JP3504476B2 - 地山注入充填材施工方法およびその方法に使用する充填材混合吐出装置 - Google Patents

地山注入充填材施工方法およびその方法に使用する充填材混合吐出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地山内の空洞や空
隙あるいは穿孔に薬液を注入固化して地山の強度の改善
や止水、ロックボルトの定着等を図る地山注入充填材施
工方法、および、その方法に使用する充填材混合吐出装
置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】従来、地山の安定化やロックボルトの定
着を目的とする注入充填材には、セメント系モルタル、
ウレタン系薬液等が用いられている。セメント系モルタ
ルは施工性・充填性は良いが、比重が2以上と大きい。
また、材料の分離やブリージングが発生しやすく、流動
性がなくなるまで数時間を要する。このため、流水・湧
水があるところでは充填物が流出・逸走する場合があ
る。さらに、初期強度が得られるまで2〜3日を要す
る。
【0003】ウレタン系薬液は、主としてポリオールを
含むA液とイソシアネートを含むB液とからなる2液硬
化型の薬液である。発泡と硬化が同時に短時間で進行す
るため流出等の問題がなく、注入が容易であり、硬化体
が軽量であるため周辺への荷重が小さい。しかし、有機
系薬液、特にポリオールは高価格であるため施工コスト
がかかるという問題がある。ウレタン系薬液に無機充填
材を添加して薬液量を減らすことも考えられるが、一般
に薬液と無機充填材とを混合すると流動性が低下するた
め均一な混合物が得られなかったり、注入段階で閉塞が
起こる等の問題がある。このため、ウレタン系薬液−無
機充填材混合薬液では、組成および用途が極めて限定さ
れている。
【0004】一方、近年、再生紙抄造プロセスにより排
出される紙スラッジの焼却残滓(PS灰)の処理が問題
となっている。すなわち、再生紙抄造プロセスでは、脱
墨工程や離解工程等を経てパルプ繊維を回収し、これを
紙料として再生紙の抄造を行なっているが、この過程で
大量のスラッジが発生する。紙スラッジ(paper sludge)
あるいはパルプスラッジ(pulp sludge)と呼ばれるこの
廃棄物は、故紙に含まれていた充填剤、サイズ剤、顔料
等の無機成分および離解工程で分断された微細な繊維等
の有機成分からなるもので、環境水系に廃出するとヘド
ロ化するため、通常、焼却処理されている。この紙スラ
ッジを分離した後、粉砕、熱風乾燥し、しかる後、焼却
炉に投入して800〜900℃程度で焼却した残滓がP
S灰である。
【0005】再生紙生産量の増大に伴い、PS灰の廃出
量は膨大な量となってきている。ところが、PS灰は微
粉末あるいはその脆い凝集体からなるアルカリ性の粉体
であるため、野外放置したり埋立てに用いると周囲に飛
散して環境に悪影響を及ぼす。このため、PS灰を固形
化して環境中への散逸を防ぐとともに、処理産物を有効
に利用する方法の開発が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、モルタルよりも短時間で強度が得られる注入充填用
のウレタン系薬液にPS灰等の無機微粉末を多量に混合
しても注入時の閉塞等の問題を起こさず、硬化体の強度
低下もなく、ウレタン系薬液による施工コストの低減化
が達成できる地山注入充填材の施工システムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題解決の手段】本発明者らは、上記の課題に鑑みて
検討した結果、紙スラッジ灰(PS灰)および/または
フライアッシュおよびイソシアネートとの反応性を有す
る成分を含有するA液と、イソシアネートを含有するB
液とからなる2液反応型地山注入用薬液の注入工法にお
いて、前記A液と無機微粉末をモノポンプを用いて混合
スラリーとした後、充填直前にスタティックミキサーを
用いて前記混合スラリーとB液とを混合して混合薬液を
形成して、これを地山内に注入する方法によれば、全薬
液量に対して1/3程度までPS灰などの無機微粉末成
分を安定して混合でき、充填材と施工方法の大幅なコス
トダウンが実現できる。
【0008】 したがって、本発明は、以下の地山注入
方法および注入装置を提供する。 (1) イソシアネートとの反応により硬化する成分を
含有するA液と紙スラッジ灰および/またはフライアッ
シュとをモノポンプ内において混合してスラリーとし、
前記スラリーをイソシアネートを含有するB液とスタテ
ィックミキサーにおいて混合して得られる混合液を地山
