JPH057955A - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

Info

Publication number
JPH057955A
JPH057955A JP15799191A JP15799191A JPH057955A JP H057955 A JPH057955 A JP H057955A JP 15799191 A JP15799191 A JP 15799191A JP 15799191 A JP15799191 A JP 15799191A JP H057955 A JPH057955 A JP H057955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate material
gripping
grip
sand iron
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15799191A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ito
茂 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP15799191A priority Critical patent/JPH057955A/ja
Publication of JPH057955A publication Critical patent/JPH057955A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材の把持部が突出している場合において
も、把持部の形状を損うことなく把持することができる
クランプ装置を提供することを目的とする。 【構成】 板材Wを把持するクランプ装置9において、
上下に対向した一対の把持アーム15,17を接近離反
自在に設け、各把持アーム15,17の先端部に砂鉄F
を封入した砂鉄袋25,27を設け、かつ各砂鉄袋2
5,27を板材Wの把持部の形状に対応してなじみ可能
に設け、各砂鉄袋25,27に封入した砂鉄Fを励磁す
る電磁石29,31を各把持アームに設けたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材加工機において、
板材を把持するクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス機械のごとき板材加工機におい
て、テーブルに支持された板材を把持するクランプ装置
は上下に対向した一対の把持アームを備えており、上側
に配置した把持アームは、下側に配置した把持アームに
対して接近離反する上下方向へ揺動自在である。
【0003】したがって、板材をテーブルに支持せしめ
た後に、板材の把持部(把持アームにより把持される部
分)をクランプ装置における一対の把持アームの先端部
の間に相対的に位置せしめる。そして、上側に配置した
支持アームを下方向へ揺動させることにより、一対の把
持アームにより板材の把持部を把持するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のごとき
従来のクランプ装置においては、板材に対して成形加工
等を行うことにより、板材の一部に上方向(或いは下方
向)へ突出した突出部が存在する場合には、従来のクラ
ンプ装置により上記突出部の形状を損ないように把持す
ることは困難であり、板材の把持部が制限されるといっ
た問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
点を解決するために、本発明においては、板材を把持す
るクランプ装置において、上下に対向した一対の把持ア
ームを接近離反自在に設け、各把持アームの先端部に砂
鉄を封入した砂鉄袋を設け、かつ各砂鉄袋を板材の把持
部の形状に対応してなじみ可能に設け、各砂鉄袋に封入
した砂鉄を励磁する電磁石を各把持アームに設けたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】前記の構成において、一対の把持アームを離反
させた後に、板材の把持部を一部の把持アームの先端部
の間に相対的に位置せしめる。次に、一対の把持アーム
を接近させることにより、各把持アームの先端部に設け
た砂鉄袋が、板材の把持部の形状に対応してなじみなが
ら板材の把持部を把持する。このときに、板材の把持部
の形状が突出している場合においても、砂鉄袋は板材の
把持部の形状に対応してなじむものである。
【0007】各砂鉄袋が板材の把持部になじんだ後に、
電磁石を適宜に操作して各砂鉄袋に封入した砂鉄を励磁
する。これによって、砂鉄袋が板材の把持部の形状に対
応した形状に保たれる。そして、一対の把持アームを更
に接近させることにより、板材の把持部を強固に把持す
ることができるものである。
【0008】
【実施例】以下、本実施例に係る発明について図面に基
づいて説明する。
【0009】図1を参照するに、図1には、プレス機械
における板材Wの移動位置決めを行う板材移動位置決め
装置1が示してあり、この板材移動位置決め装置1は板
材Wを支持するテーブル3に設けてある。ここで、テー
ブル3は、フレームに固定した固定した固定テーブル
と、この固定テーブルの左右(図1において表裏)に配
置し、かつ前後方向(図1において左右方向)へ移動自
在に設けた可動テーブルとを備えている。なおテーブル
3には板材Wを転動自在に支持する多数のフリーベアリ
ング5が設けてある。
【0010】上記可動テーブルには板材移動位置決め装
置1の一部を構成するキャレッジベース7が左右方向へ
延伸して設けてあり、このキャレッジベース7には板材
Wを把持するクランプ装置9を備えたキャレッジ11が
左右方向へ移動自在に設けてある。
【0011】上記構成により、板材Wをテーブル3に支
持せしめた後に、クランプ装置9により板材Wの把持部
(クランプ装置9により把持される部分)を把持する。
そして、可動テーブルと一体的にキャレッジベース7を
前後方向へ適宜に移動させると共、キャレッジ11を左
右方向へ適宜に移動させることにより、板材Wをテーブ
ル3の前後、左右方向の所定位置に移動位置決めするこ
とができるものである。
【0012】次に、本実施例の要部であるクランプ装置
9について詳細に説明する。
【0013】クランプ装置9の一部を構成するクランプ
ベース13には、下部把持アーム15が一体的に設けて
あると共に、上部把持アーム17がヒンジピン19を介
して上下方向へ揺動自在に設けてある。上記上部把持ア
ーム17を上下方向へ揺動させるために、クランプベー
ス13には把持シリンダ21が設けてあり、この把持シ
リンダ21から下方向へ移動自在のピストンロッド23
が上部把持アーム17に連結してある。ここで、把持シ
リンダ21はエアシリンダ、油圧シリンダのいずれであ
っても差し支えなく、また把持シリンダ21内の圧力を
比較的高い圧力と比較的低い圧力に適宜の手段を介して
切換えるとができるものである。
【0014】図2を参照するに、各把持アーム15,1
7の先端部には砂鉄Fを封入した砂鉄袋25,27が設
けてあり、各砂鉄袋25,27は樹脂からなり、板材W
の把持部の形状に対応してなじみ可能である。そして、
各砂鉄Fを励磁するため、各把持アーム15,17には
電磁石29,31が設けてある。ここで、砂鉄Fとは必
ずしも砂状の鉄に限るものではなく、粒度の相異する鉄
粉も含む概念である。
【0015】前述の構成に基づいて本実施例の作用につ
いて説明する。
【0016】板材Wをテーブル3に支持せしめた後に、
板材Wの把持部を一対の把持アーム15,17の間に位
置せしめる。次に、把持シリンダ21を適宜に操作して
上部把持アーム17を下部把持アーム15に接近する下
方向へ揺動させることにより、各把持アーム15,17
に設けた砂鉄袋25,27が、板材Wの把持部の形状に
なじみないから把持するものである。このとき、板材W
の把持部の形状が図3に示すように突出している場合に
おいても、砂鉄袋25,27は板材Wの把持部の形状に
対応してなじむものである。また、このとき、把持シリ
ンダ21内の圧力は比較的低いものである。
【0017】各砂鉄袋25,27が板材Wの把持部にな
じんだ後に、電磁石29,31を適宜に操作して各砂鉄
袋25,27に封入した砂鉄Fを励磁する。これによっ
て、砂鉄袋25,27を固定化せしめて、板材Wの把持
部の形状に対応した形状に保持することができる。そし
て、把持シリンダ21を適宜に操作して把持シリンダ2
1内の圧力を比較的高くすることにより、板材Wの把持
部を強固に把持する。
【0018】板材Wの把持部を変更して把持しなおすと
きには、プレス機械の公知のリポジシリンダ(図示省
略)を作動させて板材Wをテーブル3に押圧固定せしめ
た後に、一対の把持アーム15,17を離反させる。そ
して、前述と同様の作用のもとで再び一対の把持アーム
15,17により板材Wを把持する。
【0019】以上のごとき本実施例によれば、板材Wの
一部に突出部が存在する場合において、各把持アーム1
5,17に設けた砂鉄袋25,27が突出部の形状に対
応してなじみ可能であり、なじんだ状態のもとで砂鉄袋
25,27の形状を保持することができるために、上記
突出部の形状を損うことなく、突出部を把持することが
できる。したがって、板材Wの把持部が制限されること
なく、作業能率向上の効果を奏するものである。
【0020】なお、本発明は前述のごとき実施例の説明
に限られるものであり、また砂鉄Fを封入した砂鉄袋2
5,27の代わりに氷を封入した水袋を設け、この水を
瞬間的に冷却せしめて氷にする構成などにも応用が可能
である。
【0021】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように本発明によれば、板材の一部に突出部の存在
する場合において、各把持アームに設けた砂鉄袋が突出
部の形状に対応してなじみ可能であり、なじんだ状態の
もとで砂鉄袋の形状を保持することができるために、上
記突出部の形状を損うことなく、突出部を把持すること
ができる。したがって、板材の把持部が制限されること
がなく、作業能率向上の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の板材移動位置決め装置を示す図であ
る。
【図2】本実施例の要部を示す図である。
【図3】本実施例の作用を説明する図である。
【符号の説明】
9 クランプ装置 15 下部把持アーム 17 上部把持アーム 25,27 砂鉄袋 29,31 電磁石

