手段として、ヒートポンプ式給湯装置に装備され二重 管式の伝熱管を用いてなる熱交換器において、上記伝熱管の内管と外管との間の 隔壁に設けた溝内に封入された所定圧力のガスと、同溝内の圧力を検出する圧力 スイッチとを具備してなることを特徴とする熱交換器を提供しようとするもので ある。
【0011】
【作用】
本考案は上記構成を具えているため、伝熱管の溝内に窒素、ヘリウム等の衛生 ・安全等に対して無害なガスを、内管側の圧力と外管側の圧力の中間圧力で封入 することができる。
【0012】 これにより、伝熱管の破損、ピンホール、腐食等によって、溝内が内管側又は 外管側の冷媒と連通した場合には溝内の圧力が急激に上昇し、他方、溝内が内管 側又は外管側の給湯水と連通した場合には溝内の圧力が急激に降下する。
【0013】 従って、上記溝内の圧力を検知することにより、冷媒及び給湯水の双方の漏洩 有無を適確かつ迅速に確認できる。
【0014】
【実施例】
本考案の一実施例を図1及び従来例で示した図3とともに説明する。
【0015】 両図において、二重管式の伝熱管3の内管31と外管32との間の隔壁33に は内周上に多数の溝34が管長に沿って設けてあり、本実施例では内管31側に 給湯水が、又外管32側には冷媒が通流されるようになっている。
【0016】 溝34内には衛生・安全等に対して無害なガス、例えば窒素ガス、ヘリウムガ ス、空気等が封入され、溝34内は内管31側の圧力(例えば1Kg/cm2G)より も高く外管32側の圧力(例えば10Kg/cm2G)よりも低い任意の中間の圧力( 例えば4Kg/cm2G)に保持されている。
【0017】 また多数の溝34は伝熱管3の末端付近で互いに連通され、この溝34と接続 する導管35には圧力スイッチ36が取り付けられている。
【0018】 而して、伝熱管3の破損、ピンホール、腐食等によって、溝34内が外管32 側と連通した場合には外管32側から冷媒が溝34内に漏出して溝34内の圧力 が急激に上昇し、他方、溝34内が内管31側と連通した場合には溝34内から ガスが内管31側に漏出して溝34内の圧力が急激に降下し、これらの圧力の変 動は変動前後の圧力差が大きいため圧力スイッチ36に確実に検知される。
【0019】 以上の通り本実施例によれば圧力スイッチ36を介して伝熱管3における冷媒 及び給湯水の漏洩有無を適確かつ迅速に確認することができるという利点がある 。
【0020】 また、従来のように給湯水の漏洩検知のための容器などは不要となるのでコス トが低減されるという利点がある。
【0021】 また、窒素等のガスを溝34内に封入した場合には、溝34と内管31側とが 連通してガスが給湯水に混入しても衛生、安全上の問題が生じないという利点が ある。
【0022】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成されるので次の効果を有する。
【0023】 即ち、本考案においては、二重管式の伝熱管の内管と外管との間の隔壁に設け た溝内に所定圧力のガスを封入し、かつ、その圧力を検出する圧力スイッチを設 けたため、伝熱管の破損、ピンホール、腐食等によって、溝内が内管側又は外管 側と連通した場合には溝内の圧力が急激に上昇し若しくは降下するので、この圧 力を検知することにより冷媒及び給湯水の双方の漏洩有無を適確かつ迅速に確認 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る熱交換器の伝熱管の部
分的縦断面図である。
【図2】従来のヒートポンプ式給湯装置の系統図であ
る。
【図3】従来例を兼ねた上記実施例の伝熱管の横断面図
である。
【符号の説明】
3 伝熱管 12 熱交換器 31 内管 32 外管 33 隔壁 34 溝 36 圧力スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堀内 猛司 愛知県名古屋市中村区岩塚町字九反所60番 地の1 中菱エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ヒートポンプ式給湯装置に装備され二重
    管式の伝熱管を用いてなる熱交換器において、上記伝熱
    管の内管と外管との間の隔壁に設けた溝内に封入された
    所定圧力のガスと、同溝内の圧力を検出する圧力スイッ
    チとを具備してなることを特徴とする熱交換器。
JP5383591U 1991-07-11 1991-07-11 熱交換器 Pending JPH058261U (ja)

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JP5383591U JPH058261U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 熱交換器

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JP5383591U JPH058261U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 熱交換器

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970114