JPH0579181U - ホース部材の取付け装置 - Google Patents

ホース部材の取付け装置

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JPH0579181U
JPH0579181U JP2489192U JP2489192U JPH0579181U JP H0579181 U JPH0579181 U JP H0579181U JP 2489192 U JP2489192 U JP 2489192U JP 2489192 U JP2489192 U JP 2489192U JP H0579181 U JPH0579181 U JP H0579181U
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
hose
hose member
tank
guides
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Pending
Application number
JP2489192U
Other languages
English (en)
Inventor
茂樹 小川
恭子 岸本
Original Assignee
株式会社土屋製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] タンク表面壁上のホース取付け用パイプに対
するホース部材の挿入状態を外部から確認し易くする。 [構成]合成樹脂製のバキュームタンクTの表面壁10
の上部片側に負圧導入用の入口パイプ11と負圧取出し
用の出口パイプ12を横に間隔をおいて前側に突出状態
に設け、それら入,出口パイプ11,12の周りにはホ
ース部材の肉厚にほぼ等しい間隔をおいて筒状のガイド
13,14をそれぞれ設け、各ガイド13,14の上面
には軸方向のスリット13a,14aを形成し、それら
のスリット13a,14aを介し外部からホース部材の
挿入状態を確認できるようにしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はホース部材例えば自動車用のバキユームタンクに負圧を導入したり 、取出したりするためのホース部材の取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料噴射式のガソリンエンジンを搭載した自動車では、図10のようにエンジ ンルーム内にバキュームタンクTを配設し、タンクTの表面壁に入口パイプ1と 出口パイプ2とを突出させて設け、入口パイプ1には途中に一方向弁V1 を備え かつ吸気マニホールドKの絞り弁Vより下流側に連結したホースHを取付ける一 方、出口パイプ2には吸気マニホールドK内の絞り弁Vを制御するダイヤフラム 部材Fに連結したホースHを取付け、エンジンの作動時に生じる吸気マニホール ドK内の負圧をバキュームタンクTに導入し、その負圧によりダイヤフラム部材 Fを介し絞り弁Vの開度を制御し、回転速度や負荷に対応して所要の空気をエン ジンに供給するようにしている。
【0003】 そして、上記バキュームタンクTは図11のようにナイロン,ポリアセタール 等の合成樹脂で密封箱状に形成され、負圧の入口パイプ1と出口パイプ2が表面 壁上部に横に並べて設けられ、各パイプ1,2の周りには直径方向に間隔をおい て筒体をなしたガイド3,4が設けられ、パイプの折れや曲がりを防ぐようにな されると共にこれらのガイド3,4とパイプ1,2との間にホースHの端部を嵌 め込むようになされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のタンクは、パイプ保護用のガイドはパイプの全周をおお う状態になっていて、ホースの挿入深さを目視で確認できない構造で、又パイプ 及びガイドには通常図12のように樹脂成形時の脱型のための抜き勾配が設けら れ、かつホースを挿入した際、ガイド内面との間に若干の間隔があるようになさ れているため、ホースの挿入が不完全で所定の深さまで嵌め込まれていないと、 エンジンの振動や車体の衝撃等によって外れてしまう。
【0005】 そこで、この考案はホースのパイプに対する挿入状態を外部から容易に確認で きるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的のもとにこの考案は、合成樹脂製のタンクの表面壁に、ホース部材を 取付けるパイプを設け、そのパイプの周りにはホース部材の肉厚にほぼ等しい間 隔をおいてパイプ保護用のガイドを設け、ガイドの目視し易い部位にほぼ全長に わたる軸方向のスリットを形成したことを特徴としている。
【0007】
【実施例】
図1ないし図3はこの考案の一実施例を示すものであり、バキュームタンクT はナイロン,ポリアセタール等の機械的特性の良好な合成樹脂で密封箱状に形成 され、周辺部に固定用のフランジ15を備え、表面壁10の上部の片側の位置に 負圧導入ホースを取付けるための小径で所定長さの入口パイプ11と負圧取出し ホースを取付けるための出口パイプ12が横方向に間隔をおいて前側に突出する 状態に設けられ、それらのパイプ11,12は小孔11a,12aによりタンク 内部に通じており、各パイプ11,12の周りには直径方向にホースHの肉圧に ほぼ一致する間隔をおいてパイプの長さにほぼ等しい筒体をなしたガイド13, 14がそれぞれ設けられ、各ガイド13,14の上面部にはほぼ全長にわたる軸 方向のスリット13a,14aがそれぞれ穿設されている。
【0008】 そこで、入,出口パイプ11,12とガイド13,14との間の空所にホース Hの端部を挿入すれば、ホースHの内,外面は各パイプ11,12の外面又はガ イド13,14の内面に密接した状態に挿入され、かつその挿入状態がスリット 13a,14aを通し外部から容易に確認することができる。
