JPH0578010A - 折り機の折りナイフのための駆動装置 - Google Patents
折り機の折りナイフのための駆動装置Info
- Publication number
- JPH0578010A JPH0578010A JP6680692A JP6680692A JPH0578010A JP H0578010 A JPH0578010 A JP H0578010A JP 6680692 A JP6680692 A JP 6680692A JP 6680692 A JP6680692 A JP 6680692A JP H0578010 A JPH0578010 A JP H0578010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crank
- drive device
- folding
- knife
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H45/00—Folding thin material
- B65H45/12—Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
- B65H45/18—Oscillating or reciprocating blade folders
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 折り機の折りナイフ40が、2つのクランク
駆動部を介し、同期駆動可能なクランクディスク21,
22及びそれに掛止された偏心状のコネクチングロッド
20によって、折りローラ対2のローラギャップの方向
で、前方に突き出たり突き返えされたりしている。 【効果】 運動質量の割合が小さいため、高いサイクル
能力を発揮することができる。
駆動部を介し、同期駆動可能なクランクディスク21,
22及びそれに掛止された偏心状のコネクチングロッド
20によって、折りローラ対2のローラギャップの方向
で、前方に突き出たり突き返えされたりしている。 【効果】 運動質量の割合が小さいため、高いサイクル
能力を発揮することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折り機の折りナイフの
ための駆動装置であって、平行に配置されて同期駆動可
能な2つのクランク駆動部を備えており、該駆動部に折
りナイフが取り付けられて上下に運動することができる
ようになっている形式のものに関する。
ための駆動装置であって、平行に配置されて同期駆動可
能な2つのクランク駆動部を備えており、該駆動部に折
りナイフが取り付けられて上下に運動することができる
ようになっている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような折りナイフ駆動装置は、西ド
イツ国特許第3046051号明細書に開示されてい
る。この例では、折りナイフの掛止は付加クランクを介
しクランクディスク上で行われており、該付加クランク
は、クランクディスクの偏心クランクピンに同軸的に支
承されている。付加クランクは夫々1つの歯車を有し、
該歯車は、クランクディスクの駆動ピンに対し同心的に
不動に起立して支承されている内歯内を転動している。
折りナイフの掛止は、半径を適当に選択することによっ
て常に直線上に位置しており、また折りナイフは、垂直
な直線状のストローク運動を行うことができるようにな
っている。
イツ国特許第3046051号明細書に開示されてい
る。この例では、折りナイフの掛止は付加クランクを介
しクランクディスク上で行われており、該付加クランク
は、クランクディスクの偏心クランクピンに同軸的に支
承されている。付加クランクは夫々1つの歯車を有し、
該歯車は、クランクディスクの駆動ピンに対し同心的に
不動に起立して支承されている内歯内を転動している。
折りナイフの掛止は、半径を適当に選択することによっ
て常に直線上に位置しており、また折りナイフは、垂直
な直線状のストローク運動を行うことができるようにな
っている。
【0003】この駆動装置は、コスト高な構造であっ
て、運動さるべき質量、特に回転質量が大きい。この回
転慣性質量は、折りナイフがカップリング制動組合せ体
を介して駆動され、かつ各折り工程の後に制動されて再
度加速される場合には、大きな駆動力を必要とする。そ
のため、駆動装置の寸法が大きくなり、かつ折り装置へ
の接近が、構造条件に制約されて制限を受けるようにな
っている。更に折りナイフは、不変な唯1つの運動だけ
しか行うことができない。
て、運動さるべき質量、特に回転質量が大きい。この回
転慣性質量は、折りナイフがカップリング制動組合せ体