に注入することを特徴とする地山注入充填材施工方法。 (2) A液がイソシアネートとの反応により硬化する
成分として水ガラスを含有する前記1に記載の地山注入
充填材施工方法。 (3) A液がイソシアネートとの反応により硬化する
成分としてポリオールを含有する前記1または2に記載
の地山注入充填材施工方法。 (4) 無機微粉末を注入薬液全量中、50重量%まで
使用する1乃至3のいずれかに記載の地山注入充填材施
工方法。 (5) A液がさらに界面活剤を含有する前記1乃至4
のいずれかに記載の地山注入充填材施工方法。
【0009】(6) 前記1乃至5のいずれかに記載の
充填材施工方法によるロックボルト定着方法。 (7) イソシアネートとの反応により硬化する成分を
含有するA液を溜める第一の液溜め15、イソシアネー
トを含有するB液を溜める第二の液溜め25、前記第一
の液溜15に第一のポンプ手段14を介して接続された
液体供給部13と無機粉体投入部12aとを備えたモノ
ポンプ11、第二の液溜め25に第二のポンプ手段24
を介して接続され液体注入部27aと前記モノポンプ1
1の吐出端11aに接続されたスラリー注入部18aと
混合充填材スラリー吐出口50とを備えたスタティック
ミキサー40を具備することを特徴とする前記1乃至6
のいずれかに記載の施工方法に使用する充填材混合吐出
装置。 (8) スタティックミキサーが注入ロッドに内蔵され
たものである前記7に記載の充填材混合吐出装置。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の地山注入工法は、基本的
には、イソシアネートと反応して硬化する成分を含有す
る水性溶液であるA液、PS灰などの無機微粉末、およ
びイソシアネートを主成分として含むB液の混合物を地
山に注入するウレタン系薬液注入充填工法である。注入
薬液に無機微粉末を含まない従来の方法では、A液とB
液をスタティックミキサーで混合し、地山に注入してい
る(図1(a))。この方法においてA液に無機微粉末を添
加した場合(図1(b))、撹拌混合機またはスタティック
ミキサー内で閉塞が生じるため、前述のように無機微粉
末添加量は20%が限界である。これに対し、本発明の
方法では、A液と無機微粉末とをモノポンプ内で予め混
合して混合スラリーとし、この混合スラリーをモノポン
プからスタティックミキサーに導き、ここでB液と混合
し、地山内に注入する(図1(c))。この方法によれば、
全薬液量に対して無機微粉末添加量を30重量%以上〜
50重量%程度まで高めても、混合注入過程でのポンプ
・管路の閉塞が発生しないという予想外の結果が得られ
た。
【0011】なお、モノポンプは、ネジ式ポンプの一種
であるため搬送力が強い反面、搬送が終了した後、ネジ
溝等に被搬送物質が残留しやすい。このため、使用後の
整備に手間がかかるが、本発明では、無機微粉末とA液
という、いずれも水溶性ないし水分散性の良い物質のみ
をモノポンプ内に送るため、簡単な水洗いで内部の汚れ
を容易に洗い流すことができる。したがって、装置の取
扱い・保守等も容易な実用性の高い方法である。
【0012】以下、A液−無機微粉末混合スラリー、B
液、およびこれらの混合注入システム、特にその好適な
適用例であるロックボルトの定着方法について詳述す
る。(I) A液−無機微粉末混合スラリー 混合スラリーは、A液成分と無機微粉末とからなる。 (1)A液成分 A液の主成分は、イソシアネートと反応して硬化する成
分を含有する水性溶液である。かかる成分として最も典
型的な成分はポリオールである。本発明で用い得るポリ
オールの種類は、特に限定されないが、有用なポリオー
ルの例としては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール(1,2−プロパンジオール)、1,3−プロパ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキシレングリコ
ール(ヘキサンジオール)等のジオール類が挙げられ
る。また、イソシアネート成分と反応してポリウレタン
樹脂を形成する、分子内にヒドロキシル基を2個以上有
するポリオール類であれば、通常のエーテル系またはエ
ステル系のポリオール以外の化合物も使用可能である。
このようなポリオール類の例としては、グリセリン、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパンなどのト
リオール類及びヒマシ油等の多官能性ポリオール類が挙
げられる。
【0013】また、これらの化合物あるいはソルビトー
