JPH0580726A - 演説台 - Google Patents

演説台

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JPH0580726A
JPH0580726A JP3241255A JP24125591A JPH0580726A JP H0580726 A JPH0580726 A JP H0580726A JP 3241255 A JP3241255 A JP 3241255A JP 24125591 A JP24125591 A JP 24125591A JP H0580726 A JPH0580726 A JP H0580726A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】講演者が講演を行なうときに使用する演説台1
は、上面板2上に表示装置4を有し、講演原稿文を設定
された速度でスクロールしながら表示する。上面板2上
にはさらに各種操作キーが配置された操作パネル5が設
けられ、講演者自身が講演中にこれらのキーを操作する
ことによって原稿文のスクロールの停止、スクロール速
度の変更等が行なわれる。 【効果】講演者は紙原稿を読むことなく講演を行うこと
ができ、しかも補助者を必要とせずに講演に合わせて原
稿文を進めていくことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置を備えた演説
台に関する。
【0002】
【従来の技術】演説台上にモニタ受像機を備え、テレビ
カメラで撮像した情報をこのモニタ受像機に表示して講
演中の演説者に情報を与えることができる演説台が実願
昭49−97948号(実開昭51−24808号)明
細書および図面に記載されている。この演説台のモニタ
受像機は、講演中の演説者に連絡事項を伝達する必要が
生じたときに、その連絡事項をスポット情報として表示
するために設けられている。スポット情報は、演説台か
ら離れた位置に設置された資料台上の原稿をテレビカメ
ラで撮像し、その画像信号を演説台に送信することによ
り表示が行なわれる。すなわち、スポット情報の表示操
作は、演説者とは異なる操作者によって行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】演説者はこの演説台を
介在させて聴取者と対向し、必要があれば紙原稿を用意
してこの原稿を見ながら講演を行なうことになる。手元
に原稿を置いて講演を行なうと、原稿読取りのためおよ
び講演の進行に応じて紙原稿を繰る必要のため、あから
さまに視線を下に向け聴取者から目を離すことが多くな
り好ましくない。また、紙原稿を繰る動作は、演説者お
よび聴取者相方にとって講演への傾注を妨げる要因とな
っている。
【0004】演説者が紙原稿によらず講演を行なうこと
ができるようにするために、上記モニタ受像機に講演内
容を表示することが考えられる。しかしながら、この場
合には講演の進行に従って紙原稿をテレビカメラの前で
移動させる補助員が必要となる。さらに、この補助員が
紙原稿の撮像箇所を誤まった場合には講演が不可能とな
る危険性がある。とくに、演説者が紙原稿に記載された
以外のアドリブを入れた場合には、補助員は実際の講演
内容と原稿の記載との対応がとれなくなり、撮像箇所を
誤る危険性が高い。
【0005】従って本発明の目的は、演説者が紙原稿に
よらずに講演を行なうことができ、しかも講演内容の表
示の進行を講演者自身が制御できる演説台を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の演説台は、講演
原稿を原稿データとして入力する入力手段と、この原稿
データの一部を順次設定スクロール速度でスクロールさ
せながら表示するための表示データを生成する表示制御
手段と、上面板の講演者可視位置に設けられ表示制御手
段からの表示データを表示する表示装置とを有すること
を特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0008】図1を参照すると、本発明の一実施例の演
説台1は、上面板2の聴取者対向面側縁部にほぼ鉛直に
形成された飾り板3と、上面板2と飾り板3とで形成さ
れる角部に表示面を傾斜させて取付けられた表示装置4
とを有する。表示装置4は飾り板3によって隠され聴取
者からは見えない。表示装置4としては、CRT,液晶
表示素子等を用いることができる。
【0009】上面板2の講演者の手元に位置する箇所に
は、後述する各種操作キーを配置した操作パネル5が設
けられる。さらに一般の演説台と同様に、上面板2の一
端部にはマイク6が立設される。
【0010】上面板2の下方には、表示装置4の制御を