を介して駆動され、かつ各折り工程の後に制動されて再
度加速される場合には、大きな駆動力を必要とする。そ
のため、駆動装置の寸法が大きくなり、かつ折り装置へ
の接近が、構造条件に制約されて制限を受けるようにな
っている。更に折りナイフは、不変な唯1つの運動だけ
しか行うことができない。
【0004】西ドイツ国特許第3809449号明細書
には折りナイフ駆動装置が開示されており、この場合折
りナイフは、変向レバーを介して上下動可能である。折
りナイフの直線案内部は、この場合案内レールによって
強制されている。この変向装置は上下に運動する質量体
であり、該質量体は、達成可能な作業速度に制限を加え
ている。更に折りナイフへの接近が妨げられている。
には折りナイフ駆動装置が開示されており、この場合折
りナイフは、変向レバーを介して上下動可能である。折
りナイフの直線案内部は、この場合案内レールによって
強制されている。この変向装置は上下に運動する質量体
であり、該質量体は、達成可能な作業速度に制限を加え
ている。更に折りナイフへの接近が妨げられている。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】本発明の課題は、折り
ナイフ駆動装置を改良して、可能な限り小さな質量で運
動すことができ、また簡単で頑丈な保守不要な構造体を
有して折り装置に容易に接近することができ、また運転
中振動の少ない走行ができて駆動力が小さくて済み、そ
れによって大きなサイクル能力を達成することができる
ようにすることにある。
ナイフ駆動装置を改良して、可能な限り小さな質量で運
動すことができ、また簡単で頑丈な保守不要な構造体を
有して折り装置に容易に接近することができ、また運転
中振動の少ない走行ができて駆動力が小さくて済み、そ
れによって大きなサイクル能力を達成することができる
ようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、同期駆動可
能な2つのクランクディスクが、偏心的に配置されたク
ランクピンを備え、各クランクディスクに夫々1つのコ
ネクチングロッドが支承されており、該コネクチングロ
ッドが折りナイフに旋回可能に結合されていることによ
って、上記課題を解決することができた。
能な2つのクランクディスクが、偏心的に配置されたク
ランクピンを備え、各クランクディスクに夫々1つのコ
ネクチングロッドが支承されており、該コネクチングロ
ッドが折りナイフに旋回可能に結合されていることによ
って、上記課題を解決することができた。
【0007】
【発明の効果】本発明の折りナイフ駆動装置にあって
は、回転慣性質量が小さく保持されている。並進性の慣
性質量は特に小さい。それは、これがコネクチングロッ
ド及び折りナイフ上で制限されているからである。従っ
てサイクル能力は40,000サイクル/hを超えて向
上せしめることができ、この値は、公知の折りナイフ駆
動部のサイクル能力を約30%超過している。しかも発
生する振動及び騒音は最小であり、かつ駆動力は、運動
質量の減少により小さく保持されている。更に駆動装置
は、コスト的に有利に製作可能であり、かつ連続運転の
際にも保守フリーであり、また運転中も折り装置に良好
に接近できるように保証されている。
は、回転慣性質量が小さく保持されている。並進性の慣
性質量は特に小さい。それは、これがコネクチングロッ
ド及び折りナイフ上で制限されているからである。従っ
てサイクル能力は40,000サイクル/hを超えて向
上せしめることができ、この値は、公知の折りナイフ駆
動部のサイクル能力を約30%超過している。しかも発
生する振動及び騒音は最小であり、かつ駆動力は、運動
質量の減少により小さく保持されている。更に駆動装置
は、コスト的に有利に製作可能であり、かつ連続運転の
際にも保守フリーであり、また運転中も折り装置に良好
に接近できるように保証されている。
【0008】特に有利であるのは、クランクディスク間
の力の伝達及び同期回転が、外方で噛み合っている両ク
ランクディスク上に共通に載置された歯付ベルトによっ
て行われる場合である。このことによって、特に静粛で
かつ保守フリーな走行が保証され、かつ従来の構成もの
に比し運動質量を大幅に減少せしめることができる。ま
た有利には、クランクディスクの一次駆動部も歯付ベル
トを介して駆動される。折りナイフ駆動装置は、汎用の
カップリング−ブレーキ組合せ体を介して運動状態に入
るが、該組合せ体は、ケーシングの外方に配置されてい
ても宜く、その場合は、折りナイフ駆動装置への良好な
接近と良好な監視が保証される。
の力の伝達及び同期回転が、外方で噛み合っている両ク
ランクディスク上に共通に載置された歯付ベルトによっ
て行われる場合である。このことによって、特に静粛で
