JPH0578558A - 高い結晶率を有するポリエステル組成物 - Google Patents
高い結晶率を有するポリエステル組成物Info
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- JPH0578558A JPH0578558A JP4058459A JP5845992A JPH0578558A JP H0578558 A JPH0578558 A JP H0578558A JP 4058459 A JP4058459 A JP 4058459A JP 5845992 A JP5845992 A JP 5845992A JP H0578558 A JPH0578558 A JP H0578558A
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- polyester resin
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/10—Esters; Ether-esters
- C08K5/12—Esters; Ether-esters of cyclic polycarboxylic acids
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式:
ROOC−Ar−OOC−Ar′−COO−Ar−COOR (I)
(式中、Rは水素原子又はC1 −C4 アルキル基を表わ
し、Ar及びAr′は同一でも異なっていてもよく、6
〜12の炭素原子を有する単純又は縮合芳香族基を表わ
す)を有する少なくとも一種の有機化合物とポリエステ
ル樹脂を高温で混合し、このようにして得られた混合物
を室温まで冷却することにより得られる、高い結晶率を
有するポリエステル組成物。 【効果】 高い結晶率を有する。
し、Ar及びAr′は同一でも異なっていてもよく、6
〜12の炭素原子を有する単純又は縮合芳香族基を表わ
す)を有する少なくとも一種の有機化合物とポリエステ
ル樹脂を高温で混合し、このようにして得られた混合物
を室温まで冷却することにより得られる、高い結晶率を
有するポリエステル組成物。 【効果】 高い結晶率を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高い結晶率をもつポリ
エステル組成物及びそれらの製造方法に関する。さらに
具体的には、本発明は、一般式: ROOC−Ar−OOC−Ar′−COO−Ar−COOR (I) (式中、Rは水素原子又はC1 −C4 アルキル基を表わ
し、Ar及びAr′は芳香族基を表わす)を有するいく
つかの有機化合物をニュークリアント(nuclean
t)として使用することにより得られる高い結晶率を有
するポリエステル組成物に関する。
エステル組成物及びそれらの製造方法に関する。さらに
具体的には、本発明は、一般式: ROOC−Ar−OOC−Ar′−COO−Ar−COOR (I) (式中、Rは水素原子又はC1 −C4 アルキル基を表わ
し、Ar及びAr′は芳香族基を表わす)を有するいく
つかの有機化合物をニュークリアント(nuclean
t)として使用することにより得られる高い結晶率を有
するポリエステル組成物に関する。
【0002】一般式(I)を有する化合物は、結晶性液
状ポリエステルの製造に適した共単量体としてこの技術
分野において周知であり、それらの合成はChemic
alAbstractsのvol.97、No.729
69、1982、Chemical Abstract
sのvol.99、No.218533、1983及び
Makromolecular Chemistry、
RapidCommun.,6、209、1985に記
述されている。これらの参考文献中、Ar′基は、様々
な位置が置換されたフェニル基又は2,6位が置換され
たナフタレン基を表わしている。Arは、常に1,4位
が置換されたフェニル基であり、Rは、水素原子又はメ
チル基を表わしている。米国特許第4,695,649
号は、ジ−(p−ベンジルオキシカルボニルフェニル)
イソフタレートの製造、及び昆虫に対する忌避作用、及
びジ−(p−オクチルオキシカルボニルフェニル)イソ
フタレートの製造及びポリアミドにおける可塑剤として
のその使用を記述している。本発明者は、一般式(I)
に一致する化合物が、ポリエステル樹脂に、さらに具体
的にはポリエチレンテレフタレートに驚くべきニューク
リアント(nucleant)特性を持つことを見出し
た。
状ポリエステルの製造に適した共単量体としてこの技術
分野において周知であり、それらの合成はChemic
alAbstractsのvol.97、No.729
69、1982、Chemical Abstract
sのvol.99、No.218533、1983及び
Makromolecular Chemistry、
