JPH0579442A - 点火用配電器のロータヘツド - Google Patents

点火用配電器のロータヘツド

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Publication number
JPH0579442A
JPH0579442A JP23926391A JP23926391A JPH0579442A JP H0579442 A JPH0579442 A JP H0579442A JP 23926391 A JP23926391 A JP 23926391A JP 23926391 A JP23926391 A JP 23926391A JP H0579442 A JPH0579442 A JP H0579442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor head
vane
electrode
ignition
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP23926391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Nanai
哲夫 七井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP23926391A priority Critical patent/JPH0579442A/ja
Publication of JPH0579442A publication Critical patent/JPH0579442A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、ロータヘッドに、ホール発振
器のトリガーパルス発生用ベーンを、一体成形すること
で、ロータヘッドの配電性能と、ホール発振器の出力信
号特性を低下させることなく、ディストリビュータを小
形化できるロータヘッドを提供すること。 【構成】1は、エンジンの各気筒へ配電するキャップ、
2は、キャップの電極、3は、ロータヘッド、4は、ロ
ータヘッドの電極、5は、3のロータヘッドの樹脂によ
り被覆され、一体成形されたベーン、7は、ホール発振
器、8は、エンジンのカム軸と連動するシャフト、9
は、エンジンに取付けるためのハウジング。 【効果】ロータヘッドの樹脂部に、ベーンを一体成形
し、ベーンの表面をロータヘッドの絶縁性合成樹脂で被
覆したことにより、ロータヘッドのベーンに対する耐電
圧を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用配電器にお
けるロータヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロータヘッドは、特開昭60−2096
68号公報のようにロータヘッドとホール発振器のトリガ
ーパルスを発生するための金属ベーンが別体となって露
出しており、キャップとロータヘッドの電極に対するベ
ーンのリークパス及び、キャップの側電極間とベーンの
リークパスが小さいため、ロータヘッドの電極からキャ
ップの電極へ配電する高電圧が、ベーンへリークする問
題があり、別ピースの絶縁板を、ロータヘッドと、ベー
ンの間に組込まなければ、ディストリビュータを小形化
できない問題があった。この構造は、ベーンをシャフト
に組込む前に、絶縁板をロータヘッドに通してから、ベ
ーン固定ネジの締付けをしなければならない為、組立工
数がかかる。また、ベーン自体で強度を確保し、組立用
座面を必要とするため、ホール発振器のしゃへいに使用
する部分以外の部分があり、薄肉軽量化に問題がある。
また、ベーンは、回転し、絶縁板は、回転せずキャップ
とハウジングに固定されている状態のため、ベーンと絶
縁板の間に、間隙が必要となり、間隙分の高さ及び径方
向寸法がアップとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ロー
タヘッドの配電時に配電される高電圧に対し、ロータヘ
ッド及び、キャップ電極とベーンのリークパスをかせぐ
ため、ロータヘッドと、ベーンの間に、絶縁しゃへい体
を入れなければ、小形化できない問題があった。本発明
の目的は、絶縁体で構成されるロータヘッドにベーンを
一体成形させることにより、ロータヘッドに従来の絶縁
しゃへい体の役割をもたせることで、ディストリビュー
タを小形軽量にし、ベーン精度,組立性を向上させ、コ
ストを低くすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ロータヘッドの樹脂部にベーンを一体成形し、ベー
ンの表面を耐電圧に効果的に被覆する。
【0005】
【作用】ロータヘッドの樹脂部に、ベーンを一体成形す
ることで、ベーンの金属部表面を、ロータヘッドの樹脂
部によって絶縁し、ロータヘッドと、キャップ電極に対
するリークパスを向上させる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。1は、エンジンの各気筒用プラグに高圧配電をする
キャップ、2は、キャップに一体成形された電極、3
は、エンジンのカム軸に連動し、高電圧を配電するロー
タヘッド、4は、ロータヘッドに一体成形された電極、
5は、ロータヘッドに一体成形されホール発振器の磁束
をしゃへいし、トリガーパルスを発生させるベーン、6
は、ロータヘッドに一体成形されたブッシュ、7は、ホ
ール素子,永久磁石を内蔵したホール発振器である。8
は、カム軸と連動するシャフト、9は、エンジンに取付
けるためのハウジングである。
【0007】次に個々の部品の材質,製法,役割につい
て説明する。1のキャップは、絶縁性の合成樹脂であ
る。2は、高圧配電する電極で、冷間鍛造品である。材
料は、アルミ棒材である。3は、カム軸と連動し、キャ
