JPH058070U - クラツチブレーキ装置 - Google Patents
クラツチブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH058070U JPH058070U JP6221991U JP6221991U JPH058070U JP H058070 U JPH058070 U JP H058070U JP 6221991 U JP6221991 U JP 6221991U JP 6221991 U JP6221991 U JP 6221991U JP H058070 U JPH058070 U JP H058070U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- motor
- clutch
- output shaft
- inner peripheral
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータとの結合部でバックラッシュによる回
転騒音が発生しないクラッチブレーキ装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 モータ2の駆動軸2Aが電磁クラッチ機構4
の入力軸10に挿脱可能に接続され、この電磁クラッチ
機構4でモータ2の回転力が出力軸3に対して断続さ
れ、電磁ブレーキ機構5により出力軸3に対して制動が
かけられるクラッチブレーキ装置において、入力軸部の
内周側に樹脂製の軸材15をねじ16により一体に組み
付け、この軸材15の内周部にモータ2の駆動軸2Aが
挿脱自在に接続される。
転騒音が発生しないクラッチブレーキ装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 モータ2の駆動軸2Aが電磁クラッチ機構4
の入力軸10に挿脱可能に接続され、この電磁クラッチ
機構4でモータ2の回転力が出力軸3に対して断続さ
れ、電磁ブレーキ機構5により出力軸3に対して制動が
かけられるクラッチブレーキ装置において、入力軸部の
内周側に樹脂製の軸材15をねじ16により一体に組み
付け、この軸材15の内周部にモータ2の駆動軸2Aが
挿脱自在に接続される。
Description
【0001】
本考案は、電磁クラッチ機構と電磁ブレーキ機構とを備えるクラッチブレーキ 装置に関する。
【0002】
この種のクラッチブレーキ装置としては、例えば特公昭62−2168号の公 報に記載されているものなどが知られている。 この公報に記載されるものも含めて従来のクラッチブレーキ装置では、モータ の出力軸に結合する電磁クラッチ機構側の入力軸が金属製となっており、モータ とクラッチブレーキ装置は金属同士の接触で結合するようになっている。
【0003】
このようにモータの出力軸とクラッチブレーキ装置の入力軸とが金属同士の結 合であると、バックラッシュによる回転騒音が発生するという問題が生じる。
【0004】 本考案では、このような従来の技術の課題を解決するために提案されたもので あり、モータとの結合部でバックラッシュによる回転騒音が発生しないクラッチ ブレーキ装置を提供することを目的とする。
【0005】
この目的を達成するために本考案は、モータの駆動軸が電磁クラッチ機構の入 力軸に挿脱可能に接続され、この電磁クラッチ機構でモータの回転力が出力軸に 対して断続され、電磁ブレーキ機構により上記出力軸に対して制動がかけられる クラッチブレーキ装置において、上記入力軸部の内周側に樹脂製の軸材をねじに より一体に組み付け、この軸材の内周部にモータの駆動軸が挿脱自在に接続され ることを特徴とする。
【0006】
上述した構成によれば、モータの駆動軸が樹脂製の軸材を介して電磁クラッチ 機構に接続される。
【0007】
以下、本考案によるクラッチブレーキ装置の具体的な実施例を図面に基づき詳 細に説明する。図1にこのクラッチブレーキ装置の一実施例を示し、図2にこの 装置の正面図を示す。 この図で、本体ケース1内にはモータ2の動力を出力軸3に対して断続させる 電磁クラッチ機構4と、出力軸3に対して制動をかける電磁ブレーキ機構5とが 内蔵されている。 この電磁クラッチ機構4は、入力側ロータ6が励磁コイル7を備えたステータ 8に対し軸受9を介して回転自在に配され、この入力側ロータ6の軸心にモータ 2の出力軸(駆動軸)2Aが結合する雌型の入力軸10が備えられている。 入力側ロータ6のロータ本体11は金属製からなり、入力側アーマチュア12 と対峙するこのロータ本体11のディスク面には、摩擦材13が取り付けられて いる。このアーマチュア12は、出力軸3に一体な出力側ハブ14とばね材を介 して結合する。ロータ本体11の軸部11aの内周部には、入力軸10を構成す る樹脂製の軸材15が圧入され、この軸材15のフランジ部15aがロータ本体 11の内周側の面部にねじ16により一体に固定されている。この軸材15の内 周部には、モータ2の出力軸2Aが挿脱可能に接続できるようにするための歯1 7が形成されている。 電磁ブレーキ機構5の一部を構成するステータ18には、制動用の励磁コイル 19が備えられ、出力側アーマチュア20と対峙するステータ面部には摩擦材2 1が取り付けられている。このアーマチュア20は、出力側ハブ14とばね材を 介して結合している。ステータ18の内周側には、軸受22を介して出力軸3が 回転自在に組み付けられている。
