JP2010181583A - プレゼンテーション支援装置、表示装置、プレゼンテーション支援装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

プレゼンテーション支援装置、表示装置、プレゼンテーション支援装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】事前準備に手間をかけたり、聴衆および発表者に不快感を与えたりすることなく、円滑にプレゼンテーションを進行することができるプレゼンテーション支援装置、表示装置、プレゼンテーション支援装置の制御方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】プレゼンテーションの発表時間を入力する発表時間入力部52aと、プレゼンテーションに用いる資料の残り枚数を認識する残り枚数認識部56aと、入力された発表時間と、認識した残り枚数と、に基づいて、資料1枚あたりのプレゼンテーションに配分可能な配分時間を算出する配分時間算出部56bと、算出した配分時間をスクリーンSC上にOSD表示させるためのOSD処理部57と、を備えたものである。
【選択図】図1

Description

資料を表示しながら、発表者が聴衆に対して資料の説明を行うプレゼンテーションに用いられるプレゼンテーション支援装置、表示装置、プレゼンテーション支援装置の制御方法およびプログラムに関するものである。
従来、プレゼンテーションを行う場合、手動または自動で資料の表示切り替えを行っていた。手動の場合、説明の進行状況や聴衆の反応に対応して、臨機応変に表示切り替えを行うことができるが、(1)資料1枚あたりの時間配分が上手くいかず最終的な時間合わせが困難である、(2)常に時計などで時間を確認しながら進行する必要があるため説明に集中できない、などの問題がある。また、自動の場合は、一定の時間間隔で表示が切り替わるため、(1)表示切り替えに説明が間に合わなくなる、(2)表示切り替えまでに時間が余ってしまう、などの問題がある。
そこで、資料(静止画像)毎に、表示する順序および配分時間(表示時間)を予め設定しておき、各資料の表示開始からの経過時間と、設定した配分時間との差が所定時間に達したときに警告を行う静止画再生装置が提案されている(例えば、特許文献1)。この構成により、当該静止画再生装置は、資料毎の時間配分が明瞭となり、発表時間の精度の向上や、時計等による時間管理の省略を実現している。
特開平5−344461号公報
ところが、上記の静止画再生装置は、資料毎に、予め表示する順序および配分時間を設定する必要があり、プレゼンテーションの事前準備に時間がかかるといった問題がある。また、各資料の表示開始からの経過時間と、設定した配分時間との差が所定時間に達したときに警告を行う構成となっているため、聴衆に不快感を与え、且つ発表者にも焦燥感を与えるといったことが懸念される。
本発明は、上記の問題点に鑑み、事前準備に手間をかけたり、聴衆および発表者に不快感を与えたりすることなく、円滑にプレゼンテーションを進行することができるプレゼンテーション支援装置、表示装置、プレゼンテーション支援装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明のプレゼンテーション支援装置は、プレゼンテーションの発表時間を入力する発表時間入力手段と、プレゼンテーションに用いる資料の残り枚数を認識する残り枚数認識手段と、入力された発表時間と、認識した残り枚数と、に基づいて、資料1枚あたりのプレゼンテーションに配分可能な配分時間を算出する配分時間算出手段と、算出した配分時間を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のプレゼンテーション支援装置の制御方法は、プレゼンテーションに用いられるプレゼンテーション支援装置が、プレゼンテーションの発表時間を取得するステップと、プレゼンテーションに用いる資料の残り枚数を認識するステップと、入力された発表時間と、認識した残り枚数と、に基づいて、資料1枚あたりのプレゼンテーションに配分可能な配分時間を算出するステップと、算出した配分時間を出力するステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、入力された発表時間と、資料の残り枚数と、に基づいて、資料1枚あたりのプレゼンテーションに配分可能な配分時間を算出し、これを出力するため、発表者は、当該配分時間を確認することで、円滑にプレゼンテーションを進行することができる。また、発表者は、発表時間を入力するだけで良いため、事前準備の負担が少ない。また、警告音を発しないため、聴衆および発表者に不快感を与えることがない。さらに、配分時間を、聴衆が確認できるように出力(表示または音声出力)することで、聴衆は、該当するページの説明にどの程度の時間がかかるかを確認でき、安心して説明を受けることができる。
