JP3506460B2 - 缶詰用硫酸紙自動装着装置 - Google Patents
缶詰用硫酸紙自動装着装置Info
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- JP3506460B2 JP3506460B2 JP12052593A JP12052593A JP3506460B2 JP 3506460 B2 JP3506460 B2 JP 3506460B2 JP 12052593 A JP12052593 A JP 12052593A JP 12052593 A JP12052593 A JP 12052593A JP 3506460 B2 JP3506460 B2 JP 3506460B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホタテ貝、カニ等の魚
貝類を缶詰に封入する際に使用される硫酸紙等の保護紙
を容器内に装着させる為の自動化装置に関する。
貝類を缶詰に封入する際に使用される硫酸紙等の保護紙
を容器内に装着させる為の自動化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホタテ貝やカニ等の高級魚貝類を缶詰に
詰める際には、そのままでは缶詰容器に錆が発生した
り、容器の金属臭が魚貝類の微妙な味を壊してしまうた
め、一般に硫酸紙と呼ばれる耐水性、耐油性に優れた保
護紙を容器と魚貝類との間に介在させている。従来、こ
の硫酸紙を缶詰容器に装着させるには、缶詰の容器の胴
部から底部の形状に合せた円筒状の治具を準備し、この
治具に所定の寸法に裁断した長方形の硫酸紙を筒の下方
に一部はみ出させながら腹部を包み、そのはみ出し部分
を指で底部に合わせて折畳み、これを缶詰容器内に挿嵌
させた後、治具を引抜いて硫酸紙を容器に敷設するとい
う作業が、手作業で行われている。
詰める際には、そのままでは缶詰容器に錆が発生した
り、容器の金属臭が魚貝類の微妙な味を壊してしまうた
め、一般に硫酸紙と呼ばれる耐水性、耐油性に優れた保
護紙を容器と魚貝類との間に介在させている。従来、こ
の硫酸紙を缶詰容器に装着させるには、缶詰の容器の胴
部から底部の形状に合せた円筒状の治具を準備し、この
治具に所定の寸法に裁断した長方形の硫酸紙を筒の下方
に一部はみ出させながら腹部を包み、そのはみ出し部分
を指で底部に合わせて折畳み、これを缶詰容器内に挿嵌
させた後、治具を引抜いて硫酸紙を容器に敷設するとい
う作業が、手作業で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この作業は、
細かい指先の熟練作業を要すると共に、工程の複雑さか
ら作業効率を上げることが困難であり、人手不足の折、
缶詰工場の効率を向上できない原因の一つとなってい
た。又、この作業は指先の細かい作業を要するため素手
で行われ、食品を扱う工程にあって、衛生的にも問題が
あった。本発明は、上記実情に基づいてなされたもの
で、当該硫酸紙の缶詰容器への装着を自動化して作業効
率の改善を図ると共に、その実現に当って、装置の簡潔
化により、故障の頻発や、大型化を招くことのないよう
腐心したものである。
細かい指先の熟練作業を要すると共に、工程の複雑さか
ら作業効率を上げることが困難であり、人手不足の折、
缶詰工場の効率を向上できない原因の一つとなってい
た。又、この作業は指先の細かい作業を要するため素手
で行われ、食品を扱う工程にあって、衛生的にも問題が
あった。本発明は、上記実情に基づいてなされたもの
で、当該硫酸紙の缶詰容器への装着を自動化して作業効
率の改善を図ると共に、その実現に当って、装置の簡潔
化により、故障の頻発や、大型化を招くことのないよう
腐心したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明硫酸紙自動装着装
置は、(a)缶詰容器を搬送する嵌合溝を周縁に穿設し
た回転テ−ブルを中央に配し、該回転テ−ブルに缶詰容
器の供給コンベアと排出コンベアとを連結した回転テ−
ブル部と、(b)該回転テ−ブルの上に周囲に回転枠を
連結した支柱を立設し、該回転枠に先端を缶詰容器の内
壁面に嵌入する形状で側壁面に真空の吸引孔を穿設して
硫酸紙を巻着可能な吸着垂体を吊設した硫酸紙吸着垂体
部と、(c)硫酸紙を帯状に巻着させたドラムに繰出ロ
−ルを連設し、回転テ−ブル側に硫酸紙を立て掛け状態
に支持する支持枠に弾辱体を付設し、その途中に用紙切
断器を配設した硫酸紙供給部と、(d)吸着垂体底面に
沿って硫酸紙の後部を折り畳む折畳片を配設した成形器
を回転テ−ブルの外側から吸着垂体を追跡可能に形成す
ると共に、高さが吸着垂体の底面と若干の間隙を保つ平
坦面及びその前後に前斜辺と後斜辺とを連設させて硫酸
紙の前部を折畳む成形台を吸着垂体の回転軌道上に配設
した折畳み成形部とから成る。
置は、(a)缶詰容器を搬送する嵌合溝を周縁に穿設し
