JP2851038B2 - Mri装置 - Google Patents
Mri装置Info
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- JP2851038B2 JP2851038B2 JP6123087A JP6123087A JP2851038B2 JP 2851038 B2 JP2851038 B2 JP 2851038B2 JP 6123087 A JP6123087 A JP 6123087A JP 6123087 A JP6123087 A JP 6123087A JP 2851038 B2 JP2851038 B2 JP 2851038B2
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- Japan
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- mri
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- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、被検体の任意方向の断層像をスキャンする
MRI装置に関する。 (従来の技術) MRI装置において被検体の所望部位の組織に応じたMR
信号を検出することにより、これら検出データに基いて
所望部位の三次元画像を表示することが行われている。 また、マルチスライス画像を基に断面変換処理を行い
任意断面像を、その断面の時間変化を動画(シネモー
ド)することは行われていた。このようにして得られた
各画像は診断情報として用いられてこれに応じた対策が
講じられることになる。 (発明が解決しようとする問題点) ところが従来のMRI装置では前記のような各画像の表
示は各々独立して行われているため、十分な診断情報が
得られないという問題がある。特に心臓のような動きの
ある部位の場合にはその断面の情報が必要であるが、こ
れだけでは不十分な場合があるので効果的な各画像の表
示方法が望まれている。 本発明はこのような問題に対処してなされたもので、
複数種の画像を相関を持たせて表示するようにしたMRI
装置を提供することを目的とするものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明に係るMRI装置は、
被検体をスキャンして得られた経時変化を有する三次元
画像情報を格納するメモリと、前記三次元画像情報に基
づく三次元画像を表示する表示手段と、前記表示手段に
表示された前記三次元画像情報に基づく三次元画像上に
所望の断面位置を指定する指定手段と、前記指定された
断面を前記三次元画像情報から演算する演算手段とを備
え、前記表示手段は経時的に変化する前記三次元画像情
報に基づく三次元画像及び前記三次元画像と時相の等し
い前記断面変換像を表示することを特徴とするものであ
る。 (作用) 経時的に変化する三次元画像情報及び時相の等しい断
面を表示するようにしたので、三次元画像及びその中の
所望の断面を相関を持たせて動的観察が可能となり、診
断能の向上を図ることができる。 (実施例) 第1図は本発明実施例によるMRI装置を示すブロック
図で、画像メモリ1は三次元メモリから構成され例えば
第2図に示すように被検体5の心臓6に沿ってスキャン
して得られた複数のスライス像7a,7b,7c,…の三次元デ
ータが格納されている。制御部2は表示される三次元画
像における任意方向の断面を指定する機能を有してお
り、これに基いて演算処理部3に所望の処理を行わせ
る。演算処理部3はメモリデータに基き所望部位の三次
元画像をディスプレイ4に表示すると共に、指定された
断面の断面変換像を同一ディスプレイ4に表示する。ま
た演算処理部3は心時相を表示させ心拍同期によって前
記三次元画像又は断面変換像をシネモード表示させるこ
とができる。ディスプレイ4は周知のCRT等から成って
いる。 次に本実施例の作用を説明する。 画像メモリ1に第2図に示すように体軸Zに沿った心
臓6の複数のマルチスライス像7a,7b,7c,…が格納され
ている状態で、演算処理部3はディスプレイ4へ第3図
のフォマットのように心臓6の三次元画像8を表示す
る。 この状態で制御部2を操作して前記三次元画像8の長
軸に沿う断面9a及びその短軸に沿う断面9bを指定する。
また心時相10を表示させ、そのマーカ10aを表示させ
る。 これによって演算処理部3は指定された断面9aにおけ
る心臓6の長軸に沿った断面変換像11aと共に、断面9b
における心臓6の短軸に沿った断面変換像11bを同一の
ディスプレイ4に表示する。また演算処理部3は心拍同
期により三次元画像8又は断面変換像11a,11bをシネモ
ード表示することができ、両像を同時にシネモード表示
することもできる。 このように本実施例によれば心時相マーカ10aで示さ
れたタイミングで、同一画面に相関のある三次元画像
8、断面変換像11a,11bを表示させることができ、また
シネモード表示を行わせることもできる。これによって
同一のディスプレイを見るだけで、三次元画像による立
体的な観察、断面変換像による任意断面の観察、シネモ
ード表示による動的観察が行えるようになるので、十分
な診断情報が得られるようになる。 [発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、経時時に変化す
る三次元画像情報及び時相の等しい断面を表示するよう
にしたので、三次元画像及びその中の所望の断面を相関
を持たせて動的観察が可能となり、診断能の向上を図る
ことができる。
MRI装置に関する。 (従来の技術) MRI装置において被検体の所望部位の組織に応じたMR
信号を検出することにより、これら検出データに基いて
所望部位の三次元画像を表示することが行われている。 また、マルチスライス画像を基に断面変換処理を行い
任意断面像を、その断面の時間変化を動画(シネモー
ド)することは行われていた。このようにして得られた
各画像は診断情報として用いられてこれに応じた対策が
講じられることになる。 (発明が解決しようとする問題点) ところが従来のMRI装置では前記のような各画像の表
示は各々独立して行われているため、十分な診断情報が
得られないという問題がある。特に心臓のような動きの
ある部位の場合にはその断面の情報が必要であるが、こ
れだけでは不十分な場合があるので効果的な各画像の表
示方法が望まれている。 本発明はこのような問題に対処してなされたもので、
複数種の画像を相関を持たせて表示するようにしたMRI
装置を提供することを目的とするものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明に係るMRI装置は、
被検体をスキャンして得られた経時変化を有する三次元
画像情報を格納するメモリと、前記三次元画像情報に基
づく三次元画像を表示する表示手段と、前記表示手段に
表示された前記三次元画像情報に基づく三次元画像上に
所望の断面位置を指定する指定手段と、前記指定された
断面を前記三次元画像情報から演算する演算手段とを備
え、前記表示手段は経時的に変化する前記三次元画像情
報に基づく三次元画像及び前記三次元画像と時相の等し
い前記断面変換像を表示することを特徴とするものであ
る。 (作用) 経時的に変化する三次元画像情報及び時相の等しい断