RapidCommun.,6、209、1985に記
述されている。これらの参考文献中、Ar′基は、様々
な位置が置換されたフェニル基又は2,6位が置換され
たナフタレン基を表わしている。Arは、常に1,4位
が置換されたフェニル基であり、Rは、水素原子又はメ
チル基を表わしている。米国特許第4,695,649
号は、ジ−(p−ベンジルオキシカルボニルフェニル)
イソフタレートの製造、及び昆虫に対する忌避作用、及
びジ−(p−オクチルオキシカルボニルフェニル)イソ
フタレートの製造及びポリアミドにおける可塑剤として
のその使用を記述している。本発明者は、一般式(I)
に一致する化合物が、ポリエステル樹脂に、さらに具体
的にはポリエチレンテレフタレートに驚くべきニューク
リアント(nucleant)特性を持つことを見出し
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】結果として、本発明は、
一般式: ROOC−Ar−OOC−Ar′−COO−Ar−COOR (I) (式中、Rは水素原子又はC1 −C4 アルキル基を表わ
し、Ar及びAr′は同一でも異なっていてもよく、6
〜12の炭素原子を有する単純又は縮合芳香族基を表わ
す)を有する少なくとも一種の有機化合物とポリエステ
ル樹脂を高温で混合すること、及びこのようにして得ら
れた混合物を室温まで冷却することにより得られる、高
い結晶率を有するポリエステル組成物に関する。本発明
に従ったより好ましい組成物は、Ar及びAr′がそれ
ぞれ、1,2位に官能基を有するフェニル基又は1,2
位又は2,3位又は2,6位に官能基を有するナフタレ
ン基:及び任意の位置に官能基を有するフェニル基又は
ナフタレン基を表わし、Rがメチル基を表す一般式
(I)に一致する化合物から得られるものである。
一般式: ROOC−Ar−OOC−Ar′−COO−Ar−COOR (I) (式中、Rは水素原子又はC1 −C4 アルキル基を表わ
し、Ar及びAr′は同一でも異なっていてもよく、6
〜12の炭素原子を有する単純又は縮合芳香族基を表わ
す)を有する少なくとも一種の有機化合物とポリエステ
ル樹脂を高温で混合すること、及びこのようにして得ら
れた混合物を室温まで冷却することにより得られる、高
い結晶率を有するポリエステル組成物に関する。本発明
に従ったより好ましい組成物は、Ar及びAr′がそれ
ぞれ、1,2位に官能基を有するフェニル基又は1,2
位又は2,3位又は2,6位に官能基を有するナフタレ
ン基:及び任意の位置に官能基を有するフェニル基又は
ナフタレン基を表わし、Rがメチル基を表す一般式
(I)に一致する化合物から得られるものである。
【0004】本発明に従ったさらに好ましい組成物は、
全混合物の0.5〜10重量%の一般式(I)に一致する
有機化合物とポリエステル樹脂を混合することにより得
られるものである。ポリエチレンテレフタレート樹脂
(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PB
T)及びポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)を使
用することが好ましいが、本発明の組成物において、い
かなるポリエステル樹脂も使用することができる。ポリ
エステル樹脂と一般式(I)に一致するニュークリアン
ト(nucleant)の混合は、高温で、さらに具体
的には樹脂の融点に一致する温度で行われる。250〜
330℃の範囲の温度が、本発明に最も適している。
全混合物の0.5〜10重量%の一般式(I)に一致する
有機化合物とポリエステル樹脂を混合することにより得
られるものである。ポリエチレンテレフタレート樹脂
(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PB
T)及びポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)を使
用することが好ましいが、本発明の組成物において、い
かなるポリエステル樹脂も使用することができる。ポリ
エステル樹脂と一般式(I)に一致するニュークリアン
ト(nucleant)の混合は、高温で、さらに具体
的には樹脂の融点に一致する温度で行われる。250〜
330℃の範囲の温度が、本発明に最も適している。
【0005】一般式(I)に一致する有機化合物は、前
に言及した参考文献中に記述された技術で得ることがで
きる。例えば、これらの化合物は、脂肪族又は芳香族の
炭化水素溶媒、塩素化された炭化水素溶媒、又はエーテ
ルタイプの炭化水素溶媒の存在下、及び展開されたハロ
ゲン酸の受容体のような塩基の存在下、アロイルジクロ
ライドClOC−Ar′−COClのようなアロイルジ
ハライドと、環に残っている位置の一つに置換水酸基を
含む芳香族酸(又は相当する脂肪族エステル)の縮合反
応を用いて得ることができる。この反応は一般に、ピリ