た回転テ−ブルを中央に配し、該回転テ−ブルに缶詰容
器の供給コンベアと排出コンベアとを連結した回転テ−
ブル部と、(b)該回転テ−ブルの上に周囲に回転枠を
連結した支柱を立設し、該回転枠に先端を缶詰容器の内
壁面に嵌入する形状で側壁面に真空の吸引孔を穿設して
硫酸紙を巻着可能な吸着垂体を吊設した硫酸紙吸着垂体
部と、(c)硫酸紙を帯状に巻着させたドラムに繰出ロ
−ルを連設し、回転テ−ブル側に硫酸紙を立て掛け状態
に支持する支持枠に弾辱体を付設し、その途中に用紙切
断器を配設した硫酸紙供給部と、(d)吸着垂体底面に
沿って硫酸紙の後部を折り畳む折畳片を配設した成形器
を回転テ−ブルの外側から吸着垂体を追跡可能に形成す
ると共に、高さが吸着垂体の底面と若干の間隙を保つ平
坦面及びその前後に前斜辺と後斜辺とを連設させて硫酸
紙の前部を折畳む成形台を吸着垂体の回転軌道上に配設
した折畳み成形部とから成る。
【0005】その硫酸紙吸着垂体部は、(a)回転テ−
ブルの上に、周囲に誘導レ−ルを配設した回転枠を連結
した支柱を立設し、(b)先端が缶詰容器の内壁面に嵌
入する相似形で、底面と側壁面とが分離可能で、該側壁
面に吸引ポンプに連通した吸引孔を穿設して硫酸紙を吸
着可能な吸着垂体を有し、(c)該底面と側壁面に頭部
にロ−ラ−を付設した連結ア−ムを夫々連設して、該ロ
−ラ−を誘導レ−ル上を転動させるよう形成するのが好
ましい。
ブルの上に、周囲に誘導レ−ルを配設した回転枠を連結
した支柱を立設し、(b)先端が缶詰容器の内壁面に嵌
入する相似形で、底面と側壁面とが分離可能で、該側壁
面に吸引ポンプに連通した吸引孔を穿設して硫酸紙を吸
着可能な吸着垂体を有し、(c)該底面と側壁面に頭部
にロ−ラ−を付設した連結ア−ムを夫々連設して、該ロ
−ラ−を誘導レ−ル上を転動させるよう形成するのが好
ましい。
【0006】又、折畳み成形部は、(a)軸との間にバ
ネと介在させて吸着垂体を背面から押圧可能な押圧片
と、垂直方向に回動して吸着垂体の底面に沿って硫酸紙
を折畳む折畳み片を配設した成形器を有し、(b)該成
形器を、回転テ−ブルの回転軸にア−ムを遊動自在に取
着し、そのア−ムにスライド溝を刻むと共に、該スライ
ド溝に嵌合させて誘導ピンを突設した回転盤に連設して
円弧軌道を描くと共に、該ア−ム内にシリンダ−を内蔵
して前後動させて、吸着垂体を追跡可能に形成し、
(c)吸着垂体の回転軌道上に、吸着垂体の底面と若干
の間隙を保つ高さの平坦面と、その前後に前斜辺と後斜
辺とを連設させた成形台を形成するのが好ましい。
ネと介在させて吸着垂体を背面から押圧可能な押圧片
と、垂直方向に回動して吸着垂体の底面に沿って硫酸紙
を折畳む折畳み片を配設した成形器を有し、(b)該成
形器を、回転テ−ブルの回転軸にア−ムを遊動自在に取
着し、そのア−ムにスライド溝を刻むと共に、該スライ
ド溝に嵌合させて誘導ピンを突設した回転盤に連設して
円弧軌道を描くと共に、該ア−ム内にシリンダ−を内蔵
して前後動させて、吸着垂体を追跡可能に形成し、
(c)吸着垂体の回転軌道上に、吸着垂体の底面と若干
の間隙を保つ高さの平坦面と、その前後に前斜辺と後斜
辺とを連設させた成形台を形成するのが好ましい。
【0007】
【作用】回転テ−ブルを回転させると、同軸の支柱が回
転し、回転枠に吊設された吸着垂体も回転する。一方、
硫酸紙供給部のドラムが回転し、繰出ロ−ル等を経て硫
酸紙が繰り出され、支持枠がこれを迎えて切断器で切断
した後、立て掛け状態で維持する。そこに、前記吸着垂
体が当接して、吸引孔から真空吸引して硫酸紙を側壁部
に吸着し、更に、弾辱体がそれを押圧して側壁部全周に
巻着させるように働く。
転し、回転枠に吊設された吸着垂体も回転する。一方、
硫酸紙供給部のドラムが回転し、繰出ロ−ル等を経て硫
酸紙が繰り出され、支持枠がこれを迎えて切断器で切断
した後、立て掛け状態で維持する。そこに、前記吸着垂
体が当接して、吸引孔から真空吸引して硫酸紙を側壁部
に吸着し、更に、弾辱体がそれを押圧して側壁部全周に
巻着させるように働く。
【0008】次いで、折畳み成形部において、成形器が
吸着垂体を追跡し、背後から押圧片が吸着垂体に巻着さ
れた硫酸紙を押圧し、更に、折畳み片が吸着垂体底部に
向けて回動し、吸着垂体の下方にはみ出した硫酸紙の後
半分を折畳む。次いで、吸着垂体が回転すると、成形台
の後斜辺に硫酸紙の前半分が当接して後斜辺に合わせて
折畳み、下方にはみ出した硫酸紙の全てを折り畳むよう
に働く。その段階で上記ア−ムのシリンダ−が作動して
成形器が後退動し、吸着垂体底部に折畳まれた硫酸紙は
成形台の平滑面との間に挟まれ、次いで前斜辺を降下
し、待機している缶詰容器に向う。
吸着垂体を追跡し、背後から押圧片が吸着垂体に巻着さ
れた硫酸紙を押圧し、更に、折畳み片が吸着垂体底部に
向けて回動し、吸着垂体の下方にはみ出した硫酸紙の後
半分を折畳む。次いで、吸着垂体が回転すると、成形台