行なうための制御装置を収容する収容部7が設置され
る。収容部7上には、講演者原稿文を入力するためのフ
ロッピーディスク装置8および収容部7内の制御装置に
データ入力を行なうためのキーボード9が設けられる。
【0011】図2を参照すると、表示装置4の表示面4
0は原稿文表示部41と補助情報表示部42とに分割さ
れている。原稿文表示部41はフロッピーディスク装置
から入力された原稿文を5行ずつ設定された速度で順次
スクロールしながら表示する。原稿文は1行当りに20
文字が表示される。原稿文表示部41の第3行、すなわ
ち中央の行の文字は他の行の文字とは異なる色等で強調
表示され、講演者が話すべき行が一見して判別できるよ
うにしてある。
【0012】補助情報表示部42は講演に割当てられた
時間の残時間を表示する表示部43,講演の終了予測時
間を表示する表示部44,講演開始からの経過時間を表
示する表示部45、および原稿文の未講話行数すなわち
残行数を表示する表示部46を含む。講演者は残時間表
示部43および終了予測時間表示部44の表示内容を参
照しながら後述する方法によって原稿文のスクロール速
度を変化させて講演速度を変化させ、講演を予定時間に
近い範囲に終了させることができる。
【0013】図3を参照すると、操作パネル5には講演
開始時に講演者によって押下され、原稿文表示部41の
表示内容のスクロールを開始させるとともにこのシステ
ムの計時動作を起動させるスタートキー51,最初の押
下で表示部41の表示内容のスクロールを一時停止し次
の再押下でスクロールを再開させるポーズキー52,同
表示内容を講演者が強制的に一行ずつスクロールさせる
ためのスキップキー53,表示内容のスクロール速度の
モードを後述する自動モードまたは設定モードに切換え
るモード切換キー54、および各々上記スクロール速度
を増加および減少させる速度アップおよびダウンキー5
5および56が設けられる。モード切換キー54の押下
により選択されたモードは同キー上部のモード表示部5
7に表示される。
【0014】なお、演説台1の上面板2に更に別個の表
示装置を設置し、講演者が講演中に使用する図、写真等
のOHPの内容を表示するようにしても良い。
【0015】次に、本発明の一実施例をブロック図で表
わした図4を参照してさらに詳細に説明する。
【0016】ワードプロセッサ,パーソナルコンピュー
タ等により作成された講演原稿文を記録したフロッピー
ディスク10はフロッピーディスク装置8に装着され、
キーボード9からそのファイル名を指定されることによ
り読出し回路11に当該講演原稿文データが読込まれ
る。この原稿文データは入力に使用されたワードプロセ
ッサ等のフォーマットに従って記録されているので、編
集回路12に送られ、本演説台の表示に適したフォーマ
ットに変換される。すなわち、編集回路12は入力され
た原稿文データを1行が20文字となるように編集し直
し、順次表示メモリ13に文字コードの形で格納する。
編集回路12は原稿文データの編集が終了すると、編集
後の原稿文の全行数を検出しスクロール信号発生回路2
0および補助情報発生回路30へ送出する。
【0017】編集後の原稿文データは表示制御回路14
からの要求により、1行を単位として同回路14に送出
される。表示制御回路14は編集回路12から編集終了
を示す信号を受取ると、順次最初から3行文の原稿デー
タを編集回路12に要求し、受取った3行文の原稿デー
タの文字コードをキャラクタジェネレータ15を用いて
文字パターンに変換し、画像メモリ16の原稿文表示部
41に対応するビット位置に書込む。これにより、表示
部41の第3行〜第5行には原稿文の最初の3行が表示
される。
【0018】なお、本実施例では、原稿データを演説台
1に設けられたフロッピーディスク装置8および読出し
回路11から入力し、編集回路12で、表示用原稿デー
タに変換する例を示したが、この入力装置を演説台1に
は組込まずに別個の装置で行って演説台1に表示用原稿
データを貯蔵するように構成しても良い。また、原稿デ
ータを表示装置4の表示フォーマットに従って予め作成
するようにしておけば、編集回路12は不要となる。
【0019】キーボード9からは、さらに講演の予定時
間が入力され、補助情報発生回路30に供給される。上
述した「設定モード」を使用するときには、原稿文をス
クロールする速度(1行のスクロールを行なう時間間
隔)をキーボード9から入力し、スクロール信号発生回
路20に供給する。この速度は講演者の話のスピードに
適した値を入力するが、講演者が1行(20文字)を読
むのに要する時間を直接入力しても良いし、400文詰
原稿用紙1枚当たりを読むのに要する時間として入力
し、これを1行当りの時間に変換してスクロール信号発
生回路に供給しても良い。すなわち、例えば400字詰
