JPH0581370A - 論理回路設計装置 - Google Patents
論理回路設計装置Info
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- JPH0581370A JPH0581370A JP3268793A JP26879391A JPH0581370A JP H0581370 A JPH0581370 A JP H0581370A JP 3268793 A JP3268793 A JP 3268793A JP 26879391 A JP26879391 A JP 26879391A JP H0581370 A JPH0581370 A JP H0581370A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 あまり意味のない付加図形をもつシンボル図
形を、その付加図形をもたないシンボル図形と置換し
て、論理回路を簡素化する。 【構成】 あまり意味のない付加図形を有する置換を必
要とするシンボル図形22aを、電源25、線分図形2
3等の付加図形をもたないシンボル図形と置換する。こ
の場合、端子24A、24B、24C、24Yと同じ座
標の位置をもつ、付加図形のないシンボル図形(図4の
生成されたシンボル図形22b)をあらかじめ作成して
おき、端子24と同じ座標の位置に生成されたシンボル
図形22bを置換した。 【効果】 論理設計の効率を上げる。
形を、その付加図形をもたないシンボル図形と置換し
て、論理回路を簡素化する。 【構成】 あまり意味のない付加図形を有する置換を必
要とするシンボル図形22aを、電源25、線分図形2
3等の付加図形をもたないシンボル図形と置換する。こ
の場合、端子24A、24B、24C、24Yと同じ座
標の位置をもつ、付加図形のないシンボル図形(図4の
生成されたシンボル図形22b)をあらかじめ作成して
おき、端子24と同じ座標の位置に生成されたシンボル
図形22bを置換した。 【効果】 論理設計の効率を上げる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画面上で論理回路を
設計する対話型の論理回路設計装置に関するものであ
る。
設計する対話型の論理回路設計装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】論理回路を設計するための従来の対話型
の論理回路設計装置では、図12のように、設計者が論
理素子を表すシンボル図形50を図面上に配置し、配置
したシンボル図形50同士を線分図形51によって相互
に接続して論理回路図を作成していた。また、この種の
図形情報を用いる論理回路設計装置では、作成した論理
回路図より論理接続情報を抽出し、抽出した論理接続情
報は電子回路の製造などに用いていた。上記のような論
理回路図には、電源またはグランドと接続して論理的に
固定した入力端子を持つ論理素子や、どこにも接続して
いない端子を持った論理素子などが存在する場合があ
る。このような論理素子は、論理的に意味のない端子を
削除したより簡単な機能の論理素子に置換することによ
り、論理回路の機能を変更することなく、より簡単な回
路に変換できる。
の論理回路設計装置では、図12のように、設計者が論
理素子を表すシンボル図形50を図面上に配置し、配置
したシンボル図形50同士を線分図形51によって相互
に接続して論理回路図を作成していた。また、この種の
図形情報を用いる論理回路設計装置では、作成した論理
回路図より論理接続情報を抽出し、抽出した論理接続情
報は電子回路の製造などに用いていた。上記のような論
理回路図には、電源またはグランドと接続して論理的に
固定した入力端子を持つ論理素子や、どこにも接続して
いない端子を持った論理素子などが存在する場合があ
る。このような論理素子は、論理的に意味のない端子を
削除したより簡単な機能の論理素子に置換することによ
り、論理回路の機能を変更することなく、より簡単な回
路に変換できる。
【0003】例えば、電源に接続した入力端子を持つ3
入力論理積素子のシンボル図形(置換を必要とするシン
ボル図形22a)の場合、端子24Cは電源に接続され
て論理“1”に固定されているため、置換を必要とする
シンボル図形22aを2入力論理積素子に置換すること