なお、「発表時間」とは、プレゼンテーションの持ち時間(プレゼン時間)を指す。
また、「プレゼンテーション支援装置」とは、表示装置やコンピューターなど、プレゼンテーションに用いられる各種情報処理装置を指す。
また、「残り枚数認識手段」は、プレゼンテーション開始時や、資料の表示切り替え時に、残り枚数を認識することが好ましい。また、定期的に残り枚数を認識するようにしても良い。
また、「配分時間算出手段」は、発表時間を残り枚数で除した均等割りによって各ページ同一の配分時間を算出しても良いし、各ページに含まれる文字数や画像数などに基づいてページ毎に異なる配分時間を算出しても良い。
上記に記載のプレゼンテーション支援装置において、プレゼンテーションの開始を指示する開始指示手段と、開始指示手段による指示時刻からの経過時間を計時する計時手段と、をさらに備え、配分時間算出手段は、発表時間から経過時間を差し引いた残り時間と、残り枚数と、に基づいて、配分時間を算出することが好ましい。
この構成によれば、説明の進行状況に応じて、配分時間を算出することができる。つまり、聴衆の反応などから、資料の最初の頁の説明に時間が取られてしまった場合、その分残り時間が少なくなるため、残りのページに対する配分時間を短くして、これを出力することができる。
上記に記載のプレゼンテーション支援装置において、出力手段は、配分時間と共に、経過時間および残り時間の少なくとも一方を出力することが好ましい。
この構成によれば、発表者は、配分時間だけでなく、経過時間や残り時間を確認することができる。
上記に記載のプレゼンテーション支援装置において、配分時間、経過時間および残り時間の中から、出力対象となる時間情報を設定する設定手段をさらに備え、出力手段は、設定手段による設定にしたがって出力を行うことが好ましい。
この構成によれば、発表者は、配分時間、経過時間および残り時間の中から、自分が必要とする時間情報を設定することができる。
上記に記載のプレゼンテーション支援装置において、設定手段は、配分時間、経過時間および残り時間のうち、少なくとも1つの表示色を設定可能であることが好ましい。
この構成によれば、発表者のニーズや好みに応じて、時間情報(配分時間、経過時間および残り時間)の表示色を設定することができる。
上記に記載のプレゼンテーション支援装置において、設定手段は、プレゼンテーションに用いる資料のページごとに、時間配分の重み付けを設定可能であり、配分時間算出手段は、残り時間と、残り枚数と、設定された重み付けと、に基づいて、配分時間を算出することが好ましい。
この構成によれば、ページによっては、時間をかけて説明したい場合もあるため、そのようなページに対して重み付けを設定しておくことで、これを考慮した時間配分とすることができる。
なお、重み付けの設定は、重み付け「する」、「しない」の設定でも良いし、重み付け「大」、「中」、「小」など、複数段階で設定しても良い。
本発明の表示装置は、上記に記載のプレゼンテーション支援装置における各手段を備え、出力手段は、表示手段に相当することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記に記載のプレゼンテーション支援装置の制御方法における各ステップを実行させるためのものであることを特徴とする。
これらの構成によれば、事前準備に手間をかけたり、聴衆および発表者に不快感を与えたりすることなく、円滑にプレゼンテーションを進行することができる表示装置およびプレゼンテーション支援装置の制御方法を実現することができる。
第1実施形態に係るプロジェクターの構成を示すブロック図である。 ユーザーが設定可能な設定情報について説明するための図である。 時間情報の表示例を示す図である。 プロジェクターの時間情報表示処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るコンピューターの構成を示すブロック図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態に係るプレゼンテーション支援装置、表示装置、プレゼンテーション支援装置の制御方法およびプログラムについて図面を参照しながら説明する。本実施形態では、プレゼンテーション支援装置として、プロジェクター10を例示する。ここで、プロジェクター10は、パーソナルコンピューター(以下、単に「コンピューター」と称する)20と接続可能であり、当該コンピューター20には、プレゼンテーション用ソフトウェア(静止画像を生成および表示するためのプログラム)がインストールされているものとする。また、プレゼンテーション用資料のページ切り替え操作(画面切り替え操作)は、コンピューター20側で行われるものとする。
