JPH0577994A - 巻取り装置 - Google Patents

巻取り装置

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Publication number
JPH0577994A
JPH0577994A JP23772091A JP23772091A JPH0577994A JP H0577994 A JPH0577994 A JP H0577994A JP 23772091 A JP23772091 A JP 23772091A JP 23772091 A JP23772091 A JP 23772091A JP H0577994 A JPH0577994 A JP H0577994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
touch roll
film
roll
winding device
Prior art date
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Pending
Application number
JP23772091A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Masuda
桝田  昇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP23772091A priority Critical patent/JPH0577994A/ja
Publication of JPH0577994A publication Critical patent/JPH0577994A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム上に磁性層あるいは磁性層およびバ
ックコート層等を設けた磁気記録媒体を巻取る装置に関
するもので、特に全厚が4〜7μmである磁気記録媒体
を、巻じわが発生することなく巻取る装置を提供する。 【構成】 タッチロール3のショアーA硬度が80度以
上85度以下であり、タッチロール3がフィルム原反4
と接触する部位におけるタッチロールへの接触平面の巻
芯側に、タッチロール3中心からの距離がフィルム幅の
100%以上500%以下となるように、巻芯直前のフ
リーロール2bを配して巻取り装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルム上に磁性層ある
いは磁性層およびバックコート層等を設けた磁気記録媒
体を巻取る巻取り装置に関し、特に全厚が4〜7μmで
ある薄い磁気記録媒体に対しても、巻じわが発生するこ
となく巻取ることができる巻取り装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来使用していたコーターやスーパーカ
レンダー装置等の巻取り装置を図面を参照して説明す
る。(図4)は、コーターやスーパーカレンダー装置の
巻取り装置の一例を示す側面図である。PET等のフィ
ルム1をフリーロール2a,2bでガイドし、フィルム
1をアーム6に軸受け(図示せず)で支持されたタッチ
ロール3で巻芯5の方向に押さえつけながら巻取ってい
る。アーム6は回動支持部8により回動可能で、タッチ
ロール3の原反4への押圧力は、エアーシリンダー7に
より行ない、アーム6に連結されたエアーシリンダー7
のエアー圧力によって任意に変更できる。通常押圧力
は、0.5〜5kg/cm2の範囲である。
【0003】(図2)は、タッチロール3の断面図で、
鉄芯11にゴム10を巻き付けてある。鉄芯11の両端
に設けたベアリング9により、タッチロール3はアーム
6に対して支持されており、かつ回転可能である。ゴム
10の硬度は、通常厚みが10〜100μmの長尺フィ
ルムを巻芯に押え付ける場合、ショアーA硬度で30度
以上60度以下である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、ビデオテープ等
の長時間録画化やマイクロカセットテープ等にみられる
ように磁気記録媒体のテープ膜厚として、4〜7μmの
ものが強く望まれてきている。しかしながら従来の巻取
り装置ではフィルムの厚みが4〜7μmの薄いものに対
しては巻じわが発生し、それが磁気記録媒体に永久ひず
みとなって残るため、製品品質上致命的な欠陥となって
いた。本発明の目的は、原反に巻じわが発生しない巻取
り装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の巻取り装置は、タッチロールのショアーA
硬度が80度以上85度以下であり、前記タッチロール
がフィルム原反と接触する部位におけるタッチロールへ
の接触平面の巻芯側に、前記タッチロール中心からの距
離がフィルム幅の100%以上500%以下となるよう
に、巻芯直前のフリーロールを配して巻取り装置を構成
する。
【0006】
【作用】本発明は、前記した構成により、原反と巻き込
まれてくるフィルムとの間に生じる空気の層を効果的に
排除でき、4〜7μm厚さのフィルムに対しても、原反
に巻じわが発生しない。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を比較例と共に示し、本発明
をさらに図面を参照して詳細に説明する。
【0008】(実施例1)(図1)は本発明のコーター
やスーパーカレンダー装置等の巻取り装置の側面図及び
(図3)は正面図である。フィルム1をフリーロール2
a,2bでガイドし、フィルム1をアーム6にベアリン
グ9で支持されたタッチロール3で巻芯5の方向に押え
付けながら巻取っている。巻芯5は、(図3)に示した
ように巻芯装着部12で装着固定され駆動モーター(図
示せず)により回転する。アーム6は回動支持部8によ
り回動可能で、タッチロールの原反への押し付け力は、
エアーシリンダー7により行なう。以上のように構成さ
