JPH058202Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH058202Y2
JPH058202Y2 JP1988087488U JP8748888U JPH058202Y2 JP H058202 Y2 JPH058202 Y2 JP H058202Y2 JP 1988087488 U JP1988087488 U JP 1988087488U JP 8748888 U JP8748888 U JP 8748888U JP H058202 Y2 JPH058202 Y2 JP H058202Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
stay member
stay
switch
use position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988087488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH028648U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988087488U priority Critical patent/JPH058202Y2/ja
Publication of JPH028648U publication Critical patent/JPH028648U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH058202Y2 publication Critical patent/JPH058202Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車のルームミラーに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、自動車のルームミラーとしては、第8図
に示すようにステーaとミラー本体bとからな
り、上記ステーaの上端が車両に固定され、この
ステーaの下端にミラー本体bが回転可能に支持
されたものが一般に知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記ルームミラーRにおいては、そのルームミ
ラーRが車室のフロントウインドーF側の天井前
端部Aから下方に突出するように配置されている
ために、運転者が身長が比較的高く、そのアイポ
イントEが比較的高い場合に、アイポントEから
前方確認のための視線と、アイポントEからルー
ムミラーRを見上げた時の視線とのなす角度αが
非常に小さくなる場合がある。この場合には、上
記ルームミラーRが前方確認時の障害物となるお
それがある。特にコーナーリング時にはそのおそ
れが高くなるという問題がある。
これに対して、互いに回転可能に結合された一
対の部材からなるステーを用い、さらにこのステ
ーの上端を車両に回転可能に取付けるようにした
ルームミラー(例えば実開昭62−86248号公報参
照)を適用し、後方確認時のみ上記ルームミラー
を使用し、不要な時には折畳むようにすることも
考えられる。ところが、折畳んだ後、再度使用状
態にするにはその都度ミラー本体が最適な位置に
なるようにステーを回転調節する必要があり、こ
の作業に手間をとられて前方確認がおろそかにな
るおそれがある。
また、実開昭56−36547号公報には、ミラー本
体を下端部において向き変更可能に支持する上下
可動ステーと、上記ミラー本体の高さを変更可能
に上下可動ステーの他端部を支持する固定部材と
から構成された上下可動式ルームミラーが開示さ
れている。しかしこのルームミラーを運転者のア
イポントEに合わせるためには、運転者は手で操
作しなければならず、はなはだ面倒であるととも
に、運転操作中にこのような作業を行うと運転操
作がおろそかになるおそれがある。
この考案は、このような従来の問題を解決する
ためになされたものであり、不要時には格納位
置、使用時には通常の使用位置にそれぞれ変化さ
せることができ、しかもその操作を容易かつ迅速
に行うことができるルームミラーを提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この請求項1では
車両に固定されたガイド部材と、このガイド部材
によつてミラー使用位置とミラー格納位置との間
を上下方向に移動可能に案内されるステー部材
と、このステー部材の下端部に支持されたミラー
