JPH0581317A - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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JPH0581317A
JPH0581317A JP3240744A JP24074491A JPH0581317A JP H0581317 A JPH0581317 A JP H0581317A JP 3240744 A JP3240744 A JP 3240744A JP 24074491 A JP24074491 A JP 24074491A JP H0581317 A JPH0581317 A JP H0581317A
Authority
JP
Japan
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speech
unit
dictionary
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user
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Pending
Application number
JP3240744A
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English (en)
Inventor
Mikiko Kurita
幹子 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
Original Assignee
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原文の品詞選択に誤りがあり、正しい訳文が
得られかった場合に、利用者が正しい品詞を指定できる
機能を提供する。 【構成】 入力部1を介して入力された原文01を、辞
書3を参照しながら解析部2で文法規則によって解析
し、生成部4で訳文を生成する。出力部5は、訳文とと
もに、原文の各語に対して辞書3に存在する品詞情報を
表示し、また解析部2の品詞選択処理で決め手にかける
ままある品詞を選択した語を反転表示する。品詞選択が
誤っている場合、利用者は品詞情報の中から正しい品詞
を指定できる。利用者指定情報は、品詞指定部6を介し
て、次の品詞選択処理に反映される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある自然言語を他の自
然言語に翻訳する機械翻訳装置に関し、特に、利用者に
よる品詞指定を翻訳処理に反映させることによって、訳
文の品質を向上させるようにした機械翻訳装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ある自然言語を他の自然言語に翻訳する
機械翻訳装置では、一般的に、入力言語側の解析文法規
則と辞書を用いて、入力文(以下原文と呼ぶ)の解析を
行い、出力言語側の生成文法規則によって出力文(以下
訳文と呼ぶ)を生成する。
【0003】原文のある語に対して複数の品詞の辞書情
報が存在する時、解析処理方法としては、あらゆる品詞
の組合せの可能性を考慮して解析を行い、最終的に最も
確からしい解析結果を出力する方法と、前後関係から推
論を行い、品詞を1つに決定しながら解析を行う方法と
がある。前者は非常にメモリの容量と時間がかかり、特
に英語のように多品詞語が多い言語では効率的でない。
それに対して、後者は効率的であるため、実際のシステ
ムで広く採用されているが、前後の関係から推論を行っ
ても品詞推定処理を誤る場合が少なくないという問題が
ある。そして、誤った品詞を選択した場合、文の構造推
定、語と語の意味関係の推定等にも誤りを引き起こすこ
ととなり、正しい翻訳結果を得ることはできなくなる。
【0004】従来、前後関係から推論を行い、品詞を1
つに決定しながら解析を行う方法を採用した機械翻訳装
置においては、品詞推定処理を誤り、正しい翻訳結果が
得られなかった場合、利用者は原文を修正して再翻訳を
行うか、訳文を直接修正するしかなく、構文・意味解析
部が行う品詞推定処理に直接介入することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の機械翻
訳装置では、原文の品詞推定処理に誤りがあり、正し翻
訳結果を得られなかった場合、利用者は原文を修正して
再翻訳を行うか、訳文を直接修正するしか対応策がな
く、利用者が品詞推定処理に指示を与えることはできな
い。
【0006】原文を修正する場合、機械翻訳が処理しや
すい、曖昧性の少ない同義語に置き換える必要がある
が、それは原言語に対する知識量に大きく依存し、また
原言語に対する知識が豊富であったにせよ、非常に手間
のかかる作業である。また訳文を修正する場合、品詞選
択の誤りは文構造解釈の誤りを引き起こすことが多いの
で、修正量が大きく、訳語の置き換えのような単純な修
正では済まない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の機械翻訳装置
は、入力文を機械翻訳に適した形式に変換する入力部
と、この入力部によって変換した結果を文法規則と辞書
から得る語彙情報によって解析する解析部と、この解析
部で解析した結果を文法規則と辞書から得る語彙情報に
よって目的言語に生成する生成部と、この生成部で生成
した結果を出力する出力部と、前記解析部,生成部に語
彙情報を与える語彙データーベースである辞書と、前記
出力部で出力された結果に対する利用者の品詞指定を受
け入れ、前記入力部に品詞指定情報を伝える品詞指定部
とを具備することを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は、本発明の一実施例を示す構成図で
ある。
【0010】入力部1では、原文01を得ると機械翻訳
に適した形式に変換し、解析部2に伝達する。
【0011】解析部2は、入力部1から機械翻訳に適し
た形式に変換された原文12を受け取り、辞書3によっ
て各語彙の言語情報を得ながら、解析用文法規則を用い
て品詞推定、構文・意味解析処理を行い、その結果24
を生成部4に伝達する。
【0012】品詞推定処理について詳しく述べると、例
えば、「A」という語に対して、辞書にn個の品詞が存
在した場合、その辞書構造は以下のようになっており、
各品詞ごとに言語情報がブロック化されている。
【0013】
【0014】品詞推定処理では、原文中における「A」
と前後の語の関係から「A」の品詞を推定するが、かり
に品詞2と推定した場合、品詞2以外の品詞の辞書情報
ブロックは削除してしまう。その際、辞書上にある全て
の品詞情報(品詞1・・・n)と、選択した品詞の情報
(この場合は品詞2)を解析結果に付加しておく。ま
