JPH057800Y2 - - Google Patents

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JPH057800Y2
JPH057800Y2 JP1986178179U JP17817986U JPH057800Y2 JP H057800 Y2 JPH057800 Y2 JP H057800Y2 JP 1986178179 U JP1986178179 U JP 1986178179U JP 17817986 U JP17817986 U JP 17817986U JP H057800 Y2 JPH057800 Y2 JP H057800Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、手動走査によつて原稿内容を光学
的に読取るようにした手動走査型画像読取装置に
係り、特に、原稿の読取り精度を改善するように
した手動走査型画像読取装置に関する。
[従来の技術] 従来の手動走査型画像読取装置としては例えば
実開昭57−109665号、特開昭60−83462号公報所
載のものがある。これらの基本的構成は、第5図
に示すように、手動走査時に移動可能なハウジン
グ1を有し、このハウジング1内には、原稿2内
容を光学的に読取る画像読取部3と、この画像読
取部3で読取つた画像情報を一時的に格納するメ
モリ4と、上記ハウジング1の移動距離に応じた
位置情報を検出する位置検出器5と、この位置検
出器5で検出された位置情報に基づいて画像読取
部3で読取つた画像情報をメモリ4に格納する制
御部6とを夫々固定的に格納したものである。そ
して、上記画像読取部3としては、原稿2を照明
する光源7と、この光源7で照明された原稿像を
所定部位に結像する結像レンズ8と、この結像レ
ンズ8の結像部位に配置されて原稿2の光学情報
を電気情報として読取るイメージセンサ9とから
なるものが用いられている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、このような手動走査型画像読取装置
にあつては、ハウジング1に対して上記画像読取
部3は固定的に配置されているため、仮に、書籍
や手帳の合せ部等のように原稿2面に局部的な凹
所10が存在する際には、凹所10内の原稿面2
bとイメージセンサ9との間の距離dが他の一般
的原稿面2aの場合に比べて△dだけ変化してし
まうという事態を生ずる。このとき、装置自体の
小型化を考慮すると、ハウジング1内における画
像読取部3の格納スペースを充分広く確保するこ
とが困難になるため、結像レンズ8としては焦点
深度の浅いものを使用せざるを得ず、上述したよ
うに、イメージセンサ9と原稿2面との距離が変
化してしまうと、結像レンズ8の最適結像位置と
イメージセンサ9面位置とがずれてしまい、その
分、イメージセンサ9で読取られる画像品質が焦
点ずれに伴つて損われるという虞れがある。
また、第5図に点線で示すように、原稿2面が
コツプ等の曲面状の場合には、原稿2面に対する
画像読取部3の位置関係は一義的に設定され得る
が、例えば位置検出器5の検出端であるローラ5
aが原稿2面から離れてしまい、イメージセンサ
9で読取つた画像情報をメモリ6内へ正確に格納
することができないという虞れも生ずる。
[問題点を解決するための手段] この考案は、以上の問題点に着目して為された
ものであつて、原稿面の状態に影響されることな
く、原稿情報を正確に読取ることが可能な手動走
査型画像読取装置を提供するものである。
すなわち、この考案は、原稿を照射する光源
と、この光源で照明された原稿像を所定部位に結
像する結像レンズと、この結像レンズの結像部位
に配置されて原稿の光学情報を電気情報として読
取るイメージセンサとで画像読取部を構成し、こ
れらの画像読取部をハウジング内に格納すると共
に、上記ハウジングを手動で移動させることによ
り原稿内容を走査するようにした手動走査型画像
読取装置を前提とし、上記画像読取部を同一の中
空状枠体内に固定的に設け、上記ハウジングの下
端開口部内で上記枠体を下方側へ向けて付勢支持
し、上記枠体の下部には、光源から原稿面に至る
光路として開設された開口の近傍部のみが下方側
へ向けて局部的に突出する突出部を設けると共
に、上記ハウジングの下端開口面から上記枠体の
突出部を下方側へ突出配置するようにしたもので
ある。
このような技術的手段において、上記枠体の形
状、大きさについては適宜設計変更して差支えな
いが、原稿面の凹凸状態に対する影響をより確実
に回避するには、上記枠体の下部形状については
光源から原稿面に至る光路用の開口周辺部のみを
突出端とする台形状に構成することが必要であ
る。
また、上記枠体の支持構造については、枠体を
上下動可能に支持すると共に、適宜の付勢手段で
枠体を付勢するようにしたものであれば適宜設計
変更して差支えない。また、上記枠体のハウジン
グの下端開口面からの突出度合については、最大
