JPH0579362A - スロツトルボデイ - Google Patents

スロツトルボデイ

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JPH0579362A
JPH0579362A JP23928191A JP23928191A JPH0579362A JP H0579362 A JPH0579362 A JP H0579362A JP 23928191 A JP23928191 A JP 23928191A JP 23928191 A JP23928191 A JP 23928191A JP H0579362 A JPH0579362 A JP H0579362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle
main body
throttle valve
shaft
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP23928191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamada
裕之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0579362A publication Critical patent/JPH0579362A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】バタフライ式絞弁を有するスロットルボディに
おいて、絞弁まわりの組立性向上及び樹脂化を容易に行
えるようにすること。 【構成】本体1aを絞弁軸2の軸心近傍で上下に分割す
る。また、絞弁軸2と絞弁を一体成形品とする。 【効果】組立性の向上及び部品点数削減によるコスト低
減。樹脂化による軽量化。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に供給される
空気流量をバタフライ式絞弁にて制御するスロットルボ
ディにおいて、特に組立性の向上のための本体構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、実開平2−18630号に示し
たように、絞弁軸受部が本体に貫通する穴形状となって
おり、絞弁軸は片側の軸受端面から本体に挿入され、そ
の後ドア入口より絞弁を挿入し絞弁軸と固定する方法を
もちいていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、絞弁
軸を軸受端面から挿入しなくてはならないため、絞弁軸
及び絞弁を組立てる際、一方向からの作業が不可能であ
り組立作業の複雑化をまねき、自動組立化が困難であっ
た。
【0004】また、絞弁軸の絞弁装着部を軸受内を通過
される必要があり、軸受形状による絞弁軸の形状の制約
(軸径を軸受内径より大とすることができない)をう
け、絞弁と絞弁軸を一体成形することができなかった。
【0005】本発明は、一方向からの作業で絞弁まわり
を組立することができるようにし、組立作業性の向上及
び自動組立の容易化をはかることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、絞弁軸受部から本体を分割することにより、絞弁軸
を軸受端面より挿入する必要がなく積上げ式にて絞弁ま
わりを組立てられるようにしたものである。
【0007】絞弁軸受部にて絞弁軸線と平行方向に分割
して軸受円周面の一部を開放する。この開放幅は絞弁軸
を挿入可能な幅とする。これは絞弁軸径より大としても
よいが、開放端を弾性域内において変形させて挿入でき
る幅とすることにより(特に樹脂材を用いたときに有
効)、一部材による軸受円周をより大きくすることがで
きる。
【0008】絞弁軸は軸受の円周面開放部より軸受に挿
入する。これにより絞弁軸を軸線方向に移動させる作業
が不要となるため、絞弁軸の軸受部周辺以外の形状は軸
受内径に制約されることがない。従って、絞弁軸と絞弁
を一体成形することができる。
【0009】また、絞弁軸の本体外側突出部を片側とす
ることにより、吸気通路と本体外側の気密をたもつため
のシール部材(円形リップシール)は片側のみですみ、
シール部材を本体に設けられた保持部位に装着後、この
シール部材に絞弁軸を挿入する。
【0010】挿入作業は、絞弁軸端を斜めにすることに
より行なうことができる。
【0011】また、絞弁軸の本体外側に突出する端部と
反対側の端部内側に絞弁戻しバネを内蔵し、このバネの
片方のフックを分割面にて固定することもできる。
【0012】また、分割部材の片方を他方の内側にはい
るようにすることにより、この二部材の間に特別なシー
ル部材を設けなくても、スロットルボディをインテーク
マニホールドに装着する際に使用するシール材にてシー
ルすることができる。
