JPH058095Y2 - - Google Patents

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JPH058095Y2
JPH058095Y2 JP8530186U JP8530186U JPH058095Y2 JP H058095 Y2 JPH058095 Y2 JP H058095Y2 JP 8530186 U JP8530186 U JP 8530186U JP 8530186 U JP8530186 U JP 8530186U JP H058095 Y2 JPH058095 Y2 JP H058095Y2
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JP
Japan
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mold
material container
slush
metal plate
packing
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JP8530186U
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JPS62196512U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、粉体原料を使用するスラツシユ成形
装置に関するものである。
(考案の背景) 従来のこの種のスラツシユ成形装置としては、
例えば第2図に示すようなものがある。これは、
円弧形状の型面を有する成形型1と、この成形型
1の開口部を閉鎖する材料容器2と、上記成形型
1の外側に配置されて、上記の成形型1を加熱す
る加熱パイプ3と、上記成形型1、材料容器2、
加熱パイプ3を共に回転させるモータ4と、上記
の加熱パイプ3内に加熱媒体を連続的に循環させ
ながら、その加熱パイプ3の回動を妨げない回転
継手とからなり、この装置により成形を行なう場
合には、あらかじめ加熱パイプ3内に加熱媒体を
循環させて成形型1を加熱しておき、この加熱し
た成形型1に、粉体状をした樹脂原料6が装填さ
れた材料容器2を装着しこの両者を結合する。そ
の後、材料容器2と結合した成形型1を、モータ
4を駆動させることにより回動させて、その成形
型1の型面に粉状原料6を溶融付着させて成形品
を得るものである。
しかしながら、このような従来のスラツシユ成
形装置にあつては、成形型1上に被着される材料
容器2が、その形状的寸法精度、あるいは熱変形
による歪等により材料容器2の開口縁が、成形型
1に密接しないと、成形時における成形型等の回
転時において材料容器2と成形型1との隙間か
ら、粉末材料が外側へ漏出飛散されるという問題
点があつた。
(考案の目的) 本考案は、かかる従来の問題点に着目してなさ
れたもので、成形型と材料容器の周縁部相互間
に、耐熱性及び可撓弾性を有しているシリコンゴ
ムに金属板を重合せしめてなるパツキンを介在せ
しめることにより、従来の問題点を一掃すること
ができるスラツシユ成形装置を提供することを目
的とするものである。
(考案の実施例) 以下に本考案を第1図に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
1はスラツシユ成形用の成形型であつて、この
成形型1は、銅やニツケル等の電鋳製品であり、
その開口縁には鍔1aが形成されている。2はそ
の成形型1上に被着され、かつ熱変形を起すこと
のない例えばニツケルクロームの鋼板で形成され
た材料容器であつて、この材料容器の開口縁に
も、上記成形型1の鍔1aに対向する鍔2aが形
成されているものである。3は成形型1の外側面
に沿つて配管されている成形型加熱用の加熱媒体
流用のパイプを示す。10は上記成形型1の鍔1
aと、材料容器2の鍔2aとの間に介在される環
状のパツキンであつて、このパツキン10はシリ
コンゴム13と、該シリコンゴム13に一体的に
重合される金属板14とからなつている。この金
属板14の材質は、例えばアルミニウム等が望ま
しい。本実施例においては、上記のように、成形
型1と材料容器2との開口縁相互間にシリコンゴ
ム13と金属板14とからなるパツキン10を介
在せしめるものであり、さらに、このパツキン1
0を介在せしめるに当り、その金属板14側を、
材料容器2の鍔2aに例えば両面粘着テープ等に
接着せしめた後、型閉めの際そのシリコンゴム1
3を成形型1の鍔1aに密接させれば、材料容器
2及び成形型1を回転する成形作業時において、
成形型1と材料容器2との間から粉末材料が漏出
される等の不具合が解消される。またこのパツキ
ン10はシリコンゴム13に金属板14が重合さ
れた二層構造であるから、その金属板14により
シリコンゴム13の保形性が高められ、パツキン
10が歪んでパツキン効果を損なうといつた不具
合も解消できる。さらにこのパツキン10の使用
によつて成形型1及び材料容器2の鍔面精度が低
くても密閉作用が期待できるので、その成形型1
及び材料容器2の加工費が安くすむ等の効果もあ
る。
(考案の概要) 以上のように本考案は加熱された成形型1にそ
の開口部を閉鎖し、かつ粉状をした樹脂材料6が
装填された材料容器2を装着してこの両者を結合
しかつ両者を一体に回転して前記成形型1内に成
形品を成形するようにしたスラツシユ成形装置に
おいて、金属板14にシリコンゴム13を付着さ
せてなるパツキン10を前記成形型1と前記材料
容器2との当り面に介在させて前記成形型1を前
記材料容器2で閉鎖したことを特徴とするスラツ
シユ成形装置である。
(考案の効果) 従つて、このスラツシユ成形装置によれば、上
記パツキン10の介在作用により材料容器2及び
成形型1を回転する成形作業時において、成形型
1と材料容器2との間から粉体材料が漏出される
等の不具合が解消される。またこのパツキン10
はシリコンゴム13に金属板14が重合された二
層構造であるから、その金属板14によりシリコ
ンゴム13の保形性が高められ、パツキン10が
歪んでパツキン効果を損なうといつた不具合も解
消できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなるスラツシユ成形装置の
実施例を示した断面図、第2図は従来例の説明図
である。 1……成形型、2……材料容器、1a,2a…
…鍔、10……パツキン、13……シリコンゴ
ム、14……金属板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱された成形型1にその開口部を閉鎖し、か
    つ粉状をした樹脂材料6が装填された材料容器2
    を装着してこの両者を結合しこの両者を一体に回
    転して前記成形型1内に成形品を成形するように
    したスラツシユ成形装置において、金属板14に
    シリコンゴム13を付着させてなるパツキン10
    を前記成形型1と前記材料容器2との当り面に介
    在させて前記成形型1を前記材料容器2で閉鎖し
    たことを特徴とするスラツシユ成形装置。
JP8530186U 1986-06-04 1986-06-04 Expired - Lifetime JPH058095Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8530186U JPH058095Y2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04

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JP8530186U JPH058095Y2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04

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Publication Number Publication Date
JPS62196512U JPS62196512U (ja) 1987-12-14
JPH058095Y2 true JPH058095Y2 (ja) 1993-03-01

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JP8530186U Expired - Lifetime JPH058095Y2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04

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