JPS6213409Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6213409Y2 JPS6213409Y2 JP14881080U JP14881080U JPS6213409Y2 JP S6213409 Y2 JPS6213409 Y2 JP S6213409Y2 JP 14881080 U JP14881080 U JP 14881080U JP 14881080 U JP14881080 U JP 14881080U JP S6213409 Y2 JPS6213409 Y2 JP S6213409Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- bracket
- electromagnetic
- electric motor
- electromagnetic coil
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 12
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 12
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 12
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電動機と、出力部に薄肉の導電板を
使用した渦電流式電磁クラツチと摩擦式電磁ブレ
ーキとを一体的に構成した電動機付電磁継手装置
の改良に関する。
使用した渦電流式電磁クラツチと摩擦式電磁ブレ
ーキとを一体的に構成した電動機付電磁継手装置
の改良に関する。
一般にこの種電動機付電磁継手装置は、工業ミ
シン等、高頻度の起動停止や高応答な可変速性が
要求される各種産業機械にサーボ機器として使用
されるものであるが、電動機とクラツチとブレー
キとを一体的に構成しているために軸方向寸法や
重量が大きくなり、機械全体が大きく、重くな
る。従つて、コスト高の原因にもなる。
シン等、高頻度の起動停止や高応答な可変速性が
要求される各種産業機械にサーボ機器として使用
されるものであるが、電動機とクラツチとブレー
キとを一体的に構成しているために軸方向寸法や
重量が大きくなり、機械全体が大きく、重くな
る。従つて、コスト高の原因にもなる。
本考案は、上記欠点を補う優れた電動機付電磁
継手装置を提供するものである。
継手装置を提供するものである。
以下、図に示す実施例について詳細に説明す
る。
る。
図に於て、1はステータ2を支持する電動機の
ハウジングであり、このハウジング1と第1のブ
ラケツト3とにより電動機を外装している。4は
回転子5が固設された回転軸であり、この回転軸
4は、軸受6及び7を介してハウジング1及び第
1のブラケツト3にそれぞれ回転自在に支持され
ている。8は上記第1のブラケツト3より軸方向
外側に突出する回転軸4の端部に固設された電磁
継手の回転される駆動体であり、この駆動体8は
磁気回路の一部を形成している。9は、側面に第
1の電磁コイル10を固設したヨークで、上記第
1のブラケツト3に固設されるとともに駆動体8
に間隙をもつて挿入されて磁気回路の一部を構成
している。上記駆動体8には第1の電磁コイル1
0を付勢することにより円周方向に交互に異極を
生ずるべく磁極片11が設けられている。12
は、上記駆動体8に非磁性部材13を介して固設
され上記磁極片11に空隙14を介して対向して
磁気回路を閉成させる磁性部材である。非磁性部
材13には冷却用の羽根13aが一体的に設けら
れている。15は上記空隙14内に配置され出力
軸16にボス17を介して固設された薄肉の導電
板である。出力軸16の一端は軸受18を介して
駆動体8に、他端は軸受19を介して第2のブラ
ケツト20にそれぞれ回転自在に支持されてい
る。21はボス17に隣接して出力軸16に固設
されたハブ22にスプライン嵌合された可動板で
ある。この可動板21には一方の摩擦結合面を成
すライニング23が装着されており、上記第2の
ブラケツト20に形成された他方の摩擦結合面と
の間でトルクを発生する。尚、上記第2のブラケ
ツト20は、縦動体を形成するとともに、磁気回
路の一部をも形成している。24は、上記可動板
21を第2のブラケツト20に吸引せしめる電磁
力を供給する第2の電磁コイルである。25は、
取付脚26を備えたフレームであり、電動機のハ
ウジング1と第2のブラケツト20を支持し、装
置を外装している。以上のように構成された電動
機付電磁継手装置に於て、上記第1の電磁コイル
10に給電するリード線27は、図に示すように
上記第1のブラケツト3から電動機内を通り、上
記電動機のハウジング1より取り出されている。