かつ保守フリーな走行が保証され、かつ従来の構成もの
に比し運動質量を大幅に減少せしめることができる。ま
た有利には、クランクディスクの一次駆動部も歯付ベル
トを介して駆動される。折りナイフ駆動装置は、汎用の
カップリング−ブレーキ組合せ体を介して運動状態に入
るが、該組合せ体は、ケーシングの外方に配置されてい
ても宜く、その場合は、折りナイフ駆動装置への良好な
接近と良好な監視が保証される。
【0009】有利な実施例にあっては、折りナイフは、
夫々1つの案内レール接触部を備え、かつ夫々1つのボ
ールベアリング付き案内ローラを介してのみ支承されて
おり、該接触部は、案内レールをU字状に取り囲み、ま
たその内方を案内ローラが転動している。つま強制案内
装置は、構造的に特に簡単であって、摩擦が小さいよう
に構成されている。球軸受が折りナイフに固定されてい
る場合、並進性の慣性質量は最小になる。案内レール
は、特別な使用目的に対しては角度調節が可能である。
夫々1つの案内レール接触部を備え、かつ夫々1つのボ
ールベアリング付き案内ローラを介してのみ支承されて
おり、該接触部は、案内レールをU字状に取り囲み、ま
たその内方を案内ローラが転動している。つま強制案内
装置は、構造的に特に簡単であって、摩擦が小さいよう
に構成されている。球軸受が折りナイフに固定されてい
る場合、並進性の慣性質量は最小になる。案内レール
は、特別な使用目的に対しては角度調節が可能である。
【0010】少くとも1つのクランクディスクがケーシ
ング内を高さ方向に調節可能である場合には、折りナイ
フの作業位置を、水平方向位置に対し若干旋回せしめる
ことができる。このような傾斜位置は、作業工程中に要
請されることが多い。
ング内を高さ方向に調節可能である場合には、折りナイ
フの作業位置を、水平方向位置に対し若干旋回せしめる
ことができる。このような傾斜位置は、作業工程中に要
請されることが多い。
【0011】案内レールの変更可能な立て掛け角度と折
りナイフの旋回性とは、特別な形式で枚葉紙走行を支持
するために使用されており、同時に枚葉紙の上に作用す
る摩擦力を変化せしめることができる。調節作用は走行
運転の際に行うことができ、このことは、例えば種々の
作業速度及び紙の種類への適合に対して極めて好都合で
ある。このため有利には、調節兼使用部材がケーシング
の外方に装着されている。
りナイフの旋回性とは、特別な形式で枚葉紙走行を支持
するために使用されており、同時に枚葉紙の上に作用す
る摩擦力を変化せしめることができる。調節作用は走行
運転の際に行うことができ、このことは、例えば種々の
作業速度及び紙の種類への適合に対して極めて好都合で
ある。このため有利には、調節兼使用部材がケーシング
の外方に装着されている。
【0012】原理的には折りナイフの走行が静粛である
にかかわらず場合によっては存在する振動を減衰せしめ
るため、折りナイフは、案内レールの側方で対状に配置
された両側部の滑りプレートの間を付加的に案内されて
おり、該滑りプレートは、有利には折りナイフの肉厚方
向に調節可能であって、滑りプレート間の折りナイフの
遊びを調節することができるようになっている。滑りプ
レートは保守フリーに設計することができる。
にかかわらず場合によっては存在する振動を減衰せしめ
るため、折りナイフは、案内レールの側方で対状に配置
された両側部の滑りプレートの間を付加的に案内されて
おり、該滑りプレートは、有利には折りナイフの肉厚方
向に調節可能であって、滑りプレート間の折りナイフの
遊びを調節することができるようになっている。滑りプ
レートは保守フリーに設計することができる。
【0013】有利な実施例にあっては、ケーシングは2
つの案内円柱の上に静止しており、該円柱に高さ方向調
節部材が装着され、該部材は、歯付ベルトを介して互い
に連結されており、またケーシングの外方から接近可能
な個々の回転つまみによって、遊びなしの平行な高さ方
向の調節が可能である。また折りナイフの高さ方向の調
節は、走行作業中にこれを問題なく行うことができる。
折りナイフ及び駆動部のユニットは、折りローラの直上
に小さくかくコンパクトに位置していて、折り装置に対
する最適な監視と接近性とを実現している。駆動部は比
較的軽量であり、かつその部材が簡単なものであるた
め、価格的に有利に製作可能である。
つの案内円柱の上に静止しており、該円柱に高さ方向調
節部材が装着され、該部材は、歯付ベルトを介して互い
に連結されており、またケーシングの外方から接近可能
な個々の回転つまみによって、遊びなしの平行な高さ方
向の調節が可能である。また折りナイフの高さ方向の調
節は、走行作業中にこれを問題なく行うことができる。
折りナイフ及び駆動部のユニットは、折りローラの直上
に小さくかくコンパクトに位置していて、折り装置に対
