JPH0582539U - 枚葉紙印刷機の横当ての領域におけるテーブルカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 横当ての領域における枚葉紙の信頼性のある
案内を可能にする。 【構成】 枚葉印刷機の横当て５の領域内のテーブルカ
バーであるベルト７は、枚葉紙サイズに合わせる横当て
５の調節範囲の幅にわたって延びていて、柔軟性の領域
と横当て５をよける領域とを有するテーブル面を形成し
ている一つの連続した面を有している。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、枚葉紙印刷機の横当ての領域におけるテーブルカバーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

枚葉紙印刷機において、印刷されるべき枚葉紙のサイズを比較的に大きいサイ ズから比較的に小さいサイズへと変えるためには、横当ての横方向での位置を、 印刷されるべき新しい枚葉紙のサイズに合うように調節することが公知である。 ヨーロッパ特許０ ２６８ ６９３ Ｂ１によって、無限に可変のサイズの調節 の目的のために、横当てと、テーブルの中央部をカバーしているテーブルプレー トの間に、Ｕ形またはＶ形の枚葉紙案内ばね要素を設けることが公知になってい る。枚葉紙のサイズを小さくする場合には、横当ては、それに並置されている前 記のばね要素のばね作用に抗して前記のばね要素を圧縮するので、ばね要素の両 レッグがなす角度が小さくなる。横当てが、より大きい枚葉紙サイズへと変えら れる場合には、ばね要素の元に戻る力によって、その角度が開く。テーブルカバ ーを形成しているそれら並置されたばね要素は、一杯に圧縮されたときには、横 当てとテーブルの中央部をカバーしているプレートとの間のブロック長さ（ばね 要素の列のための基本になっている長さ）まで圧縮され得る。したがって、可能 な最も小さい枚葉紙サイズのセッティングは、好ましくないことであるが、ブロ ック長さが加わって限定される。さらに、横当てが比較的に小さい枚葉紙サイズ に対してセットされるときには、ばね要素は枚葉紙搬送方向に延びるし、横当て が比較的に大きい枚葉紙サイズに対してセットされるときにはそれが縮小するた め、ばね要素と、それの前と後のテーブルトップとの間にギャップがあって、そ れらギャップは、ばね要素の長さの変化を生じさせるために、ばね要素に対して 、枚葉紙サイズ調節方向に対して横方向である枚葉紙搬送方向での前と後に位置 しており、それらギャップの大きさは、枚葉紙サイズのセッティングに依存して 変わることになる。特に枚葉紙サイズの幅が大きい場合には、前記のギャップは 、搬送される枚葉紙にとって、いわゆるつまずき場所になっている。ヨーロッパ 特許０ ２６８ ６９３ Ｂ１に従ったばね要素を用いては、枚葉紙の信頼性あ る案内は保証されない。さらに、そのようなテーブルカバーは、望ましくない粒 子が容易にそこを通過することを許す。ばね要素の両レッグの間において、テー ブルトップの下方の歯車駆動領域から、潤滑油やこすれ落ちた粒子が枚葉紙へと 到達することが、極めて容易である。また、同様に、枚葉紙に付着していること がある紙のダストやそれに類似の粒子が、テーブルトップの下方の歯車駆動部の 中、例えば横当ての歯車駆動部の中へと入ることが可能である。これら二つの現 象は、枚葉紙の信頼性のある案内をすることに悪影響を及ぼす。