原稿用紙1枚当りの時間を1分間と設定することとする
と、スクロール信号発生回路20にはスクロール速度と
して3秒/行が設定される。
【0020】以上の操作および設定は、講演者が講演を
行う前の下準備として行なわれる。
【0021】操作パネル5の各キー51〜56を押下す
ることによって発生するパルス信号はすべてスクロール
信号発生回路20に供給される。さらに、スタートキー
51の押下により発生するパルス信号は補助情報発生回
路30にも供給される。
【0022】スクロール信号発生回路20は、モードキ
ー54によって選択される「設定モード」または「自動
モード」により動作し、スタートキー51の押下で起動
してパルス間隔が可変のスクロール信号Sを発生し表示
制御回路14および補助情報発生回路30に与える。表
示制御回路14はスクロール信号Sのパルスを受ける毎
に原稿表示部41の内容を1行スクロールアップする。
すなわち、同回路14は、パルスを受けると編集回路1
2に次行の原稿データを要求し、これを文字パターンに
変換して表示部41の第5行に表示するとともにそれま
で第2行から第5行に表示されていた内容を各々第1行
から第4行にスクロールアップして表示する。
【0023】スクロール信号Sのパルス間隔は、速度調
整用の速度アップおよびダウンキー55および56の押
下により講演者が調整することができる。すなわち、速
度アップキー55の押下毎にスクロール信号Sのパルス
間隔は例えば、0.5秒ずつ短縮され、速度ダウンキー
56の押下毎に同パルス間隔は0.5秒ずつ長くなる。
【0024】スクロール信号Sのパルスは、ポーズキー
52の押下により停止し、同キー52の再押下により再
開される。さらにスキップキー53の押下毎にスクロー
ル信号Sに追加のパルスが挿入される。
【0025】補助情報発生回路30は、スタートキー5
1の押下により計時を開始するタイマを内蔵し、講演の
経過時間を出力するとともに講演の予定時間から経過時
間を減算して残時間を出力する。さらに、スクロール信
号Sのパルス数を計数して現在、表示部41の第3行に
表示している内容、すなわち現在講演者が講演している
内容が編集後の原稿データの何行目であるかを検出す
る。また、編集回路12で検出された全行数からこの現
表示行数を減算することによって、原稿データの残行数
を算出する。さらに、スクロール信号発生回路20から
スクロール信号Sのパルス間隔の時間を受取り、上記残
行数との積算を行って、講演があとどの位の時間で終了
するかを示す終了予測時間を算出する。
【0026】補助情報発生回路30がこのようにして発
生した残時間、終了予測時間、経過時間、および残行数
は文字コードの形で表示制御回路14に与えられる。表
示制御回路14は、キャラクタジェネレータ15を使用
してこれらの情報を文字パターンに変換し、表示装置4
の各々の表示部43〜46に対応する画像メモリ16の
記憶位置に書込み、表示部43〜46へ各々の情報を表
示する。上記残時間および残行数のデータはスクロール
信号発生回路20にも与えられ、「自動モード」を選択
した時にスクロール速度を決定するために用いられる。
【0027】なお、上述した機能は、マイクロプロセッ
サを用いたプログラム制御により実現できることは明ら
かである。
【0028】ここで、「設定モード」とは予め講演者の
講演速度に合わせてスクロール速度を設定し、講演中に
そのスクロール速度により原稿文をスクロールするモー
ドである。上述したように、講演中には講演の残時間と
設定されたスクロール速度により講演を続けるとあとど
の位で講演が終了するかを示す終了予測時間とが表示さ
れるので、講演者は両時間の差を考慮して残時間が終了
予測時間を上回っていればポーズキー52を押下してス
クロールを停止させた後にアドリブを入れることができ
る。再び原稿に戻るときにはポーズキー52を再押下す
ることによりスクロールが再開される。この場合、原稿
の残行数は減少しないがアドリブの時間だけ残時間が減
少するので、終了予測時間は残時間に近づく。同様に残
時間が終了予測時間を上回るときには講演者は速度ダウ
ンキー56を押下してスクロール速度を遅くし、講演の
ペースを落して終了予測時間を残時間に近づけることも
できる。
【0029】逆に、残時間が終了予測時間を下まわると
きには、講演が時間内に終わらないことを示しているの
で、講演者は速度アップキー55を押下してスクロール
速度を速め、講演のペースを上げるか、または講演を省
略できる行をスキップキー53でスキップして残行数を
減らすことにより終了予測時間を残時間内に納めて講演
を予定時間内に終了させることができる。
【0030】次に、「自動モード」とは、講演中常時検
出している残時間を残行数で除算した値をスクロール速