する最適な監視と接近性とを実現している。駆動部は比
較的軽量であり、かつその部材が簡単なものであるた
め、価格的に有利に製作可能である。
【0014】本発明の駆動装置の有利な構成要件が、請
求項2以下の特徴によって述べられている。
求項2以下の特徴によって述べられている。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面に基いて説明する。
【0016】図1は、折りナイフ40のための駆動装置
の長方形状の箱形ケーシング1を示している。ケーシン
グ1は、各2つのディスタンス支承部3及び4によって
安定化され、かつ距離を保持している2つケーシング側
方部分5及び6を有している。ケーシング1は、孔によ
って2つの案内円柱7及び8上のディスタンス支承部3
及び4内に差し込まれている。案内円柱7及び8は、垂
直位置で折り機に固定され、同時に舌状板9及び10に
螺着されており、該舌状板9,10は、再び横フレーム
11及び12に不動に螺着せしめられている。
の長方形状の箱形ケーシング1を示している。ケーシン
グ1は、各2つのディスタンス支承部3及び4によって
安定化され、かつ距離を保持している2つケーシング側
方部分5及び6を有している。ケーシング1は、孔によ
って2つの案内円柱7及び8上のディスタンス支承部3
及び4内に差し込まれている。案内円柱7及び8は、垂
直位置で折り機に固定され、同時に舌状板9及び10に
螺着されており、該舌状板9,10は、再び横フレーム
11及び12に不動に螺着せしめられている。
【0017】案内円柱7及び8は、その上方端部にねじ
13を有しており、その上には、ケーシングの外方に位
置する回転つまみ15aを備えて夫々1つのねじを有し
ている歯付ディスク15及び14が螺合されている。歯
付ディスク14及び15は、その外側部の部分で噛み合
い、かつ歯付ベルト16を介して互いに連結されてお
り、それによってこれらは、同時回転だけができるよう
になっている。ディスクタンス支承部3及び4ひいては
ケーシング1は、歯付ディスク14及び15に対し強力
な圧縮ばね17によって上方に向って垂直に押し付けら
れている。圧縮ばね17は、案内円柱7及び8に差し込
まれ、かつ案内円柱7及び8を付加部19に抗し下方に
向って支持している。歯付ディスク15がその回転つま
み15aによって回転せしめられると、歯付ディスク1
4ひいてはケーシング1も亦、高さの矢印Hの方向で平
行にかつ遊びなしに調節される。一度決定された高さ位
置を固定することができるようにするため、ディスクタ
ンス支承部4には片側に、スリット及び孔が明けられて
いる。軸はこの孔を貫通して、ケーシング1から突き出
た締付レバー18から延びており、ディスクタンス支承
部4は、該レバー18によって案内円柱7及び8に不動
に締め付け可能である。
13を有しており、その上には、ケーシングの外方に位
置する回転つまみ15aを備えて夫々1つのねじを有し
ている歯付ディスク15及び14が螺合されている。歯
付ディスク14及び15は、その外側部の部分で噛み合
い、かつ歯付ベルト16を介して互いに連結されてお
り、それによってこれらは、同時回転だけができるよう
になっている。ディスクタンス支承部3及び4ひいては
ケーシング1は、歯付ディスク14及び15に対し強力
な圧縮ばね17によって上方に向って垂直に押し付けら
れている。圧縮ばね17は、案内円柱7及び8に差し込
まれ、かつ案内円柱7及び8を付加部19に抗し下方に
向って支持している。歯付ディスク15がその回転つま
み15aによって回転せしめられると、歯付ディスク1
4ひいてはケーシング1も亦、高さの矢印Hの方向で平
行にかつ遊びなしに調節される。一度決定された高さ位
置を固定することができるようにするため、ディスクタ
ンス支承部4には片側に、スリット及び孔が明けられて
いる。軸はこの孔を貫通して、ケーシング1から突き出
た締付レバー18から延びており、ディスクタンス支承
部4は、該レバー18によって案内円柱7及び8に不動
に締め付け可能である。
【0018】折りナイフ40は、約1mmの肉厚の平滑
な鋼板から成るナイフ刃を有しており、また2つのクラ
ンク駆動部によって折り機の2つの折りローラ(図3)
の方向に往復動可能である。その際折りナイフ40は、
折り畳まるべき枚葉紙を両折りローラ間にスライドせし
める。クランク駆動部は主として夫々1つのコネクチン
グロッド20から成っており、その1方の端部は折りナ
イフ40に旋回可能に枢着されており、また他方の端部
はクランクディスク21,22に枢着され、同時にクラ
ンクディスク21,22から突き出ている偏心状のクラ
ンクピン39に、例えば滑り軸受又は玉軸受によって支
承されている。