ハウジングであり、このハウジング1と第1のブ
ラケツト3とにより電動機を外装している。4は
回転子5が固設された回転軸であり、この回転軸
4は、軸受6及び7を介してハウジング1及び第
1のブラケツト3にそれぞれ回転自在に支持され
ている。8は上記第1のブラケツト3より軸方向
外側に突出する回転軸4の端部に固設された電磁
継手の回転される駆動体であり、この駆動体8は
磁気回路の一部を形成している。9は、側面に第
1の電磁コイル10を固設したヨークで、上記第
1のブラケツト3に固設されるとともに駆動体8
に間隙をもつて挿入されて磁気回路の一部を構成
している。上記駆動体8には第1の電磁コイル1
0を付勢することにより円周方向に交互に異極を
生ずるべく磁極片11が設けられている。12
は、上記駆動体8に非磁性部材13を介して固設
され上記磁極片11に空隙14を介して対向して
磁気回路を閉成させる磁性部材である。非磁性部
材13には冷却用の羽根13aが一体的に設けら
れている。15は上記空隙14内に配置され出力
軸16にボス17を介して固設された薄肉の導電
板である。出力軸16の一端は軸受18を介して
駆動体8に、他端は軸受19を介して第2のブラ
ケツト20にそれぞれ回転自在に支持されてい
る。21はボス17に隣接して出力軸16に固設
されたハブ22にスプライン嵌合された可動板で
ある。この可動板21には一方の摩擦結合面を成
すライニング23が装着されており、上記第2の
ブラケツト20に形成された他方の摩擦結合面と
の間でトルクを発生する。尚、上記第2のブラケ
ツト20は、縦動体を形成するとともに、磁気回
路の一部をも形成している。24は、上記可動板
21を第2のブラケツト20に吸引せしめる電磁
力を供給する第2の電磁コイルである。25は、
取付脚26を備えたフレームであり、電動機のハ
ウジング1と第2のブラケツト20を支持し、装
置を外装している。以上のように構成された電動
機付電磁継手装置に於て、上記第1の電磁コイル
10に給電するリード線27は、図に示すように
上記第1のブラケツト3から電動機内を通り、上
記電動機のハウジング1より取り出されている。
次に上記実施例の動作について説明する。
いま、電動機の回転軸4が電磁継手の駆動体8
を伴つて回転しているものとする。この状態で、
第1の電磁コイル10を付勢すると、図の破線で
示す径路で磁束Φ1を生ずるが、このとき磁極片
11には円周方向に交互に異極を生じ、この異極
が上記電動機の回転速度で回転しているために導
電板15は磁束Φ1を切つて時間的に変化する磁
界を受ける渦電流を発生する。この渦電流は上記
磁界の変化を妨げる向きに流れるため、磁極片1
1と導電板15との間には電磁反発力が生じ、駆
動体8から出力軸16に連結されている図示しな
い負荷にトルクが伝達される。この伝達トルクの
大きさは、第1の電磁コイル10に流す電流の大
きさにより増減できるため、負荷の回転速度を自
由に制御できる。次に第1の電磁コイル10を消
勢し、第2の電磁コイル24を付勢すると、図の
破線で示す径路で磁束Φ2を生じ、この電磁力に
より可動板21が第2のブラケツト20に形成さ
れた摩擦結合面に圧接され、摩擦による制動力が
発生して出力軸16の回転を停止する。
を伴つて回転しているものとする。この状態で、
第1の電磁コイル10を付勢すると、図の破線で
示す径路で磁束Φ1を生ずるが、このとき磁極片
11には円周方向に交互に異極を生じ、この異極
が上記電動機の回転速度で回転しているために導
電板15は磁束Φ1を切つて時間的に変化する磁
界を受ける渦電流を発生する。この渦電流は上記
磁界の変化を妨げる向きに流れるため、磁極片1
1と導電板15との間には電磁反発力が生じ、駆
動体8から出力軸16に連結されている図示しな
い負荷にトルクが伝達される。この伝達トルクの
大きさは、第1の電磁コイル10に流す電流の大
きさにより増減できるため、負荷の回転速度を自
由に制御できる。次に第1の電磁コイル10を消
勢し、第2の電磁コイル24を付勢すると、図の
破線で示す径路で磁束Φ2を生じ、この電磁力に
より可動板21が第2のブラケツト20に形成さ
れた摩擦結合面に圧接され、摩擦による制動力が
発生して出力軸16の回転を停止する。
ところで、電動機が付勢されている状態に於て
は、駆動体8、非磁性部材13及び磁性部材12
は常に高速で回転しているために、第1の電磁コ
イル10に給電するリード線27をフレーム25
から外部に取り出す構造とする場合には、リード
線27が上記回転体に接触しないように充分な間
隔をとり、且つ第1のブラケツト3やフレーム2
5に止め具等により固定しなければならない。従
つて組立が困難であると同時に、上記充分な間隔
を保つ必要があるために装置が大きくなる。また
