JPH0579276A - 岩盤固結工法 - Google Patents
岩盤固結工法Info
- Publication number
- JPH0579276A JPH0579276A JP26888791A JP26888791A JPH0579276A JP H0579276 A JPH0579276 A JP H0579276A JP 26888791 A JP26888791 A JP 26888791A JP 26888791 A JP26888791 A JP 26888791A JP H0579276 A JPH0579276 A JP H0579276A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- bedrock
- rock
- hole
- main component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 緻密な岩盤内にもすばやく浸透してどのよう
な岩盤に対しても均一な固結領域を形成することのでき
る岩盤固結工法を提供する。 【構成】 岩盤に穿設された孔22内にロツクボルトを
位置決めし、このロツクボルト内に、水を主成分とする
A液と、下記の(A)〜(D)成分を触媒の存在下で反
応させてなるイソシアネートプレポリマーを主成分とす
るB液とを組み合わせた岩盤固結用薬液を圧入して上記
孔22内にこの薬液を充満させ岩盤に浸透させた状態で
硬化させることによつて岩盤固結を行う。 (A)ジフエニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト。 (B)トリレンジイソシアネート。 (C)ポリエチレングリコール。 (D)ポリプロピレングリコール。
な岩盤に対しても均一な固結領域を形成することのでき
る岩盤固結工法を提供する。 【構成】 岩盤に穿設された孔22内にロツクボルトを
位置決めし、このロツクボルト内に、水を主成分とする
A液と、下記の(A)〜(D)成分を触媒の存在下で反
応させてなるイソシアネートプレポリマーを主成分とす
るB液とを組み合わせた岩盤固結用薬液を圧入して上記
孔22内にこの薬液を充満させ岩盤に浸透させた状態で
硬化させることによつて岩盤固結を行う。 (A)ジフエニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト。 (B)トリレンジイソシアネート。 (C)ポリエチレングリコール。 (D)ポリプロピレングリコール。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軟弱な岩盤等を堅固
な岩盤に改善する岩盤固結工法に関するものである。
な岩盤に改善する岩盤固結工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、軟弱な岩盤(地盤も含む)に
穴を開けてトンネル工事を行う場合、トンネル切羽の天
盤の落下防止のために、トンネル切羽先端の天盤部に、
天盤のアーチに沿つて孔を穿設し、この孔内に、硬化時
間が1〜5分である二液硬化型の薬液を注入して岩盤に
浸透させ硬化させることにより強化することが行われて
いる。しかしながら、上記岩盤固結工法では、樹脂の硬
化までに長い時間を要するため、樹脂の浸透領域が大き
くなり、樹脂の使用量が多くなるとともに樹脂の圧入時
間も長くなることが問題となつていた。そこで、本出願
人は、岩盤に穿設された孔内に、先端側に薬液吐出孔を
有するロツクボルトを根元まで挿入した状態で位置決め
し、そのロツクボルト内に、二液混合後の硬化時間が5
〜30秒の二液型発泡ウレタン樹脂からなる岩盤固結用
薬液を圧入し、上記孔内に岩盤固結用薬液を充満させた
のち岩盤に浸透させ、上記孔内にロツクボルトを残した
状態で上記孔内に充満し岩盤に浸透した薬液を硬化させ
ることにより岩盤固結を行う方法を開発し、すでに出願
している(特願昭61−130531号、いわゆる「P
U−IF工法」)。
穴を開けてトンネル工事を行う場合、トンネル切羽の天
盤の落下防止のために、トンネル切羽先端の天盤部に、
天盤のアーチに沿つて孔を穿設し、この孔内に、硬化時
間が1〜5分である二液硬化型の薬液を注入して岩盤に
浸透させ硬化させることにより強化することが行われて
いる。しかしながら、上記岩盤固結工法では、樹脂の硬
化までに長い時間を要するため、樹脂の浸透領域が大き
くなり、樹脂の使用量が多くなるとともに樹脂の圧入時
間も長くなることが問題となつていた。そこで、本出願
人は、岩盤に穿設された孔内に、先端側に薬液吐出孔を
有するロツクボルトを根元まで挿入した状態で位置決め
し、そのロツクボルト内に、二液混合後の硬化時間が5
〜30秒の二液型発泡ウレタン樹脂からなる岩盤固結用