図1は、第1実施形態に係るプロジェクター10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、プロジェクター10は、信号入力部51、操作部52、制御用メモリー53、画像処理部54、タイマー55、制御部56、OSD処理部57、OSD(On Screen Display)用メモリー58および投写光学系70を備えている。
信号入力部51は、コンピューター20から画像信号および制御信号を入力する。画像信号としては、アナログRGB信号を入力し、信号入力部51は、コンピューター用入力端子により構成される。また、制御信号としては、プレゼンテーション用資料の枚数(総ページ数)を示す枚数信号、ページの切り替えを示すページ切り替え信号、および切り替え後のページを示すページ信号、などを入力する。
操作部52は、ユーザーが各種設定および操作を行うためのものであり、プロジェクター10本体に備えられた操作パネルやリモコン(いずれも図示省略)により構成される。請求項における「発表時間入力手段」、「設定手段」および「開始指示手段」とは、操作部52を指す。
本実施形態において、操作部52は、発表時間入力部52a、情報設定部52bおよび開始指示部52cとして機能する。これらは、不図示のOSDメニュー画面(環境設定画面)を表示させることにより、入力・設定可能である。発表時間入力部52aは、プレゼンテーションの持ち時間である発表時間を入力するためのものである。また、情報設定部52bは、表示対象となる時間情報、その表示色、およびプレゼンテーション用資料の各ページの重み付けを設定するためのものである。詳細については、図2を参照して後述する。また、開始指示部52cは、プレゼンテーションの開始を指示するためのものである。なお、当該開始指示部52cを、コンピューター20側に設け、コンピューター20から信号入力部51を介して開始指示信号を取得する構成としても良い。
制御用メモリー53は、制御部56の制御に用いられる制御データを書き替え可能に記憶する記憶媒体であり、発表時間記憶領域53aと、設定情報記憶領域53bと、枚数情報記憶領域53cと、を有している。発表時間記憶領域53aは、発表時間入力部52aにより入力された発表時間を記憶する。また、設定情報記憶領域53bは、情報設定部52bにより設定された設定情報を記憶する。さらに、枚数情報記憶領域53cは、プレゼンテーション開始時に、コンピューター20から取得する枚数信号に基づいて、資料の枚数を示す枚数情報を記憶する。なお、制御用メモリー53は、揮発性メモリーまたは不揮発性メモリーのいずれであっても良い。
OSD処理部57は、制御部56からの制御信号に基づき、上記の発表時間や配分時間を含む各種時間情報やOSDメニュー画面を生成するなどのOSD処理を行う。請求項における「出力手段」および「表示手段」とは、OSD処理部57、並びに後述する投写制御部59および投写光学系70を指す。OSD処理部57は、制御部56からのOSD信号にしたがい、OSD用メモリー58から所定の文字列やグラフィックデータを読み出し、時間情報やOSDメニュー画面を生成して、画像処理部54に出力する。
画像処理部54は、信号入力部51により入力された画像信号に対し、予め記憶されている画像処理プログラムに基づいて、所定の画像処理を実行する。所定の画像処理としては、キーストーン歪補正処理、画質調整処理、画像サイズ調整処理、ガンマ補正処理、画像合成(重畳)処理等を行う。
タイマー55は、請求項における「計時手段」に相当するものであり、開始指示部52cによる指示時刻からの経過時間を計時する。
制御部56は、プロジェクター10全体を統括制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)およびROM(Read Only Memory)等により構成される(いずれも図示省略)。制御部56は、残り枚数認識部56aと、配分時間算出部56bと、を有している。請求項における「残り枚数認識手段」とは、残り枚数認識部56aを指し、請求項における「配分時間算出手段」とは、配分時間算出部56bを指す。
