JPH0578565A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH0578565A JPH0578565A JP24376991A JP24376991A JPH0578565A JP H0578565 A JPH0578565 A JP H0578565A JP 24376991 A JP24376991 A JP 24376991A JP 24376991 A JP24376991 A JP 24376991A JP H0578565 A JPH0578565 A JP H0578565A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- weight
- aromatic polycarbonate
- zinc oxide
- parts
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 芳香族ポリカーボネート樹脂95〜5重量
部、ポリアミド樹脂5〜95重量部及び前記芳香族ポリ
カーボネート樹脂と前記ポリアミド樹脂の合計100重
量部に対して、シリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛
を均一に分散させた触媒を0.01〜5重量部添加した
熱可塑性樹脂組成物。 【効果】 溶融反応して得られる本発明の熱可塑性樹脂
組成物は、芳香族ポリカーボネート樹脂の特徴である良
好な耐熱性、耐衝撃性を有し、且つポリアミド樹脂の特
徴である良好な耐薬品性、成形性(溶融粘度が低く、成
形し易い)を合わせ持つ新規でバランスの取れた材料で
ある。
部、ポリアミド樹脂5〜95重量部及び前記芳香族ポリ
カーボネート樹脂と前記ポリアミド樹脂の合計100重
量部に対して、シリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛
を均一に分散させた触媒を0.01〜5重量部添加した
熱可塑性樹脂組成物。 【効果】 溶融反応して得られる本発明の熱可塑性樹脂
組成物は、芳香族ポリカーボネート樹脂の特徴である良
好な耐熱性、耐衝撃性を有し、且つポリアミド樹脂の特
徴である良好な耐薬品性、成形性(溶融粘度が低く、成
形し易い)を合わせ持つ新規でバランスの取れた材料で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芳香族ポリカーボネー
ト樹脂及びポリアミド樹脂を主成分とし、良好な耐熱
性、耐衝撃性、成形性及び耐薬品性を有する熱可塑性樹
脂組成物に関する。
ト樹脂及びポリアミド樹脂を主成分とし、良好な耐熱
性、耐衝撃性、成形性及び耐薬品性を有する熱可塑性樹
脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】芳香族ポリカーボネート樹脂は、優れた
耐衝撃性、透明性、耐熱性、寸法安定性を有しているた
め、自動車を始め電気電子部品など種々の用途に用いら
れている。しかしながら、芳香族ポリカーボネート樹脂
は、耐溶剤性が不十分であり、また比較的溶融粘度が高
くて成形性が悪いなどの欠点を有するため、芳香族ポリ
カーボネート樹脂単独で適用できる範囲は限られている
のが現状である。
耐衝撃性、透明性、耐熱性、寸法安定性を有しているた
め、自動車を始め電気電子部品など種々の用途に用いら
れている。しかしながら、芳香族ポリカーボネート樹脂
は、耐溶剤性が不十分であり、また比較的溶融粘度が高
くて成形性が悪いなどの欠点を有するため、芳香族ポリ
カーボネート樹脂単独で適用できる範囲は限られている
のが現状である。
【0003】一般に耐熱性、耐衝撃性、成形性、耐薬品
性などの諸特性がいずれも良好な樹脂組成物は単一の樹
脂から得ることは困難であるため、芳香族ポリカーボネ
ート樹脂のような非晶性樹脂の場合は、その欠点を補う
ため結晶性の樹脂とのポリマーアロイが行われる。ポリ
