JPH0579565B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0579565B2
JPH0579565B2 JP62002038A JP203887A JPH0579565B2 JP H0579565 B2 JPH0579565 B2 JP H0579565B2 JP 62002038 A JP62002038 A JP 62002038A JP 203887 A JP203887 A JP 203887A JP H0579565 B2 JPH0579565 B2 JP H0579565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
wrapping paper
station
rollers
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62002038A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63178910A (ja
Inventor
Takao Ootsuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOWA KOGYO KK
Original Assignee
TOWA KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOWA KOGYO KK filed Critical TOWA KOGYO KK
Priority to JP203887A priority Critical patent/JPS63178910A/ja
Publication of JPS63178910A publication Critical patent/JPS63178910A/ja
Publication of JPH0579565B2 publication Critical patent/JPH0579565B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、日本酒1升びんの包装に好適なびん
包装装置におけるびんの回転装置に関するもので
ある。
従来の技術 従来、包装紙でびん等の被包装物を包装する装
置として、例えば、特公昭42−8837号公報、特開
昭58−134824号公報、特開昭52−62590号公報等
が提案されている。
発明が解決しようとする課題 特公昭42−8837号公報のものは、包装紙の巻付
け位置では、複数条のベルトコンベアの間から3
組の鈎状の爪を相互に関連動作させてびんの胴部
に包装紙を巻き付けるという複雑な機構を採用し
ており、次の位置で上下から相互に傾斜配置した
駆動ベルトで強制的に逆方向へ回動させてびんの
胴部の包装紙をびんの頭部側へ向けて螺旋状に捻
回させて絞るようにしており、これであると、包
装紙が捩れてラベルや印刷模様に歪みやしわがで
き、また、包装紙によつては、破れる恐れもあ
り、日本酒の1升びんの包装には適さない。
また、特開昭58−134824号公報のものは、鋼板
コイル等を包装紙で包装する場合、2本の平行な
ロールと、両ロール間に張設したベルトとによつ
て被包装物を支持した状態で上記ベルトを駆動し
た包装紙と共に被包装物を回転させているが、日
本酒1升びんの包装の場合のように、包装紙が両
端の処理を別方式で、体裁よく行わせるために順
次別のステーシヨンで処理させる場合に対する好
適な構成は具備していない。
さらに、特開昭52−62590号公報のものは、支
持ベルト側に包装紙の被包装物を送出するための
傾動手段を設置しており、かつ、巻付ベルト側に
は、巻付ベルト開閉動作させる機構と張力調整機
構とが必要であるため、装置が大型複雑化し、ス
テーシヨン間のスペースも広くしなければならな
い等の不具合があり、これに加えて、日本酒1升
びんの包装の場合のように、包装紙の両端の処理
を別方式で体裁よく行わせるために順次別のステ
ーシヨンで処理させる場合に体する好適な構成は
具備していない。
課題を解決するための手段 本発明は、上記従来の課題を解決するために提
案されたもので、びん供給・包装紙供給・包装紙
巻付け・底部処理・頭部処理・頭部結束・取出し
等の複数のステーシヨンを順次間欠移動する無端
状のコンベアに、びん支持手段を等間隔に取付け
