JPH0579293U - 誘導飛しょう体 - Google Patents
誘導飛しょう体Info
- Publication number
- JPH0579293U JPH0579293U JP1675392U JP1675392U JPH0579293U JP H0579293 U JPH0579293 U JP H0579293U JP 1675392 U JP1675392 U JP 1675392U JP 1675392 U JP1675392 U JP 1675392U JP H0579293 U JPH0579293 U JP H0579293U
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- target
- relative velocity
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- Pending
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- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速・高旋回目標及びレシード目標に対して
も誘導飛しょう体を正確に誘導することを目的としてい
る。 【構成】 バイアス誤差信号発生装置16は、相対速度
検出器14からの相対速度信号と速度検出器15からの
誘導飛しょう体の速度信号より、相対速度信号に応じた
バイアス信号を誤差信号にプラスしたバイアス誤差信号
を操蛇装置7へ出力する。また近接起爆パルス遅延回路
17は相対速度信号と速度信号を比較し相対速度信号の
方が大きい場合は近接起爆パルスに遅延をかけずそのま
ま出力し、また相対速度信号の方が小さい場合は近接起
爆パルスにその相対速度信号に応じた遅延をかけ起爆信
号発生回路10へ出力する。
も誘導飛しょう体を正確に誘導することを目的としてい
る。 【構成】 バイアス誤差信号発生装置16は、相対速度
検出器14からの相対速度信号と速度検出器15からの
誘導飛しょう体の速度信号より、相対速度信号に応じた
バイアス信号を誤差信号にプラスしたバイアス誤差信号
を操蛇装置7へ出力する。また近接起爆パルス遅延回路
17は相対速度信号と速度信号を比較し相対速度信号の
方が大きい場合は近接起爆パルスに遅延をかけずそのま
ま出力し、また相対速度信号の方が小さい場合は近接起
爆パルスにその相対速度信号に応じた遅延をかけ起爆信
号発生回路10へ出力する。
Description
【0001】
この考案は目標からの放射赤外線より目標信号を抽出し、目標を捕捉・追尾す る誘導飛しょう体に関するものである。
【0002】
図2は、従来のこの種の誘導飛しょう体を簡単に示す図であり、図においてM は誘導飛しょう体、1は誘導飛しょう体が捕捉・追尾する目標、2は目標1から の放射赤外線、3は目標1からの放射赤外線2を受信する光学系、4は光学系3 で受信した受信信号より、目標にロックオンし目標ロックオン後目標信号を発生 する受信装置、5は受信装置4からの目標信号より誤差信号を抽出する誤差信号 発生装置、6は誤差信号発生装置5の出力の誤差信号より光学系3を目標1の方 向に駆動する光学系サーボ装置、7は誤差信号発生装置5の出力誤差信号により 誘導飛しょう体Mの飛しょう経路を目標1との会合点方向に操蛇する操蛇装置、 8は誘導飛しょう体Mが目標1近傍通過時に近接起爆パルスを発生する近接信管 、9は誘導飛しょう体Mが目標1に直撃した時に着発起爆パルスを発生する着発 信管、10は近接信管8の出力の近接起爆パルス、または着発信管9の出力の着 発起爆パルスが入力した時起爆信号を発生する起爆信号発生回路、11は起爆信 号発生回路10の出力信号により爆発し、目標1に対し大きなダメージを与える 弾薬、12は誘導飛しょう体Mの各構成品に必要な電力を供給する電源、13は 誘導飛しょう体Mに推力を与える推進装置である。