残り枚数認識部56aは、枚数情報記憶領域53cに記憶されている枚数情報と、信号入力部51により入力されたページ信号と、に基づいて、資料の残り枚数を認識する。例えば、枚数情報が資料枚数nページであることを示すものであり、ページ信号がmページ目(但し、mはm≦n)であることを示すものであった場合、残り枚数は、(n−m+1)枚であると認識できる。
なお、残り枚数認識部56aは、コンピューター20(プレゼンテーション用ソフトウェア)から、直接残り枚数を示す信号を取得し、当該残り枚数を示す信号から、残り枚数を認識するようにしても良い。この場合、制御用メモリー53に、枚数情報記憶領域53cは不要である。
一方、配分時間算出部56bは、発表時間記憶領域53aに記憶された発表時間と、残り枚数認識部56aにより認識された残り枚数と、に基づいて、資料1枚あたりのプレゼンテーションに配分可能な配分時間を算出する。また、タイマー55により、プレゼンテーションの開始時刻からの経過時間を計時しているため、開始後の配分時間については、発表時間から経過時間を差し引いた残り時間と、残り枚数と、に基づいて、配分時間を算出する。
投写制御部59は、画像処理部54により処理された画像を、後述する液晶ライトバルブ73の各画素に対応する階調値を導出することにより、全画素の階調値からなる画像データを生成し、当該画像データに基づいて投写制御を行う。
投写光学系70は、スクリーンSC上に、画像や時間情報を投写表示するものであり、ライトバルブ駆動部71と、光源部72と、3原色に対応した液晶ライトバルブ73と、投写レンズ74と、を有している。各液晶ライトバルブ73は、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。各透明基板の内面には、液晶に対して微小領域毎に駆動電圧を印加可能な透明電極が、画素としてマトリクス状に形成されている。ライトバルブ駆動部71は、液晶ライトバルブ73の各画素に、画像データに応じた駆動電圧を印加することにより、各画素の光透過率を設定する。つまり、光源部72から射出された照明光は、不図示の光分離光学系によって、R,G,Bの色光に分離された後、各色用の液晶ライトバルブ73を透過することによって変調される。また、変調された画像光は、不図示の光合成光学系(ダイクロイックプリズムなど)により画素毎に合成されてカラー画像化され、当該カラー画像化された画像光が投写レンズ74によって投写されることにより、スクリーンSC上にカラー画像が写し出される。
次に、図2を参照し、情報設定部52bにより設定可能な設定情報について説明する。図2(a)に示すように、情報設定部52bは、プレゼンテーション中に、スクリーンSC上に表示可能な時間情報について設定可能である。時間情報としては、プレゼンテーションの持ち時間である「(1)発表時間」、プレゼンテーションの開始時刻から現在時刻までの時間である「(2)発表開始時刻からの経過時間」、現在時刻からプレゼンテーションの終了時刻(開始時刻+発表時間)までの時間である「(3)発表終了時刻までの残り時間」、資料1枚あたりのプレゼンテーションに配分可能な時間であり、配分時間算出部56bにより算出される「(4)配分時間」、発表対象となるページへの切り替え時刻から現在時刻までの時間である「(5)ページ開始時刻からの経過時間」、現在時刻から発表対象となるページの終了予定時刻(発表対象となるページへの切り替え時刻+配分時間)までの時間である「(6)ページ終了予定時刻までの残り時間」、の中から、いずれか1以上を選択可能となっている。
図2(b)に示すように、情報設定部52bは、時間情報の表示色について設定可能である。表示色としては、「推奨色」と「色指定」とのいずれかの設定方法を選択可能となっている。ユーザーが「推奨色」を選択した場合、上記の(1)〜(3)の時間情報については黒色、(4)〜(6)の時間情報については赤色で表示される。また、ユーザーが「色指定」を選択した場合、上記の(1)〜(6)のうち選択した1以上の時間情報について、それぞれ表示色を指定可能となっている。