たびん包装装置において、上端無端状のコンベア
に等間隔で取付けられるびん支持手段は、支持ブ
ラケツトに、びんの胴部外径よりも若干狭い間隔
で2個のローラを回転自在に平行支持し、かつ、
2個のローラ間に、横倒姿勢のびんの胴部下半周
を支持する無端状の支持ベルトを弛緩状態で張設
した構成とし、一方、包装紙巻付けステーシヨン
及び頭部処理ステーシヨンの上方に、上記びん支
持手段と同一の構成で2個のローラを昇降ブラケ
ツトに軸承し、かつ、一方のローラを回転駆動す
るモータを備え、2個のローラ間に駆動ベルトを
弛緩状態で張設し、しかも、昇降ブラケツトを介
して全体が昇降手段により昇降可能とされ、当該
ステーシヨンに到達したびん支持手段上に支持さ
れたびんの胴部上半周に向けて下降圧接し、当該
びん支持手段と協働してびんの胴部を上下から支
持ベルトと駆動ベルトで挟持してびんを回転させ
るようになしたびん駆動機構を設置したものであ
る。
作 用 本発明の装置によれば、支持ベルト上にびんの
横倒姿勢で乗せると、2個のローラ間でびんの自
重により支持ベルトがびんの胴部外周形状に密着
して凹円弧状に変形すると共に、テンシヨンが付
与されて緊張する。
2個のローラは、ビンの胴部外径より若干狭い
間隔としてあり、支持ベルトが弛緩状態で張設し
てあることにより、びんを横倒姿勢で乗せた際
に、凹円弧状に変形してびんの転動を防止し、か
つ、最も安定した状態で支持する。
また、ビンの上半部は、開放状態で支持してい
るため、包装紙の巻付けステーシヨンでは、上方
から駆動ベルトを圧接して回転させることがで
き、また、底部処理等のステーシヨンでは、上方
から押えパツト等でびんの長手方向の移動を防止
させることができる。
実施例 第1図は、本発明を施した包装機全体の概略構
成を示す側面図であり、同図において、()は
びんaの挿入と包装紙bの供給及び包装紙巻付け
を行う第1ステーシヨン、()はびん底部処理
を行う第2ステーシヨン、()は頭部処理を行
う第3ステーシヨン、()は頭部結束を行う第
4ステーシヨン、()は取出しを行う第5ステ
ーシヨンであり、各ステーシヨンには一連の間欠
駆動のコンベアAが配置され、このコンベアAに
はびん支持手段Bが等間隔に設置される。
コンベアAは、例えば、2条の無端状のチエー
ンコンベアで構成され、両端の鎖車1,1の一方
がモータ(図示せず)で各ステーシヨン間の間隔
を1ピツチとして間欠駆動され、この間欠駆動の
停止時間は各ステーシヨン中の処理作業の最長所
要時間のものに合わされ、予めタイマで、或いは
最長所要時間のステーシヨンの作業終了をリミツ
トスイツチ等で検出させてモータを始動させ、こ
のモータを停止させるのは、鎖車1の一部等に回
転量検出手段を設けておき、前記1ピツチ分を送
ると停止させるように構成される。
第1ステーシヨン()の側部には、第2図に
示す用に、包装紙bを多数重積収容したマガジン
Cと、該マガジンCから包装紙bを一枚ずつ取り
出す包装紙取出機構Dと、該包装紙取出機構Dで
取り出された包装紙bを第1ステーシヨン()
へ所定の張力を付与して供給する給紙機構Eとが
設置されている。
上記マガジンCは、シリンダ等の高さ調整手段
2aにより機台に対して高さ調整可能に取付けら
れ、高さ検出器2bによりマガジンC内の包装紙
bの最上位の高さが常時一定となるように制御さ
れる。
びんaは、第3図に示す用に小径の口栓部a1
ら円錐状部a2を経て大径の平行な円筒状胴部a3
至る形状を有する。
包装紙bは、短辺がびんaの胴部a3の周囲長よ
り若干長くされ、長辺がびんaの全長より底部分
及び頭部下り曲げ分だけ長くされた長方形とされ
ている。
包装紙取出機構Dは、第2図に示す様に機台3
に流体圧シリンダ等の往復駆動手段4を介して水
平方向に往復動可能に取付けられた往復台5と、
この往復台5に、流体圧シリンダ等の昇降手段6
を介して昇降可能に取付けられた吸紙ヘツド7と
を具備し、上記往復駆動手段4により、マガジン
Cと給機構Eとの間を往復移動せしめられ、こ往
復動端で昇降手段6により昇降動作せしめられ
る。
上記吸紙ヘツド7は、図面では省略したが、包
装紙bの長辺側と略同一長さの吸着部を下面に備
え、適宜の吸排制御手段を介して吸気発生源に可
撓管を介して接続される。
吸紙機構Eは、第2図及び第3図に示す様に、
包装紙bの長辺側と略同一幅とされ、マガジンC