の後斜辺に硫酸紙の前半分が当接して後斜辺に合わせて
折畳み、下方にはみ出した硫酸紙の全てを折り畳むよう
に働く。その段階で上記ア−ムのシリンダ−が作動して
成形器が後退動し、吸着垂体底部に折畳まれた硫酸紙は
成形台の平滑面との間に挟まれ、次いで前斜辺を降下
し、待機している缶詰容器に向う。
【0009】すると、同時に供給コンベアから投入され
た缶詰容器が搬入溝に嵌合し、そこに降下中の吸着垂体
の先端が嵌入し、折畳み成形した硫酸紙を缶詰容器内に
装着し、そして、回転テ−ブルの回転に伴って缶詰容器
及び吸着垂体が回転すると、回転枠に吊設した吸着垂体
が上昇し、缶詰容器から離脱し装着を完了する。
た缶詰容器が搬入溝に嵌合し、そこに降下中の吸着垂体
の先端が嵌入し、折畳み成形した硫酸紙を缶詰容器内に
装着し、そして、回転テ−ブルの回転に伴って缶詰容器
及び吸着垂体が回転すると、回転枠に吊設した吸着垂体
が上昇し、缶詰容器から離脱し装着を完了する。
【0010】このとき、硫酸紙吸着垂体部を、その吸着
垂体を底面と側壁面とを分離可能に形成すると、連結ア
−ムに付設したロ−ラ−が誘導レ−ル上を別々に転動
し、硫酸紙離脱の際に、先ず底部を押えつつ側壁面が離
れ、その後に底面が離れる2段階の離脱が行え、缶詰容
器への装着を維持しつつ硫酸紙が離れる。
垂体を底面と側壁面とを分離可能に形成すると、連結ア
−ムに付設したロ−ラ−が誘導レ−ル上を別々に転動
し、硫酸紙離脱の際に、先ず底部を押えつつ側壁面が離
れ、その後に底面が離れる2段階の離脱が行え、缶詰容
器への装着を維持しつつ硫酸紙が離れる。
【0011】又、折畳み成形部を、回転テ−ブルの回転
軸にア−ムを遊動自在に取着し、そのスライド溝に嵌合
させて回転盤の誘導ピンを突設して形成すると、成形器
が円弧軌道を描くと共に前後動して、吸着垂体を背面か
ら追跡し、押圧片が吸着垂体を背面から押圧すると共
に、折畳み片が垂直方向に回動して吸着垂体の底面に沿
って硫酸紙の後半分を折畳み、次いで、成形台の後斜辺
がその斜辺で硫酸紙の前半分を折畳んで、下方はみ出し
部の全てを簡潔的に折畳み成形するように働く。
軸にア−ムを遊動自在に取着し、そのスライド溝に嵌合
させて回転盤の誘導ピンを突設して形成すると、成形器
が円弧軌道を描くと共に前後動して、吸着垂体を背面か
ら追跡し、押圧片が吸着垂体を背面から押圧すると共
に、折畳み片が垂直方向に回動して吸着垂体の底面に沿
って硫酸紙の後半分を折畳み、次いで、成形台の後斜辺
がその斜辺で硫酸紙の前半分を折畳んで、下方はみ出し
部の全てを簡潔的に折畳み成形するように働く。
【0012】
【実施例】本発明装置は、大略、回転テ−ブル部10、
硫酸紙吸着垂体部20、硫酸紙供給部30及び折畳み成
形部50の4部から成る(図1及び図2参照)。
硫酸紙吸着垂体部20、硫酸紙供給部30及び折畳み成
形部50の4部から成る(図1及び図2参照)。
【0013】該回転テ−ブル部10は、製品を充填する
前の缶詰容器を搬送する為の嵌合溝12を周縁に穿設し
た円形のテ−ブル11を中央に設け、その一方に缶詰容
器を供給する供給コンベア13を設け、反対側に硫酸紙
装着後に排出する排出コンベア14を連結する。そし
て、該テ−ブル11の下部に、原動機17にベルト16
を掛渡させて連結した回転軸15を配設して、テ−ブル
11が一定周期で回転するように形成する。
前の缶詰容器を搬送する為の嵌合溝12を周縁に穿設し
た円形のテ−ブル11を中央に設け、その一方に缶詰容
器を供給する供給コンベア13を設け、反対側に硫酸紙
装着後に排出する排出コンベア14を連結する。そし
て、該テ−ブル11の下部に、原動機17にベルト16
を掛渡させて連結した回転軸15を配設して、テ−ブル
11が一定周期で回転するように形成する。
【0014】次に、該回転テ−ブル11の真上に硫酸紙
吸着垂体部20を設け、その構造は、先ず、回転テ−ブ
ル11の軸に一致させて支柱21を立設し、該支柱21
の周囲に回転枠22を設け、該回転枠22に吸着垂体2
4の誘導路を形成する誘導レ−ル23を円形状に付設す
る。該吸着垂体24は、その側壁面に真空状態で硫酸紙
を吸着し、後述の成形器で硫酸紙を側壁面及び底面に巻
着させて缶詰容器に装着するもので、その先端形状を缶
詰容器の内壁に嵌入する若干小さ目の相似形とし、該垂
体の底面25と側壁面26とを分離させて形成する。該
側壁面26の内側には、空洞部26aを形成し、該空洞
部26aに通じる外壁面に数ミリ程度の吸引孔26bを
多数穿設すると共に、真空ポンプに通じたパイプ27を
連通する。
吸着垂体部20を設け、その構造は、先ず、回転テ−ブ
ル11の軸に一致させて支柱21を立設し、該支柱21
の周囲に回転枠22を設け、該回転枠22に吸着垂体2
4の誘導路を形成する誘導レ−ル23を円形状に付設す
る。該吸着垂体24は、その側壁面に真空状態で硫酸紙
を吸着し、後述の成形器で硫酸紙を側壁面及び底面に巻
着させて缶詰容器に装着するもので、その先端形状を缶