により、回路を同機能のより簡単な論理回路に変更でき
る。この変更は、図2の置換を必要とするシンボル図形
22aを図13のシンボル図形52のような2入力論理
積素子のシンボル図形に置換し、このシンボル図形52
に接続されていた電源のシンボル図形(図2の電源2
5)及び電源のシンボル図形と2入力論理積素子のシン
ボル図形とを結んでいる線分図形とを削除し、置換され
た2入力論理積素子と同じ働きをするように、置換した
2入力論理積素子のシンボル図形とその2入力論理積素
子と外の論理素子のシンボル図形とを線分図形を用いて
再接続することによって行っていた。
入力論理積素子のシンボル図形(置換を必要とするシン
ボル図形22a)の場合、端子24Cは電源に接続され
て論理“1”に固定されているため、置換を必要とする
シンボル図形22aを2入力論理積素子に置換すること
により、回路を同機能のより簡単な論理回路に変更でき
る。この変更は、図2の置換を必要とするシンボル図形
22aを図13のシンボル図形52のような2入力論理
積素子のシンボル図形に置換し、このシンボル図形52
に接続されていた電源のシンボル図形(図2の電源2
5)及び電源のシンボル図形と2入力論理積素子のシン
ボル図形とを結んでいる線分図形とを削除し、置換され
た2入力論理積素子と同じ働きをするように、置換した
2入力論理積素子のシンボル図形とその2入力論理積素
子と外の論理素子のシンボル図形とを線分図形を用いて
再接続することによって行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の論理回路設計装
置では、シンボル図形上の特定位置が論理素子の接続端
子を表すため、単に論理素子のシンボル図形を何の制約
もない別のシンボル図形に置換したのみでは、端子を表
すシンボル上の位置と接続用の線分図形との図形的な重
なりが保証できないため、シンボル図形の置換以外に、
線分図形の追加及び削除が必要となる。また、この接続
用の線分図形の追加操作は、個々の論理形の書き方に依
存し、かつ複雑であるため、自動的に配置処理を行うこ
とが難しいという問題があった。さらに、論理回路図を
変更せずに論理回路図から抽出された論理接続情報のみ
を変更したのでは、論理回路図と論理接続関係との対応
関係がなくなるという問題も生じる。
置では、シンボル図形上の特定位置が論理素子の接続端
子を表すため、単に論理素子のシンボル図形を何の制約
もない別のシンボル図形に置換したのみでは、端子を表
すシンボル上の位置と接続用の線分図形との図形的な重
なりが保証できないため、シンボル図形の置換以外に、
線分図形の追加及び削除が必要となる。また、この接続
用の線分図形の追加操作は、個々の論理形の書き方に依
存し、かつ複雑であるため、自動的に配置処理を行うこ
とが難しいという問題があった。さらに、論理回路図を
変更せずに論理回路図から抽出された論理接続情報のみ
を変更したのでは、論理回路図と論理接続関係との対応
関係がなくなるという問題も生じる。
【0005】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、論理回路図上の論理素子を自動
的に置換してより簡単な論理回路図に変更でき、論理回
路設計の効率のよい論理回路設計装置を得ることを目的
とする。
ためになされたもので、論理回路図上の論理素子を自動
的に置換してより簡単な論理回路図に変更でき、論理回
路設計の効率のよい論理回路設計装置を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係る論
理回路設計装置は、図1で示すように、空端子、電源等
の論理的にあまり意味のない付加図形を有する第1のシ
ンボル図形を、上記付加図形を有しない第2のシンボル
図形に置換する場合に、置換前に第1のシンボル図形が
もつ画面上の原点からの入出力端子位置と同じ入出力端
子位置をもつ第2のシンボル図形を生成するシンボル図
形生成手段2と、上記第2のシンボル図形を、置換前に
第1のシンボル図形が置かれていた画面上の原点からの
入出力端子位置に置換すると共に、シンボル図形を置換
して不要となった上記付加図形を削除する置換編集手段
3とを有する。この第2の発明に係る論理回路設計装置
は、図6に示すように、第1の発明の論理設計回路装置
の構成に加えて、上記シンボル図形生成手段で生成され