【０００３】 米国特許３，２２７，４４３によって、横当ての領域にあるテーブルカバーが 公知になっているが、このものにおいては、並置された複数のテーブルトップ要 素が開示されており、それらテーブルトップは、関節で相互に連結されていて、 それらテーブルトップの第１の列のものは横当てに結合されている。それらテー ブルトップの列は、枚葉紙搬送方向に直角の方向に並進するように案内されてい る。枚葉紙サイズが小さくなったときには、個々のテーブルトップ要素の各列は 、横当ての働きによって、テーブルの中央部に向って移動させられる。それらテ ーブルトップ要素は、テーブルの中央部をカバーしているテーブルプレートの領 域において、案内装置によってそのテーブルプレートの下へと経路をずらされ、 それから先は、そのテーブルプレートに平行に、テーブルの中央部に向って移動 させられる。この場合もやはり、極めて大きい枚葉紙サイズから極めて小さい枚 葉紙サイズへの調節は、大いに制限された範囲でしか可能でない。そのようなテ ーブルカバーにおいて可能な最小の枚葉紙サイズのセッティングを得るためには 、中央部をカバーしているテーブルプレートが、そのテーブルプレートの下にテ ーブルトップ要素の列が大体において完全に入り込むような幅に寸法を決められ ることが必要である。しかし、可能な最大の枚葉紙サイズへと変えるためには、 そのようなテーブルカバーの場合、テーブルトップ要素の列をできるだけ長くす ることが有利である。一方においては前記の要素の列をできるだけ長くすること と、他方においてはそれら要素の列が、中央部をカバーしているテーブルプレー トによって可能な限り正確にカバーされるという要求とが組み合うことの結果と して、そのようなテーブルカバーの場合、現実的な所望の最大の枚葉紙サイズが 与えられた場合に、極めて小さい枚葉紙サイズに対するセッティングは不可能で あることとなる。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

したがって、本考案の目的は、横当ての領域における枚葉紙の、最適化された 無限に可変の枚葉紙サイズの調節をもっての信頼性をある案内をする目的のため の簡単なテーブルカバーを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の目的は、枚葉紙印刷機の横当ての領域におけるテーブルカバーを、特 許請求の範囲の請求項１の特徴に従うように設計することによって達成される。

【０００６】

【作用】

そのようなテーブルカバーの場合、横当てが場所を占めるために横当てによっ て要求されるスペースは、テーブル面を形成している連続した面が横当てが占め る場所を用意していることによって創出されている。したがって、テーブルの中 央部をカバーするテーブル面は、所望の枚葉紙サイズ変化範囲に関係なしに、寸 法決めされ得る。テーブルカバーを形成する面が連続していて、横当てのための 場所を設けているのであって、米国特許３，２２７，４４３が教えているように テーブルの中央部をカバーするテーブル面のための場所を設けているのではない ので、テーブル中央部を形成するテーブル面、例えばテーブルプレートまたはサ クションベルトは、極めて小さく作られ得る。その連続した面は枚葉紙サイズ変 化範囲を極めて大きくするように設計され得る。このようなテーブルカバーを用 いると、搬送される枚葉紙のつまずき場所は、極めて徹底して防止される。

【０００７】 さらに、請求項２の特徴に従ったテーブルカバーの構造は、前記の連続した面 が特に安全で信頼性のある形で延びて、また、一様で柔軟性のある面が、枚葉紙 搬送方向に対して横方向のつまずき場所のリスクを減らすということを、簡単な 手段を用いて可能にしている。

【０００８】 請求項３〜５の特徴に従った本考案の一つの実施態様は、前記の一様で柔軟性 のある面の、特に望ましい簡単で有利な実施態様を可能にしている。

【０００９】 請求項６および７の特徴に従った本考案によるテーブルカバーの実施態様は、 前記の一様で柔軟性の面が特に安全で信頼性のある形で延びることを、簡単な手 段を用いて可能にしている。

【００１０】 請求項８の特徴に従ったテーブルカバーの一つの実施態様は、横当ての所望の 位置への正確な位置決めを得ること、したがって、無限に可変の枚葉紙サイズの 調節を改善することを、特に簡単な形で可能にしている。

【００１１】 請求項９の特徴に従ったテーブルカバーの１つの構造は、横当ての無限に可変 の所望の位置への調節を得ることを、追加的作動手段のない簡単な手段を用いて 可能にしている。

【００１２】 請求項１０は、テーブルカバーを通して、枚葉紙の信頼性ある案内を妨害する 粒子が移行する可能性を極めて大幅に防止するという、本考案の特に有利な実施 態様を説明している。