た、辞書上の品詞をある程度絞り込み、それでも複数個
残り、決め手に欠けるままある品詞を選択した場合は、
品詞の曖昧性があると判断し、その語彙の情報もあわせ
て解析結果に付加しておく。
【0015】生成部4では、辞書3を参照しながら、生
成用文法規則を用いて目的言語の生成を行い、その結果
45を出力部5に伝達する。
【0016】出力部5は、生成部の結果である訳文と、
解析部で付加された原文の各語彙の品詞情報を利用者に
表示するが、以下に示すように、決定した品詞は1番上
に表示し、また品詞の曖昧性がある部分は一目で分かる
ように反転表示する。また、品詞指定部6にも出力部の
結果56を伝達する。
【0017】
【0018】利用者は、出力された訳が正しくない場
合、反転表示部分の品詞情報を参照し、誤った品詞が選
択されていれば品詞指定を行う。
【0019】品詞指定部6は、出力部5の結果56とそ
れに対する利用者からの品詞指定86を受け取り、入力
部1に伝える。そして、次の翻訳では、利用者の品詞指
定情報を用いて品詞推定処理を行う。
【0020】次に図2を参照しながら、実際の例文を用
いて各構成部の動作を説明する。
【0021】翻訳対象言語の入力文を「Time fl
ies like anarrow.」とする。
【0022】解析部2は、入力部1を経て原文12を受
け取り、辞書3から各語彙の言語情32を得る。辞書3
に示すように、辞書情報として、「time」、「fl
y」には、名詞と動詞の曖昧性、「like」には動
詞、前置詞、形容詞の曖昧性が存在している。可能性と
しては、「time−名詞、fly−動詞、like−
前置詞」、time−名詞、fly−名詞、like−
動詞」、または「time−動詞、fly−名詞、li
ke−前置詞」等が考えられる。解析部2の品詞推定処
理では、「time」は意味的に「fly」を目的格に
とりにくく、また、文中に他に動詞になりえる語が存在
するので、解析部2aに示すように「名詞」と判断した
とする。また、抽象物である「time」は「fly」
の主語になりにくいが、具体物である「fly」は「l
ike」の主語になり得ることから、解析部2aに示す
ように「fly」を名詞、「like」を動詞と判断し
たとする。
【0023】この品詞推定に基づいて構文・意味解析処
理を行い、その結果24を文法規則と辞書の語彙情報3
4によって生成処理した結果得られる「時バエは矢を好
む。」という訳文と、原文の各語彙の品詞情報45が出
力部5に伝達される。
【0024】出力部5は、訳文と原文の各語彙の品詞情
報56を品詞指定部6に伝達するとともに、訳文と原文
の各語彙の品詞情報57を利用者に対して出力57aの
ように表示する。
【0025】次に、利用者が、出力された結果57aに
対して、「fly」は「動詞」、「like」は「前置
詞」のように品詞を指定したとする。品詞指定部6は、
「fly−動詞」、「like−前置詞」という利用者
品詞指定情報61を入力部1に伝える。
【0026】利用者品詞指定情報61が存在する場合、
解析部2は、入力部1から原文12と利用者品詞指定情
報61を受け取る。そして、辞書3に示す各語彙の言語
情報32と利用者品詞指定情報61を用いて、品詞推定
処理を行う。解析部2bに示すように「fly」と「l
ike」は、利用者品詞指定情報61に従って品詞推定
処理を行わずにそれぞれ「動詞」、「前置詞」に決定で
きる。利用者指定による品詞の決定を行った後、曖昧性
の残る語「time」の品詞を推論によって「名詞」に
決める。
【0027】この品詞推定に基づいて構文・意味解析処
理を行い、その結果24を生成処理した結果、「時は矢
のように飛ぶ。」という正訳45が得られ、出力57b
のような結果が出力される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、品詞選択
の誤りによって正しい訳文が得られなかった場合に、利
用者が原文や訳文を修正しなくても、画面上に表示され
た品詞情報をチェックし、誤った品詞を選択している部
分に対して品詞指定を加えるだけで、品詞選択の誤りを
正すことができる効果を奏する。また、利用者に、品詞
指定機能を提供することによって、より効率的に品質の
高い訳文を得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の実施例における動作を例示する流れ図で
ある。
【符号の説明】
1 入力部 2 解析部 3 辞書 4 生成部 5 出力部 6 品詞指定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力文を機械翻訳に適した形式に変換す
    る入力部と、この入力部によって変換した結果を文法規
    則と辞書から得る語彙情報によって解析する解析部と、
    この解析部で解析した結果を文法規則と辞書から得る語
    彙情報によって目的言語に生成する生成部と、この生成
    部で生成した結果を出力する出力部と、前記解析部,生
    成部に語彙情報を与える語彙データーベースである辞書
    と、前記出力部で出力された結果に対する利用者の品詞
    指定を受け入れ、前記入力部に品詞指定情報を伝える品
    詞指定部とを具備することを特徴とする機械翻訳装置。
JP3240744A 1991-09-20 1991-09-20 機械翻訳装置 Pending JPH0581317A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3240744A JPH0581317A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 機械翻訳装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3240744A JPH0581317A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 機械翻訳装置

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Publication Number Publication Date
JPH0581317A true JPH0581317A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17064060

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JP3240744A Pending JPH0581317A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 機械翻訳装置

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