アミド樹脂は耐薬品性、流動性に優れる樹脂であるた
め、芳香族ポリカーボネート樹脂と組合せ、ポリマーア
ロイ化することにより双方の樹脂の長所を組み合わせた
良好な耐熱性、耐衝撃性、成形性、及び耐薬品性を有す
る熱可塑性樹脂組成物が得られると予想されるが、実際
には芳香族ポリカーボネート樹脂とポリアミド樹脂とは
相溶性が悪く、単に二つの樹脂を混ぜ合わせただけでは
非相溶ミクロ相分離型海島構造をとることができないた
め、二つの樹脂の長所を合わせ持つような熱可塑性樹脂
組成物を得ることは困難であった。
性などの諸特性がいずれも良好な樹脂組成物は単一の樹
脂から得ることは困難であるため、芳香族ポリカーボネ
ート樹脂のような非晶性樹脂の場合は、その欠点を補う
ため結晶性の樹脂とのポリマーアロイが行われる。ポリ
アミド樹脂は耐薬品性、流動性に優れる樹脂であるた
め、芳香族ポリカーボネート樹脂と組合せ、ポリマーア
ロイ化することにより双方の樹脂の長所を組み合わせた
良好な耐熱性、耐衝撃性、成形性、及び耐薬品性を有す
る熱可塑性樹脂組成物が得られると予想されるが、実際
には芳香族ポリカーボネート樹脂とポリアミド樹脂とは
相溶性が悪く、単に二つの樹脂を混ぜ合わせただけでは
非相溶ミクロ相分離型海島構造をとることができないた
め、二つの樹脂の長所を合わせ持つような熱可塑性樹脂
組成物を得ることは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が目的とすると
ころは、芳香族ポリカーボネート樹脂とポリアミド樹脂
との相溶性を改善することにより、両者の長所を合わせ
持つ耐熱性、耐衝撃性、成形性及び耐薬品性良好な熱可
塑性樹脂組成物を提供することにある。
ころは、芳香族ポリカーボネート樹脂とポリアミド樹脂
との相溶性を改善することにより、両者の長所を合わせ
持つ耐熱性、耐衝撃性、成形性及び耐薬品性良好な熱可
塑性樹脂組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、芳香族ポ
リカーボネート樹脂とポリアミド樹脂の相溶性改善を図
るため種々検討した結果、芳香族ポリカーボネート樹脂
とポリアミド樹脂との組成物に酸化亜鉛又はシリカ及び
/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒を
適量添加し、それらを混練することにより、芳香族ポリ
カーボネート樹脂とポリアミド樹脂との相溶性が大幅に
改善され、耐熱性、耐衝撃性、成形性、耐薬品性に優れ
た組成物が得られることを見いだし本発明を完成するに
到った。
リカーボネート樹脂とポリアミド樹脂の相溶性改善を図
るため種々検討した結果、芳香族ポリカーボネート樹脂
とポリアミド樹脂との組成物に酸化亜鉛又はシリカ及び
/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒を
適量添加し、それらを混練することにより、芳香族ポリ
カーボネート樹脂とポリアミド樹脂との相溶性が大幅に
改善され、耐熱性、耐衝撃性、成形性、耐薬品性に優れ
た組成物が得られることを見いだし本発明を完成するに
到った。
【0006】すなわち本発明は、(a)芳香族ポリカー
ボネート樹脂95〜5重量部、(b)ポリアミド樹脂5
〜95重量部及び(c)前記芳香族ポリカーボネート樹
脂と前記ポリアミド樹脂の合計100重量部に対して酸
化亜鉛を0.01〜5重量部添加することを特徴とする
熱可塑性樹脂組成物であり、また(a)芳香族ポリカー
ボネート樹脂95〜5重量部、(b)ポリアミド樹脂5
〜95重量部及び(c)前記芳香族ポリカーボネート樹
脂と前記ポリアミド樹脂の合計100重量部に対して、
シリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散さ
せ、そのZn原子のモル数:(Si原子のモル数+Al
原子のモル数)=1:1〜1:0.1である触媒を0.
