JPH0581353A - 医用画像保管通信システム - Google Patents

医用画像保管通信システム

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JPH0581353A
JPH0581353A JP23809191A JP23809191A JPH0581353A JP H0581353 A JPH0581353 A JP H0581353A JP 23809191 A JP23809191 A JP 23809191A JP 23809191 A JP23809191 A JP 23809191A JP H0581353 A JPH0581353 A JP H0581353A
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雅和 長田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、過去の検査画像を、未読影の検査
画像について診断に都合のよいように表示できる医用画
像保管通信システムを提供することを目的とする。 【構成】 本発明の医用画像保管通信システムは、ネッ
トワークを介して互いに接続するデータベースとワーク
ステーションを備え、ワークステーションは未読影画像
と過去の検査画像をそれぞれ表示する画像表示手段と、
この画像表示手段に表示される画像の切替を指示できる
画像切替手段と、前記画像表示手段に表示された未読影
画像の検査の種類を基に所定の画像並びの種類を割出す
画像並び確定手段と、この画像並び確定手段によって割
出された画像並びの種類において未読影画像の画像並び
パラメータに対応する画像並びパラメータを有する過去
の検査画像を割出し、前記画像表示手段への表示を指示
する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医用画像デ−タをディ
ジタル化して保管し、診断時には保管しておいた医用画
像デ−タをモニタ画面に呼び出して診断に役立てる医用
画像保管通信システムに係り、特に未読影の検査画像を
読影し診断する際、過去の検査画像を診断に都合のよい
ように並列表示できる医用画像保管通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】医用画像保管通信システム(Picture Ar
chiving and Communication System;略して「PAC
S」という)は、多数の被検者の種々の医用画像をディ
ジタル化して保管し、必要な時にはいつでも瞬時にモニ
タ画面(CRT)に転送する通信システムであるが、特
に未読影の画像をCRT診断する場合に、これに対応す
る適当な過去の検査画像を並列表示して診断の便宜に供
することが期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが現在のとこ
ろ、PACSでは多数の保管画像の中から未読影画像に
関係し、これとの比較で診断に役立つ適当な過去の検査
画像を選択的に呼出す機構が確立していないため、実用
化は十分になされていない。このため、大部分の診断
は、時間はかかるが、従来通りのフィルム(アナログ画
像)を用い、シャーカステンにおいて、未読影フィルム
の隣に適当な過去の検査フィルムを人手で選び出して並
べ、また比較に都合のよいように適宜並び替えた上で診
断している。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、未読影画像に対応する適当な過去検査画像を選択的
に呼出す機構を備え、十分診断に役立たせることのでき
る医用画像保管通信システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、医用画像デ−タ、およびこの画像デ−タに
係る検査の種類とこの検査の種類に対応する画像並び設
定のための画像並びパラメータを含む付属情報からなる
検査デ−タを未読影画像と過去の検査画像について保管
するデ−タベースと、このデ−タベースにネットワーク
を介して接続するワークステーションであって、未読影
画像と過去の検査画像をそれぞれ表示する画像表示手段
と、この画像表示手段に表示される画像の切替を指示で
きる画像切替手段と、前記画像表示手段に表示された未
読影画像の検査の種類を基に所定の画像並びの種類を割
出す画像並び確定手段と、この画像並び確定手段によっ
て割出された画像並びの種類において未読影画像の画像
並びパラメータに対応する画像並びパラメータを有する
過去の検査画像を割出し、前記画像表示手段への表示を
指示する手段とを備えるワークステーションを有する医
用画像保管通信システムを提供する。
【0006】