な鋼板から成るナイフ刃を有しており、また2つのクラ
ンク駆動部によって折り機の2つの折りローラ(図3)
の方向に往復動可能である。その際折りナイフ40は、
折り畳まるべき枚葉紙を両折りローラ間にスライドせし
める。クランク駆動部は主として夫々1つのコネクチン
グロッド20から成っており、その1方の端部は折りナ
イフ40に旋回可能に枢着されており、また他方の端部
はクランクディスク21,22に枢着され、同時にクラ
ンクディスク21,22から突き出ている偏心状のクラ
ンクピン39に、例えば滑り軸受又は玉軸受によって支
承されている。
【0019】両クランクディスク21及び22は、互い
に離反してほぼ同一の高さに位置し、外方で噛み合って
いる。両クランクディスク21,22の外周部には共通
の歯付ベルト23が延びており、それによって両ディス
ク21,22は、互いに常に同期して回転可能である。
クランクディスク21はケーシング側方部分5に回転可
能に支承されており、またクランクディスク22は旋回
舌状板24に支承されており、該舌状板24の1方の端
部はケーシング側方部分5上の旋回点25に支承され、
かつその別の端部は、容易に接近し得る固定部材41に
よってケーシング側方部分5に対し同じように固定され
ている。該固定部材41は、解放された状態では垂直方
向Vに旋回舌状板24のある程度の旋回が可能である。
このことによってこのクランクディスクは、全体として
高さ方向に調節可能となり、また連続作業の際にも、図
1の破線26で示唆されているような折りナイフ40の
傾斜位置を可能にしている。決定された位置は、ケーシ
ング側方部分5上の目盛38によって容易に再確認する
ことができる。
に離反してほぼ同一の高さに位置し、外方で噛み合って
いる。両クランクディスク21,22の外周部には共通
の歯付ベルト23が延びており、それによって両ディス
ク21,22は、互いに常に同期して回転可能である。
クランクディスク21はケーシング側方部分5に回転可
能に支承されており、またクランクディスク22は旋回
舌状板24に支承されており、該舌状板24の1方の端
部はケーシング側方部分5上の旋回点25に支承され、
かつその別の端部は、容易に接近し得る固定部材41に
よってケーシング側方部分5に対し同じように固定され
ている。該固定部材41は、解放された状態では垂直方
向Vに旋回舌状板24のある程度の旋回が可能である。
このことによってこのクランクディスクは、全体として
高さ方向に調節可能となり、また連続作業の際にも、図
1の破線26で示唆されているような折りナイフ40の
傾斜位置を可能にしている。決定された位置は、ケーシ
ング側方部分5上の目盛38によって容易に再確認する
ことができる。
【0020】折りナイフ40を専ら直線状に運動せしめ
るため、折りナイフ40の両側で垂直に延びて互いに向
い合って位置している2つの案内レール28が設けられ
ており、該レール28に折りナイフ40が、水平方向に
案内ローラ27を介して支持されている。案内レール2
8は案内ローラ27をU字状に取り囲んでいる。案内ロ
ーラ27はボールベアリング付きであって、水平方向で
折りナイフ40のほぼ中心に取り付けられている。案内
レール28は夫々のケーシング側方部分5,6に調節可
能に固定されており、その結果該案内レール28は、折
り畳まれるべき枚葉紙に対し折りナイフ40の軽い引張
り運動が所望される場合には、軽く傾斜した位置を採る
ことができるようになっている。図示なしの枚葉紙は矢
印Pの方向に挿入される。
るため、折りナイフ40の両側で垂直に延びて互いに向
い合って位置している2つの案内レール28が設けられ
ており、該レール28に折りナイフ40が、水平方向に
案内ローラ27を介して支持されている。案内レール2
8は案内ローラ27をU字状に取り囲んでいる。案内ロ
ーラ27はボールベアリング付きであって、水平方向で
折りナイフ40のほぼ中心に取り付けられている。案内
レール28は夫々のケーシング側方部分5,6に調節可
能に固定されており、その結果該案内レール28は、折
り畳まれるべき枚葉紙に対し折りナイフ40の軽い引張
り運動が所望される場合には、軽く傾斜した位置を採る
ことができるようになっている。図示なしの枚葉紙は矢
印Pの方向に挿入される。
【0021】折れナイフ40は、案内レール28の側方
を、なを両側の滑りプレート29によって案内されてお
り、該滑りプレート29は、保守フリーに設計され、ス
ペーサ部材30によってケーシング側方部材5及び6に
対し距離を隔てて保持されている。折りナイフ40は、
それによってそれらの間をギリギリに滑ることができる
ようになっている。場合によっては起り得る折れナイフ
40の振動傾向を最適に抑制できるようにするため、滑