詰容器の内壁に嵌入する若干小さ目の相似形とし、該垂
体の底面25と側壁面26とを分離させて形成する。該
側壁面26の内側には、空洞部26aを形成し、該空洞
部26aに通じる外壁面に数ミリ程度の吸引孔26bを
多数穿設すると共に、真空ポンプに通じたパイプ27を
連通する。
【0015】そして、該吸着垂体24の底部25には連
結ア−ム28aを、側壁面26には連結ア−ム28bを
別々に連結し、夫々の頭部にロ−ラ−29a,29bを
軸着し、該ロ−ラ−29a,29bは上記誘導レ−ル2
3を転動し、吸着垂体24を回転テ−ブル11の上を回
転させると共に装着作業に合わせて上下に移動自在に形
成する(図5参照)。
結ア−ム28aを、側壁面26には連結ア−ム28bを
別々に連結し、夫々の頭部にロ−ラ−29a,29bを
軸着し、該ロ−ラ−29a,29bは上記誘導レ−ル2
3を転動し、吸着垂体24を回転テ−ブル11の上を回
転させると共に装着作業に合わせて上下に移動自在に形
成する(図5参照)。
【0016】硫酸紙供給部30は、硫酸紙を一定長さで
繰り出す用紙繰出部31と、該硫酸紙を吸着垂体24に
巻き付ける巻着部38に大別される。用紙繰出部31
は、基端に硫酸紙を帯状に巻着させたドラム32を配
し、それに小ロ−ル34を対向的に交互に配設し、硫酸
紙を一定量滞留させるバランス竿33を延出させ、更
に、繰出ロ−ル35を介して、ロ−タリ−エンコ−ダ−
36にて繰り出し長さを管理可能にし、終端に用紙切断
器37を配設する。
繰り出す用紙繰出部31と、該硫酸紙を吸着垂体24に
巻き付ける巻着部38に大別される。用紙繰出部31
は、基端に硫酸紙を帯状に巻着させたドラム32を配
し、それに小ロ−ル34を対向的に交互に配設し、硫酸
紙を一定量滞留させるバランス竿33を延出させ、更
に、繰出ロ−ル35を介して、ロ−タリ−エンコ−ダ−
36にて繰り出し長さを管理可能にし、終端に用紙切断
器37を配設する。
【0017】次いで、巻着部38は、前記用紙切断器3
7に隣設して用紙立掛片39を立設し、その向い側で回
転テ−ブル11の上方にゴム等の弾辱体40aを付設し
た受け枠40を立設し、該受け枠40に回転テ−ブル1
1をコの字型に迂回させた支持枠41を連結する。該支
持枠41には、シリンダ−42を左右方向に連結し、該
シリンダ−42の左右への往復動で支持枠41を左右に
移動させ、繰り出された用紙を回転テ−ブル上に迎え入
れ自在に形成する。尚、用紙立掛片39には、用紙巻着
の為のゴム等の弾辱体39aを付設し、更に、用紙立掛
片39の後方にも同様の弾辱体39bを立設する。
7に隣設して用紙立掛片39を立設し、その向い側で回
転テ−ブル11の上方にゴム等の弾辱体40aを付設し
た受け枠40を立設し、該受け枠40に回転テ−ブル1
1をコの字型に迂回させた支持枠41を連結する。該支
持枠41には、シリンダ−42を左右方向に連結し、該
シリンダ−42の左右への往復動で支持枠41を左右に
移動させ、繰り出された用紙を回転テ−ブル上に迎え入
れ自在に形成する。尚、用紙立掛片39には、用紙巻着
の為のゴム等の弾辱体39aを付設し、更に、用紙立掛
片39の後方にも同様の弾辱体39bを立設する。
【0018】折畳み成形部50は、図3及び図4に示す
如く、先ず、前記回転テ−ブル11の回転軸15にア−
ム51を遊動自在に取着し、そのア−ム51にスライド
溝51aを刻むと共に、該スライド溝51aに嵌合させ
て誘導ピン52aを突設した回転盤52を下方に配設す
る。該回転盤52の回転に伴って誘導ピン52aが回転
すると、スライド溝51aを介してア−ム51が円弧軌
道を描くように回動し、その円弧の角度は回転盤52の
回転半径で決定され、約40〜60度程度とする。次い
で、該ア−ム51に連結させて成形器53を設け、該成
形器53は、ア−ム51の一部に柱54を立設し、該柱
54より軸55を延設し、その軸55から水平方向に吸
着垂体24の背面に沿って湾曲させた押圧片56を取着
し、軸55と押圧片56との間にバネ57を介設して吸
着垂体24を背面から押圧自在に形成する。
如く、先ず、前記回転テ−ブル11の回転軸15にア−
ム51を遊動自在に取着し、そのア−ム51にスライド
溝51aを刻むと共に、該スライド溝51aに嵌合させ
て誘導ピン52aを突設した回転盤52を下方に配設す
る。該回転盤52の回転に伴って誘導ピン52aが回転
すると、スライド溝51aを介してア−ム51が円弧軌
道を描くように回動し、その円弧の角度は回転盤52の
回転半径で決定され、約40〜60度程度とする。次い
で、該ア−ム51に連結させて成形器53を設け、該成
形器53は、ア−ム51の一部に柱54を立設し、該柱
54より軸55を延設し、その軸55から水平方向に吸
着垂体24の背面に沿って湾曲させた押圧片56を取着
し、軸55と押圧片56との間にバネ57を介設して吸
着垂体24を背面から押圧自在に形成する。
【0019】又、柱54の一部から水平方向に垂直方向