【0013】また、上記の構成にて特に軸受部の精度・
強度等を向上したい場合は、分割面に軸受保持部を設
け、あらかじめ絞弁軸にころがり軸受(ボールベアリン
グ)等を取りつけておき、これを本体に組込むようにし
てもよい。
【0014】
【作用】以上のように構成した本発明においては、絞弁
まわりを一方向から積上げ式に組立することができ、組
立作業性の向上及び自動組立の容易化がはかれる。
【0015】また、絞弁と絞弁軸の一体化,軸受固定の
ための特別なブッシュ等の廃止により、部品点数の削減
をはかることができ、組立作業費削減とあわせ大幅なコ
スト低減ができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図8により
説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例による絞弁軸を含
む面での断面図である。
【0018】1aは、本実施例によるスロットルボディ
本体であり、吸気通路8を形成している。本体1a内に
は絞弁軸2の軸線近傍で図1における上下方向に分割さ
れる分割体1bが内蔵されている。絞弁軸2にはバタフ
ライ式の絞弁が一体化されており、この本体1aまたは
分割体1bにて形成される軸受に回転自在となるように
保持されている。絞弁軸2は図示されていないアクチュ
エータ等により回転させられ、機関に吸入される空気流
量を制御できるようになっている。
【0019】絞弁軸2の本体1aの外側へ突出する部分
には、外部と吸気通路8内との気密性を確保するため円
形のリップシール3が配置されている。リップシール3
は、本実施例では、本体1aに設けられた保持部に取付
けられているが、分割体1b側に保持部を設けるか、ま
たは絞弁軸2の軸線より上下に分割できるようにし本体
1aと分割体1bの両方にて保持することも可能であ
る。図1に示したように一部材内にリップシール3を設
置する場合は、リップシール装着面の精度を確保しやす
く気密性を保持しやすいという利点がある。一方、設置
部を上下に分割し二部材にて形成する場合は、絞弁軸2
の組立性がよいという利点がある。
【0020】絞弁軸2は通常、絞弁が閉じる方向にトル
クが働くバネにて回転トルクをあたえられており、本体
1aの外側にこのバネを設置するようになっているが、
図1に示した様に絞弁軸2の片端部内側に補助的なバネ
4を設置することにより、外側のバネの小型化をはかる
ことができる。
【0021】本体1aはガスケット5を介し、インテー
クマニホールド6に装着される。
【0022】本体1aと分割体1bは圧入,シール部材
等により接合面を強制的にシールする方法もあるが、適
当なクリアランスをもっていても分割体1bが完全に本
体1a内に挿入される構造とすれば、本体1aの取付部
のガスケット5により吸気通路8と外部の気密を確保す
ることができる。
【0023】なお本実施例の絞弁軸2は、樹脂で成形す
ることにより軽量化をはかることができる。
【0024】図2から図4は、図1の矢視A−A断面で
あり、絞弁軸2の軸受構成法を示したものである。
【0025】図2は絞弁軸2の軸中心にて上下に分割し
たものであり、軸径のほぼ全周に軸受を形成するもので
ある。
【0026】図3は軸受部を片方の部材で形成する方法
で上下部材の組立精度にたよらず、軸受形状を決定でき
るものである。軸受部は図3では分割体1bに設けられ
ているが、1a側に設けてもよい。
【0027】図4は図3の応用版であり、軸受の開放幅
を絞弁軸2の軸径より小とし、開放部を弾性変形させ絞
弁軸を図中の上方より押しこむようにしたものである。
このようにすれば、図3に対し軸受面を大きくすること
ができる。本実施例は、軸受部を樹脂にて形成する際に
有効である。
【0028】図5は図1の矢視P図であり、バネ4の取
付方法を示したものである。バネ4は片方のフックを絞
弁軸2内に設置し、他方を本体1aと分割体1bにては
さみこむようになっている。
【0029】図6は図1の底面図であり、分割体1bの
形状を示したものである。分割体1bを絞弁軸受部を含
む円形状とすることにより、加工性の向上をはかるとと
もに、本体1aと分割体1bの接合面を圧入,Oリング
等によるシール部材の装着によって容易に気密性を確保
できる。また本体1a及び分割体1bを樹脂にて成形す
れば溶着等も可能である。
【0030】図7は図6の他の実施例であり、分割体1
bは絞弁軸受部のみを突出したような形状となってい
る。このようにすることにより本体1aのインテークマ
ニホールド6への取付穴1cの穴ピッチを小とすること
ができ、本体1aを小型化することができる。
【0031】図8は本発明の組立法を示したものであ
る。なお本実施例では、絞弁軸2にころがり軸受7を装
着している。このようにすれば、絞弁軸2の取付位置精
度,軸受部の強度・耐久性向上をはかることができる。
【0032】組立方法は本体1aに、まず絞弁軸2を装
