JPH058175A - 連続式シヨツトブラスト装置 - Google Patents
連続式シヨツトブラスト装置Info
- Publication number
- JPH058175A JPH058175A JP19245491A JP19245491A JPH058175A JP H058175 A JPH058175 A JP H058175A JP 19245491 A JP19245491 A JP 19245491A JP 19245491 A JP19245491 A JP 19245491A JP H058175 A JPH058175 A JP H058175A
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- JP
- Japan
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- cabinet
- product
- recess
- products
- projection material
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中・小の多数の製品を研掃むらを生じさせる
ことなく連続的に研掃する。 【構成】 製品収納可能でかつ逆八字状の側面を有する
多数の凹み１０，１０を一列になら並べて胴部に形成し
た円柱状の回転体２を、キャビネット１内に垂直面内で
回転可能に配設し、さらにキャビネット１の側面には、
製品の供給口１１と排出口１３とをそれぞれ形成しキャ
ビネット１の天井部には投射材投射機構１２を設置して
ある。
ことなく連続的に研掃する。 【構成】 製品収納可能でかつ逆八字状の側面を有する
多数の凹み１０，１０を一列になら並べて胴部に形成し
た円柱状の回転体２を、キャビネット１内に垂直面内で
回転可能に配設し、さらにキャビネット１の側面には、
製品の供給口１１と排出口１３とをそれぞれ形成しキャ
ビネット１の天井部には投射材投射機構１２を設置して
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、中・小の多数の製品を
連続的に研掃するのに好適な装置に関する。
連続的に研掃するのに好適な装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のショットブラスト装置と
しては、回転可能に横置した回転ドラムに対して、一端
開口部から製品を供給するとともに他端開口部から製品
を排出させ、その間に回転ドラムによって製品を撹拌す
るとともに、他端開口部側から回転ドラム内の製品に向
けて投射材を投射するようにしたものが一般的である。
しては、回転可能に横置した回転ドラムに対して、一端
開口部から製品を供給するとともに他端開口部から製品
を排出させ、その間に回転ドラムによって製品を撹拌す
るとともに、他端開口部側から回転ドラム内の製品に向
けて投射材を投射するようにしたものが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のショットブラスト装置では、多数の製品の全表面を
均一に研掃することが非常にむずかしく、しかも、特に
鋳物のように、製品本体と湯口部分とが一体的になって
いて形状が複雑な場合には、撹拌中に複数の鋳物同士が
絡み合って結合し、その結果、研掃むらが益々顕著に発
生するなどの問題があった。本発明は上記の問題を解決
するためになされたものである。
来のショットブラスト装置では、多数の製品の全表面を
均一に研掃することが非常にむずかしく、しかも、特に
鋳物のように、製品本体と湯口部分とが一体的になって
いて形状が複雑な場合には、撹拌中に複数の鋳物同士が
絡み合って結合し、その結果、研掃むらが益々顕著に発
生するなどの問題があった。本発明は上記の問題を解決
するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明における連続式ショットブラスト装置は、
キャビネット内に、製品収納可能な多数の凹みを一列に
並べて胴部に形成した円柱状の回転体を、垂直面内で回
転可能に設け、キャビネットにおける前記凹みの上昇側
の側部中段付近に、前記凹みに未研掃製品を供給する供
給口を形成し、キャビネットの天井部には投射材投射機
構を設置し、さらに、キャビネットにおれる前記凹みの
下降側の側部中段付近には、凹みから研掃済みの製品を
排出する排出口を形成してある。
めに、本発明における連続式ショットブラスト装置は、
キャビネット内に、製品収納可能な多数の凹みを一列に
並べて胴部に形成した円柱状の回転体を、垂直面内で回
転可能に設け、キャビネットにおける前記凹みの上昇側
の側部中段付近に、前記凹みに未研掃製品を供給する供
給口を形成し、キャビネットの天井部には投射材投射機
構を設置し、さらに、キャビネットにおれる前記凹みの
下降側の側部中段付近には、凹みから研掃済みの製品を
排出する排出口を形成してある。
【０００５】
【発明の作用】このように構成された装置は、回転体を
