JPH0580721B2 - - Google Patents

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JPH0580721B2
JPH0580721B2 JP25297084A JP25297084A JPH0580721B2 JP H0580721 B2 JPH0580721 B2 JP H0580721B2 JP 25297084 A JP25297084 A JP 25297084A JP 25297084 A JP25297084 A JP 25297084A JP H0580721 B2 JPH0580721 B2 JP H0580721B2
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JP
Japan
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magnetic recording
recording medium
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differential amplifier
magnetic
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JPS61131203A (ja
Inventor
Atsushi Sawai
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置、特に磁気抵抗素子
を読取り素子とする再生ヘツドと直流消磁ヘツド
とを備える磁気記録再生装置に関する。
磁気抵抗(magneto resistive:MR)素子は、
磁性導体に磁界を印加した時その抵抗値が変化す
る性質すなわち磁気抵抗効果を応用した素子であ
り、これを読取り素子として用いる再生ヘツドを
磁気抵抗ヘツド(MRヘツド)と称する。
第2図はMR素子の特性を示す図であり、横軸
および縦軸は、それぞれ磁界強度Hおよび抵抗値
ρであり、磁界強度Hの正負に対し抵抗値ρが偶
関数的に変化することを示している。
MR素子を再生ヘツドの読取り素子として用い
る場合、図示のようなρ−H曲線の非直線性を除
くため、導体バイアス法・シヤント法あるいは相
互バイアス法等が提案されている。
これらのうち、相互バイアス法は一対のMR素
子の出力を差動増幅器を介して取り出すことによ
つて、前記の非直線性による影響を除いたもので
あつて、高密度記録の再生に適し高出力が得られ
るという利点のほか、コモンモードのノイズに強
いという利点がある。
ところで、磁気記録再生装置においては、一般
に、磁化反転を利用して磁気記録媒体に対し2値
情報を記録し、記録された2値情報の読取り(再
生)においては、再生ヘツドを介して得られる再
生信号のピークを検出し、これによつて磁気記録
媒体上の磁化反転部を検出するのであるが、前記
再生信号中のピークが時間軸方向に移動する(こ
れをピークシフトと称する)ことがあり、そのた
めに記録情報の再生が正しく行われないことがあ
る。
したがつて、磁気記録再生装置においては、前
記ピークシフトあるいはその影響を減少するよう
に設計されることが重要である。
〔従来の技術〕
第3図aは前記相互バイアス法によつて構成さ
れるMRヘツドの原理図を示す図である。
図において、1と2は同じ特性を有する一対の
MR素子であり、磁気記録媒体3の走行方向(矢
印T)に対し微小距離l(例えば0.5μm)を隔て
薄膜プロセスによつて構成されている。
MR素子1および2には、それぞれ、定電流源
4および5によつて矢印方向にセンス電流Isが流
されている。
各センス電流Isは、それぞれ相互に、MR素子
1および同2に対しバイアス磁界Hbおよび−Hb
を与える(第3図b参照)とともに、矢印T方向
に相対的に走行する磁気記録媒体3が作る磁界強
度の変化によつてMR素子1および同2に生ずる
抵抗変化を、電圧変化として検出するために与え
るものであり、このようにしてMR素子1および
同2によつて得られた電圧変化は、それぞれコン
デンサ6と7とを介し差動増幅器8に入力され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第3図bにおいて、AおよびBは、それぞれ、
MR素子1および同2に与えられる磁界強度Hの
変化を、またA′およびB′は、それぞれ、MR素子
1および同2の抵抗値ρの変化を例示したもので
あるが、MR素子は、その組成・薄膜プロセス条
件等によつて、安定な特性を得ることが非常に困
難であり、また適正なバイアスが変化して直線性
が失われることがある。
このよな場合には、磁気記録媒体3の走行によ
つて、一対のMR素子1および2に与えられる磁
界強度Hが、それぞれ、AおよびBのように対称
的に変化しても、MR素子1および2の出力は、
それぞれA′およびB′のように非対称的に変化し、
共にピークの高さは負よりも正の方が大きい。
一方、前記のように、MR素子1と同2は、磁
気記録媒体3の走行方向Tに対し微小距離lを隔
てて設けられている。このため、磁気記録媒体3
の走行速度をvとすると、MR素子1と同2とに
よつて検出される抵抗値の変化にはΔt=l/v
の時間差が生ずる。
その結果、差動増幅器8の入力と出力との間係
は第3図cに示すような関係になる。すなわち、
実線はMR素子1から与えられる入力、鎖線は
MR素子2から与えられ入力(符号を反転して示
す)であり、また点線はその出力(ただしピーク
の前後のみを示す)である。
通常、MR素子1と同2の出力信号は裾の部分
では重なつていおり、このような信号が差動増幅
器8に入力されると、差動増幅器8の出力のピー
クは、二つの入力信号のピークの中央よりも高い
方のピークに片寄つたところに生じる。
したがつて、MR素子1から与えられる入力
(実線)のピークを基準にすると、差動増幅器8
の出力(点線)の正のピークの遅れΔt1、および
負のピーク遅れΔt2は、それぞれ Δt1<1/2Δt Δt2>1/2Δt となり、従つて、 Δt2>Δt1 となる。
すなわち、差動増幅器8の出力のピークの遅れ
すなわちシフトは、その値が正の場合と負の場合
とによつて異なつた値になり、いわゆる上下非対
称ピークシフトが生ずる。その結果、磁化反転を
