JPH0580630A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Publication number
JPH0580630A
JPH0580630A JP4057965A JP5796592A JPH0580630A JP H0580630 A JPH0580630 A JP H0580630A JP 4057965 A JP4057965 A JP 4057965A JP 5796592 A JP5796592 A JP 5796592A JP H0580630 A JPH0580630 A JP H0580630A
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JP
Japan
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color
image forming
toner
image
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4057965A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Fukuchi
真和 福地
Yasushi Akazawa
靖志 赤澤
Masahiko Matsunawa
正彦 松縄
Yuji Niki
祐司 仁木
Shunji Matsuo
俊二 松尾
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多色画像を高画質で、かつ低コストで製造で
きるカラー画像形成装置を提供する。 【構成】 原稿を走査する手段、原稿走査によって光情
報を濃度情報及び色情報を含む電気信号に変換する手
段、前記電気信号をデジタル信号に変換する手段、前記
デジタル信号に含まれる色情報を処理して、原稿の色を
特定の色に分類して表わす色分離信号を発生する色分離
信号発生手段、及び前記色分離信号に基づいて、特定の
色でカラー画像を形成するカラー画像形成手段、からな
るカラー画像形成装置において、前記カラー画像形成手
段が、静電像担持体、静電像形成手段、異なる色のトナ
ーを収容する複数の現像手段及び転写手段を有し、前記
静電像形成手段及び前記複数の現像手段により前記静電
像担持体上に複数のトナー像を形成した後、一回の転写
でカラー画像を記録材に転写することを特徴とするカラ
ー画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー電子写真装置、
特にフルカラー画像をフルカラー画像として再現するの
でなく、特定の色からなる多色画像として再生するカラ
ー画像形成装置に関する。
【0002】
【発明の背景】上記したカラー画像形成装置、即ち、多
色画像形成装置は、原稿の色をそのまま再現する物では
ないが、濃度の他に色で情報を再現出来ることから、従
来のモノクロ複写機に比較して遙に多くの情報を複写再
生することが可能になるという点でニーズが高い。
【0003】しかしながら、この種のカラー複写機はそ
れほど普及していない。その理由としては、モノクロ複
写機と比較して高価であること、コピーの画質が良くな
いこと等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】原稿の像の色を特定の
色に分類して、分類色に対応した色で像を再現する場
合、次のような問題がある。
【0005】原稿の像の色を特定の色に分類して、原稿
の像を特定色部分に色分けして再現すると、再現された
画像においては、異なる色の部分がきっかりとした境を
接して存在するという絵になる。このような絵において
は、各色像間の位置合わせが正確に行なわれないと再現
画像の画質が極端に落ちる。即ち、各色像間に隙間がで
きたり、各色像の縁が重なったりして非常に見づらいも
のとなる。
【0006】従来のカラー電子写真装置は転写紙上で色
トナー像を重ねていた。このようなカラー電子写真装置
ては、各色トナー像間の位置合わせが難しく、上記のよ
うな欠点が避けられなかったか、又は上記の欠点を避け
るために装置が高価になるという欠点があった。
【0007】したがって、本発明の目的は、上記した従
来装置の欠点を改良して、上記した多色画像を高画質で
得ることができるカラー画像形成装置を提供することを
目的とする。本発明の他の目的は安価に製造できるカラ
ー画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、原稿を走査
する手段、原稿走査によって光情報を濃度情報及び色情
報を含む電気信号に変換する手段、前記電気信号をデジ
タル信号に変換する手段、前記デジタル信号に含まれる
色情報を処理して、原稿の色を特定の色に分類して表わ
す色分離信号を発生する色分離信号発生手段、及び前記
色分離信号に基づいて、特定の色でカラー画像を形成す
るカラー画像形成手段、からなるカラー画像形成装置に
おいて、前記カラー画像形成手段が、静電像担持体、静
電像形成手段、異なる色のトナーを収容する複数の現像
手段及び転写手段を有し、前記静電像形成手段及び前記
複数の現像手段により前記静電像担持体上に複数のトナ
ー像を形成した後、一回の転写でカラー画像を記録材に
転写することを特徴とするカラー画像形成装置によって
達成される。
【0009】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
る。
【0010】(実施例1)図1は本発明による画像形成
装置の構成を示したものであって、下記のようにしてカ
ラー画像が形成される。
【0011】図1において、Aは読み取りユニット、B
は書き込みユニット、Cは画像形成部、Dは給紙部であ
る。図2は書き込みユニットBの内部要素の平面配置を
示す平面図であり、図3は本発明の装置に用いられる現
像器の構造を示す断面図である。
【0012】読み取りユニットAにおいて、1はプラテ
ンガラスで、原稿2はこのプラテンガラス1上に置かれ
る。原稿2は、スライドレール3上を移動するキャリッ
ジ4に設けられた蛍光灯5及び6によって照明される。
可動ミラーユニット8にはミラー9及び9′が設けられ
スライドレール3上を移動し、キャリッジ4に設けられ
ている第1ミラー7との組み合わせでプラテンガラス1
上の原稿2の光像をレンズ読み取りユニット20へ導出す
る。
【0013】キャリッジ4及び可動ミラーユニット8は
ステッピングモータ10によりワイヤ15を介して駆動され
るプーリ11,12,13,14によりそれぞれV及び1/2Vの
速度で同方向に駆動される。プラテンガラス1の両端部
裏面側には標準白色板16,17が設けられ、原稿読み取
り走査開始前及び走査終了後に標準白色信号が得られる
ように構成されている。
【0014】レンズ読み取りユニット20はレンズ21、
プリズム22、第1読み取り基板24、レッドチャンネル
(以下R-chという)CCD25、第2読み取り基板26、シ
アンチャンネル(以下C-chという)CCD27から構成さ
れる。
【0015】第1ミラー7、ミラー9、ミラー9′によ
り伝達された原稿光像はレンズ21により集束され、プリ
ズム22内に設けられたダイクロイックミラー23によりR-