本体と、上記ステー部材を移動させる駆動手段
と、上記駆動手段の駆動を停止させる一対のリミ
ツトスイツチとを有し、上記リミツトスイツチは
ステー部材が上記ミラー使用位置とミラー格納位
置とに達したときに作動するように配置され、か
つ、ステー部材の移動方向に沿つて移動可能にガ
イド部材またはベース部材に取付けられているよ
うに構成した。
また請求項2では、車両に固定されたベース部
材と、このベース部材によつてミラー使用位置と
ミラー格納位置との間を水平軸回りに回転可能に
支持されたステー部材と、このステー部材の下端
部に支持されたミラー本体と、上記ステー部材を
回転させる駆動手段と、上記駆動手段の駆動を停
止させる一対のリミツトスイツチとを有し、上記
リミツトスイツチは上記ステー部材が上記ミラー
使用位置とミラー格納位置とに達したときに作動
するように配置され、かつ、ステー部材の移動方
向に沿つて移動可能にガイド部材またはステー部
材に取付けられているように構成した。
さらに請求項3では、一対のリミツトスイツチ
がステー部材の移動方向に沿つて移動可能にガイ
ド部材またはベース部材に取付けられているよう
に構成した。
〔作用〕
上記請求項1の構成によれば、ステー部材はガ
イド部材によつて上下方向にミラー使用位置とミ
ラー格納位置との間を移動可能に案内されている
ので、駆動手段の駆動によつてガイド部材に沿つ
て移動し、上記ステー部材とリミツトスイツチと
が互いに接触することによりミラー本体はミラー
使用位置またはミラー格納位置に自動的に停止す
る。
さらに、リミツトスイツチの取付け位置をステ
ー部材の移動方向に沿つて変化させることによ
り、予め設定したミラー使用位置またはミラー格
納位置を微調整することができる。
また請求項2の構成によれば、ステー部材はべ
ース部材によつてミラー使用位置とミラー格納位
置との間を水平軸回りに回転可能に支持されてい
るので、駆動手段の駆動によつて上記水平軸の回
りに回転し、前記ステー部材とリミツトスイツチ
とが互いに接触することによりミラー本体はミラ
ー使用位置またはミラー格納位置に自動的に停止
する。
さらに、リミツトスイツチの取付け位置をステ
ー部材の移動方向に沿つて変化させることによ
り、あらかじめ設定したミラー使用位置またはミ
ラー格納位置を微調節することができる。
〔実施例〕
第1図〜第3図には第1実施例が示されてい
る。第1図において、ルームミラーはガイド部材
1と、このガイド部材1によつて案内されるステ
ー部材2と、このステー部材2によつて支持され
たミラー本体3と、上記ステー部材2を駆動させ
る駆動モータ(駆動手段)4と、上記ステー部材
2の移動範囲を規制する一対のリミツトスイツチ
5a,5bとから構成されている。
ステー部材2は所定長さを有する帯状基板21
によつて形成され、この基板21の下端部にはボ
ールジヨイント22のボール部221が上記基板
21と直交する方向に突出するように形成されて
いる。一方、ミラー本体3の背面にはボールジヨ
イント22の受け部222が形成され、この受け
部222に上記ボール部221が嵌入されること
によつて、上記ミラー本体3はその角度を上下左
右に調整することができるようにステー部材2に
取付けられる。
また上記基板21には、その幅方向一側縁に突
片23が外側方に突出するように形成されるとと
もに、その幅方向中央部に長穴24が上下方向に
貫通形成されている。この長穴24にはその一側
にラツク部25が上記長穴24に沿つて形成され
ている。
ガイド部材1は、第1図および第2図に示すよ
うに保持部11と、取付け部12と、駆動モータ
4の収容部13とから構成されている。保持部1
1はステー部材2の基板21の横断面とほぼ同じ
内断面を有する略筒状に形成され、上記基板21
の幅方向両側端部をその前後面から挟み込むよう
に構成され、正面側には切欠き溝111がボール
ジヨイント22を挿通可能な幅で上下方向に形成
されている。また保持部11の一側面には第1図
および第3図に示すように案内溝112が上下方
向のほぼ全長にステー部材2の突片23を案内可
能に形成されている。これによつてステー部材2
は突片23が上記案内溝112から外側方に突出
した状態で上記保持部11に沿つて移動可能に案
内される。
取付け部12は、第1図および第2図に示すよ
うに上記保持部11に対してミラー本体3とは反
対側に突出するように形成されるとともに、その
取付け面が保持部11に対して傾斜面となるよう
に形成され、これによりステー部材2が車室の天
井前端部Aに対して所定の傾斜角度に配置される
ようにしている。ガイド部材1は上記取付け部1
