JPH057925Y2 - - Google Patents

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JPH057925Y2
JPH057925Y2 JP1988049310U JP4931088U JPH057925Y2 JP H057925 Y2 JPH057925 Y2 JP H057925Y2 JP 1988049310 U JP1988049310 U JP 1988049310U JP 4931088 U JP4931088 U JP 4931088U JP H057925 Y2 JPH057925 Y2 JP H057925Y2
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ventilation
shoe
opening
frame
holes
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JP1988049310U
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は開閉操作が容易で、通気効果が大き
く、耐久性のある通気機構を備えた通気可能な靴
に関する。
〔従来の技術〕
従来、靴の上面と両側方の底面に多数の換気孔
を穿設し靴を履くと足で通風を起こして足で発生
する汗や悪臭を除去すると共に足に清涼感を与え
るように作られた靴は既に数多く提案されてい
る。
もう一つは靴の内部に複雑な装置を内蔵し外部
の空気の流入と共に内部の空気を流出するように
なつているものも既に提案されたところであつ
て、このような靴はその底部にスプリングを内設
して靴を履いて歩くとスプリングの弾性力によつ
て外部の空気を吸引し靴の内部の空気を流出する
ようになつている強制循環式の通気可能な靴であ
る。
しかし、前記強制循環式の通気靴は歩行の際に
だけ作動するので、例えばじつと座つて事務をと
るとか車に乗つて旅行をする場合には全く作動し
ないので、前記強制循環式の靴では所期の目的を
達成することができ、靴を脱ぐとか別にスリツパ
を履かなければならない等の欠点がある。
また、前記の靴は外部に換気孔が穿設されてあ
るので、雨の際にはこの換気孔を通じて雨水が流
入し、足を濡らして不快感を起こすのみならず、
このような靴は主に夏だけ履くので冬にはまた別
な靴が必要であつて経済的負担を二重に招来する
等の欠点ももつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで本考案は、雨の日にもまた四季を通じて
使用でき、通常は通気性を保持する通気可能な靴
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、靴の甲皮部に開閉自
在の通気機構を具備する通気可能な靴において、 前記通気機構は、靴の内底部に換気敷皮を着設
し、靴の両側方の下側に、靴の先端部と踵部を除
いて漢字の一の字形の開口部を穿設し、 一定の間隔で一列に配列される多数の換気孔を
設けた換気枠体の一方の壁面に、前記開口部と同
様の輪郭を有する枠部を設け、該枠部の外周面
に、前記開口部の周縁の内皮と外皮の間に挿入並
びに固着される接合部を設け、前記枠部の内周面
に凹溝を設け、 該凹溝に摺動可能に装着される開閉長片に、前
記換気孔に対応する多数の通孔を設け、前記開閉
長片の移動により前記換気孔が開閉自在になるよ
うに構成した。
〔作用〕
以上のように構成された通気可能な靴は、換気
枠体の接合部は、靴に穿設された開口部の周縁の
内皮と外皮の間に挿入並びに固着されているの
で、換気枠体が靴に強固に一体的に結合されてい
る。
開閉長片を移動操作すると、開閉長片が換気枠
体の凹溝に沿つて摺動するので、換気孔の開閉操
作が容易である。
通気孔を開くと、靴の先端部と踵部を除いた広
い領域の両側面より空気が換気されるので、換気
効果が大きい。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づき詳
細に説明する。
第1図乃至第6図に示すように、通常の靴10
の両側方の下側に、靴の先端部と踵部を除いて、
漢字一型の開口部11をそれぞれ穿設する。
前記開口部11に一致する枠部2を有し、この
枠部2から外側へ連接するように接合部3を形成
しこの枠部2の内側に凹溝4を凹設しこの凹溝4
の一側壁を一壁面5としこれに一定の間隔6を置
いて多数の換気孔7を穿設して換気枠体1を構成
する。
前記換気枠体1の外郭接合部3を靴10の両側
方の下側に穿設した開口部11の外皮12と内皮
13との間に挿入し、これを重畳させて縫合する
かまたは接着剤等で接着して前記換気枠体1を靴
10の両側の開口部11にそれぞれ固着する。
また、前記換気枠体1の換気孔7と一定の間隔
6とがそれぞれ対応するように通孔21と一定の
間隔22′とを形成しこの一定の間隔22′の一側
面に突部22を突設して、上・下端部には縁部2
3を設けた開閉長片20を前記通風枠体1の凹溝
4に挿入すると、開閉長片20の縁部23は凹溝
4に挿入すると共に一側面に突設した突部22に
止めて縁部23だけを凹溝4へ挿入して左・右の
移動が可能になる。
一方、第7図乃至第12図に示すように、前記
靴10の内部底面に着設する換気敷皮30はその
外周に縁部31を周設しこれに前記靴10の内皮
13の間に空間部34を形成し、前記換気敷皮3
0の上面には碁盤状に多数の上部空気流通孔32
を穿設してこれと連通するように前記周縁部31
に沿つて多数の側方空気流通孔33を穿設、前記
換気孔7に対応するように構成する。
また、本実施例においては前記換気孔7と上部
及び側方空気流通孔32,33等を図面に示した
ように4角形で形成したものであるが、これに限
らず例えば、円形の如く他の形状で形成してもよ
く、これは靴10の外形に釣り合うように多様に
することができる。
次に、本実施例の作用を説明すると、靴10の
両側方の下側に漢字一型の開口部11に靴10の
外皮12と内皮13との間に換気枠体1の接合部
3を挿着しこれに縫合するかまたは接着剤等で接
合すると、換気枠体1が靴10の両側方の下側に
穿設した開口部11に付着してこの通風枠体1に
穿設した多数の換気孔7を通じて靴10の内部に
連通するのである。
このように付着した通風枠体の上・下部位の内
側に凹設した凹溝4に開閉長片20の上・下部の
縁部23の一側を先ず挿入しこの開閉長片20を
若干曲げて残りの一側の縁部23までも凹溝4に
挿入すると開閉長片20が前記換気枠体1に挿着