ch像とC-ch像とに分離され、第1読み取り基板24上に設
けられたR-ch CCD25及び第2読み取り基板26上に設
けられたC-ch CCD27の受光面のそれぞれ結像され
る。
【0016】前記蛍光灯5,6はカラー原稿の読み取り
に際して光源に基づく特定の色の強調や減衰を防ぐため
市販の温色色系蛍光灯が用いられ、またチラツキ防止の
ため40KHzの高周波電源で点灯され管壁の定温保持ある
いはウォームアップ促進のためポジスタ使用のヒータで
保温されている。
【0017】前記R-ch CCD25及びC-ch CCD27から
出力された画像信号は、後述する信号処理部Eにおいて
信号処理される。信号処理部Eにおいて、後述するトナ
ーの色に応じて色分離された色信号が出力され、書き込
みユニットBに入力される。
【0018】書き込みユニットBは図2に示すように構
成され、半導体レーザ31で発生されたレーザビームは駆
動モータ30により回転されるポリゴンミラー32により回
転走査され、Fθレンズ33を経て反射鏡37により光路を
曲げられて感光体ドラム40の表面上に投射させ輝線39を
形成する。34はビーム走査開始を検出するためのインデ
ックスセンサーで、35,36は倒れ角補正用のシリンドリ
カルレンズである。38a,38b,38cは反射鏡でビーム
走査光路及びビーム検知の光路を形成する。
【0019】走査が開始されるとビームがインデックス
センサ34によって検知され、第1の色信号によるビーム
の変調が開始される。変調されたビームは、帯電器41に
より予め一様に帯電されている感光体ドラム40上を走査
する。レーザビームによる主走査と感光体ドラム40の回
転による副走査によりドラム表面に第1の色に対応する
潜像が形成されていく。この潜像は例えば赤色トナーの
装填された現像器43により現像されて、ドラム表面にト
ナー像が形成される。得られたトナー像は、ドラム面に
保持されたまま、感光体ドラム表面より引き離されてい
るクリーニング装置46の下を通過し次のコピーサイクル
にはいる。感光体ドラム40は帯電器41により再び帯電さ
れる。
【0020】次いで信号処理部Eから出力された第2の
色信号が書き込みユニットBに入力され、前記の第1の
色信号の場合と同様にしてドラム表面への書き込みが行
なわれ潜像形成される。潜像は第2の色、例えば青色の
トナーを装填した現像器44によって現像される。この青
色トナー像はすでに形成されている前記赤色トナー像の
上に重ねて形成される。
【0021】45は黒色トナーを有する現像器で、信号処
理部で発生される制御信号に基づいてドラム表面上に黒
色トナー像を形成する。これら現像器43,44,45のスリ
ーブには交流及び直流のバイアスが印加され、2成分ト
ナーによるジャンピング現像が行なわれ、接地された感
光体ドラム40には非接触で現像が行なわれている。
【0022】図3により現像器34の細部を説明する。43
aはトナー補給器、43bはスポンジローラ、43c及び43
dはトナー撹拌部材、43eはスクレーパ、43fは現像ス
リーブ、43gはマグネット、43hはh−カット板、43j
は抵抗、43kは交流電源、43lは直流電源である。
【0023】トナー補給器43aから供給されたトナーは
スポンジローラ43bと撹拌部材43c,43dの作用により
現像スリーブ43fと現像マグネット43gからなる現像部
へ送り込まれる。現像スリーブ43f上には、カット板43
hによって厚みを一定に規制された、トナーとキャリア
からなる現像剤43mの層が形成され、これによって感光
体ドラム40表面に形成された潜像を現像する。43eは現
像剤を掻き取るスクレーパで、現像後スリーブ43f表面
の現像剤を掻き落とす。尚、矢印aは現像剤の移動方
向、矢印bはマグネットローラの回転方向である。現像
スリーブ43fには抵抗43jを介して交流電源43k及び直
流電源43lが接続され、スリーブ43fと感光体ドラム40
の間に現像バイアスが印加される。感光体の材質、バイ
アス電圧、その他の画像形成条件については後で詳述す
る。
【0024】このようにして現像された第1の色信号に
よるトナー像と第2の色信号によるトナー像、及び黒ト
ナーで現像されたトナー像の重ね合わされた像は、転写
極50により給紙部の給送ベルト62、給送ローラ63により
送られてきた記録紙61上に転写される。トナー像を転写
された転写紙は分離極51により感光体から分離され、さ
らに定着器52へ搬送されて定着されカラーハードコピー
が得られる。
【0025】転写の終了した感光体ドラム40にはクリー
ニング装置46が接触しブレード47によりクリーニングを
行ない不要トナーをドラム表面から除去する。
【0026】クリーニング装置のローラ49は、クリーニ
ング終了後ブレード47が次の露光と現像に備えてドラム
表面から離れるとき、ドラム表面とブレードの間に取り
残される少量のトナーを除去するためのものであり、ド
ラムと逆方向に回転しながらドラム表面との接触部を摺
擦し残留トナーを回収する。
【0027】次に図4から図8までを用いて読み取った
信号を処理する部分について説明する。
【0028】図4は図1における読み取りユニットAの
細部を示す部分断面図である。レンズ21に入射した原稿
像はダイクロイックプリズム22のダイクロイックミラー
面23によりレッドとシアンに分離され、第1読み取り基
板24上のR-ch CCD25及び第2読み取り基板26上のC-c
h CCD27にそれぞれ入射される。
【0029】ここで色分解に用いられるダイクロイック
プリズムの分光反射特性は図5に示す通りのものであ
る。図中縦軸は透過率(%)、横軸は波長(nm)を示
す。赤色成分は透過を、シアン成分は反射をそれぞれ利
用する。図の例は波長600nm近傍の透過率が約50%のも
のを示している。
【0030】図6から図8を用いて本発明における色分
離情報信号から色信号発生を行なう原理を説明する。
【0031】ダイクロイックプリズム22で赤色成分とシ
アン成分に分解された原稿2の反射光像はR-ch CCD2
5、C-ch CCD27にそれぞれ入射され電気信号に変換さ
れる。両CCDから出力される電気信号は増幅器Amp-R,
Amp-Cにより増幅それた後アナログ−ディジタル変換器A
/D-r,A/D-cディジタル信号に変換され、これを基準色
(白色)の出力値により正規化され赤色成分出力信号V
r、シアン成分出力信号Vcとして取り出される。この
出力信号Vr,Vcから次の色分離信号発生部において
和信号(Vr+Vc)と、シアン成分Vcを(Vr+V
c)で除算した色領域指定信号Vc/(Vr+Vc)が発生され一
時的にストアされる。上記和信号及び色領域指定信号は
リードオンリーメモリー(以下ROMという)を用いた
色濃度信号発生部において色及び濃度に対応する信号中
に発生される。
【0032】本発明による色差信号と輝度信号の関係は
図7に示される。輝度信号情報として(Vr+Vc)を
グラフの縦軸に、色差信号情報としてVc/(Vr+Vc)をグラ
フの横軸にとり、座標軸として表現するとき色と濃度に
より入力信号の対応の位置が決定される。輝度情報信号
と色差信号情報とは次の性質を持つ。
【0033】輝度情報信号(Vr+Vc):Vr,Vc(0≦Vr,Vc≦1.