ップの各気筒の電極に高圧配電するロータヘッドであ
る。材質は、絶縁性の合成樹脂である。4は、高圧配電
をする電極で、プレス品である。材料は、SUS板,黄
銅板などで構成される。5は、ホール発振器の磁束をし
ゃへいし、ホール発振器のトリガーパルス発生のタイミ
ングを決定するベーンである。材質は、磁性体で、軟鋼
鉄板,導電性樹脂で、3のロータヘッドに一体成形され
る。6は、3のロータヘッドを固定するためのブッシュ
で、材質は、アルミ,黄銅,鉄系焼結材などがある。7
は、ホール素子,永久磁石,トリガーパルスを発生させ
る回路を内蔵した発振器である。絶縁性の合成樹脂で成
形されている。
【0008】8は、エンジンのカム軸と連動するシャフ
トで、3のロータヘッドを固定する。材質は、鉄鋼で丸
棒の機械加工品である。9は、1のキャップ、7のホー
ル発振器、8のシャフトの軸受を構成し、エンジンに取
付けるためのハウジングである。材質は、アルミダイカ
スト材である。
【0009】ロータヘッド3は、エンジンのカム軸と連
動し、一体成形された電極4で、エンジンの全気筒へ、
それぞれの適切な点火時期に、その気筒だけに、エンジ
ンの点火に必要な二次電圧をキャップ1の電極2から配
電しなければならない。しかし、図2のように金属性の
ベーンが、シャフト8に固定され、アースとなっていた
場合、電極4から、ベーン5にリークしやすくなる。ま
た、図3のように、ロータヘッド3の電極4がキャップ
1の電極2aへ配電すべきところ、ベーン5の5a部を
介して、他の電極2bへ誤配電しやすくなる。これは、
ベーン5が、シャフト8に電気的に接続されていなくて
も起こりうる構造条件である。そこで、図1のように磁
性体のベーン5を、シャフト8と電気的に接続すること
なく、ロータヘッド3の電極4と、キャップ1の電極2
に対し、ロータヘッド3の樹脂3aで被覆することで、
図2のロータヘッド3の電極4と、ベーン5の距離4a
を短縮することができる。
【0010】また、ベーン5に、導電性の樹脂を使用
し、二重成形することでシャフト8とベーン5の同軸寸
法精度が向上し、ホール発振器7との位置精度が安定す
ることで、組立時のホール発振器7の位置調整作業を廃
止することが出来るので、組立作業性が向上する。
【0011】これにより、ディストリビュータの小形軽
量,組立性の向上によりコストを安くすることが出来る
ものである。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ロータヘッドにベーン
を一体成形し、被覆することで、ディストリビュータの
配電性能と、ホール発振器の出力信号特性を維持したま
まで、ディストリビュータの高さを低くし、組立作業性
を向上できるロータヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】従来技術の断面図である。
【図3】従来技術の断面図である。
【符号の説明】
1…キャップ、2,2a,2b,…キャップの電極、3
…ロータヘッド、3a…ロータヘッドの樹脂部、4…ロ
ータヘッドの電極、5…ベーン、5a…ベーンの外周
面、6…ロータヘッドのブッシュ、7…ホール発振器、
8…シャフト、9…ハウジング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点火用高電圧を配電するロータヘッドにお
    いて、内燃機関の点火過程のためのトリガーパルスを発
    生するためのホール発振器用ベーンをロータヘッドに一
    体成形し、表面を絶縁性の樹脂で被覆したことを特徴と
    する点火用配電器のロータヘッド。
JP23926391A 1991-09-19 1991-09-19 点火用配電器のロータヘツド Pending JPH0579442A (ja)

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JP23926391A JPH0579442A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 点火用配電器のロータヘツド

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11225700B2 (en) * 2016-10-26 2022-01-18 Posco Annealing separating agent composition for grain-oriented electrical steel sheet, grain-oriented electrical steel sheet, and method for manufacturing grain oriented electrical steel sheet
US11473176B2 (en) 2017-11-28 2022-10-18 Jfe Steel Corporation Oriented electrical steel sheet and method for producing same

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US11946114B2 (en) 2016-10-26 2024-04-02 Posco Co., Ltd Annealing separating agent composition for grain-oriented electrical steel sheet, grain-oriented electrical steel sheet, and method for manufacturing grain oriented electrical steel sheet
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