JPH057671A - 迫り開口部の落下防止装置 - Google Patents

迫り開口部の落下防止装置

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Publication number
JPH057671A
JPH057671A JP16467391A JP16467391A JPH057671A JP H057671 A JPH057671 A JP H057671A JP 16467391 A JP16467391 A JP 16467391A JP 16467391 A JP16467391 A JP 16467391A JP H057671 A JPH057671 A JP H057671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
floor
stage
approach
person
Prior art date
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Pending
Application number
JP16467391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoji Uchimura
恭司 内村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16467391A priority Critical patent/JPH057671A/ja
Publication of JPH057671A publication Critical patent/JPH057671A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は表示灯などの視覚(光)に依らず、
床の傾斜や突起物等の触覚に依って舞台上の人間に迫り
装置の開口位置を知らせて落下を防止する。 【構成】 迫り装置1が下降したとき、迫り上下検出機
構3によってこれを検出するとともに、この検出結果に
基づいて傾斜床機構が動作して前記迫り装置5の開口部
5の周辺に配置された各傾斜床13を突出させ、舞台4
上にいる人間に開口部5の位置を認識させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は劇場の舞台機構装置に係
わり、特に舞台床面の迫り開口部を舞台上の人間に認知
させ、開口部への落下を防止する迫り開口部の落下防止
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、迫り装置の開口部を舞台上の人間
に認知させる落下防止装置として、迫り装置の周辺にあ
る床面に表示灯を埋め込み、これを点滅させる装置が広
く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の落下防止装置においては、舞台を暗くし、真っ
暗な中で舞台転換を行ない、観客に驚きを与える演出で
あっても、舞台上の人間にのみならず、観客からも迫り
装置の開口位置が分かってしまい演出上、好ましくない
という問題があった。
【0004】事実、表示灯は安全対策設備であるにもか
かわらず、演出上の理由から使用されないことが多い。
【0005】本発明は上記の事情に鑑み、表示灯などの
視覚(光)に依らず、床の傾斜や突起物等の触覚に依っ
て舞台上の人間に迫り装置の開口位置を知らせて落下を
防止することができる迫り開口部の落下防止装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による迫り開口部の落下防止装置は、舞台床
面より下方に上下する迫り装置に設けられる迫り開口部
の落下防止装置において、前記迫り装置が上下したと
き、これを検出する迫り上下検出機構と、前記開口部の
周辺に配置され、前記迫り上下検出機構の検出結果に基
づいて前記開口部の周辺部分を突出させる突出機構とを
備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記の構成において、前記迫り装置が下降した
とき、迫り上下検出機構によってこれが検出されるとと
もに、この検出結果に基づいて突出機構が動作して前記
開口部の周辺部分を突出させ、舞台上にいる人間に開口
部の位置を認識させる。
【0008】
【実施例】図1は本発明による迫り開口部の落下防止装
置の一実施例を示す断面図である。
【0009】この図に示す迫り開口部の落下防止装置は
迫り装置1の周辺に設置される傾斜床機構2と、前記迫
り装置1に取り付けられる迫り上下検出機構3とによっ
て構成されており、迫り上下検出機構3によって迫り装
置1の上下移動を検出するとともに、この検出結果に基
づいて前記迫り装置1が下降したとき、傾斜床機構2を
動作させて迫り装置1の周辺にある傾斜床13を傾斜さ
せ、舞台4上にいる人間に前記迫り装置1が下降して迫
り装置1の開口部5が開いていることを知らせ、また前
記迫り装置1が上昇したとき、前記傾斜床13をフラッ
トにして前記迫り装置1の上面と、舞台4の床6と、前
記傾斜床13とを面一にする。
【0010】迫り上下検出機構3は前記迫り装置1とと
もに動く支柱7に取り付けられるドグ8と、開口部5を
構成する固定機構9に取り付けられ、前記迫り装置1が
上下して前記ドグ8が当接したとき、これを検出する検
出器10とを備えており、前記迫り装置1が上下したと
き、これを検出して前記傾斜床機構2に知らせる。
【0011】傾斜床機構2は前記迫り装置1の開口部周
辺の固定機構9上に配置される固定板12と、図2に示
す如く迫り装置1の開口部5を囲むように前記固定板1
2上に配置される複数の傾斜床13と、これら各傾斜床
13の一端側下面と前記固定板12の一端上面とに取り
付けられ、前記固定板12に対して前記各傾倒床13を
傾倒自在に支持する複数の固定側クレブス14と、前記
固定板12と前記各傾斜床13との間に配置される複数
の伸縮リンク15と、これら各伸縮リンク15の一端と
前記固定板12の上面他端とに取り付けられる複数の可
動側クレブス16と、前記各伸縮リンク15の他端と前
記各傾倒床13の他端側下面とに取り付けられる複数の
可動側クレブス17とを備えている。
【0012】そして、図3に示す如く前記迫り装置1が