ジンの存在下、無水ジオキサン中又は純粋なピリジン中
で行われる。エステル化されていないヒドロキシ酸を出
発物質として塩又は酸を得る反応は、塩素化された溶媒
(塩化メチレン、クロロホルム又は四塩化炭素)/アル
カリ水溶液(NaOH又はKOHのような)の二相系で
行われる。
に言及した参考文献中に記述された技術で得ることがで
きる。例えば、これらの化合物は、脂肪族又は芳香族の
炭化水素溶媒、塩素化された炭化水素溶媒、又はエーテ
ルタイプの炭化水素溶媒の存在下、及び展開されたハロ
ゲン酸の受容体のような塩基の存在下、アロイルジクロ
ライドClOC−Ar′−COClのようなアロイルジ
ハライドと、環に残っている位置の一つに置換水酸基を
含む芳香族酸(又は相当する脂肪族エステル)の縮合反
応を用いて得ることができる。この反応は一般に、ピリ
ジンの存在下、無水ジオキサン中又は純粋なピリジン中
で行われる。エステル化されていないヒドロキシ酸を出
発物質として塩又は酸を得る反応は、塩素化された溶媒
(塩化メチレン、クロロホルム又は四塩化炭素)/アル
カリ水溶液(NaOH又はKOHのような)の二相系で
行われる。
【0006】本発明のポリエステル組成物は、例えば射
出成形又は押出のような熱可塑性重合体の典型的な変形
技術で製造できる成形品の製造への使用に適しており、
それらはフィルム又は繊維の形に加工処理でき、繊維又
は無機チャージの合成原料のマトリックスとして使用で
き、他の重合体との混合物に使用することもできる。本
発明の高い結晶率を有するポリエステル組成物を製造す
る方法は次の工程を含む:一般式 ROOC−Ar−OOC−Ar′−COO−Ar−COOR (I) (式中、R、Ar及びAr′は前に定義した意味をも
つ)を有する少なくとも一種の有機化合物とポリエステ
ル樹脂を高温で混合すること、このようにして得られた
混合物を室温まで冷却すること。
出成形又は押出のような熱可塑性重合体の典型的な変形
技術で製造できる成形品の製造への使用に適しており、
それらはフィルム又は繊維の形に加工処理でき、繊維又
は無機チャージの合成原料のマトリックスとして使用で
き、他の重合体との混合物に使用することもできる。本
発明の高い結晶率を有するポリエステル組成物を製造す
る方法は次の工程を含む:一般式 ROOC−Ar−OOC−Ar′−COO−Ar−COOR (I) (式中、R、Ar及びAr′は前に定義した意味をも
つ)を有する少なくとも一種の有機化合物とポリエステ
ル樹脂を高温で混合すること、このようにして得られた
混合物を室温まで冷却すること。
【0007】本発明の方法を、ペレット化ヘッドを備え
た押出機のような単一装置で行うことは、加熱下での混
合工程及び冷却工程の両方に好ましい。
た押出機のような単一装置で行うことは、加熱下での混
合工程及び冷却工程の両方に好ましい。
【実施例】以下の実施例は本発明を説明し、明らかにす
るものであるが、本発明をいかなる意味においても制限
するものではない。
るものであるが、本発明をいかなる意味においても制限
するものではない。
【0008】実施例1 4,4′−(テレフタロイルジオキシ)二安息香酸ジメ
チルの製造。 塩化テレフタロイル78.0g及びジオキサン480ml
を1リットルフラスコに入れた。ピリジン150mlに
p−ヒドロキシ安息香酸メチル116.8gを入れた溶液
を15℃に冷却した先の溶液に滴下して加えた。室温で
6時間撹拌した後、反応混合物を6時間還流加熱し、冷
却し、0℃の5%HCl(水溶液)1.2リットルに注い
だ。次に、固形沈殿物を1%NaOH水溶液中に懸濁さ
せ、ろ過し、50℃、真空下、オーブン中で乾燥させ
た。粉末状の白色の固形物160.0g(96.0%)を得
た。それは融点(m.p.)248℃を示した(元素分
析:C=66.01%;H=4.11%)。
チルの製造。 塩化テレフタロイル78.0g及びジオキサン480ml
を1リットルフラスコに入れた。ピリジン150mlに
p−ヒドロキシ安息香酸メチル116.8gを入れた溶液
を15℃に冷却した先の溶液に滴下して加えた。室温で
6時間撹拌した後、反応混合物を6時間還流加熱し、冷
却し、0℃の5%HCl(水溶液)1.2リットルに注い
だ。次に、固形沈殿物を1%NaOH水溶液中に懸濁さ
せ、ろ過し、50℃、真空下、オーブン中で乾燥させ
た。粉末状の白色の固形物160.0g(96.0%)を得
た。それは融点(m.p.)248℃を示した(元素分
析:C=66.01%;H=4.11%)。
【0009】実施例2 4,4′−(イソフタロイルジオキシ)二安息香酸ジメ
チルの製造。 塩化イソフタロイル105.4g及びジオキサン700m
lを2リットルフラスコに入れた。ピリジン150ml
にp−ヒドロキシ安息香酸メチル155.7gを入れた溶
液を15℃に冷却した先の溶液に滴下して加えた。室温
で6時間撹拌した後、反応混合物を6時間還流加熱し、
冷却し、0℃の7%HCl 1.5リットルに注いだ。