0)の和で黒レベル=0、白レベル=2.0に対応し、総て
の色は0〜2.0に存在する。
【0034】色差信号情報(Vr/(Vr+Vc),Vc/(Vr+Vc)):
無彩色であれば全体(Vr+Vc)内に含まれるVr,
Vc成分は一定である。すなわち、 Vr/(Vr+Vc)≒Vc/(Vr+Vc)≒0.5 これに対し有彩色であるとVr/(Vr+Vc)又はVc/(Vr+Vc)は
0.5より大きいか小さいかの偏りを生じ原稿の色相及び
彩度を現す一つの尺度となる。すなわち、 レッド系色 0.5<Vr/(Vr+Vc)≦1.0 0≦Vc/(Vr+Vc)<0.5 シアン系色 0≦Vr/(Vr+Vc)<0.5 0.5<Vc/(Vr+Vc)≦1.0 と表現される。
【0035】図7に示すように、これを座標系として表
現することにより無彩色と有彩色(レッド系、シアン
系)とを正確に分離することができる。
【0036】上記分離方により色域区分を行なった例が
図中に示されている。
【0037】 Vc/(Vr+Vc)=0.5 近傍は無彩色 Vc/(Vr+Vc)<0.5 はレッド系 Vc/(Vr+Vc)>0.5 はシアン系 である。
【0038】また縦軸の(Vr+Vc)は反射濃度に対
応するので、これ出力値に対応させることができる。
【0039】色差信号−輝度信号発生装置において色、
濃度信号を発生させるには、ROMを利用して(Vr+
Vc)とVc/(Vr+Vc)でアドレスを指定し、その組み合わ
せに対応する出力を発生せしめる。図8は無彩色、有彩
色(レッド系色、シアン系色)のそれぞれに対応し、濃
度信号出力が0か1かの2値を得る場合のROMテーブ
ルを示している。
【0040】図6の濃度信号発生部におけるレッドテー
ブル、シアンテーブル、ブラックテーブルは図8
(a),(b),(c)に示したテーブルに相当する。
【0041】図6において分離信号発生部で生じた色差
信号Vc/(Vr+Vc)、輝度信号(Vr+Vc)の出力は同時
にレッドテーブル、ブラックテーブル、シアンテーブル
に印加されて無彩色、レッド系色、シアン系色のいずれ
かに該当する色信号出力が発生される。
【0042】図8(b)及び図8(c)においてROM
テーブルの両域にまたがって出力が存在するのは色域分
離が各色域が重なりあったものも表現するためで、例え
ば紫(赤紫〜青紫)のようなレッドとシアンの中間の色
はその色調に合せてレッドとシアンの混色で表現しよう
とするものである。また茶を現すときはブラットとレッ
ドを用いて表現する。
【0043】図6の場合色信号は輝度信号を兼ねて出力
される。CCDにより読み取られた原稿像は各画素ごと
に色信号と輝度信号が発生される。
【0044】色指定手段カラーセレクトは、図示されて
いない複写機本体の制御ユニットから発生される信号及
び図示されていない複写機操作パネルのスイッチから発
生される指定信号により決定されるブルー、ブラック、
レッド指定信号(B.B.R信号と略称する)よりセレ
クト信号を発生し、これによりレッドバッファ、シアン
バッファ、ブラックバッファを指定選択し、例えばレッ
ド系信号に対応するブルー現像器が動作しているときは
シアンバッファ及びブラックバッファの信号を禁止して
書き込みユニットBへ出力信号を送り、レーザーダイオ
ードを発光させ読み取られた原稿のレッド成分の像を再
現する。色指定信号として入力されるB.B.R信号に
より動作中の各色現像機に対応させて色別に書き込み露
光を行なう。
【0045】図9(a),(b)及び図10は本発明の実
施例における色分離記録信号発生部を示す説明図であ
る。
【0046】この色分離記録信号発生部は、色を重ねて
記録しないよう構成されているため、例えば紫とか茶は
表現できない制約があるが、ROMテーブルをレッドと
シアンの2枚に別けて持つ必要がなく1枚の有彩色テー
ブル(シアン、レッドテーブル)としてまとめることが
できるものである。
【0047】また、図9(a)によれば得られる記録プ
リントの濃度が各色ごとに、色なし、色付き淡い、色付
き標準、色付き濃いの4段階を指定することができるも
のである。この場合色差信号Vc/(Vr+Vc)と輝度情報信号
(Vr+Vc)とでアクセスされるレッドテーブル、シ
アンテーブル、ブラックテーブルには0か1かの1ビッ
ト信号ではなく、前記濃度の4段階に対応して2ビット
の濃淡出力値が書き込まれている。従ってバッファ1、
バッファ2、バッファ3にはそれぞれ2ビット用のバッ
ファが用いられる。この図9(a)の構成を用いると、
着色部のある原稿のうちアンダーランイに用いられるマ
ーカーペンで着色された箇所を着色プリントしたり消去
してプリントしたりすることが可能となる。蛍光マーカ
ーペンの色差−輝度情報は図9(b)においてL1−L2
間、L′1−L′2間のゾーンに位置し、通常のモノクロ
ームの複写機では、複写時に消失するものである。
【0048】本実施例においては、白色と決定するとき
のしきい値をL1からL2(L′1からL′2)へ変更する
ことにより蛍光マーカーを消去したり、L2からL
1(L′2からL′1)へ変更することにより蛍光マーカ
ーを着色記録したりすることができる。これは図9
(a)においてバッファ1〜バッファ3から出力される
4種の信号と濃度規定信号として与えられるしきい値
(閾値)7を比較器で比較し、得られた出力信号によっ
て色別の記録を行なう。
【0049】尚、図9(a)の回路は図10のように構成
することも可能である。図において有色彩テーブル即ち
レッドテーブル、シアンテーブルは複数枚のROMテー
ブルを有し、それぞれ目的に応じて出力レベルを異なら
せてある。濃度セレクト切り替え器は図示されていない
複写機本体の操作部押しボタンによって設定されるもの
で、「濃い」「普通」「淡い」「色除去」の段階が指定
される。この段階が指定されると各ROMテーブルが目
的に合致したしきい値レベルを有するテーブルが説選択
されて特定の淡い色の強調、削除が行なわれる。
【0050】上記本実施例の画像形成装置における画像
形成条件は次の通りであった。