突出位置が位置検出器のローラ等の検出端より下
方側に設定されることが必要である。
[作用] 上述したようにな技術的手段によれば、画像読
取部が格納される枠体が、ハウジングの下端開口
内で下方に向けて付勢支持されており、しかも、
枠体の原稿読取用開口の近傍部のみに形成された
局部的な突出部がハウジングの下端開口面から下
方側へ突出配置されているので、原稿面に局部的
な凹所があつたり、原稿面が曲面状であつたとし
ても、上記枠体の下端突出部は常時原稿面に接触
した状態を保つことになり、画像読取部のイメー
ジセンサと原稿面との距離は略一定に保たれる。
また、上記枠体は上下動自在に支持されている
ため、手動走査時にはハウジングの位置情報を検
出するための位置検出器の検出端と原稿面との接
触状態は良好に保たれる。
[実施例] 以下、添附図面に示す実施例に基づいてこの考
案を詳細に説明する。
第1図及び第2図に示す実施例において、手動
走査型画像読取装置の基本的構成は、従来例と略
同様に、手動走査方向mに沿つて移動可能で且つ
手動走査方向mに直交する方向に沿つて延びるハ
ウジング1を有し、このハウジング1内には、光
源7、結像レンズ8及びイメージセンサ9からな
る画像読取部3と、この画像読取部3で読取つた
画像情報を格納するメモリ4と、手動走査時にお
けるハウジング1の移動距離に応じた位置情報を
検出する位置検出器5と、この位置検出器5から
の位置情報に基づいて上記画像読取部3で読取つ
た画像情報をメモリ4に格納する制御部6とを備
えている。
この実施例において、上記ハウジング1の下部
には、手動走査方向mに直交する方向に延びる枠
体20が格納配置されており、この枠体20は中
空状のケースからなるもので、その内部には上記
画像読取部3を構成する光源7、結像レンズ8及
びイメージセンサ9が適宜位置関係をもつて配置
されている。そして、上記ハウジング1の下壁に
は上記光源7から原稿2面へ至る光路となるスリ
ツト状の開口21が開設され、このハウジング1
の下壁部には、上記開口21の近傍部位のみを突
出平面部22とし、その両側部分を傾斜面部23
とした台形状に形成されている。尚、上記開口2
1にはガラス24が嵌挿されている。
また、上記枠体20の長手方向両端には夫々突
片25が突設されると共に、各突片25には上下
方向に延びるガイドシヤフト26が立設される一
方、上記ハウジング1の長手方向両端には内方に
向かつて延びる支持片27が突設され、この支持
片27の孔部(図示せず)に上記ガイドシヤフト
26の上部が貫通配置されると共に上記ガイドシ
ヤフト26の上端部にストツパ部28が形成され
ている。そして、上記ガイドシヤフト26にはコ
イル状の付勢スプリング30が巻装されると共
に、この付勢スプリング30の上下端が上記支持
片27及び突片25に夫々圧接したものになつて
いる。
更に、この実施例において、上記位置検出器5
は、手動走査方向mに沿つてハウジング1を移動
させるガイドローラ5aと、このガイドローラ5
aの回転を伝達するベルト、プーリからなる伝達
機構5bと、上記ガイドローラ5aの回転数に基
づいてハウジング1の位置を示す信号を出力する
エンコーダ5cとで構成されている。そして、上
記枠体20の最大突出位置Pは上記ガイドローラ
5aの下端位置より下方側にhだけ変位した位置
に設定されており、上記枠体20は上記付勢スプ
リング30の付勢力に抗して上方側へ移動し得る
ようになつている。
次に、この実施例に係る手動走査型画像読取装
置の作動について説明する。
上記装置を用いて原稿2の内容を読取る際に
は、第3図に示すように、原稿2面上にハウジン
グ1を配置した後、図示外の読取り開始スイツチ
をオン操作すると共に、読取るべき原稿2面に沿
つて上記ハウジング1を手動で移動させ、原稿2
を手動走査するようにすればよい。
このとき、上記枠体20は付勢スプリング30
によつて常時下方側に付勢されており、しかも、
上記枠体20はハウジング1の下端開口面から下
方側へ突出配置されているため、仮に、原稿2が
手帳のようなもので原稿2面に局部的な凹所10
が存在していたとしても、上記枠体20の突出端
は上記凹所10内の原稿面2bに圧接し、イメー
ジセンサ9と原稿面2bとの間の距離dは常時一
定のものとして設定される。特に、この実施例に
おいては、上記枠体20の下端部が言わば先細り
形状になつているため、原稿2面に細かい凹所1
0が多々あつたとしても、上記枠体20の突出端
は上記原稿2面の凹凸状態に追従して確実に上下
動し、枠体20と原稿2面との接触状態は確実な
ものになつている。このため、原稿2面からの光
像は結像レンズ8を介してイメージセンサ9面に
焦点ずれすることなく結像されることになり、そ
の分、イメージセンサ9で感知される画像情報の
品質は良好なものに保たれる。
また、上記原稿2面が第4図に示すような曲面
状のものである場合には、上記枠体20の突出端
は上記原稿2面に圧接配置されるため、上述した
のと同様に上記原稿2面とイメージセンサ9との