回転させるとともに投射材投射機構を駆動したのち、供
給口から回転体の凹みに、１個の凹みに対して１個の製
品を供給するようにして製品を連続的に供給すると、各
凹み内の製品は凹みによって傾動されながら投射材を受
けて研掃され、その後、排出口から排出されることとな
る。
回転させるとともに投射材投射機構を駆動したのち、供
給口から回転体の凹みに、１個の凹みに対して１個の製
品を供給するようにして製品を連続的に供給すると、各
凹み内の製品は凹みによって傾動されながら投射材を受
けて研掃され、その後、排出口から排出されることとな
る。
【０００６】
【実施例】実施例について図面に基づき説明する。縦断
面図である図１に示すように、研掃室を構成するキャビ
ネット１の内部には、円柱状の回転体２が、中心部で回
転軸３に支持されて垂直面内で反時計回り方向へ回転可
能に配設されており、回転軸３は、図２に示すように、
キャビネット１を左右に貫通し、かつキャビネット１の
外側面にブラケット４，５を介して装着した軸受ユニッ
ト６，７に両側部でそれぞれ嵌着され、さらに、右端部
がブラケット５上に配置した減速機付きモータ８の出力
軸に軸接手９を介して接続されている。また、図１に示
すように、前記回転体２の胴部には、製品を収納可能な
多数の凹１０，１０が一列に並べて形成されており、各
凹み１０は底面が長方形状を成すとともに回転体２と同
心し、しかも、凹み１０の旋回方向からみて前面１０ａ
側と後面１０ｂとか、それぞれ前方側あるいは後方側へ
傾斜して全体として逆八字状の上広がり状を成し、かつ
前面１０ａは、後述する排出口１１から製品が容易にに
排出し得るように長く延びており、さらに、図２に示す
ように、凹み１０の旋回方向からみて左右両側面１０
ｃ，１０ｃも約１５度の角度で上広がり状に傾斜して全
体として逆八字状を成していて、投射された投射材が側
面１０ｃ，１０ｃをはね返ったのち製品に適確に当るよ
うになっている。
面図である図１に示すように、研掃室を構成するキャビ
ネット１の内部には、円柱状の回転体２が、中心部で回
転軸３に支持されて垂直面内で反時計回り方向へ回転可
能に配設されており、回転軸３は、図２に示すように、
キャビネット１を左右に貫通し、かつキャビネット１の
外側面にブラケット４，５を介して装着した軸受ユニッ
ト６，７に両側部でそれぞれ嵌着され、さらに、右端部
がブラケット５上に配置した減速機付きモータ８の出力
軸に軸接手９を介して接続されている。また、図１に示
すように、前記回転体２の胴部には、製品を収納可能な
多数の凹１０，１０が一列に並べて形成されており、各
凹み１０は底面が長方形状を成すとともに回転体２と同
心し、しかも、凹み１０の旋回方向からみて前面１０ａ
側と後面１０ｂとか、それぞれ前方側あるいは後方側へ
傾斜して全体として逆八字状の上広がり状を成し、かつ
前面１０ａは、後述する排出口１１から製品が容易にに
排出し得るように長く延びており、さらに、図２に示す
ように、凹み１０の旋回方向からみて左右両側面１０
ｃ，１０ｃも約１５度の角度で上広がり状に傾斜して全
体として逆八字状を成していて、投射された投射材が側
面１０ｃ，１０ｃをはね返ったのち製品に適確に当るよ
うになっている。
【０００７】また、図１に示すように前記キャビネット
１の右側（前記凹み１０の上昇側）中段付近には、前記
凹み１０に未研掃の製品を供給する供給口１１を備えて
おり、供給口１１は、１個の凹み１０に対して１個の製
品を供給できるようになっている。また、図１に示すよ
うに、前記キャビネット１の天井部は、回転体２におけ
る上部位置に旋回移動した凹み１０，１０に対向させて
投射材投射機構１２，１２を設置可能なように高台状を
成し、この天井部には、３対の投射材投射機構１２，１
２がそれぞれ設置されている。なお、投射材投射機構１
２は、遠心投射型であり、かつ図２に示すように、投射
された投射材が凹み１０の旋回方向にからみて左右方向
へ拡散するように指向され、さらに１個の凹み１０に対
して２台設けられている。
１の右側（前記凹み１０の上昇側）中段付近には、前記
凹み１０に未研掃の製品を供給する供給口１１を備えて
おり、供給口１１は、１個の凹み１０に対して１個の製
品を供給できるようになっている。また、図１に示すよ
うに、前記キャビネット１の天井部は、回転体２におけ
る上部位置に旋回移動した凹み１０，１０に対向させて
投射材投射機構１２，１２を設置可能なように高台状を
成し、この天井部には、３対の投射材投射機構１２，１
２がそれぞれ設置されている。なお、投射材投射機構１
２は、遠心投射型であり、かつ図２に示すように、投射
された投射材が凹み１０の旋回方向にからみて左右方向
へ拡散するように指向され、さらに１個の凹み１０に対
して２台設けられている。
【０００８】又、図１に示すように、前記キャビネット
１の左側（前記凹み１０の下降側）中段付近には、前記
凹み１０からの研掃済みの製品を排出させる排出口１３
が形成されており、排出口１３は１個の凹み１０に対応
している。そして、排出口１３には、孔明き鋼板１４が