面を表示するようにしたので、三次元画像及びその中の
所望の断面を相関を持たせて動的観察が可能となり、診
断能の向上を図ることができる。 (実施例) 第1図は本発明実施例によるMRI装置を示すブロック
図で、画像メモリ1は三次元メモリから構成され例えば
第2図に示すように被検体5の心臓6に沿ってスキャン
して得られた複数のスライス像7a,7b,7c,…の三次元デ
ータが格納されている。制御部2は表示される三次元画
像における任意方向の断面を指定する機能を有してお
り、これに基いて演算処理部3に所望の処理を行わせ
る。演算処理部3はメモリデータに基き所望部位の三次
元画像をディスプレイ4に表示すると共に、指定された
断面の断面変換像を同一ディスプレイ4に表示する。ま
た演算処理部3は心時相を表示させ心拍同期によって前
記三次元画像又は断面変換像をシネモード表示させるこ
とができる。ディスプレイ4は周知のCRT等から成って
いる。 次に本実施例の作用を説明する。 画像メモリ1に第2図に示すように体軸Zに沿った心
臓6の複数のマルチスライス像7a,7b,7c,…が格納され
ている状態で、演算処理部3はディスプレイ4へ第3図
のフォマットのように心臓6の三次元画像8を表示す
る。 この状態で制御部2を操作して前記三次元画像8の長
軸に沿う断面9a及びその短軸に沿う断面9bを指定する。
また心時相10を表示させ、そのマーカ10aを表示させ
る。 これによって演算処理部3は指定された断面9aにおけ
る心臓6の長軸に沿った断面変換像11aと共に、断面9b
における心臓6の短軸に沿った断面変換像11bを同一の
ディスプレイ4に表示する。また演算処理部3は心拍同
期により三次元画像8又は断面変換像11a,11bをシネモ
ード表示することができ、両像を同時にシネモード表示
することもできる。 このように本実施例によれば心時相マーカ10aで示さ
れたタイミングで、同一画面に相関のある三次元画像
8、断面変換像11a,11bを表示させることができ、また
シネモード表示を行わせることもできる。これによって
同一のディスプレイを見るだけで、三次元画像による立
体的な観察、断面変換像による任意断面の観察、シネモ
ード表示による動的観察が行えるようになるので、十分
な診断情報が得られるようになる。 [発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、経時時に変化す
る三次元画像情報及び時相の等しい断面を表示するよう
にしたので、三次元画像及びその中の所望の断面を相関
を持たせて動的観察が可能となり、診断能の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のMRI装置を示すブロック図、第
2図は本実施例のデータ収集例を示す透視図、第3図は
本実施例による表示例を示すフォマットである。 1…画像メモリ、2…制御部、3…演算処理部、7a,7b,
7c,…スライス像、8…三次元画像、9a,9b…指定断面、
10…心時相、11a,11b…断面変換像。
2図は本実施例のデータ収集例を示す透視図、第3図は
本実施例による表示例を示すフォマットである。 1…画像メモリ、2…制御部、3…演算処理部、7a,7b,
7c,…スライス像、8…三次元画像、9a,9b…指定断面、
10…心時相、11a,11b…断面変換像。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.被検体をスキャンすることにより磁気共鳴画像を得
るMRI装置であって、 被検体をスキャンして得られた経時変化を有する三次元
画像情報を格納するメモリと、 前記三次元画像情報に基づく三次元画像を表示する表示
手段と、 前記表示手段に表示された前記三次元画像情報に基づく
三次元画像上に所望の断面位置を指定する指定手段と、 前記指定された断面を前記三次元画像情報から演算する
演算手段とを備え、 前記表示手段は経時的に変化する前記三次元画像情報に
基づく三次元画像及び前記三次元画像と時相の等しい前
記断面変換像を表示することを特徴とするMRI装置。 2.前記指定手段は複数の断面位置を指定可能であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のMRI装置。 3.前記表示手段は前記指定手段によって指定された断
面位置を前記三次元画像情報に基づく三次元画像上に表
示するものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項または第2項記載のMRI装置。 4.前記表示手段は前記三次元画像情報に基づく三次元
画像及び前記断面変換像を心電波形と共に表示するもの
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3
項記載の内いずれか1項記載のMRI装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6123087A JP2851038B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | Mri装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6123087A JP2851038B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | Mri装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63229041A JPS63229041A (ja) | 1988-09-22 |
JP2851038B2 true JP2851038B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=13165209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6123087A Expired - Lifetime JP2851038B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | Mri装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2851038B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4197108B2 (ja) * | 2002-06-25 | 2008-12-17 | テラリコン・インコーポレイテッド | 医用画像複合観察装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60152942A (ja) * | 1984-01-23 | 1985-08-12 | Toshiba Corp | Nmr―ctスキャン計画装置 |
-
1987
- 1987-03-18 JP JP6123087A patent/JP2851038B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63229041A (ja) | 1988-09-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |