JPH0580987A - 擬似乱数発生方式 - Google Patents
擬似乱数発生方式Info
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- JPH0580987A JPH0580987A JP3242262A JP24226291A JPH0580987A JP H0580987 A JPH0580987 A JP H0580987A JP 3242262 A JP3242262 A JP 3242262A JP 24226291 A JP24226291 A JP 24226291A JP H0580987 A JPH0580987 A JP H0580987A
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- JP
- Japan
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- random number
- signal
- pseudo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】論理信号処理が可能であり、かつ、任意の乱数
発生確率分布を実現する乱数を発生することが可能な擬
似乱数発生方式が得られる。 【構成】第1の制御端子からの制御により擬似乱数の確
率分布を変えた乱数を発生する擬似乱数発生部1と、第
2の制御端子からの制御により擬似乱数発生部からの乱
数信号を外部に出力する出力部5と、擬似乱数発生部か
らの乱数信号を演算し対応する乱数発生分布を示す信号
fに変換する変換部3と、ある区間において均等な確率
で擬似乱数を発生するしきい値の確率分布値を示す信号
f2を出力するしきい値の確率分布発生部2と、変換部
からの信号fと前記しきい値の確率分布発生部からの信
号f2との大小を比較して第1および第2の制御端子に
制御信号を出力する比較部4とを有する。
発生確率分布を実現する乱数を発生することが可能な擬
似乱数発生方式が得られる。 【構成】第1の制御端子からの制御により擬似乱数の確
率分布を変えた乱数を発生する擬似乱数発生部1と、第
2の制御端子からの制御により擬似乱数発生部からの乱
数信号を外部に出力する出力部5と、擬似乱数発生部か
らの乱数信号を演算し対応する乱数発生分布を示す信号
fに変換する変換部3と、ある区間において均等な確率
で擬似乱数を発生するしきい値の確率分布値を示す信号
f2を出力するしきい値の確率分布発生部2と、変換部
からの信号fと前記しきい値の確率分布発生部からの信
号f2との大小を比較して第1および第2の制御端子に
制御信号を出力する比較部4とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は擬似乱数発生方式に関
し、特に論理信号処理が可能であり、かつ、任意の乱数
発生確率分布を実現することができる擬似乱数発生方式
に関する。
し、特に論理信号処理が可能であり、かつ、任意の乱数
発生確率分布を実現することができる擬似乱数発生方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乱数発生方式は、固定の乱数発生
確率分布を有する装置により乱数発生を行っているのが
一般的であった。
確率分布を有する装置により乱数発生を行っているのが
一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の乱数発生方
式においては、例えば正規分布確率特性を有する一種類
に固定され、一つの乱数発生装置で任意の発生確率分布
を持った乱数信号が得られないという欠点がある。
式においては、例えば正規分布確率特性を有する一種類
に固定され、一つの乱数発生装置で任意の発生確率分布
を持った乱数信号が得られないという欠点がある。
【0004】本発明の目的は、所要の発生確率分布が得
られる擬似乱数発生方式を提供することにある。
られる擬似乱数発生方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の擬似乱数発生方
式は、第1の制御端子からの制御により擬似乱数の確率
分布を変えた乱数を発生する擬似乱数発生部と、前記擬
似乱数発生部からの乱数信号を第2の制御端子の制御に
より外部に出力する出力部と、前記擬似乱数発生部から
の乱数信号を演算し対応する乱数発生確率分布信号f1
に変換する変換部と、ある区間において均等な確率で擬
似乱数を発生するしきい値の確率分布値を示す信号f2
を出力するしきい値の確率分布発生部と、前記変換部か
らの信号f1と前記しきい値の確率分布発生部からの信
号f2との大小を比較し前記第1の制御端子および第2
の制御端子に制御信号を出力する比較部とを有する。
式は、第1の制御端子からの制御により擬似乱数の確率
分布を変えた乱数を発生する擬似乱数発生部と、前記擬
似乱数発生部からの乱数信号を第2の制御端子の制御に
より外部に出力する出力部と、前記擬似乱数発生部から
の乱数信号を演算し対応する乱数発生確率分布信号f1
に変換する変換部と、ある区間において均等な確率で擬
似乱数を発生するしきい値の確率分布値を示す信号f2
を出力するしきい値の確率分布発生部と、前記変換部か
らの信号f1と前記しきい値の確率分布発生部からの信
号f2との大小を比較し前記第1の制御端子および第2
の制御端子に制御信号を出力する比較部とを有する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図1の実施例は区間−m〜+mで擬似乱数を発生する擬
似乱数発生部1と、擬似乱数発生部1から所要の確率分
布を有する乱数の信号n1を出力する出力部5と、擬似
乱数発生部1からの乱数の信号n1を入力し、累積演算
を行い、所要の区間+m〜−mの間における乱数発生確