に回動可能な横軸58を延設し、その先に吸着垂体24
の底面25の約1/2程度を覆って吸着垂体の下方には
み出した硫酸紙Sを折畳む折畳み片59を配設する。そ
して、前記ア−ム51内にシリンダ−57を内蔵し、そ
のピストンロッドの一部に柱54を連結し、ピストンロ
ッドの前後方向への往復動に従って柱54が前後動可能
に形成する。即ち、該成形器53は、ピストンロッドに
よる前後動と上記ア−ム51の円弧軌道を描く回動を組
合せて、回転する吸着垂体24を追跡可能に形成する。
に回動可能な横軸58を延設し、その先に吸着垂体24
の底面25の約1/2程度を覆って吸着垂体の下方には
み出した硫酸紙Sを折畳む折畳み片59を配設する。そ
して、前記ア−ム51内にシリンダ−57を内蔵し、そ
のピストンロッドの一部に柱54を連結し、ピストンロ
ッドの前後方向への往復動に従って柱54が前後動可能
に形成する。即ち、該成形器53は、ピストンロッドに
よる前後動と上記ア−ム51の円弧軌道を描く回動を組
合せて、回転する吸着垂体24を追跡可能に形成する。
【0020】更に、上記成形器53が回動する終点附近
で、吸着垂体24の回転軌道上に、吸着垂体24の底面
25と数ミリの間隙を保つ平坦面60aを形成し、その
前後に前斜辺60aと後斜辺60cとを連設させた成形
台60を連設する。該成形台60は、硫酸紙Sを吸着垂
体の底面25に添わせて折畳むもので、前記成形器53
の折畳み片59が硫酸紙Sの後面を折畳むのに対し、後
斜辺60cに当接させて硫酸紙S前面を折畳むように形
成する(図6参照)。
で、吸着垂体24の回転軌道上に、吸着垂体24の底面
25と数ミリの間隙を保つ平坦面60aを形成し、その
前後に前斜辺60aと後斜辺60cとを連設させた成形
台60を連設する。該成形台60は、硫酸紙Sを吸着垂
体の底面25に添わせて折畳むもので、前記成形器53
の折畳み片59が硫酸紙Sの後面を折畳むのに対し、後
斜辺60cに当接させて硫酸紙S前面を折畳むように形
成する(図6参照)。
【0021】次に、本実施例の作用を説明すると、先
ず、用紙繰出部31のドラム32を回転させると、巻着
された硫酸紙が、バランス竿33及び小ロ−ル34を経
て、繰出ロ−ル35等にて繰り出され、その長さがロ−
タリ−エンコ−ダ−36によって調整される。次いで、
受け枠40が支持枠41に連結したシリンダ−42の作
動で図面上左側に移動し、繰り出される硫酸紙と共に右
側(回転テ−ブル側)に移動し、硫酸紙を回転テ−ブル
11側に迎え入れる。そして、所定位置で停止した後、
用紙切断器37が作動して硫酸紙を切断し、それを用紙
立掛枠39と受け枠40とが支え、切断後も硫酸紙が立
て掛けられた状態に維持する。
ず、用紙繰出部31のドラム32を回転させると、巻着
された硫酸紙が、バランス竿33及び小ロ−ル34を経
て、繰出ロ−ル35等にて繰り出され、その長さがロ−
タリ−エンコ−ダ−36によって調整される。次いで、
受け枠40が支持枠41に連結したシリンダ−42の作
動で図面上左側に移動し、繰り出される硫酸紙と共に右
側(回転テ−ブル側)に移動し、硫酸紙を回転テ−ブル
11側に迎え入れる。そして、所定位置で停止した後、
用紙切断器37が作動して硫酸紙を切断し、それを用紙
立掛枠39と受け枠40とが支え、切断後も硫酸紙が立
て掛けられた状態に維持する。
【0022】すると、回転テ−ブル11上の支柱21に
連結した吸着垂体24が、誘導レ−ル23上を転動する
ロ−ラ−29a,29bに誘導されて回転し、前記立て
掛け状態の硫酸紙に当接し、丁度硫酸紙の中央で2/3
程度の高さで下方にはみ出し部を残す位置に吸着垂体2
4の側壁面26が接触する。すると、該吸着垂体24
は、空洞部26aを介して吸引孔26bが真空状態にあ
り、その吸引力で硫酸紙を側壁面26に吸着する。その
際、吸着垂体24が回転するに連れて、立掛枠39及び
受け枠40に付設したゴム等の弾辱体39a,39b
が、その弾性で硫酸紙Sを側壁面26に付勢し、当接し
た硫酸紙Sの前面ばかりでなく、後側の端部に至る全体
を吸着垂体24に巻着させる。
連結した吸着垂体24が、誘導レ−ル23上を転動する
ロ−ラ−29a,29bに誘導されて回転し、前記立て
掛け状態の硫酸紙に当接し、丁度硫酸紙の中央で2/3
程度の高さで下方にはみ出し部を残す位置に吸着垂体2
4の側壁面26が接触する。すると、該吸着垂体24
は、空洞部26aを介して吸引孔26bが真空状態にあ
り、その吸引力で硫酸紙を側壁面26に吸着する。その
際、吸着垂体24が回転するに連れて、立掛枠39及び
受け枠40に付設したゴム等の弾辱体39a,39b
が、その弾性で硫酸紙Sを側壁面26に付勢し、当接し
た硫酸紙Sの前面ばかりでなく、後側の端部に至る全体
を吸着垂体24に巻着させる。
【0023】さて、上記工程で硫酸紙Sの上部は吸着垂
体24に巻着されたが、上述の如く、下方約1/3がは
