JPH0577182U - 互換型吊ビーム装置 - Google Patents

互換型吊ビーム装置

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JPH0577182U
JPH0577182U JP1855892U JP1855892U JPH0577182U JP H0577182 U JPH0577182 U JP H0577182U JP 1855892 U JP1855892 U JP 1855892U JP 1855892 U JP1855892 U JP 1855892U JP H0577182 U JPH0577182 U JP H0577182U
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JP
Japan
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attached
hanging
pin
crane
swivel frame
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Pending
Application number
JP1855892U
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English (en)
Inventor
国昭 迫田
富士夫 相原
利幸 田中
修 藤井
雄彦 時田
一郎 小倉
勝也 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Seitetsu Unyu KK
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Seitetsu Unyu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、製鉄所等でクレーンに付設して使
用される吊ビームに装着する各種材料用の専用吊具の付
け換えに際して、各専用吊具を共通の使用で簡便に着脱
し付け換えできる互換型吊ビーム装置を提供するもので
ある。 【構成】 クレーンの巻上索2で両端を支持するビーム
の中央下部に旋回フレーム7を取付け、上記旋回フレー
ム7の下部に一定配置でツイストロツクピン9を装備
し、複数の異なる専用吊具21の各々に上記旋回フレー
ム7のツイストロツクピン9と同配置でツイストロツク
ピン受金具20を装備して上記複数の専用吊具21を交
互に付け換え使用するごとく構成した互換型吊ビーム装
置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複数個の専用吊具を簡便に付け換え使用することが可能な互換型吊ビ ーム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
製鉄所等では、厚板、シート、形鋼、パイプ、板コイル、線材コイル等の各種 の成品の搬送、荷役に、各成品の特性に応じた専用の吊具を使用し、かつ多くの 場合これらの専用吊具をヤード内の汎用クレーンのフツクに取付けて使用してい る。一方では専用吊具が使えない成品も多く、これらはクレーンのフツクに直接 吊り下げて搬送している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来使用されている各材料毎の専用吊具には、クレーンのフツクで一点吊りす るもの、二点吊りするもの、2点吊りの吊り点間隔が大きいもの、小さいものと 色々あり、これらを汎用クレーンのフツクに付け換えるときには、2つのフツク の間隔調整、レベル調整などの面倒な作業が避けられず、また吊具をフツクへ取 付け、取外しするにも人手を必要とするなどの問題点がある。
【0004】 本考案は、上述した専用吊具の付け換えにおいて、各専用吊具を共通の仕様で 簡便に着脱し付け換えできる互換型吊ビーム装置を提供することを目的とするも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
両端をクレーンの巻上索で支持するビームの中央下部に旋回フレームを取付け 、その旋回フレーム下部に、一定配置でツイストロツクピンを装備、複数の異な る専用吊具の各々に、上記旋回フレームのツイストロツクピンと同配置でツイス トロツクピン受金具を装備することにより、複数の専用吊具の付け換え使用を可 能にする。
【0006】 また、上記ビーム及びまたは旋回フレームに、吊フツクを設けて、汎用にも使 用できるようにする。
【0007】
【作用】
本考案の互換型吊ビーム装置をクレーンの巻上索に支持し、巻上索の繰出し巻 込みにより昇降させる。旋回フレームは、クレーン上からの給電、制御により旋 回駆動し、旋回フレームに取付けたツイストロツクピンも同様にクレーン上から 駆動制御し、任意の専用吊具上の受金具と遠隔的操作で位置合せ結合して、成品 の吊上げ搬送に用いる。専用吊具が用意されない成品を吊上げ搬送するときは、 専用吊具を所定の受品上に置いて、ツイストロツクピン操作で自動切離しを行な い、互換型吊ビーム上の吊フツクで直接成品の吊上げ、搬送を行なう。搬送中に 成品の向きを変えるときには、旋回フレームを正送何れかの方向へ旋回させて任 意の向きへ旋回させる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例について図を参照し説明する。 図1乃至図4に本考案の第1実施例を示す。図において、1は図示されないク レーンの巻上索2により吊下げられるフツクブロツク3を両端に具えたビーム、 4はビーム1上に設けたケーブルバスケツト、5、6はクレーン上からケーブル バスケツト4内へ延びる動力及び制御用のケーブルで、一方が図の吊ビーム用、 他方が図の吊ビームに連結される後述の専用吊具操作用のものである。7はビー ム1の中央下部にスラストベアリング8を介し上端部を旋回可能に支持した橋形 の旋回フレーム、9は旋回フレーム7の脚部下端4隅に装備したツイストロツク ピン、10は旋回フレーム7の上部に固着されたリングギヤ、11はビーム1上 に固着された旋回フレーム7の旋回用モータ、12はリングギヤ10に噛合う旋 回用モータ11の駆動ピニオン、13はツイストロツクピン9で旋回フレーム7 と連結する後述の専用吊具と接続する動力及び制御系のオートカプラである。
【0009】 図3、図4は旋回フレーム7に内蔵したツイストロツクピン9の駆動系を示し ており、14はツイストロツクピン9の軸受、15はスラストベアリング、16 はロツクピン9の頂端に固定したレバー、17はフレーム脚部内の2つのツイス トロツクピン9頂端のレバー16,16間に連結したロツド、18はフレーム7 内のブラケツト19に旋回可能に軸支され先端を一方のツイストロツクピン9の 頂部レバー16に連結した油圧シリンダである。また図3において、20は、専 用吊具21上に上記ツイストロツクピン9と同じ配置で、装備したツイストロツ クピン受金具であり、図4において、油圧シリンダ18の伸縮駆動により矢印2 2のように、レバー16を介しツイストロツクピン9,9が90°旋回し、受金 具20に対し結合、非結合の状態に一斉操作される。
【0010】 上述した構成において、ビーム1両端はフツクブロツク3に備えたアイプレー ト形のフツクにより吊支えたものを示したが、鈎形のフツクとしても良い。 次に図5乃至図8は、上記旋回フレーム7と、ツイストロツクピン9構成を介 し、脱着連結されるように構成した4種類の代表的な専用吊具21を示す。 図5は、C字状のフオーク23部に線材コイル24を複数個支持する線材コイ ル用吊具で、フオーク23頂部に一体のビーム25部にツイストロツクピン用の 受金20と旋回フレーム7上のオートカプラ13に接続する専用吊具21側のカ プラ26を設けている。この吊具21では、図示しないが、フオーク23の伸縮 やコイル24の外れ止め等の作動部があれば、カプラ13、26経由で、制御駆 動を行なう。図6は水平開閉型の専用吊具21で、ビーム25下部に平行リンク 27を介し一対の抱えアーム28を支持し、モータあるいはモータシリンダ29 の駆動でアーム28,28を平行にかつ水平に開閉させる。図は一組の開閉アー ム28,28で帯板コイル30運搬用の吊具とした場合を示す。同様な開閉アー ム28,28を紙面と直角方向に2組、ビーム25に設けるとシート材、板材、 厚板用の専用吊具が構成できる。図7は、鋼管専用吊具の構成例で、受金20及 びカプラ26を取付けたビーム25の両端に一定長さの吊ワイヤ31の一端を接 続するとともに、このワイヤ31の他端を伸縮ビーム32の両端と連結し、この 連結点にハツカ33を軸着したものを示す。34はトルクモータ駆動のドラムを 経て伸縮ビーム32の上下動に従動する動力、制御用ケーブルである。伸縮ビー ム32を鋼管35の長さに合わせて伸し、ハツカ33を鋼管35の端に嵌め合わ せて伸縮ビーム32長さを調節し、クレーンの巻上索2の巻込みと共に吊りワイ ヤ31,31で伸縮ビーム32と鋼管35を一緒に吊上げる。
【0011】 図8は、受金20とカプラ26を取付けたビーム25下に天秤式に長いビーム 36を支持し、ビーム36両端にビーム36に対し上下動可能に旋回するフオー ク37機構を備えたもので型材、スラブ機等の長尺物のための専用吊具である。 このような各専用吊具21のツイストロツクピン受金20の外側の角には図示し ないが旋回フレーム7の脚部隅角部と接して受金20部へツイストロツクピン9 部を位置合わせ誘導するフリツパガイドが設けられる。