【0003】 次に動作について説明する。光学系3で受信する目標1の放射赤外線2より、 誤差信号を抽出し、目標1との会合点方向へと自立誘導し、最終的に誘導飛しょ う体Mが目標1の近傍を通過したとき、または直撃したとき弾薬11を起爆させ 目標1に対し、大きなダメージを与えこれを撃墜する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 従来の誘導飛しょう体Mは上記のように構成され、光学系3で受信する目標1 の放射赤外線2より誤差信号を抽出し、目標1との会合点方向へと自立誘導し、 最終的に誘導飛しょう体Mが目標1の近傍を通過したとき、または直撃したとき 弾薬11を起爆させ、目標1に対して大きなダメージを与え撃墜することを目的 としている。しかしながら目標からの放射赤外線より目標信号を抽出し、目標を 捕捉、追尾する誘導飛しょう体では、目標の機体ではなく放射赤外線量の多い目 標の後部より排出されるガスであるプルームを追尾中心とするため高速・高旋回 目標に対しては追尾中心がずれ誘導精度が劣化し誘導飛しょう体の目標撃破能力 が低下してしまうという問題点があった。また、目標の後部より排出されるガス であるプルームを検知し近接起爆パルスが発生するので、レシード目標の場合、 機体到達前のプルーム内で早期に起爆してしまうという問題点があった。特に近 年は超高速高旋回目標1に対する誘導飛しょう体Mの撃墜能力の向上に対する要 望が強く上記の点が重要な課題となっている。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解決するためになされたもので、目標の機体 方向に追尾中心を見かけ上ずらして誤差信号を発生することにより誘導精度を向 上させまた目標の後部より排出されるガスであるプルームにより早期起爆しない ようにすることにより誘導飛しょう体の目標撃破能力を向上させることを目的と する。
【0006】
この考案に係わる誘導飛しょう体は目標信号より目標と誘導飛しょう体間の相 対速度を計算し相対速度信号を出力する手段と、誘導飛しょう体の速度を検出し 速度信号を出力する手段と、相対速度信号と速度信号を比較し相対速度信号の方 が大きい場合は誤差信号に正のバイアスをプラスした、また小さい場合は誤差信 号に負のバイアスをプラスしたバイアス誤差信号を出力する手段と、相対速度信 号と速度信号を比較し相対速度信号の方が大きい場合は近接起爆パルスに遅延を かけずそのまま出力し、また相対速度信号の方が小さい場合は近接起爆パルスに その相対速度信号に応じた遅延をかけ出力する手段とを具備したものである。
【0007】
この考案は光学系を目標方向に向け、目標にロックオン後目標との会合点方向 へと自立誘導するとき、従来は放射赤外線量の多い目標の後部より排出されるガ スであるプルームを追尾中心としていたのに比べ目標の機体方向に追尾中心を見 かけ上ずらして誤差信号を発生するため誘導精度が向上し飛しょう体の目標撃破 能力を向上できる。また、レシード目標の際(速度信号と比較して相対速度信号 の方が小さい場合に相当する。)に近接起爆パルスを相対速度信号が小さいほど 大きく遅延することでプルームより目標の機体に近いところで起爆するため更に 誘導飛しょう体の目標撃破能力を向上できる。
【0008】
実施例1. 図1はこの考案の一実施例を示す図であり、1〜13は上記従来装置(図2) と全く同一のものであり、14〜17が上記従来装置に対して新たに付加した装 置である。14は目標信号より目標と誘導飛しょう体の相対速度を計算し相対速 度信号を出力する相対速度検出器、15は誘導飛しょう体の速度を検出し速度信 号を出力する速度検出器、16は相対速度信号と速度信号を比較し相対速度信号 の方が大きい場合は、誤差信号に正のバイアスをプラスした、また小さい場合は 誤差信号に負のバイアスをプラスしたバイアス信号を出力するバイアス誤差信号 発生装置、17は相対速度信号と速度信号を比較し相対速度信号の方が大きい場 合は近接起爆パルスに遅延をかけずそのまま出力し、また相対速度信号の方が小 さい場合は近接起爆パルスにその相対速度信号に応じた遅延をかけ出力する近接 起爆パルス遅延回路である。
【0009】 次にこの考案の動作を説明する。目標1からの放射赤外線2を光学系3で受信 し、目標にロックオン後受信装置4で目標信号を発生する。その後誤差信号発生 装置5で受信装置4からの目標信号より誤差信号を抽出する。一方バイアス誤差 信号発生装置16は、相対速度検出器14からの相対速度信号と速度検出器15 からの誘導飛しょう体の速度信号より、相対速度信号に応じたバイアス信号を誤 差信号にプラスしたバイアス誤差信号を出力する。操蛇装置7はこのバイアス誤 差信号により誘導飛しょう体Mの飛しょう経路を目標1との会合点方向に操蛇す る。また近接起爆パルス遅延回路17は相対速度信号と速度信号を比較し相対速 度信号の方が大きい場合は近接起爆パルスに遅延をかけずそのまま出力し、また 相対速度信号の方が小さい場合は近接起爆パルスにその相対速度信号に応じた遅 延をかけ出力する。起爆信号発生回路10は近接起爆パルス遅延回路17の出力 、または着発信管9の出力の着発起爆パルスが入力した時起爆信号を発生し弾薬 11を爆発させ、目標1に対し大きなダメージを与える。