正確に検出できないという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の磁気記録再生装置は、直流消磁ヘツド
により磁気記録媒体の消磁を行つた後、この磁気
記録媒体に2値情報を記録し、この磁気記録媒体
の走行方向に対し直角な方向に所定の間隔で配置
され、同一方向に流れるバイアス電流を供給され
る一対の磁気抵抗素子によつて、前記2値情報を
読出す。
そして、前記一対の磁気抵抗素子に対して前記
磁気記録媒体から与えられる磁界の変化に対応し
て各磁気抵抗素子毎に夫々変化する抵抗値の変化
分を抽出して合成した再生信号を送出する差動増
幅器を設けており、前記直流消磁ヘツドに流す直
流電流によつて、前記磁気記録媒体に残留磁化を
与えることにより、前記2値情報の記録領域をず
らし、前記磁気抵抗素子の磁界強度に対する抵抗
値変化量の非直線性と、前記所定の間隔に対応す
る時間差で夫々の磁気抵抗素子から得られる前記
バイアス電流の変化分を合成することによつて発
生する前記差動増幅器が送出する再生信号のピー
クシフトを補正するようにしたものである。
〔作用〕
すなわち、MRヘツドのピークシフトを直流消
磁のために生ずるピークシフトによつて相殺する
ようにしたものである。
〔実施例〕
以下に本発明の要旨を第1図に示す実施例によ
つて具体的に説明する。
第1図aは本発明一実施例の構成を示す側断面
図であり、第3図aと共通の符号は同一対象を指
す他、91と92は直流消磁ヘツド9を構成する
磁気コアと消磁コイルを示す。
消磁コイル92に矢印I方向に消磁電流を印加
すると、磁気コア91は図示NとSのような極性
に磁化され、その結果、磁気記録媒体3の直流消
磁が行われる。
第1図bはこの時の磁気記録媒体3の磁化状態
を示す模擬断面図であり、直流消磁によつて、磁
気記録媒体3の走行方向Tに対し逆の方向Mの残
留磁化が与えられる。
一方、情報の記録によつて、磁気記録媒体3の
走行方向Tに対し、反対の方向に磁化される領域
Pと同じ方向に磁化される領域Qとが生ずる。
磁化反転領域がQからPに変化する時に正の磁
化反転信号が得られ、磁化反転領域がPからQに
変化する時に負の磁化反転信号が得られるのであ
るが、領域Qでは、直流消磁における残留磁化の
ために、残留磁化がない場合(実線)に比し、点
線のように磁化領域が狭められるのに対し、領域
Pでは磁化が飽和状態になつているため直流消磁
における残留磁化の影響を受けない。
その結果、負の磁化反転信号に対してのみピー
クシフトが与えられ、第3図cに示す正のピーク
シフトΔt1および負のピークシフトΔt2のうち、
負のピークシフトΔt2のみを減少させるように作
用し、従つて上下非対称ピークシフトを減少させ
ることが出来る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればMRヘツ
ドにおける非対称ピークシフトを減少し、磁気記
録媒体に記録される情報を正確に読み取ることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明一実施例の構成図、第1図b
は同実施例の説明図、第2図はMR素子の特性
図、第3図aは従来例の構成図、第3図bとcは
従来例の問題点の説明図である。 図中、1と2はMR素子、3は磁気記録媒体、
4と5は定電流源、8は差動増幅器、9は直流消
磁ヘツドを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直流消磁ヘツドにより磁気記録媒体の消磁を
    行つた後、該磁気記録媒体に2値情報を記録し、
    該磁気記録媒体の走行方向に対し直角な方向に所
    定の間隔で配置され、同一方向に流れるバイアス
    電流を供給される一対の磁気抵抗素子によつて、
    該2値情報を読出す磁気記録再生装置であつて、 前記一対の磁気抵抗素子に対して前記磁気記録
    媒体から与えられる磁界の変化に対応して各磁気
    抵抗素子毎に夫々変化する抵抗値の変化分を抽出
    して合成した再生信号を送出する差動増幅器を設
    け、 前記直流消磁ヘツドに流す直流電流によつて、
    前記磁気記録媒体に残留磁化を与えることによ
    り、前記2値情報の記録領域をずらし、前記磁気
    抵抗素子の磁界強度に対する抵抗値変化量の非直
    線性と、前記所定の間隔に対応する時間差で夫々
    の磁気抵抗素子から得られる前記バイアス電流の
    変化分を合成することによつて発生する前記差動
    増幅器が送出する再生信号のピークシフトを補正
    するようにしたことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
JP25297084A 1984-11-30 1984-11-30 磁気記録再生装置 Granted JPS61131203A (ja)

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JP25297084A JPS61131203A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 磁気記録再生装置

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JP25297084A JPS61131203A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 磁気記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS61131203A JPS61131203A (ja) 1986-06-18
JPH0580721B2 true JPH0580721B2 (ja) 1993-11-10

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JPH07134804A (ja) * 1993-09-17 1995-05-23 Fujitsu Ltd 記録再生装置及び記録再生方法

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JPS61131203A (ja) 1986-06-18

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