水平状に張設されている。又、キャビネット１の下方位
置には、投射された投射材を回収するベルトコンベヤ１
５が設置されている。なお、１６はゴムのれん式のシー
ル、１７は製品搬入コンベヤ、１８は製品搬出コンベヤ
である。
１の左側（前記凹み１０の下降側）中段付近には、前記
凹み１０からの研掃済みの製品を排出させる排出口１３
が形成されており、排出口１３は１個の凹み１０に対応
している。そして、排出口１３には、孔明き鋼板１４が
水平状に張設されている。又、キャビネット１の下方位
置には、投射された投射材を回収するベルトコンベヤ１
５が設置されている。なお、１６はゴムのれん式のシー
ル、１７は製品搬入コンベヤ、１８は製品搬出コンベヤ
である。
【０００９】次にこのように構成された装置の作用につ
いて説明する。モータ８の駆動により図１において反時
計回り方向へ回転体２を回転させて凹み２，２を反時計
回り方向へ旋回させ、さらに投射材投射機構１２，１２
を駆動して凹み１０，１０に向けて投射材を投射し、か
つベルトコンベヤ１５を駆動する。このような状態の下
に、製品搬入コンベヤ１７を介して未研掃の製品を、供
給口１１から凹み内に供給すると、製品は、１個の凹み
１０に対して１個づつ供給され、続いて、凹み１０の旋
回に伴って投射材投射機構１２，１２の直下方位置に順
次移動させるとともに、凹み１０の旋回移動による前面
１０ａ、後面１０ｂの傾動に伴って転倒され、さらに投
射材投射機構１２，１２からのあるいは左・右側面１０
ｃ，１０ｃをはね返った投射材を受けて全体をほぼ均一
に研掃され、それ後、排出口１３から排出される。こう
して、多数の製品は連続的に研掃されることとなる。
いて説明する。モータ８の駆動により図１において反時
計回り方向へ回転体２を回転させて凹み２，２を反時計
回り方向へ旋回させ、さらに投射材投射機構１２，１２
を駆動して凹み１０，１０に向けて投射材を投射し、か
つベルトコンベヤ１５を駆動する。このような状態の下
に、製品搬入コンベヤ１７を介して未研掃の製品を、供
給口１１から凹み内に供給すると、製品は、１個の凹み
１０に対して１個づつ供給され、続いて、凹み１０の旋
回に伴って投射材投射機構１２，１２の直下方位置に順
次移動させるとともに、凹み１０の旋回移動による前面
１０ａ、後面１０ｂの傾動に伴って転倒され、さらに投
射材投射機構１２，１２からのあるいは左・右側面１０
ｃ，１０ｃをはね返った投射材を受けて全体をほぼ均一
に研掃され、それ後、排出口１３から排出される。こう
して、多数の製品は連続的に研掃されることとなる。
【００１０】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、製品収納可能でかつ逆八字状の壁面を有する多数の
凹みを一列に並べて胴部に形成した円柱状の回転体を、
キャビネット内に垂直面内で回転可能に配設し、さらに
キャビネットの側面には、製品の供給口と排出口をそれ
ぞれ形成するとともに、キャビネットの天井部には投射
材投射機構を設置したから、多数の製品を、凹み内で１
個づつ転傾させながら研掃することができるため、従来
のこの種の装置のように製品同士が絡み合って研掃むら
を誘発させたりすることはなく、製品の全表面を均一に
研掃することができる効果を奏する。
は、製品収納可能でかつ逆八字状の壁面を有する多数の
凹みを一列に並べて胴部に形成した円柱状の回転体を、
キャビネット内に垂直面内で回転可能に配設し、さらに
キャビネットの側面には、製品の供給口と排出口をそれ
ぞれ形成するとともに、キャビネットの天井部には投射
材投射機構を設置したから、多数の製品を、凹み内で１
個づつ転傾させながら研掃することができるため、従来
のこの種の装置のように製品同士が絡み合って研掃むら
を誘発させたりすることはなく、製品の全表面を均一に
研掃することができる効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図２】図１のＡ〜Ａ断面図である。
１ キャビネット
２ 回転体
10 凹み
11 供給口
12 投射材投射機構
13 排出口
Claims (2)
- 【請求項１】 研掃室を構成するキャビネット１内に、
製品収納可能な多数の凹み１０，１０を一列に並べて胴
部周縁に形成した円柱状の回転体２を、垂直面内で回転
可能に配設し、前記キャビネット１における前記凹み１
０の上昇側の側部中段付近に、前記凹み１０に未研掃の
製品を供給する供給口１１を形成し、前記キャビネット
１の天井部には、前記凹み１０，１０内の製品に投射材
を投射する投射材投射機構１２を設置し、さらに前記キ
ャビネット１における前記凹み１０の下降側の側部中段
付近には、前記凹み１０から研掃済みの製品を排出させ
る排出口１３を形成したことを特徴とする連続式ショッ
トブラスト装置。 - 【請求項２】 前記凹み１０を、底面が長方形状を成す
とともに前記回転体２と同心し、かつ四側面が上広がり
状に傾斜する構造に構成したことを特徴とする請求項１