図2(c)に示すように、情報設定部52bは、資料の各ページについて、時間配分の重み付けを設定可能である。重み付けは、「設定なし」と「設定あり」のいずれかを選択可能となっている。ユーザーが「設定なし」を選択した場合、各ページのプレゼンテーションに配分可能な配分時間は、均等割り(発表時間/資料の枚数)によって算出される。また、ユーザーが「設定あり」を選択した場合は、さらに「自動割り付け」と「ページ指定」を選択可能となっている。ここで、「自動割り付け」を選択した場合は、各ページに含まれる文字数と、画像数と、をパラメータとした所定のアルゴリズムにしたがって、各ページの配分時間が算出される。つまり、文字数や画像数が多いページは、その分多くの時間が配分される。また、「ページ指定」を選択した場合は、さらに重み付けの対象となるページを指定可能となっている。例えば、全10ページの資料のうち、偶数ページが重み付けの対象として指定された場合は、奇数ページに比べて偶数ページに多くの時間が配分される。なお、重み付けの設定は、各ページについて重み付け「する」、「しない」の設定でも良いし、重み付け「大」、「中」、「小」など、複数段階で設定しても良い。
次に、図3を参照し、時間情報の表示例について説明する。なお、表示色については、図示困難なため、説明を省略する。図3(a)は、時間情報として、「(2)発表開始時刻からの経過時間」、「(4)配分時間」、「(5)ページ開始時刻からの経過時間」が選択されると共に、発表時間が「1時間」、資料枚数が10枚、重み付けが「設定なし」に設定され、現在2ページ目の資料の説明中(ページ開始時刻から1分30秒経過した時点)である場合の表示例を示している。
時間情報は、投写画像40の右上部に表示される(時間情報表示領域80)。また、当該時間情報表示領域80には、符号82,84,85に示すように、上から「(2)発表開始時刻からの経過時間」、「(4)配分時間」、「(5)ページ開始時刻からの経過時間」の順で表示される。「(2)発表開始時刻からの経過時間」は、「経過時間」を示す文字と、下線が付される。また、「(4)配分時間」は、資料の枚数と、現在のページ数と、配分時間とが、[]に囲まれて表示される。また、「(5)ページ開始時刻からの経過時間」は、()に囲まれ、カウントアップを示す上向き三角マークが付される。上記の設定では、1枚あたりの配分時間が「6分」であるため、予定通り進行すると、発表開始時刻から12分経過した時点で3ページ目へのページ切り替えが行われる。
一方、図3(b)は、符号83,84,86に示すように、時間情報として、「(3)発表終了時刻までの残り時間」、「(4)配分時間」、「(6)ページ終了予定時刻までの残り時間」が選択され、図3(a)と同様の設定情報が設定された場合の表示例を示している。「(3)発表終了時刻までの残り時間」は、「残り時間」を示す文字と、下線が付される。また、「(6)ページ終了予定時刻までの残り時間」は、()に囲まれ、カウントダウンを示す下向き三角マークが付される。上記の設定では、1枚あたりの配分時間が「6分」であるため、予定通り進行すると、残り時間が48分となった時点で3ページ目へのページ切り替えが行われる。
なお、各時間情報の表示形態(下線、括弧、マークなど)や配置は一例であり、これに限定されるものではない。また、表示形態や配置を、ユーザーの好みによって変更できるようにしても良い。
次に、図4のフローチャートを参照し、プロジェクター10の時間情報表示処理について説明する。プロジェクター10は、開始指示部52cによりプレゼンテーションの開始指示が行われると、コンピューター20に、送信要求を出し、信号入力部51から枚数信号およびページ信号を取得する(S01,S02)。枚数信号については、枚数情報記憶領域53cに枚数情報を格納する。また、ページ信号は、プレゼンテーションの開始指示直後の場合、第1ページとなる。
続いて、プロジェクター10は、残り枚数認識部56aにより残り枚数を認識し(S03)、入力された発表時間、現在時刻および開始時刻から得られる残り時間と、取得した枚数信号およびページ信号から得られる残り枚数と、情報設定部52bにより設定された重み付けと、に基づいて、配分時間算出部56bにより、ページ1枚あたりの配分時間を算出する(S04)。その後、情報設定部52bにより設定された時間情報および表示色に基づいて、時間情報を表示する(S05)。ここで、ページ切り替え信号を取得したか否かを判別し(S06)、取得した場合は(S06:Yes)、S02以降を繰り返す。すなわち、切り替え後のページを示すページ信号に基づいて、配分時間を再算出し、時間情報を更新する(S02〜S05)。
一方、ページ切り替え信号を取得しない場合は(S06:No)、プレゼンテーションが終了したか否かを判別する(S07)。当該判別は、コンピューター20から送信される終了信号に基づいて行われる。プレゼンテーションが終了した場合は(S07:Yes)、時間情報表示処理を終了し、プレゼンテーションが終了していない場合は(S07:No)、S06に戻る。