01〜5重量部添加することを特徴とする熱可塑性樹脂
組成物に関するものである。
ボネート樹脂95〜5重量部、(b)ポリアミド樹脂5
〜95重量部及び(c)前記芳香族ポリカーボネート樹
脂と前記ポリアミド樹脂の合計100重量部に対して酸
化亜鉛を0.01〜5重量部添加することを特徴とする
熱可塑性樹脂組成物であり、また(a)芳香族ポリカー
ボネート樹脂95〜5重量部、(b)ポリアミド樹脂5
〜95重量部及び(c)前記芳香族ポリカーボネート樹
脂と前記ポリアミド樹脂の合計100重量部に対して、
シリカ及び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散さ
せ、そのZn原子のモル数:(Si原子のモル数+Al
原子のモル数)=1:1〜1:0.1である触媒を0.
01〜5重量部添加することを特徴とする熱可塑性樹脂
組成物に関するものである。
【0007】本発明で用いられる芳香族ポリカーボネー
ト樹脂は特に限定するものでなく市販されているもので
あり、2価のフェノール類を酸結合剤、溶剤存在下でフ
ォスゲンと反応させる方法あるいは2価のフェノール類
とジフェニルカーボネートを溶融状態でエステル交換反
応させることにより製造することができる。芳香族ポリ
カーボネート樹脂の製造の際に使用しうる適切な二価フ
ェノール類としては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン(ビスフェノールA)、レゾルシノー
ル、ハイドロキノン、2,2’−ジヒドロキシジフェニ
ル、2,6−ジヒドロキシナフタレン、ビス(4ーヒド
ロキシフェニル)スルホン、ビス(4ーヒドロキシフェ
ニル)スルホキシド、ビス(4ーヒドロキシフェニル)
ケトン、ビス(4ーヒドロキシフェニル)エーテルが有
る。
ト樹脂は特に限定するものでなく市販されているもので
あり、2価のフェノール類を酸結合剤、溶剤存在下でフ
ォスゲンと反応させる方法あるいは2価のフェノール類
とジフェニルカーボネートを溶融状態でエステル交換反
応させることにより製造することができる。芳香族ポリ
カーボネート樹脂の製造の際に使用しうる適切な二価フ
ェノール類としては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン(ビスフェノールA)、レゾルシノー
ル、ハイドロキノン、2,2’−ジヒドロキシジフェニ
ル、2,6−ジヒドロキシナフタレン、ビス(4ーヒド
ロキシフェニル)スルホン、ビス(4ーヒドロキシフェ
ニル)スルホキシド、ビス(4ーヒドロキシフェニル)
ケトン、ビス(4ーヒドロキシフェニル)エーテルが有
る。
【0008】芳香族ポリカーボネート樹脂を製造する
際、二価フェノール類を二種以上用いたり、二価フェノ
ール類のホモポリマーまたは二種以上を用いたコポリ
マーあるいはこれらの混合物であっても良い。上記芳香
族ポリカーボネート樹脂の重量平均分子量としては2〜
4万のものが機械的特性、成形性などの面から好まし
い。分子量が2万を下回ると、機械的特性が低下する傾
向にあり、又、分子量が4万を上回ると流動性が悪くな
り、成形性が低下する傾向にある。
際、二価フェノール類を二種以上用いたり、二価フェノ
ール類のホモポリマーまたは二種以上を用いたコポリ
マーあるいはこれらの混合物であっても良い。上記芳香
族ポリカーボネート樹脂の重量平均分子量としては2〜
4万のものが機械的特性、成形性などの面から好まし
い。分子量が2万を下回ると、機械的特性が低下する傾
向にあり、又、分子量が4万を上回ると流動性が悪くな
り、成形性が低下する傾向にある。
【0009】本発明で用いられるポリアミド樹脂は、特
に限定するものではなく市販されているものであり、ヘ
キサメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、ドデカ
メチレンジアミン、1,3−又は1,4−ビス(アミノ
メチル)シクロヘキサン、m−又はp−キシリレンジア
ミンのような脂肪族、脂環族、芳香族などのジアミン
と、アジピン酸、セバチン酸、シクロヘキサンジカルボ
ン酸、テレフタル酸、イソフタル酸などの脂肪族、脂環
族、芳香族などのジカルボン酸から製造されるポリアミ
ド樹脂、あるいはε−カプロラクタム、ω−ドデカラク
タムのようなラクタムから製造されるポリアミド樹脂及
びこれらの混合物あるいはこれらの成分からなる共重合
ポリアミド樹脂などが例示される。
に限定するものではなく市販されているものであり、ヘ
キサメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、ドデカ
メチレンジアミン、1,3−又は1,4−ビス(アミノ
メチル)シクロヘキサン、m−又はp−キシリレンジア
ミンのような脂肪族、脂環族、芳香族などのジアミン
と、アジピン酸、セバチン酸、シクロヘキサンジカルボ
ン酸、テレフタル酸、イソフタル酸などの脂肪族、脂環