薬液を圧入し、上記孔内に岩盤固結用薬液を充満させた
のち岩盤に浸透させ、上記孔内にロツクボルトを残した
状態で上記孔内に充満し岩盤に浸透した薬液を硬化させ
ることにより岩盤固結を行う方法を開発し、すでに出願
している(特願昭61−130531号、いわゆる「P
U−IF工法」)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の工法に用いられる薬液は、いずれも、ポリオールを主
体とするA液と、ポリイソシアネートを主体とするB液
とを組み合わせ、ポリオールの−OHとポリイソシアネ
ートの−NCOとを反応させて発泡ウレタン樹脂を生成
するよう構成されたものであり、二液混合時の粘度が大
きい。このため、岩盤に浸透する際の抵抗が大きく、隙
間の多い部位への浸透はスムーズに行われるが、隙間の
少ない緻密な部位には浸透しにくく、浸透領域に偏りが
生じることが問題となつている。そこで、緻密な部位を
含む岩盤への薬液注入時には、薬液吐出圧をより高く設
定することも行われているが、このようにすると、改良
しようとする地盤を乱し崩壊を招くおそれがあり、好ま
しくない。また、薬液の粘度を下げるために、水をA液
中に配合することも行われている。しかし、水を配合す
ると、得られる硬化体が弱くなりやすいという問題を有
している。
の工法に用いられる薬液は、いずれも、ポリオールを主
体とするA液と、ポリイソシアネートを主体とするB液
とを組み合わせ、ポリオールの−OHとポリイソシアネ
ートの−NCOとを反応させて発泡ウレタン樹脂を生成
するよう構成されたものであり、二液混合時の粘度が大
きい。このため、岩盤に浸透する際の抵抗が大きく、隙
間の多い部位への浸透はスムーズに行われるが、隙間の
少ない緻密な部位には浸透しにくく、浸透領域に偏りが
生じることが問題となつている。そこで、緻密な部位を
含む岩盤への薬液注入時には、薬液吐出圧をより高く設
定することも行われているが、このようにすると、改良
しようとする地盤を乱し崩壊を招くおそれがあり、好ま
しくない。また、薬液の粘度を下げるために、水をA液
中に配合することも行われている。しかし、水を配合す
ると、得られる硬化体が弱くなりやすいという問題を有
している。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、緻密な岩盤内にもすばやく浸透してどのよう
な岩盤に対しても均一な固結領域を形成することのでき
る岩盤固結工法の提供をその目的とする。
たもので、緻密な岩盤内にもすばやく浸透してどのよう
な岩盤に対しても均一な固結領域を形成することのでき
る岩盤固結工法の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の岩盤固結工法は、岩盤に穿設された孔内
に、先端側に薬液吐出孔を有するロツクボルトを位置決
めし、このロツクボルト内に岩盤固結用薬液を圧入して
上記孔内に岩盤固結用薬液を充満させたのち岩盤に浸透
させ、この岩盤固結用薬液を硬化させることにより岩盤
固結を行う方法であつて、上記岩盤固結用薬液として、
水を主成分とするA液と、下記の(A)〜(D)成分を
触媒の存在下で反応させてなるイソシアネートプレポリ
マーを主成分とするB液とを組み合わせた二液発泡ウレ
タン樹脂を使用するという構成をとる。 (A)ジフエニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト。 (B)トリレンジイソシアネート。 (C)ポリエチレングリコール。 (D)ポリプロピレングリコール。
め、この発明の岩盤固結工法は、岩盤に穿設された孔内
に、先端側に薬液吐出孔を有するロツクボルトを位置決
めし、このロツクボルト内に岩盤固結用薬液を圧入して
上記孔内に岩盤固結用薬液を充満させたのち岩盤に浸透
させ、この岩盤固結用薬液を硬化させることにより岩盤
固結を行う方法であつて、上記岩盤固結用薬液として、
水を主成分とするA液と、下記の(A)〜(D)成分を
触媒の存在下で反応させてなるイソシアネートプレポリ
マーを主成分とするB液とを組み合わせた二液発泡ウレ
タン樹脂を使用するという構成をとる。 (A)ジフエニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト。 (B)トリレンジイソシアネート。 (C)ポリエチレングリコール。 (D)ポリプロピレングリコール。
【0006】なお、この発明において、「主成分とす
る」とは、全体が主成分のみからなる場合も含める趣旨
である。
る」とは、全体が主成分のみからなる場合も含める趣旨
である。
【0007】
【作用】すなわち、本発明者らは、岩盤の粗密に係わら
ず均一な固結領域を形成しうる岩盤固結工法を確立する
には、より低粘度で浸透性に優れた岩盤固結用薬液の開
発が必要であるとの立場から一連の研究を行つた。その
結果、二液硬化型ウレタン樹脂を形成するB液の主成分
として、従来使用されてきたポリイソシアネートに代え
て、イソシアネート成分としてジフエニルメタン−4,
4′−ジイソシアネートとトリレンジイソシアネートを
組み合わせ、ポリオール成分としてポリエチレングリコ
ールとポリプロピレングリコールを組み合わせて部分的
に重合させた特殊なプレポリマーを用いるようにする
と、A液としてエチレングリコール等のポリオールを使
用しなくても、水だけで、上記プレポリマーの−NCO
が水の−OHと反応して硬化することを見いだし、この
発明に到達した。
ず均一な固結領域を形成しうる岩盤固結工法を確立する
には、より低粘度で浸透性に優れた岩盤固結用薬液の開
発が必要であるとの立場から一連の研究を行つた。その
結果、二液硬化型ウレタン樹脂を形成するB液の主成分
として、従来使用されてきたポリイソシアネートに代え
て、イソシアネート成分としてジフエニルメタン−4,
4′−ジイソシアネートとトリレンジイソシアネートを
組み合わせ、ポリオール成分としてポリエチレングリコ
ールとポリプロピレングリコールを組み合わせて部分的
に重合させた特殊なプレポリマーを用いるようにする
と、A液としてエチレングリコール等のポリオールを使
用しなくても、水だけで、上記プレポリマーの−NCO
が水の−OHと反応して硬化することを見いだし、この
発明に到達した。
【0008】つぎに、この発明を詳細に説明する。
【0009】この発明に用いる岩盤固結用薬液は、水を
主成分とするA液と、特殊なイソシアネートプレポリマ
ーを主成分とするB液とを組み合わせてなるものであ
る。
主成分とするA液と、特殊なイソシアネートプレポリマ
ーを主成分とするB液とを組み合わせてなるものであ
る。
【0010】上記A液は、水を主成分とするが、通常
は、水とともに触媒が配合される。このような触媒とし
ては、エチレンジアミン、トリエチレンジアミン、トリ
エチルアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、ジメチルエタノールアミン等の脂肪族アミンや、
2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フエノー
ル−N,N,N′,N′−テトラメチルメタンジアミ
ン、4,4′−ジアミノジフエニルアミン等の芳香族ア
ミンと、ジブチル錫ビラウレート,オクチル酸錫,塩化
第二錫,オクテン酸鉛,ナフテン酸鉛等の有機金属系触
媒との併用があげられる。そして、なかでも、2,4,
6−トリス(ジメチルアミノメチル)フエノール−N,
N,N′,N′−テトラメチルメタンジアミンが好適で
ある。
は、水とともに触媒が配合される。このような触媒とし
ては、エチレンジアミン、トリエチレンジアミン、トリ
エチルアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、ジメチルエタノールアミン等の脂肪族アミンや、
2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フエノー
ル−N,N,N′,N′−テトラメチルメタンジアミ
ン、4,4′−ジアミノジフエニルアミン等の芳香族ア
ミンと、ジブチル錫ビラウレート,オクチル酸錫,塩化
第二錫,オクテン酸鉛,ナフテン酸鉛等の有機金属系触
媒との併用があげられる。そして、なかでも、2,4,
6−トリス(ジメチルアミノメチル)フエノール−N,
N,N′,N′−テトラメチルメタンジアミンが好適で
ある。
【0011】なお、A液全体に対し、水は40〜90重
量%(以下「%」と略す)含有させるようにすることが
好適である。水が40%より少ないとB液との硬化反応
が充分に進行しないからである。
量%(以下「%」と略す)含有させるようにすることが
好適である。水が40%より少ないとB液との硬化反応
が充分に進行しないからである。
【0012】一方、B液は、A成分であるジフエニルメ
タン−4,4′−ジイソシアネート(以下「MDI」と
略す)と、B成分であるトリレンジイソシアネート(以
下「TDI」と略す)と、C成分であるポリエチレング
リコール(以下「PEG」と略す)と、D成分であるポ
リプロピレングリコール(以下「PPG」と略す)とを
用いて得られるイソシアネートプレポリマーを主成分と
する。
タン−4,4′−ジイソシアネート(以下「MDI」と
略す)と、B成分であるトリレンジイソシアネート(以
下「TDI」と略す)と、C成分であるポリエチレング
リコール(以下「PEG」と略す)と、D成分であるポ
リプロピレングリコール(以下「PPG」と略す)とを
用いて得られるイソシアネートプレポリマーを主成分と
する。
【0013】上記MDI(A成分)は、得られる硬化体
を硬くする作用を有し、B液全体に対し、70〜80%
配合することが好適である。ただし、上記MDIには、
ピユアMDI(MDI−P)と、ポリメリツクMDI
(MDI−PM)の2種類があり、硬化体の硬さを高め
る観点からはMDI−Pのみを用いることが好ましい
が、コストとの兼ね合いから、MDI−PとMDI−P
Mとを併用することが実用的である。両者の使用割合
は、MDI−Pを1とすると、MDI−PMを1.5〜
2の割合に設定することが好適である。
を硬くする作用を有し、B液全体に対し、70〜80%
配合することが好適である。ただし、上記MDIには、
ピユアMDI(MDI−P)と、ポリメリツクMDI
(MDI−PM)の2種類があり、硬化体の硬さを高め
る観点からはMDI−Pのみを用いることが好ましい
が、コストとの兼ね合いから、MDI−PとMDI−P
Mとを併用することが実用的である。両者の使用割合
は、MDI−Pを1とすると、MDI−PMを1.5〜
2の割合に設定することが好適である。
【0014】また、上記TDI(B成分)は、硬化反応
時の発泡力を高める作用を有し、B液全体に対し、5〜
10%配合することが好適である。
時の発泡力を高める作用を有し、B液全体に対し、5〜
10%配合することが好適である。
【0015】さらに、上記PEG(C成分)は、上記M
DI同士,あるいはMDIとTDI,あるいはTDI同
士を連結するポリオール成分であり、得られるプレポリ
マーの−NCOが水と反応しやすい環境をつくる作用を
有する。ただし、ポリオール成分としてPEGのみを用
いると、二液混合時の発泡性に乏しいため、上記PEG
とともに、D成分であるPPGを用いて、二液混合時の
発泡性を補うようにしている。
DI同士,あるいはMDIとTDI,あるいはTDI同
士を連結するポリオール成分であり、得られるプレポリ
マーの−NCOが水と反応しやすい環境をつくる作用を
有する。ただし、ポリオール成分としてPEGのみを用
いると、二液混合時の発泡性に乏しいため、上記PEG
とともに、D成分であるPPGを用いて、二液混合時の
発泡性を補うようにしている。
【0016】なお、上記PEGおよびPPGの使用割合
は、PEG(分子量1000)を1モルとすると、PP
G(ジオール,分子量400)を0.6〜0.7モルの
割合に設定することが好適であり、NCO%を14〜1
6%にすることが好適である。
は、PEG(分子量1000)を1モルとすると、PP
G(ジオール,分子量400)を0.6〜0.7モルの
割合に設定することが好適であり、NCO%を14〜1
6%にすることが好適である。
【0017】また、上記B液には、必要に応じて、トリ
クロロモノフルオロメタン,メチレンクロライド等やペ
ンタン等の不活性溶剤からなる発泡助剤を配合すること
が考えられるが、作業者の安全性確保の観点から、その
使用は最少限に止めるべきである。
クロロモノフルオロメタン,メチレンクロライド等やペ
ンタン等の不活性溶剤からなる発泡助剤を配合すること
が考えられるが、作業者の安全性確保の観点から、その
使用は最少限に止めるべきである。
【0018】このようにして得られたB液は、粘度が1
00〜200cps(25℃)の溶液である。
00〜200cps(25℃)の溶液である。
【0019】上記A液,B液は、使用時に混合される
が、このときの両者の混合割合は、A:Bが1:1〜
1:3となるよう設定することが好適である。上記の範
囲外では、良好な岩盤固結効果が得られない。
が、このときの両者の混合割合は、A:Bが1:1〜
1:3となるよう設定することが好適である。上記の範
囲外では、良好な岩盤固結効果が得られない。
【0020】この発明の岩盤固結工法は、上記A液,B
液からなる岩盤固結用薬液を用い、例えばつぎのように
して岩盤固結を行うものである。すなわち、まず、薬液
圧入に先立ち、トンネル切羽先端の天蓋部8に、天蓋に
沿つて所定間隔で、図1に示すように、ジヤンボドリル
等の削岩機21によつて孔22を穿設する(水平面から
上向きに10〜20°の角度に穿設することが好まし
い)。そして、上記孔22内に、図2に示す中空パイプ
状のロツクボルトを挿入する。このロツクボルトは、先
端閉鎖型中空パイプからなるパツカー部1と、中空のロ
ツクボルト本体2とを、ねじ継手3で連結してなり、外
径27mm,内径14mmで全長Aが略3m、パツカー部1
の長さBが1m、ロツクボルト本体2の長さCが2mに
設定されている。そして、上記パツカー部1の先端部の
外周に直径5mmの薬液吐出孔4が10個形成されてい
る。なお、パツカー部1内には、静止ミキサー5が、そ
の根元側リング部6をパツカー部1内の段部1aに固定
した状態で挿入されている。また、7は逆止弁付継手
で、通常は除かれており薬液注入時にら合される。つぎ
に、孔22に挿入されたロツクボルトのロツクボルト本
体2の後端に、図3に示すように、打ち込み用アダプタ
ー23を取り付けて削岩機,コールビツク24等で打ち
込み、ついで打ち込まれたロツクボルトの後端に、図4
に示すように逆止弁付継手25を取り付け、これに、接
続ユニツト10付ホース11を、その接続ユニツト10
を逆止弁付継手25にワンタツチで装着することにより
取り付ける。ついで、そのホース11から、この発明の
岩盤固結用薬液であるA液およびB液をロツクボルト内
に3〜10kg/cm2 の圧力で圧入する。このようにして
圧入されたA液およびB液は、ねじ継手3までは互いに
層流状態で到達し、パツカー部1に到達した以降は、静
止ミキサー5(図2参照)により混合され、その状態で
ロツクボルト先端の薬液吐出孔4から吐出される。この
場合、最初に吐出された混合液は、孔22の奥側から手
前開口に向かつて流れ、開口から流出する。これを防止
するため、岩盤固結用薬液を圧入する前に発泡硬化型の
ウレタン系薬液をウエス等40に塗布し、図12に示す
ように、開口近傍に押し込んでシールしておくことが好
ましい。そして、上記吐出された混合液が周辺地山にゆ
きわたり完全に硬化すると、ウレタン圧入ポンプの圧力
が急に高くなるため、薬液の圧入を停止し、接続ユニツ
ト10を外す。このようにしてロツクボルトが孔22内
に固定され、かつ孔22の周囲の岩盤(地山)が硬化樹
脂で固結される(図5)。このようにして岩盤固結が行
われる。26は得られた固結領域である。その結果、図
6に示すように、複数のロツクボルトとそれぞれの周囲
の固結領域26との相乗効果により天蓋部8全体の補強
が行われる。なお、この工法においては、薬液の粘度が
従来よりも低く、浸透性が高いため、従来よりも薬液を
短時間で浸透させることができる。あるいは、薬液圧入
の圧力を従来より低く設定しても、従来と同様の圧入時
間で充分な浸透領域を形成することができる。
液からなる岩盤固結用薬液を用い、例えばつぎのように
して岩盤固結を行うものである。すなわち、まず、薬液
圧入に先立ち、トンネル切羽先端の天蓋部8に、天蓋に
沿つて所定間隔で、図1に示すように、ジヤンボドリル
等の削岩機21によつて孔22を穿設する(水平面から
上向きに10〜20°の角度に穿設することが好まし
い)。そして、上記孔22内に、図2に示す中空パイプ
状のロツクボルトを挿入する。このロツクボルトは、先
端閉鎖型中空パイプからなるパツカー部1と、中空のロ
ツクボルト本体2とを、ねじ継手3で連結してなり、外
径27mm,内径14mmで全長Aが略3m、パツカー部1
の長さBが1m、ロツクボルト本体2の長さCが2mに
設定されている。そして、上記パツカー部1の先端部の
外周に直径5mmの薬液吐出孔4が10個形成されてい
る。なお、パツカー部1内には、静止ミキサー5が、そ
の根元側リング部6をパツカー部1内の段部1aに固定
した状態で挿入されている。また、7は逆止弁付継手
で、通常は除かれており薬液注入時にら合される。つぎ
に、孔22に挿入されたロツクボルトのロツクボルト本
体2の後端に、図3に示すように、打ち込み用アダプタ
ー23を取り付けて削岩機,コールビツク24等で打ち
込み、ついで打ち込まれたロツクボルトの後端に、図4
に示すように逆止弁付継手25を取り付け、これに、接
続ユニツト10付ホース11を、その接続ユニツト10
を逆止弁付継手25にワンタツチで装着することにより
取り付ける。ついで、そのホース11から、この発明の
岩盤固結用薬液であるA液およびB液をロツクボルト内
に3〜10kg/cm2 の圧力で圧入する。このようにして
圧入されたA液およびB液は、ねじ継手3までは互いに
層流状態で到達し、パツカー部1に到達した以降は、静
止ミキサー5(図2参照)により混合され、その状態で
ロツクボルト先端の薬液吐出孔4から吐出される。この
場合、最初に吐出された混合液は、孔22の奥側から手
前開口に向かつて流れ、開口から流出する。これを防止
するため、岩盤固結用薬液を圧入する前に発泡硬化型の
ウレタン系薬液をウエス等40に塗布し、図12に示す
ように、開口近傍に押し込んでシールしておくことが好
ましい。そして、上記吐出された混合液が周辺地山にゆ
きわたり完全に硬化すると、ウレタン圧入ポンプの圧力
が急に高くなるため、薬液の圧入を停止し、接続ユニツ
ト10を外す。このようにしてロツクボルトが孔22内
に固定され、かつ孔22の周囲の岩盤(地山)が硬化樹
脂で固結される(図5)。このようにして岩盤固結が行
われる。26は得られた固結領域である。その結果、図
6に示すように、複数のロツクボルトとそれぞれの周囲
の固結領域26との相乗効果により天蓋部8全体の補強
が行われる。なお、この工法においては、薬液の粘度が
従来よりも低く、浸透性が高いため、従来よりも薬液を
短時間で浸透させることができる。あるいは、薬液圧入
の圧力を従来より低く設定しても、従来と同様の圧入時
間で充分な浸透領域を形成することができる。
【0021】また、この発明では、図7および図8に示
す自穿孔タイプのロツクボルトを使用して薬液圧入を行
うことができる。このロツクボルトは、パツカー部1お
よびロツクボルト本体2をねじ継手で連結することによ
り構成されているが、パツカー部1の先端が開放されて
おり、この開放部にドリル部(図8参照)13を嵌合し
て構成されている。このドリル部13は、先端の端面に
4枚の刃14が円周方向に90°間隔で設けられてお
り、端面の中央部に中心孔15が形成されているととも
に、刃と刃の間にそれぞれ外周孔16が形成されてい
る。なお、逆止弁付継手は、薬液圧入時にロツクボルト
本体2の後端にねじ結合される。上記ロツクボルトを用
いて薬液を圧入するときは、図9に示すように、ロツク
ボルトを削岩機28にドリルとして取り付け、孔穿設時
に、水(エアー)供給配管29からロツクボルト内に水
等を圧入してロツクボルトの刃が削り出す土,砂等を、
孔22の外部に排出しながら孔22の穿孔を行う。この
ように、ロツクボルトをドリルとして使用して孔を形成
し、その孔の中にロツクボルトを残し、ついでロツクボ
ルト後端に逆止弁付継手25を接続し、図10に示すよ
うに、接続ユニツト10付ホース11をワンタツチで接
続し、岩盤固結用薬液のA液およびB液を注入し、ロツ
クボルト先端の刃部に設けられた中心孔15,外周孔1
6から吐出させ、打ち込みタイプと同様にして岩盤固結
(図11参照)を行う。このようにして、天蓋部8のア
ーチに沿つて所定間隔でロツクボルトが打ち込まれ、そ
の周囲にウレタン樹脂による固結領域26が形成され天
蓋部8の補強がなされる。
す自穿孔タイプのロツクボルトを使用して薬液圧入を行
うことができる。このロツクボルトは、パツカー部1お
よびロツクボルト本体2をねじ継手で連結することによ
り構成されているが、パツカー部1の先端が開放されて
おり、この開放部にドリル部(図8参照)13を嵌合し
て構成されている。このドリル部13は、先端の端面に
4枚の刃14が円周方向に90°間隔で設けられてお
り、端面の中央部に中心孔15が形成されているととも
に、刃と刃の間にそれぞれ外周孔16が形成されてい
る。なお、逆止弁付継手は、薬液圧入時にロツクボルト
本体2の後端にねじ結合される。上記ロツクボルトを用
いて薬液を圧入するときは、図9に示すように、ロツク
ボルトを削岩機28にドリルとして取り付け、孔穿設時
に、水(エアー)供給配管29からロツクボルト内に水
等を圧入してロツクボルトの刃が削り出す土,砂等を、
孔22の外部に排出しながら孔22の穿孔を行う。この
ように、ロツクボルトをドリルとして使用して孔を形成
し、その孔の中にロツクボルトを残し、ついでロツクボ
ルト後端に逆止弁付継手25を接続し、図10に示すよ
うに、接続ユニツト10付ホース11をワンタツチで接
続し、岩盤固結用薬液のA液およびB液を注入し、ロツ
クボルト先端の刃部に設けられた中心孔15,外周孔1
6から吐出させ、打ち込みタイプと同様にして岩盤固結
(図11参照)を行う。このようにして、天蓋部8のア
ーチに沿つて所定間隔でロツクボルトが打ち込まれ、そ
の周囲にウレタン樹脂による固結領域26が形成され天
蓋部8の補強がなされる。
【0022】このようにして得られた固結領域26は、
細部まで、岩盤固結用薬液による固結がゆきわたつてお
り、岩盤のきめの粗密にかかわらず均一な固結がなされ
ている。
細部まで、岩盤固結用薬液による固結がゆきわたつてお
り、岩盤のきめの粗密にかかわらず均一な固結がなされ
ている。
【0023】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
明する。
【0024】
【実施例、比較例1〜3】まず、下記の表1に示すよう
な組成で2種類のA液をつくつた。
な組成で2種類のA液をつくつた。
【0025】
【表1】 *1:2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フ
エノール−N,N,N′,N′−テトラメチルメタンジ
アミンとジブチルチンジラウリレートとを1:6の割合
で配合した。 *2:B型粘度計によつて、25℃における粘度を測定
した。ただし、A−2については、粘度低下剤(塩化メ
チレン)を使用し粘度を調整した。
エノール−N,N,N′,N′−テトラメチルメタンジ
アミンとジブチルチンジラウリレートとを1:6の割合
で配合した。 *2:B型粘度計によつて、25℃における粘度を測定
した。ただし、A−2については、粘度低下剤(塩化メ
チレン)を使用し粘度を調整した。
