JPH0578561A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPH0578561A JPH0578561A JP24377491A JP24377491A JPH0578561A JP H0578561 A JPH0578561 A JP H0578561A JP 24377491 A JP24377491 A JP 24377491A JP 24377491 A JP24377491 A JP 24377491A JP H0578561 A JPH0578561 A JP H0578561A
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- JP
- Japan
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- weight
- parts
- resin
- polyamide resin
- zinc oxide
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリエステル系樹脂95〜5重量部、ポリア
ミド樹脂5〜95重量部、及び前記ポリエステル系樹脂
と前記ポリアミド樹脂の合計100重量部に対して、シ
リカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させ
た触媒を添加し、溶融反応させることにより得られた熱
可塑性重合体を0.1〜10重量部添加した熱可塑性樹
脂組成物 【効果】 熱可塑性重合体を添加することにより、ポリ
エステル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶性が顕著に改
善され、両者の長所を合わせ持つ耐熱性、耐衝撃性、成
形性及び耐薬品性に優れる新規でバランスの取れた材料
である。
ミド樹脂5〜95重量部、及び前記ポリエステル系樹脂
と前記ポリアミド樹脂の合計100重量部に対して、シ
リカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させ
た触媒を添加し、溶融反応させることにより得られた熱
可塑性重合体を0.1〜10重量部添加した熱可塑性樹
脂組成物 【効果】 熱可塑性重合体を添加することにより、ポリ
エステル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶性が顕著に改
善され、両者の長所を合わせ持つ耐熱性、耐衝撃性、成
形性及び耐薬品性に優れる新規でバランスの取れた材料
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステル系樹脂及
びポリアミド樹脂を主成分とし、双方の樹脂に対して高
い親和性を有する熱可塑性重合体を所定量添加すること
により相溶性改善が図られ、良好な耐熱性、耐衝撃性、
成形性及び耐薬品性を有することを特徴とする熱可塑性
樹脂組成物に関する。
びポリアミド樹脂を主成分とし、双方の樹脂に対して高
い親和性を有する熱可塑性重合体を所定量添加すること
により相溶性改善が図られ、良好な耐熱性、耐衝撃性、
成形性及び耐薬品性を有することを特徴とする熱可塑性
樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】結晶性熱可塑性樹脂は、堅くて剛直、耐
摩擦摩耗性、耐溶剤性に優れる、流動性が良好である等
の長所を有する反面脆くて割れ易い、不透明、成形収縮
が大きいなどの欠点を有している。一方、非晶性熱可塑
性樹脂は、結晶性樹脂と反対に透明性、柔軟性に優れ
る、成形収縮率が小さいTgが高いなどの長所を有する
反面耐薬品性、耐摩擦摩耗性が悪い、流動性が低い等の
欠点を有している。
摩擦摩耗性、耐溶剤性に優れる、流動性が良好である等
の長所を有する反面脆くて割れ易い、不透明、成形収縮
が大きいなどの欠点を有している。一方、非晶性熱可塑
性樹脂は、結晶性樹脂と反対に透明性、柔軟性に優れ
る、成形収縮率が小さいTgが高いなどの長所を有する
反面耐薬品性、耐摩擦摩耗性が悪い、流動性が低い等の
欠点を有している。
【0003】一般に耐熱性、耐衝撃性、成形性、耐薬品
性などの諸特性がいずれも良好な樹脂組成物は単一の樹
脂から得ることは困難であるため、結晶性樹脂の場合
は、その欠点を補うため非晶性の樹脂とのポリマーアロ
イが行われる。しかしながら、通常結晶性樹脂と非晶性
樹脂とは相溶性が悪く、単に二つの樹脂を混ぜ合わせた
だけでは非相溶ミクロ相分離型海島構造をとることがで
きないため、二つの樹脂の長所を合わせ持つような熱可
塑性樹脂組成物を得ることは困難である。
性などの諸特性がいずれも良好な樹脂組成物は単一の樹
脂から得ることは困難であるため、結晶性樹脂の場合
は、その欠点を補うため非晶性の樹脂とのポリマーアロ
イが行われる。しかしながら、通常結晶性樹脂と非晶性
樹脂とは相溶性が悪く、単に二つの樹脂を混ぜ合わせた
だけでは非相溶ミクロ相分離型海島構造をとることがで
きないため、二つの樹脂の長所を合わせ持つような熱可
塑性樹脂組成物を得ることは困難である。
【0004】相溶性の改善を図る手法としては、結晶性
樹脂、非晶性樹脂の両方に親和性を有する相溶化剤を添
加する方法が一般に行われるが、ポリアミド樹脂とPE
T,PBT、PC、ポリアリレート、液晶ポリマー等の
ポリエステル系ポリマーの場合好適な相溶化剤がなく、
ポリマーアロイ化は困難であった。
樹脂、非晶性樹脂の両方に親和性を有する相溶化剤を添
加する方法が一般に行われるが、ポリアミド樹脂とPE
T,PBT、PC、ポリアリレート、液晶ポリマー等の
ポリエステル系ポリマーの場合好適な相溶化剤がなく、
ポリマーアロイ化は困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が目的とすると
ころは、芳香族ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹
脂、酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜
鉛を均一に分散させた触媒を所定量配合し、それを所定
条件で溶融反応させることにより得られる熱可塑性重合
体を所定量添加し、ポリエステル系樹脂とポリアミド樹
脂の相溶性改善を図ることにより、両者の長所を合わせ
持つ耐熱性、耐衝撃性、成形性及び耐薬品性良好な熱可
塑性樹脂組成物を提供することにある。
ころは、芳香族ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹
脂、酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜
鉛を均一に分散させた触媒を所定量配合し、それを所定
条件で溶融反応させることにより得られる熱可塑性重合
体を所定量添加し、ポリエステル系樹脂とポリアミド樹
脂の相溶性改善を図ることにより、両者の長所を合わせ
持つ耐熱性、耐衝撃性、成形性及び耐薬品性良好な熱可
塑性樹脂組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ポリエス
テル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶性改善を図るため
種々検討した結果、ポリアリレート樹脂、ポリアミド樹
脂、酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜
鉛を均一に分散させた触媒を所定量配合し、それらをさ
らに所定条件で溶融反応させることにより得られる熱可
塑性樹脂重合体が、ポリエステル系樹脂とポリアミド樹