族、芳香族などのジカルボン酸から製造されるポリアミ
ド樹脂、あるいはε−カプロラクタム、ω−ドデカラク
タムのようなラクタムから製造されるポリアミド樹脂及
びこれらの混合物あるいはこれらの成分からなる共重合
ポリアミド樹脂などが例示される。
【0010】具体例としては、ポリカプロアミド(ナイ
ロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン6
6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン6,1
0)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン6,1
2)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリド
デカンアミド(ナイロン12)、ポリキシリレンアジパ
ミド、ポリヘキサメチレンテレフタラミド、ポリフェニ
レンフタラミド等が挙げられる。ここで用いられるポリ
アミド樹脂の重合度は特に制限なく、通常相対粘度が
2.0〜5.0の範囲のものが好ましい。
ロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン6
6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン6,1
0)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン6,1
2)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリド
デカンアミド(ナイロン12)、ポリキシリレンアジパ
ミド、ポリヘキサメチレンテレフタラミド、ポリフェニ
レンフタラミド等が挙げられる。ここで用いられるポリ
アミド樹脂の重合度は特に制限なく、通常相対粘度が
2.0〜5.0の範囲のものが好ましい。
【0011】本発明において、芳香族ポリカーボネート
樹脂(a)とポリアミド樹脂(b)は、(a):(b)
=95:5〜5:95重量部、好ましくは70:30〜
30:70重量部、さらに好ましくは(a):(b)=
60:40〜40:60重量部の範囲で配合される。芳
香族ポリカーボネート樹脂の配合量が5重量部を下回る
と耐衝撃性が低下し、ポリアミド樹脂の配合量が5重量
部を下回ると成形性、耐薬品性が低下する。
樹脂(a)とポリアミド樹脂(b)は、(a):(b)
=95:5〜5:95重量部、好ましくは70:30〜
30:70重量部、さらに好ましくは(a):(b)=
60:40〜40:60重量部の範囲で配合される。芳
香族ポリカーボネート樹脂の配合量が5重量部を下回る
と耐衝撃性が低下し、ポリアミド樹脂の配合量が5重量
部を下回ると成形性、耐薬品性が低下する。
【0012】本発明で用いられる酸化亜鉛及びシリカ及
び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒
は、芳香族ポリカーボネート樹脂とポリアミド樹脂との
反応触媒の働きをする重要な成分である。本発明で用い
られる酸化亜鉛は、その製法は限定されるものではない
が、例えば金属亜鉛を空気中で燃焼させる方法、炭酸亜
鉛を熱分解させる方法あるいは硝酸亜鉛とアンモニア水
又はアンモニアガスから水酸化亜鉛を得、それを低温で
乾燥させる方法などにより得ることができる。
び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒
は、芳香族ポリカーボネート樹脂とポリアミド樹脂との
反応触媒の働きをする重要な成分である。本発明で用い
られる酸化亜鉛は、その製法は限定されるものではない
が、例えば金属亜鉛を空気中で燃焼させる方法、炭酸亜
鉛を熱分解させる方法あるいは硝酸亜鉛とアンモニア水
又はアンモニアガスから水酸化亜鉛を得、それを低温で
乾燥させる方法などにより得ることができる。
【0013】上記の製法のうち、硝酸亜鉛とアンモニア
水又はアンモニアガスから水酸化亜鉛を得、それを低温
で乾燥する方法は、高温で処理する他の方法に比べ酸化
亜鉛の活性が大きいため好ましい。又、本発明で用いら
れる酸化亜鉛の特性値は特に限定するものではないが、
好ましくは平均粒子径が0.01〜20μm、比表面積
が5〜100m2 /g、更に好ましくは平均粒子径が
0.01〜2μm、比表面積が10〜100m2 /gの
物が好適に使用される。
水又はアンモニアガスから水酸化亜鉛を得、それを低温
で乾燥する方法は、高温で処理する他の方法に比べ酸化
亜鉛の活性が大きいため好ましい。又、本発明で用いら
れる酸化亜鉛の特性値は特に限定するものではないが、
好ましくは平均粒子径が0.01〜20μm、比表面積
が5〜100m2 /g、更に好ましくは平均粒子径が
0.01〜2μm、比表面積が10〜100m2 /gの
物が好適に使用される。