着する。なお、図1に示したようにリップシール3を本
体1aに設置する場合は、絞弁軸2を斜めにかたむける
ようにすれば装着可能である。次に分割体1bを装着す
る。なお、分割体1bの取付位置精度向上のため、キー
溝や、ピンを設置することも効果的である。
【0033】このようにすることにより、図中の下方方
向の一方向から絞弁まわりを組立てることができ、組立
性の向上及び自動組立の容易化をはかることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、絞弁まわりの組立を一
方向から行うことができ組立性の向上をはかることがで
きる。
【0035】また、絞弁軸受まわりの部品点数の削減を
行うことが可能であり、組立性向上と合わせて大幅なコ
スト低減をはかることができる。
【0036】さらに、各部位を樹脂成形することがで
き、軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスロットルボディの絞弁軸心を含
む面での断面図である。
【図2】図1の矢視A−A断面図である。
【図3】図1の矢視A−A断面図である。
【図4】図1の矢視A−A断面図である。
【図5】図1の矢視P図である。
【図6】図1の底面図である。
【図7】図6の他の実施例を示す図である。
【図8】本発明の組立方法を示す図である。
【符号の説明】
1a…本体、1b…分割体、1c…取付穴、2…絞弁
軸、3…リップシール、4…バネ、5…ガスケット、6
…インテークマニホールド、7…ころがり軸受、8…吸
気通路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸気通路に配置され、吸気通路
    の一部を形成する本体、該本体に設けられた軸受部に回
    転自在に保持される絞弁軸にバタフライ式の絞弁を有す
    るスロットルボディにおいて、前記軸受の略中央部にて
    前記絞弁軸線に略平行な面にて分割したことを特徴とす
    るスロットルボディ。
  2. 【請求項2】内燃機関の吸気通路に配置され、吸気通路
    の一部を形成する本体、該本体に設けられた軸受部に回
    転自在に保持される絞弁軸にバタフライ式の絞弁を有す
    るスロットルボディにおいて、前記軸受部の近傍にて片
    側に軸受部が含まれるように、前記絞弁軸線に略平行な
    面にて分割したことを特徴とするスロットルボディ。
  3. 【請求項3】請求項2のスロットルボディにおいて、軸
    受部の一部が軸線に対し略平行に分割面側に開放してい
    ることを特徴とするスロットルボディ。
  4. 【請求項4】請求項3のスロットルボディにおいて、軸
    受の開放幅(軸線に対し直交側)が絞弁軸径より小さ
    く、かつ該開放端部の弾性変形内にて開放端側から絞弁
    軸が挿入できる様にしたことを特徴とするスロットルボ
    ディ。
  5. 【請求項5】請求項1または3のスロットルボディにお
    いて、絞弁と絞弁軸を一体成形したことを特徴とするス
    ロットルボディ。
  6. 【請求項6】請求項1または2のスロットルボディにお
    いて、分割された片方のボディが他方のボディの内側に
    はいるようにしたことを特徴としたスロットルボディ。
  7. 【請求項7】請求項1または2のスロットルボディにお
    いて、絞弁軸の片端のみが、本体の外側へ突出すること
    を特徴とするスロットルボディ。
  8. 【請求項8】請求項1または2のスロットルボディにお
    いて、絞弁軸が本体から外側に突出する部分にシール部
    材(円形リップシール)を有し、該シール部材を保持す
    る部位は、分割された片側のみに含まれ、かつ円周方向
    に開放部を有さないようにしたことを特徴とするスロッ
    トルボディ。
  9. 【請求項9】請求項1または2のスロットルボディにお
    いて、絞弁軸の端部内側に絞弁軸を回転させるトルクを
    有するねじりバネを設置したことを特徴とするスロット
    ルボディ。
JP23928191A 1991-09-19 1991-09-19 スロツトルボデイ Pending JPH0579362A (ja)

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JP (1) JPH0579362A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001263098A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Denso Corp スロットル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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