【0026】一方、下記の組成のB−1液を調製した。 <B−1液の組成> TDI−80 7.4重量部 MDI−P 14.8〃 MDI−PM 160 〃 PEG 9.6〃 PPG 8.2〃 TMP 2 〃
【0027】また、下記の組成のB−2液を調製した。 <B−2液の組成> TDI−80 60重量部 MDI−P 40〃 MDI−PM 100〃
【0028】そして、上記B−1液,B−2液と、前記
2種類のA液とを、1:1の割合で下記の表2に示す組
み合わせで混合し、その浸透性,硬化時間,硬化体の強
度,発泡性を評価した。ただし、浸透性は、下記の簡易
試験法に従つて測定した。これらの結果を下記の表2に
示す。
2種類のA液とを、1:1の割合で下記の表2に示す組
み合わせで混合し、その浸透性,硬化時間,硬化体の強
度,発泡性を評価した。ただし、浸透性は、下記の簡易
試験法に従つて測定した。これらの結果を下記の表2に
示す。
【0029】<浸透性の測定>図13に示すように、ガ
ラス管51の底部開口をガーゼ52で塞いだカラムに4
号珪砂53を160g詰め、珪砂53の深さDを22cm
にした。そして、上記混合液サンプル50gを、この上
から注入し、液が下に浸透しガラス管51の底のガーゼ
52に到達する時間を測定した。
ラス管51の底部開口をガーゼ52で塞いだカラムに4
号珪砂53を160g詰め、珪砂53の深さDを22cm
にした。そして、上記混合液サンプル50gを、この上
から注入し、液が下に浸透しガラス管51の底のガーゼ
52に到達する時間を測定した。
【0030】
【表2】
【0031】上記の結果から、実施例品は浸透性に優れ
るため、岩盤への浸透がすばやく、また細部まで入り込
んで固結硬化を発揮することができるものであることが
わかる。そして、その硬化体の強度も、実用的に問題が
ないことがわかる。
るため、岩盤への浸透がすばやく、また細部まで入り込
んで固結硬化を発揮することができるものであることが
わかる。そして、その硬化体の強度も、実用的に問題が
ないことがわかる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明の岩盤固結工法
は、薬液のB液の主成分として、MDIとTDIとPE
GとPPGとを配合した特殊なプレポリマーを用いてい
るため、A液の主成分が水だけであつて浸透性に優れて
いるのみならず、二液を混合すると充分に実用に耐えう
る強度の発泡硬化体を得ることができる。したがつて、
従来の薬液では充分に浸透していけなかつた部位まで充
分に薬液が浸透し、均一な固結領域を形成することがで
きる。そして、上記薬液は安価であるため、工法自体に
かかるコストも低く抑えることができるという利点を有
する。
は、薬液のB液の主成分として、MDIとTDIとPE
GとPPGとを配合した特殊なプレポリマーを用いてい
るため、A液の主成分が水だけであつて浸透性に優れて
いるのみならず、二液を混合すると充分に実用に耐えう
る強度の発泡硬化体を得ることができる。したがつて、
従来の薬液では充分に浸透していけなかつた部位まで充
分に薬液が浸透し、均一な固結領域を形成することがで
きる。そして、上記薬液は安価であるため、工法自体に
かかるコストも低く抑えることができるという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】岩盤に孔を穿設する説明図である。
【図2】この発明の岩盤固結用薬液の圧入に用いる打ち
込みタイプのロツクボルトの縦断面図である。
込みタイプのロツクボルトの縦断面図である。
【図3】薬液の圧入方法の説明図である。
【図4】薬液の圧入方法の説明図である。
【図5】薬液の圧入方法の説明図である。
【図6】薬液圧入による施工後の天蓋部を眺めた状態図
である。
である。
【図7】自穿孔タイプのロツクボルトの縦断面図であ
る。
る。
【図8】上記ロツクボルトの要部斜視図である。
【図9】薬液の圧入方法の説明図である。
【図10】薬液の圧入方法の説明図である。
【図11】薬液の圧入方法の説明図である。
【図12】薬液の圧入方法の説明図である。
【図13】浸透性の簡易試験法の説明図である。
26 固結領域
Claims (4)
- 【請求項1】 岩盤に穿設された孔内に、先端側に薬液
吐出孔を有するロツクボルトを位置決めし、このロツク
ボルト内に岩盤固結用薬液を圧入して上記孔内に岩盤固
結用薬液を充満させたのち岩盤に浸透させ、この岩盤固
結用薬液を硬化させることにより岩盤固結を行う方法で
あつて、上記岩盤固結用薬液として、水を主成分とする
A液と、下記の(A)〜(D)成分を触媒の存在下で反
応させてなるイソシアネートプレポリマーを主成分とす
るB液とを組み合わせた二液発泡ウレタン樹脂を使用す