2を貫通するねじ121によつて車室の天井前端
部Aに固定されている。なおこのねじ121は保
持部11に形成された貫通穴114を通して取付
けるようにされている。
上記取付部12の下側には凹穴状の収容部13
が正面側に開口するように形成され、この収容部
13内には駆動モータ4が収容されている。上記
駆動モータ4の出力軸先端にはピニオン41が保
持部11に突出するように取付けられ、このピニ
オン41とステー部材2のラツク部25とが互い
に噛合わされている。なお保持部11の切欠き溝
111両側部には挿入部113が切欠き形成さ
れ、この挿入部113から上記駆動モータ4が収
容部13内に挿入されるようにしている。
上記駆動モータ4の操作スイツチ5は、第4図
に示すように一対のスイツチ部5a,5bからな
り、この一対のスイツチ部5a,5bは操作スイ
ツチ5を切換え操作することによりいずれか一方
がON作動され、他方がOFF作動されるように構
成されている。この操作スイツチ5はハンドルも
しくはハンドル近傍のダツシユボードに取付けら
れ、この操作スイツチ5の切換え操作により上記
駆動モータ4は正逆回転され、これによりステー
部材2は保持部1に沿つて昇降駆動される。
またガイド部材1の案内溝112の両端部所定
位置には、第1図および第3図に示すようにリミ
ツトスイツチ6a,6bが配置されている。上記
リミツトスイツチ6a,6bは座板61と、この
座板61に位置固定されたスイツチ部62とから
構成され、上記座板61には長穴611が案内溝
112と同方向に貫通形成されている。上記リミ
ツトスイツチ6a,6bは上記長穴611に挿通
させたビス63によつてガイド部材1に取付けら
れ、これによりリミツトスイツチ6a,6bはス
テー部材2の移動方向に移動することができるよ
うにされている。また上記スイツチ部62はステ
ー部材2の突片23と接触することにより通電が
遮断されるように構成され、上記スイツチ部62
側の座板61の端面がストツパー面612となる
ように構成されている。
上記リミツトスイツチ6a,6bの取付け位置
は、一方のリミツトスイツチ6bのスイツチ部6
2がステー部材2の突片23と接触した状態でミ
ラー本体3は天井前端部Aから下方に突出して後
方確認をすることができる位置(ミラー使用位
置:第1図および第3図の実線で示す位置)とな
り、他方のリミツトスイツチ6aのスイツチ部6
2がステー部材2の突片23と接触した状態でミ
ラー本体3は天井前端部A側に上昇して前方視界
から取除かれた位置(ミラー格納位置:第1図お
よび第3図の1点鎖線で示す位置)となるように
それぞれ設定されている。
上記駆動モータ4と、操作スイツチ5と、一対
のリミツトスイツチ6a,6bとは、第4図に示
すように互いに接続されている。すなわち上昇駆
動側のスイツチ部5aのON接点51と、下降駆
動側のスイツチ部5bのOFF接点54とが上側
リミツトスイツチ6aとバツテリBとを介して接
続され、操作スイツチ5を上昇駆動側に切換え操
作することにより駆動モータ4はステー部材2を
上昇させる方向に駆動され、上側リミツトスイツ
チ6aによつて通電が遮断されることにより上記
駆動は停止される。
また上昇駆動側のスイツチ部5aのOFF接点
52と、下降駆動側のスイツチ5bのON接点5
3とが下側リミツトスイツチ6bと上記バツテリ
Bとを介して接続され、操作スイツチ5を下降駆
動側に切換え操作することにより駆動モータ4は
ステー部材2を下降させる方向に駆動され、下側
リミツトスイツチ6bによつて通電が遮断される
ことにより上記駆動は停止される。
なお第1図〜第3図において、Fはフロントウ
インドーを示す。
上記構成の第1実施例において、通常時は、突
片23が上側リミツトスイツチ6aと接触するこ
とにより駆動モータ4が停止され(第1図および
第3図に1点鎖線で示す状態)、これにより上記
ステー部材2およびミラー本体3はミラー格納位
置に位置固定される。この状態では、アイポイン
トが比較的高い運転者が運転しても、ミラー本体
3が前方確認に際して障害物となることはなく、
前方確認を確実に行うことができる。
また後方確認を行なうには、操作スイツチ5を
下降駆動側に切換え操作すればよい。これにより
下降駆動側スイツチ部5bが第5図に実線で示す
ようにON作動されるとともに、上昇駆動側スイ
ツチ部5aがOFF作動され、ステー部材2は駆
動モータ4の駆動により下降する。そして突片2
3が下側リミツトスイツチ6bと接触(第5図の
2点鎖線参照)することにより上記駆動モータ4
は停止され、ステー部材2とミラー本体3とはミ