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 板材を把持するクランプ装置において、
    上下に対向した一対の把持アームを接近離反自在に設
    け、各把持アームの先端部に砂鉄を封入した砂鉄袋を設
    け、かつ各砂鉄袋を板材の把持部の形状に対応してなじ
    み可能に設け、各砂鉄袋に封入した砂鉄を励磁する電磁
    石を各把持アームに設けたことを特徴とするクランプ装
    置。
JP15799191A 1991-06-28 1991-06-28 クランプ装置 Pending JPH057955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15799191A JPH057955A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 クランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15799191A JPH057955A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 クランプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH057955A true JPH057955A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15661859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15799191A Pending JPH057955A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 クランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH057955A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106424419A (zh) * 2016-08-31 2017-02-22 昆山宝锦激光拼焊有限公司 电磁吸附翻转机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106424419A (zh) * 2016-08-31 2017-02-22 昆山宝锦激光拼焊有限公司 电磁吸附翻转机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU95120083A (ru) Способ пуска или переналадки машины для сварки обечаек, модульный магазин и машина для осуществления способа
CN112276979A (zh) 一种用于工业机器人的抓取装置
CA2734110A1 (en) Gripper for a manipulator
JPS60145221A (ja) 金属板を操作する装置
JPH057955A (ja) クランプ装置
CN212736056U (zh) 一种上料夹爪机构
CN210001153U (zh) 旋转取料装置
JP3085504B2 (ja) 鋳物の堰折り設備
CN213650948U (zh) 一种方形石墨板加工用转运装置
CN212211394U (zh) 一种用于喇叭盆架冲侧花的上下料机构
CN214557326U (zh) 一种铸件冒口切割装置
JPS63134133A (ja) スピ−カ組立用スピ−カフレ−ムのつかみとり式移載装置
JPH09199575A (ja) 半導体ペレットボンディング装置
JPS63220946A (ja) 中子自動セツト装置
CN217345505U (zh) 多功能机械抓手
JP4106290B2 (ja) 折曲げ加工機
JP2540868Y2 (ja) 板材加工機におけるワークシュート装置
JPH0120016Y2 (ja)
JPH01178400A (ja) 溶接機
JP2773389B2 (ja) ミシンにおける被加工布保持装置
JP3205349B2 (ja) 製品の切出し搬出方法及び同装置
JP3357449B2 (ja) 板材搬出クランプ装置およびその装置を用いた板材クランプ方法
JPH0919881A (ja) クランプ装置
JP3112217B2 (ja) 自動冷し金納め設備
JPH05318088A (ja) 鋳造成形品の取り出し用作業ヘッド