脂との相溶性改善に顕著な効果を有することを見いだ
し、ポリエステル系樹脂、ポリアミド樹脂に本発明の熱
可塑性重合体を適正量配合することにより本発明を完成
するに到った。
テル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶性改善を図るため
種々検討した結果、ポリアリレート樹脂、ポリアミド樹
脂、酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜
鉛を均一に分散させた触媒を所定量配合し、それらをさ
らに所定条件で溶融反応させることにより得られる熱可
塑性樹脂重合体が、ポリエステル系樹脂とポリアミド樹
脂との相溶性改善に顕著な効果を有することを見いだ
し、ポリエステル系樹脂、ポリアミド樹脂に本発明の熱
可塑性重合体を適正量配合することにより本発明を完成
するに到った。
【0007】すなわち本発明は、(イ)ポリエステル系
樹脂95〜5重量部、(ロ)ポリアミド樹脂5〜95重
量部及び(ハ)前記ポリエステル系樹脂と前記ポリアミ
ド樹脂の合計100重量部に対して、(a)ポリアリレ
ート樹脂80〜20重量部、(b)ポリアミド樹脂20
〜80重量部及び(c)前記ポリアリレート樹脂と前記
ポリアミド樹脂の合計100重量部に対して酸化亜鉛を
0.01〜10重量部添加し、240〜300℃で10
〜240分溶融反応させることにより得られた熱可塑性
重合体を0.1〜10重量部添加することを特徴とする
熱可塑性樹脂組成物、及び(イ)ポリエステル系樹脂9
5〜5重量部、(ロ)ポリアミド樹脂5〜95重量部、
(ハ)前記ポリエステル系樹脂と前記ポリアミド樹脂の
合計100重量部に対して、(a)ポリアリレート樹脂
80〜20重量部、(b)ポリアミド樹脂20〜80重
量部及び(c)前記ポリアリレート樹脂と前記ポリアミ
ド樹脂の合計100重量部に対して、シリカ及び/又は
アルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒を0.0
1〜10重量部添加し、更に240〜300℃で10〜
240分溶融反応させることにより得られた熱可塑性重
合体を0.1〜10重量部添加することを特徴とする熱
可塑性樹脂組成物に関するものである。
樹脂95〜5重量部、(ロ)ポリアミド樹脂5〜95重
量部及び(ハ)前記ポリエステル系樹脂と前記ポリアミ
ド樹脂の合計100重量部に対して、(a)ポリアリレ
ート樹脂80〜20重量部、(b)ポリアミド樹脂20
〜80重量部及び(c)前記ポリアリレート樹脂と前記
ポリアミド樹脂の合計100重量部に対して酸化亜鉛を
0.01〜10重量部添加し、240〜300℃で10
〜240分溶融反応させることにより得られた熱可塑性
重合体を0.1〜10重量部添加することを特徴とする
熱可塑性樹脂組成物、及び(イ)ポリエステル系樹脂9
5〜5重量部、(ロ)ポリアミド樹脂5〜95重量部、
(ハ)前記ポリエステル系樹脂と前記ポリアミド樹脂の
合計100重量部に対して、(a)ポリアリレート樹脂
80〜20重量部、(b)ポリアミド樹脂20〜80重
量部及び(c)前記ポリアリレート樹脂と前記ポリアミ
ド樹脂の合計100重量部に対して、シリカ及び/又は
アルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒を0.0
1〜10重量部添加し、更に240〜300℃で10〜
240分溶融反応させることにより得られた熱可塑性重
合体を0.1〜10重量部添加することを特徴とする熱
可塑性樹脂組成物に関するものである。
【0008】本発明の熱可塑性樹脂組成物で用いられる
ポリエステル系樹脂は特に限定するものでなく市販され
ているものであり、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、芳香族ポリカーボネ
ート、ポリアリレート、<ザイダー>、<ベクトラ>、
<ロッドラン>等の名前で市販されている液晶ポリエス
テル等が挙げられる。これらの樹脂及び誘導体は、単独
あるいは2種以上組み合わせて用いられる。
ポリエステル系樹脂は特に限定するものでなく市販され
ているものであり、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、芳香族ポリカーボネ
ート、ポリアリレート、<ザイダー>、<ベクトラ>、
<ロッドラン>等の名前で市販されている液晶ポリエス
テル等が挙げられる。これらの樹脂及び誘導体は、単独
あるいは2種以上組み合わせて用いられる。
【0009】本発明の熱可塑性樹脂及び熱可塑性重合体
で用いられるポリアミド樹脂は、特に限定するものでは
なく市販されているものであり、ヘキサメチレンジアミ
ン、デカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、
1,3−又は1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘキ
サン、m−又はp−キシリレンジアミンのような脂肪
族、脂環族、芳香族などのジアミンと、アジピン酸、セ
バチン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル
酸、イソフタル酸などの脂肪族、脂環族、芳香族などの
ジカルボン酸から製造されるポリアミド樹脂、あるいは
ε−カプロラクタム、ω−ドデカラクタムのようなラク
タムから製造されるポリアミド樹脂及びこれらの混合物
あるいはこれらの成分からなる共重合ポリアミド樹脂な
どが例示される。
で用いられるポリアミド樹脂は、特に限定するものでは
なく市販されているものであり、ヘキサメチレンジアミ
ン、デカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、
1,3−又は1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘキ
サン、m−又はp−キシリレンジアミンのような脂肪
族、脂環族、芳香族などのジアミンと、アジピン酸、セ
バチン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル
酸、イソフタル酸などの脂肪族、脂環族、芳香族などの
ジカルボン酸から製造されるポリアミド樹脂、あるいは
ε−カプロラクタム、ω−ドデカラクタムのようなラク
タムから製造されるポリアミド樹脂及びこれらの混合物
あるいはこれらの成分からなる共重合ポリアミド樹脂な
どが例示される。
【0010】具体例としては、ポリカプロアミド(ナイ
ロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン6
6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン6,1
0)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン6,1
2)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリド
デカンアミド(ナイロン12)、ポリキシリレンアジパ
ミド、ポリヘキサメチレンテレフタラミド、ポリフェニ
レンフタラミド等が挙げられる。ここで用いられるポリ
アミド樹脂の重合度は特に制限なく、通常相対粘度が
2.0〜5.0の範囲のものが好ましい。
ロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン6
6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン6,1