【0009】 図4,図5はタンクTの表面壁10の上部片側に凹み段部10aを形成し、そ の段部10a上に入,出口パイプ11,12及び筒体ガイド13,14を設け、 パイプ及びガイドがタンクの表面壁10から外側に突出しないようにした変更例 を示すもので、このようにすれば、パイプやガイドが他の部品や工具に突き当た ることなく、狭い場所での組付けに便利である。
【0010】 又図6,図7は同じくパイプ11,12及びガイド13,14をタンクTの表 面壁10から突出しないようにしたものであるが、この場合には、タンクTの表 面壁10の上部片側に凹み段部10aと肉厚部10bを上下に形成し、入,出口 パイプ11,12とこれを囲むガイド13,14のスリット13a,14aを備 える半筒状の上半部は段部10aから突出する状態に形成するが、ガイド13, 14の下半部は肉厚部10bに穿設した半円のみぞ穴として形成した他の変更例 を示すものである。
【0011】 更に図8,図9は別の変更例を示すもので、この場合にはタンクTの表面壁1 0の上部片側に所要大きさの肉厚部10bを形成し、そこに入,出口パイプ11 ,12を埋め込む状態に設けると共にそれらを囲むガイド13,14は円形のみ ぞ穴としてそれぞれ形成し、上端の軸方向のスリット13a,14aはタンクT の上面に開口する状態に形成する。
【0012】 なお、ガイド13,14に設ける軸方向のスリット13a,14aは上端だけ でなく、他の目視し易い箇所にも設けてもよく、又ホース端部にキーを設け、こ れをガイドのスリット13a,14aに係合するようにすれば、外部からのホー スの挿入状態の確認がやり易くなると共にホースの回り止めにもなる。そして、 図示の例では、パイプ11,12及びガイド13,14をタンクの表面壁10の 上部片側に設けるようにしたものを示したが、これに限らず、必要に応じ他の箇 所でも差支えない。又、上述の例では自動車用のバキュームタンクについて説明 したが、この考案はこれに限らず、ホース取付け用パイプの周りにこれを保護す るためのガイドを設けるタンクに適用することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上のようにこの考案では、合成樹脂製のタンクに対するホース部材の取付け 装置として、パイプの周りにホース部材の肉厚にほぼ等しい間隔をおいてパイプ 保護用のガイドを設け、ガイドには目視し易い部位にほぼ全長にわたる軸方向の スリットを設けたので、パイプに対するホース部材の挿入状態を外部から容易に 確認することができ、ホース部材の取付け不良を確実に防ぐことができると共に パイプ及びガイドとの密接状態を維持できてホース部材の外れが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の正面図。
【図2】その平面図。
【図3】図1のA−A線に沿った断面図。
【図4】この考案の変更例の一部の正面図。
【図5】図4のB−B線に沿った断面図。
【図6】他の変更例の一部の正面図。
【図7】図6のC−C線に沿った断面図。
【図8】更に他の変更例の正面図。
【図9】図8のD−D線に沿った断面図。
【図10】バキュームタンクの使用状態を示す概略的な
一部切断平面図。
【図11】従来のバキュームタンクの正面図。
【図12】図11のE−E線に沿った断面図。
【符号の説明】
H ホース T バキュームタンク 10 表面壁 11 入口パイプ 12 出口パイプ 13 ガイド 13a スリット 14 ガイド 14a スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のタンクの表面壁に、ホース
    部材を取付けるパイプを設け、そのパイプの周りにはホ
    ース部材の肉厚にほぼ等しい間隔をおいてパイプ保護用
    のガイドを設け、ガイドの目視し易い部位にほぼ全長に
    わたる軸方向のスリットを形成してなるホース部材の取
    付け装置。
JP2489192U 1992-03-26 1992-03-26 ホース部材の取付け装置 Pending JPH0579181U (ja)

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JP2489192U JPH0579181U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 ホース部材の取付け装置

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JP2489192U JPH0579181U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 ホース部材の取付け装置

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JPH0579181U true JPH0579181U (ja) 1993-10-26

Family

ID=12150816

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JP2489192U Pending JPH0579181U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 ホース部材の取付け装置

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JP (1) JPH0579181U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57184794A (en) * 1981-04-24 1982-11-13 Honeywell Inc Housing for fluid device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57184794A (en) * 1981-04-24 1982-11-13 Honeywell Inc Housing for fluid device

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