【0051】画像形成条件(1) 像形成体 感光層 OPC ドラム径 140mm 線速度 58mm/sec 表面電位 帯電電位(現像時の非画像部の電位) −650V 露光部電位 −10V 像露光条件 光源 半導体レーザー 波長 780±20nm 記録密度 16dots/mm 現像装置 スリーブ 非磁性ステンレス製、18mmφ 線速度20mm/secで回転 マグネット 8極、600rpmで回転 磁束密度 700ガウス(スリーブ表面) 現像剤 キャリア 磁性粉樹脂分散系、 平均粒径(重量基準)20μm 比抵抗 1014Ωcm以上 磁化 約50emu/g(σ1000) σ1000:1000ガウスの磁束密度中での磁化 トナー レッド(R) 平均粒径(重量基準)11μm 平均帯電量 10μc/g (トナー濃度15wt%) ブルー(B) 平均粒径(重量基準)11μm 平均帯電量 11μc/g (トナー濃度15wt%) 黒(K) 平均粒径(重量基準)11μm 平均帯電量 12μc/g (トナー濃度15wt%) 現像条件 感光体・スリーブ間 1.0mm 現像剤層厚 0.2〜0.8mm(静時) (非磁性ブレードで規制) (以上共通) 現像バイアス A(R) DC−500V AC 1.0KV (実行値) 2K
Hz B(B) DC−500V AC 1.0KV (実行値) 2K
Hz C(K) DC−500V AC 0.8KV (実行値) 2K
Hz 現像順 R→B→K その他のプロセス方式 転写 コロナ転写 定着 熱ローラーで加圧 クリーニング ブレードとクリーニングローラー 本発明に用いられる感光体:例えばセレン系、有機化合
物系、アモルファスシリコン系、酸化チタン系、酸化亜
鉛系等がある。しかし、種々の性能を有する多種類の化
合物があり、選択の幅が極めて広いという意味で有機化
合物が優れている。
【0052】有機化合物系では、電荷発生物質と電荷輸
送物質を組み合せて感光体を形成する場合が多いので、
その各々について記すと下記の通りとなる。
【0053】〈電荷発生物質〉 アゾ系、例えば特開昭55-84943号、特開昭55-117151号 ペリレン系、例えば特開昭55-36849号 アンスラキノン系、例えば特開昭49-48334号 多環キノン系、例えばUSP.3,992,205 インジゴイド系、例えば特開昭47-30331号 フタロシアニン系、例えば特開昭55-59468号 キナクリドン系、例えば特開昭47-30332号 シアニン系、例えば特開昭53-41230号、特開昭54-35734
号 〈電荷輸送物質〉 アリールアルカン系、例えば特開昭50-4153号、特開昭5
4-60927号 ピラゾリン系、例えば特開昭52-72231号 オキサジアゾール系、例えば特開昭50-81151号 ヒドラゾン系、例えば特開昭54-81847号、特開昭55-745
47号 スチリル系、例えば特開昭55-35319号、特開昭55-64243
号 シアニン色系ベース、例えば特開昭55-59468号 トリフェニルアミン系、例えばUSP.3,658,520 フェニレンジアミン系、例えば特開昭54-83435号 ビフェニルアミン系、例えば特公昭39-11546号、特開昭
55-79450号 カルバゾール系、例えばUSP.4,209,327 望ましい有機化合物系感光性物質との組み合わせ:半導
体レーザー光に感度を有するものであって赤色〜赤外に
十分な感色性を有している必要がある。具体的には例え
ば特開昭59-218447号に示されるがごときアゾ系顔料ま
たは特開昭59-219752号、特開昭59-214034号、特開昭59
-155851号、特開昭59-155847号、特開昭55-59468号、特
開昭54-147839号に示されているごとき、フタロシアニ
ン系化合物又は錯体を電荷発生物質とする。
【0054】又、電荷輸送物質としては、例えば特開昭
61-14642号に示されるがごときトリアリールアミン誘導
体を用いるがよい。
【0055】実際の感光体の作成:例えば特開昭52-135
736号、特開昭53-44028号、特開昭53-76036号、特開昭5
3-58240号等の層構成又は製造上の技術を用いるとよ
い。
【0056】本発明において用いられる現像剤:一方、
このような装置に使用される現像剤としては、トナーと
キャリアから構成される二成分現像剤と、トナーからな
る一成分現像剤とがある。二成分現像剤はキャリアに対
するトナーの量の制御を必要とするが、トナー粒子の摩
擦帯電制御が容易に行なえるという長所がある。又、特
に磁性キャリアと非磁性トナーで構成される二成分現像
剤では、黒色の磁性体をトナー粒子に大量に含有させる
必要がないため、磁性体による色濁りのないカラートナ
ーを使用することができ、鮮明なカラー画像を形成でき
るなどの利点がある。
【0057】本発明で用いられる二成分現像剤はキャリ
アとして磁性キャリアと、トナーとして非磁性トナーと
から以下のように構成されることが特に好ましい。
【0058】キャリア:磁性材料をそのまま用いる場
合、樹脂等を表面にコーティングして用いる場合、微粉
末として樹脂と混ぜる場合等があるが、磁性材料として
は、磁場によってその方向に極めて強く磁化する物質、
例えば、鉄、コバルト、ニッケル等の金属、フェライ
ト、マグネタイト、ヘマタイト等を初めとする鉄、コバ
ルト、ニッケル等の強磁性を示す元素を含む合金あるい
は化合物、又は強磁性体を含まないが適当に熱処理する
ことによって強磁性を示すようになる合金、例えばマン
ガン−銅−アルミニウムあるいはマンガン−銅−錫など
などのマンガンと銅とを含むホイスラー合金又は二酸化
クロムなど例示することができる。粒径はそのまま用い
る場合においては5μm〜200μm程度、その表面に樹
脂等をコーティングする場合もほぼ同程度である。しか
し、微粉末とする場合は平均粒径0.05〜3μm程度のも
のが望ましい。
【0059】基本的にキャリア構成材料としては後で述
べるトナー構成材料として挙げたものが用いられる。繊
細な点や線をあるいは階調性を上げるためのキャリア粒
子は磁性体粒子と樹脂とからなる粒子、例えば磁性粉と
樹脂との樹脂分散系や樹脂コーティングされた磁性粒子
であって、更に好ましくは球形化されている。重量平均
粒径が好ましくは80μm以下、特に好ましくは40μm以
下5μm以上の粒子が好適である。また、バイアス電圧
によって電荷がキャリアに注入されて像形成面にキャリ
アが付着したり、バイアス電圧が漏れて潜像を形成する
電荷を消失させたりすることを防止するために、キャリ
アの抵抗率は108Ωcm以上、好ましくは1013Ωcm以上の
絶縁性のもの、更に好ましくは1014Ωcm以上のものがよ
い。
【0060】なお、トナーやキャリアの固有抵抗は、粒
子を0.5cm2の断面積を有する容器に入れてタッピングし
たのち、詰められた粒子上に1kg/cm3の荷重をかけ、荷
重と底面電極との間に102〜105V/cmの電界が生じる電
圧を印加し、そのときの流れる電流値を読み取り、所定
の計算を行なうことによって求められる。このときキャ
リア粒子の厚さは1mm程度とされる。このような微粒子
化されたキャリアは、トナーについて述べた磁性体と熱
可塑性樹脂を用いて磁性体の表面を樹脂で被覆するか、
あるいは磁性体微粒子を分散含有させた樹脂で粒子を作
