JPH0578891A - 竪型タンクの排液装置 - Google Patents
竪型タンクの排液装置Info
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- JPH0578891A JPH0578891A JP24347791A JP24347791A JPH0578891A JP H0578891 A JPH0578891 A JP H0578891A JP 24347791 A JP24347791 A JP 24347791A JP 24347791 A JP24347791 A JP 24347791A JP H0578891 A JPH0578891 A JP H0578891A
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Abstract
い液流とし、板厚の薄いストリップに対しても、皺や折
れが発生しない排液装置を提供する。 【構成】 ほぼ垂直に支持されているストリップの中央
部分で電解液等の液を供給および排液しながら、かつ、
液が常に一定量貯留されている竪型タンクで、かつ、下
部から液を供給する竪型タンク装置において、その装置
の槽本体の上部に設けた排液ボックスと、排液口と、排
液ボックスの内部に設けたストリップを包囲する仕切り
壁と、その仕切り壁に多数の貫通穴を有している竪型タ
ンクの排液装置。
Description
て液体を排液する装置の改良に関するもので、さらに詳
しくは、ストリップに液体の流動による振動を与えるこ
とを緩和した排液装置に関するものである。
中央部分で電解液等の液を供給および排液し、供給およ
び排液する過程の中で酸洗、メッキ等を行う装置におい
ては、その装置の内部に液を常に一定量貯留しておかね
ばならない。
部に有する排液装置は、従来は例えば特開昭63−30
3093号公報記載の場合、図4に示す通り排液ボック
スによる方法が一般的に知られている。
は、ストリップに対し振動を与えるという問題点があ
る。すなわち、電解液等の液を下部から大量に上部に向
かって排出すると、液の流れ方向が上昇流から水平流に
変わるため、排液ボックスの中で液が撹拌状態となり、
撹拌状態となった液流がストリップに対し、振動を与え
板厚の薄いストリップにおいては、皺や折れとなるので
ある。
を解決するためになされたものであり、その目的とする
ところは、排液装置の中で撹拌状態とならない液流と
し、板厚の薄いストリップに対しても、皺や折れが発生
しない排液装置を提供することにある。
直に支持されているストリップ1の中央部分で電解液等
の液を供給および排液しながら、かつ液が常に一定量貯
留されている竪型タンクで、かつ下部から液を供給する
竪型タンク装置において、槽本体8の上部に設けた排液
ボックス2と、排液口6と、排液ボックス2の内部に設
けたストリップを包囲する仕切り壁5と、その仕切り壁
に多数の貫通穴を有することを特徴とする竪型タンクの
排液装置である。
は図1のA−A断面図、図3は図2のB−B断面図であ
る。図1に示すように、ストリップ1はデフレクトロー
ル4,4′に支持されるものとして、液は供給管7,
7′から竪型タンクの槽本体8内に上昇流速として流入
する。ストリップ1の流れ方向は槽本体8の中を上向
き、下向きのいずれの方向でもよい。
排液ボックス2内の仕切り壁5の内部に全量はいってく
る。上昇流速となっている液は、貫通穴5−1を通じ
て、少しずつ水平流速となって外側の排液ボックス2に
流れ出ていく。そのために、上昇流速の速度が緩和し、
仕切り壁5の内部の液面の頂上においてはすべて水平流
速となる。
て排液ボックス2に流れ出た液は水平流速として排液ボ
ックス2に設けた排液口6,6′から系外へ流出する。
排液口6,6′は1つでもよい。また、仕切り壁5は防
波壁の機能も有しており、仕切り壁5を境として液の撹
拌の緩衝物となっている。このような作用を有するの
で、本発明はストリップの液体流動による振動を緩和す
ることができる。
ストリップ1はデフレクトロール4,4′に支持され
る。電解タンクの場合、デフレクトロール4はコンダク
ターロールとなる例が多い。また、ストリップ1の流れ
方向は槽本体8の中を上向き、下向きのいずれの方向で
もよい。
ジ8−1に連結されている。槽本体8は、電解タンクの
場合電極を有している。液は給液管7,7′から竪型タ
ンクの槽本体8内に上昇流速として流入する。本実施例
の場合、給液方式は給液管7,7′が槽本体8の下部直
近に位置している例を示しているが、直近に位置してい
なくてもよい。あくまでも、排液のほとんどが槽本体8
の上部の排液装置から排液されればよい。
多数の貫通穴5−1が設けられており、槽本体8の下部
の給液管7,7′から供給された上昇流速となっている
液は、ほぼ全量仕切り壁5の内側に流入してくるよう
に、仕切り壁5と排液ボックス2は貫通穴5−1とシー
ル板3部を除きほぼ密閉構造である。
ル板3であるが、図4に示すようなダムロール10,1
0′であってもよい。上昇流速となっている液は、貫通
穴5−1を通じて少しずつ水平流速となって外側の排液
ボックス2に流れ出ていく。貫通穴5−1はストリップ
1の表裏に面する仕切り壁5のみに設け、排液口6,
6′に面する仕切り壁5にはこの貫通穴5−1を設けな
い方が、ストリップ1に対して均一な上昇流速がえられ
る。
で、できるだけ密にある方がよい。また、流量が多い場
合、貫通穴5−1の数は、仕切り壁5の中央付近の方が
排液口6,6′の近くより多い方がよい。排液ボックス
2にストリップ1の両面から流入してきた大部分の液
は、排液ボックス2内で一端合流し、排液口6,6′を
通じて外部へ流出する。また、一部の液は、槽本体8の
下部のシール板3の隙間から外部へ流出する。
発明はこれに限定されるものではなく、竪型タンクの排
液の目的に従い設計変更されるもので、勿論本発明の範
囲を逸脱するものではない。
第1に、排液ボックスの内部は少なくとも二重室以上の
仕切り壁を有し、仕切り壁には多数の貫通穴を有するこ
とにより、ストリップに液体の流動による振動を与える
ことを緩和することができる。そのため、ストリップの
振動ばたつきがなくなり、槽本体を電解タンクとして使
用した場合、電極の間隔を40mmから20mmに狭めるこ
とができ、電極の通電効率を大幅にアップすることがで
きる。さらに、薄いストリップに対して、皺や折れが発
生しない竪型タンク装置を提供できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ほぼ垂直に支持されているストリップ1
の中央部分で電解液等の液を供給および排液しながら、
かつ、液が常に一定量貯留されている竪型タンクで、か
つ下部から液を供給する竪型タンク装置において、槽本
体8の上部に設けた排液ボックス2と、排液口6と、排
液ボックス2の内部に設けたストリップを包囲する仕切
り壁5と、その仕切り壁に多数の貫通穴を有することを
特徴とする竪型タンクの排液装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24347791A JP2500966B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 竪型タンクの排液装置 |
US07/948,180 US5236566A (en) | 1991-09-24 | 1992-09-21 | Vertical type stream plating apparatus |
DE69218708T DE69218708T2 (de) | 1991-09-24 | 1992-09-22 | Vertikalströmungsplattiervorrichtung |
EP92116194A EP0534368B1 (en) | 1991-09-24 | 1992-09-22 | Vertical type stream plating plating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24347791A JP2500966B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 竪型タンクの排液装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578891A true JPH0578891A (ja) | 1993-03-30 |
JP2500966B2 JP2500966B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=17104474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24347791A Expired - Lifetime JP2500966B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 竪型タンクの排液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500966B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP24347791A patent/JP2500966B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2500966B2 (ja) | 1996-05-29 |
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