度とするモードである。このモードは、原稿どおりに講
演を行ない、予定時間を厳守して講演を行ないたい場合
に特に有効である。このモードにおける講演開始時のス
クロール速度は、講演予定時間を編集回路12が検出し
た編集後の原稿の全行数で除算した値が用いられる。
【0031】講演者は、モードキー54の押下により講
演中にモードの切換えを行なうことも可能である。例え
ば、「設定モード」による講演途中で残時間と終了予測
時間との間に大きな差があることが分かったときに、モ
ードを「自動モード」に切換えて講演を続行することに
より、講演を予定時間内に終了させることができる。
【0032】図5は上述した機能を実現するスクロール
信号発生回路20および補助情報発生回路30の一実施
例をブロック図で示す。
【0033】スクロール信号発生回路20は「設定モー
ド」利用時にキーボード9から入力されるスクロール速
度を保持する任意設定速度レジスタ21と、補助情報発
生回路30から残行数および残時間を、編集回路12か
ら原稿の全行数データを供給されるスクロール速度自動
設定回路22とを有する。設定回路22は、スタートキ
ー51の押下前は残時間(すなわち講演予定時間)を全
行数で除算し、スタートキー51の押下後は残時間を残
行数で除算して自動的にスクロール速度を設定する。
【0034】レジスタ21および設定回路22の発生す
るスクロール速度(1行当たりのスクロール時間)21
Sおよび22Sは設定時間決定回路23に与えられる。
決定回路23はモードキー54からの指示MODEによ
り「設定モード」が選択されている時にはレジスタ21
からのスクロール速度21Sを、「自動モード」が選択
されている時には設定回路22からのスクロール速度2
2Sを選択して内部レジスタにセットする。決定回路2
3にはさらに速度アップキー55および速度ダウンキー
56からの指示信号UPおよびDOWNが入力され、キ
ー55の押下により決定回路23は内部レジスタの設定
時間を減少させキー56の押下により内部レジスタの設
定時間を増加させる。なおキー55および56の押下
は、「自動モード」においては無効とするようにしても
良い。
【0035】巡回タイマ24はスタートキー51の押下
信号STARTにより起動され、決定回路23が出力す
る設定時間23S経過後にタイムアップパルス24Sを
出力してリセットされる動作を繰返す。パルス24Sは
アンドゲート25およびオアゲート26を経由してスク
ロール信号Sとして出力される。
【0036】ポーズキー52の押下により発生するポー
ズ信号PAUSEはフリップフロップ27に入力され、
ポーズ信号PAUSEの発生毎に出力レベルを反転させ
る出力信号27Sの反転信号がアンドゲート25に供給
される。従って、最初のポーズキー52の押下によりア
ンドゲート25は閉じられ、次の押下により開かれる。
【0037】スキップキー53の押下により発生するス
キップ信号SKIPはオアゲート26に入力されアンド
ゲート25の出力25Sとともにスクロール信号Sとし
て出力される。
【0038】補助情報発生回路30はスクロール信号S
のパルス数を入力して計数する現表示行カウンタ31お
よびこのカウンタ31の出力である現表示行数31Sと
編集回路12が出力する全行数データを受け、内部レジ
スタにセットした全行数から現表示行数31Sを差引い
て残行数を計算する残行数計算回路32とを有する。現
表示行カウンタ31の現表示行数31Sは原稿文表示部
41の第3行に表示されている行の原稿における行数を
示す。前述したように、スタートキー51の押下前、す
なわち、フロッピーディスク装置8からの原稿文の入力
とその編集が終了した時点で、原稿の最初の3行を表示
部41の第3行〜第5行に表示するようにしているの
で、現表示行カウンタ31には“1”が初期値として設
定されている。
【0039】残行数計算回路32は残行数を表示制御回
路14に出力するとともに終了予測時間計算回路33に
も供給する。この計算回路33にはスクロール信号発生
回路20中の設定時間決定回路23で決定された設定時
間23Sがさらに供給され、残行数との積がとられる。
この計算結果は、設定されているペースで講演を続ける
とあとどの位の時間で講演を終了することができるかを
示す終了予測時間として表示制御回路14に出力され、
表示部44に表示される。
【0040】補助情報発生回路30は、さらにスタート
キー51の押下により発生するスタート信号START
により計時を開始し講演の経過時間を測定するタイマ3
4と、キーボード9から入力される講演の予定時間を内
部レジスタに取込み、タイマ34からの経過時間を減算
して講演の残時間を計算する残時間計算回路35とを有
する。このようにして測定された経過時間および残時間