るかして得られた粒子を良く混合させ、現像剤の流動性
を向上させるとともにトナーの電荷制御性を向上させて
トナー粒子同士やトナー粒子とキャリアの凝集を起こり
にくくするために、キャリアを球形化することが望まし
い。このような球形の磁性キャリア粒子は、樹脂被覆キ
ャリア粒子では、磁性体粒子に出来るだけ球形のものを
選んでそれに樹脂の被覆処理を施すこと、磁性体微粒子
分散系のキャリアでは、できるだけ磁性体の微粒子を用
いて、分散樹脂粒子形成後に熱風や熱水による球形化処
理を施すこと、あるいはスプレードライ法によって直接
球形の分散樹脂粒子を形成すること等によって製造され
る。
【0061】トナー:本発明に於いて使用するトナーは
公知の方法を適用して製造される。即ち、例えば、バイ
ンダー樹脂、流動性向上剤、及びその他必要に応じて追
加される物質などをボールミルなど用いて予備混合した
のち均一に分散させ、次いで加熱ロールを用いて練肉
し、その後冷却して粉砕し、必要に応じて分級する。
【0062】また、トナー製造法として造粒重合法を用
いることもできる。小粒径例えば、トナー粒径1〜10μ
mのトナーを造粒重合法でつくると、球状のトナーがで
き、本発明に適用できる。
【0063】本発明におけるバインター樹脂としては、
種々の熱可塑性を有する樹脂を用いることができ、スチ
レン樹脂、スチレン−アクリル樹脂、スチレン−ブタジ
エン樹脂、アクリル樹脂、などの付加重合型樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂など
の縮合重合型樹脂、更にエポキシ樹脂などを例示するこ
とができる。
【0064】これら樹脂のうち付加重合型樹脂を形成す
るための単量体としては、スチレンo-メチルスチレン、
m-メチルスチレン、p-メチルスチレン、3,4-ジクロルス
チレンなどのスチレン類;エチレン、プロピレン、ブチ
レン、イソブチレンなどのエチレン系不飽和モノオレフ
ィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、弗
化ビニルなどのハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル酪酸ビニルなどのビ
ニルエステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸n-ブチル、アクリル酸イソブチル、アク
リル酸プロピル、アクリル酸n-オクチル、アクリル酸ド
デシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2-エチルヘキ
シル、メタアクリル酸n-オクチル、メタアクリル酸ドデ
シル、メタアクリル酸ラウリル、メタアクリル酸2-エチ
ルヘキシル、メタアクリル酸ステアリル、メタアクリル
酸フェニル、メタアクリル酸ジメチルアミノエチル、メ
タアクリル酸ジエチルアミノエチルなどのα-メチレン
脂肪族モノカルボン酸エステル;アクリロニトリル、メ
タアクリロニトリル、アクリルアミドなどのアクリル酸
若しくはメタアクリル酸誘導体;ビニルメチルエーテ
ル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル
などのビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニル
ヘキシルケトン、メチルイソプロペニルケトンなどのビ
ニルケトン類;N-ビニルピロール、N-ビニルカルバゾー
ル、N-ビニルインドール、N-ビニルピロリドンなどのN-
ビニル化合物類;ビニルナフタリン類等のモノオレフィ
ン系単量体;プロパジエン、ブタジエン、イソブレン、
クロロブレン、ペンタジエン、ヘキサジエンなどのジオ
レフィン系単量体を例示することができる。これらの単
量体は単独であるいは2種類以上のものを組み合せて用
いることができる。
【0065】また、縮合型樹脂を形成するための単量体
としては、エチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,3-プロピレングリコール等を例示することができ
る。
【0066】望ましい現像剤:本発明に於いては、キャ
リア粒径は平均粒径5〜80μm程度のものを用いるのが
好ましく、5〜40μmのものが最も望ましい。又、トナ
ー粒径1〜20μm程度の平均粒径が良く、3〜15μm
のものが最も望ましい。これらの現像剤を例示するもの
として例えば、特開昭53-8360号、特開昭61-9660号、特
開昭60-252366号、特開昭61-15156号、特開昭61-6660
号、特開昭61-9659号、特開昭61-9662号、特開昭61-966
3号等がある。
【0067】トナー: (1)熱可塑性樹脂:結着剤 80〜90wt% 例:ポリスチレン、スチレンアクリル重合体、ポリエス
テル、ポリビニルブチラール、エポキシ樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリエチレン、エチレン酢ビ共重合体などある
いは上記の混合物 (2)顔料:着色剤 0〜15wt% 例:黒:カーボンブラック シアン:銅フタロシアニン、スルホンアミド誘電染料 イエロー:ベンジン誘導体 マゼンタ:ローダミンBレーキ、カーミン6Bなど (3)荷電制御剤 0〜5wt% プラストナー :ニグロシン系の電子供与性染料、その
他アルコキシル化アミン、アルキルアミドキレート、顔
料、4級アンモニウム塩など。
【0068】マイナストナー:電子受容性の有機錯体、
塩素化パラフィン、塩素化ポリエステル、酸基過剰のポ
リエステル、塩素化銅フタロシアニンなど。
【0069】(4)流動化剤 例:コロイダルシリカ、疎水性シリカ、シリコンワニ
ス、金属石ケン、非イオン界面活性剤など。
【0070】(5)クリーニング剤(感光体におけるト
ナーのフイルミングを防止する。) 例:脂肪酸金属塩、表面に有機基を持つ酸化珪素酸、弗
素系界面活性剤など。
【0071】(6)充填剤(画像の表面光沢の改良、原
材料の低減を目的とする。) 例:炭酸カルシウム、クレー、タルク、顔料など。
【0072】これらの材料の他に、かぶりやトナー飛散
を防ぐため磁性体を含有させてもよい。
【0073】磁性粉としては、0.1〜1μmの四三酸化
鉄、γ-酸化第二鉄、2二酸化クロム、ニッケルフェラ
イト、鉄合金粉末などが使用され、トナーに対して5〜
70wt%含有される。
【0074】磁性粉の種類や量によってトナーの抵抗は
かなり変化するが、108Ωcm、好ましくは1012Ωcm以上
の充分な抵抗を得るためには、磁性体量を55wt%以下に