た第2のシンボル図形を記憶するシンボル図形記憶手段
4を設けた。
理回路設計装置は、図1で示すように、空端子、電源等
の論理的にあまり意味のない付加図形を有する第1のシ
ンボル図形を、上記付加図形を有しない第2のシンボル
図形に置換する場合に、置換前に第1のシンボル図形が
もつ画面上の原点からの入出力端子位置と同じ入出力端
子位置をもつ第2のシンボル図形を生成するシンボル図
形生成手段2と、上記第2のシンボル図形を、置換前に
第1のシンボル図形が置かれていた画面上の原点からの
入出力端子位置に置換すると共に、シンボル図形を置換
して不要となった上記付加図形を削除する置換編集手段
3とを有する。この第2の発明に係る論理回路設計装置
は、図6に示すように、第1の発明の論理設計回路装置
の構成に加えて、上記シンボル図形生成手段で生成され
た第2のシンボル図形を記憶するシンボル図形記憶手段
4を設けた。
【0007】
【作用】この第1の発明における論理回路設計装置は、
空端子、電源等の論理的にあまり意味のない付加図形を
有する第1のシンボル図形を、上記付加図形を有しない
第2のシンボル図形に置換する場合に、シンボル図形生
成手段で置換前の第1シンボル図形がもつ画面上の原点
からの入出力端子位置と同じ入出力端子位置をもつ第2
のシンボル図形を生成し、置換編集手段で上記第2のシ
ンボル図形を、置換前に第1のシンボル図形が置かれて
いた画面上の原点からの入出力端子位置に置換すると共
にシンボル図形を置換して不要となった上記付加図形を
削除して編集する。この第2の発明における論理回路設
計装置は、上記シンボル図形生成手段で生成された第2
のシンボル図形をシンボル図形記憶手段に記憶し、第1
のシンボル図形と置換する場合は、シンボル図形記憶手
段に記憶されたシンボル図形を使用する。
空端子、電源等の論理的にあまり意味のない付加図形を
有する第1のシンボル図形を、上記付加図形を有しない
第2のシンボル図形に置換する場合に、シンボル図形生
成手段で置換前の第1シンボル図形がもつ画面上の原点
からの入出力端子位置と同じ入出力端子位置をもつ第2
のシンボル図形を生成し、置換編集手段で上記第2のシ
ンボル図形を、置換前に第1のシンボル図形が置かれて
いた画面上の原点からの入出力端子位置に置換すると共
にシンボル図形を置換して不要となった上記付加図形を
削除して編集する。この第2の発明における論理回路設
計装置は、上記シンボル図形生成手段で生成された第2
のシンボル図形をシンボル図形記憶手段に記憶し、第1
のシンボル図形と置換する場合は、シンボル図形記憶手
段に記憶されたシンボル図形を使用する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの第1の発明の一実施例を示す論理回路
設計装置の機能ブロック図、図2〜図5は置換過程を示
す図形である。図1において、1は画面、2はシンボル
図形生成手段、3は置換編集手段である。また図2の2
2aが第1のシンボル図形としての置換を必要とする論
理積素子のシンボル図形、図4の22bが第1のシンボ
ル図形と置換する第2のシンボル図形としての生成され
たシンボル図形である。
する。図1はこの第1の発明の一実施例を示す論理回路
設計装置の機能ブロック図、図2〜図5は置換過程を示
す図形である。図1において、1は画面、2はシンボル
図形生成手段、3は置換編集手段である。また図2の2
2aが第1のシンボル図形としての置換を必要とする論
理積素子のシンボル図形、図4の22bが第1のシンボ
ル図形と置換する第2のシンボル図形としての生成され
たシンボル図形である。
【0009】シンボル図形生成手段2は、画面1におけ
る置換前の3入力論理積素子のシンボル図形(図2)か
ら、空端子、電源等の論理的にあまり意味のない付加図
形、例えば置換を必要とするシンボル図形22aの端子
24C、線分図形23、電源25の論理的にあまり意味
のないシンボル図形を作成する。作成する場合は、図2
の置換を必要としないシンボル図形21間にある置換を
必要とするシンボル図形22aのデータを取り出し、置
換すべき生成されたシンボル図形22bを作成する。こ
の図4の生成されたシンボル図形22bの端子の位置
は、置換を必要とするシンボル図形22aの入力の端子
24A、24B、24C、出力の端子24Yの原点から
の座標の位置と同じになる。