ルやショ糖のような糖類に、エチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド、エチレンプロピレン共重合等を付加
したポリオール類も用いることができる。例えば、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピ
レングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレン
オキサイド−プロピレンオキサイド共重合物、グリセリ
ントリオキシブタン、ポリオキシプロピレントリオール
等が挙げられる。
【0014】さらに、アミノ基を含むポリオールも好適
に用いられる。このようなポリオール化合物の例として
は、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のモ
ノアミン類、及び、モノエタノールアミン、エチレンジ
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
トリエチレンジアミン等のアミン類にエチレンオキサイ
ドまたはプロピレンオキサイド等を付加した付加物等が
挙げられる。
【0015】A液は、硬化反応に悪影響を及ぼさない程
度において、希釈液として水を含むことが好ましい。水
の添加により流動性を上げるとともにポリオールの使用
量を減らしてコストを下げることができる。但し、希釈
水が過剰であると添加される無機微粉末が分離したり、
注入の際に水が地山に吸収されたりしてB液との反応に
よる硬化体の強度が低下する等の問題が生じる。したが
って、A液中の水分量は、A液の全量の10〜90重量
%が好ましく、十分な強度を得るためには、水分量を6
0重量%以下とすることが好ましい。
【0016】B液との反応を円滑に進めるために、A液
には、硬化触媒を添加することが好ましい。このような
触媒の例としては、ジメチルオクチルアミン、ジメチル
ラウリルアミン、モルホリン、ピペラジン等の3級アル
キルアミンや環状アミン、ジブチル錫ジラウレート、ト
リエチレンジアミン、イミダゾール、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンその
他の水溶性のアミン、ベタインあるいはイミダゾール型
の触媒等が挙げられる。硬化触媒の添加量は、B液に対
して0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%の範
囲である。
【0017】さらに、A液には、水ガラス等のケイ酸塩
や界面活性剤を添加することが好ましい。水ガラスは、
水希釈による強度の低下を補い初期強度の発生を早める
効果がある。界面活性剤は、無機微粉末を薬液中に分散
させる上で有用であり、起泡剤、流動化剤としても機能
する。かかる界面活性剤の例としては、アルキルサルフ
ェート、アルキルベンゼンスルホネート、エトキシアル
キルサルフェート、エトキシアルキルベンゼンサルフェ
ート等のナトリウム塩、アミン塩、アンモニウム塩、ア
ルキルリン酸塩のような陰イオン性界面活性剤、ポリエ
チレングリコールアルキルエーテルのような非イオン性
界面活剤等が挙げられる。これらの界面活性剤の中でも
アルキルアミンオキサイド系が好ましい。界面活性剤の
添加量は、無機微粉末や硬化触媒等の添加剤に対して、
好ましくは100重量%以下、より好ましくは10〜2
0重量%である。
【0018】(2)無機微粉末 本発明の方法では、無機微粉末として特にPS灰が好ま
しく用いられる。PS灰は廃棄物であり、コストのかか
らない原料として入手できるため工費節減効果が大き
い。しかも、PS灰を有用な資源として全薬液量に対し
て1/3程度まで大量に混合して利用することができ
る。しかし、本発明の方法では、PS灰以外の無機微粉
末をも利用可能である。このような無機微粉末として
は、フライアッシュが挙げられる。PS灰とフライアッ
シュを混合して用いてもよい。
【0019】(3)混合スラリー製造 混合スラリーの製造は、後述の混合システムのモノポン
プ部において行なう。通常、粉体:A液の好ましい混合
比は,1:0.5〜1:2より好ましくは1.2:0.8〜0.8:
1.2の範囲である。粉体量を上限値以上の比率で用いる
とスラリーの搬送・注入の上で問題を生じる。下限値以
下の比率で用いた場合はコスト低減効果が小さくなる。
【0020】(II)B液成分 B液成分はA液のポリオールと反応して硬化体を形成す
るイソシアネートであれば特に限定されないが、親水性
イソシアネートが好ましい。ポリメリックMDI、モノ
メリックMDIを原料とし、水に自己乳化性の一級OH
を含有するプレポリマーが好ましい。このようなプレポ
リマーの製造に用いるポリイソシアネートとしては、ジ