れた巻取り装置13で、巻取り速度を50m/minの一定
として、フィルム1の厚みを4μm,フィルム幅100
mm、タッチロール3のゴム10の肉厚を10mm、外径を
50mm、ショアーA硬度を85度としたタッチロール3
を巻芯5に押圧した。この場合タッチロール押し付けエ
アー圧力を0.66kg/cm2とした。さらに、タッチロ
ール3とフリーロール2bとの中心距離を500mmとし
た。
【0009】(実施例2)タッチロール3のショアーA
硬度を80度としたタッチロール3を巻芯5に押圧し
た。さらに、タッチロール3とフリーロール2bとの中
心距離を250mmとした。その他の条件及び巻取り装置
の構成は(実施例1)と同様とした。
【0010】(実施例3)タッチロール3のショアーA
硬度を82度としたタッチロール3を巻芯5に押圧し
た。さらに、タッチロール3とフリーロール2bとの中
心距離を100mmとした。その他の条件及び巻取り装置
の構成は(実施例1)と同様とした。
【0011】(比較例1)フィルム1の厚みを4μm,
タッチロール3のショアーA硬度を70度としたタッチ
ロール3を巻芯5に押圧した。さらに、タッチロール3
とフリーロール2bとの中心距離を600mmとした。そ
の他の条件及び巻取り装置の構成は(実施例1)〜(実
施例3)と同様とした。
【0012】(比較例2)タッチロール3のショアーA
硬度を90度としたタッチロール3を巻芯5に押圧し
た。さらに、タッチロール3とフリーロール2bとの中
心距離を80mmとした。その他の条件及び巻取り装置の
構成は(実施例1)〜(実施例3)と同様とした。
【0013】上記各例について、原反4の巻取り状態を
観察したところ、(表1)の結果が得られた。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】 以上の実施例から明らかなように本発
明によれば、薄手フィルムを巻取る場合でも巻じわが生
じることがなく製品品質を格段に向上させることができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のコーターやスーパーカレンダ
ー装置等の巻取り装置の側面図である。
【図2】タッチロールの断面図である。
【図3】本発明の実施例のコーターやスーパーカレンダ
ー装置等の巻取り装置の正面図である。
【図4】従来使用していたコーターやスーパーカレンダ
ー装置等の巻取り装置の側面図である。
【符号の説明】
1 フィルム 2a フリーロール 2b フリーロール 3 タッチロール 4 原反 5 巻芯 6 アーム 7 エアーシリンダー 8 回動支持部 9 ベアリング 10 ゴム 11 鉄芯 12 巻芯装着部 13 巻取り装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチロールで長尺フィルムを巻芯に押
    さえつけながら巻取る巻取り装置であって、タッチロー
    ルのショアーA硬度が80度以上85度以下であり、前
    記タッチロールがフィルム原反と接触する部位における
    タッチロールへの接触平面の巻芯側に、前記タッチロー
    ル中心からの距離がフィルム幅の100%以上500%
    以下となるように、巻芯直前のフリーロールを配したこ
    とを特徴とする巻取り装置。
  2. 【請求項2】 フィルムが磁気記録媒体であることを特
    徴とする請求項1記載の巻取り装置。
JP23772091A 1991-09-18 1991-09-18 巻取り装置 Pending JPH0577994A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23772091A JPH0577994A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 巻取り装置

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JP23772091A JPH0577994A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 巻取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0577994A true JPH0577994A (ja) 1993-03-30

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ID=17019499

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23772091A Pending JPH0577994A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 巻取り装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2810903A1 (en) 2013-02-15 2014-12-10 Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. Winding apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2810903A1 (en) 2013-02-15 2014-12-10 Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. Winding apparatus
US9592985B2 (en) 2013-02-15 2017-03-14 Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. Winding apparatus

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