することが好ましい。また、カラートナーとして鮮明な
色を保つためには、磁性体量を30wt%以下にすることが
望ましく、5%以下にすることが特に望ましい。
【0075】約20kg/cm程度の力で塑性変形して紙に接
着する圧力定着用トナーに適する樹脂としては、ワック
ス、ポリオレフィン類、エチレン酢酸ビニル共重合体、
ポリウレタン、ゴムなどの粘着性樹脂などが選ばれる。
カプセルトナーも用いることができる。
【0076】以上の材料を用いて、従来公知の製造方法
によりトナーを作ることが出来る。
【0077】本発明の構成において、更に好ましい画像
を得るためにこれらのトナー粒径(重量平均粒径)50μ
m程度以下であることが望ましい。本発明ではトナー粒
径に対して原理的な制限はないが、解像力、トナー飛散
や搬送の関係から通常1〜30μm程度が好ましく用いら
れるが3〜15μmのものが特に好ましい。なお、重量平
均粒径はコールタ社製のコールターカウンターで測定さ
れた価である。
【0078】また、トナーの製造法としては以上に述べ
たものの他、造粒重合法を用いることもできる。特に小
粒径トナー(10μm以下特に1〜5μm)のものは粉砕
法による製造も充分可能であるが、造粒重合法のものが
より好ましいと思われる。
【0079】(実施例2)図12(a)は本発明の第2の
多色画像形成装置の構成を示し、本装置では下記のよう
にして多色像が形成される。
【0080】原稿台上に置かれた原稿218は、X方向に
移動する照明光源213からの光を受け、その反射光はミ
ラー214、レンズ215、及び色分解フィルター216を介し
てCCD撮像素子217に結像される。CCD撮像素子217
では光情報を時系列の電気信号に変え画像データ処理部
TRへ送る(以上像読み取り部LE)。
【0081】画像データ処理部TRでは予めプログラミ
ングした手続きにより記録画像データを形成する。画像
データ処理部TRとしては図13に示す構成のものを使用
している。レーザー光学系210では記録画像データに基
づいてレーザー光が発せられる。
【0082】一方、像形成体201はスコロトロン帯電極2
02により表面が均一に帯電される。続いて同図(b)に
示すレーザー光学系210からの像露光Lが像形成体201上
に照射され静電潜像が形成される。この静電潜像イエロ
ートナーが収納されている現像装置Aによって現像され
る。トナー像を形成された像形成体201は再びスコロト
ロン帯電極202により均一に帯電され像露光Lを受け
る。形成された静電潜像はマゼンタトナーが収納されて
いる現像装置Bにより現像される。この結果、像形成体
上にイエロートナーとマゼンタトナーによる2色トナー
像が形成される。以下同様にしてシアントナー、黒トナ
ーが重ねて現像され、像形成体201上に4色トナー像が
形成される。4色トナー像は転写前帯電極209により電
荷を与えられて転写極204で記録紙Pに転写される。記
録紙Pは分離極205により像形成体201から分離され、定
着器206で定着される。一方、像形成体201は除電極207
とクリーニング装置208によって清掃される。
【0083】クリーニング装置208はクリーニングブレ
ード281とファーブラシ282とを有する。これらは像形成
中は像形成体201とは非接触に保たれていて、像形成体2
01に多色像が形成されると像形成体201と接触し転写残
トナーを掻き取る。その後クリーニングブレード281が
像形成体201から離れ、少し遅れてファーブラシ282が像
形成体201から離れる。
【0084】ファーブラシ282はクリーニングブレード2
81が像形成体201から離れる際像形成体201上に残るトナ
ーを除去する働きをする。
【0085】この多色像形成装置では、像形成体201が
一回転する度に一色ずつ現像されるが、各像露光は像形
成体201の同じ位置から開始する必要がある。
【0086】また、像形成中は使用されない、現像装
置、帯電極202以外の各電極、給紙、紙搬送、クリーニ
ング装置208はいずれも像形成体201に対し作用しない。
【0087】露光に用いられるレーザー光学系210を図1
2(b)に示す。図中212は半導体レーザー発振器、235
は回転多面鏡、236はfθレンズである。
【0088】図12(a)の多色画像形成装置には4種類
の現像装置が用いられるが、これらは同一又は類似の構
造のものでよく、代表的に第1現像装置Aの断面図を図
14に示した。現像剤DeはN,S各6個の極数を有する
磁気ローラー241が矢印F方向、スリーブ242が矢印G方
向回転することにより矢印G方向に搬送される。現像剤
Deは搬送途中で穂立ち規制ブレード243によりその厚
さが規制され、現像剤層が形成される。現像剤溜り244
内には現像剤Deの撹拌が充分に行なわれるよう撹拌ス
クリュー245が設けられており、現像剤溜り244内の現像
剤Deが消費されたときにはトナー供給ローラ246が回
転することにより、トナーホッパー247のからトナーT
が補給される。
【0089】スリーブ242と像形成体201の間隙はスリー
ブ上の現像剤層が像形成体と接触しないように保持さ
れ、この間には、反転現像を行なうためスリーブには現
像バイアスを印加するため直流電源248と交流電源249が
直列に接続されている。Rは保護抵抗である。
【0090】本実施例に用いられる現像剤、感光体は実
施例1と同じであり、画像形成条件は次に示す通りであ
る。
【0091】画像形成条件(2) 像形成体 感光層 a−Se系 ドラム径 160mm 線速度 200mm/sec 表面電位 帯電電位(現像時の未露光部の電位) 800V 露光部電位 0V 露光条件 光源 半導体レーザー 波長 780±20nm 記録密度 16dots/mm 現像装置 スリーブ 非磁性ステンレス製、20mmφ 線速度 200nm/secで回転 マグネット 12極、500rpmで回転 磁束密度 800ガウス(スリーブ表面) 現像剤 キャリア 磁性粉樹脂分散系 平均粒径(重量基準)20μm 比抵抗 1014Ωcm以上 磁化 約50emu/g(σ1000) σ1000:1000ガウスの磁束密度中での磁化 トナー イエロー(Y) 平均粒径(重量基準)9μm 平均帯電量8μc/g (トナー濃度15wt%) マゼンタ(M) 平均粒径(重量基準)9μm 平均帯電量9μc/g (トナー濃度15wt%) シアン(C) 平均粒径(重量基準)9μm 平均帯電量9μc/g (トナー濃度15wt%) 黒(K) 平均粒径(重量基準)9μm 平均帯電量10μc/g (トナー濃度15wt%) 現像条件 感光体−スリーブ間 1.0mm 現像剤層厚 0.2〜0.6mm(静
