JPH0579877B2 - - Google Patents

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JPH0579877B2
JPH0579877B2 JP2028612A JP2861290A JPH0579877B2 JP H0579877 B2 JPH0579877 B2 JP H0579877B2 JP 2028612 A JP2028612 A JP 2028612A JP 2861290 A JP2861290 A JP 2861290A JP H0579877 B2 JPH0579877 B2 JP H0579877B2
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JP
Japan
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hose
sleeve
inner end
area
flange
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JP2028612A
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JPH03234998A (ja
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Hotsuperudeiitsue Jiikufuriito
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Rehau Automotive SE and Co KG
Original Assignee
Rehau AG and Co
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリマ材料から成る管又はホース(以
下たんにホースという)のための2部分から成る
金属製の締め付け結合部材であつて、管スリーブ
として形成された接続片と、管スリーブに対して
軸方向に運動可能なスリーブとが設けられてお
り、前記接続片が、ホースの端部内に挿入可能な
差し込み領域を備えており、この差し込み領域に
周方向のリブが設けられており、前記移動スリー
ブは、締め付け結合を生ぜしめつつ、ホースの端
部が差しはめられている差し込み領域へ移動可能
である形式のものに関する。
[従来の技術] ドイツ連邦共和国特許第3608843号明細書によ
れば、ポリマ材料から成るホースのためのこの種
の締め付け結合法が開示されている。この結合法
によれば、管スリーブとして形成された円筒形の
接続片の、外周面にリブを備えた差し込み領域
が、ホースの端部内に差し込まれ、次いで、管ス
リーブに対して軸方向に移動可能な円筒形の移動
スリーブが、締め付け結合の形成のために、ホー
スの端部内に差し込まれた差し込み領域上へ押し
はめられる。この公知技術によれば、ホースの端
部内に差し込み領域を差し込む前に、ホースの端
部の外周が拡張される。このようにすれば、移動
スリーブによつて生じる圧縮力の他に、拡張され
たポリマ材料の復元力が付加的に差し込み領域上
でのホースの端部の保持のために役立てられる。
DD−PS128216によれば、ポリマ材料から成る
ホースのための締め付け結合法が開示されてい
る。この結合法によれば、差し込み領域が、拡張
されていないホース端部内へ押し込まれる。
押し込みは、特に押し込み方向で管スリーブの
端部を尖らし、周方向のリブに丸み又は面取り部
を設けることによつて簡単となる。
この公知技術に開示された周方向のリブはすべ
て同じ高さを有している。周方向のリブ間の溝は
浅く、かつ、ポリマから成るホースに差し込み領
域を挿入する際に、ホースがその材料の弾性のた
めに、次ぎの周方向のリブを乗り越える前に溝底
へ向かつてたわむことができるように広く形成さ
れている。
差し込み領域の差し込み後に、ホース端部上
に、差し込み領域の差し込み方向とは逆の方向に
移動スリーブガ押しはめられる。移動スリーブの
内周が、差し込み領域を差し込んだホース端部の
外周に比して小さく形成されているため、移動ス
リーブの押しはめ時に管スリーブの溝によつて受
け入れきれずに余つた過剰の材料がホースの自由
端へ向かつて押し出される。この材料の過剰物は
移動スリーブがその終端位置に達するまで連行さ
れ、その終端位置では移動スリーブの自由端の前
で環状の蓄積物となる。ポリマ材料から成るホー
ス端部と金属部分との間に生じる誤差のために、
不都合な場合には、前述の現象によつて、金属製
の差し込み領域の所与のベクトルにわたつて、ホ
ース端壁材料が移動スリーブの押しはめによつて
著しく押し出され、多面においてその反対のベク
トルではこのような押し出しがまつたく生じない
か、僅かにしか生じない。個々の構成部材の結合
が大きな誤差で行われなければならない場合に、
この種の締め付け結合が利用されるため、公知技
術のこの不利な現象がしばしば見受けられる。