固形沈殿物を5%HCl中、5%NaHCO3 (水溶
液)中で懸濁させ、水で洗い、ろ過し、50℃、真空
下、オーブン中で乾燥させた。粉末状の白色の固形物2
10.0g(94.6%)を得た。それはm.p.223℃
を示した(元素分析:C=66.46%;H=4.17
%)。
チルの製造。 塩化イソフタロイル105.4g及びジオキサン700m
lを2リットルフラスコに入れた。ピリジン150ml
にp−ヒドロキシ安息香酸メチル155.7gを入れた溶
液を15℃に冷却した先の溶液に滴下して加えた。室温
で6時間撹拌した後、反応混合物を6時間還流加熱し、
冷却し、0℃の7%HCl 1.5リットルに注いだ。
固形沈殿物を5%HCl中、5%NaHCO3 (水溶
液)中で懸濁させ、水で洗い、ろ過し、50℃、真空
下、オーブン中で乾燥させた。粉末状の白色の固形物2
10.0g(94.6%)を得た。それはm.p.223℃
を示した(元素分析:C=66.46%;H=4.17
%)。
【0010】実施例3 3,3′−(テレフタロイルジオキシ)ジ−2,2′−
ナフトエ酸ジメチルの製造。 塩化テレフタロイル40.2g及びジオキサン280ml
を1リットルフラスコに入れた。ピリジン70ml及び
ジオキサン30mlに3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸
メチル80.0gを入れた溶液を15℃に冷却した溶液に
滴下して加えた。6時間撹拌しながら還流した後、混合
物を冷却し、0℃の5%HCl 1.5リットルに注い
だ。固形沈殿物を1%NaOH中で懸濁させ、水で洗
い、ろ過し、60℃、真空下、オーブン中で乾燥させ
た。粉末状の白色の固形物95.0g(89.9%)を得
た。それはm.p.299℃を示した(元素分析:C=
71.42%;H=4.14%)。
ナフトエ酸ジメチルの製造。 塩化テレフタロイル40.2g及びジオキサン280ml
を1リットルフラスコに入れた。ピリジン70ml及び
ジオキサン30mlに3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸
メチル80.0gを入れた溶液を15℃に冷却した溶液に
滴下して加えた。6時間撹拌しながら還流した後、混合
物を冷却し、0℃の5%HCl 1.5リットルに注い
だ。固形沈殿物を1%NaOH中で懸濁させ、水で洗
い、ろ過し、60℃、真空下、オーブン中で乾燥させ
た。粉末状の白色の固形物95.0g(89.9%)を得
た。それはm.p.299℃を示した(元素分析:C=
71.42%;H=4.14%)。
【0011】実施例4 4,4′−(フタロイルジオキシ)二安息香酸ジメチル
の製造。 塩化フタロイル151.4g及びジオキサン900mlを
2リットルフコスコに入れた。ピリジン220ml及び
ジオキサン60mlにp−ヒドロキシ安息香酸メチル2
26.9gを入れた溶液を15℃に冷却した先の溶液に滴
下して加えた。4時間撹拌しながら還流した後、混合物
を冷却し、0℃の水5リットルに注いだ。固形沈殿物を
5%HCl中、水中、メタノール中で懸濁させ、ろ過
し、60℃、真空下、オーブン中で乾燥させた。粉末状
の白色の固形物292.1g(90.2%)を得た。それは
m.p.127℃を示した(元素分析:C=67.12
%;H=4.01%)。
の製造。 塩化フタロイル151.4g及びジオキサン900mlを
2リットルフコスコに入れた。ピリジン220ml及び
ジオキサン60mlにp−ヒドロキシ安息香酸メチル2
26.9gを入れた溶液を15℃に冷却した先の溶液に滴
下して加えた。4時間撹拌しながら還流した後、混合物
を冷却し、0℃の水5リットルに注いだ。固形沈殿物を
5%HCl中、水中、メタノール中で懸濁させ、ろ過
し、60℃、真空下、オーブン中で乾燥させた。粉末状
の白色の固形物292.1g(90.2%)を得た。それは
m.p.127℃を示した(元素分析:C=67.12
%;H=4.01%)。
【0012】実施例5 2,2′−(テレフタロイルジオキシ)二安息香酸ジメ
チルの製造 サリチル酸メチル99.7g、ジオキサン50ml及びピ
リジン67mlを1リットルフラスコに入れた。ジオキ
サン470mlに塩化テレフタロイル66.5gを入れた
溶液を15℃に冷却した溶液に滴下して加えた。6時間
撹拌しながら還流した後、反応混合物を冷却し、0℃の
5%HCl 1.5リットルに注いだ。固形沈殿物を5%
HCl中、5%NaHCO3 中、2%KOH中、水中、
メタノール中に懸濁させ、ろ過し、70℃、真空下、オ
ーブン中で乾燥させた。オフホワイトの粉末状の固形物
102.0g(71.9%)を得た。それはm.p.142
℃を示した(元素分析:C=66.81%;H=4.12
%)。
チルの製造 サリチル酸メチル99.7g、ジオキサン50ml及びピ
リジン67mlを1リットルフラスコに入れた。ジオキ
サン470mlに塩化テレフタロイル66.5gを入れた