0)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン6,1
2)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリド
デカンアミド(ナイロン12)、ポリキシリレンアジパ
ミド、ポリヘキサメチレンテレフタラミド、ポリフェニ
レンフタラミド等が挙げられる。ここで用いられるポリ
アミド樹脂の重合度は特に制限なく、通常相対粘度が
2.0〜5.0の範囲のものが好ましい。
【0011】本発明において、ポリアリレート樹脂
(a)とポリアミド樹脂(b)は、(a):(b)=8
0:20〜20:80重量部、好ましくは70:30〜
30:70重量部、さらに好ましくは(a):(b)=
60:40〜40:60重量部の範囲で配合される。ポ
リアリレート樹脂の配合量が20重量部を下回るかポリ
アミド樹脂の配合量が20重量部を下回ると相溶性の改
善効果が低下する。
(a)とポリアミド樹脂(b)は、(a):(b)=8
0:20〜20:80重量部、好ましくは70:30〜
30:70重量部、さらに好ましくは(a):(b)=
60:40〜40:60重量部の範囲で配合される。ポ
リアリレート樹脂の配合量が20重量部を下回るかポリ
アミド樹脂の配合量が20重量部を下回ると相溶性の改
善効果が低下する。
【0012】本発明の熱可塑性重合体で用いられるポリ
アリレート樹脂は特に限定するものでなく市販されてい
るものであり、2価のフェノール類と芳香族ジカルボン
酸を高温溶融状態で反応させる溶融重合法、脱酸剤とし
てのアミン存在下、二価のフェノール類と芳香族ジカル
ボン酸ジクロライドを有機溶媒中で反応させる溶液重合
法、二価のフェノール類と芳香族ジカルボン酸ジクロラ
イドとを互いに相溶しない2種溶媒に溶解した後、アル
カリ存在下で2液を撹拌して、その界面で重縮合反応を
行わせる界面重合法などにより製造することが出来る。
これらのポリアリレート樹脂の製造に使用し得る適切な
2価フェノール類としては、2、2ービス(4ーヒドロ
キシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、レゾル
シノール、ハイドロキノン、2、2’ージヒドロキシジ
フェニル、2、6ージヒドロキシナフタレン、ビス(4
ーヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4ーヒドロキ
シフェニル)スルホキシド、ビス(4ーヒドロキシフェ
ニル)ケトン、ビス(4ーヒドロキシフェニル)エーテ
ルが有る。ポリアリレート樹脂を製造する際、2価フェ
ノール類を2種以上用いたり、2価フェノール類のホモ
ポリマーまたは2種以上用いたコポリマーあるいはこれ
らの混合物であってもよい。又、これらのポリアリレー
ト樹脂の製造に使用し得る適切なジカルボン酸として
は、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸及びそれらの混合物、並びにこれら芳香族
ジカルボン酸のアルキル置換同族体、ハロゲン化物など
がある。
アリレート樹脂は特に限定するものでなく市販されてい
るものであり、2価のフェノール類と芳香族ジカルボン
酸を高温溶融状態で反応させる溶融重合法、脱酸剤とし
てのアミン存在下、二価のフェノール類と芳香族ジカル
ボン酸ジクロライドを有機溶媒中で反応させる溶液重合
法、二価のフェノール類と芳香族ジカルボン酸ジクロラ
イドとを互いに相溶しない2種溶媒に溶解した後、アル
カリ存在下で2液を撹拌して、その界面で重縮合反応を
行わせる界面重合法などにより製造することが出来る。
これらのポリアリレート樹脂の製造に使用し得る適切な
2価フェノール類としては、2、2ービス(4ーヒドロ
キシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、レゾル
シノール、ハイドロキノン、2、2’ージヒドロキシジ
フェニル、2、6ージヒドロキシナフタレン、ビス(4
ーヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4ーヒドロキ
シフェニル)スルホキシド、ビス(4ーヒドロキシフェ
ニル)ケトン、ビス(4ーヒドロキシフェニル)エーテ
ルが有る。ポリアリレート樹脂を製造する際、2価フェ
ノール類を2種以上用いたり、2価フェノール類のホモ
ポリマーまたは2種以上用いたコポリマーあるいはこれ
らの混合物であってもよい。又、これらのポリアリレー
ト樹脂の製造に使用し得る適切なジカルボン酸として
は、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸及びそれらの混合物、並びにこれら芳香族
ジカルボン酸のアルキル置換同族体、ハロゲン化物など
がある。
【0013】本発明の熱可塑性重合体で用いられる酸化
亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一
に分散させた触媒は、ポリアリレート樹脂とポリアミド
樹脂との反応触媒の働きをする重要な成分である。本発
明の熱可塑性重合体で用いられる酸化亜鉛は、その製法
は限定されるものではないが、例えば金属亜鉛を空気中
で燃焼させる方法あるいは硝酸亜鉛とアンモニア水又は
アンモニアガスから水酸化亜鉛を得、それを低温で乾燥
させる方法などにより得ることが出来る。上記の製法の
うち、硝酸亜鉛とアンモニア水又はアンモニアガスから
水酸化亜鉛を得、それを低温で乾燥する方法は、高温で
処理する他の方法に較べ酸化亜鉛の活性が大きいため好
ましい。又、本発明で用いられる酸化亜鉛の特性値は特
に限定するものではないが、好ましくは平均粒子径が
0.01〜20μm、比表面積が5〜100m2 /g、
更に好ましくは平均粒子径が0.01〜2μm、比表面
積が10〜100m2 /gのものが好適に使用される。
亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一
に分散させた触媒は、ポリアリレート樹脂とポリアミド
樹脂との反応触媒の働きをする重要な成分である。本発
明の熱可塑性重合体で用いられる酸化亜鉛は、その製法
は限定されるものではないが、例えば金属亜鉛を空気中
で燃焼させる方法あるいは硝酸亜鉛とアンモニア水又は
アンモニアガスから水酸化亜鉛を得、それを低温で乾燥
させる方法などにより得ることが出来る。上記の製法の
うち、硝酸亜鉛とアンモニア水又はアンモニアガスから
水酸化亜鉛を得、それを低温で乾燥する方法は、高温で
処理する他の方法に較べ酸化亜鉛の活性が大きいため好
ましい。又、本発明で用いられる酸化亜鉛の特性値は特
に限定するものではないが、好ましくは平均粒子径が
0.01〜20μm、比表面積が5〜100m2 /g、
更に好ましくは平均粒子径が0.01〜2μm、比表面
積が10〜100m2 /gのものが好適に使用される。
【0014】本発明の熱可塑性重合体で用いられるシリ
カ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた
触媒は、亜鉛無機塩類の水溶液にテトラエトキシシラン
及び/又はアルミニウムの無機塩類の水溶液を加え、更
にアンモニア水を添加するかアンモニアガスを吹き込む
ことによりヒドロゲルの格子の中に非常にミクロなレベ
ルで水酸化亜鉛を均一に分散させた中間体を作り、この
中間体を120〜200℃で乾燥させ、更に300℃〜
500℃で焼成することにより得ることが出来る。無機
塩類としては、硝酸塩が得られる触媒の活性が大きいた
め好ましい。
カ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた
触媒は、亜鉛無機塩類の水溶液にテトラエトキシシラン