【0014】本発明で用いられるシリカ及び/又はアル
ミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒は亜鉛無機塩
類の水溶液にテトラエトキシシラン及び/又はアルミニ
ウムの無機塩類の水溶液を加え、更にアンモニア水を添
加するかアンモニアガスを吹き込むことによりヒドロゲ
ルの格子の中に非常にミクロなレベルで水酸化亜鉛を均
一に分散させた触媒を作り、この中間体を120〜20
0℃で乾燥させ、更に300〜500℃で焼成すること
により得ることが出来る。
ミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒は亜鉛無機塩
類の水溶液にテトラエトキシシラン及び/又はアルミニ
ウムの無機塩類の水溶液を加え、更にアンモニア水を添
加するかアンモニアガスを吹き込むことによりヒドロゲ
ルの格子の中に非常にミクロなレベルで水酸化亜鉛を均
一に分散させた触媒を作り、この中間体を120〜20
0℃で乾燥させ、更に300〜500℃で焼成すること
により得ることが出来る。
【0015】無機塩類としては、硝酸亜鉛が得られる触
媒の活性が大きいため好ましい。又、亜鉛無機塩類、テ
トラエトキシシラン、アルミニウム無機塩類の配合比率
としては、Zn原子のモル数:(Si原子のモル数+A
l原子のモル数)=1:1〜1:0.1の範囲である必
要がある。(Si原子のモル数+Al原子のモル数)が
1を上回ると、触媒中の酸化亜鉛の含有量が低くなるた
め触媒活性が低下し、0.1を下回ると触媒中での酸化
亜鉛の分散が不良となり触媒活性が低下する。
媒の活性が大きいため好ましい。又、亜鉛無機塩類、テ
トラエトキシシラン、アルミニウム無機塩類の配合比率
としては、Zn原子のモル数:(Si原子のモル数+A
l原子のモル数)=1:1〜1:0.1の範囲である必
要がある。(Si原子のモル数+Al原子のモル数)が
1を上回ると、触媒中の酸化亜鉛の含有量が低くなるた
め触媒活性が低下し、0.1を下回ると触媒中での酸化
亜鉛の分散が不良となり触媒活性が低下する。
【0016】芳香族ポリカーボネート樹脂とポリアミド
樹脂とを所定の割合で配合した樹脂組成物100重量部
に対し、酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸
化亜鉛を均一に分散させた触媒を0.01〜5重量部、
好ましくは0.1〜1.5重量部添加した物を混練する
ことにより相溶性のほとんど無い芳香族ポリカーボネー
ト樹脂とポリアミド樹脂との相溶性を大幅に改善するこ
とが可能となる。
樹脂とを所定の割合で配合した樹脂組成物100重量部
に対し、酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中に酸
化亜鉛を均一に分散させた触媒を0.01〜5重量部、
好ましくは0.1〜1.5重量部添加した物を混練する
ことにより相溶性のほとんど無い芳香族ポリカーボネー
ト樹脂とポリアミド樹脂との相溶性を大幅に改善するこ
とが可能となる。
【0017】酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ中
に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒の添加量が0.01
重量部を下回ると芳香族ポリカーボネート樹脂とポリア
ミド樹脂との反応が不十分となり、相溶性改善効果が不
十分となるため、耐衝撃性、成形性、耐薬品性などの特
性が低下する。酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ
中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒の添加量が5重量
部を上回ると芳香族ポリカーボネート樹脂とポリアミド
樹脂との相溶性が良くなりすぎ、非相溶ミクロ相分離型
海島構造をとれなくなるため、耐衝撃性、成形性、耐薬
品性などの特性が低下する。芳香族ポリカーボネート樹
脂とポリアミド樹脂との組成物に酸化亜鉛又はシリカ及
び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒
を適量添加し、更にそれを混練することにより耐熱性、
耐衝撃性、成形性、耐薬品性に優れた組成物が得られ
る。
に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒の添加量が0.01
重量部を下回ると芳香族ポリカーボネート樹脂とポリア
ミド樹脂との反応が不十分となり、相溶性改善効果が不
十分となるため、耐衝撃性、成形性、耐薬品性などの特
性が低下する。酸化亜鉛又はシリカ及び/又はアルミナ
中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒の添加量が5重量
部を上回ると芳香族ポリカーボネート樹脂とポリアミド