み出し部分として残されている。そこで、折畳み成形部
50が作動し、先ず、回転テ−ブル11の下方に配設し
た回転盤52の回転に伴って、誘導ピン52aがスライ
ド溝51aを往復動しつつ、回転軸15に遊動自在に取
着したア−ム51が一定角度の円弧を描いて回動する。
即ち、該ア−ム51に立設した成形器53が回動し、上
記円弧内で吸着垂体24を追跡する。
体24に巻着されたが、上述の如く、下方約1/3がは
み出し部分として残されている。そこで、折畳み成形部
50が作動し、先ず、回転テ−ブル11の下方に配設し
た回転盤52の回転に伴って、誘導ピン52aがスライ
ド溝51aを往復動しつつ、回転軸15に遊動自在に取
着したア−ム51が一定角度の円弧を描いて回動する。
即ち、該ア−ム51に立設した成形器53が回動し、上
記円弧内で吸着垂体24を追跡する。
【0024】同時に、ア−ム51に内蔵したシリンダ−
56が作動し、成形器53が回転テ−ブル11の外側か
ら内側へ移動し、回転中の吸着垂体24の背面にせま
り、上記ア−ム51の回動と合わせて、成形器53を吸
着垂体24の背後から接触する。すると、先ず、押圧片
56a,55bが吸着垂体24の背後に触れ、その際、
バネ57が介在して押圧片56a,55bを吸着垂体2
4に押圧し、硫酸紙Sの上部を筒体に固定する。次い
で、横軸56に付設した折畳み片57を垂直方向に持上
げるように回動し、即ち、吸着垂体24の底面25に向
けて折畳み片57を回動させ、その動きで硫酸紙Sを底
面25に押し付け、硫酸紙Sの後半分を折畳み状態にす
る(図6(a),(b),(c)参照)。
56が作動し、成形器53が回転テ−ブル11の外側か
ら内側へ移動し、回転中の吸着垂体24の背面にせま
り、上記ア−ム51の回動と合わせて、成形器53を吸
着垂体24の背後から接触する。すると、先ず、押圧片
56a,55bが吸着垂体24の背後に触れ、その際、
バネ57が介在して押圧片56a,55bを吸着垂体2
4に押圧し、硫酸紙Sの上部を筒体に固定する。次い
で、横軸56に付設した折畳み片57を垂直方向に持上
げるように回動し、即ち、吸着垂体24の底面25に向
けて折畳み片57を回動させ、その動きで硫酸紙Sを底
面25に押し付け、硫酸紙Sの後半分を折畳み状態にす
る(図6(a),(b),(c)参照)。
【0025】次いで、吸着垂体24が回転を続けると、
成形台60が待ち受け、その後斜辺60cに上記硫酸紙
Sの前半分が当接し、回転が進むに連れて、その挟圧力
で硫酸紙Sが折り畳まれ、全体が吸着垂体24の底面2
5側に押圧される恰好で折畳まれた状態となる(図6
(d)参照)。と同時に、上記成形器53のシリンダ−
57が作動し、成形器53が後退動して吸着垂体24か
ら離れるが、一方、成形台60は、後斜辺60cから平
滑面60aに移り、その平滑面60aと底面25との間
に硫酸紙S底部が挟まれ、折畳み状態を維持する(図6
(e)参照)。そして、平滑面60aを過ぎて、前斜辺
60bに入ると、吸着垂体24の誘導レ−ル23がその
傾斜に合わせて下降するように形成してあるので、前斜
辺60bに沿って吸着垂体24も下降し、その底面25
が前斜辺60bとの間に硫酸紙Sを挟んで折畳み状態を
解かない(図6(f)参照)。
成形台60が待ち受け、その後斜辺60cに上記硫酸紙
Sの前半分が当接し、回転が進むに連れて、その挟圧力
で硫酸紙Sが折り畳まれ、全体が吸着垂体24の底面2
5側に押圧される恰好で折畳まれた状態となる(図6
(d)参照)。と同時に、上記成形器53のシリンダ−
57が作動し、成形器53が後退動して吸着垂体24か
ら離れるが、一方、成形台60は、後斜辺60cから平
滑面60aに移り、その平滑面60aと底面25との間
に硫酸紙S底部が挟まれ、折畳み状態を維持する(図6
(e)参照)。そして、平滑面60aを過ぎて、前斜辺
60bに入ると、吸着垂体24の誘導レ−ル23がその
傾斜に合わせて下降するように形成してあるので、前斜
辺60bに沿って吸着垂体24も下降し、その底面25
が前斜辺60bとの間に硫酸紙Sを挟んで折畳み状態を
解かない(図6(f)参照)。
【0026】さて、成形台60の前斜辺60bが終了す
る位置には、回転テ−ブル11に缶詰容器の供給コンベ
ア13を配し、回転テ−ブル11の嵌合溝12と連結さ
せてあるので、その嵌合溝12に缶詰容器が嵌まり、当
該缶詰容器と前斜辺60bから降下してきた吸着垂体2
4とが嵌着し、両者が合体する。このとき、吸着垂体2
4は、その先端形状を缶詰容器の内壁より若干小さ目の
相似形に形成してあるので、缶詰容器にそのまま嵌入さ
れ、両者は密接に合体する。
る位置には、回転テ−ブル11に缶詰容器の供給コンベ
ア13を配し、回転テ−ブル11の嵌合溝12と連結さ
せてあるので、その嵌合溝12に缶詰容器が嵌まり、当
該缶詰容器と前斜辺60bから降下してきた吸着垂体2
4とが嵌着し、両者が合体する。このとき、吸着垂体2
4は、その先端形状を缶詰容器の内壁より若干小さ目の
