JPH0580860A - 主管圧力制御装置 - Google Patents

主管圧力制御装置

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JPH0580860A
JPH0580860A JP3241607A JP24160791A JPH0580860A JP H0580860 A JPH0580860 A JP H0580860A JP 3241607 A JP3241607 A JP 3241607A JP 24160791 A JP24160791 A JP 24160791A JP H0580860 A JPH0580860 A JP H0580860A
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main pipe
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JP3241607A
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Toshihiro Oya
寿広 大宅
Takashi Hayazaki
隆 早崎
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気化器への流入流量や送出ガスの流量変動に
対する追従性を良好とする。 【構成】 複数の気化器への入口流量の総和信号を演算
する演算手段51と、この演算手段で得られた総和信号
に遅れを持たせるための1次遅れ回路52と、この1次
遅れ回路からの信号を入力とすると共に、気化器1から
の送出ガスの流量に関連した信号を設定値とする入出力
特性にギャップを持ったギャップ付き調節計53とを設
け、このギャップ付き調節計の出力を圧力調節計の出力
に加算し、この加算出力を気化器の入口流量調節計22
の設定値として与えるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばLNGプラント
において、気化器によりガス化された送出ガスの主管圧
力を制御するための制御装置に関し、更に詳しくは、送
出ガスの流量変動について考慮した主管圧力制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3および図4は、従来のこの種の主管
圧力制御装置の一例を示す構成ブロック図である。
【0003】図3の従来例において、1はLNGが導入
されそれを気化する複数の気化器、2は各気化器に導入
されるLNGの流量を制御する入口流量制御系で、流量
センサ21,この流量センサからの流量信号を入力する
流量調節計(FC)22と、この流量調節計からの制御
出力によって制御されるバルブ23とで構成されてい
る。31は気化器1からのガスを送出するための主管、
32は主管31を通って送出される送出ガスの圧力を検
出する圧力センサ、3は圧力センサ32からの信号を入
力する圧力調節計で、その制御出力は前記流量調節計2
2に設定値信号として与えられている。
【0004】図4の従来例においては、図3の従来例に
おいて、圧力調節計3と流量調節計2との間に、各気化
器1の入口流量の総和信号を入力すると共に、圧力調節
計3とカスケード接続される流量調節計4を設け、この
調節計4の制御出力を流量調節計22に設定値信号とし
て与えるように構成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来装置において、図3に示す装置は、気化器1の流入
流量や送出ガスの使用流量が変動する場合、その追従性
が悪いという課題がある。
【0006】図4に示す装置においては、気化器1の流
入流量の変動に対しては改善されているが、気化器の入
口流量の総和信号を入力する流量調節計のチューニング
パラメータが厳しく、特に分散形制御システムの場合シ
ステムの通信遅れなどを考慮しなければならないという
課題がある。
【0007】本発明は、これらの点に鑑みてなされたも
ので、気化器への流入流量や送出ガスの使用流量の変動
に対する追従性が良好で、構成が簡単な主管圧力制御装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
本発明は、導入される流体を気化する複数の気化器と、
各気化器に導入される流体流量を制御する複数の入口流
量調節計と、気化器からの送出ガスの主管圧力に関連す
る信号を入力する圧力調節計とを備え、複数の入口流量
調節計は前記圧力調節計からの出力信号に基づいて気化
器への入口流量を制御するようにした主管圧力制御装置
であって、各気化器への入口流量の総和信号を演算する
演算手段と、この演算手段で得られた総和信号に遅れを
持たせるための1次遅れ回路と、この1次遅れ回路から
の信号を入力とすると共に、気化器からの送出ガスの流
量に関連した信号を設定値とする入出力特性にギャップ
を持ったギャップ付き調節計とを設け、このギャップ付
き調節計の出力を前記圧力調節計の出力に加算するよう
にしたことを特徴とする主管圧力制御装置である。
【0009】
【作用】気化器から出力されるガスの流量が変動する
と、この流量変動は直ちにギャップ付き調節計の設定値
の変更となって表れる。ギャップ付き調節計の出力は、
圧力調節計の出力に加算され、複数の入口流量調節計に
設定値として与えられる。
【0010】これにより、気化器の出口の流量変化は、
フィード・フォワード要素として働き、追従性の改善が
可能となる。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施例を示す構成ブロック
図である。図において、1は導入される例えばLNGを
ガス化する複数の気化器で、ここでは2個示しているが
送出ガスの量に応じて更に多数個設けられる。2は各気
化器1へ導入するLNGの流量を制御する複数の流量制
御系で、各制御系は、いずれも流量センサ21、この流
量センサ21からの入口流量信号を入力する入口流量調
節計22、この調節計の制御出力が印加されるバルブ2