このような現象は外観上の欠点となるのみなら
ず、圧縮領域のこのような材料の蓄積は、締め付
け結合のシール性を損なう外的な影響の攻撃面を
形成する。
[発明の課題] 本発明の課題は、公知技術の前記の不利な作用
を回避して、外観が良いのみならず、技術的な構
造に関して申し分のない結合性を生じるような冒
頭に述べた形式の締め付け結合部材を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本発明の要旨は接続
片のフランジに一番近い周方向のリブが、その他
の周方向のリブに対して高さHだけ高く形成され
ており、かつ、他のリブに面したその外端面が、
差しはめられたホースの端面のためのストツパと
して形成されており、かつリブの内端面と、差し
込み領域の外周面と、フランジの内端面と、この
内端面に当接した移動スリーブの自由端とが、移
動スリーブの押しはめ時に押し出されたホース材
料のための受容室を形成していることにある。
[本発明の作用・効果] 本発明の効果は、フランジに形成された受容室
が外部に対して完全に閉じていることにある。こ
れにより、誤差が大きい場合に不均一に押し出さ
れた感情の材料蓄積物が隠されるので外観がよく
なるとともに、誤差の大きさに依存して多かれ少
なかれ材料蓄積物が受容される。要するに、この
受容室は、移動スリーブの押しはめによつて誤差
の大きさに依存して不均一な量で押し出されるホ
ース端壁材料を収容する。
本発明の別の利点は、移動スリーブをフランジ
に当接するまで押しはめることによつて、取り付
けの終端位置が規定されることにある。さらに、
本発明によれば、材料過剰物が受容室内に侵入す
るため、材料過剰物における変形作用が軽減す
る。それゆえ、移動スリーブの押し込みのための
力を予め計算できる大きさで加えることができ、
このことは、押し込み工具の構造及び設計のため
に極めて重要である。さらに、本発明によれば、
接続されるホースの肉厚の許容誤差が拡大され
る。
受容室は、高いリブが内端面を備え、この内端
面がフランジの内端面と、その間に位置する、差
し込み領域の外周面と協働して、受容室を差し込
み領域側で制限することによつて影響される。受
容室はこの場合差し込み領域内の溝によつて拡大
される。その受容容積はこの領域においては、高
いリブの高さとフランジの内端面との間隔によつ
て規定される。
他の実施例では高いリブが差し込み領域の軸線
に対して平行にフランジの内端面にまで達してい
る。この構成は結合すべきホースの製造誤差を狭
くすることができる場合に有効である。それとい
うのは、この場合には差し込み領域内に溝が存在
しないため、受容室の容積が高いリブの外周面
と、移動スリーブの内周面と、フランジの内端面
とによつてのみ形成されるからである。
[実施例] 第1図は接続片の差し込み領域11と、これに
差しはめられた管又はホース2を示す(以下ホー
ス2とだけいう)。ホース2の差しはめ前に、ホ
ース2は差し込み領域の外周面上で拡張されてお
り、それゆえ、差しはめ過程は著しい力を要せず
に行われる。
ホース2の差しはめ領域は差しはめ過程時にリ
ブ12,13,14,15によつて案内されてそ
の下方領域で高いリブ16に接する。リブ12,
13,14,15間に形成された溝121,13
1,141,151はこの実施例ではホース2の
差しはめ領域によつてかぶされる。高いリブ16
はその他のリブ12,13,14,15の高さに
比して高さHだけ高く、これにより、差しはめら
れるホース2の端面21のためのストツパがを形
成している。
高いリブ16の内端面162と、フランジ11
0の内端面111と、差し込み領域11の外周面
とが、この実施例では受容室3の下部分を形成し
ている。
第1a図には移動スリーブ4が部分的にホース
2の差しはめ領域上にこの領域を圧縮しつつ押し
はめられている。この押しはめ過程時にリブ1
2,13,14間の溝121,131がホース2
の壁材料によつて充たされる。この図面からわか
るように、押しはめ過程によつて移動スリーブ4
の自由端41の領域では、ホース2の壁材料の蓄
積物21がフランジ110の内端面111へ向か
つて押し出される。
第1b図は差し込み領域に移動スリーブ4が完
全に押しはめられた状態を示す。この場合、移動
スリーブ4の自由端41はフランジ110の内端
面111に圧着される。その際、移動スリーブ4
の自由端41と、フランジ110の内端面111
と、差し込み領域11の外周面113と、高いリ
ブ16の内端面162との間にホース2の壁材料
の集積物のための受容室3が形成される。
これによつて、本発明の金属的な締め付け結合
が生じる。図面からわかるように、受容室3内に
押し込まれたホース壁材料の一部22がフランジ
110の内端面111と高いリブ16の内端面1
62との間の領域内に侵入している。別の一部2
3が、移動スリーブ4の自由端41とフランジ1
10の内端面とによつて制限された部分領域内に
侵入している。
これにより、差し込み領域11上に差しはめら
れたホース2の壁上への移動スリーブ4の押しは