る置換前の3入力論理積素子のシンボル図形(図2)か
ら、空端子、電源等の論理的にあまり意味のない付加図
形、例えば置換を必要とするシンボル図形22aの端子
24C、線分図形23、電源25の論理的にあまり意味
のないシンボル図形を作成する。作成する場合は、図2
の置換を必要としないシンボル図形21間にある置換を
必要とするシンボル図形22aのデータを取り出し、置
換すべき生成されたシンボル図形22bを作成する。こ
の図4の生成されたシンボル図形22bの端子の位置
は、置換を必要とするシンボル図形22aの入力の端子
24A、24B、24C、出力の端子24Yの原点から
の座標の位置と同じになる。
【0010】置換編集手段3はシンボル図形生成手段2
で作成されたシンボル図形22bを、図2の置換を必要
とするシンボル図形22aの端子24A、24B、24
Yの原点からの座標と同じ位置に置換する。次に、この
第1の発明の論理回路設計装置における動作について説
明する。図2の置換を必要とするシンボル図形22a
は、端子24Cが電源25に線分図形23によって接続
され、”1”の信号に論理が固定されている。最初に、
図示しない制御部は、置換を必要とするシンボル図形2
2a(3入力論理積素子)を、端子24Cが電源25に
接続されている情報と別途準備しておいた3入力論理素
子の置換規則を基に、論理的にあまり意味のない付加図
形を除いた2入力論理積素子のシンボルに置換すること
を決定する。このとき、2入力論理積素子の端子と3入
力論理積素子の端子との対応付けも合わせて決定する。
で作成されたシンボル図形22bを、図2の置換を必要
とするシンボル図形22aの端子24A、24B、24
Yの原点からの座標と同じ位置に置換する。次に、この
第1の発明の論理回路設計装置における動作について説
明する。図2の置換を必要とするシンボル図形22a
は、端子24Cが電源25に線分図形23によって接続
され、”1”の信号に論理が固定されている。最初に、
図示しない制御部は、置換を必要とするシンボル図形2
2a(3入力論理積素子)を、端子24Cが電源25に
接続されている情報と別途準備しておいた3入力論理素
子の置換規則を基に、論理的にあまり意味のない付加図
形を除いた2入力論理積素子のシンボルに置換すること
を決定する。このとき、2入力論理積素子の端子と3入
力論理積素子の端子との対応付けも合わせて決定する。
【0011】次に、図示しない制御部の指示を受けて、
シンボル図形生成手段2は、図4で示すような2入力論
理積素子の(生成された)シンボル図形22bを生成す
る。このシンボル図形生成時には、生成されたシンボル
図形22bの端子24A、24B、24Yのシンボル図
形上の原点からの位置が、図2の置換を必要とするシン
ボル図形22aの端子24A、24B、24Yの原点か
らの位置と同じくなるようにする。次に、置換編集手段
3は、図3で示すように、置換を必要とするシンボル図
形22aのあまり意味のない電源25、線分図形23、
端子24Cの付加図形を削除する。そして、シンボル図
形生成手段2で生成されたシンボル図形を置換を必要と
するシンボル図形22aの24A、24B、24Yのと
同じ座標の位置に置換する。この結果、図5のようにシ
ンボル図形が置換される。以上のように、置換を必要と
するシンボル図形22aの端子A、B、Cに接続されて
いた付加図形、線分図形を変更することなく、3入力論
理積素子を2入力論理積素子に置換したことになる。な
お、線分図形等の削除は、シンボル図形の置換前でも、
置換後でもよい。
シンボル図形生成手段2は、図4で示すような2入力論
理積素子の(生成された)シンボル図形22bを生成す
る。このシンボル図形生成時には、生成されたシンボル
図形22bの端子24A、24B、24Yのシンボル図
形上の原点からの位置が、図2の置換を必要とするシン
ボル図形22aの端子24A、24B、24Yの原点か
らの位置と同じくなるようにする。次に、置換編集手段
3は、図3で示すように、置換を必要とするシンボル図
形22aのあまり意味のない電源25、線分図形23、
端子24Cの付加図形を削除する。そして、シンボル図
形生成手段2で生成されたシンボル図形を置換を必要と
するシンボル図形22aの24A、24B、24Yのと
同じ座標の位置に置換する。この結果、図5のようにシ