溶液を15℃に冷却した溶液に滴下して加えた。6時間
撹拌しながら還流した後、反応混合物を冷却し、0℃の
5%HCl 1.5リットルに注いだ。固形沈殿物を5%
HCl中、5%NaHCO3 中、2%KOH中、水中、
メタノール中に懸濁させ、ろ過し、70℃、真空下、オ
ーブン中で乾燥させた。オフホワイトの粉末状の固形物
102.0g(71.9%)を得た。それはm.p.142
℃を示した(元素分析:C=66.81%;H=4.12
%)。
【0013】実施例6 4,4′−(テレフタロイルジオキシ)二安息香酸の製
造。 塩化テレフタロイル58.6g及びジオキサン400ml
を1リットルフラスコに入れた。ピリジン120mlに
p−ヒドロキシ安息香酸79.1gを入れた懸濁液を15
℃に冷却した先の溶液に加えた。室温で4時間、激しく
撹拌した後、反応混合物を16時間還流加熱し、冷却
し、0℃の10%HCl 2リットルに注いだ。固形沈
殿物を5%NaHCO3 中、水中で懸濁させ、ろ過し、
50℃、真空下、オーブン中で乾燥させた。粉末状の白
色の固形物112.3g(95.7%)を得た(元素分析:
C=64.85%;H=3.47%)。
造。 塩化テレフタロイル58.6g及びジオキサン400ml
を1リットルフラスコに入れた。ピリジン120mlに
p−ヒドロキシ安息香酸79.1gを入れた懸濁液を15
℃に冷却した先の溶液に加えた。室温で4時間、激しく
撹拌した後、反応混合物を16時間還流加熱し、冷却
し、0℃の10%HCl 2リットルに注いだ。固形沈
殿物を5%NaHCO3 中、水中で懸濁させ、ろ過し、
50℃、真空下、オーブン中で乾燥させた。粉末状の白
色の固形物112.3g(95.7%)を得た(元素分析:
C=64.85%;H=3.47%)。
【0014】実施例7 4,4′−(テレフタロイルジオキシ)二安息香酸及び
4,4′−(テレフタロイルジオキシ)−二安息香酸−
ナトリウムの混合物の製造。 p−ヒドロキシ安息香酸38.1g及び1MのNaOH7
50mlを2リットルフラスコに入れた。ジクロロエタ
ン300mlに溶解した塩化テレフタロイル22.1gを
激しく撹拌しながら滴下して加えた。5時間反応後、混
合物をろ過し、固形物をアセトンで洗い、5%HCl中
で懸濁させ、再びろ過し、70℃、真空下で乾燥させ
た。粉末状の白色の固形物45.9gが得られた(元素分
析:C=59.8%、H=2.9%、Na=7.6%)。
4,4′−(テレフタロイルジオキシ)−二安息香酸−
ナトリウムの混合物の製造。 p−ヒドロキシ安息香酸38.1g及び1MのNaOH7
50mlを2リットルフラスコに入れた。ジクロロエタ
ン300mlに溶解した塩化テレフタロイル22.1gを
激しく撹拌しながら滴下して加えた。5時間反応後、混
合物をろ過し、固形物をアセトンで洗い、5%HCl中
で懸濁させ、再びろ過し、70℃、真空下で乾燥させ
た。粉末状の白色の固形物45.9gが得られた(元素分
析:C=59.8%、H=2.9%、Na=7.6%)。
【0015】実施例8 6,6′−(イソフタロイルジオキシ)ジ−2,2′−
ナフトエ酸ジメチルの製造。 塩化イソフタロイル60.9g及びジオキサン500ml
を1リットルフラスコに入れた。ピリジン100ml及
びジオキサン50mlに6−ヒドロキシ−2−ナフトエ
酸メチル121.2gを入れた溶液を先の溶液に滴下して
加えた。8時間撹拌しながら還流した後、混合物を冷却
し、0℃の5%HCl 1.5リットルに注いだ。固形の
沈殿物を5%HCl中、5%NaHCO3中、水中に懸
濁させ、ろ過し、60℃、真空下、オーブン中で乾燥さ
せた。粉末状の白色の固形物157.4g(98.3%)を
得た。それはm.p.254℃を示した。
ナフトエ酸ジメチルの製造。 塩化イソフタロイル60.9g及びジオキサン500ml
を1リットルフラスコに入れた。ピリジン100ml及
びジオキサン50mlに6−ヒドロキシ−2−ナフトエ
酸メチル121.2gを入れた溶液を先の溶液に滴下して
加えた。8時間撹拌しながら還流した後、混合物を冷却
し、0℃の5%HCl 1.5リットルに注いだ。固形の
沈殿物を5%HCl中、5%NaHCO3中、水中に懸
濁させ、ろ過し、60℃、真空下、オーブン中で乾燥さ
せた。粉末状の白色の固形物157.4g(98.3%)を
得た。それはm.p.254℃を示した。
【0016】実施例9−19 前述の実施例の化合物をミラノのMontefibre
社で生産された0.64の粘度を有するPETと混合し
た。120℃で8時間乾燥させた重合体を粉末状の上述
の化合物とVミキサー中でプレミックス乾燥させた。1
5分間の混合の後、混合物500gを直径19mm及び
スクリューの長さ25diameterを持つMV19
L単一スクリュー押出機(Comacplast(V
A)、Cerromaggiore、イタリア)に供給
した。スクリュー速度を70rpm及び、ホッパーと押