ラー使用位置で自動的に位置固定される。
このルームミラーが不要になつた時には、操作
スイツチ5を上昇駆動側に切換え操作をすればよ
い。これにより上昇駆動側スイツチ部5aが第4
図に示すようにON作動されるとともに、下降駆
動側スイツチ部5bがOFF作動され、ステー部
材2は駆動モータ4の駆動により上昇する。そし
て突片23が上側リミツトスイツチ6aと接触
(第4図の1点鎖線参照)することにより上記駆
動モータ4は停止され、ステー部材2とミラー本
体3とは自動的に元のミラー格納位置に位置固定
される。
このように第1実施例では、ミラー本体3をミ
ラー格納位置とミラー使用位置とにその位置を変
化させることができ、その変換作業は単に操作ス
イツチ5の切換え操作だけで、ミラー本体3を所
定のミラー使用位置とミラー格納位置とに自動的
に位置固定させることができる。しかも上記操作
スイツチ5はハンドルなどにもうけられているの
で容易に操作することができる。これによりルー
ムミラーを使用状態と格納状態とに容易かつ迅速
に変化させることができ、その状態を確実に保つ
ことができる。
またリミツトスイツチ6a,6bは、その固定
位置をステー部材2の移動方向に沿つて変化させ
ることができるので、下側リミツトスイツチ6b
を例えば第3図に2点鎖線で示すように移動させ
ることによりミラー本体3のミラー使用位置を調
節することができる。同様に上側リミツトスイツ
チ6aを例えば第3図に3点鎖線で示すように移
動させることによりミラー本体3のミラー格納位
置を変化させることができる。したがつてリミツ
トスイツチ6a,6bの固定位置を長穴611の
範囲内で調節することによりあらかじめ設定され
たミラー使用位置とミラー格納位置とを使用者の
事情に応じて変化させることができる。
第6図および第7図は第2実施例を示し、この
第2実施例はベース部材7、ステー部材8、ミラ
ー本体3a、駆動モータ9および一対のリミツト
スイツチ10a,10bなどからなる。この第2
実施例は上記駆動モータ9の駆動によつてステー
部材8が水平軸体70を中心として回転作動され
るように構成されている点で第1実施例と相違し
ている。
ベース部材7は第7図に示すように基板71の
下端部が正面側(運転席側)に突出するように側
面視でL字状に形成されるとともに、下端突出部
72のほぼ中央部には切欠き溝73が形成され、
また上記基板71の正面には立壁74が上記切欠
き溝73と連続して形成されている。上記ベース
部材7はその基板71を貫通するねじ75によつ
て車室の天井前端部Aに固定されている。
上記切欠き溝73にはステー部材8の上端に形
成された連結部81が嵌合され、水平軸体70が
この連結部81と下端突出部72とを貫通して配
置され、これによりステー部材8は上記水平軸体
70を中心として水平軸回りに回転可能に連結さ
れている。
上記連結部81は横断面形状が円形となるよう
に形成され、その周囲には歯811が形成されて
いる。また上記基板71には駆動モータ9が立壁
74を貫通して取付けられ、この駆動モータ9の
出力軸先端に設けられたピニオン91と上記歯8
11とが互いに噛合わされている。上記駆動モー
タ9を駆動することによりステー部材8が水平軸
体70を中心として回転作動される。
一対のリミツトスイツチ10a,10bは、第
1実施例におけるリミツトスイツチ6a,6bと
同様に長穴100が形成された座板101と、ス
イツチ部102と、ビス103とから構成され、
上記長穴100が水平軸体70を中心とする回転
軌跡にほぼ沿うようにビス103によつて立壁7
4に取付けられている。
上記一対のリミツトスイツチ10a,10bの
取付け位置は、下側リミツトスイツチ10bがミ
ラー使用位置(第6図に実線で示す位置)におけ
るステー部材8と接触し、上側リミツトスイツチ
10aがミラー格納位置(第6図に1点鎖線で示
す位置)におけるステー部材8と接触するように
それぞれ設定されている。
また上記一対のリミツトスイツチ10a,10
bと駆動モータ9と操作スイツチ5とは、第4図
に示す第1実施例のそれと同様に接続されてい
る。
上記構成の第2実施例において、通常時は、ミ
ラー本体3aおよびステー部材8はステー部材8
と上側リミツトスイツチ10aとが接触すること
によりミラー格納位置に位置固定されている。
そして後方確認を行なうには、操作スイツチ5
を下降駆動側に切換え操作することにより駆動モ
ータ9を駆動させ、ステー部材8を水平軸体70
を中心として下方に回転(第6図の時計方向に回
転(作動させればよい。これによりステー部材8