ンボル図形が置換される。以上のように、置換を必要と
するシンボル図形22aの端子A、B、Cに接続されて
いた付加図形、線分図形を変更することなく、3入力論
理積素子を2入力論理積素子に置換したことになる。な
お、線分図形等の削除は、シンボル図形の置換前でも、
置換後でもよい。
【0012】図6は第2の発明の論理回路設計装置にお
ける機能ブロック図であり、図7は図6のシンボル図形
記憶手段に記憶されたシンボル図形の具体例である。図
6において、4はシンボル図形記憶手段であり、第1の
発明の論理回路設計装置にシンボル図形記憶手段4をさ
らに設けた。シンボル図形記憶手段4は、あらかじめシ
ンボル図形生成手段2で作成された図7(a)〜(e)
のようなシンボル図形を記憶する。もちろん、図7
(a)〜(e)の端子A、B、C、Yの座標の位置は図
2の置換を必要とするシンボル図形22aの端子24
A、24B、24Yの座標の位置と同じである。
ける機能ブロック図であり、図7は図6のシンボル図形
記憶手段に記憶されたシンボル図形の具体例である。図
6において、4はシンボル図形記憶手段であり、第1の
発明の論理回路設計装置にシンボル図形記憶手段4をさ
らに設けた。シンボル図形記憶手段4は、あらかじめシ
ンボル図形生成手段2で作成された図7(a)〜(e)
のようなシンボル図形を記憶する。もちろん、図7
(a)〜(e)の端子A、B、C、Yの座標の位置は図
2の置換を必要とするシンボル図形22aの端子24
A、24B、24Yの座標の位置と同じである。
【0013】なお、上記実施例では、論理固定された入
力端子をもつ論理素子を他の論理素子に置換する場合を
例に示したが、この発明の論理回路設計装置は図8のよ
うにどこにも接続していない論理素子の端子30を図9
のように削除する場合や、図10,図11のように端子
と素子の論理機能は同じだが、図9のシンボル図形40
を図10のシンボル図形41、つまり電気的特性の異な
る他の素子のシンボル図形に変更する場合でも、適用で
きる。また、論理素子の端子すべてがどこにも接続して
いない場合、論理回路に不要な素子を削除する場合にも
適用できる。
力端子をもつ論理素子を他の論理素子に置換する場合を
例に示したが、この発明の論理回路設計装置は図8のよ
うにどこにも接続していない論理素子の端子30を図9
のように削除する場合や、図10,図11のように端子
と素子の論理機能は同じだが、図9のシンボル図形40
を図10のシンボル図形41、つまり電気的特性の異な
る他の素子のシンボル図形に変更する場合でも、適用で
きる。また、論理素子の端子すべてがどこにも接続して
いない場合、論理回路に不要な素子を削除する場合にも
適用できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この第1の発明によれ
ば、空端子、電源等論理的にあまり意味のない付加図形
を有する第1のシンボル図形を、上記付加図形を有しな
い第2のシンボル図形に置換する場合に、置換前に第1
のシンボル図形が置かれていた画面上の原点からの入出
力端子位置と同じ入出力端子位置をもつ第2のシンボル
図形をあらかじめ生成し、置換前に第1のシンボル図形
が置かれていた画面上の原点からの入出力端子位置に置
換する構成としたため、置換するシンボル図形の画面上
の位置が変わらずシンボル図形の置換と不要となる図形
の削除だけで済むため、すばやく置換でき、論理設計の
効率が上がる効果がある。この第2の発明によれば、第
2のシンボル図形をあらかじめ記憶する構成としたた
め、第1の発明よりも、さらに置換に要する時間が短く
できる効果がある。
ば、空端子、電源等論理的にあまり意味のない付加図形
を有する第1のシンボル図形を、上記付加図形を有しな
い第2のシンボル図形に置換する場合に、置換前に第1
のシンボル図形が置かれていた画面上の原点からの入出
力端子位置と同じ入出力端子位置をもつ第2のシンボル
図形をあらかじめ生成し、置換前に第1のシンボル図形
が置かれていた画面上の原点からの入出力端子位置に置
換する構成としたため、置換するシンボル図形の画面上
の位置が変わらずシンボル図形の置換と不要となる図形
の削除だけで済むため、すばやく置換でき、論理設計の
効率が上がる効果がある。この第2の発明によれば、第
2のシンボル図形をあらかじめ記憶する構成としたた
め、第1の発明よりも、さらに置換に要する時間が短く