及び/又はアルミニウムの無機塩類の水溶液を加え、更
にアンモニア水を添加するかアンモニアガスを吹き込む
ことによりヒドロゲルの格子の中に非常にミクロなレベ
ルで水酸化亜鉛を均一に分散させた中間体を作り、この
中間体を120〜200℃で乾燥させ、更に300℃〜
500℃で焼成することにより得ることが出来る。無機
塩類としては、硝酸塩が得られる触媒の活性が大きいた
め好ましい。
【0015】又、亜鉛無機塩類、テトラエトキシシラ
ン、アルミニウム無機塩類の配合比率としては、Zn原
子のモル数:(Si原子のモル数+Al原子のモル数)
=1:1〜1:0.1の範囲が好ましい。(Si原子の
モル数+Al原子のモル数)が1を上回ると、触媒中の
酸化亜鉛の含有率が低くなり触媒活性が低下し、0.1
を下回ると触媒中での酸化亜鉛の分散が不十分となり、
触媒活性が低下する。
ン、アルミニウム無機塩類の配合比率としては、Zn原
子のモル数:(Si原子のモル数+Al原子のモル数)
=1:1〜1:0.1の範囲が好ましい。(Si原子の
モル数+Al原子のモル数)が1を上回ると、触媒中の
酸化亜鉛の含有率が低くなり触媒活性が低下し、0.1
を下回ると触媒中での酸化亜鉛の分散が不十分となり、
触媒活性が低下する。
【0016】ポリアリレート樹脂とポリアミド樹脂とを
所定の割合で配合した樹脂組成物100重量部に対し、
酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を
均一に分散させた触媒を0.01〜10重量部、好まし
くは0.1〜3重量部添加し240〜300℃で10〜
120分溶融反応させることによりポリエステル系樹脂
とポリアミド樹脂の相溶性を顕著に改善する効果を有す
る熱可塑性重合体を得ることが出来る。反応温度が24
0℃を下回ると樹脂が溶融しづらくなり、300℃を上
回ると熱分解が始まる。また時間が10分を下回ると樹
脂間の反応が不十分となり、240分を越えるともはや
反応は進行しない。
所定の割合で配合した樹脂組成物100重量部に対し、
酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を
均一に分散させた触媒を0.01〜10重量部、好まし
くは0.1〜3重量部添加し240〜300℃で10〜
120分溶融反応させることによりポリエステル系樹脂
とポリアミド樹脂の相溶性を顕著に改善する効果を有す
る熱可塑性重合体を得ることが出来る。反応温度が24
0℃を下回ると樹脂が溶融しづらくなり、300℃を上
回ると熱分解が始まる。また時間が10分を下回ると樹
脂間の反応が不十分となり、240分を越えるともはや
反応は進行しない。
【0017】このように本発明の熱可塑性重合体は、ポ
リエステル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶性を顕著に
改善する効果を有しているが、その理由としては、酸化
亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一
に分散させた触媒が反応触媒として働くことによりポリ
アリレート樹脂とポリアミド樹脂との間に反応が生じ、
同一分子内にポリアリレート成分及びポリアミド成分を
有する反応生成物が界面活性剤的な働きをすることによ
り、ポリエステル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶性を
改善し、非相溶ミクロ相分離型海島構造を取ることが可
能になったためと考えられる。
リエステル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶性を顕著に
改善する効果を有しているが、その理由としては、酸化
亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一
に分散させた触媒が反応触媒として働くことによりポリ
アリレート樹脂とポリアミド樹脂との間に反応が生じ、
同一分子内にポリアリレート成分及びポリアミド成分を
有する反応生成物が界面活性剤的な働きをすることによ
り、ポリエステル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶性を
改善し、非相溶ミクロ相分離型海島構造を取ることが可
能になったためと考えられる。
【0018】ポリエステル系樹脂とポリアミド樹脂に対
する本発明の熱可塑性重合体の添加量としては、両樹脂
の合計100重量部に0.1〜10重量部、好ましくは
0.3〜5重量部、更に好ましくはO.5〜3重量部の
範囲で配合される。添加量が、0.1重量部を下回る
と、ポリエステル系樹脂とポリアミド樹脂の相溶性改善
が不十分となり、添加量が10重量部を上回ると、ポリ
エステル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶性がよくなり
すぎ、非相溶ミクロ相分離型海島構造を取れなくなるた
め、耐衝撃性、成形性、耐薬品性などの特性が低下す
る。
する本発明の熱可塑性重合体の添加量としては、両樹脂
の合計100重量部に0.1〜10重量部、好ましくは
0.3〜5重量部、更に好ましくはO.5〜3重量部の
範囲で配合される。添加量が、0.1重量部を下回る
と、ポリエステル系樹脂とポリアミド樹脂の相溶性改善
が不十分となり、添加量が10重量部を上回ると、ポリ
エステル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶性がよくなり
すぎ、非相溶ミクロ相分離型海島構造を取れなくなるた
め、耐衝撃性、成形性、耐薬品性などの特性が低下す
る。
【0019】本発明の組成物には、更に用途又は目的に
応じて他の配合剤、例えばタルク、マイカ、炭酸カルシ
ウム、ワラストナイトのような無機充填材あるいはガラ
ス繊維、カーボン繊維などの補強剤、難燃剤、難燃助
剤、制電剤、熱、酸化、光に対する安定剤、顔料、離型
剤などを配合することが出来る。
応じて他の配合剤、例えばタルク、マイカ、炭酸カルシ
ウム、ワラストナイトのような無機充填材あるいはガラ
ス繊維、カーボン繊維などの補強剤、難燃剤、難燃助
剤、制電剤、熱、酸化、光に対する安定剤、顔料、離型
剤などを配合することが出来る。
【0020】本発明の熱可塑性樹脂組成物を製造する方
法としては、従来から公知の方法を適用することがで
き、本発明の熱可塑性樹脂組成物の原料を一括あるいは
分割してヘンシェルミキサーにて充分混合し、更に、二
軸混練機にて混練することにより得ることが出来る。
法としては、従来から公知の方法を適用することがで
き、本発明の熱可塑性樹脂組成物の原料を一括あるいは
分割してヘンシェルミキサーにて充分混合し、更に、二
軸混練機にて混練することにより得ることが出来る。
【0021】
【実施例】 《実施例1》硝酸亜鉛水溶液(0.1mol/l)と硝
酸アルミニウム水溶液(0.1mol/l)とを等量混
合した混合溶液にアンモニアガスを室温で吹き込み、得
られた沈澱物を水洗したのちスプレー乾燥機で乾燥し、
更に350℃で8時間乾燥し酸化亜鉛Aを得た。
酸アルミニウム水溶液(0.1mol/l)とを等量混
合した混合溶液にアンモニアガスを室温で吹き込み、得
られた沈澱物を水洗したのちスプレー乾燥機で乾燥し、
更に350℃で8時間乾燥し酸化亜鉛Aを得た。
【0022】ポリアリレート樹脂(UポリマーR U−1
060、ユニチカ(株)製)70重量部、ポリアミド樹脂
(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)30
重量部、酸化亜鉛A1重量部を熱ニーダーに投入し、樹
脂温が240〜270℃になるような条件で30分間溶