【作用】本発明の医用画像保管通信システムでは、まず
ワークステーション内で画像表示手段に表示される複数
の未読影画像から、画像切替手段によって、所望の未読
影画像を選ぶ。ついで、未読影画像の検査デ−タに含ま
れる検査の種類を基に過去の検査画像との画像並びの種
類を決定する。そして、この決定した画像並びの種類の
下に、今度は未読影画像の画像並びパラメータを用いて
これに最も関係のある(対応する)パラメータを有する
過去の検査画像を割出す。そして、これら検査種類・画
像並びパラメータを有する検査画像をデ−タベースから
呼出す。したがって画像表示手段には、未読影画像に関
係があり、比較して読影することで診断の正確・診断時
間の短縮を図ることのできる過去の検査画像を並列表示
することができる。
【0007】
【実施例】以下添付の図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0008】図1は、本発明の第1実施例に係る医用画
像保管通信システム(PACS)1の構成図である。こ
のPACS1は、ネットワーク2を介して互いに接続す
るデータベース3とワークステーション4を備える。デ
ータベ−ス3は、図示しない各種検査装置(X線診断装
置、超音波診断装置、磁気共鳴イメージング装置等)か
ら転送された読影対象となる新規画像(未読影画像)と
過去の検査画像を保管する。未読影画像と過去の検査画
像は、ともにディジタル化されている。
【0009】一方、ワークステーション4は以下の構成
要素を含む。すなわち、ワークステーション4全体を制
御するCPU(中央処理装置)5、ネットワーク2とワ
ークステーション4を接続するためのネットワークイン
ターフェース(ネットワークI/F)6、データベース
3から送られてきた検査デ−タを一旦格納し、読影に際
して出力するメモリ7、画像と制御情報の表示およびユ
ーザからの入力を制御する表示制御部8、未読影画像を
表示する未読影画像表示装置9、過去の検査画像を表示
する過去検査画像表示装置10a,10b、患者名や検
査リストなど所望の画像表示の制御に役立つ情報を表示
する制御情報表示装置11、そしてユーザの入力手段と
して画像の欲しい過去の検査を指定するための過去検査
指定装置12、画像を並べる際の基準となる未読影画像
を選び出す基準画像選択装置13および表示している画
像の切替を指示する表示画像切替装置14を備える。た
だし、入力手段としての過去検査指定装置12、基準画
像選択装置13および表示画像切替装置14の3つは、
ハードウェアとしては一つにまとめ、ソフトウェアによ
り使い分けてもよい。また、CPU5、ネットワークI
/F6、メモリ7および表示制御部8は、バスBを介し
て互いに接続される。
【0010】そしてデータベース3には、図2に示すよ
うな検査デ−タ(データベース3の記憶部位のイメージ
に合せて帯状に表す)15が格納される。すなわち、検
査デ−タは、先頭の付帯情報16とこれに順次続く複数
の画像デ−タ17a,17b,…からなり、付帯情報1
6は例えばP部には検査の種類(モダリティ[単純X
線、CT、MRIなどの種別]、検査部位、造影剤の有
無、その他)を、またQ部には未読影画像と過去の検査
画像を対応づけた配列(以下「画像並び」という)を実
行するためのパラメータを含む。
【0011】なお、図1のCPU5には、各パラメータ
を基に画像並びを一意に定めるためのプログラムが内蔵
してある。
【0012】つぎに画像並びの種類と画像並びのための
パラメータの例をいくつか示す。
【0013】(1)時間に対応した画像並び 心房像、心室像および冠状動脈像について適用される。
画像並びを対応づけるパラメータは、一心拍の撮影コマ
数を用いる。すなわち、例えば心臓の収縮(または拡
張)末期の画像の通し番号から収縮(または拡張)初期
の画像の通し番号を差し引いて一心拍の撮影コマ数(例
えば30コマ)とする。このとき例えば心室像の場合
は、心室容積の自動計測アルゴリズムを用いて一心拍の
撮影コマ数を算出できる。
【0014】ついで、読影しようとする未読影画像の収
縮(または拡張)の程度からから、この未読影画像が一
心拍の中でどの位置を占めるかを割り出す。この位置
は、その撮影コマの通し番号が50番目なら、例えば撮
影コマ数の比(50−30)/30=20/30で表す
ことができる。その上で、過去の検査画像(一心拍20
コマとする)において、一心拍の先頭の画像から、上記
未読影画像の位置に対応する位置の画像を求め[一心拍
の先頭、すなわち収縮(または拡張)初期の画像の通し
番号+20×(20/30)]、その画像をデ−タベー
ス3またはメモリ7から呼出す。
【0015】なお、対象とする未読影画像の指定に当た
っては、図3に示すように、未読影画像表示装置9に例
えば未読影の心臓15の画像を表示し、基準画像選択装