は表示制御回路14に出力され各々表示部45および4
3に表示される。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、演説台の
上面板の講演者からの可視位置に表示装置を設け、この
表示装置に原稿文を設定されたスクロール速度で順次ス
クロールしながら表示するようにしたので、講演者は講
演のために紙原稿を用意する必要がなく、しかも補助者
を必要とせずに講演者の講演に合わせて原稿文を進めて
いくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の演説台を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の演説台上に設けられる表示
装置の表示面を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例の演説台上に設けられる操作
パネルのキー配置を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例におけるスクロール信号発生
回路および補助情報発生回路の詳細を示すブロック図で
ある。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 講演原稿を原稿データとして入力する入
    力手段と、前記原稿データの一部を順次設定スクロール
    速度でスクロールさせながら表示するための表示データ
    を生成する表示制御手段と、上面板の講演者可視位置に
    設けられ前記表示制御手段からの表示データを表示する
    表示装置とを有することを特徴とする演説台。
  2. 【請求項2】 前記上面板に設けられポーズキーを含む
    操作パネルと、前記設定スクロール速度データを保持し
    前記設定スクロール速度に応じた間隔で前記表示制御手
    段にスクロール信号を供給するスクロール信号発生手段
    とをさらに有し、前記スクロール信号発生手段は前記ポ
    ーズキーの押下に応答して前記スクロール信号の送出を
    停止することにより、前記表示データのスクロールを停
    止することを特徴とする請求項1に記載の演説台。
  3. 【請求項3】 前記操作パネルはさらに前記スクロール
    信号発生手段に接続された速度アップキーおよび速度ダ
    ウンキーを含み、前記スクロール信号発生手段は前記速
    度アップキーおよび前記速度ダウンキーの押下に応答し
    て前記設定スクロール速度データを変化させて前記表示
    データのスクロール速度を変化させることを特徴とする
    請求項2に記載の演説台。
  4. 【請求項4】 前記操作パネルはさらに前記スクロール
    信号発生手段に接続されたスキップキーを含み、前記ス
    クロール信号発生手段は前記スキップキーの押下に応答
    して前記スクロール信号の発生回数を増加させて前記表
    示データの表示をスキップすることを特徴とする請求項
    2に記載の演説台。
  5. 【請求項5】 前記表示装置に表示される原稿データの
    全行数を検出する全行数検出手段と、前記原稿データの
    未表示行である残行数を前記原稿データのスクロール回
    数と前記全行数検出手段で検出された全行数とから算出
    するとともに前記設定スクロール速度と前記残行数とに
    基いて講演の終了予測時間を算出し前記表示装置に表示
    する補助情報発生手段とをさらに有することを特徴とす
    る請求項1に記載の演説台。
  6. 【請求項6】 前記表示装置に表示される原稿データの
    全行数を検出する手段と、 前記原稿データの未表示行である残行数を前記原稿デー
    タのスクロール回数と前記全行数とから算出する手段
    と、講演開始からの経過時間を測定し講演予定時間から
    差引くことによって講演の残時間を算出する手段と、前
    記残時間を前記残行数で除算して前記設定スクロール速
    度とする手段とを含む補助情報発生手段と、をさらに有
    することを特徴とする請求項1に記載の演説台。
  7. 【請求項7】 講演原稿の表示用原稿データを貯蔵する
    貯蔵手段と、前記表示用原稿データの一部を順次設定ス
    クロール速度でスクロールさせながら表示するための表
    示データを生成する表示制御手段と、上面板の講演者可
    視位置に設けられ前記表示制御手段から供給される表示
    データを表示する表示装置とを有することを特徴とする
    演説台。
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