りプレート29の間隔は、例えば図示なしの締付ねじを
用いて外方から別個に調節可能になっている。
を、なを両側の滑りプレート29によって案内されてお
り、該滑りプレート29は、保守フリーに設計され、ス
ペーサ部材30によってケーシング側方部材5及び6に
対し距離を隔てて保持されている。折りナイフ40は、
それによってそれらの間をギリギリに滑ることができる
ようになっている。場合によっては起り得る折れナイフ
40の振動傾向を最適に抑制できるようにするため、滑
りプレート29の間隔は、例えば図示なしの締付ねじを
用いて外方から別個に調節可能になっている。
【0022】折り機駆動部の回転は、図示なしのカップ
リング−ブレーキ組合せ体を介し、挿入された枚葉紙に
よって制御される公知の形式で外方31から駆動ピン3
2を介し、ケーシング1の内方に位置している駆動歯付
ディスク33に伝達される。駆動ピン32は、支承アー
ム34内に回転可能に支承されている。駆動歯付ディス
ク33は、クランクディスク22とほぼ同一の平面内で
回転し、かつクランクディスク22に歯付ベルト35を
介して連結されており、回転は、該ベルト35を介して
クランクディスク22上に伝達され、最終的には歯付ベ
ルト23を介してクランクディスク21上にも伝達され
る。歯付ベルト23及び35は、歯付ベルト張りローラ
36による張力を受け乍ら保持されている。
リング−ブレーキ組合せ体を介し、挿入された枚葉紙に
よって制御される公知の形式で外方31から駆動ピン3
2を介し、ケーシング1の内方に位置している駆動歯付
ディスク33に伝達される。駆動ピン32は、支承アー
ム34内に回転可能に支承されている。駆動歯付ディス
ク33は、クランクディスク22とほぼ同一の平面内で
回転し、かつクランクディスク22に歯付ベルト35を
介して連結されており、回転は、該ベルト35を介して
クランクディスク22上に伝達され、最終的には歯付ベ
ルト23を介してクランクディスク21上にも伝達され
る。歯付ベルト23及び35は、歯付ベルト張りローラ
36による張力を受け乍ら保持されている。
【図1】本発明の折りナイフ駆動装置を部分的に切断し
た側面図である。
た側面図である。
【図2】図1の折りナイフ駆動装置の1部分の平面図で
ある。
ある。
【図3】図2の線III−IIIに沿った折りナイフ駆動装置
の断面図であって、概略図示の折りローラ対が図示され
ている。
の断面図であって、概略図示の折りローラ対が図示され
ている。
1 ケーシング 2 折りローラ 3,4 ディスクタンス支承部 5,6 ケーシング側方部分 7,8 案内円柱 9,10 舌状板 11,12 横フレーム 13 ねじピン 14,15 歯付ディスク 15a 回転つまみ 16 歯付ベルト 17 圧縮ばね 18 締付レバー 19 付加部 20 コネクチングロッド 21,22 クランクディスク 23 歯付ベルト 24 旋回舌状板 25 旋回点 26 破線 27 案内ローラ 28 案内レール 29 滑りプレート 30 スペーサ部材 31 外方 32 駆動ピン 33 駆動歯付ディスク 34 支承アーム 35 歯付ベルト 36,37 歯付ベルト張りローラ
Claims (11)
- 【請求項1】 折り機の折りナイフのための駆動装置で
あって、平行に配置されて同期駆動可能な2つのクラン
ク駆動部を備えており、該駆動部に折りナイフが取り付
けられて上下に運動することができるようになっている
形式のものにおいて、同期駆動可能な2つのクランクデ
ィスク(21,22)が、偏心的に配置されたクランク
ピン(39)を備え、各クランクディスクに夫々1つの
コネクチングロッド(20)が支承されており、該コネ
クチングロッド(20)が折りナイフ(40)に旋回可
能に結合されていることを特徴とする、折り機の折りナ
イフのための駆動装置。 - 【請求項2】 クランクディスク(21,22)が歯付
ディスクとして形成されており、また両クランクディス
ク(21,22)間の力の伝達と同期回転とが、両者に
共通に載置されている歯付ベルト(23)によって行わ
れていることを特徴とする、請求項1記載の駆動装置。 - 【請求項3】 両クランクディスクの1方(22)が、
駆動歯付ディスク(33)上に載置された歯付ベルト
(35)によって駆動されており、更に駆動歯付ディス
ク(33)は駆動軸(32)に配置されていることを特
徴とする、請求項2記載の駆動装置。 - 【請求項4】 クランクディスク(21,22)の少く
とも1つが、機械のケーシング(1)の側壁(5)内で
高さ方向に調節可能に支承されていることを特徴とす
る、請求項1から3までのいづれか1項記載の駆動装
置。 - 【請求項5】 上下方向に調節可能な少くとも1つのク
ランクディスク(22)が、側壁(5)の旋回舌状部