置13の画像切替キー16a,16bで適宜画像を切替
え(画像切替キー16aは画像を上にスクロールさせ、
画像切替キー16bは画像を下にスクロールさせる)、
読影しようとする未読影画像を見出したら、選択キー1
7でその画像を選択する。
【0016】この場合、未読影画像表示装置9には、第
2実施例として、図4に示すように、未読影画像表示装
置9に縮小画像ですべての未読影画像18を表示させ、
全画像を一覧した上で基準画像選択装置としてのマウス
16で対象となる画像を選択してもよい。図中の符号M
で指し示した十字印は、マウスで指示された地点を示す
マーカである。
【0017】基準画像選択装置は、その他タッチパネ
ル、キーボードなどでもよい。
【0018】(2)画像撮影のスライス位置に対応した
画像並び X線CTおよびMRIで収集した同一部位の画像が対象
となる。
【0019】患者の位置を固定できる場合 スライスの開始位置とスライス間隔がパラメータとな
る。
【0020】患者の位置を固定できない場合 スライス間隔だけしかパラメータとならない。このた
め、未読影画像の読影に際しては、同一のスライス位置
となる未読影画像と過去検査画像の組をシステム内で一
つ決める必要がある。ただし、ユーザの側でスライスの
開始位置を指定してやることもでき、この場合はの患
者の位置を固定できる場合と同様に画像並びを進めるこ
とができる。
【0021】ここではCT画像の対応する未読影画像と
過去検査画像の組を計算機によって探し出す手順(アル
ゴリズム)を(i)未読影画像と過去検査画像のスライ
ス間隔(ピッチ)が等しい場合と(ii)未読影画像と過
去検査画像のスライス間隔が等しくない場合に分けて説
明する。
【0022】(i)未読影画像と過去検査画像のスライ
ス間隔が等しい場合 CT画像の収集時に、図5に示すような全体像としての
スキャノ画像20(図では胴部)も収集する。そして、
このスキャノ画像20の画像デ−タに画像処理を施し、
図6に示すような体表の輪郭21を抽出する。その後は
図7に示すように、体表の輪郭21を過去検査画像と同
じスライス間隔でE個のスライスに分割し、各スライス
位置i(=1,2,…,E)における体表輪郭の両端間
の距離li を求める。
【0023】こうして求めたiとli の関係をグラフに
表したものが図8である。横軸にi、縦軸にli をとる
と、例えば胴部の画像の場合は、最も胴回りの短い箇所
を最下端とする下に凸の曲線となる。
【0024】一方、過去の検査画像についても、同様に
してiとli の関係を求め、先に求めた未読影画像のi
−li 曲線に重ねると図9のようなグラフが得られる。
図中、△は未読影画像についてiとli の関係をプロッ
トした点、○は過去検査画像についてiとli の関係を
プロットした点である。すなわち、一般には未読影画像
のi−li 曲線と過去検査画像のi−li 曲線とはi方
向にずれを生ずる。
【0025】そこで未読影画像と過去検査画像の並びの
ずれ量を検出するため、次式(I)ような指標Di,k
定義する。
【0026】
【数1】
【0027】(ここで、Mは[未読影画像を構成する画
像総数]/2の整数部; Nは[未読影画像を構成する画像総数]/4の整数部; k(=0,±1,±2,…)は過去検査画像のi−li
曲線をi方向に移動させるための指数;l1,i は第i番
目の未読影画像のスライス位置におけるスキャン画像の
輪郭両端間の距離;l2,i+k は第i+k番目の過去検査
画像のスライス位置におけるスキャン画像の輪郭両端間
の距離である。) すなわち、i=M−N〜M+Nの範囲においてDi,k
求めるときに、kを…,−2,−1,0,1,2,…と
変化させ(すなわち過去検査画像のi−l2,i+k 曲線を
i方向でシフトさせ)、Di,k が最小になるkの値k0
を求める。そしてこのパラメータk0 を基に、読影しよ
うとする未読影画像に対応する(最も近い位置スライス
にある)通し番号の過去の検査画像を呼出す。
【0028】(ii)未読影画像と過去検査画像のスライ
ス間隔が等しくない場合 図9に示すように、未読影画像のi−li 曲線のピッチ
(△間の距離)に合せて、過去検査画像のi−li 曲線
のピッチを補間し(●で示す)、新たなi−li 曲線を
つくる。その上で(i)のスライス間隔が等しい場合と
同様にDi,k を求め、未読影画像のi−li 曲線と最も
ずれの少ない位置に、過去検査画像の新たなi−li
線をシフトさせる。そして同じくパラメータk0 を求
め、このパラメータk0 を基に、読影しようとする未読
影画像に対応する(最も近いスライス位置にある)過去
の検査画像を呼出す。
【0029】(3)画像の収集順序に対応した画像並び 胸部X線の正面像/側面像や胃のX線造影画像などが対