できる効果がある。
【図1】この第1の発明の一実施例を示す論理回路設計
装置の機能ブロック図である。
装置の機能ブロック図である。
【図2】図1の装置による置換過程を示す図である。
【図3】図2に同じく置換過程を示す図である。
【図4】図2に同じく置換過程を示す図である。
【図5】図2に同じく置換過程を示す図である。
【図6】この第2の発明の一実施例を示す論理回路設計
装置の機能ブロック図である。
装置の機能ブロック図である。
【図7】図6のシンボル図形記憶手段に記憶されたシン
ボル図形を示す図である。
ボル図形を示す図である。
【図8】この第1、第2の発明の装置による置換の応用
例を示す図である。
例を示す図である。
【図9】図8に同じく応用例を示す図である。
【図10】図8に同じく応用例を示す図である。
【図11】図8に同じく応用例を示す図である。
【図12】従来の技術の一例を示す画面に表示された図
形を示す図である。
形を示す図である。
【図13】図12と同じく画面に表示された図形を示す
図である。
図である。
1 画面 2 シンボル図形生成手段 3 置換編集手段 4 シンボル図形記憶手段 22a 置換を必要とするシンボル図形 22b 生成されたシンボル図形
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】例えば、電源に接続した入力端子を持つ3
入力論理積素子のシンボル図形(置換を必要とするシン
ボル図形22a)の場合、端子24Cは電源に接続され
て論理“1”に固定されているため、置換を必要とする
シンボル図形22aを2入力論理積素子に置換すること
により、回路を同機能のより簡単な論理回路に変更でき
る。この変更は、図2の置換を必要とするシンボル図形
22aを図13のシンボル図形22aのような2入力論
理積素子のシンボル図形に置換し、このシンボル図形2
2aに接続されていた電源のシンボル図形(図2の電源
25)及び電源のシンボル図形と2入力論理積素子のシ
ンボル図形とを結んでいる線分図形とを削除し、置換さ
れた3入力論理積素子と同じ働きをするように、置換し
た2入力論理積素子のシンボル図形とその2入力論理積
素子と他の論理素子のシンボル図形とを線分図形を用い
て再接続することによって行っていた。
入力論理積素子のシンボル図形(置換を必要とするシン
ボル図形22a)の場合、端子24Cは電源に接続され
て論理“1”に固定されているため、置換を必要とする
シンボル図形22aを2入力論理積素子に置換すること
により、回路を同機能のより簡単な論理回路に変更でき
る。この変更は、図2の置換を必要とするシンボル図形
22aを図13のシンボル図形22aのような2入力論
理積素子のシンボル図形に置換し、このシンボル図形2
2aに接続されていた電源のシンボル図形(図2の電源
25)及び電源のシンボル図形と2入力論理積素子のシ
ンボル図形とを結んでいる線分図形とを削除し、置換さ
れた3入力論理積素子と同じ働きをするように、置換し
た2入力論理積素子のシンボル図形とその2入力論理積
素子と他の論理素子のシンボル図形とを線分図形を用い
て再接続することによって行っていた。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】シンボル図形生成手段2は、画面1におけ
る置換前の3入力論理積素子のシンボル図形(図2)か
ら、空端子、電源等の論理的にあまり意味のない付加図
形、すなわち置換を必要とするシンボル図形22aの端
子24Cに接続した線分図形23、電源25の論理的に
あまり意味のない付加図形と接続した端子を持たない第
2のシンボル図形を作成する。作成する場合は、図2の
置換を必要としないシンボル図形21間にある置換を必
要とするシンボル図形22aのデータを取り出し、置換
すべき生成されたシンボル図形22bを作成する。この
図4の生成されたシンボル図形22bの端子の位置は、
置換を必要とするシンボル図形22aの入力の端子24
A、24B、出力の端子24Yの原点からの座標の位置
と同じになる。
る置換前の3入力論理積素子のシンボル図形(図2)か
ら、空端子、電源等の論理的にあまり意味のない付加図
形、すなわち置換を必要とするシンボル図形22aの端
子24Cに接続した線分図形23、電源25の論理的に
あまり意味のない付加図形と接続した端子を持たない第