樹脂との相溶性が良くなりすぎ、非相溶ミクロ相分離型
海島構造をとれなくなるため、耐衝撃性、成形性、耐薬
品性などの特性が低下する。芳香族ポリカーボネート樹
脂とポリアミド樹脂との組成物に酸化亜鉛又はシリカ及
び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒
を適量添加し、更にそれを混練することにより耐熱性、
耐衝撃性、成形性、耐薬品性に優れた組成物が得られ
る。
【0018】その理由としては、酸化亜鉛又はシリカ及
び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒
が反応触媒として働くことにより芳香族ポリカーボネー
ト樹脂とポリアミド樹脂との間に反応が生じ、同一分子
内に芳香族ポリカーボネート成分及びポリアミド成分を
有する反応生成物が界面活性剤的な働きをすることによ
り、芳香族ポリカーボ ネート樹脂とポリアミド樹脂と
の相溶性を改善し、非相溶ミクロ相分離型海島構造を取
ることが可能になったためと考えられる。
び/又はアルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させた触媒
が反応触媒として働くことにより芳香族ポリカーボネー
ト樹脂とポリアミド樹脂との間に反応が生じ、同一分子
内に芳香族ポリカーボネート成分及びポリアミド成分を
有する反応生成物が界面活性剤的な働きをすることによ
り、芳香族ポリカーボ ネート樹脂とポリアミド樹脂と
の相溶性を改善し、非相溶ミクロ相分離型海島構造を取
ることが可能になったためと考えられる。
【0019】本発明の組成物には、更に用途又は目的に
応じて他の配合剤、例えばタルク、マイカ、炭酸カルシ
ウム、ワラストナイトのような無機充填材あるいはガラ
ス繊維、カーボン繊維などの補強剤、難燃剤、難燃助
剤、制電剤、熱、酸化、光に対する安定剤、顔料、離型
剤などを配合することが出来る。
応じて他の配合剤、例えばタルク、マイカ、炭酸カルシ
ウム、ワラストナイトのような無機充填材あるいはガラ
ス繊維、カーボン繊維などの補強剤、難燃剤、難燃助
剤、制電剤、熱、酸化、光に対する安定剤、顔料、離型
剤などを配合することが出来る。
【0020】本発明の熱可塑性樹脂組成物を製造する方
法としては、従来から公知の方法を適用することが出
来、本発明の熱可塑性樹脂組成物の原料を一括あるいは
分割してヘンシェルミキサーにて充分混合し、更に二軸
混練機にて樹脂温が220℃〜250℃の範囲で混練す
ることにより得ることが出来る。樹脂温が220℃を下
回れば芳香族ポリカーボネート樹脂が溶融せず分散不良
になる傾向にあり、樹脂温が250℃を上回れば熱分解
により組成物が発泡する傾向にあるため上記の温度範囲
で混練することが好ましい。
法としては、従来から公知の方法を適用することが出
来、本発明の熱可塑性樹脂組成物の原料を一括あるいは
分割してヘンシェルミキサーにて充分混合し、更に二軸
混練機にて樹脂温が220℃〜250℃の範囲で混練す
ることにより得ることが出来る。樹脂温が220℃を下
回れば芳香族ポリカーボネート樹脂が溶融せず分散不良
になる傾向にあり、樹脂温が250℃を上回れば熱分解
により組成物が発泡する傾向にあるため上記の温度範囲
で混練することが好ましい。
【0021】
《実施例1》硝酸亜鉛水溶液(0.1mol/l)とア
ンモニア水(0.2mol/l)を室温で各等量混合
し、得られた水酸化亜鉛の沈澱を水洗したのちスプレー
乾燥機で乾燥し、酸化亜鉛Aを得た。遠心沈降法を用い
て測定した結果、平均粒子径は0.4μmであった。
又、窒素吸着法を用い測定した結果、比表面積は7m2
/gであった。
ンモニア水(0.2mol/l)を室温で各等量混合
し、得られた水酸化亜鉛の沈澱を水洗したのちスプレー
乾燥機で乾燥し、酸化亜鉛Aを得た。遠心沈降法を用い
て測定した結果、平均粒子径は0.4μmであった。
又、窒素吸着法を用い測定した結果、比表面積は7m2
/gであった。
【0022】芳香族ポリカーボネート樹脂(パンライト
R L−1225、帝人化成(株)製)90重量部、ポリア
ミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)
製)10重量部、酸化亜鉛A4.5重量部をヘンシェル
ミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間混
合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が230〜240
℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、そ
の後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形温
度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価を