象となる。画像並びを対応づけるパラメータは、各々の
検査で決めた標準撮影手順(標準撮影方位)に従う標準
画像に対応する各画像(未読影画像と過去検査画像)の
先頭からの通し番号となる。
【0030】図11は、この場合の画像並び作業を行う
画像対応づけ装置30の概観図である。この画像対応づ
け装置30は、図1のワークステーション4の中に設け
てもよいし、ワークステーション4とは別に設けること
もできる。
【0031】画像対応づけ装置30は、編集用画像表示
装置31と、標準画像切替スイッチ32、検査画像切替
スイッチ33、全体画像切替スイッチ34およびマウス
35を備える。編集用画像表示装置31は、上段に標準
画像の一部36、下段に未読影画像の一部37をそれぞ
れ同一のコマ数(ここでは5個)だけ上下に対にして表
示する。標準画像としては、典型症例やモデル図を使用
できる。
【0032】さて、ユーザは、編集用画像表示装置31
において、表示された画像を先頭(例えば左端)から見
て、未読影画像の撮影方位が標準画像のそれと同一か否
かを調べる。そして、もし異なる場合には、標準画像切
替スイッチ32と検査画像切替スイッチ33を使って両
画像のずれを正す。
【0033】すなわち、標準画像の順番に対して未読影
画像が飛んでいる(未読影画像がつづまっている)場合
には、検査画像切替スイッチ33をその飛んでいるコマ
数だけ押して未読影画像をこれに対応する標準画像のと
ころまで戻す。また、未読影画像の順番に対して標準画
像が飛んでいる(標準画像がつづまっている)場合に
は、標準画像切替スイッチ32をその飛んでいるコマ数
だけ押して標準画像をこれに対応する未読影画像のとこ
ろまで戻す。以下、この手順を必要な未読影画像につい
て続けていく。
【0034】編集用画像表示装置31の画面に表示され
た分以上に上記の手順を継続する場合は、全体画像切替
スイッチ34を使って適宜画面全体を切替ながら上記の
作業を行う。またマウス35を用い、上段のマーカM1
と下段のマーカM2で指し示された2つの画像を対とし
て指示してもよい。
【0035】こうして、未読影画像の通し番号に対応す
る標準画像の通し番号が分かり、この未読影画像に対応
する標準画像の通し番号(これがパラメータになる)を
基に、未読影画像に対応する過去の検査画像の通し番号
を割出すことができる。
【0036】CPU5は、上記のような画像並びの種類
と画像並び対応づけのためのパラメータ、さらに過去検
査指定装置12で指定される検査(ここでは過去検査I
と過去検査IIを指定したとする)を基に、下記表1に示
すような、未読影画像と過去検査IおよびIIの間の画像
の通し番号の対応を表す比較読影テーブルを作成する。
【0037】
【表1】
【0038】その後CPU5は、表示制御部8に対し
て、図12に示すように、未読影画像表示装置9には未
読影画像の先頭画像もしくは比較読影テーブルの作成を
終了したときの未読影画像(ここでは心臓)40を表示
し、過去検査画像表示装置10a,10bには比較読影
テーブルに基づいて、未読影画像表示装置9に表示した
未読影画像に対応する過去検査Iの画像41と過去検査
IIの画像(核医学診断装置によるγ線像)42を表示す
るように指示を送る。
【0039】そして、ユーザが表示画像切替装置14の
未読影画像切替スイッチ43a,43bにより未読影画
像の切替を指示する(未読影画像切替スイッチ43aは
画像の進め,未読影画像切替スイッチ43bは画像の戻
りを指示する)と、この指示は表示制御部8を通じてC
PU5に伝わる。CPU5は、表示制御部8に、未読影
画像を指示に従って切替え、また過去検査画像表示装置
10a,10bには比較読影テーブルに基づいて、切り
替わった未読影画像に対応する過去検査画像を表示させ
るよう指示する。
【0040】なお、図12の表示画像切替装置14にお
いて、符号44a,44bは過去検査画像表示装置10
aに表示される過去検査画像(ここでは過去検査Iの画
像)の切替スイッチ、また符号45a,45bは過去検
査画像表示装置10bに表示される過去検査画像(ここ
では過去検査IIの画像)の切替スイッチである。
【0041】最後に図13は、未読影画像と過去検査画
像の切替の変形例を示す。この例は先の図4に対応する
もので、制御情報表示装置11に縮小画像ですべての未
読影画像18を表示させ、全画像を一覧した上で基準画
像選択装置としてのマウス16で対象となる画像を選択
する。図中の符号Mで指し示した十字印は、マウス16
で指示された地点を示すマーカである。
【0042】そうすると、未読影画像表示装置9にはマ
ウスで指示した未読影画像50が表示され、他方過去検
査画像表示装置10a,10bには比較読影テーブルに
基づいて、それぞれ未読影画像表示装置9に表示した未
読影画像50に対応する画像51と画像52が表示され