下降し初め、ドグ8によって検出器10の接触子11が
押されたとき、傾斜床機構2の各伸縮リンク15が伸び
て各固定側クレブス14を支点として各傾斜床13を傾
斜し、図4に示す如く迫り装置1が下降している間、前
記各傾斜床13を傾斜させた状態にする。
【0013】これによって、舞台4上にいる人間が各傾
斜床13のいずれかを踏んだとき、これが舞台4の床6
より高くなっていることを知って開口部5が開らいてい
ることを認識する。
【0014】また、迫り装置1が上昇し、ドグ8によっ
て検出器10の接触子11が押されたとき、傾斜床機構
2の各伸縮リンク15が縮んで各固定側クレブス14を
支点として各傾斜床13を水平状態にし、前記迫り装置
1の上面と、舞台4の床6と、前記各傾斜床13とを面
一にする。
【0015】このようにこの実施例においては、迫り装
置1を下降させて開口部5を開らいているとき、前記開
口部5の周辺に配置した各傾斜床13を傾斜させて舞台
4の床6よりも高くし、舞台4上にいる人間がこれを踏
んだとき、これらの各傾斜床13が高くなっていること
を認識して開口部5が開いていることを認識できるよう
にしたので、表示灯などの視覚(光)に依らずに、舞台
4上の人間に迫り装置1の開口位置を知らせて落下を防
止することができる。
【0016】また、上述した実施例においては、迫り上
下検出機構3の検出結果のみによって傾斜床機構2を動
作させるようにしているが、操作スイッチを設け、この
操作スイッチによって前記迫り上下検出機構3の検出結
果を有効にしたり、無効にしたりするようにして、迫り
装置1の上下に関係なく、各傾斜床13をフラットな状
態に保つようにしても良い。
【0017】このようにすることにより、明るいところ
で、舞台転換を行なうとき、迫り装置1の上下に関係な
く、各傾斜床13をフラットな状態に保って傾斜床13
を観客の目に触れないようにすることができる。
【0018】また、上述した実施例においては、迫り装
置1の開口部周辺に複数の傾斜床13を配置してこれを
傾斜させることにより、開口部5が開口していることを
舞台4上の人間に認識させるようにしているが、傾斜床
13に代えて出没自在な突起物等を設け、これを突出さ
せることにより開口部5が開口していることを舞台4上
の人間に認識させるようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示灯などの視覚(光)に依らず、床の傾斜や突起物等の
触覚に依って舞台上の人間に迫り装置の開口位置を知ら
せて落下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による迫り開口部の落下防止装置の一実
施例を示す断面図である。
【図2】図1に示す開口部部分の平面図である。
【図3】図1に示す迫り開口部の落下防止装置の動作例
を示す断面図である。
【図4】図1に示す迫り開口部の落下防止装置の動作例
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 迫り装置 2 傾斜床機構 3 迫り上下検出機構 4 舞台 5 開口部 6 床 13 傾斜床

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 舞台床面より下方に上下する迫り装置に
    設けられる迫り開口部の落下防止装置において、 前記迫り装置が上下したとき、これを検出する迫り上下
    検出機構と、 前記開口部の周辺に配置され、前記迫り上下検出機構の
    検出結果に基づいて前記開口部の周辺部分を突出させる
    突出機構と、 を備えたことを特徴とする迫り開口部の落下防止装置。
JP16467391A 1991-07-04 1991-07-04 迫り開口部の落下防止装置 Pending JPH057671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16467391A JPH057671A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 迫り開口部の落下防止装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16467391A JPH057671A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 迫り開口部の落下防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH057671A true JPH057671A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15797665

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16467391A Pending JPH057671A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 迫り開口部の落下防止装置

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JP (1) JPH057671A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161290A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Okawa Kogyo Kk 舞台演出支援装置
JP2014160364A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Toshiba Lighting & Technology Corp 落下防止警報装置、スタジオ用警報装置およびスタジオ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161290A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Okawa Kogyo Kk 舞台演出支援装置
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