融混練し、その後冷却粉砕して本発明の熱可塑性樹脂組
成物Aを得た。
060、ユニチカ(株)製)70重量部、ポリアミド樹脂
(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)30
重量部、酸化亜鉛A1重量部を熱ニーダーに投入し、樹
脂温が240〜270℃になるような条件で30分間溶
融混練し、その後冷却粉砕して本発明の熱可塑性樹脂組
成物Aを得た。
【0023】芳香族ポリカーボネート樹脂(パンライト
R L−1225、帝人化成(株)製)60重量部、ポリア
ミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)
製)40重量部、熱可塑性樹脂組成物A1重量部をヘン
シェルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数
分間混合し、これを二軸混練機にて樹脂温が230〜2
50℃ になるような条件で溶融混練してペレットを作
り、その後射出成形を行い、成形性の評価と共に得られ
た試験片について熱変形温度、アイゾット衝撃強度、耐
薬品性、溶融粘度の評価を行った。その評価結果を表1
に示す。
R L−1225、帝人化成(株)製)60重量部、ポリア
ミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)
製)40重量部、熱可塑性樹脂組成物A1重量部をヘン
シェルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数
分間混合し、これを二軸混練機にて樹脂温が230〜2
50℃ になるような条件で溶融混練してペレットを作
り、その後射出成形を行い、成形性の評価と共に得られ
た試験片について熱変形温度、アイゾット衝撃強度、耐
薬品性、溶融粘度の評価を行った。その評価結果を表1
に示す。
【0024】《実施例2》硝酸亜鉛水溶液(0.1mo
l/l)とテトラエトキシシラン(0.02mol/
l)とアンモニア水溶液(0.28mol/l)を各等
量室温で混合し、得られた沈澱物を水洗したのちスプレ
ー乾燥機で乾燥し、更に350℃で8時間乾燥し酸化亜
鉛Bを得た。
l/l)とテトラエトキシシラン(0.02mol/
l)とアンモニア水溶液(0.28mol/l)を各等
量室温で混合し、得られた沈澱物を水洗したのちスプレ
ー乾燥機で乾燥し、更に350℃で8時間乾燥し酸化亜
鉛Bを得た。
【0025】ポリアリレート樹脂(UポリマーR U−1
060、ユニチカ(株)製)70重量部、ポリアミド樹脂
(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)30
重量部、酸化亜鉛B1重量部を熱ニーダーに投入し、樹
脂温が240〜270℃になるような条件で40分間溶
融混練し、その後冷却、粉砕することにより本発明の熱
可塑性樹脂組成物Bを得た。
060、ユニチカ(株)製)70重量部、ポリアミド樹脂
(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)30
重量部、酸化亜鉛B1重量部を熱ニーダーに投入し、樹
脂温が240〜270℃になるような条件で40分間溶
融混練し、その後冷却、粉砕することにより本発明の熱
可塑性樹脂組成物Bを得た。
【0026】ポリアリレート樹脂(UポリマーR U−1
060、ユニチカ(株)製)60重量部、ポリアミド樹
脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)
40重量部、熱可塑性樹脂組成物B1重量部をヘンシェ
ルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間
混合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が250〜27
0℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、
その後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形
温度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価
を行った。その評価結果を表1に示す。
060、ユニチカ(株)製)60重量部、ポリアミド樹
脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)
40重量部、熱可塑性樹脂組成物B1重量部をヘンシェ
ルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間
混合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が250〜27
0℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、
その後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形
温度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価
を行った。その評価結果を表1に示す。
【0027】《実施例3〜5》表1に示す配合でプリブ
レンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、
成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表1に
示す。
レンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、
成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表1に
示す。
【0028】《比較例1》ポリアリレート樹脂(Uポリ
マーR U−1060、ユニチカ(株)製)90重量部、ポ
リアミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産
(株)製)10重量部、酸化亜鉛B1重量部を熱ニーダー
に投入し、樹脂温が240〜270℃になるような条件
で40分間溶融混練し、その後冷却、粉砕することによ
り熱可塑性樹脂組成物Cを得た。
マーR U−1060、ユニチカ(株)製)90重量部、ポ
リアミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産
(株)製)10重量部、酸化亜鉛B1重量部を熱ニーダー
に投入し、樹脂温が240〜270℃になるような条件
で40分間溶融混練し、その後冷却、粉砕することによ
り熱可塑性樹脂組成物Cを得た。
【0029】芳香族ポリカーボネート樹脂(パンライト
R Lー1225、帝人化成(株)製)60重量部、ポリア
ミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)
製)40重量部、熱可塑性樹脂組成物C1重量部をヘン
シェルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数
分間混合し、これを二軸混練機にて樹脂温が230〜2
50℃になるような条件で溶融混練してペレットを作
り、その後射出成形を行い、成形性の評価と共に得られ
た試験片について熱変形温度、アイゾット衝撃強度、耐
薬品性、溶融粘度の評価を行った。その評価結果を表2
に示す。
R Lー1225、帝人化成(株)製)60重量部、ポリア
ミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)