と第1ステーシヨン()との間に配置されるも
ので機台に架設された2つのローラ8,9間に無
端状に張設されたベルト10を有し、このベルト
10には、第1ステーシヨン()のびんaの胴
部a3に対応する位置に多数の吸気小孔10aが形
成してあり、かつ、2つのローラ8,9間には上
方を開口させた樋状の吸気ダクト11が設置して
ある。上記一方のローラ8はモータ12により駆
動され、また吸気ダクト11は適宜の吸気発生源
に吸気力調整手段を介して接続してある。
びん支持手段Bは、第2図に示す様に、支持ブ
ラケツト13に、びんaの胴部の外径より若干狭
い間隔で2個のローラ14,15を回転自在に平
行支持し、かつ、2個のローラ14,15間に支
持ベルト16を弛緩状態で無端状に張設したもの
で、びんaを横倒姿勢で支持するものであり、上
記支持ブラケツト13をコンベアAのチエーンリ
ンクに等間隔(各ステーシヨン間のピツチ)で取
付けられる。
コンベアAの第1ステーシヨン()の上方に
は、第2図に示すように、びん駆動機構Fが設置
される。このびん駆動機構Fは、機台3に流体圧
シリンダ等の昇降手段17を介して昇降可能に装
着された昇降ブラケツト18に架設した2個のロ
ーラ19,20と、このローラ19,20間に弛
緩状態で無端状に張設した駆動ベルト21とから
なり、一方のローラ19は、昇降ブラケツト18
に設けたモータ22で駆動可能とされる。
給紙機構Eのモータ12によるベルト10の速
度即ち、包装紙bの送り速度は、びん駆動機構F
のモータ22による駆動ベルト21の速度、即
ち、びんaの回動速度より若干遅くされ、これに
よつて、包装紙bの始端が第1ステーシヨン
()のびん支持ベルト16とびんaとの間に喰
え込まれて以後、包装紙bの後端側が吸気ダクト
11の吸気作用により、ベルト10の吸気小孔1
0aを通してベルト10に吸着保持され、上記速
度差によつて包装紙bに張力が付与され、びんa
の胴部a3に包装紙bをゆるみなく密着させて確実
に巻付けることができる。
上記巻付時の包装紙bの張力の調整は、上記速
度差と吸気ダクト11に作用する吸気力の調整に
よつて行われる。包装紙取出機構Dの包装紙取り
出し動作、給紙機構Eのモータ12の駆動、吸気
ダクトの吸気作用開始、びん駆動機構Fの動作
は、コンベアAの間欠駆動の停止期間中に一連動
作するように設定制御されている。
びん駆動機構Fによるびんaの胴部a3への包装
紙bの巻付けは、包装紙bの終端が第1ステーシ
ヨン()上のびん支持ベルト16のほぼ中央で
停止されてびんaの自重で包装紙bの終端を支持
ベルト16上に押え付けるように制御される。ま
た、包装紙bの終端側には、マガジンcから取り
出す際にホツトメルト等の適宜の接着剤を塗布又
は吹き付けておくようにしてもよい。
コンベアAの第1ステーシヨン()の側方に
は、第3図に示す様に、びんaの底部の位置決め
パツド23が流体圧シリンダ等の進退動手段24
を介して設置されており、びんaを第1ステーシ
ヨン()に供給する際、上記位置決めパツド2
3が前進して待機せしめられており、作業者によ
るびんaの手動挿入或いは、適宜のローダによる
自動挿入時、びんaの底部を上記位置決めパツド
23に当接させてびんaの位置決めを行わせるよ
うにしてある。この位置決めパツド23は、びん
駆動機構Fによるびんaの回転開始前或いは、少
なくとも、コンベアAが動き出す前までに後退せ
しめられる。
第2ステーシヨン()には、びんaの胴部を
上方から押え付けるパツド25が流体圧シリンダ
等の昇降手段26を介して昇降可能に設けられる
と共に、コンベアAの一側に底部処理機構Gが設
けられる。
底部処理機構Gは、びんaに巻付けられた包装
紙bの底部側を、びんaの底部に4方向から下り
曲げて接着するもので、具体的な構成を第4図〜
第6図の実施例によつて説明する。
第4図はびんaの底方向から見た正面図であ
り、第5図は平面図、第6図は側面図であつて、
これらの図において、27は下部折曲フラツプ、
28,29は左右一対のサイドフラツプ、30は
上部折曲圧着ローラである。
下部折曲フラツプ27は、基板31にブラケツ
ト32を介して回動可能に枢着した回転筒33に
基端が固着され、この回転筒33の軸34には、
回動アーム35が一体的に取付けられ、この回動
アーム35に流体圧シリンダ等の回動付与手段3
6が連結されている。この回動付与手段36は基