とミラー本体3aとは上記ステー部材8が下側リ
ミツトスイツチ10bと接触することによりミラ
ー使用位置に自動的に位置固定することができ
る。
このルームミラーが不要になつた時には、操作
スイツチ5を上記使用時とは逆に上昇駆動側に切
換え操作すればよい。これによりミラー本体7と
ステー部材6とは自動的に元のミラー格納位置に
位置固定される。
このように第2実施例においても、ミラー本体
3aをミラー格納位置とミラー使用位置とにその
位置を変化させることができ、その変換作業は操
作スイツチ5を単に切換え操作するだけで、ミラ
ー本体3aを所定のミラー使用位置とミラー格納
位置とに自動的に位置固定させることができる。
このためルームミラーを使用状態と格納状態とに
容易かつ迅速に変化させることができ、その状態
を確実に保つことができる。
そして上記第2実施例においても一対のリミツ
トスイツチ10a,10bの固定位置を長穴10
0に沿つて変化させることにより上記ミラー本体
3aのミラー使用位置とミラー格納位置とを使用
者の側で変化させることができる。
なお上記第1実施例においては、ステー部材2
とガイド部材1の保持部11とを直線状に形成
し、ステー部材2の移動が直線状となるようにし
ているが、これに限らず、例えばステー部材を滑
かな曲線状に形成し、保持部もこのステー部材と
対応した曲線状に形成することによりステー部材
が円弧状の軌跡に沿つて移動するように構成して
もよい。
さらに上記第1および第2の実施例ではルーム
ミラーが車室の天井前端部Aに取付けられている
例を示したが、これに限らず、例えばダツシユボ
ードの上面にルームミラーを取付けるようにして
もよい。
また上記第1および第2の実施例においては、
リミツトスイツチ6a,6b,10a,10bと
してステー部材2,8と接触して押圧されること
により作動するものを用いているが、これに限ら
ず、例えば単に接触することにより作動するもの
や、あるいは非接触でも作動するように構成され
たものなどを用いてもよい。
なおこの考案の請求項1におけるステー部材の
移動方向である上下方向とは、第2図もしくは第
3図に示すように斜め上方および斜め下方をも含
むものである。
〔考案の効果〕
この考案の請求項1および請求項2のルームミ
ラーによれば、ミラー本体を不要時と使用時とで
その位置を変化することができ、これにより前方
視界を十分に確保することができる。しかもその
位置の変化させるための作業は単に駆動手段の操
作スイツチを切換え操作するだけで、上記ミラー
本体を所定のミラー使用位置とミラー格納位置と
に自動的に位置固定させることができる。このた
めルームミラーを使用状態と格納状態とに容易か
つ迅速に変化させることができ、その状態を確実
に保つことができる。
さらに、リミツトスイツチの固定位置を変化さ
せることにより、あらかじめ設定したミラー使用
位置とミラー格納位置とを使用者の好みなどに応
じて最適な位置に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す一部切欠
き斜視図、第2図は第1実施例の断面説明図、第
3図は第1実施例の一部省略側面図、第4図は駆
動モータおよび操作スイツチなどの回路説明図、
第5図は操作スイツチが下降駆動側に切換え操作
された場合の回路説明図、第6図は第2実施例の
第2図相当図、第7図は第2実施例の分解斜視
図、第8図は従来のルームミラーの説明図であ
る。 1……ガイド部材、2……ステー部材、3……
ミラー本体、4……駆動モータ、6a,6b……
リミツトスイツチ、7……ベース部材、8……ス
テー部材、9……駆動モータ、10a,10b…
…リミツトスイツチ、70……水平軸体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車両に固定されたガイド部材と、このガイド
    部材によつてミラー使用位置とミラー格納位置
    との間を上下方向に移動可能に案内されるステ
    ー部材と、このステー部材の下端部に支持され
    たミラー本体と、上記ステー部材を移動させる
    駆動手段と、上記駆動手段の駆動を停止させる
    一対のリミツトスイツチとを有し、上記リミツ
    トスイツチはステー部材が上記ミラー使用位置
    とミラー格納位置とに達したときに作動するよ
    うに配置され、かつ、ステー部材の移動方向に
    沿つて移動可能にガイド部材またはベース部材
    に取付けられていることを特徴とする自動車の
    ルームミラー。 2 車両に固定されたベース部材と、このベース