フェニルメタンジイソシアネート、1,4−ブタンジイ
ソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト、1,6−ヘキサンジイソシアネート、シクロヘキサ
ンジイソシアネート、1,5−ビスイソシアネート−
1,3,3−トリメチルシクロヘキサン、m−キシリレ
ンイソシアネート、1,3−ビス−(イソシアネートメ
チル)ベンゼン及びメチルシクロヘキサンジイソシアネ
ート等の脂肪族ジイソシアネート、2,4−または2,
6−トリレンジイソシアネート、m−またはp−フェニ
レンジイソシアネート、1,5−ナフチレンジイソシア
ネート等が挙げられる。ジフェニルメタンジイソシアネ
ートが特に好ましい。ジフェニルメタンジイソシアネー
トには種々の異性体が存在するが、いずれも用いること
ができる。これらの混合物でもよい。
【0021】プレポリマーは、上述のイソシアネートを
ポリアルキレングリコールと反応させることにより得ら
れる。このようなポリアルキレングリコールは、ポリエ
チレングリコールまたはエチレンオキサイド(EO)−
プロピレンオキサイド(PO)共重合体が用いられる。 (A液+無機粉末からなる)混合スラリ−とB液との最
適混合比は、スラリー中のA液の含有量、スラリーの粘
性、求められる硬化時間等の要素により変化するが、通
常は、3:1〜0.5:1の範囲であり、より好ましくは
1.8:1〜2.2:1の範囲である。スラリー量が過剰であ
ると地山への注入が円滑に進行しない、あるいは注入後
の硬化が不十分になるという問題がある。B液が過剰で
も注入後の硬化が不十分になる。
【0022】(III) 混合注入システム A液と無機微粉末との混合、およびこれにより得られる
混合スラリーとB液との混合・注入は、図2に例示する
システムにより行なわれる。図2のシステムは、基本的
には(1)予備混合部(混合スラリー形成部)、(2)最終混
合部(注入薬液形成部)、(3)制御部および(4)注入部か
らなる。以下、各部について説明する。
【0023】(1)予備混合部(混合スラリー形成部) 混合スラリー形成部は、一方の端部に無機粉体投入部1
2aと液体注入部13を有するモノポンプ11、液体注
入部13に液体搬送管17を介して接続されたポンプ手
段14、該ポンプ手段14に液体搬送管16を介して接
続されたA液を溜める第一の液溜め15からなる。ポン
プ手段14は制御部30と電気的に接続され、その制御
下に必要量のA液を第一の液溜め15から吸液してモノ
ポンプ11に送り込む。無機粉体受入れホッパー12に
は、粉体の固結を避けるため、撹拌手段を設けてもよ
い。ホッパー12の下部はモノポンプの無機粉体投入部
12aに接続され、重力あるいは前記の撹拌手段の作用
により無機粉体をモノポンプ内に送り込む。ホッパー1
2への粉体の投入は消費量を見ながら適宜行なえばよ
い。必要に応じてホッパー内あるいはモノポンプとの接
続部に、粉体の消費量を測定するため計測手段を設け、
粉体消費量の情報を制御部30に送るようにしてもよ
い。
【0024】液体注入部13は、樹脂ないし鋼鉄製の液
体搬送管17をネジ切り構造で固定した慣用の構成でよ
い。ポンプ手段14は、制御信号に応じて送液量を調整
し得るものであれば特に限定されない。例えば、ロータ
リーポンプやプランジャーポンプ等が用いられる。
【0025】モノポンプ11は、金属製で基本的には断
面が円形の雄ネジ型ローター(回転子)を、断面が長円
形(一般的には矩形の両端に半円を付加した形状)の弾
性材質からなるステーター(固定子)内に装着したもの
であり、ローターはステーター内を偏心しながら回転す
る。ローターが回転すると、ローターとステーター内の
物質はネジの原理により搬送される。なお、モノポンプ
は、チョコレートやバター、アスファルト等の粘性物質
を搬送する慣用のポンプであり、本発明でもそのような
モノポンプを利用することができる。内径、長さ、ロー
ターのピッチ等はスラリーの配合組成によって異なる
が、通常は、内径5〜10cm、長さ0.1〜1m、ロー
ターのピッチ1〜20cm程度のものを用いることが可
能である。
【0026】本発明においては、剪断応力が小さいこと
を特徴の一つとするモノポンプを用いることにより、ポ
ンプ内において無機粉体とA液の混合が円滑に進行し、
かつ、混合物であるスラリーを閉塞なく吐出することで
きる。また、モノポンプは強力かつ安定した搬送力を有
するため、単位時間当たりの吐出量が安定し、さらに、
モノポンプ11の後に位置するB液との混合部において
も閉塞等が生じない。制御部30はポンプ手段14に電
気的に接続しており、操作員の手動操作により、あるい