相似形に形成してあるので、缶詰容器にそのまま嵌入さ
れ、両者は密接に合体する。
【0027】そして、両者を合体させたまま回転テ−ブ
ル11が回転し、次いで、吸着垂体24の底面25を残
したまま、側壁面26に連結した連結ア−ム28bが上
昇し、側壁面26が缶詰容器から離脱する。即ち、吸着
垂体24全体を一挙に缶詰容器から離すと、接触摩擦が
大きく、装着させた硫酸紙Sが容器から外れてしまう虞
が大きいため、最初は底面25で硫酸紙Sを抑えつつ側
壁面26だけを離し、次いで、連結ア−ム28aで底面
を上昇させ、2段階で硫酸紙Sの缶詰容器への装着を完
了する。このとき、ロ−ラ−29a,29bは夫々、底
面25と側壁面26とに分けて連結しているので、誘導
レ−ル23上を転動する際、時間的ずれを持って転動
し、2段階の離脱を自動的に行うことができる。そうし
て、装着を完了した缶詰容器は、供給コンベア13と反
対側の排出コンベア14に運ばれ、そこから製品の充填
工程へと移される。
ル11が回転し、次いで、吸着垂体24の底面25を残
したまま、側壁面26に連結した連結ア−ム28bが上
昇し、側壁面26が缶詰容器から離脱する。即ち、吸着
垂体24全体を一挙に缶詰容器から離すと、接触摩擦が
大きく、装着させた硫酸紙Sが容器から外れてしまう虞
が大きいため、最初は底面25で硫酸紙Sを抑えつつ側
壁面26だけを離し、次いで、連結ア−ム28aで底面
を上昇させ、2段階で硫酸紙Sの缶詰容器への装着を完
了する。このとき、ロ−ラ−29a,29bは夫々、底
面25と側壁面26とに分けて連結しているので、誘導
レ−ル23上を転動する際、時間的ずれを持って転動
し、2段階の離脱を自動的に行うことができる。そうし
て、装着を完了した缶詰容器は、供給コンベア13と反
対側の排出コンベア14に運ばれ、そこから製品の充填
工程へと移される。
【0028】尚、上記は保護紙として一般に使用される
硫酸紙を代表させて説明したが、硫酸紙に限らず、缶詰
用保護紙は全て使用が可能である。
硫酸紙を代表させて説明したが、硫酸紙に限らず、缶詰
用保護紙は全て使用が可能である。
【0029】
【発明の効果】以上の構成及び作用に基づく本発明装置
は、従来手作業に頼っていた硫酸紙の缶詰容器への装着
を全て自動化することができ、缶詰充填の工程を大幅に
改善できるという優れた効果を奏する。その際、硫酸紙
供給部と吸着垂体部とが協働して硫酸紙を吸着垂体の側
壁面の全面に吸着させ、次いで、折畳み成形部が下方に
はみ出した硫酸紙を成形器と成形台との連係で前後に分
けて垂体の底面に折畳み成形し、更に、回転テ−ブル部
が、誘導レ−ルが吸着垂体の底面と側壁面とを2段階に
上昇させて吸着垂体を装着後の硫酸紙からうまく離脱さ
せるので、作動が確実であると共に機構が簡潔となる等
極めて有利な発明である。
は、従来手作業に頼っていた硫酸紙の缶詰容器への装着
を全て自動化することができ、缶詰充填の工程を大幅に
改善できるという優れた効果を奏する。その際、硫酸紙
供給部と吸着垂体部とが協働して硫酸紙を吸着垂体の側
壁面の全面に吸着させ、次いで、折畳み成形部が下方に
はみ出した硫酸紙を成形器と成形台との連係で前後に分
けて垂体の底面に折畳み成形し、更に、回転テ−ブル部
が、誘導レ−ルが吸着垂体の底面と側壁面とを2段階に
上昇させて吸着垂体を装着後の硫酸紙からうまく離脱さ
せるので、作動が確実であると共に機構が簡潔となる等
極めて有利な発明である。
【図1】本発明装置全体の正面図である。
【図2】本発明装置全体の平面図である。
【図3】本発明装置の折畳み成形部の一部正面図であ
る。
る。
【図4】本発明装置の折畳み成形部の一部平面図であ
る。
る。
【図5】本発明吸着垂体の縦断正面図である。
【図6】本発明折畳み成形部と成形台により吸着垂体の
硫酸紙を折畳む状態を示す一部切欠の模式的正面図であ
る。
硫酸紙を折畳む状態を示す一部切欠の模式的正面図であ
る。
【図7】本発明吸着垂体により硫酸紙を缶詰容器に挿入
する状態を示す斜視図である。
する状態を示す斜視図である。
10 回転テ−ブル部
11 回転テ−ブル
12 嵌合溝
13 供給コンベア
14 排出コンベア
15 回転軸
20 硫酸紙吸着垂体部
21 支柱
22 回転枠
24 吸着垂体
25 底面
26 側壁面
30 硫酸紙供給部
31 用紙繰出部
32 ドラム
36 ロ−タリ−エンコ−ダ−
37 用紙切断器
40 受け枠
50 折畳み成形部
51 ア−ム
51a スライド溝
52 回転盤
52a 誘導ピン
53 成形器
56 押圧片
58 シリンダ−
59 折畳み片
60 成形台
60a 平滑面
60b 前斜辺
60c 後斜辺
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平3−230940(JP,A)
特開 昭63−249635(JP,A)
特開 平1−267139(JP,A)
特開 平3−85225(JP,A)