時) (非磁性ブレードで規制) (以上共通) 現像剤バイアス A(Y) DC 600V AC 1.2KV (実効値)2KHz B(M) DC 600V AC 1.2KV (実効値)2KHz C(C) DC 600V AC 1.0KV (実効値)2KHz D(K) DC 600V AC 0.8KV (実効値)2KHz 現像順 Y→M→C→K その他のプロセス方式 転写 コロナ転写 定着 熱ローラで加熱 クリーニング ブレードとファーブラシ 次に現像方法について説明する。
【0092】本発明の現像方法は特に制限されるもので
はないが、少なくとも2回目以降の現像は形成されたト
ナー像の損傷を避けるため、スリーブ上の現像剤層が像
形成体面を摺擦しない非接触現像方式を用いることが望
ましい。この非接触方式は現像域に交番電場を形成し、
像形成体と現像剤層を摺擦せずに現像を行なうものであ
る。これを以下に詳述する。
【0093】前述のような交番電場を用いた繰り返し現
像では、既にトナー像が形成されている像形成体に何回
か現像を繰り返すことが可能となるが、適正な現像条件
を設定しないと後段の現像時に前段に像形成体上に形成
したトナー像を乱したり、既に像形成体上に付着してい
るトナーが前段の現像剤と異なる色の現像剤を収納して
いる後段の現像装置に侵入するといった問題点がある。
これを防止するには、基本的にはスリーブ上の現像剤層
を像形成体に摺擦もしくは接触させないで操作すること
である。このためには、両者間に電位差が存在しないと
きの像形成体とスリーブとの間隙はスリーブ上の現像域
での現像剤層の厚さより大きく保持しておく。上述の問
題点をより完全に回避し更に各トナー像を充分な画像濃
度で形成するためには、望ましい現像条件が存在するこ
とが本発明者の実験により明らかになった。この条件は
現像領域における像形成体と現像剤搬送体との間隙d
(mm)(以下、単に間隙dという場合がある)、交番電
場を発生させる現像バイアスの交流成分の振幅Vac及び
周波数f(Hz)の値を単独で定めても優れた画像を得る
ことは難しく、これらパラメータは相互に密接に関連し
ている。
【0094】以下その経過を説明する。
【0095】実験は、図12(a)に示す多色像形成装置
を用いて行ない、現像装置A及びBで2色トナー像を形
成する際、現像装置Bの現像バイアスの交流成分の電圧
や周波数等のパラメータの影響を調べた。
【0096】始めに現像装置Bに収納した現像剤Deは
一成分磁性現像剤であり、熱可塑性樹脂7.0wt%、顔料
(カーボンブラック)10wt%、磁性体20wt%、荷電制御
剤を混練粉砕し、平均粒径を15μmとし、さらにシリカ
等の流動化剤を加えたものを用いた。帯電量は電荷制御
剤で制御する。
【0097】上記の条件を変えながら実験を行なったと
ころ、交流電界強度の振幅Eac(後述のバイアス電圧V
acをdで除算したもの)と周波数の関係について整理で
き、図15に示すような結果を得た。
【0098】図15においてIで示した領域は現像ムラが
起こり易い領域、IIで示した領域は交流成分の効果が現
れない領域、IIIで示した領域は既に形成さているトナ
ー像の破壊が起こり易い領域、IV,Vは交流成分の効果
が現れ、充分な現像濃度が得られかつ既に形成されてい
るトナー像の破壊が起こらない領域で、Vはそのうち特
に好ましい領域である。
【0099】以上の実験結果に基づき、本発明は各現像
工程で現像バイアスの交流成分の振幅をVac(V)、周
波数をf(Hz)、像形成体201とスリーブ207の間の間隙
をd(mm)とするとき 0.2≦Vac/(d・f)≦1.6 を充たす条件により現像を行なえば、既に像形成体201
上に形成されたトナー像を乱す事なく、後の現像を適切
な濃度で行うことができるとの結論を得た。充分な画像
濃度が得られ、かつ前段までに形成したトナー像を乱さ
ないためには、 0.4≦Vac/(d・f)≦1.2 の条件を充たすことがより望ましい。さらにその領域の
中でも、画像濃度が飽和するよりやや低電界にあたる領
域、 0.6≦Vac/(d・f)≦1.0 を充たすことが更に望ましい。
【0100】また、交流成分による現像ムラを防止する
ため、交流成分の周波数fは200Hz以上とし、現像剤を
像形成体201に供給する手段として回転する磁気ローラ
を用いる場合には、交流成分と磁気ローラの回転による
うなりの影響を無くすため交流成分の周波数は500Hz以
上にすることが更に望ましい。
【0101】次に、二成分現像剤を用いて上記と同様に
図12(a)に示す多色像形成装置で実験を行った。現像
装置Bに収納されている現像剤Deは磁性キャリアと非
磁性トナーからなる二成分現像剤で、キャリアは平均粒
径20μm、酸化30emu/g、抵抗率1014Ωcmの物性を示す
ように微細酸化鉄を樹脂中に分散して作成されたキャリ
ヤアある。トナーは熱可塑性樹脂90wt%、顔料(カーボ
ンブラック)10wt%に荷電制御剤を少量添加し混練粉砕
し、平均粒径10μmとしたものを用いた。該キャリヤ80
wt%に対し該トナー20wt%の割合で混合し現像剤Deと
した。この場合トナーはキャリヤとの摩擦により負に帯
電する。なお、現像装置Aにはイエロー用二成分現像剤
が収納されている。
【0102】前記の場合と同様、条件を変えて実験を行
ったところ、交流電界強度の振幅Vacと周波数fの関係
について整理でき、図16に示すような結果を得た。
【0103】図16において、Iで示した領域は現像ムラ
の起こり易い領域、二で示した領域は交流成分の効果が
現れない領域、IIIで示した領域は既に形成されている
トナー像の破壊か起こり易い領域、IV,Vは交流成分の
効果が現れ充分な現像濃度が得られかつ既に形成されて
いるトナー像の破壊が起こらない領域で、Vは特に好ま
しい領域である。
【0104】以上の実験結果に基づき、本発明者は各現
像工程で、現像バイアスの交流成分の振幅をVac、周波
数をf(Hz)、像形成体201とスリーブ207の間隙をd
(mm)とするとき、 0.2 ≦Vac/(d・f){(Vac・d)-1500}/f≦1.0 を充たす条件により現像を行なえば、既に像形成体201
上に形成されたトナー像を乱すことなく後の現像を適切
な濃度で行なうことができるとの結論を得た。充分な画
像濃度が得られ、かつ前段までに形成したトナー像を乱
さないためには、 0.5 ≦Vac/(d・f){(Vac・d)-1500}/f≦1.0 を充たすことがより好ましい。更にこの中でも特に 0.5 ≦Vac/(d・f){(Vac・d)-1500}/f≦0.8 を充たすと、より鮮明で色濁りのない多色画像が得ら
れ、多数回動作させても現像装置への異色のトナーの混
入を防ぐことができる。