出先端それぞれに対応する250〜280℃の間の温度
プロフィールに定めた。ノズル出口で押出された生成物
を水中で冷却し、次にペレット化した。表1に、各混合
物に添加した相対量、融点及びフェノール/テトラクロ
ロエタン(60/40)30℃で測定した、得られた物
質の固有粘度を示した。表2に、Perkin Elm
erによるDSC7装置を使用し、示差走査熱量計によ
り得られた結晶化温度Tch及びTCCを示す。粘度0.64
の未混合PETに関連するデータを比較として使用して
いる。改質していない物質に関しては、TCCに相当な増
加及びTchに減少が見られる。TCCは物質を溶融し、次
いでゆっくりと温度を降下させる(10℃/分)ことに
よりDSCを用いて得られるピークのhexother
mal結晶化温度を示す。Tchは物質を溶融し、それを
すばやくガラス転移温度以下に冷却して非晶質に保持
し、次いでゆっくりと温度を上昇させる(20℃/分)
ことにより、DSCを用いて得られるピークのhexo
thermal結晶化温度を示す。
社で生産された0.64の粘度を有するPETと混合し
た。120℃で8時間乾燥させた重合体を粉末状の上述
の化合物とVミキサー中でプレミックス乾燥させた。1
5分間の混合の後、混合物500gを直径19mm及び
スクリューの長さ25diameterを持つMV19
L単一スクリュー押出機(Comacplast(V
A)、Cerromaggiore、イタリア)に供給
した。スクリュー速度を70rpm及び、ホッパーと押
出先端それぞれに対応する250〜280℃の間の温度
プロフィールに定めた。ノズル出口で押出された生成物
を水中で冷却し、次にペレット化した。表1に、各混合
物に添加した相対量、融点及びフェノール/テトラクロ
ロエタン(60/40)30℃で測定した、得られた物
質の固有粘度を示した。表2に、Perkin Elm
erによるDSC7装置を使用し、示差走査熱量計によ
り得られた結晶化温度Tch及びTCCを示す。粘度0.64
の未混合PETに関連するデータを比較として使用して
いる。改質していない物質に関しては、TCCに相当な増
加及びTchに減少が見られる。TCCは物質を溶融し、次
いでゆっくりと温度を降下させる(10℃/分)ことに
よりDSCを用いて得られるピークのhexother
mal結晶化温度を示す。Tchは物質を溶融し、それを
すばやくガラス転移温度以下に冷却して非晶質に保持
し、次いでゆっくりと温度を上昇させる(20℃/分)
ことにより、DSCを用いて得られるピークのhexo
thermal結晶化温度を示す。
【0017】実施例20 結晶化の動力学は参考のPET及び実施例15の組成物
について得られた。これらは、以下の方法を使用するD
SC測定から導出されたものである: − 試料を280℃に加熱し、2分間溶融状態を保っ
て、すべての結晶の中心を破壊した。 − 温度を必要とされる値に急速に降下させた(150
℃/分)。 − 一定の温度下、熱交換値を経時的に記録した。 − 半結晶化時間を、典型的なhexothermal
結晶化ピークの半分に相当する面積に一致するものと見
なした。 図1は、参考のPET及び実施例15の組成物の半結晶
化時間を温度に関して示している。後者の場合、結晶率
の明確な上昇に相当する半結晶化時間の顕著な低下が見
られる。高い結晶率が見られる温度範囲も増大し、成形
相に相対的な利益となる。
について得られた。これらは、以下の方法を使用するD
SC測定から導出されたものである: − 試料を280℃に加熱し、2分間溶融状態を保っ
て、すべての結晶の中心を破壊した。 − 温度を必要とされる値に急速に降下させた(150
℃/分)。 − 一定の温度下、熱交換値を経時的に記録した。 − 半結晶化時間を、典型的なhexothermal
結晶化ピークの半分に相当する面積に一致するものと見
なした。 図1は、参考のPET及び実施例15の組成物の半結晶
化時間を温度に関して示している。後者の場合、結晶率
の明確な上昇に相当する半結晶化時間の顕著な低下が見
られる。高い結晶率が見られる温度範囲も増大し、成形
相に相対的な利益となる。
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 付加する混合物 付加する相対量 融点(:℃)(dl/g) (重量%) ─────────────────────────────────── 9 − − 252 0.45 10 実施例1 1 251 0.55 11 実施例2 1 251 0.60 12 実施例3 1 252 0.55 13 実施例5 1 253 0.53 14 実施例1 2.25 256 0.46 15 実施例2 2.25 257 0.50 16 実施例3 2.75 255 0.44 17 実施例5 2.25 257 0.42 18 実施例4 2.25 255 0.50 19 実施例3 5 252 測定ぜず ───────────────────────────────────