以上説明したとおり、本実施形態のプロジェクター10によれば、ページ切り替え毎に、そのページの配分時間を算出し、これをスクリーンSC上に表示させるため、発表者は、説明の進行状況に応じて適切な配分時間を確認することができ、円滑にプレゼンテーションを進行することができる。また、発表者の操作としては、プレゼンテーションの発表時間を設定し、プレゼンテーションの開始を指示するだけで良いため、事前準備の負担が少ない。
また、情報設定部52bにより、時間情報および表示色を設定できるため、発表者のニーズや好みに応じて、時間情報を表示させることができる。さらに、情報設定部52bは、各ページの重み付けを設定可能であるため、各ページの表示内容に応じた時間配分とすることができ、効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
なお、上記の実施形態では、ページ信号の入力毎に(ページの切り替え毎に)、配分時間を算出するものとしたが、コンピューター20から定期的にページ信号を取得する構成としても良い。この場合、プロジェクター10から定期的にページ信号の送信要求を出しても良いし、コンピューター20が主体となって定期的にページ信号を送信するようにしても良い。
[第2実施形態]
次に、図5を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。上記の実施形態では、プロジェクター10により時間表示処理を実現したが、本実施形態では、コンピューター90により時間表示処理を実現する点で異なる。以下、第1実施形態と異なる点のみを説明する。
図5に示すように、本実施形態に係るコンピューター90は、通信部91、操作部92、ROM93、RAM(Random Access Memory)94、CPU95、HDD(Hard Disk Drive)96、表示部97およびタイマー98を備えている。
通信部91は、プロジェクター100と通信を行うためのものであり、請求項における「出力手段」に相当する。操作部92は、キーボードおよびマウス等により構成され、第1実施形態の52a,52b,52cに相当する発表時間入力部92a、情報設定部92bおよび開始指示部92cの他、ページ切り替え部92dを有している。ページ切り替え部92dは、複数枚の静止画像から成る資料の、ページ切り替えを行うためのものである。これら、発表時間入力部92a、情報設定部92b、開始指示部92cおよびページ切り替え部92dは、プレゼンテーション用のソフトウェアによって表示部97に表示される画面を利用して、各操作ができるようになっている。
ROM93は、CPU95が各種制御を行うための制御プログラムおよび制御データを記憶している。また、RAM94は、CPU95が各種制御を行うための作業領域として用いられる。CPU95は、第1実施形態の56a,56bに相当する残り枚数認識部95aおよび配分時間算出部95bを有している。
HDD96は、プレゼンテーション用のソフトウェアを記憶しているプレゼン用ソフトウェア記憶領域96a、および時間情報表示処理を実現するための表示処理用ソフトウェアを記憶している表示処理用ソフトウェア記憶領域96bの他、第1実施形態の53a,53bに相当する発表時間記憶領域96cおよび設定情報記憶領域96dを有している。表示部97は、液晶ディスプレイ等により構成され、表示手段として機能する。また、タイマー98は計時手段として機能する。
上記の構成により、コンピューター90は、開始指示部92cによりプレゼンテーションの開始指示が行われると、資料の枚数と、表示対象となっているページと、情報設定部92bにより設定された重み付けと、に基づいて、配分時間算出部95bにより、ページ1枚あたりの配分時間を算出し、情報設定部92bにより設定された時間情報および表示色に基づいて、時間情報を表示するための表示データを生成し、表示対象となっているページの画像データと共に、プロジェクター100に送信する。なお、時間情報の表示データは、画像データの一部として(投写画像40上に時間情報表示領域80を重畳した状態のものを画像データとして,図3参照)プロジェクター100に送信するようにしても良い。
以上、第2実施形態によれば、コンピューター90側で時間情報表示処理を実現するため、プロジェクター100は、汎用のものを用いることができる。また、コンピューター90に、表示処理用ソフトウェアをインストールするだけで良いため、時間情報表示処理を実現するための導入コストを抑えることができる。