【0010】 以上のように構成された、誘導飛しょう体Mにおいては光学系を目標方向に向 け目標にロックオン後、目標との会合点方向を目標の後部より排出されるガスで あるプルームより機体方向に出来るため誘導精度が向上し、また目標の後部より 排出されるガスであるプルームを検知することによる早期起爆を防止するため、 従来に比べ高速・高旋回目標の撃破能力が向上される。
【0011】
この考案は以上説明した通りの構成により超高速・高旋回目標及びレシード目 標に対する誘導飛しょう体の目標撃破能力を向上させるという効果がある。
【図1】この考案の一実施例の誘導飛しょう体ブロック
構成図である。
構成図である。
【図2】従来の誘導飛しょう体ブロック構成図である。
1 目標 2 放射赤外線 3 光学系 4 受信装置 8 慣性航法装置 5 誤差信号発生装置 6 光学系サーボ装置 7 操蛇装置 8 近接信管 9 着発信管 10 起爆信号発生回路 11 弾薬 12 電源 13 推進装置 14 相対速度検出器 15 速度検出器 16 バイアス誤差信号発生装置 17 近接起爆パルス遅延回路
Claims (1)
- 【請求項1】 目標からの放射赤外線を受信する光学系
と、この光学系で受信した信号より目標にロックオン
し、目標ロックオン後目標信号を発生する受信装置と、
上記目標信号を抽出する誤差信号発生装置と、上記誤差
信号より、上記光学系を目標方向に駆動する光学系サー
ボ装置と、上記誤差信号より飛しょう経路を目標との会
合点方向に操蛇する操蛇装置と、近接起爆パルスを発生
する近接信菅と、目標に直撃したとき着発起爆パルスを
発生する着発信管と、上記近接起爆パルスまたは着発起
爆パルスにより弾薬を起爆する起爆信号を発生する起爆
信号発生回路と、目標との会合時、起爆信号により爆発
する弾薬とを備えた誘導飛しょう体において、目標との
相対速度を上記目標信号より計算し相対速度信号を出力
する相対速度検出器と、誘導飛しょう体の速度を検出し
出力する速度検出器と、上記相対速度信号と速度信号を
比較し相対速度信号の方が大きい場合は誤差信号に正の
バイアスをプラスしまた小さい場合は誤差信号に負のバ
イアスをプラスしたバイアス誤差信号を出力するバイア
ス誤差信号発生装置と、上記相対速度信号と速度信号を
比較し相対速度信号の方が大きい場合は近接起爆パルス
に遅延をかけずそのまま出力し、また小さい場合は近接
起爆パルスにその相対速度信号に応じた遅延をかけ上記
起爆信号発生回路に出力する近接起爆パルス遅延回路と
を備えたことを特徴とする誘導飛しょう体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1675392U JPH0579293U (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 誘導飛しょう体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1675392U JPH0579293U (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 誘導飛しょう体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579293U true JPH0579293U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=11925014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1675392U Pending JPH0579293U (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 誘導飛しょう体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579293U (ja) |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP1675392U patent/JPH0579293U/ja active Pending
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