(24)に支承されており、その旋回点(25)は側壁
(5)内に位置し、かつその位置が、固定部材(41)
の解放後は変更可能であることを特徴とする、請求項4
記載の駆動装置。 - 【請求項6】 ケーシング(1)が垂直な2つの案内円
柱(7,8)上に静止しており、かつ全体で高さ方向に
調節可能であることを特徴とする、請求項1から5まで
のいづれか1項記載の駆動装置。 - 【請求項7】 案内円柱(7,8)の上に歯付ディスク
(14,15)の形状をした高さ方向調節部材(14,
15)が螺合されており、該調節部材(14,15)
は、歯付ベルト(16)によって互いに回転可能に結合
されていることを特徴とする、請求項6記載の駆動装
置。 - 【請求項8】 案内円柱(7,8)の上には、高さ方向
調節部をロックするための締付部材(4,18)が配置
されていることを特徴とする、請求項6又は7記載の駆
動装置。 - 【請求項9】 折りナイフ(40)を縦方向だけの上昇
及び下降運動に強制するための案内手段(27,28)
が、ケーシング(1)とナイフ(40)の両方に配置さ
れていることを特徴とする、請求項1から8までのいづ
れか1項記載の駆動装置。 - 【請求項10】 案内手段(27,28)が、U字輪郭
を備えた案内レール(28)と、その内方を転動してい
るボールベアリング付きの案内ローラ(27)とから成
っていることを特徴とする、請求項9記載の駆動装置。 - 【請求項11】 案内レール(28)が、ケーシング
(1)に対して角度調節可能であることを特徴とする、
請求項10記載の駆動装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19914109897 DE4109897A1 (de) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | Antrieb fuer ein falzschwert einer falzmaschine |
DE4109897.8 | 1991-03-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578010A true JPH0578010A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=6428234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6680692A Pending JPH0578010A (ja) | 1991-03-26 | 1992-03-25 | 折り機の折りナイフのための駆動装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0578010A (ja) |
DE (1) | DE4109897A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005001889A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Maschinenbau Oppenweiler Binder Gmbh & Co Kg | 折り機の折りナイフ駆動装置 |
JP2005001890A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Maschinenbau Oppenweiler Binder Gmbh & Co Kg | 折り機の折りナイフ駆動装置 |
JP2007091473A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Heidelberger Druckmas Ag | ナイフ折り装置、およびナイフ折り装置を調節する方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19623500A1 (de) * | 1996-06-12 | 1997-12-18 | Pms Graphischer Service Gmbh | Geregelter Falzmesserantrieb |
US6458066B1 (en) * | 1999-12-22 | 2002-10-01 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Linear folding device and method |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59194972A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | Shoei Kikai Seisakusho:Kk | ナイフ紙折り機のナイフ調節装置 |