なお、上記2つの実施形態では、プレゼンテーション支援装置の一例としてプロジェクター10およびコンピューター90を例示したが、プレゼンテーションに用いられるものであれば、表示装置(透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクターおよび各種ディスプレイ機器など)や各種情報処理装置にも、本発明を適用可能である。
また、上記の実施形態に示したプロジェクター10およびコンピューター90における各部をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターを、本実施形態のプロジェクター10およびコンピューター90の各部として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。その他、各実施形態を組み合わせるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
10…プロジェクター 20…コンピューター(第1実施形態) 40…投写画像 51…信号入力部 52…操作部 53…制御用メモリー 54…画像処理部 55…タイマー 56…制御部 57…OSD処理部 58…OSD用メモリー 59…投写制御部 70…投写光学系 80…時間情報表示領域 90…コンピューター(第2実施形態) SC…スクリーン

Claims (9)

  1. プレゼンテーションの発表時間を入力する発表時間入力手段と、
    前記プレゼンテーションに用いる資料の残り枚数を認識する残り枚数認識手段と、
    入力された前記発表時間と、認識した前記残り枚数と、に基づいて、資料1枚あたりのプレゼンテーションに配分可能な配分時間を算出する配分時間算出手段と、
    算出した前記配分時間を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とするプレゼンテーション支援装置。
  2. 前記プレゼンテーションの開始を指示する開始指示手段と、
    前記開始指示手段による指示時刻からの経過時間を計時する計時手段と、をさらに備え、
    前記配分時間算出手段は、前記発表時間から前記経過時間を差し引いた残り時間と、前記残り枚数と、に基づいて、前記配分時間を算出することを特徴とする請求項1に記載のプレゼンテーション支援装置。
  3. 前記出力手段は、前記配分時間と共に、前記経過時間および前記残り時間の少なくとも一方を出力することを特徴とする請求項2に記載のプレゼンテーション支援装置。
  4. 前記配分時間、前記経過時間および前記残り時間の中から、出力対象となる時間情報を設定する設定手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記設定手段による設定にしたがって出力を行うことを特徴とする請求項2に記載のプレゼンテーション支援装置。
  5. 前記設定手段は、前記配分時間、前記経過時間および前記残り時間のうち、少なくとも1つの表示色を設定可能であることを特徴とする請求項4に記載のプレゼンテーション支援装置。
  6. 前記設定手段は、前記プレゼンテーションに用いる資料のページごとに、時間配分の重み付けを設定可能であり、
    前記配分時間算出手段は、前記残り時間と、前記残り枚数と、設定された前記重み付けと、に基づいて、前記配分時間を算出することを特徴とする請求項4または5に記載のプレゼンテーション支援装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のプレゼンテーション支援装置における各手段を備え、
    前記出力手段は、表示手段に相当することを特徴とする表示装置。
  8. プレゼンテーションに用いられるプレゼンテーション支援装置が、
    前記プレゼンテーションの発表時間を取得するステップと、
    前記プレゼンテーションに用いる資料の残り枚数を認識するステップと、
    入力された前記発表時間と、認識した前記残り枚数と、に基づいて、資料1枚あたりのプレゼンテーションに配分可能な配分時間を算出するステップと、
    算出した前記配分時間を出力するステップと、を実行することを特徴とするプレゼンテーション支援装置の制御方法。
  9. コンピューターに、請求項8に記載のプレゼンテーション支援装置の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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