率密度関数fを演算して出力する変換部3と、区間0〜
1における平坦な乱数発生確率密度関数の所望のしきい
値f2(例えばf2=0.1(90%値))を設定する
しきい値の確率分布発生部2と、変換部3から出力され
る乱数発生確率密度函数fとしきい値の確率分布発生部
2から出力されるしきい値f2との大小を比較し後述す
る制御出力信号を送出する比較部5とから構成されてい
る。
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図1の実施例は区間−m〜+mで擬似乱数を発生する擬
似乱数発生部1と、擬似乱数発生部1から所要の確率分
布を有する乱数の信号n1を出力する出力部5と、擬似
乱数発生部1からの乱数の信号n1を入力し、累積演算
を行い、所要の区間+m〜−mの間における乱数発生確
率密度関数fを演算して出力する変換部3と、区間0〜
1における平坦な乱数発生確率密度関数の所望のしきい
値f2(例えばf2=0.1(90%値))を設定する
しきい値の確率分布発生部2と、変換部3から出力され
る乱数発生確率密度函数fとしきい値の確率分布発生部
2から出力されるしきい値f2との大小を比較し後述す
る制御出力信号を送出する比較部5とから構成されてい
る。
【0007】次に本実施例の動作を図2の確率分布特性
を示す説明図により説明する。乱数信号n1は例えばシ
フトレジスタ等を組み合わせて作成される擬似乱数発生
部1から順次乱数信号が出力され、変換部3において乱
数信号の累積値が演算され、図2の確率分布曲線6に示
す区間+m〜+m内の各乱数信号に対する確率分布の値
が演算される。次にしきい値の確率分布発生部2は例え
ば所望の確率をf2=0.1(90%値)とすると、図
2のしきい値の平坦なしきい値確率分布線7が判定基準
として設けられる。比較部4は乱数発生確率密度函数f
としきい値f2とを比較し、f≧f2であれば、制御信
号8により出力部5のゲートを開いて出力6から乱数n
1を出力する。逆に、比較部4によって、しきい値の確
率分布発生部2から得られる信号f2が変換部3から得
られる信号fよりも大きい(f≦f2)と判断された場
合には、擬似乱数発生部1およびしきい値の確率分布発
生部2を制御信号9により制御し、新しい擬似乱数信号
n1およびしきい値の確率信号f2を発生させる。この
新しい擬似乱数信号n1およびf2の発生は、f≧f2
と判断されるまで続けられる。このような動作を行うこ
とにより、図2の斜線部に示す確率分布領域8の確率分
布曲線が得られる。
を示す説明図により説明する。乱数信号n1は例えばシ
フトレジスタ等を組み合わせて作成される擬似乱数発生
部1から順次乱数信号が出力され、変換部3において乱
数信号の累積値が演算され、図2の確率分布曲線6に示
す区間+m〜+m内の各乱数信号に対する確率分布の値
が演算される。次にしきい値の確率分布発生部2は例え
ば所望の確率をf2=0.1(90%値)とすると、図
2のしきい値の平坦なしきい値確率分布線7が判定基準
として設けられる。比較部4は乱数発生確率密度函数f
としきい値f2とを比較し、f≧f2であれば、制御信
号8により出力部5のゲートを開いて出力6から乱数n
1を出力する。逆に、比較部4によって、しきい値の確
率分布発生部2から得られる信号f2が変換部3から得
られる信号fよりも大きい(f≦f2)と判断された場
合には、擬似乱数発生部1およびしきい値の確率分布発
生部2を制御信号9により制御し、新しい擬似乱数信号
n1およびしきい値の確率信号f2を発生させる。この
新しい擬似乱数信号n1およびf2の発生は、f≧f2
と判断されるまで続けられる。このような動作を行うこ
とにより、図2の斜線部に示す確率分布領域8の確率分
布曲線が得られる。
【0008】なお、前述の回路は、論理ICあるいはマ
イクロプロセッサなどを用いた論理信号処理技術を使用
することにより容易に実現できる。また、出力端子6か
ら出力される信号は、論理信号のまま、あるいは必要に
応じてD/A変換して出力される。
イクロプロセッサなどを用いた論理信号処理技術を使用
することにより容易に実現できる。また、出力端子6か
ら出力される信号は、論理信号のまま、あるいは必要に
応じてD/A変換して出力される。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
擬似乱数発生部1と、出力部5と、変換部3と、ある区
間において均等な確率で擬似乱数を発生するしきい値の
確率分布発生部2と、比較部4とを備えることにより、
論理信号処理の可能な任意の発生確率分布を持った乱数
が得られるという効果がある。
擬似乱数発生部1と、出力部5と、変換部3と、ある区
間において均等な確率で擬似乱数を発生するしきい値の
確率分布発生部2と、比較部4とを備えることにより、
論理信号処理の可能な任意の発生確率分布を持った乱数
が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の擬似乱数発生方式を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本実施例の動作を示す特性説明図である。
1 擬似乱数発生部 2 しきい値の確率分布発生部 3 変換部 4 比較部 5 出力部
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の制御端子からの制御により擬似乱
数の確率分布を変えた乱数を発生する擬似乱数発生部
と、前記擬似乱数発生部からの乱数信号を第2の制御端
子の制御により外部に出力する出力部と、前記擬似乱数
発生部からの乱数信号を演算し対応する乱数発生確率分
布信号f1に変換する変換部と、ある区間において均等
な確率で擬似乱数を発生するしきい値の確率分布値を示
す信号f2を出力するしきい値の確率分布発生部と、前