記載の連続式ショットブラスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3192454A JP2820334B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 連続式ショットブラスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3192454A JP2820334B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 連続式ショットブラスト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058175A true JPH058175A (ja) | 1993-01-19 |
| JP2820334B2 JP2820334B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=16291574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3192454A Expired - Fee Related JP2820334B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 連続式ショットブラスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2820334B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7372521B2 (en) | 2004-03-30 | 2008-05-13 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Direct type backlight assembly |
| JP5072134B1 (ja) * | 2012-06-28 | 2012-11-14 | アサヒフォージ株式会社 | ショットブラストシステムの制御方法 |
| WO2013150679A1 (ja) * | 2012-04-07 | 2013-10-10 | アサヒフォージ株式会社 | ショットブラストシステム及びその制御方法 |
| US10088085B2 (en) | 2014-05-23 | 2018-10-02 | Waterworks Technology Development Organization Co., Ltd. | Extendable and contractible flexible joint |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH024756U (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-12 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP3192454A patent/JP2820334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH024756U (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-12 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7372521B2 (en) | 2004-03-30 | 2008-05-13 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Direct type backlight assembly |
| WO2013150679A1 (ja) * | 2012-04-07 | 2013-10-10 | アサヒフォージ株式会社 | ショットブラストシステム及びその制御方法 |
| CN106044153A (zh) * | 2012-04-07 | 2016-10-26 | 朝日锻造株式会社 | 珠粒喷击系统的控制方法 |
| JP5072134B1 (ja) * | 2012-06-28 | 2012-11-14 | アサヒフォージ株式会社 | ショットブラストシステムの制御方法 |
| US10088085B2 (en) | 2014-05-23 | 2018-10-02 | Waterworks Technology Development Organization Co., Ltd. | Extendable and contractible flexible joint |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2820334B2 (ja) | 1998-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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