装置が大きくなると、それに従つて重量も大きく
なり、高価なものになる。
は、駆動体8、非磁性部材13及び磁性部材12
は常に高速で回転しているために、第1の電磁コ
イル10に給電するリード線27をフレーム25
から外部に取り出す構造とする場合には、リード
線27が上記回転体に接触しないように充分な間
隔をとり、且つ第1のブラケツト3やフレーム2
5に止め具等により固定しなければならない。従
つて組立が困難であると同時に、上記充分な間隔
を保つ必要があるために装置が大きくなる。また
装置が大きくなると、それに従つて重量も大きく
なり、高価なものになる。
本考案は、リード線を、隣接する電動機のブラ
ケツトから電動機内部に通し、電動機内部からハ
ウジングを通じて外部へ取り出す構造としたた
め、回転体、即ち電磁継手の駆動体との接触が全
くないためにリード線を固定する必要が無く、ま
た電動機のブラケツトと電磁継手の回転体との間
隙を極めて小さくでき、強いては装置全体の小形
化を実現し得る。
ケツトから電動機内部に通し、電動機内部からハ
ウジングを通じて外部へ取り出す構造としたた
め、回転体、即ち電磁継手の駆動体との接触が全
くないためにリード線を固定する必要が無く、ま
た電動機のブラケツトと電磁継手の回転体との間
隙を極めて小さくでき、強いては装置全体の小形
化を実現し得る。
以上のように本考案は、電動機付電磁継手装置
の小形、軽量化及び低コスト化に貢献し得るもの
である。
の小形、軽量化及び低コスト化に貢献し得るもの
である。
図は本考案による電動機付電磁継手装置の一実
施例を要部断面図である。 図中、1は電動機のハウジング、3は第1のブ
ラケツト、8は電磁継手の駆動体、10は第1の
電磁コイル、11は磁極片、12は磁性部材、1
3は非磁性部材、15は導電板、20は従動体を
形成するブラケツト、21は可動板、24は第2
の電磁コイル、27はリード線である。
施例を要部断面図である。 図中、1は電動機のハウジング、3は第1のブ
ラケツト、8は電磁継手の駆動体、10は第1の
電磁コイル、11は磁極片、12は磁性部材、1
3は非磁性部材、15は導電板、20は従動体を
形成するブラケツト、21は可動板、24は第2
の電磁コイル、27はリード線である。
Claims (1)
- ハウジングとブラケツトとにより外装された電
動機、該電動機の回転軸に固設され磁気回路の一
部を形成する駆動体、上記ブラケツトに固設され
た第1の電磁コイル、該第1の電磁コイルを付勢
することにより円周方向に交互に異極を生ずるべ
く上記駆動体に設けられた磁極片、上記駆動体に
非磁性部材を介して一体的に設けられ上記磁極片
に空隙を介して対向し磁気回路を閉成させる磁性
部材、上記空隙に配置され出力軸に固設された導
電板、上記出力軸に軸方向に対して移動可能に支
持された可動板、フレームに固設され上記可動板
と摩擦結合し得る従動板、該従動板に上記可動板
を吸引せしめる電磁力を付与する第2の電磁コイ
ルにより構成され、上記第1の電磁コイルに給電
するリード線を上記ブラケツトから上記電動機内
を通し、上記電動機のハウジングから取り出すこ
とを特徴とする電動機付電磁継手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14881080U JPS6213409Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14881080U JPS6213409Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5772758U JPS5772758U (ja) | 1982-05-04 |
JPS6213409Y2 true JPS6213409Y2 (ja) | 1987-04-07 |
Family
ID=29508228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14881080U Expired JPS6213409Y2 (ja) | 1980-10-17 | 1980-10-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213409Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-17 JP JP14881080U patent/JPS6213409Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5772758U (ja) | 1982-05-04 |
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