はホッパー12から送られる湿粉体消費量の情報に基づ
き自動的に、ポンプ手段14を制御して、第一液溜め
(A液溜め)15からの吸液量・モノポンプ11への送
液量を調整する。
【0027】(2)最終混合部(注入薬液形成部) モノポンプ11内で混合された粉体とA液の混合スラリ
ーは、モノポンプ吐出端11aにスラリー搬送管18を
介して接続されたスラリー注入部18aと、液体搬送管
26、27およびポンプ手段24を介してB液を溜める
第二の液溜め25に接続されている液体注入部27aと
スラリー吐出口50とを備えたスタティックミキサー4
0へと導かれる。ポンプ手段24は制御部30と電気的
に接続しており、手動操作により、あるいは混合スラリ
ー形成部やスタティックミキサー等から送られる情報に
基づき、ポンプ手段24を制御して混合スラリーの量に
応じた必要量を第二の液溜め25から吸液してスタティ
ックミキサー40に送り込む。スタティックミキサー4
0は慣用のものでよい。図2に示すように、注入ロッド
に内蔵して用い、混合と併せて地山への注入を行なうこ
とが好ましいが、注入ロッドの前段にスタティックミキ
サー40を別に設けてもよい。
【0028】(3)制御部 制御部30は、予め設定された条件に従い、各液溜めか
ら薬液を吸液しモノポンプあるいはスタティックミキサ
ー内に送り込むためのものである。実用的には、A液お
よびB液送液系のポンプ手段14および24とともに単
一の筐体中に設置し、筐体表面に制御パネルを設けるこ
とにより、液種や送液量等の状態表示、液種の切替えや
送液量の調整、動作モード(例えば、手動運転、自動運
転モード等)の切替え等の各種操作を統合的に行なうよ
うにする。
【0029】(4)注入部 上述のように、最終的に得られたA液+無機微粉末+B
液混合物は地山や穿孔内に注入充填される。注入には慣
用の注入手段を用いることができる。例えば、注入ロッ
ド、あるいは、中空ロックボルト、充填ホース等が挙げ
られる。注入ロッド等の長さは無機微粉末の配合量にも
よるが、一般的には5〜10m程度の長尺ロッドの使用
が可能である。上述のように、スタティックミキサー内
蔵型のロッドやロックボルトを用いることが好ましい。
なお、以上の説明はシステムの典型例を説明するための
ものであり、本発明の技術思想の範囲内で各部の構成、
特に最終混合部、制御部、注入部の構成を変更・修正す
ることは可能である。
【0030】(IV)施工方法 本発明の施工方法は、地山の空洞や空隙に薬液を注入固
化して地山の強度の改善や止水等を図るのにも有効であ
るが、特に、ロックボルトを地山に定着させるのに有用
である。ロックボルト工法では、トンネルの壁面および
/または天盤に孔を開け、これに支保部材であるロック
ボルトを挿入固定する。通常は図3(a)および(b)に示す
ようにトンネル60の延長軸から見てほぼ放射状に設置
する。ロックボルト70を設けることにより、その引張
力に相当する力が内圧としてトンネル壁面に作用し、こ
れにより、二軸応力状態のトンネル近傍の地山100が
三軸応力状態に保たれる。この結果、地山の強度あるい
は耐荷能力の低下が防止される(内圧効果)。また、内
圧効果により一体化して耐荷能力が高められたトンネル
周辺の地山は、内空側に一様に変位することによってグ
ランドアーチを形成する。さらに、ロックボルトの挿入
により地山のせん断抵抗力が増すなどの効果もある。
【0031】ロックボルト工法が十分な効果を発揮する
ためには、ロックボルトを地山100内に確実に定着固
定することが必要である。このため、一般的には、ロッ
クボルトを全面的に地山(穿孔内面)に接着する方法が
採られている。具体的には、(i)セメントモルタルを注
入した穿孔内にロックボルトを挿入しセメントモルタル
を硬化させる方法、(ii)セメントモルタルや樹脂系接着
剤を充填した袋を穿孔内に入れて置き、ロックボルトを
挿入することによりこの袋を破って定着材を孔内に満た
し硬化させる方法、あるいは、(iii)予め穿った孔内に
挿入した後、または、打ち込みもしくは自穿式のロック
ボルトを用いて地山内に打設した後、ロックボルト周囲
に定着材を注入する方法がある。(i)の方法は湧水が多
い地山には適用できない。(ii)の方法は定着が確実に行
なえるという特長があるが施工コストが高いという問題
点を有する。また、これらの方法を実施するには、孔が
確実に自立し得るような地山でなければならない。
【0032】本発明の施工方法は、上記の(i)および(ii
i)、特に(iii)のロックボルト定着方式に用いるのに適
している。(iii)の定着方式は、図3(b)の側断面図に示
したような上向き施工部にも適用が可能であり、特に打
込式や自穿式は、孔の自立が困難な場合にも適用できる
という大きな特長を有する。このため、本発明の方法に
よるロックボルトの定着は、穿孔の自立性の高い地山か
ら自立性の低い軟弱な地山まで各種の等級の地山で各種
の等級の地山で実施可能である。本発明の方法をロック
ボルト定着に用いる場合には、好ましくは、地山100
内に穿ち開けた孔90内にロックボルト70を挿入する
か、ロックボルト70を打ち込みまたは自穿した後、該
孔内に上記の方法に従い無機微粉末を含む定着液を注入
することにより行なう。注入は、中空ロックボルトを用
いる場合は管部75を通じて行なうことができる(図4
(a))。中実のロックボルトを用いる場合、ロックボルト
の側面に充填ホースあるいは小口径の注入管80を設け
(図4(b))、これを通して注入を行なえばよい。
【0033】なお、ロックボルトは、通常、鋼鉄あるい
はFRP等の高強度棒状乃至筒状部材であるが、本発明
の方法は、PC鋼より線や高強度樹脂線等からなるケー
ブルボルトの定着にも用いることができる。以上、本発
明の地山注入充填材施工方法をロックボルトの定着につ
いて説明したが、本発明の方法は、これ以外の地山充填
やコンクリート建築物のひび割れ補修等にも利用可能で
ある。
【0034】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明の地山注入充填
材施工方法を説明する。なお、以下の例において、圧縮
強度は、コンクリートの圧縮強度試験方法(JIS-A1108)
に準じて硬化体について測定した値である。実施例1 PS灰100部、ポリオール(ポリプロピレングリコー
ル(OH価500))15部、硬化触媒(アミン系)1
部、界面活性剤2部及び水ガラス82部をモノポンプ
(φ50mm、全長:30cm、ローターのピッチ:5
cm)にて混合して混合スラリーを調製した。一方、端
部に2つの注入孔を備え、スタティックミキサーを内蔵
した筒状の注入ロッド(内径:10mm、長さ:3m)
を用意し、前記の注入孔から混合スラリーとイソシアネ
ート(MDIポリアルキレングリコールプレポリマー)
を含むB液を、混合スラリー:B液の供給比が2:1
(重量比)となるようにそれぞれ供給した。注入ロッド
からの吐出物は、A液、B液とPS灰が均一に混合した
液体で、毎分10リットルの吐出が実現できた。
【0035】上記吐出物を穿孔に見立てたアクリル透明
管(内容積:0.01m3)に注入したところ、注入ロッド
の閉塞を招くことなく充填を完了した。硬化完了後、硬
化体を切り出して内部を観察したところ、PS灰が均一
に分散して固定されていた。また、硬化したポリウレタ
ン体の一軸圧縮強度は200kgf/cm2、比重は1.2
であった。硬化時間は混合スラリーとB液混合後およそ
30分程度である。なお、吐出完了後、モノポンプ内を
水洗し分解観察したところ、モノポンプ内の残留スラリ
ーは完全に流し出されていた。したがって、本発明の施
工方法では有機洗浄液の使用が制限される現場でも問題
なく実施できる。
【0036】比較例1 実施例1と同じA液およびPS灰を用いて撹拌混合機に
よりA液−PS灰混合液を調製し、B液との比を2:1
(重量比)として固定し、スタティックミキサー内に供
給した。液体(A液+B液)に対するPS灰の重量比を
変えて、スタティックミキサー内からの吐出状態を調べ
たところ、PS灰/(液体+PS灰)重量比が15%で
吐出に困難を生じ、20%を超えると、薬液供給圧力を
増加させても吐出は断続的になり、安定した注入充填は
不可能であることが確認された。
【0037】実施例2 PS灰に代えてフライアッシュ100部を用いた他は実
施例1と同様に混合スラリーを調製し、スラリー:B液
の供給比を2:1(重量比)として実施例1と同様に充
填実験を行なった。注入ロッドの閉塞を招くことなく充
填が完了し、硬化完了後、硬化体を切り出して内部を観
察したところ、無機微粉末が均一に分散して固定されて
いた。また、硬化したポリウレタン体の一軸圧縮強度は
200kgf/cm2、比重は1.2であった。
【0038】
【発明の効果】本発明の方法によれば、高価な有機薬液
の使用量を低減することができるため、より低いコスト
で注入充填工法が施工できる。また、従来、廃棄物処理
が問題となっているPS灰を無機微粉末原料として利用
できるため、その実用的意義は極めて大きい。さらに、
無機微粉末の添加によりポリウレタン硬化体の強度が改
善される効果も得られる。特にロックボルトの定着方法
として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来法(a)、比較法(b)および本発明の