板31に取付けられており、下部折曲フラツプ2
7を水平状態から垂直状態に起立して包装紙bを
びんaの底部へ折曲圧接する。
サイドフラツプ28,29は、左右対照的に設
けられるもので、図面は一方のみを示し、他方は
省略しているが同一の構成である。即ち、一方の
サイドフラツプ28は、第5図に示す様に、流体
圧シリンダ等の往復動手段37のピストンロツド
等の可動部37aの先端に垂直方向のピン38を
介して水平面内で約90°回動するようにその基部
28aが連結される。上記往復動手段37はその
後端が第5図に示す様に基板31の一部に枢軸3
9を介して水平面内で可動可能に枢着してあり、
かつ、先端側は、基板31の一部に位置調整可能
な調節ねじからなるストツパ40で回動範囲の一
端が位置決め規制され、他端には、ばね圧調整手
段41を介してばね42が介在させてあり、この
ばね42によつて常時ストツパ40に圧接され、
サイドフラツプ28による包装紙bの下り曲げ
時、上記ばね42に抗して往復動手段37が枢軸
39を中心として回動可能とされている。また、
サイドフラツプ28の基部28aは、往復動手段
37の可動部37aの先端にピン38で回動可能
としてあると共に、常時、ばね43でサイドフラ
ツプ28がびんaの胴部a3と平行状態に保持さ
れ、包装紙bの折り曲げ時、上記ばね43に抗し
てびんaの底部へ包装紙bを折り曲げ得るように
なされている。
上記サイドフラツプ28は、第5図に示す様
に、一端がびんaの底部隅角部に当接する位置に
設定され、この当接位置はピン38の枢着位置か
ら回動方向側に若干偏倚させてあり、これによつ
て、往復動手段37で前進するとき、上記当接部
がびんaの底部に当たることでサイドフラツプ2
8に包装紙bの折り曲げ方向の回転モーメントが
発生し、包装紙bを折り曲げつつ前進する。この
とき、往復動手段37は、ばね42に抗して枢軸
39を中心に回動可能であるので、サイドフラツ
プ28はびんaの底部に弾性的に圧着しつつ包装
紙bの折り曲げを行う。ばね42,43の強さ
は、包装紙bを破損させない程度に設定されるも
のである。
他方のサイドフラツプ29も上記と同一であ
る。
ところで、下部折曲フラツプ27及びサイトフ
ラツプ28,29を取付けた基板31は、コンベ
アAで移送させてくる際、びんa及び包装紙bの
移動を防げないようにするため、第2ステーシヨ
ン()で機台3に対し、第4図に示す様に、流
体圧シリンダ等の昇降手段44によつて昇降可能
に支持されている。尚、第4図において、45は
ガイドロツドであり、46はガイド筒である。
上記折曲圧着ローラ30は、第4図に示す様
に、びんaの底面の凹曲面に適合するゴム製の太
鼓形状をなし、ブラケツト47に回転自在に支持
され、このブラケツト47を機台3に対して流体
圧シリンダ等の昇降手段48により昇降可能に設
けており、上記ローラ30の昇降位置は、びんa
の底部に圧接して転動し得る位置に設定される。
尚、49はガイドロツド、50はガイド筒であ
る。
上記昇降手段48は、折曲圧着ローラ30がび
んaの底面に凹凸に倣うように、その上部を機台
3に枢着して揺動可能とし、ばね(図示せず)に
よつてびんaの底面に圧着させるようにしてもよ
い。
上記第2ステーシヨン()では、びんaは第
1図に示すようにびん支持手段Bとパツド25と
で挟持されており、上記基板31が上昇して、続
いて、サイドフラツプ28,29が先行して包装
紙bの左右を内方へ折り曲げてびんaの底面に密
着させ、続いて、下部折曲フラツプ27が包装紙
bの下部を上方へ折り曲げる。この際、図面では
省略しているが、包装紙bの下部外面にはホツト
メルト等の接着剤が塗布又は吹き付けられる。そ
のため、下部折曲フラツプ27は中央部が欠除さ
れたフオーク状になされている。そして、最後に
上部折曲圧着ローラ30が降下してきて包装紙b
の上部を折曲圧着し、底部処理を終了する。復帰
動作は下部折曲フラツプ27よりもサイドフラツ
プ28,29の後退を先行させるのが好ましい
が、順序は適当でよい。
第3ステーシヨン()には、その上部に第1
図に示す様にびん駆動機構F′が設置され、この機
構F′は第1ステーシヨン()のびん駆動機構F
と同様であるため詳細な説明は省略する。
また、上記第3ステーシヨン()のコンベア
Aの一側、即ち、びんaの頭部側一側には、頭部
処理機構Hが設置される。この頭部処理機構H