製)40重量部、熱可塑性樹脂組成物C1重量部をヘン
シェルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数
分間混合し、これを二軸混練機にて樹脂温が230〜2
50℃になるような条件で溶融混練してペレットを作
り、その後射出成形を行い、成形性の評価と共に得られ
た試験片について熱変形温度、アイゾット衝撃強度、耐
薬品性、溶融粘度の評価を行った。その評価結果を表2
に示す。
【0030】《比較例2》ポリアリレート樹脂(Uポリ
マーR UL−1060、ユニチカ(株)製)60重量部、
ポリアミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興
産(株)製)40重量部、酸化亜鉛A15重量部を熱ニー
ダーに投入し、樹脂温が250〜270℃になるような
条件で40分間溶融混練し、その後冷却、粉砕すること
により熱可塑性樹脂組成物Dを得た。
マーR UL−1060、ユニチカ(株)製)60重量部、
ポリアミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興
産(株)製)40重量部、酸化亜鉛A15重量部を熱ニー
ダーに投入し、樹脂温が250〜270℃になるような
条件で40分間溶融混練し、その後冷却、粉砕すること
により熱可塑性樹脂組成物Dを得た。
【0031】ポリアリレート樹脂(UポリマーR U−1
060、ユニチカ(株)製)60重量部、ポリアミド樹
脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)
40重量部、熱可塑性樹脂組成物D1重量部をヘンシェ
ルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間
混合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が250〜27
0℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、
その後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形
温度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価
を行った。その評価結果を表2に示す。
060、ユニチカ(株)製)60重量部、ポリアミド樹
脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)
40重量部、熱可塑性樹脂組成物D1重量部をヘンシェ
ルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間
混合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が250〜27
0℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、
その後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形
温度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価
を行った。その評価結果を表2に示す。
【0032】《比較例3〜5》表2に示す配合でプリブ
レンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、
成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表2に
示す。
レンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、
成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表2に
示す。
【0033】《比較例6〜10》表3に示す配合でプリ
ブレンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練
し、成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表
3に示す。
ブレンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練
し、成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表
3に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】*1 パンライトR L−1225、帝人
化成(株)製 *2 UポリマーR U−1060 ユニチカ (株)
製 *3 TK−3 鐘紡 (株)製 *4 UBEナイロン1013FB,宇部興産 (株)
製 *5 熱変形温度: 一定速度(2℃/分)で昇温した
時に、試験片が一定加重(18.6Kg/cm2 )を受
けて所定量(0.25mm)だけたわむ時の温度をAS
TM D486に従って測定。 *6 アイゾット衝撃強度: 1/4”幅のノッチ付き
試験片についてASTMD256記載の方法にしたがっ
て測定した。 *7 耐薬品性: 25℃でガソリン中に曲げ試験片を
一昼夜浸漬し、ソルベントクラックが発生する最低応力
値(臨界応力値)を測定した。 表中 ○は臨界応力値が140Kgf/cm2 以上、 △は100〜140Kgf/cm2 未満、 ×は100Kgf/cm2 未満を示す。 *8 溶融粘度: 東洋精機(株)製キャピログラフに
より280℃、ノズル下降スピード100mm/min
にて測定。
化成(株)製 *2 UポリマーR U−1060 ユニチカ (株)
製 *3 TK−3 鐘紡 (株)製 *4 UBEナイロン1013FB,宇部興産 (株)
製 *5 熱変形温度: 一定速度(2℃/分)で昇温した
時に、試験片が一定加重(18.6Kg/cm2 )を受
けて所定量(0.25mm)だけたわむ時の温度をAS
TM D486に従って測定。 *6 アイゾット衝撃強度: 1/4”幅のノッチ付き
試験片についてASTMD256記載の方法にしたがっ
て測定した。 *7 耐薬品性: 25℃でガソリン中に曲げ試験片を
一昼夜浸漬し、ソルベントクラックが発生する最低応力
値(臨界応力値)を測定した。 表中 ○は臨界応力値が140Kgf/cm2 以上、 △は100〜140Kgf/cm2 未満、 ×は100Kgf/cm2 未満を示す。 *8 溶融粘度: 東洋精機(株)製キャピログラフに
より280℃、ノズル下降スピード100mm/min
にて測定。
【0038】
【発明の効果】表1〜3から明らかなように、本発明の
熱可塑性樹脂組成物は、熱可塑性重合体を添加すること
により、ポリエステル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶
性が顕著に改善され、両者の長所を合わせ持つ耐熱性、
耐衝撃性、成形性及び耐薬品性に優れる新規でバランス
の取れた材料である。
熱可塑性樹脂組成物は、熱可塑性重合体を添加すること
により、ポリエステル系樹脂とポリアミド樹脂との相溶
性が顕著に改善され、両者の長所を合わせ持つ耐熱性、
耐衝撃性、成形性及び耐薬品性に優れる新規でバランス
の取れた材料である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】ポリアリレート樹脂とポリアミド樹脂とを
所定の割合で配合した樹脂組成物100重量部に対し、
酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を
均一に分散させた触媒を0.01〜10重量部、好まし