方法(c)による充填材混合プロセスを示す。
【図2】 本発明の薬液注入充填システム例の概略構成
を示す。
【図3】 ロックボルトの打設態様を模式的に示す断面
図。
【図4】 ロックボルト定着液の充填態様を模式的に示
す断面図。
【符号の説明】
11 モノポンプ、12 粉体投入用ホッパー、13
液体注入部、14 ポンプ手段、15 第一液溜め(A
液溜め)、16、17 液体搬送管、18 スラリー搬
送管、24 ポンプ手段、25 第一液溜め(B液溜
め)、26、27液体搬送管、30 制御部、40 ス
タティックミキサー、50 混合充填材スラリー吐出
口、60 トンネル、70 ロックボルト、75 中空
部、80注入管、90 穿孔、 100 地山
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI //(C04B 28/26 C04B 24:28 Z 24:28) C09K 103:00 C09K 103:00 (72)発明者 永津 憲二 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内 (72)発明者 脇坂 治 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内 (72)発明者 横澤 圭一郎 静岡県富士市大渕3154番地 社団法人日 本建設機械化協会 建設機械化研究所内 (56)参考文献 特開 平7−238284(JP,A) 特開 平4−318096(JP,A) 特開 平8−92555(JP,A) 特開 平7−242873(JP,A) 特開 平8−3555(JP,A) 特開 平9−25483(JP,A) 特開 平6−287557(JP,A) 特開 平5−239848(JP,A) 特開 平10−30398(JP,A) 特開 平11−124577(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09K 17/00 - 17/50 C04B 28/26 C04B 24/28 C04B 26/16 E02D 3/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソシアネートとの反応により硬化する
    成分を含有するA液と紙スラッジ灰および/またはフラ
    イアッシュとをモノポンプ内において混合してスラリー
    とし、前記スラリーをイソシアネートを含有するB液と
    スタティックミキサーにおいて混合して得られる混合液
    を地山に注入することを特徴とする地山注入充填材施工
    方法。
  2. 【請求項2】 A液がイソシアネートとの反応により硬
    化する成分として水ガラスを含有する請求項1に記載の
    地山注入充填材施工方法。
  3. 【請求項3】 A液がイソシアネートとの反応により硬
    化する成分としてポリオールを含有する請求項1または
    2に記載の地山注入充填材施工方法。
  4. 【請求項4】 無機微粉末を注入薬液全量中、50重量
    %まで使用する1乃至3のいずれかに記載の地山注入充
    填材施工方法。
  5. 【請求項5】 A液がさらに界面活性剤を含有する請求
    項1乃至4のいずれかに記載の地山注入充填材施工方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の充填
    材施工方法によるロックボルト定着方法。
  7. 【請求項7】 イソシアネートとの反応により硬化する
    成分を含有するA液を溜める第一の液溜め15、イソシ
    アネートを含有するB液を溜める第二の液溜め25、前
    記第一の液溜15に第一のポンプ手段14を介して接続
    された液体供給部13と無機粉体投入部12aとを備え
    たモノポンプ11、第二の液溜め25に第二のポンプ手
    段24を介して接続され液体注入部27aと前記モノポ
    ンプ11の吐出端11aに接続されたスラリー注入部1
    8aと混合充填材スラリー吐出口50とを備えたスタテ
    ィックミキサー40を具備することを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれかに記載の施工方法に使用する充填材
    混合吐出装置。
  8. 【請求項8】 スタティックミキサーが注入ロッドに内
    蔵されたものである請求項7に記載の充填材混合吐出装
    置。
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