2のシンボル図形を作成する。作成する場合は、図2の
置換を必要としないシンボル図形21間にある置換を必
要とするシンボル図形22aのデータを取り出し、置換
すべき生成されたシンボル図形22bを作成する。この
図4の生成されたシンボル図形22bの端子の位置は、
置換を必要とするシンボル図形22aの入力の端子24
A、24B、出力の端子24Yの原点からの座標の位置
と同じになる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】置換編集手段3はシンボル図形生成手段2
で作成されたシンボル図形22bを、図2の置換を必要
とするシンボル図形22aの端子24A、24B、24
Yの原点からの座標と同じ位置に置換すると共に、シン
ボル図形22aの端子Cに接続した線分図形23、電源
25の付加図形を削除する。次に、この第1の発明の論
理回路設計装置における動作について説明する。図2の
置換を必要とするシンボル図形22aは、端子24Cが
電源25に線分図形23によって接続され、”1”の信
号に論理が固定されている。最初に、図示しない制御部
は、置換を必要とするシンボル図形22a(3入力論理
積素子)を、端子24Cが電源25に接続されている情
報と別途準備しておいた3入力論理素子の置換規則を基
に、論理的にあまり意味のない付加図形を除いた2入力
論理積素子のシンボルに置換することを決定する。この
とき、2入力論理積素子の端子と3入力論理積素子の端
子との対応付けも合わせて決定する。
で作成されたシンボル図形22bを、図2の置換を必要
とするシンボル図形22aの端子24A、24B、24
Yの原点からの座標と同じ位置に置換すると共に、シン
ボル図形22aの端子Cに接続した線分図形23、電源
25の付加図形を削除する。次に、この第1の発明の論
理回路設計装置における動作について説明する。図2の
置換を必要とするシンボル図形22aは、端子24Cが
電源25に線分図形23によって接続され、”1”の信
号に論理が固定されている。最初に、図示しない制御部
は、置換を必要とするシンボル図形22a(3入力論理
積素子)を、端子24Cが電源25に接続されている情
報と別途準備しておいた3入力論理素子の置換規則を基
に、論理的にあまり意味のない付加図形を除いた2入力
論理積素子のシンボルに置換することを決定する。この
とき、2入力論理積素子の端子と3入力論理積素子の端
子との対応付けも合わせて決定する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】次に、図示しない制御部の指示を受けて、
シンボル図形生成手段2は、図4で示すような2入力論
理積素子の(生成された)シンボル図形22bを生成す
る。このシンボル図形生成時には、生成されたシンボル
図形22bの端子24A、24B、24Yのシンボル図
形上の原点からの位置が、図2の置換を必要とするシン
ボル図形22aの端子24A、24B、24Yの原点か
らの位置と同じくなるようにする。次に、置換編集手段
3は、図3で示すように、置換を必要とするシンボル図
形22aとシンボル図形22aの端子24cに接続した
あまり意味のない付加図形である電源25、線分図形2
3を削除する。そして、シンボル図形生成手段2で生成
されたシンボル図形を置換を必要とするシンボル図形2
2aの24A、24B、24Yのと同じ座標の位置に配
置する。この結果、図5のようにシンボル図形が置換さ
れる。以上のように、置換を必要とするシンボル図形2
2aの端子A、B、Cに接続されていた付加図形、線分
図形を変更することなく、3入力論理積素子を2入力論
理積素子に置換したことになる。なお、線分図形等の削
除は、シンボル図形の置換前でも、置換後でもよい。
シンボル図形生成手段2は、図4で示すような2入力論
理積素子の(生成された)シンボル図形22bを生成す
る。このシンボル図形生成時には、生成されたシンボル
図形22bの端子24A、24B、24Yのシンボル図
形上の原点からの位置が、図2の置換を必要とするシン
ボル図形22aの端子24A、24B、24Yの原点か
らの位置と同じくなるようにする。次に、置換編集手段
3は、図3で示すように、置換を必要とするシンボル図
形22aとシンボル図形22aの端子24cに接続した
あまり意味のない付加図形である電源25、線分図形2