行った。その評価結果を表1に示す。
R L−1225、帝人化成(株)製)90重量部、ポリア
ミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)
製)10重量部、酸化亜鉛A4.5重量部をヘンシェル
ミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間混
合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が230〜240
℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、そ
の後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形温
度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価を
行った。その評価結果を表1に示す。
【0023】《実施例2》硝酸亜鉛水溶液(0.1モル
/l)と硝酸アルミ水溶液(0.1モル/l)とを等量
混合した混合溶液にアンモニアガスを室温で吹き込み、
得られた沈澱物を水洗した後スプレー乾燥機で乾燥し、
更に350℃で8時間乾燥し酸化亜鉛Bを得た。
/l)と硝酸アルミ水溶液(0.1モル/l)とを等量
混合した混合溶液にアンモニアガスを室温で吹き込み、
得られた沈澱物を水洗した後スプレー乾燥機で乾燥し、
更に350℃で8時間乾燥し酸化亜鉛Bを得た。
【0024】芳香族ポリカーボネート樹脂(パンライト
R L−1225、帝人化成(株)製)10重量部、ポリア
ミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)
製)90重量部、酸化亜鉛B 0.1重量部をヘンシェ
ルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間
混合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が230〜24
0℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、
その後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形
温度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価
を行った。その評価結果を表1に示す。
R L−1225、帝人化成(株)製)10重量部、ポリア
ミド樹脂(UBEナイロン1013FB、宇部興産(株)
製)90重量部、酸化亜鉛B 0.1重量部をヘンシェ
ルミキサーに投入し、800〜1200rpmで数分間
混合し、これを二軸混練機にて、樹脂温が230〜24
0℃になるような条件で溶融混練してペレットを作り、
その後射出成形を行い、得られた試験片について熱変形
温度、アイゾット衝撃強度、耐薬品性、溶融粘度の評価
を行った。その評価結果を表1に示す。
【0025】《実施例3〜5》表1に示す配合でプリブ
レンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、
成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表1に
示す。
レンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、
成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表1に
示す。
【0026】《比較例1〜4》表2に示す配合でプリブ
レンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、
成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表2に
示す。
レンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、
成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表2に
示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】*1 熱変形温度: 一定速度(2℃/
分)で昇温した時に、試験片が一定加重(18.6Kg
/cm2 )を受けて所定量(0.25mm)だけたわむ
時の温度をASTM D486に従って測定。 *2 アイゾット衝撃強度: 1/4”幅のノッチ付き
試験片についてASTMD256記載の方法にしたがっ
て測定した。 *3 耐薬品性: 25℃でガソリン中に曲げ試験片を
一昼夜浸漬し、ソルベントクラックが発生する最低応力