【００１３】

【実施例】

以降においては、図１〜６に示されている代表的な二つの実施例を用いて本考 案をさらに詳しく説明する。

【００１４】 図１、図２で示されているように、枚葉紙（図示せず）はパイル（図示せず） から、枚葉紙印刷機の側方部分４ａと４ｂの中に取付けられたテーブルトップ２ ａの上を、横当て５ａと５ｂの間にある従来型のサクションベルト１によって、 可とう性であるが引張りに対しては剛性がある金属のベルト７を横切るように搬 送される。枚葉紙は、その一方の側方縁において、横当て５によって側方向の位 置揃えをなされる。次に枚葉紙は、回転するサクションベルト１によって、テー ブルトップ２ｂを横切って運ばれ、概略的に示されている前当て６に至り、そこ において枚葉紙は、その前方縁に沿う位置揃えをなされる。揃えられた後に枚葉 紙は、印刷ユニット（図示せず）へと、従来の方法で供給される。サクションベ ルト１は複数のガイドローラによって案内されているが、明瞭に示すため、その うちの、横当て装置に対して後方に位置している案内ローラ３だけを概略的に図 示している。

【００１５】 例として図４に示してあるように、横当て５は横当て本体１１で成っていて、 その横当て本体１１は、印刷機の側方フレーム４ａと４ｂの中に取付けられて枚 葉紙搬送方向に対して横方向に揃っている案内シャフト１２上に、軸方向に移動 可能で回転も可能なように取付けられている。さらに横当て本体１１は、テーブ ルトップ２ｂに取付けられて枚葉紙搬送方向に対して横方向に揃ってあるスライ ディングレール２５の中に入っているスライディングパッド２４によって、軸方 向に移動可能なように保持されている。印刷機の側方フレーム４ａと４ｂの中で 軸方向に動かないように保持されていて横当て本体１１に設けられたねじと対応 するねじを有している調節用スピンドル１３によって、枚葉紙搬送方向に対して 横方向での横当て本体１１の位置の調節が可能である。印刷機の側方フレーム４ ａと４ｂの中で保持されて枚葉紙搬送方向に対して横方向に延びているコントロ ールシャフト１４が、従来の方法で（図示せず）駆動される。駆動ウォーム１６ が、コントロールシャフト１４上に軸方向に移動可能で回転はしないように保持 されて、横当て本体１１によって公知の方法でコントロールシャフト１４上を軸 方向に案内される。横当て本体１１の中で保持されているコントロールシャフト １８に取付けられるギヤホイール１７が駆動ウォーム１６と噛み合っている。こ のコントロールシャフト１８には、引入れローラ１９が同様に取付けられている 。軸方向カム１５（このものは、コントロールシャフト１４上に回転はしないで 軸方向に移動可能なように取付けられていて、やはり横当て本体１１によってコ ントロールシャフト１４上を軸方向に案内される）が、ローラ２１と常に接触し ている。ローラ２１は、レバー２２上に回転可能に保持されている。このレバー ２２上に、押えローラ２０が同様に回転可能に保持されている。横当て５へと供 給された枚葉紙は、従来の方法のように、軸方向カム１５によって、レバー２２ および枚葉紙の上面に当っている押えローラ２０を経て発動されて、それの裏面 が引入れローラ１９と接触するようにされ、そして、その引入れローラ１９によ って横当て本体１１に設けられているストップ（図示せず）に当るまで動かされ る。

【００１６】 図１と図２で示されているように、サクションベルト１の両側にあるテーブル トップ２ａと２ｂの間の枚葉紙案内面は、柔軟性のある金属のベルト７のどちら の場合でも、閉じた面で構成されており、その柔軟性のある金属のベルト７は、 印刷機の側方フレーム４ａまたは４ｂのそれぞれの中にある案内ローラ８の回り 、およびテーブルトップ２ａと２ｂの中で保持されている二つの案内ローラ９， １０の回りで回転する。この回転する一様で柔軟性のある金属のベルト７は、搬 送面において引張りの初期荷重をかけられて、その一端は取付け点３５そして他 端は取付け点３６において、横当て本体１１に取付けられている。例として、横 当て５ｂが図２に示されているように位置５ｂ’へと調節されるときには、横当 て５ｂは、回転する金属のベルト７をその取付け点３６でもって同様に所望の位 置へと引張る。最初の位置５ｂへと戻されるときには、取付け点３５が金属のベ ルト７を対応する位置まで引張る。