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリエステル組成物の半結晶化時間を温度に関
してプロットしたグラフを示す。
してプロットしたグラフを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨルジヨ ジヤノツター イタリア 20100 ミラノ ヴイア ポー ラ 21 (72)発明者 フアビオ ガルバツシー イタリア 28100 ノヴアラ ヴイア チ ポルタ 6
Claims (8)
- 【請求項1】 一般式: ROOC−Ar−OOC−Ar′−COO−Ar−COOR (I) (式中、Rは水素原子又はC1 −C4 アルキル基を表わ
し、Ar及びAr′は同一でも異なっていてもよく、6
〜12の炭素原子を有する単純もしくは縮合芳香族基を
表わす。)を有する少なくとも一種の有機化合物とポリ
エステル樹脂を高温で混合し、このようにして得られた
混合物を室温まで冷却することにより得られる、高い結
晶率を有するポリエステル組成物。 - 【請求項2】 Rがメチル基を表し、Ar及びAr′が
それぞれ1,2位に官能基を有するフェニル基又は1,
2位又は2,3位又は2,6位に官能基を有するナフタ
レン基、及び任意の位置に官能基を有するフェニル基又
はナフタレン基を表わす請求項1の組成物。 - 【請求項3】 全混合物の0.5〜10重量%の一般式
(I)の有機化合物がポリエステル樹脂に加えられてい
る、請求項1又は2の組成物。 - 【請求項4】 ポリエステル樹脂がポリエチレンテレフ
タレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(P
BT)又はポリエチレンナフタレート(PEN)であ
る、上記請求項のいずれか1項の組成物。 - 【請求項5】 ポリエステル樹脂と一般式(I)を有す
る化合物の混合が、樹脂が溶融状態にある温度で行われ
る、上記請求項のいずれか1項の組成物。 - 【請求項6】 射出成形又は押出のような熱可塑性重合
体の典型的な変形技術により得られる、成形品の製造に
おける、上記請求項のいずれか1項のポリエステル組成
物の使用。 - 【請求項7】 次の工程を含む、上記請求項のいずれか
1項の高い結晶率をもつポリエステル組成物の製造方
法。 一般式:ROOC−Ar−OOC−Ar′−COO−Ar−COOR (I) (式中、R、Ar及びAr′は前に定義された意味をも
つ)を有する少なくとも一種の有機化合物とポリエステ
ル樹脂を高温で混合する工程、及びこのようにして得ら
れた混合物を室温まで冷却する工程。 - 【請求項8】 加熱下での混合工程及び冷却工程の両方
が、ペレット化ヘッドを備えた押出機で行われる、請求
項7の方法。
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---|---|---|---|
ITMI910712A IT1245348B (it) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | Composizioni poliestere a rapida velocita' di cristallizzazione |
IT91A000712 | 1991-03-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578558A true JPH0578558A (ja) | 1993-03-30 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4058459A Pending JPH0578558A (ja) | 1991-03-18 | 1992-03-16 | 高い結晶率を有するポリエステル組成物 |
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---|---|
US (1) | US5334343A (ja) |
EP (1) | EP0505898A1 (ja) |
JP (1) | JPH0578558A (ja) |
IT (1) | IT1245348B (ja) |
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IT1269849B (it) * | 1994-05-27 | 1997-04-15 | Enichem Spa | Procedimento per la preparazione di bottiglie riutilizzabili a partire da pet modificati |