間の距離dが一定に保たれる。このとき、上記ハ
ウジング1を原稿2面側にある程度強く押し付け
ると、上記枠体20は原稿2面と接触しながら上
方へ押し上げられ、これに伴つて、上記位置検出
器5のガイドローラ5aが上記原稿2面に確実に
当接した状態に設定される。それゆえ、ハウジン
グ1の位置情報は上記位置検出器5によつて確実
に検知されることになり、位置情報の検知ミスに
よつて、画像読取部3で読取つた画像情報をメモ
リ4内の誤つた箇所に格納してしまうという事態
は有効に回避される。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案に係る手動
走査型画像読取装置によれば、画像読取部の姿勢
を原稿面の凹凸状態に確実に追従させ、原稿面と
画像読取部のイメージセンサとの相対的位置関係
を常時一定に保持するようにしたので、原稿面の
状態に影響されることなく、焦点ずれのない良好
な状態で原稿画像を読取ることができる。
また、上記画像読取部全体を上下動自在に支持
したので、原稿面の状態が如何なる状態にあると
しても、画像情報のメモリへの格納制御等に必要
なハウジングの位置情報の検出端を原稿面に常時
接触させることができ、その分、画像情報のメモ
リへの格納制御を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る手動走査型画像読取装
置の一実施例を示す断面図、第2図は実施例に係
る枠体の支持構造を示す斜視図、第3図及び第4
図は上記実施例に係る画像読取装置の作動を示す
説明図、第5図は従来における手動走査型画像読
取装置の一例を示す断面図である。 符号の説明、1……ハウジング、2……原稿、
3……画像読取部、4……メモリ、5……位置検
出器、6……制御部、7……光源、8……結像レ
ンズ、9……イメージセンサ、20……枠体、3
0……付勢スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原稿を照明する光源と、この光源で照明された
    原稿像を所定部位に結像する結像レンズと、この
    結像レンズの結像部位に配置されて原稿の光学情
    報を電気情報として読取るイメージセンサとで画
    像読取部を構成し、これらの画像読取部をハウジ
    ング内に格納すると共に、上記ハウジングを手動
    で移動させることにより原稿内容を走査するよう
    にした手動走査型画像読取装置において、上記画
    像読取部を同一の中空状枠体内に固定的に設け、
    上記ハウジングの下端開口部内で上記枠体を下方
    側へ向けて付勢支持し、上記枠体の下部には、光
    源から原稿面に至る光路として開設された開口の
    近傍部のみが下方側へ向けて局部的に突出する突
    出部を設けると共に、上記ハウジングの下端開口
    面から上記枠体の突出部を下方側へ突出配置する
    ようにしたことを特徴とする手動走査型画像読取
    装置。
JP1986178179U 1986-11-21 1986-11-21 Expired - Lifetime JPH057800Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986178179U JPH057800Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JP1986178179U JPH057800Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JPS6383862U JPS6383862U (ja) 1988-06-01
JPH057800Y2 true JPH057800Y2 (ja) 1993-02-26

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ID=31120074

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JP1986178179U Expired - Lifetime JPH057800Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248859A (ja) * 1985-08-28 1987-03-03 Toshiba Corp 画像入出力装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248859A (ja) * 1985-08-28 1987-03-03 Toshiba Corp 画像入出力装置

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JPS6383862U (ja) 1988-06-01

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