【００１７】 調節は、既に前述したように、調節用スピンドル１３によって達成され得る。 同様に、案内ローラ８を駆動手段、例えば手動駆動のためのハンドホイールまた はその代りとしての電気式または空気圧式の駆動手段と結合して案内ローラ８を 廻すことによって、支持ベルト７および取付け点３５，３６を経て横当てを所望 の位置へと調節することが考えられる。

【００１８】 同様に、横当て５の正確な位置決めのために金属のベルト７を用いることが可 能である。この目的のためには、例えば、金属のベルト７の望ましくは下側に変 位計測用ストリップを設け、その変位計測用ストリップが、望ましくは印刷機の 側方フレーム４ａと４ｂに取付けられている公知の変位計測用センサによって走 査されるようにする、ということが考えられる。評価用電子装置を用いるならば 、横当ての正確な位置決めを行うことが可能になる。

【００１９】 本発明の別の実施例が図３に示されている。可とう性であって引張りに対して は剛性がある金属のベルト２７が、枚葉紙搬送面の中で、印刷機の側方フレーム ４ｂにある取付け点３４に取付けられている。金属のベルト２７は、枚葉紙搬送 面に平行に、テーブルの中央部に向けて延び、横当て本体１１に取付けられてい る案内ローラ３２の回りので下向きに折れ、横当て本体１１に取付けられている 別の案内ローラ３１の回りと、横当て本体１１の回りに取付けられている案内プ レート３０の回りを案内され、横当て本体１１に取付けられている他の案内ロー ラ２９の回りで枚葉紙搬送面に戻っている。金属のベルト２７は、引張りの初期 荷重をかけられて、その取付け点３４から離れている方の端によって、テーブル トップ２ａまたは２ｂの突起部２８上の取付け点３３に取付けられている。

【００２０】 横当て５は、スピンドル１３の回転によって位置変えされる。横当て５が移動 すれば案内要素３２，３１，３０および２９も移動する。一方では取付け点３３ と案内ローラ２９の間、他方では案内ローラ３２と取付け点３４の間において、 金属のベルト２７は、横当て５の各位置において枚葉紙搬送面内に平らな面を形 成する。

【００２１】 この実施例では、また、横当て５の位置を確定するために金属のベルト２７に 変位計測用ストリップを設け、その変位計測用ストリップが横当て本体１１に取 付けられたセンサによって走査されるようにする、ということが考えられる。評 価用電子装置を用いることにより、この場合も、横当ての位置を正確に確定する ことが可能になる。

【００２２】 この実施例においても、金属のベルト２７は、閉じた面を有しているのが望ま しい。

【００２３】 図５（ａ）に示されているように、支持ベルト７は、第１の実施例の場合、枚 葉紙搬送方向での両方において、テーブルトップ２ａの突起の上とテーブルトッ プ２ｂの突起のやはり上に載っている。テーブルトップ２ａの枚葉紙案内面は、 金属のベルト７の枚葉紙案内面より少し上にあるべきであり、金属のベルト７の 枚葉紙案内面はテーブルトップ２ｂの枚葉紙案内面より少し上にあるべきである 。

【００２４】 金属のベルト７が、図５（ｂ）に示されているように、テーブルトップ２ｂの 突起にだけ載っていることも考えられる。

【００２５】 第２の実施例においては、金属のベルト２７は、図６に示されているように、 二つのテーブルトップのどちらにも載っていないことがあってよい。

【００２６】 金属のベルト７，２７の代りに、平滑で引張りに対しては剛性があるが、可と う性である織物のベルトを用いることが考えられる。

【００２７】

【考案の効果】

以上説明したように本考案は、横当ての領域におけるテーブルカバーが、横当 ての枚葉紙サイズ調節の範囲の幅にわたって延び、柔軟性のある領域と、横当て の各位置において横当てをよける領域とを有するテーブル面を形成している１つ の連続した面を有していることにより、横当ての領域における枚葉紙の信頼性の ある案内が可能になる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による、回転するベルトを有する一つの
実施例における、横当て領域の上面視図と、概略的に示
された横当てを示す図である。