特開 平1−294422(JP,A)
実開 昭62−12905(JP,U)
特公 昭48−9625(JP,B1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B65B 61/22
Claims (2)
- 【請求項1】(a)缶詰容器を搬送する嵌合溝を周縁に
穿設した回転テ−ブルを中央に配し、該回転テ−ブルに
缶詰容器の供給コンベアと排出コンベアとを連結した回
転テ−ブル部と、 (b)回転テ−ブルの上に誘導レ−ルを配設した回転枠
を連結した支柱を立設し、先端が缶詰容器の内壁面に嵌
入する相似形で、底面と側壁面とが分離可能で、該側壁
面に吸引ポンプに連通した吸引孔を穿設して硫酸紙を吸
着可能な吸着垂体を有し、該底面と側壁面に、頭部にロ
−ラ−を付設した連結ア−ムを夫々連設して、該ロ−ラ
−を誘導レ−ル上を転動させるよう形成した硫酸紙吸着
垂体部と、 (c)硫酸紙を帯状に巻着させたドラムに繰出ロ−ルを
連設し、一方回転テ−ブル側に硫酸紙を立て掛け状態に
支持する支持枠に弾辱体を付設し、その途中に用紙切断
器を配設した硫酸紙供給部と、 (d)該吸着垂体下方にはみ出した硫酸紙の後部を折り
畳む折畳片を配設した成形器を回転テ−ブルの外側から
吸着垂体を追跡可能に形成すると共に、吸着垂体の底面
と若干の間隙を保つ平坦面を形成し、その前後に前斜辺
と後斜辺とを連設した成形台を吸着垂体の回転軌道上に
配設した折畳み成形部と、 から成る硫酸紙自動装着装置。 - 【請求項2】(a)缶詰容器を搬送する嵌合溝を周縁に
穿設した回転テ−ブルを中央に配し、該回転テ−ブルに
缶詰容器の供給コンベアと排出コンベアとを連結した回
転テ−ブル部と、(b)該回転テ−ブルの上に回転枠を
連結した支柱を立設し、下方に缶詰容器の内壁面に嵌入
する形状で側壁面に真空の吸引孔を穿設して硫酸紙を巻
着可能な吸着垂体を前記回転枠に吊設した硫酸紙吸着垂
体部と、 (c)硫酸紙を帯状に巻着させたドラムに繰出ロ−ルを
連設し、一方回転テ−ブル側に硫酸紙を立て掛け状態に
支持する支持枠に弾辱体を付設し、その途中に用紙切断
器を配設した硫酸紙供給部と、(d)軸との間にバネを介在させて吸着垂体を背面から
押圧可能な押圧片と、垂直方向に回動して吸着垂体の底
面に沿って硫酸紙を折畳む折畳み片を配設した成形器を
有し、該成形器を回転テ−ブルの回転軸にア−ムを遊動
自在に取着し、該ア−ムにスライド溝を刻むと共に、該
スライド溝に回転盤に突設した誘導ピンを嵌合してア−
ムが円弧軌道を描くよう形成すると共に、該ア−ム内に
前後動するシリンダ−を内蔵させて、吸着垂体を追跡可
能に形成し、該吸着垂体の回転軌道上に、吸着垂体の底
面と若干の間隙を保つ高さの平坦面を形成し、その前後
に前斜辺と後斜辺とを連設させた成形台を配設した吸着
垂体の回転軌道上に配設した折畳み成形部と、 から成る硫酸紙自動装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12052593A JP3506460B2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 缶詰用硫酸紙自動装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12052593A JP3506460B2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 缶詰用硫酸紙自動装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06312728A JPH06312728A (ja) | 1994-11-08 |
JP3506460B2 true JP3506460B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=14788423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12052593A Expired - Fee Related JP3506460B2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 缶詰用硫酸紙自動装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3506460B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP12052593A patent/JP3506460B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06312728A (ja) | 1994-11-08 |
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