る。
【0043】なお、制御情報表示装置11は未読影画像
表示装置9に替え、マウス16で未読影画像を指定する
と、画面が切り替わって、指定された未読影画像だけが
画面に表示されるようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の医用画像
保管通信システムによれば、未読影画像に最も関係があ
る過去の検査画像を適当なモニタ手段に自動的に、比較
読影に都合のよいように並列表示することができるた
め、これまでのシャーカステンとフィルム(アナログ画
像)を用い、人手で画像を並べている診断にとって代わ
り、診断の正確と診断時間の短縮を図ることのできる十
分有用なシステムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る医用画像保管通信シ
ステムの構成図。
【図2】検査デ−タの構成を格納イメージで示した図。
【図3】上記医用画像保管通信システムで用いられる未
読影画像表示装置と基準画像選択装置の模式図。
【図4】本発明の第2実施例に係る医用画像保管通信シ
ステムで用いられる未読影画像表示装置と基準画像選択
装置の模式図。
【図5】本発明の第1実施例に係る医用画像保管通信シ
ステムに保管されるスキャノ画像を示す図。
【図6】上記スキャノ画像を画像処理して得られる体表
輪郭画像を示す図。
【図7】上記体表輪郭画像をスライスで分割した図。
【図8】上記体表輪郭画像の各スライスについてのi−
i 曲線を示す図。
【図9】未読影画像と過去検査画像のi−li 曲線を示
す図。
【図10】スライスのピッチを補間した未読影画像と過
去検査画像のi−li 曲線を示す図。
【図11】上記医用画像保管通信システムで用いられる
画像対応づけ装置30の構成図。
【図12】上記医用画像保管通信システムで用いられる
未読影画像表示装置、過去検査画像表示装置および表示
画像切替装置の概観図。
【図13】本発明の第2実施例に係る医用画像保管通信
システムで用いられる未読影画像表示装置、過去検査画
像表示装置および表示画像切替装置の概観図。
【符号の説明】
2 ネットワーク 3 デ−タベース 4 ワークステーション 5 CPU 8 表示制御部 9 未読影画像表示装置 10a,10b 過去検査画像表示装置 12 過去検査指定装置 13 基準画像選択装置 14 表示画像切替装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医用画像デ−タ、およびこの画像デ−タ
    に係る検査の種類とこの検査の種類に対応する画像並び
    設定のための画像並びパラメータを含む付属情報からな
    る検査デ−タを未読影画像と過去の検査画像について保
    管するデ−タベースと、このデ−タベースにネットワー
    クを介して接続するワークステーションであって、未読
    影画像と過去の検査画像をそれぞれ表示する画像表示手
    段と、この画像表示手段に表示される画像の切替を指示
    できる画像切替手段と、前記画像表示手段に表示された
    未読影画像の検査の種類を基に所定の画像並びの種類を
    割出す画像並び確定手段と、この画像並び確定手段によ
    って割出された画像並びの種類において未読影画像の画
    像並びパラメータに対応する画像並びパラメータを有す
    る過去の検査画像を割出し、前記画像表示手段への表示
    を指示する手段とを備えるワークステーションを有する
    医用画像保管通信システム。
  2. 【請求項2】 前記ワークステーションは所望の検査種
    類の過去の検査を指定できる過去検査指定手段と、デ−
    タベースに保管された画像の一部または全部を一時格納
    するメモリ手段と、前記検査デ−タの付属情報を表示す
    る制御情報表示手段を有する請求項1記載の医用画像保
    管通信システム。
  3. 【請求項3】 前記画像切替手段は画像をスクロールす
    るためのスクロールスイッチ手段と、所望の画像を指定
    する選択スイッチ手段を有する請求項1記載の医用画像
    保管通信システム。
  4. 【請求項4】 前記画像表示手段は多数の未読影画像を
    同時に表示する手段を有し、前記画像切替手段はこの画
    像表示手段に表示された多数の未読影画像のどれかを画
    像表示手段上で指定できるマウスを含む請求項1記載の
    医用画像保管通信システム。
  5. 【請求項5】 前記画像切替手段は過去の検査画像を任
    意に切替ることのできるスイッチ手段を有する請求項1
    記載の医用画像保管通信システム。
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