JPH0580262A - レーザービーム走査装置 - Google Patents

レーザービーム走査装置

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JPH0580262A
JPH0580262A JP3268732A JP26873291A JPH0580262A JP H0580262 A JPH0580262 A JP H0580262A JP 3268732 A JP3268732 A JP 3268732A JP 26873291 A JP26873291 A JP 26873291A JP H0580262 A JPH0580262 A JP H0580262A
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JP
Japan
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laser beam
laser
light source
scanning
signal
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Pending
Application number
JP3268732A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tanada
慎一 棚田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザービームから位置開始タイミング信号
を確実に得て、安定した高精度な記録画像を形成する。 【構成】 同一のレーザードライバ基板21上に、固体
レーザー素子及びシリコンフォトダイオード25を搭載
し、レーザービームの一部を装置内の多面鏡29等の光
学素子を介してシリコンフォトダイオード25に導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザービーム
プリンタ等において、レーザー光源から出射されたレー
ザービームを走査するレーザービーム走査装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像信号に基づいて明滅点灯する
レーザービームを被走査体上に走査させて記録を行うレ
ーザービーム走査装置が、広く一般に利用されている。
【0003】この装置の代表的な例としては、LBP
(レーザービームプリンタ)がある。このLBPは帯電
した感光体上にレーザービームを走査させて静電潜像を
形成し、これを公知の電子写真プロセスを用いて可視画
像化することによって記録を行うようになっている。こ
のようなLBPを始めとするレーザービーム走査装置に
おいて、歪のない画像を得るためにはレーザービームは
一定速度で被走査体を走査する所謂主走査を行うと共
に、被走査体も主走査方向と直交する方向に一定速度で
移動する所謂副走査を行う必要がある。
【0004】上述した構成において、画像信号は1走査
分ごとに分けられて、レーザービームの明滅点灯に順次
に変調されるため、画像信号の入力タイミングが主、副
走査作動と同期しないと、記録画像は1走査ごとにずれ
てしまうことになる。このずれを防止するためには、1
走査分の画像信号のタイミングを計って、レーザー発光
部へ送り出すタイミング信号、所謂水平信号が必要とさ
れる。
【0005】この水平信号は記録に先立って、非記録画
像部を走査するレーザービームの一部を光電素子に導く
ことによって得られている。この光電素子には、レーザ
ービームに対する出力応答速度が速く、かつ精度の高い
水平信号を得ることができることから、シリコンフォト
ダイオードが多用されている。
【0006】しかしながら、シリコンフォトダイオード
を用いた場合には出力電圧が微弱であるため、水平信号
として使用できるまで増幅しなければならない。従っ
て、増幅回路基板や電力信号線等の追加が必要になっ
て、検出部が大型化してしまい、レーザービームの走査
光路内に直接設置することは保守上からも非常に困難に
なってくる。
【0007】以上のことから従来においては、シリコン
フォトダイオード及び増幅回路はレーザービームの走査
光路内ではなく別の場所に設置し、光ファイバを用いて
レーザービームを導くことによって水平信号を発生させ
る方法が採られている。
【0008】図4は従来例の構成図であり、基板1には
レーザーホルダ2が取り付けられ、レーザーホルダ2の
中心は基板1に設けられた固体レーザー素子2aの光学
中心と一致するように調節されている。更に、レーザー
ホルダ2は本体3の上に固定されている。
【0009】レーザー素子2aから出射されたレーザー
ビームは、シリンドリカルレンズ4を透過した後に、時
計廻りに回転する多面鏡5によって偏向され、球面レン
ズ6及びトーリックレンズ7を透過して、矢印Aの方向
に一定速度で走査を行う。
【0010】非画像範囲にある走査の最初の位置には反
射ミラー8が設置され、レーザービームを集光レンズ9
に導いている。この集光レンズ9の焦点上には光ファイ
バ10の先端部が置かれ、入射したレーザービームは光
ファイバ10を介して離れた場所に設置された増幅回路
基板11上のシリコンフォトダイオード12に導かれる
ようになっている。
【0011】ここで、多面鏡5によって走査されたレー
ザービームは、走査開始の一瞬間だけシリコンフォトダ
イオード12に入射して水平信号を発生させる。この水