くは0.1〜3重量部添加し240〜300℃で10〜
240分溶融反応させることによりポリエステル系樹脂
とポリアミド樹脂の相溶性を顕著に改善する効果を有す
る熱可塑性重合体を得ることが出来る。反応温度が24
0℃を下回ると樹脂が溶融しづらくなり、300℃を上
回ると熱分解が始まる。また時間が10分を下回ると樹
脂間の反応が不十分となり、240分を越えるともはや
反応は進行しない。
所定の割合で配合した樹脂組成物100重量部に対し、
酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を
均一に分散させた触媒を0.01〜10重量部、好まし
くは0.1〜3重量部添加し240〜300℃で10〜
240分溶融反応させることによりポリエステル系樹脂
とポリアミド樹脂の相溶性を顕著に改善する効果を有す
る熱可塑性重合体を得ることが出来る。反応温度が24
0℃を下回ると樹脂が溶融しづらくなり、300℃を上
回ると熱分解が始まる。また時間が10分を下回ると樹
脂間の反応が不十分となり、240分を越えるともはや
反応は進行しない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】ポリアリレート樹脂(UポリマーR U−
100、ユニチカ(株)製)70重量部、ポリアミド樹脂
(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)30
重量部、酸化亜鉛A1重量部を熱ニーダーに投入し、樹
脂温が240〜270℃になるような条件で30分間溶
融混練し、その後冷却粉砕して本発明の熱可塑性樹脂組
成物Aを得た。
100、ユニチカ(株)製)70重量部、ポリアミド樹脂
(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)30
重量部、酸化亜鉛A1重量部を熱ニーダーに投入し、樹
脂温が240〜270℃になるような条件で30分間溶
融混練し、その後冷却粉砕して本発明の熱可塑性樹脂組
成物Aを得た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】ポリアリレート樹脂(UポリマーR U−
100、ユニチカ(株)製)70重量部、ポリアミド樹脂
(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)30
重量部、酸化亜鉛B1重量部を熱ニーダーに投入し、樹
脂温が240〜270℃になるような条件で40分間溶
融混練し、その後冷却、粉砕することにより本発明の熱
可塑性樹脂組成物Bを得た。
100、ユニチカ(株)製)70重量部、ポリアミド樹脂
(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)30
重量部、酸化亜鉛B1重量部を熱ニーダーに投入し、樹
脂温が240〜270℃になるような条件で40分間溶
融混練し、その後冷却、粉砕することにより本発明の熱
可塑性樹脂組成物Bを得た。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】ポリアリレート樹脂(UポリマーR U−
100、ユニチカ(株)製)60重量部、ポリアミド樹
脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)
40重量部、熱可塑性樹脂組成物B1重量部をヘンシェ
ルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間
混合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が250〜27
0℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、
その後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形
温度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価
を行った。その評価結果を表1に示す。
100、ユニチカ(株)製)60重量部、ポリアミド樹
脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)
40重量部、熱可塑性樹脂組成物B1重量部をヘンシェ
ルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間
混合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が250〜27
0℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、
その後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形
温度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価
を行った。その評価結果を表1に示す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】《比較例1》ポリアリレート樹脂(Uポリ
マーR U−100、ユニチカ(株)製)90重量部、ポ
リアミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産
(株)製)10重量部、酸化亜鉛B1重量部を熱ニーダー
に投入し、樹脂温が240〜270℃になるような条件
で40分間溶融混練し、その後冷却、粉砕することによ
り熱可塑性樹脂組成物Cを得た。
マーR U−100、ユニチカ(株)製)90重量部、ポ
リアミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産
(株)製)10重量部、酸化亜鉛B1重量部を熱ニーダー
に投入し、樹脂温が240〜270℃になるような条件
で40分間溶融混練し、その後冷却、粉砕することによ
り熱可塑性樹脂組成物Cを得た。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】《比較例2》ポリアリレート樹脂(Uポリ
マーR U−100、ユニチカ(株)製)60重量部、ポ
リアミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産
(株)製)40重量部、酸化亜鉛A15重量部を熱ニーダ
ーに投入し、樹脂温が250〜270℃になるような条
件で40分間溶融混練し、その後冷却、粉砕することに
より熱可塑性樹脂組成物Dを得た。
マーR U−100、ユニチカ(株)製)60重量部、ポ
リアミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産
(株)製)40重量部、酸化亜鉛A15重量部を熱ニーダ
ーに投入し、樹脂温が250〜270℃になるような条
件で40分間溶融混練し、その後冷却、粉砕することに
より熱可塑性樹脂組成物Dを得た。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】ポリアリレート樹脂(UポリマーR U−
100、ユニチカ(株)製)60重量部、ポリアミド樹
脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)
40重量部、熱可塑性樹脂組成物D1重量部をヘンシェ
ルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間
混合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が250〜27
0℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、
その後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形
温度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価
を行った。その評価結果を表2に示す。
100、ユニチカ(株)製)60重量部、ポリアミド樹
脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)製)
40重量部、熱可塑性樹脂組成物D1重量部をヘンシェ
ルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間
混合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が250〜27
0℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、
その後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形
温度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価
を行った。その評価結果を表2に示す。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】*1 パンライトR L−1225、帝人
化成(株)製 *2 UポリマーR U−100 ユニチカ (株)製 *3 TK−3 鐘紡 (株)製 *4 UBEナイロン1013FB,宇部興産 (株)
製 *5 熱変形温度: 一定速度(2℃/分)で昇温した
時に、試験片が一定加重(18.6Kg/cm2 )を受
けて所定量(0.25mm)だけたわむ時の温度をAS
TM D486に従って測定。 *6 アイゾット衝撃強度: 1/4”幅のノッチ付き
試験片についてASTMD256記載の方法にしたがっ
て測定した。 *7 耐薬品性: 25℃でガソリン中に曲げ試験片を
一昼夜浸漬し、ソルベントクラックが発生する最低応力
値(臨界応力値)を測定した。 表中 ○は臨界応力値が140Kgf/cm2 以上、 △は100〜140Kgf/cm2 未満、 ×は100Kgf/cm2 未満を示す。 *8 溶融粘度: 東洋精機(株)製キャピログラフに
より280℃、ノズル下降スピード100mm/min
にて測定。
化成(株)製 *2 UポリマーR U−100 ユニチカ (株)製 *3 TK−3 鐘紡 (株)製 *4 UBEナイロン1013FB,宇部興産 (株)
製 *5 熱変形温度: 一定速度(2℃/分)で昇温した
時に、試験片が一定加重(18.6Kg/cm2 )を受
けて所定量(0.25mm)だけたわむ時の温度をAS
TM D486に従って測定。 *6 アイゾット衝撃強度: 1/4”幅のノッチ付き
試験片についてASTMD256記載の方法にしたがっ
て測定した。 *7 耐薬品性: 25℃でガソリン中に曲げ試験片を
一昼夜浸漬し、ソルベントクラックが発生する最低応力
値(臨界応力値)を測定した。 表中 ○は臨界応力値が140Kgf/cm2 以上、 △は100〜140Kgf/cm2 未満、 ×は100Kgf/cm2 未満を示す。 *8 溶融粘度: 東洋精機(株)製キャピログラフに
より280℃、ノズル下降スピード100mm/min
にて測定。
Claims (2)
- 【請求項1】 (イ)ポリエステル系樹脂95〜5重量
部、(ロ)ポリアミド樹脂5〜95重量部及び(ハ)前
記ポリエステル系樹脂と前記ポリアミド樹脂の合計10
0重量部に対して、 (a)ポリアリレート樹脂80〜20重量部、(b)ポ
リアミド樹脂20〜80重量部及び(c)前記ポリアリ
レート樹脂と前記ポリアミド樹脂の合計100重量部に
対して酸化亜鉛を0.01〜10重量部添加し、240
〜300℃で10〜240分溶融反応させることにより
得られた熱可塑性重合体を0.1〜10重量部添加する
ことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項2】 (イ)ポリエステル系樹脂95〜5重量
部、(ロ)ポリアミド樹脂5〜95重量部及び(ハ)前
記ポリエステル系樹脂と前記ポリアミド樹脂の合計10
0重量部に対して、 (a)ポリアリレート樹脂80〜20重量部、(b)ポ
リアミド樹脂20〜80重量部及び(c)前記ポリアリ
レート樹脂と前記ポリアミド樹脂の合計100重量部に
対して、シリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一
に分散させた触媒を0.01〜10重量部添加し、24
0〜300℃で10〜240分溶融反応させることによ
り得られた熱可塑性重合体を0.1〜10重量部添加す
ることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24377491A JPH0578561A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24377491A JPH0578561A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578561A true JPH0578561A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17108778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24377491A Pending JPH0578561A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0578561A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000066650A3 (de) * | 1999-05-03 | 2001-04-26 | Brueggemann Kg Sprit Und Chem | Carboxylfunktionelles additiv zur aufkondensierung von polyamiden |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP24377491A patent/JPH0578561A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000066650A3 (de) * | 1999-05-03 | 2001-04-26 | Brueggemann Kg Sprit Und Chem | Carboxylfunktionelles additiv zur aufkondensierung von polyamiden |
US7005481B1 (en) | 1999-05-03 | 2006-02-28 | L. Brueggemann Kg Sprit-Und Chemische Fabrik | Process for the condensation of polyamides |
CZ298957B6 (cs) * | 1999-05-03 | 2008-03-19 | L. Brueggemann Kg Sprit- Und Chemische Fabrik | Zpusob kondenzace polyamidu |
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