され、この際に突部22を外側へ突出するように
挿着し、またこの突部22の上下の端部によつて
前記凹溝4に所定量以上は挿着しないのである。
次いで、靴10に換気孔7を開放して靴10の
内部と外部とを連通しようとする場合には開閉長
片20のある一突部22を指先で左または右側へ
押すと換気孔7と開閉長片20の通孔21とが相
互に一致して換気孔7が開放し、これを通じて空
気が靴10の内部へ流入し靴10の内皮13と換
気敷皮30の外郭縁部に周設した周縁部31との
間の空間部34へ外部の空気が流入するので靴1
0の内側の全体の周縁を通じて空気が廻流するの
である。
この廻流する空気は、換気敷皮30の周縁部3
1に沿つて多数の側方の空気流通孔33が形成さ
れてあり足裏と接する多数の上部空気流通孔32
を通じて足裏と接触するので足裏に清涼感を与え
ると共に、足裏で発生する熱と湿気を上部の空気
流通孔32と側方の空気流通孔33を通じて靴1
0の内側の周縁にある前記周縁部31と内皮13
との間に形成した空間部34へ再び廻流し、靴1
0の両側方の下側に穿設配列した多数の換気孔7
を通じて外部へ排出し、特に換気孔7と周縁部3
1とは対応すると共に側方の空気流通孔33とも
対応しここに空間部34が形成されて外部の空気
の流入及び内部の空気の排出が極めて容易に行な
われるのである。
次に、雨の日や冬等前記換気孔7が必要でない
場合には前述の方法と同じく開閉長片20を前述
の方向と反対に押すとこの換気孔7が開閉長片2
0の一定の間隔22′で遮断され換気孔7が閉塞
するので靴10の内部と外部は遮断され普通の靴
になるのである。
従つて、本考案による効果は靴10に換気孔7
を穿設しこれを必要に応じて開放または閉塞する
ことができ、この換気孔7を開放すると外部の空
気が靴10の内部へ流通し足で発生する悪臭や汗
等を排出していろいろの皮膚病の発生を予防する
ことができると共にいつも新鮮な空気が靴の内部
へ流入するので爽快感と清潔感を与え疲労感を減
少させるようになる。
また、本考案の通風可能な靴は、換気枠体が靴
に穿設された開口部の周縁の内皮と外皮の間に挿
入並びに固着されているので、換気枠体が靴に強
固に一体的に結合されており、耐久性に優れてい
る利点があり、開閉長片が換気枠体の凹溝に沿つ
て摺動し、換気孔が開閉するので開閉操作が円滑
である。
又、換気孔を開くと、靴の先端部と踵部を除い
た広い領域の両側面より空気が換気されるので、
換気効果が大きい等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る通気可能な靴の外観斜視
図、第2図は本考案の換気枠体の分解斜視図、第
3図は本考案の換気枠体の結合状態における換気
孔の開放された状態の斜視図、第4図は本考案の
換気枠体の結合状態における換気孔の閉塞された
状態の斜視図、第5図は第3図の−線断面
図、第6図は第4図の−線断面図、第7図は
本考案の換気敷皮の斜視図、第8図は本考案の換
気敷皮の平面図、第9図は第8図の−線断面
図、第10図は第8図の−線断面図、第11
図は第8図の−線断面図、第12図は第
8図の−線断面図である。 図面の主要部分の符号の説明、1……換気枠
体、2……枠部、3……接合部、4……凹溝、6
……一定の間隔、7……換気孔、10……靴、1
1……開口部、20……開閉長片、21……通
孔、22……突部、23……縁部、30……換気
敷皮、31……周縁部、32……上部空気流通
孔、33……側方空気流通孔、34……空間部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 靴の甲皮部に開閉自在の通気機構を具備する通
    気可能な靴において、 前記通気機構は、靴の内底部に換気敷皮を着設
    し、靴の両側方の下側に、靴の先端部と踵部を除
    いて漢字の一の字形の開口部を穿設し、 一定の間隔で一列に配列される多数の換気孔を
    設けた換気枠体の一方の壁面に、前記開口部と同
    様の輪郭を有する枠部を設け、該枠部の外周面
    に、前記開口部の周縁の内皮と外皮の間に挿入並
    びに固着される接合部を設け、前記枠部の内周面
    に凹溝を設け、 該凹溝に摺動可能に装着される開閉長片に、前
    記換気孔に対応する多数の通孔を設け、前記開閉
    長片の移動により前記換気孔が開閉自在になるこ
    とを特徴とする通気可能な靴。
JP1988049310U 1988-04-14 1988-04-14 Expired - Lifetime JPH057925Y2 (ja)

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JP1988049310U JPH057925Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14

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JP1988049310U JPH057925Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14

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JPH01151702U JPH01151702U (ja) 1989-10-19
JPH057925Y2 true JPH057925Y2 (ja) 1993-03-01

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ID=31275419

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DE102008027856A1 (de) * 2008-06-11 2009-12-24 W. L. Gore & Associates Gmbh Schuh mit Belüftung im unteren Schaftbereich und dafür verwendbares luftdurchlässiges Abstandsgebilde
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JPS6319301B2 (ja) * 1983-09-09 1988-04-22 Fanuc Ltd

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