記変換部からの信号f1と前記しきい値の確率分布発生
部からの信号f2との大小を比較し前記第1の制御端子
および第2の制御端子に制御信号を出力する比較部とを
有することを特徴とする擬似乱数発生方式。 - 【請求項2】 前記比較部がf1≧f2なる信号比較結
果の場合には、前記出力部を開いて前記擬似乱数発生部
の乱数信号を出力し、f1≦f2なる信号比較結果の場
合には前記擬似乱数発生部および前記しきい値確率分布
発生部を制御することを特徴とする請求項1記載の擬似
乱数発生方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242262A JP2785535B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 擬似乱数発生方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242262A JP2785535B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 擬似乱数発生方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580987A true JPH0580987A (ja) | 1993-04-02 |
JP2785535B2 JP2785535B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=17086651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3242262A Expired - Lifetime JP2785535B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 擬似乱数発生方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2785535B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002063767A1 (fr) * | 2001-02-07 | 2002-08-15 | Fdk Corporation | Generateur de nombres aleatoires et generateur de probabilites |
JP2004192585A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-07-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 閲覧履歴画像作成・提示方法、閲覧履歴画像作成・提示センタ装置、閲覧履歴画像作成・表示装置及びプログラム |
US7243117B2 (en) | 2001-02-07 | 2007-07-10 | Fdk Corporation | Random number generator and probability generator |
CN100416492C (zh) * | 2001-07-17 | 2008-09-03 | 富士电气化学株式会社 | 随机数发生装置和概率发生装置 |
GB2580352A (en) * | 2019-01-03 | 2020-07-22 | Cisco Tech Inc | Random noise generation |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3242262A patent/JP2785535B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002063767A1 (fr) * | 2001-02-07 | 2002-08-15 | Fdk Corporation | Generateur de nombres aleatoires et generateur de probabilites |
US7243117B2 (en) | 2001-02-07 | 2007-07-10 | Fdk Corporation | Random number generator and probability generator |
CN100416492C (zh) * | 2001-07-17 | 2008-09-03 | 富士电气化学株式会社 | 随机数发生装置和概率发生装置 |
JP2004192585A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-07-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 閲覧履歴画像作成・提示方法、閲覧履歴画像作成・提示センタ装置、閲覧履歴画像作成・表示装置及びプログラム |
GB2580352A (en) * | 2019-01-03 | 2020-07-22 | Cisco Tech Inc | Random noise generation |
GB2580352B (en) * | 2019-01-03 | 2021-03-03 | Cisco Tech Inc | Random noise generation |
US11550547B2 (en) | 2019-01-03 | 2023-01-10 | Cisco Technology, Inc. | Random noise generation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2785535B2 (ja) | 1998-08-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980428 |