【図２】図１に示された本発明による、回転するベルト
を有する実施例の側面図である。

【図３】本考案によるさらにある実施例であってベルト
がテーブルに固定されている実施例の側面図である。

【図４】本考案による実施例の、図２のIV−IV矢視の、
テーブルの幅の方向に見た矢視図である。

【図５】図２のＶ−Ｖ矢視の、ベルトの案内のされ方を
示している図である。

【図６】図３のVI−VI矢視の、ベルトの案内のされ方を
示している図である。

【符号の説明】

１ サクションベルト ２ａ，２ｂ テーブルトップ（フィードテーブル） ３ 案内ローラ ４ａ，４ｂ 側方フレーム ５ 横当て ５ａ，５ｂ 横当て ６ 前当て ７ ベルト ８，９，１０ 案内ローラ １１ 横当て本体 １２ 案内シャフト １３ 調節用スピンドル １４ コントロールシャフト １５ カム １６ 駆動ウォーム １７ ギヤホイール １８ コントロールシャフト １９ 引入れローラ ２０ 押えローラ ２１ ローラ ２２ レバー ２３ 下部ホルダ ２４ スライディングパッド ２５ スライディングレール ２７ ベルト ２８ 突起部 ２９ 案内ローラ ３０ 案内プレート ３１，３２ 案内ローラ ３３，３４ 取付け点

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ユルゲン ラオテルト ドイツ連邦共和国 6900 ハイデルベルク ラートハオスシュトラーセ 53

Claims (10)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 横当て（５）の枚葉紙サイズ調節の範囲
   の幅にわたって延びており、柔軟性のある領域と、横当
   て（５）の各位置において横当て（５）をよける領域と
   を有するテーブル面を形成している１つの連続した面を
   有している、枚葉紙印刷機の横当ての領域におけるテー
   ブルカバー。
2. 【請求項２】 前記の連続した面が、一体物で一様な柔
   軟性のある面で成っており、その柔軟性のある面を横当
   ての回りで案内する手段が設けられている、請求項１記
   載のテーブルカバー。
3. 【請求項３】 前記の一様な柔軟性のある面が、横当て
   （５）の枚葉紙サイズ調節の方向と揃っている柔軟性の
   あるベルト（７，２７）である、請求項２記載のテーブ
   ルカバー。
4. 【請求項４】 前記の一様な柔軟性のある面が、可とう
   性の金属のベルト（７，２７）で成っている、請求項３
   記載のテーブルカバー。
5. 【請求項５】 前記の一様な柔軟性のある面が、滑らか
   で引張りに対しては剛性があるが、可とう性である織物
   のベルト（７，２７）で成っている、請求項３記載のテ
   ーブルカバー。
6. 【請求項６】 柔軟性のあるベルト（２７）が、一方の
   ベルト端ではテーブルの中央領域にあるフィードテーブ
   ル（２８）に取付けられており（３３）、その柔軟性の
   あるベルト（２７）は、他方のベルト端では印刷機の側
   方フレーム（４）に取付けられており（３４）、その柔
   軟性のあるベルト（２７）を案内する手段（３２，３
   １，３０，２９）が、横当て（５）の中に設けられてい
   る、請求項３記載のテーブルカバー。
7. 【請求項７】 柔軟性のあるベルト（７）の一端が、横
   当て（５）のテーブルの中央に向いた側に取付けられて
   おり（３６）、その柔軟性のあるベルト（７）の他端
   は、横当て（５）のテーブルの中央から離れる方向の側
   に取付けられており（３５）、その柔軟性のあるベルト
   （７）を案内する手段（８，９，１０）が、印刷機の側
   方フレーム（４）の中と、テーブルの中央部領域の中に
   設けられている、請求項３記載のテーブルカバー。
8. 【請求項８】 柔軟性のあるベルト（７，２７）が、横
   当て（５）の位置を設定しおよび／または確定する変位
   計測手段の形をしている、請求項３、６、７のいずれか
   １項に記載のテーブルカバー。
9. 【請求項９】 柔軟性のあるベルト（２７）が、横当て
   （５）の調節の動作をさせる手段の形をなしている、請
   求項７記載のテーブルカバー。
10. 【請求項１０】 前記の連続した面が、閉じた面であ
    る、請求項１ないし９のいずれか１項に記載のテーブル
    カバー。