    部材によつてミラー使用位置とミラー格納位置
    との間を水平軸周りに回転可能に支持されたス
    テー部材と、このステー部材の下端部に支持さ
    れたミラー本体と、上記ステー部材を回転させ
    る駆動手段と、上記駆動手段の駆動を停止させ
    る一対のリミツトスイツチとを有し、上記リミ
    ツトスイツチは上記ステー部材が上記ミラー使
    用位置とミラー格納位置とに達したときに作動
    するように配置され、かつ、ステー部材の移動
    方向に沿つて移動可能にガイド部材またはベー
    ス部材に取付けられていることを特徴とする自
    動車のルームミラー。
JP1988087488U 1988-06-30 1988-06-30 Expired - Lifetime JPH058202Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988087488U JPH058202Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988087488U JPH058202Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH028648U JPH028648U (ja) 1990-01-19
JPH058202Y2 true JPH058202Y2 (ja) 1993-03-02

Family

ID=31312100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988087488U Expired - Lifetime JPH058202Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH058202Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636547B2 (ja) * 1972-06-28 1981-08-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636547U (ja) * 1979-08-30 1981-04-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636547B2 (ja) * 1972-06-28 1981-08-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH028648U (ja) 1990-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4498738A (en) Electric mirror angle adjusting device with pivoting cross-shaped member
JPS60163747A (ja) サイドミラ−駆動装置
JPS62221955A (ja) 自動車のリヤワイパ−格納装置
US5997092A (en) System for adjusting vertical height of an armrest
JPH058202Y2 (ja)
JPS63173745A (ja) 電動可倒式ドアミラ−
JPS60179350A (ja) 自動車用ミラ−装置
JP2564079Y2 (ja) バックミラーの角度調整機構
KR0139856B1 (ko) 차량용 룸미러 상하조절장치
JPS62134348A (ja) 自動車用電動式ドア−ミラ−
JPH053403Y2 (ja)
JPH0512112Y2 (ja)
JPS6316108Y2 (ja)
JP2000016178A (ja) 車両用バックミラーの傾動装置
JPH0530545Y2 (ja)
JPH04178184A (ja) 駆動装置におけるスイッチ回路
JP3590721B2 (ja) 車両のウィンドレギュレータ装置
JPH0632446Y2 (ja) 自動車用可倒式ドアミラーのバイザー電動装置
JPH10166947A (ja) バックミラー
KR0165099B1 (ko) 대형차량용 아웃사이드미러
KR920005583Y1 (ko) 반사범위가 자동으로 확대 조정되는 자동차용 백미러
JPH053404Y2 (ja)
JPH0513648Y2 (ja)
JPH0431145A (ja) 自動車のバックミラー装置
KR19980082785A (ko) 자동차의 사이드 미러 접이 장치