は、第7図〜第9図に示す様に、内径d1をびんa
の口栓部a1より若干大径とされ、かつ、外周部5
1aを先端に向けて円錐形とされ、しかも、この
円錐径外周部51aの周面等配置に複数固の凸条
51bを有し、角凸条51b間に形成される凹溝
51cの先端付近に内径側へ連通する小孔51d
を形成し、後端部を可撓管52及び吸気制御電磁
弁53を介して吸気発生源54に接続すると共
に、第3ステーシヨン()でびん支持手段Bに
支持されたびんaの口栓部a1に向けて液体圧シリ
ンダ等の往復動手段55により接近離隔可能とさ
れた吸気ノズル51を具備している。尚、第7図
において、56は吸気ノズル51の取付基板であ
つて、この取付基板56は、機台3にガイド筒5
7,57を介してびんaの長手方向に摺動自在に
支持されたガイドロツド58,58に連結されて
おり、かつ、機台3上に取付けられた往復動手段
55の可動部55aに連結されている。
上記吸気ノズル51の移動ストローク及び往復
移動位置の位置制御は、リミツトスイツチ等の位
置検出手段(図示せず)により上記往復手段55
を制御して行われるものである。
頭部処理機構Hの主要構成は以上の通りであつ
て、次にその動作を第10図イ〜ホにより説明す
る。
先ず、吸気ノズル51が第10図イの如くびん
aの口栓部a1に向けて前進移動する。吸気ノズル
51の前進開始又は前進終了或いはその途中のい
ずれかの時点で、吸気制御電磁弁53が開動作せ
しめられて吸気ノズル51が吸気を開始する。こ
れにより、包装紙bの頭部は、内部が減圧されて
外気圧により吸気ノズル51及びびんaの円錐状
部a2に圧着される。この動作は、吸気ノズル51
が前進端で所定時間(タイマー等で設定されるも
ので、例えば、1〜3秒程度)待機している間に
行われる。続いて、吸気ノズル51が吸気を作用
させたままで第10図ロ,ハの如く後退し、包装
紙bを外気圧による全周囲からの均等な圧着力に
より吸気ノズル51の外周面の凸条51b及び凹
溝51cに沿つて菊花形に絞り成形する。上記吸
気ノズル51の外周部51aは、先端に向けて円
錐形としてあることにより、吸気ノズル51が後
退して行くほど包装紙bが外気圧の圧着作用下で
円錐形外周部51aの大径部から小径部へ縮径さ
れつつ移され、隔凹溝51cの底部へ次第に深く
引き込まれて波形にしわ寄せされ、このしわの深
さが小径に縮径される程深くなり、規制正しく絞
り成形される。上記凹溝51cの先端には小孔5
1dが形成してあることにより、吸気ノズル51
が後退して包装紙bから完全に抜け出すまで、即
ち、最後まで、吸気作用を凹溝51cに積極的に
作用させ続けることができる。
上記動作によつて、包装紙bの頭部は、びんa
の円錐状部a2及び口栓部a1に沿うよう絞り成形さ
れ、続いて第4図に示す様に、一対のフインガー
59,59によつて包装紙bの頭部が挾持された
状態で、びんaがびん駆動機構F′により回転され
て頭部にひねりを付与し、絞り状態を安定させ、
続いて上記フインガー59,59が第10図ニの
如く一側に移動して包装紙bの頭部を一側に折り
曲げるようになされ、同じ側の一側に設けられた
ホツトメルト噴射ノズル等の糊付手段60により
糊付けされる。続いて、第10図ホの如く、吸気
ノズル51が吸気を停止した状態で前進して折り
曲げを完全にする。このときフインガー59,5
9は両側に逃がされる。
以上で頭部処理機構Hの動作は終了する。この
あと、第4ステーシヨン()で頭部結束機構J
により頭部に第11図の如き結束バンド61を施
す。
上記頭部結束機構Jは、公知の結束機構を採用
するため、その詳細な説明は省略する。
次に、第5ステーシヨン()では、包装完成
品を、作業者により手作業で又はアンローダ等の
自動搬出手段で搬出させるものである。
発明の効果 本発明は、無端状のコンベアに等間隔に取付け
られるびん支持手段側には従動機能だけを付与
し、駆動手段及び昇降手段は、包装紙巻付けステ
ーシヨンと、頭部処理ステーシヨンとにびん駆動
機構として設置したもので、これにより、無端状
に循環移動するコンベア側のびん支持手段には、
例えば、駆動のための複雑な電気配線や昇降のた
めの複雑なエア配管等が不用であり、かつ、モー
タやシリンダ等の搭載も不安であるから、構造が
単純で、しかも、軽量なものとでき、しかも、び
ん供給から、包装紙供給、包装紙巻付け、底部処
理、頭部処理、頭部結束、取出しまでの一連の作