US6762235B2 (en) * | 2001-04-24 | 2004-07-13 | Mitsubishi Engineering-Plastics Corporation | Polybutylene terephthalate resin and compositions and molded articles comprising the resin |
WO2013032971A1 (en) | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Ticona Llc | Melt-extruded substrate for use in thermoformed articles |
TW201313884A (zh) | 2011-08-29 | 2013-04-01 | Ticona Llc | 液晶聚合物之固態聚合 |
WO2013032973A1 (en) | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Ticona Llc | Aromatic amide compound |
CN103764794B (zh) | 2011-08-29 | 2016-05-18 | 提克纳有限责任公司 | 高流动液晶聚合物组合物 |
US9045685B2 (en) | 2011-08-29 | 2015-06-02 | Ticona Llc | Cast molded parts formed from a liquid crystalline polymer |
JP2014525500A (ja) | 2011-08-29 | 2014-09-29 | ティコナ・エルエルシー | 低溶融粘度液晶ポリマーの溶融重合 |
KR20140057360A (ko) | 2011-08-29 | 2014-05-12 | 티코나 엘엘씨 | 고유동성 액정 중합체 조성물 |
US8906258B2 (en) | 2011-08-29 | 2014-12-09 | Ticona Llc | Heat-resistant liquid crystalline polymer composition having a low melting temperature |
US9074133B2 (en) | 2011-08-29 | 2015-07-07 | Ticona Llc | Thermotropic liquid crystalline polymer with improved low shear viscosity |
JP6625050B2 (ja) | 2013-06-07 | 2019-12-25 | ティコナ・エルエルシー | 高強度サーモトロピック液晶ポリマー |
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---|---|---|---|---|
JPS60222445A (ja) * | 1984-04-19 | 1985-11-07 | Yoshitomi Pharmaceut Ind Ltd | フタル酸化合物 |
DE3532033A1 (de) * | 1985-09-09 | 1987-03-19 | Hoechst Ag | Schnellkristallisierende polyestermassen und verfahren zu deren herstellung |
JPS63137950A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-09 | Kanebo Ltd | ポリエステル樹脂組成物及びその製造法 |
-
1991
- 1991-03-18 IT ITMI910712A patent/IT1245348B/it active IP Right Grant
-
1992
- 1992-03-12 US US07/850,041 patent/US5334343A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-16 JP JP4058459A patent/JPH0578558A/ja active Pending
- 1992-03-17 EP EP92104615A patent/EP0505898A1/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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ITMI910712A1 (it) | 1992-09-18 |
ITMI910712A0 (it) | 1991-03-18 |
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US5334343A (en) | 1994-08-02 |
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