JPS6019662A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-31 | Shoei Kikai Seisakusho:Kk | 紙折機のベルト駆動ユニツト式紙折ナイフ装置 |
-
1991
- 1991-03-26 DE DE19914109897 patent/DE4109897A1/de not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-03-25 JP JP6680692A patent/JPH0578010A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59194972A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | Shoei Kikai Seisakusho:Kk | ナイフ紙折り機のナイフ調節装置 |
JPS6019662A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-31 | Shoei Kikai Seisakusho:Kk | 紙折機のベルト駆動ユニツト式紙折ナイフ装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005001889A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Maschinenbau Oppenweiler Binder Gmbh & Co Kg | 折り機の折りナイフ駆動装置 |
JP2005001890A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Maschinenbau Oppenweiler Binder Gmbh & Co Kg | 折り機の折りナイフ駆動装置 |
JP2007091473A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Heidelberger Druckmas Ag | ナイフ折り装置、およびナイフ折り装置を調節する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4109897A1 (de) | 1992-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110652143B (zh) | 一种多杆型电动推杆支撑装置 | |
US5219592A (en) | Dough sheet laminating apparatus | |
CN209579317U (zh) | H型钢组立机 | |
JPH0578010A (ja) | 折り機の折りナイフのための駆動装置 | |
JP4931274B2 (ja) | 引き戸の走行装置 | |
EP1197459A2 (en) | Chopper folder for rotary press | |
CN207608092U (zh) | 具备一体联动功能的退卷机 | |
JP2634041B2 (ja) | 連続移動ウェブを停止位置にあるステーションで加工するための供給装置 | |
JP2002194656A (ja) | 繊維ウエブのニードルパンチ装置 | |
JPH07252093A (ja) | 低振動電動リフタ | |
US3334834A (en) | Rolling head | |
JP2004216427A (ja) | レベラにおけるワークロールのクイックオープン装置 | |
CN108649520B (zh) | 一种活动式电缆导向架 | |
JPS6337078A (ja) | 縦折り機 | |
CN208577222U (zh) | 一种退卷机 | |
CN216006303U (zh) | 一种染整机平幅出布装置 | |
JP4050491B2 (ja) | マンコンベアの手すりベルト緊張装置 | |
JP3061553B2 (ja) | 研磨装置 | |
EP0323891A2 (en) | Suspension arm | |
CN217102362U (zh) | 一种用于防火布料胶带的压花装置 | |
CN115108376B (zh) | 一种坯布压紧装置 | |
CN216613378U (zh) | 布料对中机构 | |
CN211338160U (zh) | 一种定型机 | |
CN208485339U (zh) | 一种退卷机 | |
CN212475540U (zh) | 一种定型机的出布装置 |