業を複数のステーシヨンで順次円滑に実施させる
ことができる。
しかも、びん駆動機構側は、びん支持手段と同
一の構成で2個のローラを昇降ブラケツトに軸承
し、かつ、一方のローラを回転駆動するモータを
備え、2個のローラ間に駆動ベルトを弛緩状態で
調節し、昇降ブラケツトを介して全体が昇降手段
により昇降可能としてあるだけであるため、各ス
テーシヨン間のスペースが狭くてもよく、構造も
簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を施した包装機全体の概略構成
を示す側面図、第2図は第1ステーシヨンに設置
される各種機構の拡大側面図、第3図は第2図の
給紙機構の斜視図、第4図は第2ステーシヨンに
設置される底部処理機構の正面図、第5図はその
平面図、第6図はその側面図、第7図は第3のス
テーシヨンに設置される頭部処理機構の縦断側面
図、第8図は吸気ノズルの斜視図、第9図は第8
図の−線断面図、第10図イ〜ホは頭部処理
機構の動作順序説明図、第11図は包装完成品の
側面図である。 a……びん、b……包装紙、A……コンベア、
B……びん支持手段、C……マガジン、D……包
装紙取出機構、E……給紙機構、F,F′……びん
駆動機構、G……底部処理機構、H……頭部処理
機構、J……頭部結束機構、13……支持ブラケ
ツト、14,15……ローラ、16……支持ベル
ト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 びん供給・包装紙供給・包装紙巻付け・底部
    処理・頭部処理・頭部結束・取出し等の複数のス
    テーシヨンを順次間欠移動する無端状のコンベア
    に、びん支持手段を等間隔に取付けたびん包装装
    置において、 上端無端状のコンベアに等間隔で取付けられる
    びん支持手段は、支持ブラケツトに、びんの胴部
    外径より若干狭い間隔で2個のローラを回転自在
    に平行支持し、かつ、2個のローラ間に、横倒姿
    勢のびんの胴部下半周を支持する無端状の支持ベ
    ルトを弛緩状態で張設した構成とし、 一方、包装紙巻付けステーシヨン及び当部処理
    ステーシヨンの上方に、上記びん支持手段と同一
    の構成で2個のローラを昇降ブラケツトに軸承
    し、かつ、一方のローラを回転駆動するモータを
    備え、2個のローラ間に駆動ベルトを弛緩状態で
    張設し、しかも、昇降ブラケツトを介して全体が
    昇降手段により昇降可能とされ、当該ステーシヨ
    ンに到達したびん支持手段上に支持されたびんの
    胴部上半周に向けて下降圧接し、当該びん支持手
    段と協働してびんの胴部を上下から支持ベルトと
    駆動ベルトで挾持してびんを回転させるようにな
    したびん駆動機構を設置したことを特徴とするび
    ん包装装置におけるびんの回転装置。
JP203887A 1987-01-07 1987-01-07 びん包装装置におけるびんの回転装置 Granted JPS63178910A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP203887A JPS63178910A (ja) 1987-01-07 1987-01-07 びん包装装置におけるびんの回転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP203887A JPS63178910A (ja) 1987-01-07 1987-01-07 びん包装装置におけるびんの回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63178910A JPS63178910A (ja) 1988-07-23
JPH0579565B2 true JPH0579565B2 (ja) 1993-11-04

Family

ID=11518153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP203887A Granted JPS63178910A (ja) 1987-01-07 1987-01-07 びん包装装置におけるびんの回転装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63178910A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63203514A (ja) * 1987-02-10 1988-08-23 株式会社不二鉄工所 瓶の包装方法ならびにその装置