3を削除する。そして、シンボル図形生成手段2で生成
されたシンボル図形を置換を必要とするシンボル図形2
2aの24A、24B、24Yのと同じ座標の位置に配
置する。この結果、図5のようにシンボル図形が置換さ
れる。以上のように、置換を必要とするシンボル図形2
2aの端子A、B、Cに接続されていた付加図形、線分
図形を変更することなく、3入力論理積素子を2入力論
理積素子に置換したことになる。なお、線分図形等の削
除は、シンボル図形の置換前でも、置換後でもよい。
Claims (2)
- 【請求項1】 画面上に複数の論理素子のシンボル図形
を配置し、これらのシンボル図形間を一本または複数の
線分図形で相互接続することにより、論理回路を対話的
に設計する論理回路設計装置において、空端子、電源等
の論理的にあまり意味のない付加図形を有する第1のシ
ンボル図形を、上記付加図形を有しない第2のシンボル
図形に置換する場合に、置換前に第1のシンボル図形が
もつ画面上の原点からの入出力端子位置と同じ入出力端
子位置をもつ第2のシンボル図形を生成するシンボル図
形生成手段と、上記第2のシンボル図形を、置換前に第
1のシンボル図形が置かれていた画面上の原点からの入
出力端子位置に置換すると共に、シンボル図形を置換し
て不要となった上記付加図形を削除する置換編集手段と
を有することを特徴とする論理回路設計装置。 - 【請求項2】 上記シンボル図形生成手段で生成された
第2のシンボル図形を記憶するシンボル図形記憶手段を
設け、画面上で第2のシンボル図形を第1のシンボル図
形と置換する場合は、上記シンボル図形記憶手段に記憶
された第2のシンボル図形を用いて、置換編集手段によ
って置換することを特徴とする請求項第1項記載の論理
回路設計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3268793A JP2783709B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 論理回路設計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3268793A JP2783709B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 論理回路設計装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0581370A true JPH0581370A (ja) | 1993-04-02 |
JP2783709B2 JP2783709B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=17463350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3268793A Expired - Lifetime JP2783709B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 論理回路設計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2783709B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102133247B1 (ko) * | 2019-12-30 | 2020-07-21 | 주식회사 우담기술 | 그래픽 기반의 인터록 로직 설계 시스템 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3268793A patent/JP2783709B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102133247B1 (ko) * | 2019-12-30 | 2020-07-21 | 주식회사 우담기술 | 그래픽 기반의 인터록 로직 설계 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2783709B2 (ja) | 1998-08-06 |
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