【0012】 このような専用吊具21が特定の置場に保管されていて、図1の構成の装置を 吊ったクレーンが専用吊具21置場へ移動して来たとき、クレーン上からの遠隔 制御で、何れの専用吊具に対しても同一の操作で、吊ビーム側のツイストロツク ピン9を吊具21側の受金20上に容易にかつ敏速に整合して結合させることが でき、また、吊具21の付換えができるようになる。
【0013】 次に図9は本考案の第2の実施例であり、図1で示した吊ビーム装置において 、ビーム1両端に一対の吊りフツク40,40及び旋回フレーム7の中央ふとこ ろ部に1つの吊フツク41を追加して設けたものを示す。吊フツク40、41は 何れか一方だけ設けられても良い。 この図9の構成による場合には、この吊ビーム装置から図5乃至図8のような 専用吊具21を外したとき、吊ビーム装置上の吊フツク40,40又は41を使 用して専用吊具21が適合しない他の成品の吊上げを行なうことができ、またこ のとき吊フツク41を使用して成品を吊り上げたときには旋回フレーム7の旋回 操作で荷の向きを自由に変更できる利点がある。またそれによって図9の吊ビー ム装置をクレーンへ付け外しする必要なしに常設使用できる利点がある。
【0014】
【考案の効果】
本考案による互換型吊ビーム装置は、クレーンの巻上索で両端を支持するビー ムの中央下部に旋回フレームを取付け、上記旋回フレーム下部に一定配置でツイ ストロツクピンを装備ひ、複数の異なる専用吊具の各々に上記旋回フレームのツ イストロツクピンと同配置でツイストロツクピン受金具を装備して上記複数の専 用吊具を付け換え使用するごとく構成したことにより、次の効果を有する。
【0015】 吊ビーム装置と専用吊具とに整合するツイストロツクピン及び受金具を設けて 着脱するようにしたから、多種類の専用吊具を同じ要領で易しく、迅速に付け外 しあるいは付け換えできる。 吊ビーム装置の旋回フレーム上にツイストロツクピンを装備したから、これに 取付ける専用吊具と荷をすべて荷卸し場の条件に合わせて自由に荷の向きを変更 して着床させることができ、効率の良い成品の搬送が可能になる。
【0016】 吊ビーム装置の吊ビーム部、旋回フレーム部に吊フツクを設けることにより、 専用吊具に適合しない成品を搬送する際、吊ビーム装置から専用吊具を外してす ぐそのまま吊フツクによる荷役搬送を行なえるようになり吊ビーム装置をクレー ンに付け外しせず常設のままで吊フツク荷役ができる。また旋回フレーム上の吊 フツクで吊フツク荷役する際にも、自由に荷の向きを変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。
【図4】図3のB−B矢視断面図である。
【図5】線材コイル用吊具の正面図である。
【図6】帯板コイル用吊具の正面図である。
【図7】鋼管用吊具の正面図である。
【図8】型材用吊具の正面図である。
【図9】本考案の第2実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 ビーム 3 フツクブロツク 7 旋回フレーム 9 ツイストロツクピン 10 リングギヤ 12 駆動ピニオン 13 オートカプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 相原 富士夫 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)考案者 田中 利幸 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製作所内 (72)考案者 藤井 修 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製作所内 (72)考案者 時田 雄彦 千葉県君津市君津1番地 製鐵運輸株式会 社内 (72)考案者 小倉 一郎 千葉県君津市君津1番地 製鐵運輸株式会 社内 (72)考案者 田口 勝也 千葉県君津市君津1番地 製鐵運輸株式会 社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンの巻上索で両端を支持するビー
    ムの中央下部に旋回フレームを取付け、上記旋回フレー
    ム下部に一定配置でツイストロツクピンを装備し、複数
    の異なる専用吊具の各々に上記旋回フレームのツイスト
    ロツクピンと同配置でツイストロツクピン受金具を装備
    して上記複数の専用吊具を付け換え使用するごとく構成
    したことを特徴とする互換型吊ビーム装置。
JP1855892U 1992-03-31 1992-03-31 互換型吊ビーム装置 Pending JPH0577182U (ja)

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970311