【0105】また、交流成分による現像ムラを防止する
ため、一成分現像剤を用いた場合と同様に交流成分の周
波数は200Hz以上とし、現像剤を像形成体201に供給する
手段として回動する磁気ローラを用いる場合には、交流
成分と磁気ローラの回転により生じるうなりの影響をな
くすため交流成分の周波数は500Hz以上するのがよいこ
とが実験の結果明らかになった。
【0106】本発明に基づく画像形成プロセスは前記に
例示した通りであるが、像形成体201に形成されたトナ
ー像を破壊することなく、後のトナー像を一定の濃度で
順次像形成体上に現像するには、現像を繰り返すに従っ
て、 順次帯電量の大きいトナーを使用する 現像バイアスの交流成分の電界強度の振幅を順次小さ
くする 現像バイアスの交流成分の周波数を順次高くする という方法をそれぞれ単独、又は任意に組み合わせて採
用することが好ましい。
【0107】即ち、帯電量の大きなトナー粒子程電界の
影響を受け易い。従って、初期の現像で帯電量の大きな
トナー粒子が像形成体201に付着すると後段の現像の際
このトナー粒子がスリーブに戻る場合がある。前記の
は帯電量の小さいトナー粒子を初期の現像に使用するこ
とにより、後段の現像の際に前段で使用したトナー粒子
がスリーブに戻るのを防ぐものである。は現像が繰り
返されるに従って(即ち後段の現像になるほど)順次電
界強度を小さくすることにより、像形成体に既に付着し
ているトナー粒子の戻りを防ぐ方法である。電界強度を
小さくする具体的な方法としては、交流成分の電圧を順
次低くする方法と、像形成体201とスリーブ207との間隙
dを後段の現像になるほど広くしてゆく方法がある。ま
た、は現像が繰り返されるに従って順次交流成分の周
波数を高くすることにより像形成体201に既に付着して
いるトナー粒子の戻りを防ぐ方法である。
【0108】これらの方法は単独で用いても効果
があるが、例えば現像を繰り返すにつれてトナー帯電量
を順次大きくするとともに交流バイアスを順次小さくす
る、などのように組み合せて用いると更に効果がある。
また上記の三方式を採用する場合は、直流バイアスをそ
れぞれ調整することにより、適切な画像濃度あるいは色
バランスを保持することができる。
【0109】(実施例3)本発明の第3の実施例につい
て説明する。
【0110】この実施例は実施例1の読み取り信号処理
部Eのみを図11の信号処理部に変更したものである。
【0111】本実施例の信号処理部Eは有彩色レッド,
シアンテーブルから出力されるバッファ2と、ブラック
テーブルから出力されるバッファ1、とから出力される
4レベル信号を2値化比較器に与え、固定しきい値と、
デイザマトリックス(a),(b),(c),(d)が
格納されたデイザメモリとを切り替え選択できるように
したもので、これにより2値信号で書き込み記録を行う
書き込み部Bで記録が可能となり、変化レンジが大きく
汚れや地カブリのすくない記録を確実に行うことができ
る。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、静電像担持体上で複数
のトナー像を形成した後、一回の転写でトナー像を記録
材に転写するようにしたので、各トナー像間の位置ずれ
を簡単に許容範囲内におさえることができ、高画質の多
色画像を形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の第1実施例の構
成図。
【図2】図1における書込み部Bの平面図。
【図3】図1における現像装置の断面図。
【図4】図1における読取部分の配置を示す説明図。
【図5】本発明に用いるダイクロイックプリズムの分光
特性を示すグラフ。
【図6】本発明の信号処理部の構成を示すブロック図。
【図7】本発明における色信号処理の原理を示す説明
図。
【図8】本発明の色分離信号発生部の一例を示す説明
図。
【図9】(a)本発明の図1における実施例の信号処理
部の概略を示すブロック図。(b)図9(a)におい
て、しきい値を変更する必要のある場合の説明図。
【図10】第1実施例の変形例を示すブロック図。
【図11】本発明の第3実施例を示すブロック図。
【図12】本発明の第2実施例を示す構成図。
【図13】本発明の第2実施例の画像データ処理部TR
のブロック図。
【図14】図12の現像部の断面図。
【図15】電界強度と周波数とを変化させたときの濃度
特性を示すグラフ。
【図16】電界強度と周波数とを変化させたときの濃度
特性を示すグラフ。
【図17】従来公知の画像形成装置を示す説明図。
【図18】従来公知の画像形成装置を示す説明図。
【図19】従来の色信号処理方法に関する説明図。
【図20】従来の色信号処理方法に関する説明図。
【符号の説明】
20 レンズ読み取りユニット 22 ダイクロイックプリズム 23 ダイクロイックミラー 25,27 CCD 31 半導体レーザ 40 感光体ドラム 41 帯電器 43,44,45 現像器 46 クリーニング装置 50 転写極 51 分離極 52 定着器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁木 祐司 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 松尾 俊二 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を走査する手段、原稿走査によって
    光情報を濃度情報及び色情報を含む電気信号に変換する
    手段、前記電気信号をデジタル信号に変換する手段、前
    記デジタル信号に含まれる色情報を処理して、原稿の色
    を特定の色に分類して表わす色分離信号を発生する色分
    離信号発生手段、及び前記色分離信号に基づいて、特定
    の色でカラー画像を形成するカラー画像形成手段、から
    なるカラー画像形成装置において、前記カラー画像形成
    手段が、静電像担持体、静電像形成手段、異なる色のト
    ナーを収容する複数の現像手段及び転写手段を有し、前
    記静電像形成手段及び前記複数の現像手段により前記静
    電像担持体上に複数のトナー像を形成した後、一回の転
    写でカラー画像を記録材に転写することを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
JP4057965A 1992-03-16 1992-03-16 カラー画像形成装置 Pending JPH0580630A (ja)

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