めの最終段階では、金属製の締め付け結合部材1
のための最良の閉鎖が生じる。この最良の閉鎖は
外観に優れ、さらに、差し込み領域内でのホース
2の液密かつ気密な固定的な座着性に優れてい
る。
第2図に示す実施例では、高いリブ16の高さ
Hが差し込み領域の軸線に対して平行にフランジ
110の内端面111にまで達している。これに
より、受容室3は第1図の実施例に比して、フラ
ンジの外端面と、差し込み領域11の外周面と、
リブ16の内端面とによつて形成された容積分だ
け小さい。この実施例でも高いリブ16の外端面
161がホース2の差しはめ領域の端面21のた
めのストツパとして作用している。
第2a図は移動スリーブの、第1a図に相応す
る中間位置を示す。
第2b図は移動スリーブ4が完全に押しはめら
れた状態を示す。この場合も、移動スリーブ4の
自由端41はフランジ110の内端面111に圧
着される。受容室3は移動スリーブ4の自由端4
1と、フランジ110の内端面110と、高いリ
ブ16の外周面114とによつて形成されてい
る。この受容室内には、移動スリーブの押しはめ
によつて押し出されたホースの壁材料が侵入す
る。この実施例はホース2の製作誤差が小さい場
合に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例においてホースを
差しはめた状態を示す部分断面図、第1a図は同
実施例において移動スリーブを部分的に押しはめ
た状態を示す図、第1b図は同実施例において移
動スリーブを完全に押しはめた状態を示す図、第
2図は本発明の第2実施例においてホースを差し
はめた状態を示す部分断面図、第2a図は同実施
例において移動スリーブを部分的に押しはめた状
態を示す図、第2b図は同実施例において移動ス
リーブを完全に押しはめた状態を示す図である。 2……管又はホース、3……受容室、4……移
動スリーブ、11……差し込み領域、12,1
3,14,15,16……リブ、110……フラ
ンジ、111……内端面、113……外周面、H
……高さ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリマ材料から成る管又はホースのための2
    部分から成る金属製の締め付け結合部材であつ
    て、管スリーブとして形成された接続片と、管ス
    リーブに対して軸方向に運動可能な移動スリーブ
    とが設けられており、前記接続片が、管端部内に
    挿入可能な差し込み領域を備えており、この差し
    込み領域に周方向のリブが設けられており、前記
    移動スリーブは、締め付け結合を生ぜしめつつ、
    管又はホースの端部が差しはめられている前記差
    し込み領域へ移動可能である形式のものにおい
    て、接続片のフランジ110に一番近い周方向の
    リブ16が、その他の周方向のリブ12,13,
    14,15に対して高さHだけ高く形成されてお
    り、かつ、他のリブ12,13,14,15に面
    したその外端面が、差しはめられた管又はホース
    2の端面21のためのストツパとして形成されて
    おり、かつリブ16の内端面162と、差し込み
    領域の外周面113と、フランジ110の内端面
    111と、この内端面111に当接した移動スリ
    ーブ4の自由端41とが、移動スリーブ4の押し
    はめ時に押し出された管材料又はホース材料のた
    めの受容室3を形成していることを特徴とする締
    め付け結合部材。 2 リブ16の高さHが差し込み領域11の軸線
    に対して平行にフランジ110の内端面111ま
    で続いている請求項1記載の締め付け結合部材。
JP2028612A 1990-02-09 1990-02-09 締め付け結合部材 Granted JPH03234998A (ja)

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JPH03234998A JPH03234998A (ja) 1991-10-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122533A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Toyox Co Ltd ホース接続具及びシャワーホース用継手構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066885U (ja) * 1992-06-26 1994-01-28 横浜エイロクイップ株式会社 ホース部材の継手金具
JPH0628481U (ja) * 1992-09-11 1994-04-15 三菱油化産資株式会社 プラスチック管の接続部
CN103115205A (zh) * 2013-01-28 2013-05-22 浙江世进水控股份有限公司 铝塑管用滑紧式管件

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