平信号は増幅回路から出力され、画像信号をレーザービ
ーム量信号に変換して1走査分ごとにラインメモリに蓄
える作用をする制御回路13に入力する。制御回路13
に水平信号が入力すると、ラインメモリ内に蓄えられた
1走査分のレーザービーム量信号は基板1に向けて出力
し、固体レーザー素子2aを明滅点灯の同期をとるよう
になっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例には、光ファイバ10の光学中心がレーザー走査位
置やシリコンフォトダイオード12の受光中心からずれ
たり、光ファイバ10の屈曲が大きい場合に、シリコン
フォトダイオード12に入射するレーザービームの光量
が減衰して、シリコンフォトダイオード12の出力応答
時間が遅くなったり、S/Nが低下して水平信号の発生
タイミングの精度が劣化したりして、記録画像の品位が
低下するという欠点がある。
【0013】また、光ファイバ10に傷や折損等が生じ
た場合には、シリコンフォトダイオード12にレーザー
ビームが全く届かなくなり、水平信号の発生がなくなっ
て記録作動が停止してしまう危険性もある。
【0014】このように、従来の水平信号発生手段は光
ファイバ10を用いてレーザー走査装置の外部に設置さ
れるため、水平信号の発生回路は大型化し保守が容易に
なる反面で、光学位置の調整が煩雑になったり、長い距
離に渡って光を導くために機械的応力に弱いという欠点
を持っている。
【0015】本発明の目的は、上述した欠点を解消し
て、記録画像の品位を低下させず、記録作動が不時に停
止することがないレーザービーム走査装置を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係るレーザービーム走査装置は、レーザー
光源から出射されたレーザービームを被走査体上に走査
し、レーザービームの一部を光電素子に導いて1走査分
の前記画像信号の伝送開始タイミング信号を得るレーザ
ービーム走査装置において、前記レーザービーム源及び
前記光電素子を同一基板上に搭載し、前記レーザー光源
から発したレーザービームの一部を装置内の光学部材を
介して前記光電素子に導くことを特徴とするものであ
る。
【0017】
【作用】上述の構成を有するレーザービーム走査装置
は、同一基板の上にレーザー光源及び光電素子を搭載
し、レーザービームの一部を装置内の光学部材を介して
光電素子に導いてタイミング信号を発生させる。
【0018】
【実施例】本発明を図1〜図4に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1はレーザーユニットの断面図で
あり、図2はレーザービーム走査装置の構成図である。
図1において、レーザードライバ基板21上には、レー
ザーホルダ22が設けられ、このホルダ22内に固体レ
ーザー素子23、及び固体レーザー素子23から出射さ
れたレーザービームを平行光に変換するコリメータレン
ズ24が、固体レーザー素子23とコリメータレンズ2
4の光学中心が一致するように調整されて固定されてい
る。
【0019】また、レーザードライバ基板21上には、
シリコンフォトダイオード25が共に搭載されており、
更に画像信号をレーザービーム量信号に変換した後に1
走査分ごとにラインメモリに蓄える図示しない制御回路
が組み込まれている。また、シリコンフォトダイオード
25からの出力を増幅する増幅回路も組み込まれてい
て、この増幅回路からの出力は基板21内に設けられた
先の制御回路内に入力するように結線されている。
【0020】図2に示すように、レーザービーム走査装
置の本体26内には、シリンドリカルレンズ27、駆動
モータ28により駆動される多面鏡29、球面レンズ3
0、f−θレンズ31、反射ミラー32及び集光レンズ
33が設けられている。本体26にはレーザードライバ
基板21が取り付けられ、固体レーザー素子23からの
レーザービームはシリンドリカルレンズ27と同軸とさ
れており、集光レンズ33の焦点面にはシリコンフォト
ダイオード25が位置している。
【0021】固体レーザー素子23から出射したレーザ
ービームは、コリメータレンズ24によって平行光に変
換され、更にシリンドリカルレンズ27によって多面鏡
29の反射面上に線状態に結像し、多面鏡29によって
偏向された後に球面レンズ30及びトーリックレンズ3
1を透過して、被走査体上にスポット状に集光する。
【0022】ここで、駆動モータ28は時計廻りに一定
速度で回転するので、レーザービームは被走査体上を矢
印Aの方向に一定速度で走査を行う。このとき、最初に
レーザービームが走査する非記録画像の範囲には反射ミ
ラー32が設けられているため、入射したレーザービー
ムは反射して集光レンズ33に導かれる。そして、集光
レンズ33に入射したレーザービームは、シリコンフォ
トダイオード25の受光面に集光して水平信号を発生さ
せる。
【0023】レーザードライバ基板21に画像信号が入
力すると、レーザードライバ基板21の制御回路は画像
信号をレーザービーム量信号に変換し、その後に1走査
分ごとにラインメモリに蓄えると同時に、シリコンフォ
トダイオード25から得た信号を増幅して成る水平信号
を基に、レーザービーム量信号をラインメモリから順次
に呼び出して固体レーザー素子23に出力する。
【0024】図3は他の実施例を示す構成図であり、こ
こでは先の実施例の多面鏡29を駆動する駆動モータ2
8、及びレーザービームをシリコンフォトダイオード2
5まで導く構成を変更している。即ち、駆動モータ28