JPH0784211B2 (ja) * 1989-06-09 1995-09-13 日本マタイ株式会社 縦長異径容器の化粧包装方法
JPH0825546B2 (ja) * 1990-12-08 1996-03-13 日本マタイ株式会社 縦長異径容器の化粧包装方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5262590A (en) * 1975-11-17 1977-05-24 Nippon Sangyo Kikai Kk Equipment for winding packaging paper round tublar goods
JPS58134824A (ja) * 1982-01-29 1983-08-11 三菱重工業株式会社 耳折方法
JPS6121312A (ja) * 1984-07-03 1986-01-30 住友金属工業株式会社 金属帯コイルの包装装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5262590A (en) * 1975-11-17 1977-05-24 Nippon Sangyo Kikai Kk Equipment for winding packaging paper round tublar goods
JPS58134824A (ja) * 1982-01-29 1983-08-11 三菱重工業株式会社 耳折方法
JPS6121312A (ja) * 1984-07-03 1986-01-30 住友金属工業株式会社 金属帯コイルの包装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63178910A (ja) 1988-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4470589A (en) Method and apparatus for feeding and laminating sheets
US5155970A (en) Method and apparatus for stretch wrapping a load using a film web reversing technique
US5021116A (en) Labeling machine
US6990784B2 (en) Apparatus and method for applying cornerboards to a load
US6286419B1 (en) Apparatus for rolling compressible sheet material
JPH02500898A (ja) カートンハンドル取付機
CN108082593A (zh) 一种自动缠胶设备及其缠胶方法
US4882892A (en) Dual station wrapping machine
JP4043689B2 (ja) 袋敷設装置
JPH0579565B2 (ja)
US4759813A (en) Process for forming and crimping a bead
JPH0317677B2 (ja)
KR0165117B1 (ko) 원통형 물품 포장용 크림핑장치
CN219883406U (zh) 一种底边包边装置
US2343148A (en) Method of and apparatus for taping articles
JPH0752913A (ja) 物品の袋入れ装置
JP2594444Y2 (ja) 袋敷設装置
JP2607730Y2 (ja) 袋敷設装置
JP3521935B2 (ja) スパイラル式ストレッチ包装方法
RU50981U1 (ru) Устройство нанесения этикеток
JPH0144195Y2 (ja)
JP3506460B2 (ja) 缶詰用硫酸紙自動装着装置
JP2710643B2 (ja) シール機
JP2000177710A (ja) にら等の物品出荷調製装置
JPH0451409B2 (ja)