ることを特徴とする岩盤固結工法。 (A)ジフエニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト。 (B)トリレンジイソシアネート。 (C)ポリエチレングリコール。 (D)ポリプロピレングリコール。 - 【請求項2】 上記A液全体に対する水の含有量が40
〜90重量%に設定されている請求項1記載の岩盤固結
工法。 - 【請求項3】 上記触媒が、トリメチロールプロパンで
ある請求項1または2に記載の岩盤固結工法。 - 【請求項4】 上記A液とB液の混合割合が、A液:B
液=1:1〜1:3に設定されている請求項1〜3のい
ずれか一項に記載の岩盤固結工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26888791A JPH0579276A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 岩盤固結工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26888791A JPH0579276A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 岩盤固結工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579276A true JPH0579276A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17464650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26888791A Pending JPH0579276A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 岩盤固結工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579276A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100402472B1 (ko) * | 2000-09-09 | 2003-10-22 | 주식회사 대우엔지니어링 | 그라우팅 장치 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP26888791A patent/JPH0579276A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100402472B1 (ko) * | 2000-09-09 | 2003-10-22 | 주식회사 대우엔지니어링 | 그라우팅 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CS195334B2 (en) | Method of consolidation of geological formations | |
JPS6230238B2 (ja) | ||
HU202625B (en) | Method for reinforcing geological formations | |
JPH0579277A (ja) | 岩盤固結工法 | |
JPH0579276A (ja) | 岩盤固結工法 | |
JPH0578665A (ja) | 岩盤固結用薬液 | |
JP3226126B2 (ja) | 2液型発泡ポリウレタンフォーム組成物 | |
JPH0579278A (ja) | 岩盤固結工法 | |
JPS6363687B2 (ja) | ||
JPH0578666A (ja) | 岩盤固結用薬液 | |
JPH0681333A (ja) | 岩盤固結工法 | |
JPH0578667A (ja) | 岩盤固結用薬液 | |
JPH0544520B2 (ja) | ||
JPS6363688B2 (ja) | ||
KR100556567B1 (ko) | 연약지반 고결용 초강도 우레탄 약액 조성물 | |
JPH0748997A (ja) | 岩盤固結工法 | |
JPS638477A (ja) | 岩盤固結用薬液 | |
JPH1180729A (ja) | 岩盤固結用薬液 | |
JPH08218066A (ja) | 地山固結法およびそれに用いる固結用薬液 | |
JPH1180730A (ja) | 岩盤固結用薬液 | |
JPH0578668A (ja) | イソシアネート組成物 | |
JP3504454B2 (ja) | 空洞充填起泡用薬液組成物 | |
JP3504476B2 (ja) | 地山注入充填材施工方法およびその方法に使用する充填材混合吐出装置 | |
JPS637413A (ja) | 岩盤固結工法 | |
JPH03241115A (ja) | 注入ボルトのシールパッカー工法 |