3で構成されている。31は各気化器1でガス化された
送出ガスを導く主管、32は主管31に設置され気化器
1からの送出ガスの圧力を検出する圧力センサ、3はこ
の圧力センサ32からの信号を入力する圧力調節計で、
例えばPID演算を行う調節計が用いられている。
【0012】51は各気化器1への入口流量を検出する
各流量センサ21からの信号の総和を演算する演算手
段、52は演算手段51で得られた総和信号に遅れを持
たせるための1次遅れ回路、53は1次遅れ回路52か
らの信号を入力とする入出力特性にギャップを持ったギ
ャップ付き調節計である。この調節計も例えばPID演
算を行うものが用いられる。54は主管31に設置され
送出ガスの流量を検出する流量センサで、この流量セン
サ54の出力信号は、ギャップ付き調節計53に設定値
信号として与えられている。6は圧力調節計3の制御出
力とギャップ付き調節計からの演算出力の変化分(ΔM
V)とを加算する加算手段で、ここからの加算出力は、
各入口流量調節計22に設定値信号として与えられるよ
うにしてある。
【0013】このように構成した装置の動作を説明すれ
ば、以下の通りである。図2は、動作の一例を示す波形
図である。圧力調節計3には、(a)図のSVに示すよ
うな所定の値に設定された設定値が与えられている。圧
力調節計3は、主管31に気化器1から送り出されるガ
スの圧力信号PVpが、設定値SVになるような制御出
力を演算し、各入口流量調節計22に設定値信号として
与える。各入口流量調節計22は、対応する気化器に導
入される入力流量を与えられた設定値になるように制御
する。
【0014】ここで、気化器1から送り出されるガスの
流量が、例えば(b)図のPVFに示すように、負荷の
変動に応じて急激に変化したとすると、この流量変動は
流量センサ54によって直ちに検出される。ギャップ付
き調節計53は、流量センサ54からの信号がその設定
値として与えられているので、送出ガスの流量変動は設
定値の変更となって表れる。ギャップ付き調節計53
は、演算手段51によって演算された各気化器1への入
口流量の総和信号が、1次遅れ回路52を経て印加され
ており、送出ガスの流量変動の結果、ギャップ付き調節
計53の設定値が変更されることとなり、その出力ΔM
Vは(c)に示すような変化、すなわち0%から送出ガ
スの流量変動量に応じて変動する。
【0015】ギャップ付き調節計53からのこの様な出
力ΔMVは、圧力調節計3からの出力に加算手段6で加
算され、複数の入口流量調節計22に与えられている設
定値MVを修正あるいは補償するように働く。(a)図
の実線で示すMVは、ギャップ付き調節計53からの出
力ΔMVによって補償された、複数の入口流量調節計2
2に与えられる設定値を示している。すなわち、複数の
入口流量調節計22に与えられる設定値は、送出ガスの
流量変動を考慮して迅速に変更されることとなる。これ
により、送出ガスの流量変化は、フィード・フォワード
要素として入口流量調節計22に働き、追従性の改善を
行うことができる。
【0016】なお、調節計53は、気化器への入口流量
と送出ガスの出口流量との間には、通常の安定状態でも
ある程度の偏差があるので、この様な偏差を吸収するた
めにギャップ付の調節計を用いたものである。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、気化器への流入流量や送出ガスの流量変動に対す
る追従性が良好となり、制御性のよい主管圧力制御装置
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】動作の一例を示す波形図である。
【図3】従来装置の一例を示す構成ブロック図である。
【図4】従来装置の一例を示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 気化器 2 流量制御系 3 圧力調節計 6 加算手段 21 流量センサ 22 入口流量調節計 23 バルブ 31 主管 32 圧力センサ 51 演算手段 52 1次遅れ回路 53 ギャップ付き調節計 54 流量センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導入される流体を気化する複数の気化器
    と、各気化器に導入される流体流量を制御する複数の入
    口流量調節計と、気化器からの送出ガスの主管圧力に関
    連する信号を入力する圧力調節計とを備え、複数の入口
    流量調節計は前記圧力調節計からの出力信号に基づいて
    気化器への入口流量を制御するようにした主管圧力制御
    装置であって、 各気化器への入口流量の総和信号を演算する演算手段
    と、 この演算手段で得られた総和信号に遅れを持たせるため
    の1次遅れ回路と、 この1次遅れ回路からの信号を入力とすると共に、気化
    器からの送出ガスの流量に関連した信号を設定値とする
    入出力特性にギャップを持ったギャップ付き調節計とを
    設け、 このギャップ付き調節計の出力を前記圧力調節計の出力
    に加算するようにしたことを特徴とする主管圧力制御装
    置。
JP24160791A 1991-09-20 1991-09-20 主管圧力制御装置 Expired - Fee Related JP2939843B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012022702A (ja) * 2011-09-01 2012-02-02 Tokyo Institute Of Technology 圧力レギュレータ及び除振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012022702A (ja) * 2011-09-01 2012-02-02 Tokyo Institute Of Technology 圧力レギュレータ及び除振装置

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