の回転方向は反時計廻りとされ、レーザービームの走査
方向は矢印Bの方向となっている。走査開始時の非画像
範囲には、透明な透過率を有する例えばPMMA(ポリ
メチルメタクリレート)で造られた導光材34が設けら
れ、この導光材34に入射したレーザービームは内面反
射によって出口34aまで導かれるようになっており、
レーザードライバ基板21上に固体レーザー素子23と
共に並置したシリコンフォトダイオード25の受光面
が、導光材34のレーザービームの出口34aに対向さ
れている。
【0025】かくすることにより、固体レーザー素子2
3を発したレーザ光の一部は本体26内の光学素子を経
由して、導光材34を経てシリコンフォトダイオード2
5に戻ってくるので、確実な水平信号を得ることができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレーザ
ービーム走査装置は、同一基板上にレーザー光源と光電
素子を共に搭載し、レーザービームの一部を装置内の光
学素子を介して光電素子に導くことによって、レーザー
光源をレーザービーム走査装置に固定するだけで無調整
のままタイミング信号を得ることができる。また、レー
ザー光源と光電素子を同一基板上に載置することによっ
て光電素子の増幅回路に用いる電力信号線とレーザー光
源の電力信号線とを共用することができるため、信号線
を大幅に短縮したり結線のプリントサーキット化も可能
になり、回路の小型化、耐ノイズ性の強化及びコストダ
ウンの実現という利点が生まれる。更に、光ファイバの
ような導光部材を装置外部に出さないため、振動や人為
的行為による機械的応力に対しても強くなり、安定して
高精度な記録画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザーユニットの断面図である。
【図2】実施例の構成図である。
【図3】他の実施例の構成図である。
【図4】従来例の構成図である。
【符号の説明】
21 レーザードライバ基板 22 レーザーホルダ 23 固体レーザー素子 24 シリコンフォトダイオード 32 反射ミラー 33 集光レンズ 34 導光材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光源から出射されたレーザービ
    ームを被走査体上に走査し、レーザービームの一部を光
    電素子に導いて1走査分の前記画像信号の伝送開始タイ
    ミング信号を得るレーザービーム走査装置において、前
    記レーザービーム源及び前記光電素子を同一基板上に搭
    載し、前記レーザー光源から発したレーザービームの一
    部を装置内の光学部材を介して前記光電素子に導くこと
    を特徴とするレーザービーム走査装置。
JP3268732A 1991-09-20 1991-09-20 レーザービーム走査装置 Pending JPH0580262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3268732A JPH0580262A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 レーザービーム走査装置

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JP3268732A JPH0580262A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 レーザービーム走査装置

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JPH0580262A true JPH0580262A (ja) 1993-04-02

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ID=17462581

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JP3268732A Pending JPH0580262A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 レーザービーム走査装置

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JP (1) JPH0580262A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0919883A1 (en) * 1997-11-25 1999-06-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Laser scanning unit module
JP2000131634A (ja) * 1998-10-27 2000-05-12 Ricoh Co Ltd 光走査装置

Cited By (3)

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US6034980A (en) * 1997-11-25 2000-03-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Laser scanning unit module
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