【0008】 この構成のクラッチブレーキ装置では、励磁コイル7,19に通電されないと きはニュートラル状態にあり、モータ2の動力は出力軸3に伝達されない。 電磁クラッチ機構4の励磁コイル7に通電すると、入力側ロータ11のディス ク面にアーマチュア12が吸引され、入力側ロータ11の回転が出力側ハブ14 に伝達されて出力軸3が回転する。 励磁コイル7への通電を遮断して、電磁ブレーキ機構5の励磁コイル19に通 電すると、ステータ18側に出力側アーマチュア20が吸引されて出力側ハブ1 4に制動がかかり、出力軸3の回転が停止される。 このクラッチブレーキ装置では、入力軸部に樹脂製の軸材15が用いられてい るので、モータ2の出力軸2Aは樹脂製の入力軸10を介しての接続となり、バ ックラッシュによる回転騒音の発生が抑制される。
【0009】
以上説明したように本考案によれば、モータの駆動軸が挿脱可能に接続される 入力軸が、金属製の軸部の内周部に樹脂製の軸材を一体に組み付けた構成となっ ているので、モータとクラッチブレーキ装置は金属と樹脂との接触で結合され、 バックラッシュによる回転騒音の発生がしなくなる。 また磨耗時には、内周側の樹脂製の軸材だけを取り外して交換できるという利 点がある。
【図1】本考案のクラッチブレーキ装置の一実施例を示
す一部切欠き断面図である。
す一部切欠き断面図である。
【図2】図1のクラッチブレーキ装置の正面図である。
1 本体ケース 2 モータ 2A モータの出力軸 3 出力軸 4 電磁クラッチ機構 5 電磁ブレーキ機構 6 入力側ロータ 7,19 励磁コイル 8,18 ステータ 9,22 軸受 10 入力軸 11 ロータ本体 12 入力側アーマチュア 13,21 摩擦材 14 出力側ハブ 15 軸材 15a フランジ部 16 ねじ 17 歯 20 出力側アーマチュア
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 モータの駆動軸が電磁クラッチ機構の入
力軸に挿脱可能に接続され、この電磁クラッチ機構でモ
ータの回転力が出力軸に対して断続され、電磁ブレーキ
機構により上記出力軸に対して制動がかけられるクラッ
チブレーキ装置において、 上記入力軸部の内周側に樹脂製の軸材をねじにより一体
に組み付け、この軸材の内周部にモータの駆動軸が挿脱
自在に接続されることを特徴とするクラッチブレーキ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6221991U JPH058070U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | クラツチブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6221991U JPH058070U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | クラツチブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058070U true JPH058070U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=13193821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6221991U Pending JPH058070U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | クラツチブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058070U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016023684A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | 株式会社カワデン | 遮断弁 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP6221991U patent/JPH058070U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016023684A (ja) * | 2014-07-17 | 2016-02-08 | 株式会社カワデン | 遮断弁 |
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