値(臨界応力値)を測定した。 表中 ○は臨界応力値が140Kgf/cm2 以上、 △は100〜140Kgf/cm2 未満、 ×は100Kgf/cm2未満を示す。 *4 溶融粘度: 東洋精機(株)製キャピログラフに
より280℃、ノズル下降スピード100mm/min
にて測定。
分)で昇温した時に、試験片が一定加重(18.6Kg
/cm2 )を受けて所定量(0.25mm)だけたわむ
時の温度をASTM D486に従って測定。 *2 アイゾット衝撃強度: 1/4”幅のノッチ付き
試験片についてASTMD256記載の方法にしたがっ
て測定した。 *3 耐薬品性: 25℃でガソリン中に曲げ試験片を
一昼夜浸漬し、ソルベントクラックが発生する最低応力
値(臨界応力値)を測定した。 表中 ○は臨界応力値が140Kgf/cm2 以上、 △は100〜140Kgf/cm2 未満、 ×は100Kgf/cm2未満を示す。 *4 溶融粘度: 東洋精機(株)製キャピログラフに
より280℃、ノズル下降スピード100mm/min
にて測定。
【0030】
【発明の効果】表1、表2から明らかなように、溶融反
応して得られる本発明の熱可塑性樹脂組成物は、芳香族
ポリカーボネート樹脂の特徴である良好な耐熱性、耐衝
撃性を有し、且つポリアミド樹脂の特徴である良好な耐
薬品性、成形性(溶融粘度が低く、成形し易い)を合わ
せ持つ新規でバランスの取れた材料である。
応して得られる本発明の熱可塑性樹脂組成物は、芳香族
ポリカーボネート樹脂の特徴である良好な耐熱性、耐衝
撃性を有し、且つポリアミド樹脂の特徴である良好な耐
薬品性、成形性(溶融粘度が低く、成形し易い)を合わ
せ持つ新規でバランスの取れた材料である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 77:00)
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)芳香族ポリカーボネート樹脂95
〜5重量部、(b)ポリアミド樹脂5〜95重量部及び
(c)前記芳香族ポリカーボネート樹脂と前記ポリアミ
ド樹脂の合計100重量部に対して、酸化亜鉛を0.0
1〜5重量部添加することを特徴とする熱可塑性樹脂組
成物。 - 【請求項2】 (a)芳香族ポリカーボネート樹脂95
〜5重量部、(b)ポリアミド樹脂5〜95重量部部及
び(c)前記芳香族ポリカーボネート樹脂と前記ポリア
ミド樹脂の合計100重量部に対してシリカ及び/又は
アルミナ中に酸化亜鉛を均一に分散させ、そのZn原子
のモル数:(Si原子のモル数+Al原子のモル数)=
1:1〜1:0.1である触媒を0.01〜5重量部添
加することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24376991A JPH0578565A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24376991A JPH0578565A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578565A true JPH0578565A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17108705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24376991A Pending JPH0578565A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0578565A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8360667B2 (en) | 2009-06-10 | 2013-01-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer |
US9616690B2 (en) | 2009-03-31 | 2017-04-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP24376991A patent/JPH0578565A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9616690B2 (en) | 2009-03-31 | 2017-04-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US8360667B2 (en) | 2009-06-10 | 2013-01-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer |
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